ヤクルト(★7対8☆)DeNA =リーグ戦15回戦(2024.07.19)・明治神宮野球場=
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DeNA
04000301081702
ヤクルト
00131010171612
勝利投手:京山 将弥(2勝1敗0S)
(セーブ:森原 康平(2勝4敗19S))
敗戦投手:金久保 優斗(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】オースティン(13号・2回表2ラン),オースティン(14号・6回表2ラン)
【ヤクルト】村上 宗隆(16号・5回裏ソロ),オスナ(11号・7回裏ソロ)

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◆DeNAが乱打戦を制した。DeNAは2回表、梶原の適時打とオースティンの2ランで4点を先制する。その後逆転を許すも、6回に再び梶原の適時打とオースティンの2ランが飛び出し、試合をひっくり返した。投げては、3番手・京山が今季2勝目。敗れたヤクルトは、投手陣が精彩を欠いた。

◆DeNA先発のアンドレ・ジャクソン投手(28)が、体調不良で緊急降板した。3点リードの4回、連続四球から山田の適時二塁打で1点を失って、1死後に代打西川を迎えた場面で、投球前に自らマウンドの後方に降りてしゃがみこんだ。内野陣が緊急事態をベンチに知らせ、大原投手チーフ投手コーチ、トレーナーがマウンドに駆け寄った後、森敬が水を持って、ベンチからダッシュで駆けつけた。ジャクソンはベンチに引き揚げ、治療を受けたが、2番手に佐々木が送られた。

◆株式会社オープンハウスとヤクルトとのコラボ「応燕プロジェクト」が神宮球場で行われ、企画に応募した吉次楽さん(7)と中川友梨香さん(27)の2人が夢をかなえた。ヤクルト-DeNA戦前に吉次さんは始球式に臨み、中川さんは球団公式ダンスパフォーマンスチーム「Passion(パッション)」と共に「We Are The Swallows」を踊った。大歓声を浴びながら、2人とも全力でやり遂げた。吉次さんは、好きな村上宗隆の背番号「55」が入ったユニホームで登場。捕手役を務めた中村悠平のミット目がけて渾身(こんしん)の力で投げ、山なりのボールは5バウンドして収まった。跳びはねて喜びを表現し、報道陣の取材に村上のサインボールももらったことを明かし「うれしいな」と笑顔いっぱい大役を務め上げた喜びを語った。難病指定「歌舞伎症候群(発達の遅れ、筋骨格系の異常、成長障害など)」を抱え支援学級に通う吉次さんにとって、一番の楽しみは地元チームのヤクルトを応援することだ。「腕を見ただけでどの選手か分かる」と選手たちの頑張りも励みにしてきた。そんな姿を見守ってきた父の聖志(きよし)さんは「難病を抱えているこの子が人生を萎縮せずチャレンジしていくことができたら」と願ってプロジェクトに応募。晴れ舞台で始球式を全うし「この成功体験が大きな糧になったと思います」と目を細めた。また、球団公式ダンスチームとともに踊った中川さんは「これからもダンスをニコニコ続ける良い思い出になった」と振り返った。母校の県立浦安高校ダンス部時代の仲間5人も集結し、前日には3時間のみっちり練習で仕上げた。アグレッシブで難解な振り付けも笑顔でやり遂げ「みんなで夢をかなえることができたので、うれしさが倍になった」と額の汗を輝かせた。今後の目標は球団のチアリーダー。オーディションを受けるなどしながら、機会を探っていく。

◆ヤクルト吉村貢司郎投手(26)の前半戦最後の登板は、ほろ苦いものとなった。「しっかりと前半戦最後、勝ち切れるように頑張りたい」と話していたが、思いとは裏腹に4回8安打4失点で降板した。その後に味方が一時同点に追いついて負けが消えたが、2日のDeNA戦(横浜)と並んで自己最短KOとなった。「先発ならしっかりと長いイニングを投げる」と自ら掲げた目標を達成できなかった。痛恨だったのは2回の連打。打者8人の猛攻で5安打、一挙4失点。0-2の2死一塁では、オースティンに左中間席に運ばれる2ランを浴びて天を仰いだ。「先制された後の1発の本塁打は、防がないといけなかった。あそこを最少失点で帰ってくれば、もう少し長いイニングを投げることができたので、しっかり反省して次、調整したいと思います」とコメントした。

◆DeNA柴田竜拓内野手(30)が、執念で貴重な適時打を放った。1点リードの8回2死一、二塁、ヤクルト石山から右前にはじき返し、リードを2点に広げた。「打ったのはスライダーです。みんながつないで作ってくれたチャンスだったので気持ちで打ちました。貴重な追加点を奪うことができてよかったです」宮崎に代わって、6回の守備から三塁で途中出場し、貴重な適時打を放った柴田に向け、キャプテンの牧らベンチのナインも大盛り上がりだった。9回に1点差に追い上げられ、結果的にも大きな1点になった。

◆DeNAオースティンが、自身3年ぶりの1試合2本塁打でチームを勝利に導いた。6回、同点に追いつき、なおも1死一塁から決勝の14号2ラン。「チームが勝てて、その中で自分が少しでも貢献できたと思うと非常にうれしいです」。2回には13号2ランを放ち、21年9月12日の阪神戦以来となる1試合2発をマークし、計4本の"花火"が上がった"ルーズベルトゲーム"を制した。自身初のオールスター出場を自らのアーチで祝福した。左肋骨(ろっこつ)の疲労骨折で出場を辞退した同僚の筒香に代わって、補充選手で選出。「彼自身も非常に残念に思ってると思います」とおもんぱかりながら、その思いも胸にプレーする。首位広島とのゲーム差は0・5。最近10試合で6発と量産態勢に入ったオースティンが打線をけん引し、残り2試合で前半戦首位ターンを目指す。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、6月29日の阪神戦(神宮)以来となる14試合ぶりのアーチをかけた。4-4の5回。DeNA2番手の佐々木が投じた高め直球を引っ張り右中間席へ運び「3ボールだったので、思い切って絞って打ちました」と振り返った。リーグ本塁打王の巨人岡本和と並ぶ16号ソロで一時勝ち越したが投手陣が逆転を許し、DeNAとの乱打戦に競り負けた。

◆ヤクルト高津臣吾監督(55)が、17被安打8失点の投手陣に奮起を促した。「ピッチャー頑張れですね。これだけ打たれちゃうと、なかなか主導権を握れない。(DeNAは)良い打線ですけど、もう少し研究が必要かなと思います」と話した。先発吉村貢司郎投手(26)が崩れたところから始まった。「立ち上がりの10球はもうすごい球を投げていた」と指揮官も目を見張る内容だったが、一転して2回には打者8人の猛攻で5安打、一挙4点を献上した。この誤算が試合を大きく動かし「先発が長く投げないと、こんなゲームになっちゃう」と苦言を呈した。

◆DeNAが、オースティンの3年ぶりの1試合2発で両チーム33安打の乱打戦を制し、ヤクルトに競り勝った。首位広島とは0・5差で、2位巨人、広島の結果次第では今日20日にも首位に浮上する。チーム一丸で勝利する中、異様な暑さの影響で試合中に体調不良を訴える選手が多く見られた。先発したアンドレ・ジャクソン投手(28)は4回途中に体調不良で緊急降板。三浦監督によれば、熱中症のような症状だったとみられる。その後も、宮崎敏郎内野手(35)は6回の守備から交代、山本祐大捕手(25)は8回の守備の前にベンチで治療を受ける姿もみられた。三浦監督は「(ジャクソンは)熱中症みたいな症状。まだ詳しくは試合中でもあったんで、この暑さで...」と説明。宮崎については「ちょっと敏郎も表情を見たら、しんどそうだった。だいぶ蒸してたんで、ベンチにいても」と話した。山本のイニング間の治療については「祐大もちょっと1回、熱もね、暑さもあったんで、しっかり冷やしてから。この暑い中、よくやってくれたと思います」とねぎらった。チーム関係者によれば、前夜の神宮は気温の高さとともに、蒸すような暑さだったとみられ、小まめな水分補給、体などの冷却に取り組んだが、想像を超える暑さだったようだ。

◆オープンハウスグループによる「応燕ハウスナイター presented byオープンハウス」として開催された。ファンからのデザイン募集で製作され、夜空に咲く花火とつば九郎の背中が特徴的な「応燕うちわ」を2万枚配布。高津監督や選手、つば九郎が「応援」について語った丸ごとスワローズ特別号も2万枚配布された。さらに、オープンハウスグループパートナーアスリートの村上宗隆内野手(24)がプリントされた特別仕様のカードを先着1万人に配布。ファンからの応援メッセージが掲載されたのぼりが立ち、神宮球場7入口付近では、チームや選手へのメッセージを書き、つば九郎のパネルと写真撮影ができるコーナーも設置された。「応燕ハウスナイター」は、オープンハウスグループが「挑戦する人を〝応援〟する」という企業姿勢を体現した「O―EN HOUSE PROJECT」の一環として実施。ファンからのメッセージを集めた応燕幕が右翼席にホームラン賞エリアとして掲出された。

◆DeNAのD5位・石田裕(中大)が無傷の4勝目を目指し、20日のヤクルト戦に先発する。雨天中止となった16日の広島戦に先発予定だった右腕はキャッチボールなどで調整し「そこまで気にしていない。リフレッシュできた」と淡々と語った。東都大学リーグでプレーした神宮でプロとして初登板。「大学の最後の試合で完封し、いい思い出がある」と出番を待ち望んだ。

◆20日のDeNA戦に先発するヤクルト・サイスニードは、キャッチボールなどで最終調整。2回7失点でノックアウトされた7月7日の巨人戦以来、中12日空けての1軍登板に「体を休めることができ、あとはいつも通りのことを淡々とやってきた。初球を意識して、ベイスターズはいい打線なので、一球、一人を大事に投げたい」と意気込んだ。

◆DeNAのアンドレ・ジャクソン投手(28)が先発し、四回途中で緊急降板した。4-1で迎えた四回は先頭のオスナから2者連続で四球を与え、山田に右翼線への適時二塁打を許した。続く丸山和を空振り三振に斬った後、突如マウンドにしゃがみ込んだ。体調に異変があったとみられ、自力でベンチに下がったが、そのまま降板を告げられた。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が「4番・三塁」で出場。同点の五回に右翼席へ、勝ち越しの16号ソロを放った。6月29日の阪神戦以来、自身14試合ぶりの一発を「3ボールだったので、思い切って絞って打ちました」と振り返った。0―4から追いつき、五回1死無走者で迎えた第3打席。DeNA2番手の佐々木に対し、3ボールから高めの直球を完璧に捉えた。前の打席でも3ボールからスイングをかけ左飛に倒れたが、燕の主砲が今度はしっかりと一振りで仕留めた。

◆ヤクルトのホセ・オスナ内野手(31)が「5番・一塁」で出場。七回に左中間へ11号ソロを放った。6月30日の阪神戦以来、自身13試合ぶりの一発を「追い込まれていたが、甘く浮いてきた球をしっかり捉えることができた」と振り返った。5―7の七回1死無走者で迎えた第4打席。DeNA4番手の中川虎に対し、カウント1―2と追い込まれてからの4球目、浮いた変化球を逃さずに捉えた。この日3安打目。4月18日以来、3カ月ぶりの猛打賞をマークした。

◆両チーム計33安打の打撃戦をDeNAが制した。4―5の六回に梶原の同点打に続き、オースティンのこの試合2本目の2点本塁打で勝ち越した。好救援の京山が2勝目。ヤクルトは五回に村上の一発でリードを奪っても投手陣が崩れた。

◆6回DeNA1死一塁、オースティンが右越えにこの試合2本目となる2ランを放つ=神宮

◆DeNA・宮崎敏郎内野手(35)が体調不良のため途中交代した。六回の第4打席後に退き、三浦監督が試合後に「ちょっと表情を見ていたらしんどそうだった。早めに(交代した)。だいぶ蒸していたので、ベンチにいても」と明かした。先発し四回途中で緊急降板したアンドレ・ジャクソン投手(28)については「熱中症みたいな症状。まだ詳しくは、試合中でもあったので」と説明した。八回の守備前には、山本祐大捕手(25)が治療中と場内アナウンスもあり「祐大もちょっと一回、暑さがあったので、ちょっとしっかりと冷やしてから。湿度も高かったですし。全員がしんどい中でよく頑張ってくれた」と語った。

◆本塁打を放つヤクルト・村上宗隆(撮影・長尾みなみ)

◆ヤクルトは両軍計33安打の乱打戦を制することができず、連勝が2で止まった。先発の吉村貢司郎投手(26)は、今季最短タイの4回8安打4失点で降板。序盤から追う展開となり、チームに流れを呼べなかった。打線は4-4の五回に村上宗隆内野手(24)が右中間席へ、6月29日の阪神戦(神宮)以来14試合ぶりの16号ソロ。リーグトップの岡本和(巨人)に並んだが、勝利にはつながらなかった。高津臣吾監督(55)の主なコメントは以下の通り。ーー九回は1点差まで詰め寄った。最後まで相手を追い詰めた試合だった「よく頑張ったね。厳しい展開を、1イニングだけ追い越したわけだから、よくつないで、ゲームにしたね」ーー先発の吉村は4回8安打4失点で今季最短タイの降板「立ち上がりの10球は、もうすごい球を投げていたけどね。続かなかったね。特定のバッターに、特定のボールを打たれたかな」ーー逆球も多かったと思うが「横からなんで、逆球かどうかちょっとよくわからないですけども。 真っすぐのキレ自体はそんなに悪くは思わなかったです。もうそれこそ立ち上がりとかも抜群にいいなと思ったんですけども、 あんまり苦になるボールがなかったのかなと。バッターからするとね。空振りが全てじゃないですけど、空振り取るボールもファウルにする球も大体前に飛んでしまうので、それほど苦になるボールはなかったのかなと思いますね」ーー村上に6月29日の阪神戦(神宮)以来14試合ぶりの本塁打が出た「ホームランか出たことは少しすっきりしたのかなとは思いますけど、他の打席の内容がイマイチだったので、まだまだなんだろうなと思って見ていましたけどね」ーー今月2度目の2桁安打(16安打)と打線は復調気配「今いるメンバーは本当よく頑張っているなと思いますね。開幕の時にいたメンバーは半分ぐらいしかいないんですけども、 本当につなぐ意識と自分の特徴をしっかり出せている打席が多いのかなと思いますけども。よくつないでくれていますね」ーー結果論だが、リリーフ陣は回またぎをしたイニングに打たれている「どうですかね。そうですね。なんとも言えないですね。それは仕事なので。なかなか2イニングをピシャッとゼロで抑えてこいっていうのは難しいことですけれども。そこをクリアしていかないと、次のレベル、ステップに向かっていけないと思うんで、なんとか粘ってほしいなと思いますけど」 ーー金久保と石山に2イニングを任せたのは、早い回に先発の吉村が降りたからか 「まあ、もちろんありますね。後ろにどんどん、いろいろ溜まってくる。先発が長く投げないとやっぱりこんなゲームになっちゃいます」ーーオールスターまで、前半戦は残り2試合「ピッチャー頑張れですね。もう、これだけ打たれちゃうと、なかなか主導権を握れないというか、ゲームのリードした展開というのは本当に1イニングしかなかったので。立ち上がりとのところ。いい打線ですけど、相手をもう少し研究して、同じバッターに同じような感じで打たれているので、もう少し研究が必要かなと思います」

◆DeNAは19日、ヤクルト15回戦(神宮)に8-7で打ち勝ち、首位に立った広島に0・5ゲーム差に迫った。2番に座るタイラー・オースティン内野手(32)が3年ぶりとなる1試合2本塁打で4打点を記録し、今季最多タイの17安打を放った打線を引っ張った。来日5年目の助っ人が、酷暑に見舞われた3時間54分の消耗戦で勝利の立役者となった。顔いっぱいに浮かんだ玉の汗が、ナイター照明を浴びて光った。左へ、右へ。力みなぎるスイングで3年ぶりの1試合2本塁打。2発目となる14号2ランをたたき込むと、オースティンは太い右腕を掲げて存在感を誇示した。「最終的にチームが勝ち、自分が少しでも貢献できたと思うと非常にうれしい」二回に2点を先制してなお2死一塁で内寄りの直球を捉え、バットの芯を外しながら左中間席へ13号2ランを放った。さらに、4-5で迎えた六回に同点に追いついてなお1死一塁。今度は外角高めに浮いた直球を右翼席へ運び、両軍合わせて33安打が飛び交った乱打戦の主役となった。最高気温34・5度を観測した東京都心。日が沈んでも暑さは厳しく、先発登板したジャクソンは熱中症のような症状を訴えて四回途中で緊急降板し、この回3失点で同点に追いつかれた。オースティンも「めちゃくちゃ暑かった」とこぼしたが、ピンチになると一塁守備で声を張り上げるなど闘志は健在だった。

◆主砲の一発も勝利につながらなかった。セ・リーグ最下位のヤクルトは両軍計33安打の乱打戦を制すことができず、連勝が2でストップ。高津臣吾監督(55)は粘ったナインをねぎらった。「よく頑張った。厳しい展開を1イニングだけ追い越したわけだから。今いるメンバーは本当によく頑張っている。つなぐ意識と自分の特徴を出せている打席が多い」4―4とした後の五回だ。村上が3ボールからの直球を右中間席へ運び、14試合ぶりでリーグトップに並ぶ16号ソロ。「ちょっとドライブしていたけど、入ってよかった」と振り返ったが、惜敗に「この1点で負けているので、何とか次は相手よりも1点多く取れるように頑張りたい」と悔しさをにじませた。首位広島とは9・5ゲーム差で、借金は再び13となった。前半戦残り2試合。村上は「とにかく明日また新しい一日なので、集中して戦えれば」と表情を引き締めた。(赤尾裕希)

◆ベイスターズ打線には切れ目がない。改めて怖いオーダーだと思う。ポイントに挙げたいのは、ルーキー度会。ファームから戻り、打撃にしつこさが生まれている。8番に入り、3安打1四球で2得点。上位打線へつなぐ役割を果たした。思い浮かぶのは、日本一になった昨年の阪神。8番・木浪が出塁し、近本と中野の1、2番でかえしたパターンだ。今のDeNAも1番・梶原、2番オースティンと好調。さらに3番・佐野から牧、宮崎、山本まで、つながりが出ている。ヒットという結果だけでなく、全般にファウルの本数が増えてきた。切れ目がない上に、それぞれが粘る。ヤクルトのバッテリーはプレッシャーにさいなまれ続け、野手陣も休む間がない。心身ともに疲労がかさんだことだろう。先発のジャクソンが四回途中、アクシデントで降板。逆転され、そのまま終わってもおかしくない展開を、打棒で取り返す。DeNAならではの勝ち方だった。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
広島
42364 0.538
(↑0.006)
-
(↓1)
61230
(+1)
193
(-)
34
(-)
44
(-)
0.229
(-)
2.070
(↑0.03)
2
(1↓)
巨人
44385 0.537
(↓0.006)
0
(-)
56253
(-)
224
(+1)
48
(-)
39
(-)
0.237
(↓0.001)
2.420
(↑0.01)
3
(-)
DeNA
45401 0.529
(↑0.005)
0.5
(↓1)
57297
(+8)
287
(+7)
57
(+2)
45
(-)
0.253
(↑0.002
2.930
(↓0.05)
4
(-)
阪神
42415 0.506
(↓0.006)
2.5
(-)
55250
(-)
240
(+1)
32
(-)
27
(-)
0.224
(-)
2.280
(↑0.02)
5
(-)
中日
38446 0.463
(↑0.006)
6
(↑1)
55207
(+1)
276
(-)
38
(+1)
26
(-)
0.234
(↑0.001)
2.660
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
34474 0.420
(↓0.005)
9.5
(-)
58293
(+7)
304
(+8)
56
(+2)
40
(-)
0.236
(↑0.002
3.380
(↓0.05)