楽天(☆4対2★)西武 =リーグ戦15回戦(2024.07.14)・楽天モバイルパーク宮城=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
西武
0000020002910
楽天
00011002X4901
勝利投手:酒居 知史(2勝2敗0S)
(セーブ:則本 昂大(1勝0敗20S))
敗戦投手:隅田 知一郎(6勝7敗0S)

本塁打
【楽天】小郷 裕哉(6号・8回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 楽天戦チケット予約 西武戦チケット予約
◆楽天は1点を先制して迎えた5回裏、小郷が適時打を放ち、1点を追加する。直後に同点とされるも、8回に小郷の2ランの飛び出し、再びリードを奪った。投げては、4番手・酒居が今季2勝目。敗れた西武は、打線が9安打を放つも、2得点とつながりを欠いた。

◆楽天浅村栄斗内野手(33)が、阿部とともに早出練習のロングティー打撃で快音を響かせた。13日の西武14回戦(楽天モバイルパーク)では、コンディション不良で7回に途中交代したが、一夜明け、力強いスイングを披露した。10日のロッテ戦から3試合連続安打をマーク。今月は打率3割7分5厘、長打率5割7分1厘、得点圏打率4割4分4厘と好調で打線をけん引する。

◆楽天ナインが、13日の西武戦で史上48人目の通算2500投球回を達成した岸孝之投手(39)の記念Tシャツで試合前練習を実施した。今江監督、コーチ、選手らが白の記念Tシャツを着用し、フリー打撃、ノック、キャッチボール、ダッシュなどで汗を流した。岸は、13日の試合後に「本当にみんなに感謝しかないです。監督、コーチ、もちろんライオンズの監督、コーチ、ファンの皆さん...。そして、両親、家族、特に妻に感謝の思いを伝えたいです」と周囲への感謝の思いを語った。

◆女優の小宮有紗、降幡愛が、楽天-西武15回戦でセレモニアルピッチを務め、ノーバウンド投球で満員のスタンドを沸かせた。この日の一戦は、ラブライブ!シリーズとパ・リーグ6球団のコラボ企画を実施。黒澤ダイヤ役の小宮有紗、黒澤ルビィ役の降幡愛が来場し、トークショーなども行った。球団を通じ、小宮は「事前の投球練習で2人とも届きそうだなという感触があったので、気合十分に臨みました。本番も無事に(捕手まで)届いてほっとしてます」とコメントした。降幡は「楽天イーグルスのユニホームと私たちそれぞれのイメージカラーの靴下コーデで、黒澤姉妹のパワーをしっかり発揮することができました!」とコメントした。

◆楽天小深田大翔内野手(28)が、3回に今季21盗塁目を成功させ、プロ5年目で通算100盗塁を達成した。3回、先頭で中前打を放ち、1死から二盗を決めた。得点には結びつかなかったが、足で西武先発の隅田に重圧をかけた。神戸国際大付、近大、大阪ガスを経て、19年ドラフト1位で楽天に入団。昨季はキャリアハイの36盗塁をマークし、盗塁王を獲得した。

◆西武源田壮亮内野手(31)が、楽天戦で通算1000安打を達成した。7回2死から楽天鈴木翔から左前打を放ち、プロ8年目で節目に達した。7回終了後、一塁側ベンチ前で記念のボードを掲げ、スタンドから大きな拍手を浴びた。通算1000安打にあと2本でこの日の試合に臨み、3回に楽天藤井から中前打で王手をかけ、マルチ安打で決めた。プロ初安打は、17年4月1日の日本ハム戦で谷元圭介から左前打を放った。源田は大分商、愛知学院大、トヨタ自動車を経て、16年ドラフト3位で西武に入団。1年目から遊撃のレギュラーで155安打を放ち、新人王を獲得した。【動画】#源田たまらん 西武源田壮亮が鮮やかな流し打ちで通算1000安打

◆/積み重ねた軌跡\グローブでもバットでも#源田たまらん源田壮亮が通算1000本安打達成2017年 155本2018年 165本2019年 148本2020年 123本2021年 126本2022年 110本2023年 102本2024年 71本?プロ野球(2024/7/14)??楽天×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #seibulions pic.twitter.com/X0KSLw3B0r

◆西武が、楽天に同一カード3連敗を喫し、今季3度目の8連敗で借金が今季ワーストの32に達した。同点の8回無死一塁、先発隅田知一郎投手(24)が楽天小郷に決勝の6号2ランを浴びた。打線は、2点ビハインドの6回に自身6連勝中と好調の楽天藤井を攻略し、一時は同点に追いついたが、8回に隅田が力尽きた。この3連戦は、開幕から5連勝中だったルーキー武内、楽天キラーの今井、今季の対楽天戦2勝無敗の隅田を先発に立てたが、痛恨の3連敗を喫した。西武が今季3度目の8連敗。シーズン3度の8連敗以上は17年ヤクルト以来で、西武では初めて。7月までに記録するのは06年巨人以来となり、パ・リーグでは59年近鉄以来、65年ぶり2度目。

◆西武源田壮亮内野手(31)が、楽天戦で通算1000安打を達成した。7回2死から楽天鈴木翔から左前打を放ち、プロ8年目で節目に達した。通算1000安打=源田(西武) 14日の楽天15回戦(楽天モバイルパーク)の7回、鈴木翔から左安打を放って達成。プロ野球320人目。初安打は17年4月1日の日本ハム2回戦(札幌ドーム)で谷元から。

◆楽天の守護神則本昂大投手(33)が今季20セーブ目を挙げ、試合を締めた。2点を勝ち越した直後の9回に登板。2死から二塁打を浴びたが、無失点に抑えた。「とにかくチームが勝てるように、その日できる最善をと思って毎日やってるので、(セーブが)ついてることはいいなと思いますし、これからもケガなくやりたいなと思います」と気を引き締めた。楽天藤井(6回途中2失点で勝敗つかず。自身7連勝は次戦に持ち越し)「野手のみなさんが点を取ってくれたのに、このような形で申し訳ないです」楽天フランコ(4回に西武隅田から先制の左犠飛)「みんなが作ってくれたチャンスで何とか点を取りたかった。フライになってしまったけど、先制点につながって良かったよ」則本がリーグ最多に並ぶ20セーブ目 則本は抑え1年目で、先発としては通算112勝。先発で通算100勝以上した後に、シーズン20セーブを記録した投手は、07年上原(巨人)以来6人、10度目。過去5人のうち30セーブ以上したのは、83年江夏(日本ハム)と07年上原だけだが、則本はどこまでセーブ数を伸ばすか。

◆楽天が、西武の「先発3本柱」を攻略し、今季3度目の同一カード3連勝を飾った。同点の8回無死一塁、小郷裕哉外野手(27)が先発隅田から決勝の6号2ラン。今季3戦2敗だった左腕に初黒星をつけ、3位をキープした。3戦連続打点で3連勝に貢献した小郷は「よくやられてたので、好投手3人から勝ちを取ることができて良かった」と笑顔で話した。指揮官の熱き思いにナインが結果で応えた。今3連戦は開幕5連勝中だった武内、楽天キラーの今井、隅田と対戦。今後も西武戦は週末が多く、今江監督が「3つ取りにいく」と意気込んだ中、初戦は武内に初黒星、2戦目は対今井の連敗を13で止め、3連勝で有言実行。今江監督は「粘り強く打ち勝てたのは非常に自信になる」と評価した。多彩な攻撃で難敵を打ち破った。武内は小深田のバント安打から2点先取し、浅村が決勝弾。今井からは単打に四球を絡め、2本の犠飛などで4点を奪った。先発3投手から10打数5安打4打点の小郷は「普通に嫌でした」と対戦前の心境を明かしながら「いい投手なんで割り切っていけた結果がいい結果につながった」と新境地を開拓した。交流戦で初優勝を飾って、リーグ戦再開を前に、今江監督は「1歩1歩進んでいって、亀のようにいきたいと思います」と地道に進むことを宣言した。一時は借金が4にまで増えたが、3連勝で交流戦終了時と同じ勝率5割に戻した。今江監督は「えっ、そうなんですか?」と笑みを浮かべながら「良かったです」と言って、次戦の戦いに目を向けた。【久保賢吾】

◆今季から守護神に転向した楽天則本昂大投手(33)が、リーグトップタイの今季20セーブ目を挙げ、チームの西武戦3連勝に貢献した。小郷の2ランで2点を勝ち越した直後の9回に登板。2死から二塁打を浴びたが、冷静に後続を断ち、無失点で勝利のハイタッチを重ねた。「先頭を出さないように、そこだけですね」と試合の流れを読みながら、頭と心を整理した上でマウンドへ。「とにかくチームが勝てるように」と安定した投球で試合を締めた。偉業も視野に入った。先発で通算112勝をマークするが、先発で100勝以上した後にシーズン20セーブを記録した投手は6人目(10度目)。30セーブ以上なら83年江夏(日本ハム)、07年上原(巨人)以来3人目となる。則本はこの日で31試合目の登板だったが、体調面でも万全を強調。「問題なくやれてますし、順調に来てるんで、ここからは疲労とかいろんなものが出てくると思うんで、そこをうまくやりたいなと思います」と力を込めた。則本がリーグ最多に並ぶ20セーブ目。則本は抑え1年目で、先発としては通算112勝。先発で通算100勝以上した後に、シーズン20セーブを記録した投手は、07年上原(巨人)以来6人、10度目。過去5人のうち30セーブ以上したのは、83年江夏(日本ハム)と07年上原だけだが、則本はどこまでセーブ数を伸ばすか。

◆楽天が3連勝で勝率5割に復帰した。2―2の八回に小郷が勝ち越しの2点本塁打を放ち、九回は則本が締めてリーグトップに並ぶ20セーブ目を挙げた。西武は5、6月に続く3度目の8連敗。六回に追い付いたが、隅田が7敗目。

◆楽天の小郷が2―2の八回に勝ち越し2ランを放ち、3連戦3連勝に導いた。無死一塁で隅田の甘く入った直球を右越えに運び「狙い球を絞らずに走者を進めようと思っていたのが、たまたまいい角度で上がってくれた」と喜んだ。西武から武内、今井、隅田と強力な先発をぶつけられた今回、普段は控えめな口ぶりの今江監督が「三つ取るつもりでいく」と珍しく対抗心をあらわにしていた。思いに応え、小郷は3連戦全てで打点を挙げ「しっかりと結果を出せたのは自信になる」と力を込めた。

◆今季から抑えに回った楽天の則本が4―2の九回を無失点で締めて20セーブに到達し、オスナ(ソフトバンク)に並んだ。「セーブがつく、つかないはどちらでもいい。とにかくチームが勝てるように、その日にできる最善を、と思ってやっている」と風格を漂わせた。ここまでチーム最多の31試合に登板。米大リーグ、パドレスに移籍した松井の穴をしっかりと埋め「順調にきている。ここからは疲労とかいろんなものが出てくると思うので、そこをうまくやりたい」と話した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
51273 0.654
(↓0.008)
-
(-)
62336
(+1)
208
(+3)
54
(-)
60
(+1)
0.256
(↓0.001)
2.350
(↓0.02)
2
(-)
ロッテ
43336 0.566
(↓0.007)
7
(-)
61297
(+1)
282
(+5)
41
(-)
36
(-)
0.255
(↓0.001)
3.090
(↓0.03)
3
(-)
楽天
39392 0.500
(↑0.006)
12
(↑1)
63266
(+4)
317
(+2)
35
(+1)
57
(+1)
0.245
(↑0.001
3.660
(↑0.02)
3
(1↑)
日本ハム
38385 0.500
(↑0.007)
12
(↑1)
62279
(+3)
271
(+1)
49
(+2)
59
(+1)
0.243
(↓0.001)
2.880
(↑0.02)
5
(-)
ORIX
39402 0.494
(↑0.007)
12.5
(↑1)
62246
(+5)
243
(+1)
31
(+1)
35
(+1)
0.243
(-)
2.670
(↑0.02)
6
(-)
西武
24561 0.300
(↓0.004)
28
(-)
62180
(+2)
289
(+4)
32
(-)
45
(-)
0.204
(-)
3.200
(↓0.01)