1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 3 | 6 | 0 | 1 |
勝利投手:早川 隆久(6勝3敗0S) (セーブ:則本 昂大(1勝0敗19S)) 敗戦投手:武内 夏暉(5勝1敗0S) 本塁打 |
楽天戦チケット予約 | 西武戦チケット予約 |
◆楽天が接戦を制した。楽天は0-0で迎えた6回裏、小郷の適時打などで2点を先制する。直後に同点とされるも、7回には浅村のソロが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・早川が7回5安打2失点の力投で今季6勝目。敗れた西武は、打線が振るわなかった。
◆"100年に1人の逸材"こと新日本プロレスの棚橋弘至社長(47)が、セレモニアルピッチを行った。2年連続3度目の楽天モバイルパークのマウンド。背番号100のユニホームをまとい登場すると、ワインドアップからのワンバウンド投球で、球速76キロをマークした。昨年12月の社長就任後、仙台では"初登板"となった。棚橋は「いつも以上に、肩に力が入ってしまいましたね。3回目のマウンドだったのに緊張しちゃいました。そこは反省です。たくさんの楽天イーグルスファンの前で新日本プロレスの社長就任を報告できたことで、身が引き締まるというか、これからより一層頑張ろうという気持ちになれました」などとコメントした。
◆西武ドラフト1位の武内夏暉投手(22)がプロ初黒星を喫し、開幕からの自身の連勝が5で止まった。5回まで全く危なげなかったが、6回に小技から崩された。先頭の小深田にセーフティーバントで出塁され、村林の内野安打、犠打で1死二、三塁のピンチを招き、小郷の先制打、二ゴロの間に2点を失った。直後の7回に打線が同点に追いついたが、4番浅村に決勝の7号ソロを被弾。7回6安打3失点でマウンドを降りた。試合後、武内は浅村に許した決勝弾について「相手がうまかったというか、相手が一枚上手でした」と脱帽。プロ初黒星については「そこはいつかは来るので、次に向かってまた準備していきます」と前を向いた。渡辺久信GM兼監督代行は「試合はきっちりつくった」と及第点を与えながら、7回の被弾については「追いついた後だったので、何とか次の回を0点に抑えるのが試合の中では一番大事なところで、ちょっとここのところ、そういう場面が多いかな」と話した。チームは今季4度目の6連敗で、借金は今季ワーストの30に到達。1シーズン制での借金30は球団では72年以来、52年ぶりとなる。西武野村大(7回に移籍後初の適時打となる2点適時打)「(楽天早川に)タイミングは合っていたので、絶対に打ってやろうと思っていきました」
◆4連勝中の楽天早川隆久投手(26)が、球団左腕初の快挙を達成した。10試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)をマーク。田中将(09年=11試合、11年=16試合、12年=11試合、13年=27試合連続)、岸(17年=11試合連続)以来、両右腕に続く3人目の好記録を刻んだ。西武のドラフト1位ルーキー武内との初めての投げ合い。初回、いきなりの連打で無死一、二塁のピンチを招いた。それでも、後続の外崎を右邪飛、岸を左飛、山村を遊ゴロに仕留めた。この回21球を要すも、粘って無失点で発進。6回まで無失点投球も、2点リードの7回無死二、三塁から野村大に中前2点適時打を浴びた。後続を封じると、その裏の4番浅村の勝ち越し弾につなげた。今季は自身初の開幕投手を務めた。試合前時点で13試合に登板し、5勝3敗、防御率2・18。「カード頭を投げるピッチャーであれば、次のピッチャーに投げやすい環境というか、状態で渡すのも自分の仕事だと思う」と意気込んでいた。3学年下の左腕とハイレベルな投手戦を展開。カード2戦目以降の先発に勢いをつなげる投球だった。
◆/背中で見せる漢\通算300本塁打まであと10本#浅村栄斗 が勝ち越しホームラン?プロ野球(2024/7/12)??楽天×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #rakuteneagles pic.twitter.com/TIP7pwlfUi
◆楽天浅村栄斗内野手(33)が早川を救う決勝弾を決めた。同点に追いつかれた直後の7回無死走者なし。対峙(たいじ)したのはドラフト1位の西武武内。カウント1-1からのチェンジアップをすくい、楽天ファンが待つ左翼席へ運んだ。「なかなか本数が伸びてない中で、今日久しぶりにまた打てた。いいきっかけにして、どんどん状態を上げたい」。6月21日の日本ハム戦(エスコンフィールド)以来、14試合ぶりの1発となった。
◆好左腕対決で勝利をつかんだ。楽天早川隆久投手(26)が、開幕から無敗だった西武のドラフト1位ルーキー武内夏暉投手(22)との投げ合いを制した。7回102球、5安打2失点。5連勝でチームトップタイの6勝目を挙げた。球団左腕初の10試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)をマークし、26歳初登板で白星を手にした。早川は投球だけでなく、食へのこだわりも強い。「自分の食べたいものと栄養バランスを考えて」と仙台にいる間は自炊することが多いという。得意料理は鶏胸肉のチャーシュー。水代わりにトマト缶を使い、無水カレーを作ることもある。「自分が得た知識で作ったり、バランスを考えてというところなので、自分の栄養を学ぶっていう意味でも自炊はすごい役に立っています」と話す。炭酸飲料も控えている。どうしても飲みたくなったら、炭酸水と美酢(ミチョ)という韓国のお酢を割って飲むという。お菓子やアイスも控えており「体の疲労度が全然変わったかなというのはある。甘いのを取っちゃうと寝つきが浅くなったりする。ご飯を食べたら基本的には何も口にしないようにしています」。ストイックなまでの自己管理が好投につながっている。【楽天担当 山田愛斗】
◆好左腕対決で勝利をつかんだ。楽天早川隆久投手(26)が、開幕から無敗だった西武のドラフト1位ルーキー武内夏暉投手(22)との投げ合いを制した。7回102球、5安打2失点。5連勝でチームトップタイの6勝目を挙げた。球団左腕初の10試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)をマークし、26歳初登板で白星を手にした。お立ち台に上がった早川が、落ち着いた口調で主砲に感謝した。無敗の西武武内とのマッチアップを制し、5連勝でチームトップの6勝目を挙げた。「浅村さんありがとうございますって感じです」。2点を追いつかれた直後の7回裏に浅村が勝ち越し弾を決め、勝利が転がり込んできた。青山投手コーチと話しており、打った瞬間は見ていなかったというが、殊勲の4番がベンチに戻ってくるとハイタッチして喜んだ。踏ん張った。7回無死二、三塁から野村大に2点適時打を浴びたが、後続のコルデロを二ゴロ、炭谷を遊直、松原を空振り三振に仕留めた。この回限りで降板。7回2失点で10試合連続のQSを達成も「役割として全うできていると思いますけど、自分の中では8回ぐらいまでいきたかったなというペースではあった。ちょっと課題には残るイニングだったと思います」と悔しがった。験担ぎで髪を伸ばし続けている。はさみですいて整えるなど最低限のケアはしているが「5月頭から自分自身に負けがついてないので」と説明。伸ばし始めてから無敗だが、今後は「夏場に熱中症にならないように髪を切るか切らないかっていうところですけど、今は伸ばしていければと思います」とちゃめっ気たっぷりだった。6日に26歳の誕生日を迎えた。登板翌日の13日は姉奈々見さんの28歳の誕生日だという。「誕生日プレゼントとしてウイニングボールを渡せればいいかなと思います」。試合後も大事そうに勝利球を握った。前半戦はあと1試合の登板が見込まれるが、すでに昨季の6勝に並んだ。「2桁勝利っていうところをまず目指していくには、今週も勝てたので、来週も勝って7勝ぐらいでオールスターをまた折り返していければなと思います」。チームの勝ち頭として連勝街道を突き進む。【山田愛斗】
◆西武ドラフト1位の武内夏暉投手(22)が、7回6安打3失点でプロ初黒星を喫し、開幕からの自身の連勝が5で止まった。0-0で迎えた6回に小深田のバント安打から、小郷の適時打と内野ゴロの間に2失点。打線が同点に追いついた直後の7回には、浅村に決勝の7号ソロを浴びた。「相手がうまかったというか、相手が一枚上手でした。(初黒星は)いつかは来るので、次に向かってまた準備していきます」と前を向いた。楽天早川と投手戦を演じながら、終盤に粘り負けた。渡辺GM兼監督代行は「試合はきっちりつくった」と及第点を与えながら、決勝弾には「追いついた後だったので、次の回を0点に抑えるのが試合の中では一番大事なところ」と指摘。「点が取れていれば全然違った」と1回無死一、二塁の好機で無得点に終わった攻撃を嘆いた。チームは今季4度目の6連敗で、借金はワーストの30。1シーズン制での借金30は球団では72年以来52年ぶりで、79試合目での到達は最速だった。▽西武野村大(7回に移籍後初の適時打となる2点適時打)「(楽天早川に)タイミングは合っていたので、絶対に打ってやろうと思っていきました」
◆ゴールデンルーキーにプロ初黒星をつけた。楽天浅村栄斗内野手(33)が、値千金の決勝弾を決めた。2-2の同点に追いつかれた直後の7回無死走者なし。西武ドラフト1位の武内と対峙(たいじ)した。過去2打席は凡退していたが、カウント1-1からのチェンジアップをフルスイング。楽天ファンが待つ左翼席へ7号ソロを運んだ。6月21日の日本ハム戦(エスコンフィールド)以来、14試合ぶりの1発は今季初の決勝打となった。「なかなか本数が伸びてない中で、今日久しぶりにまた打てたので、ほんとに毎日言ってますけど、いいきっかけにして、どんどん状態を上げたいなと思います」。7回2失点と力投した早川に6勝目をプレゼントした。6月の交流戦期間はスタメンを外れるなど、不振に苦しんだ。それでも、7月は月間打率3割2分と上り調子。「前半がほんとに良くなかったので、なんとか挽回したいって気持ちでずっとやってるので、まだまだやらないとなと思います」。昨季も7月は月別で最高の打率3割9分5厘、9本塁打、24打点をマーク。楽天の4番にどっしりと座る浅村が、今年も夏男ぶりを発揮する。【山田愛斗】
◆楽天は2点リードを追い付かれた直後の七回、浅村のソロ本塁打で勝ち越した。早川が7回を2失点で5連勝の6勝目。西武は6連敗で負け越しが30に膨らんだ。デビューから6連勝を目指した武内は7回3失点でプロ初黒星を喫した。
◆楽天の早川が7回2失点で6勝目を挙げた。5月3日のロッテ戦から10登板連続のクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以下)となった。一回無死一、二塁をゼロで切り抜け、二回以降はテンポよくアウトを積み重ねた。味方が2点を先取した直後の七回に野村大に失投を2点適時打とされたが、後続を仕留めて同点止まりに。その裏に浅村がソロを放ち、リードした状態でマウンドを救援に譲った。安定感の要因を「うまく感情のコントロールができている」と言う。ピンチでも表情を変えずに対処し、しっかりと試合をつくった。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
51 | 25 | 3 | 0.671 (↑0.004) | - (-) |
64 | 333 (+5) | 202 (+4) | 54 (+1) | 54 (-) |
0.257 (-) | 2.320 (↓0.01) |
2 (-) |
ロッテ |
42 | 32 | 6 | 0.568 (↑0.006) | 8 (-) |
63 | 290 (+1) | 277 (-) | 40 (-) | 35 (-) |
0.256 (-) | 3.100 (↑0.04) |
3 (-) |
ORIX |
38 | 39 | 2 | 0.494 (↓0.006) | 13.5 (↓1) |
64 | 241 (-) | 236 (+1) | 30 (-) | 34 (-) |
0.243 (-) | 2.690 (↑0.03) |
4 (1↑) |
楽天 |
37 | 39 | 2 | 0.487 (↑0.007) | 14 (-) |
65 | 257 (+3) | 315 (+2) | 34 (+1) | 56 (-) |
0.244 (-) | 3.730 (↑0.02) |
5 (1↓) |
日本ハム |
36 | 38 | 5 | 0.486 (↓0.007) | 14 (↓1) |
64 | 273 (+4) | 268 (+5) | 46 (+3) | 57 (-) |
0.243 (↓0.002) | 2.910 (↓0.01) |
6 (-) |
西武 |
24 | 54 | 1 | 0.308 (↓0.004) | 28 (↓1) |
64 | 178 (+2) | 280 (+3) | 32 (-) | 45 (-) |
0.205 (-) | 3.160 (-) |
コメント