1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 |
DeNA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1X | 3 | 7 | 1 | 0 |
勝利投手:森原 康平(2勝4敗18S) 敗戦投手:齋藤 綱記(3勝2敗0S) |
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◆DeNAがサヨナラ勝利。DeNAは1点ビハインドで迎えた9回裏、牧の適時二塁打が飛び出し、土壇場で同点とする。そのまま迎えた延長10回には、京田の適時打で試合を決めた。投げては、5番手・森原が今季2勝目。敗れた中日は救援陣が踏ん張れず、痛い敗戦を喫した。
◆今季中日の木曜日は8試合消化して1勝7敗の勝率1割2分5厘。勝利したのは6月6日のソフトバンク戦(3-0)しかない。この曜日は投手陣が崩壊することが多く、1試合の平均失点数が曜日別ワーストの5・6点。8失点以上は半分の4試合もある。木曜日の勝敗を除けばリーグ戦で勝ち越しているだけに、「魔の木曜日」の攻略を目指したい。
◆DeNAが1点を追う終盤にバントを選択しない強気の攻めを試みるも、失敗に終わった。1点を追う8回、先頭の好調・山本がこの日2安打目となる左前打で出塁。代走・森敬が送られた。打者の京田はバントの構えを見せずに強攻。しかし中日松山の5球目のフォークに見逃し三振に倒れた。さらに同時にスタートを切った森敬も盗塁死。三振ゲッツーで同点のチャンスを手放す形となった。
◆DeNA牧秀悟内野手(26)が敗色濃厚のチームを起死回生の一打で救った。1点を追う9回、試合前まで3試合で3イニングパーフェクトに封じられていた中日の絶対的守護神のR・マルティネスが登板。通算150セーブに王手をかけた状況で簡単に2死を奪われるも、オースティンが四球を選んで出塁。代走の知野が送られ、2死一塁で牧が打席へ入った。初球だった。外角低めの153キロ直球をはじき返した。あと数メートルでサヨナラ本塁打という右翼フェンス直撃の一打で、一塁走者・知野がヘッドスライディングで本塁に生還。牧は二塁ベース上で感情を爆発させながらガッツポーズを見せた。負ければ21年9月7日巨人戦から続く「スターナイト」イベントの連勝が9でストップしていたが、土俵際で踏ん張り、延長戦に突入した。
◆/キャプテンが熱い\フェンスオーバーまであと僅か牧秀悟が同点タイムリー2ベース?プロ野球(2024/7/11)??DeNA×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/WvdTFQpseI
◆中日はまさかの展開で3連敗を喫した。1点リードの9回、ライデル・マルティネス投手(27)を投入。今季26セーブの絶対的守護神が通算150セーブにあと1人から同点を許すと、延長10回、京田にサヨナラ打を決められた。立浪和義監督(54)は「なんとか逃げ切らないといけない試合だったが、ライデルもやられることがある。それはしようがない」と守護神を責めることはなかった。9回2死無走者から悪夢が待っていた。オースティンに四球を出すと、牧に右翼フェンス直撃の二塁打を浴び同点。節目の150セーブ目も先送りとなった右腕は「次、頑張ります」と必死に前を向いた。指揮官は「(4回に)追い越してから1点も取れなかったことで、最後、こうなってしまった。イヤな負け方ですけど、切り替えてやるしかない」と声を絞り出した。
◆/横濱に星が輝いた\ゲーム差なしの2位に浮上京田陽太がサヨナラタイムリー?プロ野球(2024/7/11)??DeNA×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/KWfilb9I5Q
◆スターナイトの魔力、恐るべし...。DeNAが劇的逆転サヨナラ勝利を収めた。敗色濃厚の9回2死一塁、牧秀悟内野手(26)が中日の絶対的守護神マルティネスから右翼フェンス直撃の適時二塁打で同点。延長10回1死三塁から京田陽太内野手(30)が中前に自身初のサヨナラ打を放った。「スターナイト」開催は21年9月7日巨人戦から10連勝。貯金は今季最多の5で、首位巨人に勝率1厘差、0ゲーム差の2位に肉薄し、12日から敵地・東京ドームでの3連戦で相対する。DeNAが中日戦の9回に同点とし、延長10回にサヨナラ勝ち。相手の中日は8回終了時にリードした試合で21年9月8日広島戦以降、143連勝中だった。中日マルティネスは昨年5月3日阪神戦を最後にセーブがつく状況で同点に追いつかれたことはなく、難攻不落の守護神から牧の同点打が光った。
◆スターナイトの魔力、恐るべし...。DeNAが劇的逆転サヨナラ勝利を収めた。敗色濃厚の9回2死一塁、牧秀悟内野手(26)が中日の絶対的守護神マルティネスから右翼フェンス直撃の適時二塁打で同点。延長10回1死三塁から京田陽太内野手(30)が中前に自身初のサヨナラ打を放った。「スターナイト」開催は21年9月7日巨人戦から10連勝。貯金は今季最多の5で、首位巨人に勝率1厘差、0ゲーム差の2位に肉薄。4月9日の首位陥落以来、1位に最接近し、12日から敵地・東京ドームでの3連戦で相対する。不思議な力に背中を押された。牧が土壇場で希望をつなぎ留めた。1点を追う9回、試合前まで3試合で3イニングパーフェクトに封じられていた絶対的守護神のマルティネスがマウンドへ。簡単に2死を奪われるも、オースティンが四球を選んで出塁。2死一塁で牧に回ってきた。その初球。外角低めの153キロ直球を右翼フェンス直撃の同点適時二塁打とした。「打てる球は1球しか来ないと思って、無我夢中でした。簡単に点取れない投手なので、こういう勝ち方ができて良かった」と気持ちが乗った。二塁ベース上で感情を爆発させ、ベンチを奮い立たせた。主将の一打に京田も続いた。同点の延長10回1死三塁。中日斎藤の外角低めボール気味のスライダーに目いっぱい手を伸ばして食らいついた。前進守備の内野の頭を越える、自身初サヨナラ打。仲間たちが笑顔で駆け寄ってくる光景を脳裏に刻んだ。「バットに当てれば何かが起こるかなと。気持ちで食らい付きました。みんながわーっとくる感覚が最高でした」とかみしめた。汚名返上の一打だった。1点を追う8回無死一塁。ベンチから犠打のサインは出ずに強攻。しかし2球見逃して追い込まれ、最後は直球に見逃し三振。二盗を試みた森敬も盗塁死となり、三振ゲッツーで同点のチャンスを手放した。「ベンチの期待に応えられなかった僕の責任。悔しさをぶつけました」とサヨナラチャンスで燃えた。"星の夜"が力をくれた。特別ユニホームを着用したシーズン最大級のイベント「スターナイト」では21年9月7日巨人戦から10連勝。牧が「このユニホームだけ、オールドスタイルで。気分転換に良かったです」と言えば京田も「僕、結構このユニホームが好きで。力が出るというか、気に入ってます」と言った。スターナイトから始まった9連戦を3連勝でスタート。三浦監督が9連戦前に掲げた、球宴までの残り12試合で8勝以上という目標に大きく前進した。猛烈な勢いでセ界をのみ込んでいく。【小早川宗一郎】DeNA三浦監督(サヨナラ勝ちに)「ゲームセットまで何があるか分からない。整列している時の声援もすごかったですし、最高の景色でした。(スターナイトユニは)縁起の良いユニホームだと思います」
◆DeNAは11日、中日に延長十回3-2でサヨナラ勝ち。このカード3連戦3連勝を飾った。サヨナラ打の京田陽太と一塁ベンチを飛び出すナイン=横浜スタジアム(撮影・中井誠)
◆中日の高橋周が6月13日以来の打点を挙げた。0―1の四回1死一、二塁。平良の2球目の変化球を捉え、中前へ力強くはじき返した。「何とか走者をかえせて良かった」と安堵の表情。打撃が上向きで、複数安打をマークした。4月中旬に三塁守備で右ふくらはぎを痛めて戦線を離脱し、6月中旬に1軍に復帰。2季ぶりの本塁打をマークした一方で、6月は12試合に出場して6失策と不安定な守備が目立った。9試合ぶりの先発出場に応えるように、四回には守備で好プレーも見せた。
◆DeNAがサヨナラ勝ちで3連勝とし、2位に浮上した。1―2の九回2死一塁で牧の適時二塁打で同点。延長十回1死三塁で京田陽太内野手が決勝の中前打を放った。5番手の森原が2勝目。中日は3連敗。九回にマルティネスが追い付かれた。
◆DeNAは11日、中日14回戦(横浜)に延長十回の末、3-2で今季3度目のサヨナラ勝ち。同一カード3連戦3連勝で2位に浮上し、首位巨人とゲーム差なしに迫った。1点を追う九回に牧秀悟内野手(26)が適時二塁打で試合を振り出しに戻し、延長十回に京田陽太内野手(30)が古巣相手にプロ8年目で自身初となるサヨナラ打。チームは今季最多の貯金5と弾みをつけ、12日から巨人との首位攻防3連戦(東京ドーム)に臨む。横浜スタジアムが興奮のるつぼと化した。大歓声が波のように広がり、殊勲の京田に降り注ぐ。ナインにもみくちゃにされたヒーローは満面に笑みをたたえ、勝利の余韻をかみしめた。「初めてのサヨナラヒットで本当に気持ちよかった。みんなが『わー』っと来る感覚が最高でした」延長十回に先頭の佐野が右中間フェンス直撃の二塁打で出塁し、続く戸柱が1球で投犠打を決めて絶好機を演出。それまで2度併殺に絡んでいた元中日の京田は外角低めのスライダーに食らいつき、執念の一打は前進守備を敷いた遊撃手の頭上を越えた。ドラマは1点を追う九回2死から始まった。オースティンがマルティネスから四球を選び、続く牧が初球打ちで起死回生となる右翼フェンス直撃の同点二塁打。ド派手に拳を振り上げた主将の闘志が、ナイン、そしてファンの心を突き動かした。昨年5月3日の阪神戦を最後にセーブ機会での失敗がなかった鉄壁の守護神から勝利の扉をこじ開け、「打てる球は1球しかないと思っていた。集中していたけど、それを超えるぐらい声援が聞こえた」と牧。右腕はこの試合が通算150セーブ目を懸けた登板だった。
◆同点打の牧。サヨナラ打の京田。バットで決めた2人に負けず劣らず、殊勲甲にはオースティンを挙げたい。九回2死走者なし。マウンドには鉄壁の守護神マルティネス。絶望的な状況から、四球で出塁した。それも選球眼が素晴らしい。スライダー1球とスプリット3球を、ことごとく見送った。しかもすべて、低めのゾーンのきわどいボール。見極めと判断力で、バッテリーの計算を狂わせた。続く牧への初球。変化球を振ってくれないなら、まっすぐで...という思考回路に追い込んだといっていい。そして牧は、このプロセスを凝視して、頭に入れていたからこそ、瞬時に速球に対応できたのだろう。こちらも外角寄り、低めいっぱいにきた難しい球。右翼フェンス直撃、もう少しでホームランという所まで運んだ技術も、光っていた。オースティンは9日にサヨナラ本塁打、10日にも本塁打。来日以来、待ち望まれた、本来の姿になっている。また、牧はもちろん、投手陣も含めてチーム全体が、やるべきことを、やっていた。だからこそ価値のある3連勝。なおも続く巨人、広島との6連戦をしっかり戦えば、その先にも光明が見えてくるはずだ。(サンケイスポーツ専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
40 | 35 | 5 | 0.533 (-) | - (-) |
63 | 238 (-) | 208 (-) | 45 (-) | 38 (-) |
0.239 (-) | 2.430 (-) |
2 (1↑) |
DeNA |
42 | 37 | 1 | 0.532 (↑0.006) | 0 (↓0.5) |
63 | 274 (+3) | 267 (+2) | 51 (-) | 43 (+1) |
0.251 (-) | 2.910 (↑0.01) |
3 (1↓) |
阪神 |
40 | 36 | 5 | 0.526 (-) | 0.5 (-) |
62 | 230 (-) | 218 (-) | 32 (-) | 26 (-) |
0.224 (-) | 2.200 (-) |
4 (-) |
広島 |
38 | 35 | 4 | 0.521 (-) | 1 (-) |
66 | 220 (-) | 184 (-) | 31 (-) | 44 (-) |
0.230 (-) | 2.110 (-) |
5 (-) |
中日 |
35 | 41 | 6 | 0.461 (↓0.006) | 5.5 (↓0.5) |
61 | 187 (+2) | 254 (+3) | 33 (-) | 26 (+1) |
0.233 (↓0.001) | 2.680 (-) |
6 (-) |
ヤクルト |
32 | 44 | 4 | 0.421 (-) | 8.5 (-) |
63 | 275 (-) | 287 (-) | 54 (-) | 39 (-) |
0.235 (-) | 3.380 (-) |
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