広島(-降雨のため4回表ノーゲームノーゲーム-)巨人 =リーグ戦14回戦(2024.07.10)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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◆広島ジェイク・シャイナー内野手(28)が1軍に合流した。来日1年目の新助っ人は開幕2戦目の3月30日DeNA戦で左肩を痛め、翌31日から戦列を離れた。1軍では2試合で打率2割、0本塁打、0打点。実戦復帰後も2軍で34試合、打率1割7分1厘、2本塁打、7打点と成績は振るわないが、得点力不足に陥るチーム事情から1軍に招集された。新井監督は「何か動かないといけない。ファームでは目立った成績はなく、推薦もなかったけど、外国人選手は場所が変わって気持ちが上がってくることもある。いいパフォーマンスを見せてくれることに期待したいです」と昇格理由を明かした。1軍に合流したシャイナーは再会したチームメートとともに屋内練習場で調整し、スタメン起用される見込みだ。

◆巨人が雨中の首位攻防戦に臨んだ。圧倒的に分が悪い敵地マツダスタジアムでの一戦。試合開始直後から雨が降り、雨粒はイニングを重ねるごとに大きくなった。先発マウンドを託された井上温大投手(23)は「ボールが滑ったりする。その中でも制球できるボールを選んで。速いボールとかは関係ないので、バッターを打ち取るために、どう抑えるかを考えて投げたいです」と話していた。1点リードの3回。ヤマ場を迎えた。1死から秋山、野間の広島上位打線に連打を許し、1死二、三塁とされた。上本を126キロ変化球でタイミングを外し、浅めの右飛に仕留めるも、犠飛にされて同点に追いつかれた。4回の攻撃が始まった直後の午後6時58分、審判団が降雨のため中断をコール。グラウンドがシートで覆われた。前夜はマツダスタジアム今季7戦目でようやく初勝利を挙げた。阿部慎之助監督(45)は試合前ミーティングで「鬼門、鬼門って言われるから、いいかげん勝とう」の大号令に主砲岡本和が逆転3ラン、決勝犠飛の4打点で応えた。鬼門突破と首位奪取を同時成功させた。連勝を狙ったこの日は4回途中降雨ノーゲームとなった。阿部監督は「あいにくだったけど、連勝が止まったわけではないので前向きに」と捉えた。12日からはDeNA、阪神と本拠地6連戦が待ち受ける。「大事な試合が始まるのでそれに備えたいと思います」と指揮官。水を差された...、ではなく、水を得た魚のごとく、まい進する。【為田聡史】

◆6連勝を狙った首位の巨人は10日、広島戦(マツダ)が四回表無死で降雨のため30分の中断を経てノーゲームとなった。阿部監督は「あいにくだったけど、連勝が止まったわけではないので前向きに。来週からも大事な試合が始まるので、それに備えたい」と気持ちを切り替えた。幻のゲームで輝きを放ったのが大城卓だ。二回先頭で、九里から右中間を破る二塁打を放った。続く岸田の右中間を破る二塁打で先制のホームイン。本職の捕手には、攻守で成長を見せる岸田が出場を続けており、正三塁手・坂本のファーム再調整と同じタイミングで、一塁手として5番に定着。好調なバットで打線を支えている。「初心に戻って、少年のような気持ちが改めて大事だなと思いました」捕手でのリード面と打撃面の両方で不振に陥り、5月8日に出場選手登録を抹消された。約3週間、ファームで「リフレッシュ期間」を過ごした。「1軍にいてやれないことができた。ファームのスタッフの方がいろいろと自分のために教えてくださったので感謝したい」。ウィーラー巡回打撃コーチとのマンツーマン特訓などで再スタートを切った。同31日に再昇格してからは持ち前の強打が復活。6月30日の広島戦(東京ドーム)からは5試合連続2安打をマークするなど、夏場に入って快音が続いている。(谷川直之)

◆首位・巨人は降雨ノーゲームで6連勝は次戦に持ち越しとなった。1ー1で迎えた四回の巨人の攻撃。大城卓の打席で雨脚が強まり一時中断。その後ノーゲームとなった。阿部慎之助監督(45)は「あいにくだったけど、連勝が止まったわけではないので前向きに。来週からも大事な試合が始まるのでそれに備えたい」と気持ちを切り替えた。二回に大城卓の二塁打、岸田の右中間への適時二塁打で先制。援護点をもらった先発の井上は三回に広島・上本に右犠飛を許し同点とされたが、雨の中で力投を見せた。12日からはDeNA、阪神を本拠地・東京ドームに迎え入れて6連戦を戦う。指揮官は「上位のチームとやるので気を引き締めてやりたい」と語った。

◆セ・リーグ首位の巨人は、1-1の四回攻撃中に雨脚が強まり、ノーゲームとなった。阿部慎之助監督(45)は「あいにくだったけど、連勝が止まったわけではないので前向きに。いい形で先制できた」と、納得の表情を浮かべた。二回に5番・大城卓、6番・岸田の連続二塁打で先制。三回に先発の井上が同点を許したが、打線は三回を終え4安打。5連勝中の活発なムードに陰りは見られない。頼もしい男のカムバックも近い。11日の移動日を挟み、東京ドームでDeNA、阪神と6連戦。指揮官は、不振のためファーム調整中で、9日に2軍で実戦復帰した坂本を12日のDeNA戦で1軍合流させる可能性を「ある」と明言した。この日は二岡ヘッドコーチと、坂本が出場した2軍戦を映像で確認したという。「(打撃で)だいぶ、ずれているところがある」と11日の2軍戦に出場させて昇格させるかを判断するが、精神的支柱が戻ればチームはさらに勢いづく。「(次カードも)上位のチームとやるので気を引き締めてやりたい」と阿部監督。混戦の上位争いで突き抜ける。(谷川直之)坂本はイースタン・リーグ、オイシックス戦(ジャイアンツ球場)に「2番・DH」で出場し、3打数無安打。17日ぶりに実戦復帰した9日に続いてバットから快音は響かず「(感覚は)微妙」と言葉少なだった。それでも6月26日に出場選手登録を抹消され、猛練習を積んできた。阿部監督が想定している12日の1軍昇格へ「そういうふうに思ってやっています」と語っていた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
40355 0.533
(-)
-
(-)
63238
(-)
208
(-)
45
(-)
38
(-)
0.239
(-)
2.430
(-)
2
(1↑)
阪神
40365 0.526
(↑0.006)
0.5
(↓0.5)
62230
(+4)
218
(+1)
32
(-)
26
(-)
0.224
(-)
2.200
(↑0.01)
3
(1↑)
DeNA
41371 0.526
(↑0.007)
0.5
(↓0.5)
64271
(+3)
265
(-)
51
(+1)
42
(-)
0.251
(-)
2.920
(↑0.04)
4
(2↓)
広島
38354 0.521
(-)
1
(-)
66220
(-)
184
(-)
31
(-)
44
(-)
0.230
(-)
2.110
(-)
5
(-)
中日
35406 0.467
(↓0.006)
5
(↓0.5)
62185
(-)
251
(+3)
33
(-)
25
(-)
0.234
(↓0.001)
2.680
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
32444 0.421
(↓0.006)
8.5
(↓0.5)
63275
(+1)
287
(+4)
54
(-)
39
(-)
0.235
(↓0.001)
3.380
(↓0.01)