楽天(★2対4☆)西武 =リーグ戦11回戦(2024.06.29)・楽天モバイルパーク宮城=
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西武
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楽天
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勝利投手:隅田 知一郎(6勝5敗0S)
(セーブ:アブレイユ(1勝4敗14S))
敗戦投手:瀧中 瞭太(0勝2敗0S)

本塁打
【西武】源田 壮亮(1号・7回表ソロ)
【楽天】小郷 裕哉(5号・8回裏2ラン)

  DAZN
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◆西武が3連勝。西武は3回表、岸の適時打などで2点を先制する。続く4回に古賀の適時打で1点を加えると、7回には源田のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・隅田が8回2失点8奪三振の力投で今季6勝目。敗れた楽天は、打線が振るわなかった。

◆楽天が交流戦優勝セレモニーを行った。13勝5敗で球団20年目の節目に初V。今江敏晃監督(40)と選手会長の田中和基外野手(29)が試合前のグラウンドに登場し、優勝トロフィー、優勝賞金3000万円、花束が贈られた。その後、ベンチ入り選手らがマウンド前方で記念撮影を行った。今江監督は試合前、優勝セレモニーについて「初めてのことですし、交流戦と言えどもね、優勝という形ができたので、そういう意味では良かったです」と話していた。30日の西武戦では、午前11時から7回裏終了までの間、スタジアム正面広場で優勝トロフィーの記念展示を実施する。

◆西武隅田知一郎投手(24)が、8回6安打2失点でチームを約2カ月ぶりの3連勝に導いた。7回まで81球で無失点。99球で完封勝利を挙げた12日広島戦に続き、100球未満での完封を意味する"マダックス"達成の可能性もあった。「先に点を取ってもらってしっかり乗っていけた。野手のみなさんのおかげ」と感謝した。緩急をうまく使いながら楽天打線に的を絞らせなかった。カーブやチェンジアップを中心に変化球を低めに集めた。6回1死二塁で3番辰己を124キロチェンジアップで空振り三振、4番浅村には147キロ直球で真っ向勝負し、中飛に封じた。死球を一つ与えたが無四球投球。8回1死から小郷に2ランを浴びたが「切り替えて気持ちで抑えられた」と、その後の得点は許さなかった。最下位と苦しむチームでトップの6勝目を挙げ、投手陣の軸となっている。渡辺GM兼監督代行は「押したり、引いたり、緩急を使った素晴らしい投球だった」と評した。隅田は「毎試合チームが勝てるように。どんどん勝っていって、後半戦に向けて力をつけて乗っていきたい」と声を弾ませた。【山崎純一】▽西武源田(7回に今季1号の右越えソロ)「いい反応ができました。このいい流れに乗って、明日も勝ちきれるように頑張ります」

◆楽天が今季2度目の4連敗で自力優勝消滅の危機に直面した。2カ月ぶりに先発した滝中は7回4失点(自責3)。打線は4点を追う8回に小郷が5号2ランを放ち、連続無得点を20イニングで止めるのがやっとだった。今江監督は「序盤に先制され、チーム自体流れが悪く、ずるずるいって、最後なかなか追いつけなかった」と振り返った。30日も敗れ、首位ソフトバンクが勝利か引き分けで自力Vがなくなる。▽楽天小郷(8回に14試合ぶりの5号2ラン)「後ろにつなごうという意識はあって、引っ張れる球を待ってました。手応えは良かったです」

◆楽天が自力優勝消滅の危機に直面した。最下位西武に2戦連続で屈し、今季2度目の4連敗。今江敏晃監督(40)は「2点は取ったが、序盤に先制されて、ちょっとチーム自体の流れが悪く、ずるずるといって最後はなかなか追いつけなかった」と振り返った。滝中が1軍で2カ月ぶりに先発した。初回は3者凡退で発進も、3回2死一、三塁から盗塁阻止を試みた捕手堀内の二塁悪送球の間に先制点を献上。なおも2死一、三塁で岸に適時打を浴びた。0-3の7回には源田にソロ本塁打を被弾し、7回8安打4失点(自責3)で降板した。今江監督は滝中について「今の彼の現状を考えると、よく粘りながら投げた。味方のミスで失点もあった中で、7回までしっかり投げてくれた」と話した。打線は2回2死二、三塁の先制機で黒川が三直に倒れて無得点。4点を追う8回に小郷が5号2ランを放ち、連続無得点を20イニングで止めるのがやっとだった。指揮官は「打線もずっと頑張っているが、流れというか、そういうところが今はあまり良くない。本当にみんな、選手が頑張ってくれているので、何とか打破できるような、流れを変えるような一打を打てるような選手が出てくれれば」と力を込めた。30日も敗れ、首位ソフトバンクが勝利か引き分けで、71試合目にして自力Vの可能性が消滅する。

◆西武が今季2度目の3連勝。隅田は緩急巧みに8回2失点で6勝目を挙げた。三回に岸の適時打などで2点を先取した打線は四回に古賀の適時打、七回は源田の2年ぶりの本塁打となるソロで加点した。楽天は反撃が遅く、4連敗。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
47203 0.701
(↑0.004)
-
(-)
73306
(+7)
170
(+1)
49
(+1)
49
(-)
0.261
(-)
2.200
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
34306 0.531
(↓0.009)
11.5
(↓1)
73228
(+3)
245
(+5)
33
(+2)
31
(+1)
0.246
(↓0.001)
3.170
(↑0.01)
3
(-)
日本ハム
33325 0.508
(↓0.008)
13
(↓1)
73237
(+1)
226
(+7)
37
(-)
52
(-)
0.246
(↓0.001)
2.800
(↓0.02)
4
(1↑)
ORIX
33372 0.471
(↑0.007)
15.5
(-)
71220
(+5)
220
(+3)
27
(+1)
30
(+1)
0.243
(↓0.001)
2.730
(-)
5
(1↓)
楽天
32362 0.471
(↓0.008)
15.5
(↓1)
73230
(+2)
282
(+4)
29
(+1)
49
(-)
0.241
(-)
3.700
(↑0.01)
6
(-)
西武
23461 0.333
(↑0.009)
25
(-)
73159
(+4)
243
(+2)
31
(+1)
35
(+2)
0.202
(↑0.001
3.080
(↑0.02)