中日(★1対5☆)DeNA =リーグ戦10回戦(2024.06.29)・バンテリンドーム=
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DeNA
20012000051003
中日
1000000001800
勝利投手:東 克樹(7勝0敗0S)
敗戦投手:大野 雄大(1勝2敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(9号・1回表2ラン),牧 秀悟(10号・4回表ソロ),桑原 将志(2号・5回表2ラン)

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◆DeNAが一発攻勢で3連勝。DeNAは初回、牧の2ランで先制する。その後1点差で迎えた4回表に牧のソロで加点すると、5回には桑原の2ランでリードを広げた。投げては、先発・東が7回1失点の好投で今季7勝目。敗れた中日は先発・大野が振るわず、打線もつながりを欠いた。

◆中日大野雄大が2カ月ぶりの復帰登板。今日先発するバンテリンドームでは今季1試合を投げて1勝で、通算では112試合登板して49勝。同球場で50勝以上を記録している投手は山本昌69勝、川上59勝、吉見58勝の3人。大野が白星を挙げれば4人目の大台到達となる。DeNA戦は今季初登板となるが、バンテリンドームのDeNA戦は通算11勝。カード別最多タイの勝利数を誇る相手から球場50勝目を挙げられるか。

◆DeNA牧秀悟内野手(26)が2打席連続アーチで、プロ入りから4年連続の2ケタアーチを達成した。球界ではオリックス吉田正尚(16年~22年)、球団では村田修一(03年~11年)以来となった。1回2死一塁、中日大野雄の初球直球を捉えて、左翼席に軽々と運ぶ9号2ランで先制。「甘いボールがきたら積極的にいこうと決めていました。しっかり自分のスイングで捉えることができました。先制することができうれしいです」と振り返った。さらに1点リードの4回先頭でも初球カットボールを捉えた。高々と舞い上がった打球は左翼席へ。本塁打を確信し、ゆったりとダイヤモンドを1周した。ベンチに戻ると、この日2度目のデスターシャポーズでDeNAファンを盛り上げ「1打席目同様に上手く捉えることができました。東さんを援護できるよう次の打席も頑張ります!」とコメントした。【牧の年度別本塁打数】21年 22本22年 24本23年 29本

◆中日橋本侑樹投手(26)が無念の降板に追い込まれた。7回から3番手として登板。先頭桑原の投ゴロを捕球しようとした際、打球がグラブをはじき、左手に当たった(記録は内野安打)。今季27試合目の登板となった左腕はトレーナーとともにベンチに下がり、治療後、いったんマウンドに戻ってきた。しかし、投球練習の初球は高く外れてバックネットを直撃する。練習球を4球投げ終えたところで、マウンドに付き添っていた大塚投手コーチがベンチの立浪監督に続投不可のサインを送った。ここで祖父江への交代が告げられ、橋本は無念の表情でベンチに下がった。

◆/投打の主役が躍動\東克樹が開幕7連勝牧秀悟が2打席連続弾?プロ野球(2024/6/29)??中日×DeNA??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/L1KZQernXy

◆中日は3連敗で借金が7に膨らみ、今季ワーストを更新した。8安打を放ちながらも1得点で2得点以下の連続試合は「10」に伸びた。1956年に記録した球団ワースト11試合連続以来となった得点力不足は深刻だ。「チームは今、こういう状況で踏ん張りどころ。明日ひとつ、全員で取れるようにやっていきたい」。立浪和義監督(54)は必死に前を向いた。4月以来の復帰登板だった大野は牧に2打席連続アーチを許し、5回、桑原に決定的な2ランを浴びた。打線は苦手の東の前に初回、4番カリステの適時打で1点を返したが、2回以降はチャンスを生かすことができなかった。「さすがにホームラン3発は今のうちの打線でキツイというのはある。来週は5試合なので、次の登板はちょっと考えて決めたい」。指揮官も左腕の被弾を悔やんだ。リーグ戦再開後の直近8試合で9得点は深刻だが、得点欠乏症は長期に及んでいる。交流戦以降の26試合で3得点以上は6試合。それも最高は4点が3度あるだけで、5得点は5月26日のヤクルト戦までさかのぼる。なんとかギリギリの戦いを位続けてきたが、首位広島に最大8ゲーム差と広まった。正真正銘の踏ん張りどころを迎えた。▽中日大野(4月20日以来の先発も3発被弾で2敗目)「ホームランを3本も打たれてしまい、チームの士気を下げる投球になってしまいました。申し訳ないです」

◆DeNA東克樹投手(28)が7回1失点で開幕から無傷の7連勝とした。東が開幕7連勝。DeNAで開幕7連勝以上は、大洋時代の68年島田(10連勝)72年坂井に次いで52年ぶり3人目。左投手では75年間柴の開幕6連勝を抜き、球団最長となった。東は昨季も6~9月に12連勝しており、2年続けて7連勝。DeNAで2年続けて7連勝以上は、63、64年稲川(9連勝→8連勝)71、72年坂井(8連勝→7連勝)に次いで3人目。

◆DeNA東克樹投手(28)が7回6安打1失点の粘投で、球団では52年ぶり、左腕では球団最長の開幕7連勝。今季初のバンテリンドームでマウンドの高さに苦しみながらも2回以降を無失点に抑えた。母校の愛工大名電(愛知)にほど近く、両親や友人らが観戦する中で無傷の7勝目。「マウンドにアジャストできない部分があった中で、試合は作ることができたので良かったです」と役割を果たした。東が開幕7連勝。DeNAで開幕7連勝以上は、大洋時代の68年島田(10連勝)72年坂井に次いで52年ぶり3人目。左投手では75年間柴の開幕6連勝を抜き、球団最長となった。東は昨季も6~9月に12連勝しており、2年続けて7連勝。DeNAで2年続けて7連勝以上は、63、64年稲川(9連勝→8連勝)71、72年坂井(8連勝→7連勝)に次いで3人目。

◆DeNAの4番がチームを3連勝に導き、2位に浮上させた。牧秀悟内野手(26)が1回2死一塁、中日大野の初球直球を左翼席へ放り込む先制の9号2ラン。4回先頭では初球カットボールを捉え、左翼席への10号ソロを放った。3年ぶりの2打席連続アーチで、プロ入りから4年連続の2ケタ本塁打を達成した。球団では、03~11年に9年連続で2ケタ本塁打を記録した村田修一以来となった。牧が責務を果たした。1回2死一塁、中日大野の初球、141キロ直球を一振りで捉えた。「初球からいこうと決めていました。(大野は)真っすぐが強いですし、とりあえずファウルしないように」。9試合ぶりの先制の9号2ランで勢いに乗ると、1点リードの4回先頭でも初球カットボールを左翼席へ。3年ぶりとなる2打席連発で、球団では村田修一以来となるプロ入りから4年連続2ケタ本塁打を決めた。シーズンの折り返し地点目前で2ケタの節目に軽々と到達した。「打てるに越したことはない。1年目からつながっているものだと思うので、良かったなと思います」とルーキーイヤーから安定感のある活躍ぶりは変わらない。右太もも裏の肉離れなどで本調子ではなかったが、三浦監督も「ここのところモヤモヤしているところがあったと思いますが、スカッとチームに勢いをつけてくれましたし、今日の2本でだいぶ変わってくると思います」と目を細めた。変わらない活躍ぶりの一方で、変わったこともある。今季開幕後に第1子が誕生し、晴れてパパになった。自宅で過ごす時間も増え「試合に向けてとかはなかなかないですけど、家に帰った時に癒やしがあるのでリフレッシュできていると思います。(妻も)毎日大変そうなので支え合ってという感じです」とエネルギーを充電。グラウンドではチームの柱、家に帰れば家族の柱として責務を全うする。ただ、これで4番の役割が果たせているとは思っていない。「(状態は)良くはないので。今日、たまたま2本打てただけかもしれませんし、明日どうなるか分からないですけど、いい形で打てましたし、打球も角度がついている。明日も同じような形で打てるように工夫しながらやっていきたい」。責任感を力に、牧が1本1本を積み上げる。【小早川宗一郎】

◆DeNA・牧秀悟内野手(26)が、1年目から4年連続の2桁本塁打となる2打席連発の10号ソロを放った。一回に先制の左越え2ランを放ち、2-1の四回先頭で迎えた第2打席。内寄り低めのカットボールをすくい上げ、滞空時間の長い一発を左翼席に運んだ。1打席目に続いて大野の初球を捉え「1打席目同様にうまく捉えることができた」と振り返った。

◆DeNAが一発攻勢で3連勝。牧が一回に先制2ラン、四回にソロと2打席連続本塁打を放った。五回は桑原の2ランで加点。東は7回を1失点の好投で、無傷の7勝目を挙げた。中日は3連敗。大野は3本塁打を浴びて5失点した。

◆一回、安打を放つDeNA・度会隆輝=バンテリンドームナゴヤ(撮影・中島信生)

◆DeNA・東克樹投手(28)が7回6安打1失点と力投し、開幕から7連勝を飾った。球団の左投手では1975年の間柴富裕を抜き単独最多記録。「一個一個丁寧にアウトを取ることを心掛けて、七回まで投げることができた」と振り返った。制球がばらついた一回こそ3安打を集められて1点を奪われたが、二回以降は立て直した。マウンドの硬さと高さにうまく適応できなかったというが、緩急をつけた投球で粘り、最少失点で試合を組み立てた。三浦監督は「今日は苦しかったと思う。悪いなりによく踏ん張ってくれた」とねぎらった。

◆DeNA・牧秀悟内野手(26)が、1年目から4年連続の2桁本塁打となる2打席連発の10号ソロを放った。?DeNA・牧が昨年9月14日の中日戦(横浜)以来、通算4度目の1試合複数本塁打で今季10号に到達。1年目の2021年から22→24→29→10と4年連続で2桁本塁打。1年目から4年以上連続は16-22年のオリックス・吉田正尚(7年)以来。セでは10-18年の巨人・長野久義(9年)以来。DeNA(前身を含む)では1959-67年の桑田武、03-11年の村田修一(いずれも9年)以来13年ぶり3人目。?東が開幕から無傷の7連勝。開幕7連勝は21年のロッテ・佐々木千隼(8連勝)とヤクルト・今野龍太(7連勝)以来でいずれも救援勝利。全て先発勝利は20年の巨人・菅野智之(13連勝)、楽天・涌井秀章(8連勝)、楽天・岸孝之(7連勝)以来4年ぶり。?DeNAの開幕7連勝は68年の島田源太郎(10連勝)、72年の坂井勝二(7連勝)に次いで52年ぶり3人目で左投手は初めて。

◆DeNAは29日、中日10回戦(バンテリンドーム)に5-1で快勝。3連勝で4月7日以来の貯金3とし、阪神と入れ替わって2位に浮上した。牧秀悟内野手(26)が四回に2打席連発の10号ソロ。球団では1962年の桑田武、2006年の村田修一に次いで3人目となる1年目から4年連続の2桁本塁打を達成した。東克樹投手(28)は7回6安打1失点と力投し、開幕から7連勝。球団の左投手では1975年の間柴富裕(茂有)を抜き単独最多となった。ベイスターズファンが詰めかけた左翼席の一角に、滞空時間の長い一発が吸い込まれた。牧は心に決めていた。「初球からいこう」。狙い通りのスイングにも表情は緩めず、貫禄を漂わせてダイヤモンドを回った。「相手は大野さんで甘い球はなかなか来ない。一球で仕留める気持ちでした」一回に初球打ちで先制の左越え9号2ランを放ち、2-1の四回先頭で迎えた第2打席だった。かつて沢村賞に輝いた左腕の内寄り低めのカットボールをすくい上げ、1年目から4年連続の2桁本塁打を2打席連発で成し遂げた。

◆DeNAは29日、中日10回戦(バンテリンドーム)に5-1で快勝。3連勝で4月7日以来の貯金3とし、阪神と入れ替わって2位に浮上した。牧秀悟内野手(26)が四回に2打席連発の10号ソロ。球団では1962年の桑田武、2006年の村田修一に次いで3人目となる1年目から4年連続の2桁本塁打を達成した。東克樹投手(28)は7回6安打1失点と力投し、開幕から7連勝。球団の左投手では1975年の間柴富裕(茂有)を抜き単独最多となった。いつになく苦しかった。それでも、東は崩れなかった。粘りの投球で開幕7連勝を飾り「一個一個丁寧にアウトを取ることを心掛けて、七回まで投げることができた」と胸をなでおろした。昨年4月以来のバンテリンドームでの中日戦。マウンドの硬さと高さに適応できなかったといい、制球がばらついた一回に3安打を集められて1点を奪われた。途中から踏み込む右足に張りを覚えたが、緩急を付けて最少失点でしのぎ、三浦監督は「今日は苦しかったと思う。悪いなりによく踏ん張ってくれた」とねぎらった。母校の愛工大名電高が夏の愛知県大会初戦を突破。エースを担った自身の高校3年時は、甲子園の1回戦で福島・聖光学院高に敗れた。後輩の健闘に期待を寄せ「名電も僕も勝ってよかった」と笑みを浮かべた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
37284 0.569
(↑0.006)
-
(-)
74205
(+2)
160
(+1)
31
(+1)
39
(+1)
0.235
(↓0.002)
2.040
(↑0.01)
2
(1↑)
DeNA
36331 0.522
(↑0.007)
3
(-)
73242
(+5)
239
(+1)
45
(+3)
37
(-)
0.251
(↑0.001
3.050
(↑0.03)
3
(1↓)
阪神
34335 0.507
(↓0.008)
4
(↓1)
71200
(+1)
194
(+6)
28
(-)
23
(+1)
0.219
(↓0.001)
2.170
(↓0.04)
4
(-)
巨人
34345 0.500
(↓0.007)
4.5
(↓1)
70202
(+1)
193
(+2)
37
(-)
36
(-)
0.234
(-)
2.480
(↑0.01)
5
(1↑)
ヤクルト
30374 0.448
(↑0.009)
8
(-)
72251
(+6)
243
(+1)
51
(+1)
34
(+1)
0.236
(↑0.001)
3.210
(↑0.04)
5
(-)
中日
30376 0.448
(↓0.007)
8
(↓1)
70168
(+1)
233
(+5)
30
(-)
24
(-)
0.230
(-)
2.740
(↓0.03)