ヤクルト(-降雨のため試合中止-)阪神 =リーグ戦10回戦(2024.06.28)・明治神宮野球場=
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◆阪神野口恭佑外野手(23)が試合前練習から1軍に合流した。22年に九産大から育成ドラフト1位で入団し、昨年11月に支配下契約。今季開幕後、初の1軍合流となった。今季はファームで打率3割8厘と好調を維持。直近4試合ではすべて打点を挙げており、22日オリックス戦(高槻)では今季1号となる左翼ソロ本塁打も放っていた。

◆悪天候のため、午後4時25分にヤクルト-阪神10回戦の中止が発表された。阪神は甲子園で予定されていた23日DeNA戦に続き、今季5度目の雨天中止となった。阪神選手は試合前から神宮の室内で練習を行っていたが、実施とはならなかった。

◆阪神・野口恭佑外野手(23)が1軍に合流した。野口は2023年育成ドラフト1位で九産大から入団した右打ちの外野手。1年目からウエスタン・リーグで打率・303、6本塁打、18打点の好成績を残し、同年11月に支配下登録された。今春は初めて1軍キャンプに参加。27日のウエスタン・リーグ、中日戦(ナゴヤ)では「3番・左翼」で出場して3安打3打点と活躍するなど打率・308とアピールし、プロ入り後初めての1軍昇格となった。チームは雨の中神宮球場に到着し、室内練習場で体を動かした。

◆28日のヤクルト-阪神戦(神宮)は天候不良のため、午後4時25分に中止が発表された。予告先発は阪神・西勇、ヤクルト・吉村が発表されていた。阪神の雨天中止は今季5試合目。

◆28日のヤクルト-阪神戦(神宮)は天候不良のため中止となった。予告先発は阪神・西勇、ヤクルト・吉村が発表されていた。阪神の雨天中止は今季5試合目。29日の予告先発が発表され、阪神は伊藤将司投手(28)が当初の予定通り先発する。伊藤将は6月の再昇格後は3試合に登板して1勝2敗も、防御率は1・71と安定した投球をキープ。この日は室内練習場で調整し、「3試合ともあまり悪くないので、状態はいい感じに上がっているんじゃないかなと思いますね」と手応えを口にした。27日の中日戦(甲子園)では村上が九回途中1失点の好投で約2カ月ぶりの3勝目。「(村上)頌樹がいい投球をしていたので、(いい流れが)つながるように頑張りたい」と同期の投球に刺激を受けて力に変える。

◆ヤクルトの先発予定だった吉村はスライドせず、29日は復帰2戦目となる奥川が投げる。神宮球場隣の室内練習場で調整した奥川は「自分らしくできることをしっかりやって頑張りたい。チームが勝てるように一生懸命投げたい」と意気込みを語った。右肘痛などの影響で2季ぶりの登板となった14日の敵地オリックス戦で白星を挙げた。次は久しぶりの本拠地。「前回の球場とは(マウンドの)傾斜や硬さ、いろんな(違う)要素がある。早くそこに対応できるかというのが大切」と準備に余念がなかった。

◆ついに神宮のマウンドに、「奥川」が帰ってくる。ヤクルトは28日、阪神10回戦(神宮)が降雨により中止となった。先発予定だった吉村はスライドせず、次カードのDeNA戦(横浜)に回るとみられ、29日は奥川恭伸投手(23)が先発する。今季2勝目を狙う背番号18が、勝利への強い思いを口にした。「毎試合、勝ちたいのは変わらない。チームが勝てるように、一生懸命投げたいです」長いリハビリ生活を乗り越え、1軍復帰登板となった14日のオリックス戦(京セラ)で980日ぶりの白星をつかんだ右腕。本拠地での登板は右肘痛の影響で緊急降板した2022年3月29日の巨人戦以来、823日ぶりとなる。マウンドを離れたあの日から止まっていた時計の針を動かすときが来た。ファンの脳裏に残る緊急降板の嫌なイメージを「払拭したい」と話しており、快投で記憶を塗り替える。前回登板は5回7安打1失点で勝ち投手となったが、制球面などの課題を残し、「反省を生かして、投球のメカニックの部分を前回よりもいい内容にしたい」と力を込めた。チームは4連敗中で高津監督は「ぜひ連敗を止めてほしい。今持っている100%の力を相手にぶつけてほしい」と期待を込めた。この日、室内練習場で調整した奥川は「チームの状況とか、いろいろありますけど、自分らしく自分のできることをしっかりやって頑張りたい」と誓った。帰りを待っていた神宮のファンに勝って雄姿を届ける。(武田千怜)

◆三重県尾鷲市の「湯浅京己後援会」の方から、連絡をいただいた。「後援会の有志で、成瀬國晴氏のイラスト画を購入し、尾鷲市に贈呈しました。阪神日本一にも貢献した尾鷲が生んだ、郷土の誇りですから。尾鷲の子供たちも、頑張ればこんな選手になれるという目標になってもらいたいので」市役所を訪れ、加藤千速市長に手渡し、近く市役所の玄関に飾られるという。昨年の日本シリーズで流れを変える1球を投じて、ファンの脳裏に鮮烈な印象を残した湯浅だが、今は2軍で復活ロードを懸命に歩んでいる。投手担当のトラ番・須藤佳裕は「投手陣のほうは充実していて、今すぐ1軍という状況ではないと思います。でも、日本一連覇には、必ず彼の力が必要な時期が来ます。2軍にいても〝最も目が離せない〟存在です」と現状を教えてくれた。後援会の方々も「こういうニュースを通して、元気に投げてもらいたいという故郷の思いが伝わってくれれば」と力説。近々、おそらく湯浅が1軍にいない阪神を応援するためにバンテリンドームに向かうとか。阪神を応援する熱は、日本中、あちこちに充満しているんです。そんな思いを背負って戦う阪神は、新幹線で東上、神宮決戦へ、というスケジュールだった。が、まさかの豪雨。新幹線がストップ。トラ番・邨田直人が苦難(?)の東京行きを証言した。

◆中日3連戦の佐藤輝を注視していたが、打撃よりも守備に目がいった。2軍に行く以前と比べると、自信を持って、軽快に動けていた。ゴロの打球を処理して一塁へ送球する動きに流れるようなリズムを感じた。失策シーンはあったが、ほとんどの打球を堅実に処理できたのは、このリズムのおかげ。2軍で気付いたのだろう。野球は「打って守って」のスポーツ。守備からリズムを作って、打撃が良くなる選手を何人も見てきた。佐藤輝の打撃に上昇気配を感じる人が多いのもリズムがいいからだ。本塁打に関しては、調子が上がって、芯に当たる確率が高まれば、自然に増えてくる。神宮、マツダという比較的本塁打の出やすい球場での試合が続くので、意識することは悪くない。が、まずは確率を上げることを意識してほしい。忘れてほしくないのが27日の試合の七回、左投手から、追い込まれながら放った左前適時打。カウント不利では、より確実に、打点を稼ぐことを意識することが必要。状況に応じて打点を稼ぐことが、佐藤輝には求められる。それができれば、自然にチーム成績も上がっていくはずだ。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
36284 0.563
(↓0.008)
-
(-)
75203
(+2)
159
(+3)
30
(+1)
38
(-)
0.237
(↓0.001)
2.050
(↓0.01)
2
(-)
阪神
34325 0.515
(-)
3
(↑0.5)
72199
(-)
188
(-)
28
(-)
22
(-)
0.220
(-)
2.130
(-)
3
(-)
DeNA
35331 0.515
(↑0.008)
3
(↑1)
74237
(+5)
238
(+1)
42
(+1)
37
(-)
0.250
(-)
3.080
(↑0.03)
4
(-)
巨人
34335 0.507
(↑0.007)
3.5
(↑1)
71201
(+3)
191
(+2)
37
(+1)
36
(-)
0.234
(↑0.001)
2.490
(↑0.01)
5
(-)
中日
30366 0.455
(↓0.007)
7
(-)
71167
(+1)
228
(+5)
30
(-)
24
(-)
0.230
(↓0.002)
2.710
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
29374 0.439
(-)
8
(↑0.5)
73245
(-)
242
(-)
50
(-)
33
(-)
0.235
(-)
3.250
(-)