楽天(★0対4☆)西武 =リーグ戦10回戦(2024.06.28)・きらやかスタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
西武
0001020104701
楽天
0000000000810
勝利投手:今井 達也(4勝4敗0S)
敗戦投手:古謝 樹(1勝3敗0S)

本塁打
【西武】外崎 修汰(3号・6回表2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 楽天戦チケット予約 西武戦チケット予約
◆西武は0-0で迎えた4回表、岸の適時打で先制する。その後6回に外崎の2ランで加点すると、8回には山村の適時三塁打でリードを広げた。投げては、先発・今井が8回無失点8奪三振の快投で今季4勝目。敗れた楽天は、打線が相手を上回る8安打を放つも、つながりを欠いた。

◆楽天-西武戦は山形県のきらやかスタジアムで開催。楽天は東北の地方球場で通算59試合を戦って24勝34敗1分けの成績を残すが、本拠地を置く宮城県を除いた県別の勝敗数を出すと、青森県1勝3敗、岩手県10勝7敗、秋田県5勝6敗1分け、山形県1勝9敗、福島県7勝9敗。山形県内での試合が最も勝率が低いが、今日の結果はどうか。

◆/山形に忍者降臨\センター辰己涼介の「超」ファインプレー!?プロ野球(2024/6/28)??楽天×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#RakutenEagles pic.twitter.com/dqwuglNdKu

◆山形県出身で新日本プロレスの本間朋晃(47)が、セレモニアルピッチを行った。3バウンドで同県出身の下妻貴寛ブルペン捕手(30)のミットに収まった。投球後にはマウンド付近で打者役を務めた銀次アンバサダー(36)にコブラツイストをかける"乱闘"騒ぎで会場を盛り上げた。本間は「憧れのマウンドに、山形で立つことができたことを本当にうれしく思います。最高に幸せです。結果は恥ずかしかったので、またリベンジしたいと思います」と振り返った。また、本間は銀次アンバサダーと15年ぶりの再会だったと明かした上で「やっぱりスポーツ界は、競技は違えど、点と点じゃなくて、線でつながっているなぁと感じます。今日来られたプロ野球ファンの方々にも、プロレスを知ってもらいたいと思って、銀次さんにコブラツイストをかけました(笑い)。プロレスファンの方々にも野球を見にきてもらって、行き来してもらえるとうれしいですね」とコメントした。

◆巨人からトレードで加入した西武松原聖弥外野手(29)が、移籍後初安打を放った。3-0で迎えた、7回表2死からの第4打席。楽天津留崎から中前打を放った。24日に若林楽人外野手(26)との交換トレードが発表され、25日に入団会見。26日の日本ハム戦(大宮)で1番右翼で先発したが、6打数無安打だった。2-2で迎えた延長12回2死一、二塁では、左翼後方に大飛球を放ったが、日本ハムの左翼手五十幡の超ファインプレーに阻まれていた。新天地での記念すべき一打は、出場2試合目で飛び出した。

◆山形のマウンドで西武今井達也投手(26)が力投した。中6日で楽天戦(きらやかスタジアム)に先発。1回、先頭の辰己に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びた。2死二、三塁とピンチを広げるも、渡辺佳を二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。21日オリックス戦では1回に失点するなど、5月以降序盤での失点が続いていた。しかしこの日は3回まで無失点と、安定した立ち上がりを見せた。初の開幕投手を務めた3月29日の白星をはじめ、楽天から5月までに3勝を挙げた。得意の相手に、この日も全力で腕を振った。相手先発のルーキー左腕・古謝との投げ合い。4回2死三塁では6番浅村に対し、フルカウントから外角低めの変化球を振らせて三振を奪い得点を与えなかった。登板前日には「仙台での開幕戦以来の東北の地でもある。そういった意味でも楽しみにしている」と胸を高鳴らせていた。西武の本拠地はドーム球場だが「野球は外でやってた方が僕は好き」と話すなど、屋外球場に好感を持っている。普段公式戦では訪れることのない山形での一戦を前に「初めてのマウンドになるが、球場や相手を意識しすぎることなく、普段どおりの登板を心がけて」と意気込んでいた。4回に4番岸の先制適時打、6回には3番外崎の2点本塁打で援護を受けた。8回124球を投げ、7安打8奪三振で降板。スコアボードにゼロを並べ、21年10月から12連勝で迎えた相手打線に、またしてもキラーぶりを発揮した。【山崎純一】

◆楽天が"鬼門"をダブルで突破できなかった。西武今井に21年から13連敗。さらに山形主催試合は1勝10敗で18年以来の勝利を逃した。打線を大改造し臨んだ一戦。今季初めて辰己を1番、鈴木大を2番、フランコを4番で起用し、1番が定位置だった小郷は48試合ぶりに3番で出場した。しかし、初回、4回と無死二塁の好機で無得点に終わるなど、あと1本が出ず。今江敏晃監督は今井を攻略できなかったことについて「ランナーいない時は手をちょっと抜いてね。打たしてくれますけど、要所になって、力が入るとなかなかやっぱ打たせてくれないです」と話した。▽楽天古謝(6回3失点で3敗目)「(打者)1巡目まではいいスタートが切れたが、2巡目だったり、5回付近になると、体力や握力の問題であったりとかで隙が生まれてしまった」

◆またしても"楽天キラー"ぶりを発揮した。西武今井達也投手(26)が、8回7安打無失点で今季4勝目を手にした。21年10月から続ける楽天戦での連勝を「13」に伸ばした。「勝ち負けが自分につくとかつかないとか関係なく、チームが最終的に自分が投げた試合で勝ったか負けたかというのを気にする。カード頭を取れればと思ってたのでよかった」とうなずいた。勝負どころできっちり抑えた。1回先頭の辰己に左翼フェンス直撃の二塁打を打たれ、2死二、三塁のピンチを背負うも、渡辺佳を二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。4回2死三塁では、浅村を外角低め変化球を振らせ三振。5回と7回には得点圏に走者を置いて2安打されていた辰己を打席に迎えたが、ともに空振り三振でピンチを脱した。今季初の開幕投手として3月29日の試合で白星を挙げるなど、3勝目を記録した5月12日以来、約1カ月半ぶりの白星はまたも楽天戦となった。「他の球団に投げる時と違いはそんなにない。結果としてそういう結果になっている」と特別な意識はない。この日奪った三振の数は8個で、両リーグトップの99個となった。「イニング以上に三振を取るのが毎試合目標ではある。なにより無失点で抑えられたのがよかった」。渡辺GM兼監督代行は「彼はすごくチームを勝たせるという意識が強い。粘り強く、簡単に崩れない」と目を細めた。チームは引き分けをはさんで2連勝。今井は「僕自身も、チーム全体としても、まだまだ前を向いて一生懸命」と次戦以降を見据えた。【山崎純一】今井が今季4勝目で、楽天相手には21年10月15日から13連勝。同一カードでの連勝記録には56~59年稲尾(西鉄)の近鉄戦22連勝があり、西武で同一カード13連勝以上は、前記稲尾22連勝、89~92年工藤のダイエー戦14連勝、16~18年菊池の楽天戦13連勝に次ぎ4人目。楽天相手に13連勝は、他球団を含めても菊池に並んで2人目の最長連勝となった。

◆またしても"楽天キラー"ぶりを発揮した。西武今井達也投手(26)が、8回7安打無失点で今季4勝目を手にした。21年10月から続ける楽天戦での連勝を「13」に伸ばした。「勝ち負けが自分につくとかつかないとか関係なく、チームが最終的に自分が投げた試合で勝ったか負けたかというのを気にする。カード頭を取れればと思ってたのでよかった」とうなずいた。今井が今季4勝目で、楽天相手には21年10月15日から13連勝。同一カードでの連勝記録には56~59年稲尾(西鉄)の近鉄戦22連勝があり、西武で同一カード13連勝以上は、前記稲尾22連勝、89~92年工藤のダイエー戦14連勝、16~18年菊池の楽天戦13連勝に次ぎ4人目。楽天相手に13連勝は、他球団を含めても菊池に並んで2人目の最長連勝となった。

◆西武・外崎修汰内野手(31)が3号2ラン。1点リードの六回無死1塁から、楽天・古謝の真っすぐを捉え左翼席スタンドに運んだ。左太もも裏の張りから25日に復帰以来、うれしい初アーチとなり「達也(今井)が好投しているので追加点がほしいと思っていました。打ててよかったです」と喜びのコメントを寄せた。チームは六回を終え、3-0とリードしている。

◆〝お得意様〟相手に本来の投球を披露した。2021年から楽天に12連勝中の西武・今井達也投手(26)が8回124球を投げ、7安打無失点と好投。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。「きらやかスタジアム(山形)は初めてのマウンドになりますが、球場や相手を意識しすぎることなく、普段通りの登板を心掛けて試合に臨みたい」そう意気込んで臨んだ山形での初登板。楽天相手には今季も開幕戦勝利を含むここまで3戦3勝と相性抜群だ。立ち上がりの一回は先頭・辰己に左翼フェンス直撃の二塁打の後、1死から小郷を歩かせいきなりピンチを背負ったが、冷静に後続を断って無失点で切り抜けた。四回に味方打線から1点の援護をもらうと、その後も楽天打線の前に立ちはだかった。前回21日のオリックス戦(京セラ)では8回2失点で完投も打線の援護がなく、4敗目を喫した。初の開幕投手を務めた今季はここまで12試合に先発し3勝4敗、防御率2・29。不振のため2軍での再調整が決まったエース・高橋に代わって、先発陣の柱としてチームを支えている。「疲労の蓄積で筋力なども落ちてくる時期。ここでもうひと踏ん張り、トレーニングでいかに自分を追い込むことができるかが重要だと思っています」と語っていた今井。日頃の過酷なトレーニングの成果をこの日のマウンドでも発揮した。

◆西武が約1カ月ぶりの2連勝。今井が要所を締めて8回を7安打無失点で5月12日以来の4勝目を挙げ、楽天戦は2021年から13連勝とした。打線は四回に岸の適時打で先制し、六回と八回に加点した。楽天は3連敗。

◆楽天は今井に対して8回のうち6回、走者を得点圏に進めたが、あと一本が出ずに無得点。今季4戦4敗で、2021年から13連勝を許し、今江監督は「要所で力が入ると、なかなか打たせてくれない」と話した。難敵対策として1番辰己や2番鈴木大など、打順を大きく組み替えても実らなかった。初優勝した交流戦の後は1勝4敗1分けと失速。監督は「ちょっとチームのリズムが悪い。何とか打破していくしかない」と力を込めた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
46203 0.697
(↑0.005)
-
(-)
74299
(+5)
169
(+1)
48
(+1)
49
(+1)
0.261
(-)
2.220
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
34296 0.540
(↑0.008)
10.5
(-)
74225
(+4)
240
(+3)
31
(-)
30
(+1)
0.247
(-)
3.180
(-)
3
(-)
日本ハム
33315 0.516
(↓0.008)
12
(↓1)
74236
(+1)
219
(+5)
37
(+1)
52
(-)
0.247
(-)
2.780
(↓0.02)
4
(-)
楽天
32352 0.478
(↓0.007)
14.5
(↓1)
74228
(-)
278
(+4)
28
(-)
49
(+1)
0.241
(↓0.001)
3.710
(↑0.01)
5
(-)
ORIX
32372 0.464
(↓0.007)
15.5
(↓1)
72215
(+3)
217
(+4)
26
(-)
29
(-)
0.244
(↓0.001)
2.730
(↓0.03)
6
(-)
西武
22461 0.324
(↑0.011)
25
(-)
74155
(+4)
241
(-)
30
(+1)
33
(+1)
0.201
(-)
3.100
(↑0.04)