ロッテ(☆4対1★)楽天 =リーグ戦11回戦(2024.06.26)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
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ロッテ
20200000X4812
勝利投手:中森 俊介(1勝0敗0S)
(セーブ:益田 直也(1勝2敗10S))
敗戦投手:岸 孝之(2勝7敗0S)

本塁打
【ロッテ】ポランコ(8号・1回裏2ラン),ポランコ(9号・3回裏2ラン)

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◆ロッテは初回、ポランコの2ランで先制する。そのまま迎えた3回裏には、ポランコが再び2ランを放ち、リードを広げた。投げては、先発・中森が6回途中1失点で今季初勝利。5番手・益田が球団新記録の通算228セーブ目を挙げた。敗れた楽天は先発・岸が試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。

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◆ロッテ益田直也投手(34)が球団最多セーブとなる228セーブ目を挙げた。小林雅英の227セーブを抜いて単独トップとなった。3点リードの9回にマウンドに上がり、節目のセーブを挙げた。チームを支えてきた13年目のベテラン右腕が、歴史に名を刻んだ。楽天鈴木大(ロッテ時代のチームメートで同期入団の益田の球団新記録の228セーブに)「同期、同学年で特別な思いはすごくありますし、そこはチーム関係なく、すごいなと思います。素直におめでとうという気持ちと、僕も負けずに頑張ろうという気持ちです」

◆/228S+169H\球団通算セーブ数記録更新鉄腕・益田直也が9回に君臨?#プロ野球(2024/6/26)??ロッテ×楽天??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #chibalotte pic.twitter.com/ZH1fKUyKnZ

◆楽天岸孝之投手(39)が、天敵のロッテ・ポランコの2発に泣き、今季7敗目を喫した。1回1死二塁、ポランコに伝家の宝刀のカーブを右翼席に運ばれ、先制の2ランを被弾。2点ビハインドの3回にも、左翼席へ2ランを浴びた。昨季は14打数7安打で、打率5割、3本塁打、9打点。今季も試合前時点で3打数1安打と相性の悪さを露呈する相手にこの日も痛打された。2軍での再調整を経て、9日の中日戦以来となる1軍のマウンド。4回以降は修正し、7回4失点でマウンドを降りたが、序盤にポランコに浴びた2発に悔しさをにじませた。

◆楽天岸孝之投手(39)が天敵のロッテ・ポランコの2発に泣き、7敗目を喫した。1回1死二塁から先制2ランを浴び、3回にも2ランを被弾。昨季、打率5割、3本塁打、9打点と相性が悪かった相手に痛打され「(苦手意識は)ないですけど、一番良くない形だし、自分の責任」と責めた。今江監督は「序盤の4失点が大きかった」と指摘。チームは連敗で、借金は2に増えた。

◆ロッテ・グレゴリー・ポランコ外野手(32)が、2ラン2発でチームを勝利に導いた。1回1死二塁、楽天岸のカーブを右翼席へ先制弾。3回には速球を左翼席に運んだ。昨季、3発を浴びせた岸から2打席連続のアーチで、今季も相性の良さは抜群。お立ち台では「この大声援は本当に力強く感じていますし、この大声援の中で打てて本当にうれしいです」とファンに感謝した。

◆ロッテ中森俊介投手(22)が、5回2/3を1失点の好投で今季初勝利を挙げた。変化球の精度が良く、通算160勝右腕の岸に投げ勝ち、先発ではプロ4年目で初勝利をマーク。「ここで満足していたら絶対ダメですし、今日の反省点をしっかり振り返って、課題も見つけて、しっかり次の登板まで調整して頑張りたいです」と冷静に振り返った。

◆ロッテの守護神が偉大な記録を打ち立てた。益田直也投手(34)が3点リードの9回に登板。打者3人を危なげなく抑えて試合を締め、小林雅英を抜いて、球団最多セーブ新記録となる228セーブ目を挙げた。チームを支えてきたベテランが今季、「数字の呪縛」を自らで解き放ち、6年連続で10セーブ目にも到達。詰めかけたファンに、記録達成と白星を届けた。いつものように、益田が9回のマウンドへ向かった。ただ、本拠地の声援は、いつにもまして大きかった。4球で2死を奪うと、最後は楽天渡辺佳を直球で空振り三振。9球で試合を締め、思い切り右拳を握りしめた。球団では初めて、通算228セーブに到達。「周りが言ってくれるので、それがとりあえず達成したので、ちょっと周りが静かになるかなというのはあるのでよかったかなと思います」。ほっとした表情で、大記録を達成した直後の率直な心境を明かした。シーズン中に数字に対する考え方が変わった。今季、周囲からは記録達成を期待され続けた。「みんなに言われていたので絶対達成しようと最初から意気込んでいた」。だが、4月4日に出場選手登録を抹消されるなど、思うような結果が出なかった。屈辱のマウンドが、復調へのきっかけになった。5月12日の日本ハム戦(エスコンフィールド)。2点リードの9回にマウンドに上がったが、2連打を浴び1点差に迫られ、四球などで1死も取れずに降板。チームは逆転サヨナラ負けを喫し、同一カード3連敗となった。「その時にもう(数字を)考えるのをやめようと思った」。吉井監督には「記録を考えるのをやめて、1試合1試合もう1回集中して頑張ります」とあらためて決意を表明した。そこから自身12試合連続負けなしで、新記録へと突き進んだ。次は名球会入りへの通算250セーブの記録があるが「今は特にそういうような数字は意識してない」ときっぱり。「チームの勝ちを優先して、腕がちぎれてもいいくらいしっかり投げようと思います」。自分の数字は、二の次。ロッテの9回が主戦場の13年目のベテランは、ただ目の前の勝利のために、腕を振る。【星夏穂】ロッテ吉井監督(益田の球団最多セーブ記録達成に)「あそこまで続けて投げられるっていうのは本当に体の強い、いいピッチャーだと思います」

◆「228セーブ」。その一方で、ロッテ益田直也投手(34)の印象深いひと言がある。昨年6月16日DeNA戦で200セーブを達成する少し前、ZOZOマリンでの試合前練習後だった。汗だくの額を右腕で拭い、スペシャルドリンクを飲んだ後だった。「200セーブって言うけれど、クローザー(抑え)って失敗した時しかファンの皆さんの記憶に残らないんですよ。先発が勝ち投手の権利を持って、中継ぎがピンチを抑えて、最後自分が打たれて逆転負け...。『あ~、かわいそう』『なんだよ~』って皆さんも思っちゃう。だからこそ、自分の記録とかよりもチームが勝つことが一番うれしいんです」この日も青いグラブに入った記念球を、先発でのプロ初勝利を飾った中森にプレゼントしようと差し出した。これこそが、益田の野球観だ。昨年4月11日、敵地西武戦で打たれた中森を、そのままチームバスではなく自分の車に乗せて焼き肉店に直行した。悔しさで"炎上"した後輩たちの心の火消し役もずっと担い続けてきた。だからこそ仲間も「益田さんに-」と9回につなぐ。一緒に勝利を喜ぶために。【23年ロッテ担当=鎌田直秀】

◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が「3番・DH」で出場し、一回に先制となる8号2ランを放った。「ストライクは積極的にいこうと思ってたで!力みすぎないように意識して、良い所に球が来てくれたから思い切って行けたわ!パワー!」一回は先頭の岡が左二塁打で出塁。1死からポランコが、楽天先発・岸の真ん中低め108キロのカーブをすくい上げて、右翼席へと運んだ。16日の中日戦以来となる一発。笑顔でベンチに戻ると、おなじみのパワーポーズもみせて喜んだ。

◆天敵相手に苦戦した。0-0の一回1死二塁。先発した楽天・岸が、ポランコに右越え8号2ランを被弾。0-2の三回無死一塁にも、2打席連続で左中間9号2ランを浴びた。ポランコには昨季、3本塁打を含む14打数7安打と打ち込まれていた。今月9日の中日戦(バンテリンドーム)以来の1軍マウンド。2軍での調整について「自分では感じないところで疲労はあったと思う。プレッシャーのない時間を過ごして、すっきりした。メカニックなど、いろいろ考えることができた」と明かしていた。一方、今江監督はこの日、黒川を今季初めて1軍昇格させ、「小深田がピリッとしないので」と「8番・二塁」で起用。三回の1打席目は空振り三振、五回の2打席目は三ゴロに倒れた。指揮官は「黒川がチャンスをつかむかどうか。小深田にもいい刺激になると思う」と前置きし「黒川は2軍でいい成績を残したが、あとは1軍でやれるかやれないか」と、5年目内野手に奮起を促した。

◆ロッテ・益田直也投手(34)が九回に登板し、無安打無失点に抑えた。これで今季10セーブ目を記録し、通算では小林雅英を抜く球団最多の通算228セーブを達成した。九回は先頭の浅村を151キロの直球で右飛、鈴木大は左飛、最後は渡辺を150キロの直球で空振り三振に打ち取ると、ナインと握手を交わして勝利を喜び合った。プロ13年目。右横手気味から投げ込む鋭いシンカーを武器に、毎年のように50試合以上に登板する鉄腕だ。通算250セーブまでは22。偉業を達成すれば佐々木主浩(横浜、現DeNA)、高津臣吾(ヤクルト)、岩瀬仁紀(中日)に次ぐプロ野球史上4人目の快挙となる。

◆ロッテの投打がかみ合った。ポランコが一、三回に2打席連続で2ランを放ち、中森は5回2/3を犠飛による1失点にとどめて今季初勝利。救援4投手が無失点でつなぎ、益田が6年連続2桁となる10セーブ目を挙げた。楽天の岸は7敗目。

◆ロッテ・益田直也投手(34)が26日、楽天11回戦(ZOZOマリン)に4―1の九回に登板し、無安打無失点で6年連続となる10セーブ目を挙げた。通算228セーブとし、2015~18年に投手コーチと選手の間柄だった小林雅英を抜く球団新記録を樹立した。名球会入りの資格を得る通算250セーブまでは22。ロッテ一筋13年で、球団最多の通算723登板を誇る鉄腕が一つの節目を達成した。右拳を握り、雄たけびを上げた。九回2死。益田は渡辺佳を空振り三振に仕留め、喜びがこみ上げた。34歳の鉄腕が小林雅英を抜く球団最多の通算228セーブを達成。球団最多の登板数、ホールド数(169)に続き、また一つ球団史に名を刻んだ。「(入団時は)雅さんの記録なんて知らなかった。すごいなという認識しかなかったので、そういう方を追い越せたのは一つよかった」3点リードの九回に5番手で登板。最速151キロの力強い直球を軸に三者凡退に終わらせ、6年連続となる10セーブ目をマーク。チームを2連勝に導き「僕の記録よりもチームの勝ちのほうが大事。勝てて本当によかった」と息をついた。プロ13年目。右横手気味から投げ込む鋭いシンカーを武器に、2012年の1年目から72試合に登板し、新人王を獲得するなど活躍したが、思うような成績を残せなかった時期もあった。それが、球団のセーブ記録を抜くことになった小林氏が投手コーチを務めていた2015~18年にあたる。

◆ロッテ・益田直也投手(34)が26日、楽天11回戦(ZOZOマリン)に4―1の九回に登板し、無安打無失点で6年連続となる10セーブ目を挙げた。通算228セーブとし、2015~18年に投手コーチと選手の間柄だった小林雅英を抜く球団新記録を樹立した。毎年のように50試合以上に登板して活躍する益田にとって原点は、関西国際大時代の教えだ。よく鈴木英之監督(57)らに「痛いっていう選手は計算できない、使い物にならない」と体の強さを求められてきた。「その教えを守ってきたことが、プロの世界で投げられている一つの要因かな」と回想した。その強さは誰にもまねできない。毎年1月の自主トレでは一日のトータルで10キロを走る日もあるほどハードな練習を実施。同学年の唐川や後輩の横山らも参加する中で誰よりも速く走るという。シーズン中も他の救援陣とは別で球場のポール間を走り込む日がある。入団1年目から走り込みの量を重要視しており、34歳になったいまでも量はほとんど変わっていない。「僕の中では走ったり、体幹トレーニングをしたりというのが、一つ続けてきたこと。それを減らすようなことはない。確立してやってきた」。何年も活躍を続ける秘訣(ひけつ)は人一倍の練習量にある。(ロッテ担当・森祥太郎)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
45193 0.703
(↑0.005)
-
(-)
76293
(+5)
165
(+1)
47
(+1)
48
(-)
0.262
(-)
2.220
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
33296 0.532
(↑0.007)
11
(-)
75221
(+4)
237
(+1)
31
(+2)
29
(+1)
0.247
(↑0.001
3.180
(↑0.03)
3
(-)
日本ハム
33305 0.524
(-)
11.5
(↓0.5)
75235
(+2)
214
(+2)
36
(-)
52
(+1)
0.247
(↓0.001)
2.760
(↑0.06)
4
(-)
楽天
32342 0.485
(↓0.007)
14
(↓1)
75228
(+1)
274
(+4)
28
(-)
48
(-)
0.242
(-)
3.720
(↓0.01)
5
(-)
ORIX
31362 0.463
(↓0.007)
15.5
(↓1)
74209
(+1)
212
(+5)
25
(+1)
29
(-)
0.243
(↓0.001)
2.730
(↓0.03)
6
(-)
西武
21461 0.313
(-)
25.5
(↓0.5)
75151
(+2)
241
(+2)
29
(-)
32
(-)
0.201
(↓0.001)
3.140
(↑0.05)