1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
ORIX | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 2 | 4 | 0 | 1 |
勝利投手:エスピノーザ(6勝3敗0S) (セーブ:マチャド(2勝2敗8S)) 敗戦投手:今井 達也(3勝4敗0S) 本塁打 |
ORIX戦チケット予約 | 西武戦チケット予約 |
◆オリックスが投手戦を制した。オリックスは初回、太田の適時二塁打で先制する。そのまま迎えた8回裏には森がソロを放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・エスピノーザが8回無失点8奪三振の快投で今季6勝目。敗れた西武は先発・今井が力投を見せるも、打線が沈黙した。
◆オリックスは交流戦明けの初戦で、通算7勝10敗1分け。京セラドーム大阪で迎えるのは、10年以来14年ぶりになる。07年から10年までは4年連続で同球場でリーグ戦再開初戦を行っており、この間07年日本ハム戦○、08年日本ハム戦●、09年楽天戦○、10年日本ハム戦●。久々の今回は○の番だが、果たして。
◆オリックスが交流戦明けを白星で飾った。1回に西武今井を攻めた。先頭茶野が右翼線への三塁打。森が三振で1死後、太田が内野前進守備の一塁線を突破する先制二塁打を放った。先発エスピノーザは4回まで二塁を踏ませない投球。5回は1死一、三塁のピンチを背負ったが、落ち着いて後続を打ち取った。6回以降は勢いを加速させて安打を許さず、結局8回まで4安打無失点に抑えた。9回は抑えのマチャドが締めた。打線はなかなか追加点が奪えなかったが、8回に森が右越えに2号ソロでリードを広げた。エスピノーザはチームトップの6勝目。本拠地の京セラドーム大阪では負けなしの4連勝と強さを発揮している。恒例イベント「オリ姫デー」初日で、集まった女性ファンも勝利で喜ばせた。
◆西武がオリックスに0-2で完封負けを喫し、5連敗となった。西武が15日DeNA戦から3試合続けて完封負け。連続完封負けの記録は53年大映の5試合連続があるが、西武で3試合連続は64年8月2~4日、70年6月23~26日、09年8月26~28日に次ぎ4度目のワースト記録。また、14日DeNA戦の5回から32イニング無得点。西武では64年に記録した31イニングを抜き、球団のワースト記録を更新してしまった。なお、プロ野球ワーストは53年大映の59イニング。
◆西武が今季4度目の5連敗で借金は「26」に膨らんだ。またしても打線が得点を奪えずに終わった。32イニング連続無得点は、64年の31イニングを抜いて球団ワースト記録を更新した。1点を追う5回1死一、三塁で9番源田がスクイズを仕掛けるも失敗。6回以降もエスピノーザの前に走者も出せなかった。渡辺久信GM兼監督代行は「これだけ点が取れないというのは、プロとしてどうなのか」と苦い表情を見せながら、野手陣に奮起をうながした。先発今井は1回に先制点を許したが、2回以降走者を背負いながらも無失点で踏ん張っていた。しかし8回2死から森に右越えへ痛恨の1発を浴びた。同監督代行は右腕に向けて「ナイスピッチングとは思うんですけど、でも点の取られ方が悪い。あれ(本塁打)は避けなくちゃいけない。厳しいようだけど」と語気を強めた。▽西武今井(8回2失点で今季4敗目)「終わったことを引きずっていてもしょうがない。また来週いい投球ができるように」西武が15日DeNA戦から3試合続けて完封負け。連続完封負けの記録は53年大映の5試合連続があるが、西武で3試合連続は64年8月2~4日、70年6月23~26日、09年8月26~28日に次ぎ4度目のワースト記録。また、14日DeNA戦の5回から32イニング無得点。西武では64年に記録した31イニングを抜き、球団のワースト記録を更新してしまった。なお、プロ野球ワーストは53年大映の59イニング。
◆オリックス太田椋内野手(23)が女性向け恒例イベント「オリ姫デー」初戦を盛り上げる決勝打を放った。1回1死三塁から、前進守備の一塁線を突破する適時二塁打。西武今井の158キロ直球に振り負けなかった。これで自己最長の4戦連続打点。右手を突き上げて喜び、女性ファンの歓声に応えた。「内野も前に来てたんで、前に飛ばせば何かあるなと。それくらいの楽な気持ちで立ってました」。そんなポジティブ思考が好調の秘密の1つだ。昨シーズンまでと違い、打席でマイナスなことを考えない。「『外野フライ打てばいいや』とか『前飛ばしたら点入るな』とか。逆に『三振せんとこう』と思ったら、しちゃいそうなので」中嶋監督が組む日替わりオーダーの中で、5月末から3番に固定され結果を残している。26打点はチームの打点王だ。昨年まで故障に泣いた。今は試合に出続ける喜びの一方で、疲れを残さぬよう1日最低8時間睡眠を心がけている。オリ姫が推す「オリメン」ランキングは21年と昨年に10位に入ったが、今年は惜しくも入らなかった。「そこはもう、ぜひ投票してもらいたいと思います」とほほえんだ売り出し中の23歳。少しずつ、自信が膨らんできた。【大池和幸】▽オリックス森(8回に右越えソロ。5月26日の西武戦以来となる古巣相手の2号)「打ったのは真っすぐ。うまく反応して打つことができました」▽オリックス・エスピノーザ(来日後最長となる8回を無失点で6勝目)「(交流戦で)横浜スタジアムの目玉チャーハンを食べてから勝ち続けているのでラッキーフードかな」
◆高卒2年目右腕のオリックス・斎藤響介投手(19)が先発予定の22日の11回戦に向け、キャッチボールなどで調整した。「いつも通り、打者1人1人に集中して投げていきたい」8日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初勝利を挙げた右腕は「高校の時の先輩、後輩とか、いろんな人から連絡をもらった」と反響を明かした。宮城からは初勝利祝いにスニーカーをプレゼントされといい、「スニーカーが好きなので、うれしかった」と感謝した。今回の西武3連戦は『オリ姫デー』として開催されるだけに、「(オリ姫に)応援してもらえるように、喜んでもらえるように頑張りたい」と好投を誓った。
◆オリックス・太田椋内野手(23)が先制打を放った。一回、先頭の茶野が右翼線三塁打でチャンスメーク。森は空振り三振に倒れたが、太田が先発・今井の158キロを流し打ちし、一塁線を破る打球を放った。三走は生還し、適時二塁打で先制点をもたらした。今季はここまで規定打席未到達ながら、打率・299と好アベレージを記録している好調の23歳がチームを勢いづける一打を放った。これで4試合連続打点とした。
◆オリックスはリーグ戦再開となる一戦を白星で飾った。一回に太田が先制打を放ち、4試合連続打点をマーク。八回には森がけがから復帰後初の一発となる2号ソロを放った。先発のエスピノーザは8回無失点の好投で6勝目。京セラはいまだ負けなしで5試合で4勝0敗、防御率0・27と無類の強さを誇る。交流戦最終戦の16日のヤクルト戦(京セラ)でセーブ失敗に終わった抑えのマチャドは無失点で絞めて競り勝った。
◆オリックスは一回に太田の適時二塁打で先制し、八回は森の一発で加点した。エスピノーザは速球がさえて8回無失点で6勝目。西武は8回2失点の今井を援護できずに5連敗。32イニング連続無得点で球団記録を60年ぶりに更新した。
◆西武は32イニング連続無得点となり、西鉄時代の1964年の球団記録31を更新。さらに3戦連続無得点負けは球団ワーストタイ記録と不名誉な歴史をつくった。この5連敗中の合計得点は一つだけ。渡辺監督代行は「これだけ点が取れないというのはプロとしてどうなのかと、野手にはメッセージとして伝えたい」と奮起を願った。痛かったのは0―1の五回1死一、三塁。源田が試みたスクイズはファウルとなり、結果は三ゴロで三塁走者は封殺。後続も倒れた。
◆西武が15日のDeNA戦から3試合連続零封負け。西武(前身を含む)では球団タイ記録で、1964年8月、70年6月、2009年8月に次いで15年ぶり4度目。14日のDeNA戦の五回から32イニング連続無得点となり、64年8月1日の阪急戦の六回-4日の東京戦の九回の31イニングを抜く球団ワーストを更新した。連続零封負けと連続イニング無得点のプロ野球ワースト記録は53年の大映の5試合連続、59イニング。
◆オリ姫の黄色い歓声を一身に浴びた。オリックス・太田椋内野手(23)が、値千金のタイムリーを放ち、来季以降の自身の得票率向上を訴えた。「ぜひ投票してもらいたい」ミュージシャンをテーマにした「オリ姫デー」が開催された試合。一回1死三塁で先制二塁打。「内野も前に来ていたので、前に飛ばせば何かあるなと思って。それくらいの楽な気持ちで打席に立ちました」と今井の2球目、外角の158キロを流し打ちし、決勝点となったが、意外にもオリ姫からの人気は低かった。オリメン投票ではトップ10から外れ、11位から20位までのネクストオリメンにも入れなかった。「あまり気にしていない」そう笑い飛ばすが、投票は今年2月に行われたもの。白星と女性ファンの心をガッチリとつかんだことで、さらなる人気上昇は間違いない。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
42 | 19 | 2 | 0.689 (↑0.006) | - (-) |
80 | 272 (+9) | 155 (+4) | 44 (+2) | 47 (-) |
0.263 (↑0.004) | 2.240 (↓0.02) |
2 (1↑) |
日本ハム |
32 | 28 | 4 | 0.533 (-) | 9.5 (↓0.5) |
79 | 226 (+9) | 203 (+9) | 36 (+1) | 51 (-) |
0.248 (↓0.001) | 2.800 (↓0.08) |
3 (1↓) |
ロッテ |
31 | 28 | 5 | 0.525 (↓0.009) | 10 (↓1) |
79 | 200 (+4) | 225 (+9) | 27 (-) | 27 (+1) |
0.244 (-) | 3.240 (↓0.1) |
4 (-) |
楽天 |
31 | 31 | 2 | 0.500 (-) | 11.5 (↓0.5) |
79 | 217 (+9) | 253 (+9) | 27 (+3) | 46 (+3) |
0.242 (↑0.001) | 3.620 (↓0.05) |
5 (-) |
ORIX |
30 | 33 | 2 | 0.476 (↑0.008) | 13 (-) |
78 | 200 (+2) | 195 (-) | 22 (+1) | 29 (-) |
0.246 (↓0.001) | 2.670 (↑0.04) |
6 (-) |
西武 |
19 | 45 | 0 | 0.297 (↓0.005) | 24.5 (↓1) |
79 | 143 (-) | 233 (+2) | 28 (-) | 30 (-) |
0.201 (↓0.001) | 3.260 (↑0.01) |
コメント