阪神(☆2対1★)日本ハム =交流戦3回戦(2024.06.18)・阪神甲子園球場=
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日本ハム
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阪神
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勝利投手:島本 浩也(2勝0敗0S)
敗戦投手:矢澤 宏太(1勝2敗0S)
  DAZN
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◆阪神がサヨナラ勝利。阪神は両軍無得点で迎えた5回裏、近本の適時打で1点を先制する。その後同点を許すも、延長11回に相手の暴投の間に1点を挙げ、試合を決めた。投げては、6番手・島本が今季2勝目。敗れた日本ハムは、守備の乱れから痛い敗戦を喫した。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が17日、自身のインスタグラムで18日阪神戦(甲子園)の"予告バッテリー"を発表した。「交流戦最後のタイガース甲子園の楽しみな試合をドラフト1位細野君 ドラフト2位進藤君 互いにプロ野球初デビュー 2人には少しの緊張だけ持ってもらい 後は心の底から初舞台を楽しんで貰います!! 細野君 進藤君の家族の皆さん テレビにかじりついて見といて下さい 必ず やります!! 乞うご期待!!」17日にNPBから正式な予告先発として発表されたドラフト1位の細野晴希投手(22)に加えて、同2位の進藤勇也捕手(22)も18日にプロ初昇格させて、プロ初登板初先発する細野との"初陣バッテリー"で臨むことを示唆。2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で2人がバッテリー組んだ試合の動画も一緒に投稿した。18日は雨天中止の振替試合ながら前売り券は完売。5月29日阪神戦(同)でメンバー表交換の際に阪神のユニホームを着用して登場した新庄監督だが、16日巨人戦後には「いやいや、もう何もないです(笑い)」とパフォーマンス実行は否定。ただ、試合ではルーキー2人のバッテリーに託すというサプライズ采配で、交流戦を締めくくることになる。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が17日、自身のインスタグラムで18日阪神戦(甲子園)の"予告バッテリー"を発表した。「交流戦最後のタイガース甲子園の楽しみな試合をドラフト1位細野君 ドラフト2位進藤君 互いにプロ野球初デビュー 2人には少しの緊張だけ持ってもらい 後は心の底から初舞台を楽しんで貰います!! 細野君 進藤君の家族の皆さん テレビにかじりついて見といて下さい 必ず やります!! 乞うご期待!!」17日にドラフト1位の細野晴希投手(22)が予告先発としてNPBから発表された。また、この日は伏見が再調整で登録抹消され、同戦から同2位の進藤勇也捕手(22)が1軍へ合流する。ともにプロ初昇格となるチーム期待の"近未来ゴールデンバッテリー"だ。18日は雨天中止の振替試合ながら前売り券は完売。プロ野球開催も1試合だけ。注目も浴びる最高の舞台を、あえて2人に託すというサプライズ采配で、交流戦を締めくくることになる。最高の舞台を用意してもらった細野も「ちょっとずつ緊張してきました」と徐々に気持ちが高まってきた。東亜学園(東京)時代は甲子園に出場経験はなく、聖地のグラウンドに足を踏み入れることは初めて。最速158キロ左腕は「ヒットはめっちゃ打たれました。もちろん、怖いです」と東洋大時代に対戦経験がある阪神森下を警戒した。球数は80球前後がメドとなりそうなデビュー戦。筑陽学園(福岡)時代に3年春夏とも甲子園に出場した進藤とともに、はじめの1歩を刻む。【木下大輔】

◆日本ハム期待のルーキーたちがバッテリーで1軍デビューするかもしれない。17日にドラフト1位の細野晴希投手(22)が、18日阪神戦(甲子園)の予告先発としてNPBから発表された。また、この日は伏見が再調整で登録抹消され、同戦から同2位の進藤勇也捕手(22)がプロ初昇格する見通し。プロ初登板初先発のドラ1左腕と、大学ジャパンでもコンビを組んだドラ2捕手。将来性も豊かな2人が先発バッテリーで初陣に臨む可能性が浮上した。新庄剛志監督(52)が仕掛ける交流戦ラストのサプライズとなるかもしれない。18日は雨天中止の振替試合でプロ野球開催は1試合だけ。新庄監督は11日に細野を甲子園で先発デビューさせることを明言した際に「やっぱり最初に投げる場所として最高の場所。そこでメンタルを見たい」と話していた。注目も浴びる最高の舞台で、細野と進藤を"近未来ゴールデンバッテリー"として船出させる可能性は十分ある。細野も「ちょっとずつ緊張してきました」と徐々に気持ちが高まってきた。東亜学園(東京)時代は甲子園に出場経験はなく、聖地のグラウンドに足を踏み入れることは初めて。最速158キロ左腕は「ヒットはめっちゃ打たれました。もちろん、怖いです」と東洋大時代に対戦経験がある阪神森下を警戒した。球数は80球前後がメドとなりそうなデビュー戦。筑陽学園(福岡)時代に3年春夏とも甲子園に出場した進藤とともに、はじめの1歩を刻む。【木下大輔】新人の先発バッテリー 最近では22年西武の佐藤-古賀が5月24日中日戦で組んでいる。日本ハムでは15年10月1日ロッテ戦の有原-清水が最後。この年は有原がドラフト1位で、清水は同2位。ドラフト1、2位の先発バッテリーは球界でもこの2人を最後に出ておらず、細野-進藤が組めば9年ぶりになる。

◆日本ハム万波中正は今季交流戦で4本塁打。最多のオースティン(DeNA)の5本に次ぐ2位タイで、最終戦で本塁打王に挑戦する。過去に交流戦の本塁打王はのべ26人いるが、日本ハムでは0人。他11球団は本塁打王が1人は誕生しているのに、日本ハムだけ本塁打王がまだ出ていない。万波の阪神戦は今年の対戦も含めて通算10試合で2本塁打だが、本塁打はいずれも甲子園で記録。最終戦となる甲子園で1発を打ち、球団初の交流戦本塁打王になれるか。

◆日本ハムのドラフト2位進藤勇也捕手(22)が、ドラフト1位の細野晴希投手(22)とともにプロ初昇格した。試合前練習から1軍に合流。「多少ちょっと緊張もあるので、しっかり思い切ったプレーをできるように頑張ります」と意気込んだ。午後6時開始予定の阪神戦で同1位細野晴希投手(22)と"近未来ゴールデンバッテリー"を組む予定。ともに甲子園で1軍デビュー戦に臨む予定だ。「やっぱこういう素晴らしい球場で初めてできるので、ほんとにうれしい気持ちです。(1軍で)初めてが細野と組めるっていうのは、ほんとにうれしいこと。思い切ってやりたいと思います。どんどんいいボールを投げさせて、あまりこう引かずに、どんどん攻めていきたいなと思います」とリードも思い描いた。甲子園で試合をするのは、筑陽学園(福岡)で春夏連続出場した19年以来、5年ぶり。「なんか懐かしさというよりかは、結構ほんとにもう新しい気持ち。なんか新鮮な気持ちで今、来ています」とワクワク。イースタン・リーグでは36試合出場で打率2割3分1厘、2本塁打、8打点。打撃でも「もうほんとに思い切ってやっていきたいです。(2軍では)バッティングもパンチ力っていうところでアピールできたと思うので、そこを発揮できたらいいなと思います」と話した。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が今季の交流戦大トリの一戦となる甲子園での阪神戦に臨む。2年ぶりに甲子園で指揮を執った交流戦初戦の5月29日には、メンバー表交換の際にタテジマの阪神のユニホームを着用して登場する完全極秘のビッグサプライズを決行。誰にも言わずに約1カ月前に発注していたプロ入り時の背番号63に背中には漢字で「新庄監督」と入れたド派手な特注ユニホームで阪神岡田監督の前に現れ、一緒に記念撮影。見る者全ての度肝を抜いた。翌30日同戦では先発投手の山崎福也投手(31)を「6番投手」でスタメン起用。その山崎が、打っては4回に決勝打となる先制打を放ち、投げては7回3安打無失点で6勝目と投打で大活躍。今季のここまでの2試合は「新庄劇場」で楽しませながら2連勝。パフォーマンスと結果が伴っている。18日はドラフト1位の細野晴希投手(22)とドラフト2位進藤勇也捕手(22)による新人バッテリーで臨むことを、17日夜に自身のインスタグラムで予告。どうなるか、注目だ。ちなみに、2年前に登録名「BIGBOSS」の日本ハム監督として甲子園で采配を取った交流戦でも、メンバー表交換の際にファンを沸かせていた。初戦では当時の矢野燿大監督と握手後に1歩2歩とマウンド方向へ近づいて、帽子を取り、甲子園に詰めかけたファンに向かって右手を高々と掲げた。2戦目では装着していた左右のリストバンドをスタンドに投げ入れてファンへプレゼントした。さらに3戦目の試合前には試合前にインスタライブを実施。監督室からグラウンドに出て、試合前練習中の選手の様子も含めて発信した。その日のメンバー表交換の後はスマートフォンを取り出して甲子園の大観衆をバックにVサインで自撮りし、三塁側ベンチ前では選手たちと一緒にビッグボスポーズで記念写真に納まった。

◆阪神が上位打線に左打者を並べたオーダーで交流戦最終戦に臨む。相手先発は最速158キロのドラフト1位左腕細野。「左対左」の対決になる中、1番近本、2番中野、4番佐藤輝、5番前川と、5番までで4人が左打者となった。前川はここまで交流戦7位タイとなる12打点を記録している。1位は日本ハム近藤の14打点。最終戦の活躍次第では、交流戦打点王も十分に狙える位置につけている。先発は村上頌樹投手(25)が、自身6戦ぶりの白星を目指す。

◆この日のメンバー表は"無風"だった。阪神岡田彰布監督(66)と日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前、メンバー表交換のために顔を合わせた。笑顔で握手。岡田監督は早々と自軍ベンチへと戻った。5月29日の同戦では、新庄監督が阪神のユニホームを着用し、驚かせていた。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、至ってノーマルなスタイルで、メンバー交換に臨んだ。今季の交流戦大トリの一戦となる甲子園での阪神戦。ビジター用のブルーのユニホームに身を包んだ新庄監督は、審判団からハイタッチの構えを見せられたが、普通に握手。阪神岡田監督とも握手して、ベンチ前に引き上げる際にスタンドのファンに軽く右手を挙げただけ。"珍しく"おとなしい試合の入りとなった。交流戦初戦の5月29日には、メンバー表交換の際にタテジマの阪神のユニホームを着用して登場。プロ入り時の背番号63に背中には漢字で「新庄監督」と入れたド派手な特注ユニホームで阪神岡田監督の前に現れた。古巣での再パフォーマンスの可能性もあったが、逆に意表付く、パフォーマンスなしだった。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が今季初昇格させた宮西尚生投手(39)をハグで迎えた。甲子園にほど近い、兵庫・尼崎出身の大ベテランを甲子園で1軍に合流させた新庄監督は「(地元とか)そういうのは大事にしたいし、気合の入り方が違う」とタイミングの重要性を力説した。さらに、宮西には「(チームの)守備が今、良くなったんで、宮西君にはバットの芯を外してくれたらいい。バッターのタイミングを外してくれたら、ゴロ、フライ、カバーしてくれるから。もう抑えようっていう気持ちは別になくていいよ。あとは楽しんで」と助言したという新庄監督。すぐに、史上初の通算400ホールドまでは残り7とする生けるレジェンドだと気付いて「まあまあ、俺がアドバイスするほど(ではない)」と苦笑い。「彼はすごい成績、残してるから、わかってるでしょうけど。一応ね、気持ちのメンタル的な面で」と期待した。

◆阪神前川右京外野手(21)がエビ反りキャッチで拍手喝采をもらった。2回1死、水野達稀内野手(23)が打ち上げた打球は左翼ファウルエリアに飛んだ。定位置から全力で走った前川が、最後は人工芝部分でダイビングキャッチ。勢い余って体が大きく沿ったが、ボールは大事にキープした。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前、17日に伏見寅威捕手(34)の出場選手登録を抹消した意図を語った。「伏見君が山崎君が投げた後に(出場機会が少なくて)...やっぱ田宮君も育てないといけないし、ベンチでずっといるんだったら、20から25打席、向こう(ファーム)で感覚をちょっとつかませて」。今季は主に山崎福也投手(31)と「さちとら」コンビで出場しているが、成長著しい田宮裕涼捕手(23)にスタメンマスクを譲る機会が多く、ここまで18試合出場にとどまっていた。伏見を1軍復帰させる日も決めている。「(ファームでの)結果どうこうじゃなくて、28日には戻す。山崎君が(先発の時に)」と説明。交流戦明けのリーグ戦再開初戦となる21日楽天戦(エスコンフィールド)で先発するとみられる山崎だが、そのまま中6日で先発を予定している28日ソフトバンク戦(エスコンフィールド)から「さちとら」再結成の予定だ。ファーム調整の間に、伏見には1つの課題を与えたという。「お願いしたのは(2軍でも)結構(マスクを)被ることが多いんで、ファームのピッチャーのテンポをちょっと良くしてほしいっていうところで」と2軍投手陣の"現場監督"として底上げを図る役割をリクエストしたという。「必ず伏見君が...この夏場に必ずやってくれる選手なので」と勝負の夏場以降に向けたキーマンだからこそ、2軍へ送り出したと説明した。

◆阪神がプロ初登板のドラ1左腕に対し、打者12人目でようやく走者を出した。日本ハム細野晴希投手(22)の150キロを超える速球やスライダーになかなか的を絞れず、最初の1巡目はパーフェクト投球を許した。4回2死から、3番に座る渡辺諒内野手(29)が152キロの速球を中前にはじき返した。22年まで日本ハムに所属した渡辺が意地を見せた。

◆プロ初登板初先発となった日本ハムのドラフト1位細野晴希投手(22)が4回2死までパーフェクト投球を続けた。威力十分の直球を軸に猛虎打線を抑え続けたが、初安打を浴びたのは元日本ハムの渡辺諒内野手(29)だった。カウント2-1からの4球目。内角高めへの152キロ直球を中前へ運ばれた。細野にとっては、これがプロ初被安打となった。ストレートにめっぽう強いことから、日本ハム時代に「直球破壊王子」という異名が付いた渡辺に真っすぐを捉えられたが、直後の佐藤輝は左飛に抑えて4回まで1安打無失点、6奪三振。デビュー戦で快投を続けている。新人のデビュー戦先発バッテリー デビュー戦同士の新人が先発バッテリーを組むのは、87年10月18日に阪急の高木晃次投手と中嶋聡捕手が南海戦で組んで以来、37年ぶり。日本ハムでは1リーグ時代の46年4月27日の巨人戦で一言多十(ひとこと・たじゅう)投手と熊耳武彦(くまがみ・たけひこ)捕手が組んで以来、78年ぶり2度目。この試合は球団創設1試合目で、一言は敗戦投手だった。

◆阪神村上頌樹投手(25)が、滑り込みで勝ち投手の権利を得た。5回2安打無失点で降板。0-0で迎えた5回裏、1死満塁の場面で相手投手が宮西に代わったところで、代打原口を送られベンチに退いた。原口は右邪飛に倒れたが、1番近本が中前適時打。ギリギリのところで勝ち投手の権利を得た。火曜日の男を任される村上は、今試合前まで5試合勝利がつかず。チームも火曜日は5連敗中だ。村上が勝てば4月30日の広島戦以来。このまま逃げ切れるか。

◆阪神岡田彰布監督(66)の攻撃的タクトが実った。5回無死一、三塁の先制チャンス。梅野隆太郎捕手(33)の初球にセーフティースクイズのサインを送った。梅野のバントは投手正面に転がった。本塁突入は難しい打球だったが、三塁走者の前川右京外野手(21)はスタート。挟殺に持ち込まれタッチアウトとなった。その後、1死満塁となり、5回無失点と好投の村上頌樹投手(25)に代えて、早くも代打の切り札、原口文仁内野手(32)を送った。だが原口は右邪飛に倒れ、三塁走者も動けず。早仕掛けの連発でも点が入らず、重いムードが漂ったが、2死満塁から近本光司外野手(29)が中前打を放ってなんとか先制の1点をつかんだ。村上は勝ち投手の権利を持っての降板となった。

◆阪神梅野隆太郎捕手(33)が、プロ通算1000試合出場を達成した。5回終了後、甲子園のグラウンドでパネルを持ち、祝福された。プロ11年目。13年ドラフト4位で入団し、毎年1軍での試合に出続け、節目に到達した。この日の試合前には、プロ1年目の初出場の際の記憶を問われ「いやもう、忘れんね」と緊張に包まれたゲームを思い返していた。通算1000試合出場=梅野(阪神) 18日の日本ハム3回戦(甲子園)に先発出場して達成。プロ野球530人目。初出場は14年3月28日の巨人1回戦(東京ドーム)。

◆日本ハムのドラフト1位細野晴希投手(22)がプロ初登板初先発で、上々のピッチングを披露した。球数80球前後の制限がある中で、同2位で細野と同じくプロ初出場となった進藤勇也捕手(22)との新人バッテリーで4回1/3を2安打1失点。78球で降板した。「内容ではなく、忘れられないマウンドになりました。バッターの顔を見たら、テレビの中の人でめちゃくちゃ緊張したので、顔を見ないようにして落ち着かせました」。1回は3者凡退で立ち上がり、渡辺からはプロ初奪三振をマーク。その後、4回2死までパーフェクト投球を続けたが、初奪三振を記録した渡辺に中前打を浴びた。5回は先頭の前川にプロ初四球を与えた。暴投と森下の中前打で無死一、三塁とされたが、梅野のセーフティースクイズは自ら落ち着いて処理して失点を許さず。しかし、小幡に四球を与えて1死満塁となったところで降板。「(相手とは)初対戦だったのでストレートで押せた部分もありますが、ファームで取り組んできたフォークを振らせるボールが投げられなかったことは課題です。それでも5回を除けば、良い投球ができたと思います」と振り返った。継投した今季初登板の宮西尚生投手(39)は代打原口を右邪飛に抑えたが、近本に先制の中前適時打を浴びて細野はプロ初失点となった。それでも7回に代打清宮の同点適時打で、プロ初黒星は免れた。

◆/甲子園のファンも拍手喝采\切れていく難しい打球前川右京がダイビングキャッチ???プロ野球(2024/6/18)??阪神×日本ハム??Live on DAZN #セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 #DAZNプロ野球 pic.twitter.com/QjidM92yLf

◆阪神小幡竜平内野手(23)が"忍者送球"を決めた。6回無死一塁の守備。三遊間へのゴロを捕球。この時、スリップしたため体勢を崩した。体は宙に浮きながらも二塁送球。きっちりとフォースアウトをもぎ取った。

◆阪神桐敷拓馬投手(24)が、日本ハムの勝負手にやられた。1点リードの7回1死一塁、石井に代わって登板。犠打の後、2死二塁から代打清宮に右前適時打を許し、試合は同点となった。これで先発で5回無失点だった村上頌樹投手(25)の勝ち星が消えた。走者を残した石井大智投手(26)には、13試合ぶりの失点がついた。

◆/甲子園に清宮あり!\代打・清宮幸太郎が一振りで決めたライトへ同点タイムリー???プロ野球(2024/6/18)??阪神×日本ハム??Live on DAZN #セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 #DAZNプロ野球 pic.twitter.com/1Qo8iIKzAG

◆/これは素晴らしい...\プロ初登板のドラ1ルーキー細野晴希自慢のストレートで見逃し三振???プロ野球(2024/6/18)??阪神×日本ハム??Live on DAZN #セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 #DAZNプロ野球 pic.twitter.com/tO77nLpCu4

◆阪神が雨天中止となっていた日本ハム戦第3戦で延長11回、矢沢宏太投手の暴投でサヨナラ勝ちを収め、交流戦を白星で締めた。これで今年の交流戦を7勝11敗で終えた。この日行われたのは同戦だけで、首位広島とは2・5ゲーム差に縮まった。先発の村上頌樹投手(25)は、東洋大の3学年後輩でプロ初先発の日本ハム細野と投げ合い、5回2安打無失点。しかし降板後に味方が追いつかれ、6試合ぶりの今季3勝目はお預けとなった。打線はその細野を前に4回2死まで無安打。2死から渡辺がこの日チーム初安打を放つと5回。2死満塁から近本光司外野手(29)が先制の中前適時打を放った。しかし7回、2番手石井が1死を奪った後に万波に中前打を浴びると、代わった桐敷が2死二塁から代打清宮に初球を右翼へ運ばれ、同点適時打を許した。それでも6回から中継ぎが懸命につなぐと、最後にサヨナラ勝ち。日本ハムには連敗を喫していたが、最後に一矢報いた。

◆阪神佐藤輝明内野手(25)が、美技で甲子園を沸かせた。延長11回1死、五十幡の三塁前へのセーフティーバントに猛ダッシュ。ベアハンドから一塁へストライク送球を決め、アウトをもぎ取った。

◆日本ハム水谷瞬外野手(23)が交流戦打率4割3分8厘をマークし、交流戦最高打率を更新した。交流戦では初戦から15試合連続安打をマークするなど64打数28安打(3本塁打)、13打点をマーク。これまでの最高打率は15年秋山(西武)が記録した4割3分2厘だったが、水谷が6厘、上回った。この日は3番左翼でスタメン出場。1回の第1打席で中前打を放ったが、4回と7回は凡退。1-1の8回2死三塁で回ってきた第4打席は、凡退なら4割3分1厘となって交流戦最高打率を更新できないピンチだったが、そこで"アシスト"したのが阪神岡田監督と日本ハム新庄監督だ。まずは岡田監督が水谷を申告敬遠。直後に新庄監督が水谷に代えて代走五十幡を起用。ここで水谷の出場が終わり、交流戦打率が4割3分8厘で確定した。昨季までソフトバンクで1軍未出場だった水谷は、昨オフの現役ドラフトで日本ハムへ移籍。4月11日ソフトバンク戦(北九州)でプロ初安打をマークすると、2軍調整を経て再昇格した5月下旬からポテンシャルが一気に開花。交流戦で打棒が爆発し、大きな金字塔を打ち立てた。

◆阪神前川右京外野手(21)がエビ反りキャッチで拍手喝采をもらった。2回1死の守備で、日本ハム水野が打ち上げた打球は左翼ファウルエリアに。前川は定位置から全力で走り、最後は人工芝部分でダイビングキャッチ。勢い余って体が大きく沿ったが、ボールは大事にキープした。この日は安打はなかったが、2四死球で出塁。交流戦打点王にあと2に迫る活躍が光った。

◆「日本生命セ・パ交流戦」で、日本ハムの22歳新人バッテリーがデビューした。阪神戦で、ドラフト1位細野晴希投手と同2位進藤勇也捕手が、球団では78年ぶり2度目となる、新人のデビュー戦先発バッテリーを結成。細野は4回1/3を2安打1失点で6奪三振。勝敗はつかなかったが4回2死まで完全投球を披露するなど、ルーキーコンビで、甲子園球場に詰めかけた虎党をざわつかせた。試合は延長11回、サヨナラ負けを喫した。交流戦は全日程を終了し、リーグ戦は21日に再開する。初陣バッテリーが堂々と昨季日本一の阪神打線に対峙(たいじ)した。細野は4回2死までは完全投球。5回に制球を乱して4回1/3で降板となったが、デビュー戦で2安打1失点は上出来だ。「忘れられないマウンドになりました。バッターの顔を見たらテレビの中の人でめちゃくちゃ緊張したので、顔を見ないようにして落ち着かせました。5回を除けば、良い投球ができたと思います」と手応えを口にした。初回2死、渡辺への2球目には、プロ入り後で最速の155キロをマーク。2回2死では大学時代に東都大学リーグで何度も対戦し「打たれてばっか。ヒットはめっちゃ打たれました」という森下を、内角への149キロストレートで、見逃し三振に切って取った。それでも「チームが負けてしまったので喜びはそんなにない」。悔しそうな顔で「まっすぐとスライダーの反応は良かった。カット、ツーシーム、フォークでもっとカウントが取れるような練習をして、次は改善したい」と、強い口調で話した。大学時代から代表チームでコンビを組む進藤とのデビュー戦。大学3年時、日本代表の松山合宿で定めた2人の"決め事"があった。「とにかく大胆に真ん中を狙う」。多少、制球に課題がある細野だが、思い切って真ん中に投げさせればボールが減り、ストライクゾーンで適度に散って打たれにくくなる。そう考え、導き出した答えだった。細野の脳をうまい具合にコントロールする"トリック"。4月20日、2軍のオイシックス戦(鎌ケ谷)で、進藤と組んで公式戦初登板した映像を見返した細野は「インコースが多かったですね。僕、真ん中に投げてるつもりだったんですけど」。1回1安打無失点1奪三振の好投につながった。聖地でも、慣れ親しんだ女房役のミットはほぼ、真ん中。新人2人がすがすがしい"連係プレー"で、4万人を超える聖地のファンをうならせた。【永野高輔】▽日本ハム進藤(7番捕手でプロデビュー。無安打も細野を好リード)「うまくなりたい、結果残したい。自分の中での向上心が、ファームにいたときよりも、もっと芽生えてきました」新人のデビュー戦先発バッテリー デビュー戦同士の新人が先発バッテリーを組むのは、87年10月18日に阪急の高木晃次投手と中嶋聡捕手が南海戦で組んで以来、37年ぶり。日本ハムでは1リーグ時代の46年4月27日の巨人戦で一言多十(ひとこと・たじゅう)投手と熊耳武彦(くまがみ・たけひこ)捕手が組んで以来、78年ぶり2度目。この試合は球団創設1試合目で、一言は敗戦投手だった。

◆日本ハム水谷瞬外野手(23)が、交流戦史上最高打率を更新した。この日は3打数1安打で4割3分8厘。15年秋山(西武)の4割3分2厘を上回る新記録を樹立。「たくさんすごい選手がいる中で自分の名前が残るのはうれしい...けど、ちょっとおこがましい気持ちです」。前年まで無安打の選手による交流戦首位打者も史上初の快挙だ。ポテンシャルを大爆発させた交流戦最終戦を前に「甲子園は、たぶん野球人にとっては特別な場所。そういう最高の"遊び場"を準備してもらっているんで楽しめたら」と話していた。聖地を"遊び場"と表現するほど、今は最高峰の舞台で野球ができることがうれしい。昨季までソフトバンクでくすぶっていた"ロマン砲"。現役ドラフトで得たチャンスを生かし、楽しみながら駆け抜けた3週間の最後に、野球の神様は"ご褒美"をくれた。8回2死三塁の第4打席。凡退なら新記録樹立を逃す中で、阪神岡田監督からプロ初の申告敬遠。新庄監督は水谷に代走五十幡を起用して快挙が確定した。結果的に両監督から"アシスト"を受けた形になったのも、ここまでの頑張りがあったから。「まず1本打とうと思って今日は臨んだ。自分との戦いにも勝てた」。日々の打席を大事に楽しんできた水谷が、大きな金字塔を打ち立てた。

◆阪神村上頌樹投手(25)の勝ち星は、スルリと消えた。5回2安打無失点。0-0で迎えた5回裏1死満塁で、日本ハムが2番手宮西にスイッチしたタイミングだった。1度は打席に向かう準備をしていたものの、代打原口が送られ交代。原口は右邪飛に倒れたが、兵庫・淡路島の先輩でもある1番近本が中前打適時打で先制点を挙げた。"滑り込み"で勝ち投手の権利を得た。ただ、7回に桐敷が同点打を浴びた。この時点で村上の勝利は消えた。4月30日の広島戦で2勝目を挙げて以来、これで6試合勝ち星がついていない。この日は打順のめぐり合わせで5回で降板となったが、7奪三振でバトンをつないだ。「状態もよかったので球数少なくもっと長いイニングを投げていきたかった」。納得はしなかったが次につながる87球だ。後輩に負けるわけにはいかなかった。相手先発の細野は東洋大の3学年後輩。村上にとって、東洋大の後輩と投げ合うのはプロ初のことだった。大学4年時、当時1年生の細野を見て「投げている球はすごかった」と回想する。150キロオーバーを連発した後輩に対し、先輩はさすがの制球力で意地を見せた。【中野椋】

◆33歳の誕生日前夜、登板した阪神岩崎優投手が142ホールドを記録し、球団OBウィリアムスを抜いて球団単独2位に立った。同点の9回先頭の5番万波は遊ゴロ、6番水野には中前に運ばれたが7番清宮を右飛で打ち取った。2死一塁の8番上川畑の打席では、一塁走者の水野をけん制で刺し、3試合連続の無失点でマウンドを降りた。

◆阪神が雨天中止となっていた日本ハム戦第3戦で劇的なサヨナラ勝ちを収め、交流戦を白星で締めた。これで今年の交流戦を7勝11敗で終えた。この日行われたのは同戦だけで、首位広島とは2・5ゲーム差に縮まった。岡田監督の一問一答は以下の通り。-最後は相手のバッテリーエラーという結末「まあ、向こうのミスでね。その前もですけどね」-試合全体を通して「もうね、1ー0かね。きょうは9回で、1ー0で勝つしかないなと思ってたから。ちょっとあっこもね、不用意に初球だったしねえ。歩かせてもいい場面だからねえ。もったいなかったですけどね。だから、11回までいったのかな」-1ー0という話だったが、近本のタイムリーだった「いやいやもう、走塁ミスばっかりで、いかないから、4つよ。今日ね。だからまあ、なんとか村上も飛ばしていたし、ずっと勝ちが付いてないから、5回でも勝ちを付けてやろうと思って(代打・原口を送った)。いい当たりじゃなかったけど、ファウルフライでも打って、あそこで(点を)取っていたら、もう2点取れているところやけどね、走塁の面を普通にやればね」-梅野の打席でセーフティースクイズも仕掛けた。「いやいやもう、点を取れないから。セーフティースクイズっていうても、正面だったら別にスタートを切らなくていいじゃないですか。そう考えたら5つやね。走塁ミスは」-村上の投球「勝ってないから何とか先に点やらないというかね、そういう姿が見えてて、球数も多かったけど、何とかねあそこ、初めてのチャンスでね、あそこでね、1点に終わったからね、もう1点ね、ほんとは2点欲しいからね、1点やったら村上打たせたらいいじゃないですか。1点しかとらなかったから、こういう展開になったと思うんだけどね」-リリーフの投入も早かった「いやいや、ゲラがいないからね、6回からだとしんどい部分もあるんだけど、なんとかね、つないでつないでね、ちょっと初球は不用意やったと思うけどね、清宮ね、代打ね、2アウトでね、バッター考えてもね、左バッターで」-交流戦を振り返って「まあね、交流戦入る前から打つ方がね、もうこれ言うた通りね、パ・リーグのピッチャー、なかなか今の状態でなかなか打てんいうのは、その通りの交流戦なったけどね。まあね、負け(越し)4つになったのかな。おーん。まあ4つ言うてもねえ、去年も3つ負け越してたから、そんな変わらないんだけどね、なんかものすごい負けてるような感じになってるけど、まあよくしのいだと思いますよ、このまま負けでね、はっきり言うて。今のチーム状態から行くとね、おーん」-リーグ再開、どういう阪神の野球を見せていく「いやいや、もうね、今度はね、ある程度分かってるピッチャーというかね、対戦のあるピッチャーと当たるし、ねえ。もう1回やっぱり気持ち切り替えてね、おーん、自分の役割というか、おーん、そういうのが全然ねえ、できてない部分も多いからね、だからやっぱり点取れない部分があると思うんで、そのへんの修正ですね、はい」(ペン囲み)-勝ってもこんな感じでは「ひどいなあ、しかし、ええ。こんなにミスするやんな」-ずっとミスを指摘していた「だから結局は役割というかね、それはランナー出たら1つでも前の塁とか、それが仕事なわけやから、そんなん当たり前のことやんか。ヒット打てと言うてないんやから。それができないんやからなあ」-近本の適時打で二塁走者がかえってこない「あんなん、完璧ミスやん。ツーアウトで満塁でセンター前のゴロのヒットで何でよおかえってけえへんの」-なぜかえれなかった「知らんよ、そんなん俺に言うても」-森下は万波の強肩を警戒したか「あの体勢で捕って投げれるか、ホームにストライク。なに考えてるんや、ホンマ。こないしてグラブ伸びたような捕り方で。そんなもん、肩が強かったら全部ストップやんか」-監督がよく言う感性「簡単やんか、行けいうたら終わりやんか。行くか行かんかやんか、走塁なんか。行く勇気がないわけやろ、結局は。コーチも行かす勇気がないんやろ、藤本が止めてるんやろ」-勝ったが、反省の多い試合に「勝ったとかは、そんなん何もないわ」

◆阪神岡田彰布監督(66)が、多発した走塁ミスを嘆いた。5回1死満塁で代打原口が右邪飛。これに三塁走者森下はタッチアップをしなかった。右翼万波は体勢を崩して捕球していたため、隙があったように見えるシーンだった。指揮官は「あの体勢で捕って投げれるか、ホームにストライク。何考えてるんや、ホンマ。こないしてグラブ伸びたような捕り方で。そんなもん、肩が強かったら全部ストップやんか」と厳しく指摘。「簡単やんか、『行け』言うたら終わりやんか。行くか行かんかやんか、走塁なんか。行く勇気がないわけやろ、結局は。コーチも行かす勇気がないんやろ、藤本が止めてるんやろ」と三塁コーチャーを務める藤本内野守備走塁コーチにも厳しい言葉が飛んだ。サヨナラ勝利にも、岡田監督は「勝ったとかは、そんなん何もないわ」と語った。

◆日本ハムがバッテリーミスでサヨナラ負けを喫した。1-1の延長11回1死二、三塁。8番手の矢沢宏太投手(23)が2ボールから投じたスライダーが高めに浮き、田宮裕涼捕手(23)も捕球しきれず。その間に三塁走者がサヨナラのホームを踏んだ(記録は矢沢の暴投)。これで交流戦は1分けを挟んで3連敗でフィニッシュ。7勝10敗1分けで終わった。試合後の新庄剛志監督(52)の主な一問一答は以下の通り。新庄監督 (最後のシーンのバッテリーは)どうしたんだろうね?-サインミスか新庄監督 それは防げないですね。ピッチャーとキャッチャーの連携なので。(プロ初登板初先発の)細野君は完璧。完璧です。この舞台で堂々と(プロ初出場の同期)進藤君と組んで。もう言うことないですよ。ちょっとあの、4回か。左足のふくらはぎかな、つった。ちょっとつり気味だったので、今後のことも考えてね(5回途中で交代させた)-細野は今後、また先発チャンスも新庄監督 それは考えます。もちろん、あるでしょうね。楽しみなピッチャーの1人なんで。コントロールもいいしね。フォアボールが何個か...。-2つですね、5回だけ新庄監督 うん。ゲームつくってくれたっていうのは、もう合格です。思ったよりバッターがものすごく差し込まれてたんで、見た目より手元で伸びてるボールなんでしょうね。打席に立ってないから、わかんないけど。見た目では、そういう打ちづらそうなストレートを投げてましたよね。フォークも決まってたし。-進藤は今後、どう起用していくか新庄監督 1本、打たせたいですね、ヒットをね。今日で、もう彼の中では自信になったと思うし。ここから次はどういうリードして、どういうバッティングするかを楽しみにしたい。もともと肩はいいんで。-水谷が交流戦最高打率を更新新庄監督 いやいや、一番本人がびっくりしてるんじゃないですかね。でも彼がね、実力でつかんだタイトルなんで。まあでも、僕の中ではシーズン終わって、どれぐらいの成績を残せるかっていう、もう選手になってると思う。あとケガ。痛いのかゆいの言わず。ケガをしてても、今の調子をバッティングにしてもね、持続して。このケガをしながらでも乗り越えた時に、これぐらいでもゲームに出て戦えるっていうか、守れたり走れたりするっていうところをインプットしてもらったら、またさらにレベルが上がるので。だいたいレギュラーをつかむ選手っていうのはね、そういうところが頭の良さという。それを乗り越えられる選手にはなってほしいですね。-5月末の甲子園での2試合が終わった時に、ここで最後に優勝のかかる試合で接戦を戦いたいと話していた。試合展開は、そうなった新庄監督 十分でしょ(笑い)。最後の終わりがね、ええ、もったいないですけど。ちょっと後で確認して、サインミスなのか...まあ終わったことは仕方ないんで。

◆阪神石井大智投手(26)が回またぎを敢行するも、自身13試合ぶりの失点を喫した。1点リードの6回に登板。先頭郡司に右前打を許すも、その後はけん制でアウトをとるなど、結果的に3人で片付けた。7回も続投したが、1死から万波に中前打を許したところで降板。桐敷が適時打を浴びたことで、走者を残した石井に失点がついた。3月30日巨人戦以来の失点。5月4日の1軍再昇格後は、初めての失点となった。

◆代走で出場した阪神植田海内野手(28)が好判断でサヨナラのホームに飛び込んだ。延長11回1死から安打を放った豊田の代走で登場。失策で一気に三塁に進み、最後は暴投に反応した。捕手とボールの距離を冷静に見て、思い切ってスタートを切った。「はじくと思っていなかった。見えて、行けると思って走りました。最初はあまり見えなくて。(行ける)距離があるかなと」と振り返った。

◆阪神梅野隆太郎捕手(33)が、通算1000試合出場を劇的サヨナラ勝ちで飾った。1-1の延長11回1死一、三塁。相手暴投で決着した時の打者が梅野で、歓喜に酔いしれた。試合が成立した5回終了時には、グラウンド上で記念パネルを手渡され、本拠地のファンに向けて深々と頭を下げた。13年ドラフト4位で福岡大から入団。11年目で大台に到達した。節目の試合ではまず村上を5回無失点に導き、ブルペン勝負になった6回からも懸命に日本ハム打線を抑えにかかった。プロで一人前の証しを刻んだが、対照的に、この日相対した日本ハムのバッテリーはドラフト1、2位ルーキーで、ともにプロ初出場だった。自身の初出場の際の記憶を「もう、忘れんね。ふわふわして。(日本ハムの2人は)自分とはまた違った感情があると思う」と思い返した。入団以来、捕手1本。身長173センチと小柄ながら、驚異的な反射神経のブロッキング、強肩は球界屈指。力強い打撃でも貢献。歴代、阪神の「生え抜き捕手」で長年活躍した選手は多くない。主に捕手として出場した選手としては、田淵幸一の1141試合に続く2位。捕手としての出場も985試合となり、生え抜きではすでにトップ。こちらも球団初の大台に迫っている。今季は坂本との完全併用が続き、奮闘する投手陣を支えている。前日17日に33歳を迎えたばかりのベテラン。まだまだチームに欠かせない存在だ。

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◆日本ハム新庄剛志監督が新人2人の今後に言及した。降板時にハイタッチで出迎えた細野晴希投手について「(先発のチャンスは)もちろんあるでしょ。楽しみな投手の1人。コントロールもいいし。ゲームをつくってくれたっていうのは、もう合格」。進藤勇也捕手には「1本ヒット打たせたい。今日で自信になったと思う。次はどういうリードをして、どういうバッティングするか楽しみ」と期待。交流戦を「最後がもったいないですけど、後でサインミスか確認して。まあ終わったことは仕方ないので」と総括した。

◆阪神が今季2度目のサヨナラ勝ちで「日本生命セパ交流戦」を締めた。日本ハムとの最終戦は、1-1の延長11回に相手暴投で劇的に決着。負ければ貯金0で4位、勝てば貯金2の2位と上下の大きかった一戦で、岡田彰布監督(66)が5回無失点の先発村上頌樹投手(25)に代打を送るなど、執念タクトが実った。満員札止めの甲子園に会心の六甲おろしが響き渡った。阪神は交流戦順位決定の規定により、10位となった。中日と全く同じ7勝11敗で全日程を終了。勝率が並んだ場合は(1)勝利数(2)直接対戦成績(3)得失点率差(TQB)の順で順位を決める。(1)勝利数は同数、(2)直接対決は同リーグのためない。(3)のTQBは(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)で計算。阪神は-0・087、中日は-0・182で、阪神が上回り、中日が11位になった。

◆阪神小幡竜平内野手が3出塁で貢献した。9回2死からマーフィーの変化球を捉えて右前打。5回と7回にも四球を選び、何度も好機を演出した。木浪が左肩甲骨の骨折で戦列を離れる中、16日ソフトバンク戦から2戦連続の遊撃スタメン。「先発で出ても後から出ても、自分の役割を全うするだけだと思っていた。(交流戦が明けても)自分が引っ張っていくような気持ちで、チームに貢献できるような働きができたら」と責任感をにじませた。

◆阪神村上頌樹投手(25)の執念が、サヨナラ勝利へ結びついた。5回2安打無失点。5回に代打原口を送られ交代したが、1番近本の適時打で、勝ち投手の権利を得た。7回に桐敷が同点打を浴びて3勝目は消えたが、「状態は良かった」と前を向いた。4月30日の広島戦で2勝目を挙げて以来、自身には6試合勝ち星がない。それでもチームは火曜日の連敗を5でストップ。岡田監督からは「(村上は)勝ってないから何とか先に点やらないというかね、そういう姿が見えて」と評価された。この日は打順のめぐり合わせで降板となったが、上々の7奪三振。「球数少なく、もっと長いイニングを投げたかった」と納得しなかったが、次回こその期待を抱かせる87球だ。相手先発の東洋大の3学年後輩、細野にも投げ負けなかった。150キロオーバーを連発した後輩に対し、先輩はさすがの制球力で昨季MVPの意地を見せた。

◆サヨナラ呼ん打! 売り出し中の阪神豊田寛外野手(27)が、劇勝を導く代打安打を決めた。1-1の延長11回1死。島本に代わって起用され、日本ハム矢沢の144キロ直球を中前へ。お手本のようなセンター返しで、代走植田にバトンタッチした。その後、三進した植田が矢沢の暴投で生還。サヨナラ勝ちを呼び込み「ほんとに、素直にうれしい」とかみしめた。植田はもちろん、豊田にも歓喜のウオーターシャワーが浴びせられた。「初めてですね。まだちょっと興奮しているという感じ」。試合後もクールな男の興奮は収まらず。入団3年目で3本目の安打は、チームを救う貴重な1本となった。13日のオリックス戦でプロ初安打を含む2安打をマーク。昨季は1軍昇格が1度もなかった男が新たな風を吹かせている。その効果は2軍にも。豊田がプロ初安打を放った翌日、鳴尾浜でともに汗を流してきた男たちは歓喜の声を上げ、刺激を受けていた。高寺が、遠藤が、戸井が、小野寺が、北川2軍打撃コーチが...。自分のことのように「うれしい」と口をそろえた。誰にでも優しく、穏やかな27歳だからこそ、そう言ってもらえるのだろう。2年ぶりの1軍では「ピッチャーの研究、裏での準備。見習うものがある。そのぐらいしないと結果が出ないっていうところ。自分も準備していけたら」と、代打で一振りにかける糸原、原口らの姿から学んでいる。19日はゲーム勘を養うため、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)に出場予定。朝は6時起きという。クラブハウスにバットを持って引き揚げた。【中野椋】

◆「日本生命セ・パ交流戦」で、日本ハムの22歳新人バッテリーがデビューした。阪神戦で、ドラフト1位細野晴希投手と同2位進藤勇也捕手が、球団では78年ぶり2度目となる、新人のデビュー戦先発バッテリーを結成。細野は4回1/3を2安打1失点で6奪三振。勝敗はつかなかったが4回2死まで完全投球を披露するなど、ルーキーコンビで、甲子園球場に詰めかけた虎党をざわつかせた。試合は延長11回、サヨナラ負けを喫した。交流戦は全日程を終了し、リーグ戦は21日に再開する。近かったような、遠かったような甲子園だった。地元の東京・八王子市の隣、あきる野市には甲子園常連の東海大菅生(西東京)があった。当時小学生だった細野は「甲子園、目指したいな」と、東海大菅生中に入学。2年時の15年春センバツではアルプススタンドで声援を送った。憧れの先輩の近くで練習することもあった。ただ、そこで感じたことは「あ、無理だわ。こんなに練習できないわ」。想像を超える猛練習に、描いていた青写真は崩れた。中学時代は都大会優勝など実績を残したが、東海大菅生高ではなく、チームメートに誘われ、89年夏以降、甲子園出場のない東亜学園(東東京)に進学した。甲子園を諦めたわけではなかった。U17代表東京都選抜にも選ばれた。「東亜もキツかったですね。でもめちゃくちゃ(監督やコーチからの)愛があって、やりがいはありました」と、濃密な3年間だった。でも、甲子園は「ほど遠すぎて...」。追い続けたけれど、どこか距離を感じていた甲子園。そんな場所で、細野が堂々と、記念すべき1軍デビューを飾った。【黒須亮】

◆岡田監督、怒りのサヨナラ締めだ。阪神が「日本生命セ・パ交流戦」の最終日本ハム戦を延長11回、相手暴投で制した。負ければ貯金0で4位、勝てば貯金2の2位と上下の大きかった一戦で、岡田彰布監督(66)が5回無失点の先発村上に代打を送るなど執念タクトが結実。だが甲子園に会心の六甲おろしが響き渡る中、指揮官は記録に残らない走塁ミスの連発におかんむり。21日に再開するDeNAとのリーグ戦に向け、チームを引き締め直した。延長11回、相手のバッテリーミスによるサヨナラ勝ちで、甲子園に歓喜の六甲おろしが響き渡った。だが、テレビインタビューを始めた岡田監督に笑顔はなかった。交流戦最終戦をもぎ取り、貯金2で再開リーグ戦へ。負ければ貯金0で4位に落ちた一戦で首位広島に2・5ゲーム差に迫った。「よくしのいだと思いますよ、はっきり言うて。今のチーム状態からいくとね」。その口ぶりは次第に怒りを帯び、矛先は度重なる走塁ミスに向けられた。「ひどいなあ、しかし、ええ。こんなにミスするやんな」。特にイライラを募らせたのは5回だった。0-0の無死一、三塁の好機で、セーフティースクイズを試みた梅野の打球は投手の正面。スタートを切っていた三塁走者の前川は戻れず、タッチアウトとなった。「セーフティースクイズっていうても、正面だったら別にスタートを切らなくていい」とばっさり斬った。続く1死満塁では、代打原口が右翼ファウルゾーンへ大飛球。捕球した日本ハム万波は体勢を崩していたが、三塁走者の森下がタッチアップを自重した。「あの体勢で捕って投げれるか、ホームにストライク。なに考えてるんや、ホンマ。こないしてグラブ伸びたような捕り方で。そんなもん、肩が強かったら全部ストップやんか」。その後、2死満塁からようやく均衡を破る近本の中前適時打が出たが、今度は二塁走者の梅野が三塁でストップ。「あんなん、完璧ミスやん。ツーアウトで満塁でセンター前のゴロのヒットで何でよおかえってけえへんの」。苦言は止まらなかった。何としても勝ちたい試合だった。5回裏の1死満塁の好機で無失点の村上に代打原口を投入するなど、前のめりな執念タクトを連発。少ないチャンスを生かそうと懸命だった分、自滅的な走塁にもどかしさが募った。他のイニングでもミスが積み重なりおかんむり。「(全部で)5つやね。走塁ミスは。ランナー出たら1つでも前の塁とか、それが仕事なわけやから、そんなん当たり前のことやんか」とまくしたてた。「勝ったとかは、そんなん何もないわ」。1勝よりも脳裏に残ったのは、当たり前を徹底できない選手たちの姿。いま1度引き締め、リーグ戦が再開となる21日DeNA戦から、しっかりした岡田野球を見せる。【磯綾乃】

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】今季最後の交流戦試合は阪神がサヨナラ勝ち!打者梅野隆太郎の時に暴投で三塁走者植田海が生還。歓喜の阪神ナインから梅野もウオーターシャワーを浴びました!

◆阪神・森下が18日の交流戦最終戦で日本ハムのドラフト1位・細野(東洋大)との対決に燃えた。「何とか攻略できるように。他の人たちは初対戦なので、頑張りたい」。中大時代、1学年下の左腕とは東都大学リーグで対戦し、しのぎを削ってきた。「しっかりいいところで打てるようにしたい。(交流戦)ラストなんで勝って終わりたいなと思います」。プロの洗礼を浴びせて、虎を勝利に導く。

◆新庄劇場第3弾!! 日本ハム・新庄剛志監督(52)が17日、自身のインスタグラムを更新し、交流戦最終戦となる18日の阪神戦(甲子園)で新人バッテリーを先発でプロデビューさせる方針を明かした。「皆さん、お待たせしました」と冒頭から期待を持たせ、この日予告先発が発表されたドラフト1位の細野晴希投手(22)=東洋大=に加え、2位の進藤勇也捕手(22)=上武大=の起用を公表。「互いにプロ野球初デビュー。2人には少しの緊張だけ持ってもらい、後は心の底から初舞台を楽しんでもらいます」とつづった。2人ともイースタン・リーグで実戦を積み、自己最速158キロ左腕の細野は7試合登板、23回?を投げて防御率1・54、20奪三振。強肩強打の進藤は36試合出場、打率・231、2本塁打をマークした。新庄監督は交流戦開幕カードだった5月29、30日の阪神戦(甲子園)でもパフォーマンスを披露。初戦は特注の虎ユニホームに袖を通してメンバー表交換、2戦目は投手・山崎の6番起用。古巣をかき回して2連勝した。そして、雨天延期となった唯一の試合でもサプライズを用意。「細野君、進藤君の家族の皆さん、テレビにかじりついて見といてください。必ずやります」と自信満々に締めくくった。

◆新庄劇場はもう許さん!! 阪神・前川右京外野手(21)が17日、交流戦最終戦となる18日の日本ハム戦(甲子園)を勝利で締めくくることを宣言した。開幕カードでは新庄剛志監督(52)にかき回されて2連敗を喫したが、今回は交流戦チーム打撃部門3冠といま最も頼れる若虎が主役だ。2差で追う交流戦打点王をつかみ取り、レギュラーの座を確固たるものにする。〝相棒〟のバットで有終の美を飾る。新庄劇場にのまれ、勢いをそがれて始まった悪夢の3週間。ただ、そんなどん底の中でも光る若虎がいた。つらかった交流戦の最後は勝利の笑顔で締める。前川が虎の気持ちを代弁した。「全員その気持ちだと思う。チーム全員で勝ちたいなと思います」初戦は特注の虎ユニホームに袖を通して行ったメンバー表交換、2戦目は投手・山崎の6番起用-。新庄マジックにかき乱された日本ハム戦2連敗から、苦戦続きの交流戦は始まった。最下位こそ免れたが、17日現在で6勝11敗は12球団で11位。12敗となれば、交流戦が18試合制となった2015年以降では球団ワーストとなる。特に苦しんだのが貧打。ただ、その中で希望の光もあった。前川の成長だ。

◆18日の日本ハム戦(甲子園)での先発に向けて阪神・村上は17日、甲子園球場でショートダッシュなどで調整、水谷斬りを誓った。「一発であったり、小技や足がある印象。惑わされずにやっていきたい」。交流戦トップの打率・443(61打数27安打)と勢いをもたらす男に仕事はさせない。ドラフト1位・細野との投げ合いには「いい投手。(東洋大の)後輩に負けないように頑張りたい」と、先輩の意地をボールに込める。

◆直近2戦で4番を務めた阪神・佐藤輝が、18日の日本ハム戦で〝新庄劇場〟の幕は開けさせない。「勝って(交流戦を)終われるように。監督含め勢いがあるチームだと思うので、自分たちのペースに持っていって頑張ります」。15日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)から2試合連続長打と〝らしさ〟が戻ってきた。5月29、30日の日本ハム戦(甲子園)は2軍降格中で不在だった大砲がリベンジに一役買う。

◆日本ハム・新庄剛志監督(52)が試合前の練習中、三塁カメラマン席付近からベンチに戻る際に三塁スタンドの阪神ファンから「阪神の監督やってくれ」「現役(で復帰)でもええぞ」などの声が飛んだ。新庄監督は自身を応援する声が飛ぶ三塁スタンドを一瞥し、手を振って声援に応えた。5月29日の同戦では試合前のメンバー交換時に阪神のユニホーム姿で登場するなど話題を集め、試合でも2連勝。古巣相手の3連勝をかけ、この日はD1位・細野晴希投手(22)=東洋大=を先発する。

◆阪神・村上頌樹投手(25)が先発する。今季ここまでは10試合に先発して2勝5敗、防御率2・27。4月30日の広島戦(マツダ)を最後に5試合勝ちなしの4連敗と苦しんでいるが、今季の交流戦ラストゲームを前にし、17日の投手指名練習後には「最後、いい形で終われるようにやっていきたい」と気合十分だ。プロ初登板を迎える日本ハム先発のD1位・細野は東洋大の後輩でもあり、「いい投手なので、後輩に負けないように頑張りたい」と先輩の意地もぶつける。また、バッテリーを組む梅野隆太郎捕手(33)は前の試合までで通算999試合出場。試合が成立すれば節目の1000試合達成となる。

◆日本ハム・新庄剛志監督(52)は試合前のメンバー交換時に阪神・岡田彰布監督(66)とハイタッチを行わなかった。新庄監督は今季、試合前のメンバー交換時で対戦相手の監督とハイタッチを行っており、交流戦でもセ・リーグ5球団の指揮官とのハイタッチに〝成功〟。甲子園では交流戦最初のカードで凱旋し、5月29日の第1戦で背番号「63」の阪神ユニホーム姿で登場して観客を驚かせ、翌30日の第2戦では通常の日本ハムのユニホームで現れたが、岡田監督とはハイタッチをしなかった。そしてこの日も、一礼したのちに握手を交わしたが、ハイタッチは行わず。審判団とも握手のみを行い、プレーボールのときを迎えた。

◆阪神・前川右京外野手(21)が二回、守備でフライに飛びついて捕球するビッグプレーを披露した。1死で水野の打球は左翼ファウルゾーンへ。前川は勢いよく打球に向かい、日差しを浴びながら前向き飛び込んでキャッチ。スタンドが歓声に包まれた。打撃を買われて定位置をつかみつつある若虎が、この日最初の打席を迎える前に守備で貢献した。

◆阪神は五回、近本光司外野手(29)の適時打で先制した。勝負手連発の末に試合を動かした。先頭の前川が四球で出塁し、暴投で二塁へ。森下が中前打で無死一、三塁とチャンスを作った。この日の2打席目を迎えた梅野は初球にセーフティースクイズを敢行。当たりは投手の正面に転がり、飛び出した前川が三本間でアウトになった。小幡が四球を選んで満塁となり、ここで新庄監督はプロ初先発で無失点のD1位・細野(東洋大)の交代を決断。今季初登板の左腕・宮西がマウンドに上がると、岡田監督は5回無失点の村上頌樹投手(25)に代えて代打・原口を起用した。原口は右翼フェンス際への邪飛に倒れ、三塁走者の森下もタッチアップを切れなかった。2死満塁となって近本が打席へ。宮西の144キロ直球を捉え、打球は二遊間を破って中前へ。1点を先制する適時打で、降板した村上に3勝目の権利をもたらした。

◆阪神・梅野隆太郎捕手(33)が通算1000試合出場を達成した。この日は「7番・捕手」で先発し、五回を終えて試合が成立。プロ11年目での達成となった。生え抜きでは球団初となる捕手1000試合出場にもあと「15」と間近に迫っている。

◆日本ハムのD1位・左腕、細野(東洋大)とD2位で捕手の進藤(上武大)がそろってスタメンでプロ初出場を果たした。球団で新人投手、新人捕手が、デビュー戦でバッテリーを組むのは球団では2リーグ制以降初。プロ初先発の細野は三回まで一人も出塁を許さない完全投球で阪神打線を封じた。「やるからにはやっぱり、一番を目指して日本を代表するような投手になれるように頑張りたい」と力強く語る最速158キロ左腕が、甲子園でのデビュー戦で大器の片鱗(へんりん)を見せた。記念すべき第1球は内角への149キロ、代名詞の直球。2球目の直球で1番・近本を詰まらせ、三ゴロに打ち取った。恩師も認める強心臓ぶりを発揮した。東京・東海大菅生高等学校中等部時代に細野を指導した同中野球部の村上晋監督は試合前に「いよいよだな。頑張れ」とメッセージを通じて激励。左腕からは「緊張しています。やばいです」と返信があったという。ただ村上監督は「意外と気にしないタイプ。多分、ひょうひょうと投げる」と指摘。恩師の言葉通り、細野がルーキー離れしたマウンドさばきを披露した。五回途中で降板し、プロ初勝利は持ち越しとなったが期待の左腕が1軍の舞台で確かな第一歩を踏み出した。

◆阪神が1―0の七回に1点を失い、同点に追いつかれた。六回から登板した石井が続投したが、1死から万波に中前打を浴びたところで降板。3番手で桐敷がマウンドに上がった。水野に犠打を決められ2死二塁とされると、代打・清宮に初球のスライダーを捉えられ右前適時打。五回のチャンスに代打を送られて5回無失点で降板した先発・村上の3勝目の権利が消え、試合は振り出しに戻った。

◆阪神が2度目のサヨナラ勝ち。7勝11敗で交流戦を終え、18試合制となった2015年以降の最多敗戦更新を免れ、単独2位となった。延長十一回、代打・豊田寛外野手(27)の中前打と敵失などで1死二、三塁とし、矢沢宏太投手(23)の暴投で試合が決まった。スタメンの梅野隆太郎捕手(33)はプロ野球530人目の通算1000試合出場を達成した。今季の延長戦成績は4勝5敗4分で連敗を「4」で止め、4月30日広島戦(マツダ)以来の火曜日白星となった。チームは15三振を加え、488個となり、12球団最多となった(成績=32勝30敗4分、観衆=4万2601人)。

◆サヨナラの生還をした阪神・植田海(撮影・松永渉平)

◆プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は18日、阪神が延長十一回の末2―1で日本ハムにサヨナラ勝ちし、全日程を終了した。既に13勝5敗で終えた楽天が球団創設20年目で初優勝を決めており、パ・リーグが53勝52敗3分けで2年連続16度目の勝ち越しとなった。水谷(日本ハム)が交流戦史上最高の打率4割3分8厘で首位打者に輝いた。投手では才木(阪神)が3戦3勝、7日のロッテ戦で無安打無得点試合を達成した大瀬良(広島)が防御率0・00を記録した。セ・パ両リーグ内の対戦は21日に阪神―DeNA、ソフトバンク―ロッテなどで再開する。

◆阪神が2度目のサヨナラ勝ち。7勝11敗で交流戦を終え、18試合制となった2015年以降の最多敗戦更新を免れ、単独2位となった。延長十一回、代打・豊田寛外野手(27)の中前打と敵失などで1死二、三塁とし、矢沢宏太投手(23)の暴投で試合が決まった。スタメンの梅野隆太郎捕手(33)はプロ野球530人目の通算1000試合出場を達成した。今季の延長戦は4勝5敗4分で連敗を「4」で止め、4月30日広島戦(マツダ)以来の火曜日白星となった。チームは15個を加え、12球団最多の488三振。岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=32勝30敗4分、観衆=4万2601人)。ーー勝ってもこんな感じでは「ひどいなあ、しかし、ええ。こんなにミスするやんな」ーーずっとミスを指摘していた「だから結局は役割というかね、それはランナー出たら1つでも前の塁とか、それが仕事なわけやから、そんなん当たり前のことやんか。ヒット打てと言うてないんやから。それが出来ないんやからなあ」ーー五回の近本の適時打で二走(梅野)が帰って来ない「あんなん、完璧ミスやん。ツーアウトで満塁でセンター前のゴロのヒットで何でよお帰ってけえへんの」ーーなぜ帰られなかった「知らんよ、そんなん俺に言うても」ーー森下は万波の強肩を警戒したか(五回1死満塁で原口の右邪飛で三塁から生還せず)「あの体勢で捕って投げれるか、ホームにストライク。何考えてるんや、ホンマ。こないしてグラブ伸びたような捕り方で。そんなもん、肩が強かったら全部ストップやんか」ーー監督がよく言う感性「簡単やんか、行け言うたら終わりやんか。行くか行かんかやんか、走塁なんか。行く勇気がないわけやろ、結局は。コーチも行かす勇気がないんやろ、藤本が止めてるんやろ」ーー勝ったが、反省の多い試合に「勝ったとかは、そんなん何もないわ」

◆中日、西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(70)が五回1死満塁で代打・原口文仁内野手(32)の右邪飛に反応しなかった三走・森下翔太外野手(23)に言及した。投手陣が踏ん張って勝ち試合にしたのは良かったが、やはり打線。消極的というか、全部、安全策に見える。その象徴が五回の森下の走塁だ。1死満塁で村上に代打・原口。ベンチは勝負手を打った。それなのに、右邪飛で三走・森下がスタートを切れないとは。アウトになっても仕方ない。勝負をかけた場面で消極的すぎる。コーチも行かせないと。あれではチームに勢いがつかないし、食らいついた原口もエッ? と思うはずだ。万波は強肩だが、あの体勢で強く正確な返球が難しいのはわかるはず。あそこでスタートを切れば二走も三塁へ行く。流れがどんどん生まれる。近本が打ったからよかったものの、続く中野が2ボールから甘い真っすぐを見逃したのも消極的。今年の阪神は本塁でのクロスプレーが少なく感じるし、もっと思い切ったことをしないと、状況の打破はできない。その点で豊田の延長十一回のヒットは評価できる。1ボールからファーストストライクをバシッと仕留めた。佐藤輝もそうだが、ファーストストライクを振ってファウルというシーンが多すぎる中、久々にひと振りで決める打撃を見た。ああいう打撃は勢いをつける。リーグ戦再開からは、チームとしてもっとアグレッシブに攻めてほしい。

◆日本ハムは0―1の七回に代打清宮の適時打で追い付いたが、延長十一回に守りのミスが重なってサヨナラ負けを喫した。新庄監督は「終わりがもったいない」と残念がった。1死一塁で水野が遊ゴロを大きくはじく失策で、一塁走者は三塁まで進んだ。最後は二、三塁から矢沢が投じた高めの変化球を田宮が捕れず、暴投で決勝点を許した。新庄監督は「サインミスなのか。まあ、終わったことは仕方ない」と気持ちを切り替えた。

◆たった一度与えられたチャンスを生かし、プロ3年目の阪神・豊田寛外野手(27)がサヨナラ劇の起点になった。生還した植田に浴びせられるウオーターシャワー。顔を真っ赤にして、甲子園初安打を振り返った。「なんでもいいので塁に出ようと思っていた。すごく緊張していましたけど、思い切っていこうと。いいピッチャーなので、一球で仕留める準備はしていました」出番が回ってきたのは延長十一回1死走者なし。原口、糸原と代打の切り札が先に起用されていく中、出番がやってきた。矢沢の144キロ直球を捉えて中前へ。出塁を果たして代走・植田とバトンタッチ。2つのミスが重なるサヨナラ劇の幕を上げた。2年越しの大仕事だった。ルーキーイヤーの2022年4月8日の広島戦。3―3の九回1死に代打で出場し、甲子園初打席を迎えた。同じくサヨナラ劇の起点作りを託されるも、空振り三振。あの日から2年が立ち、同じようなシチュエーションで結果を出し、悔しさも払拭。「(自分の中の印象が)変わってくれればいいなと思います」と語った。

◆近本が貴重な先制打を放った。五回2死満塁で宮西の144キロ直球を捉え、打球は二遊間を破って中前へ。11打席ぶりの安打で走者1人が生還した。6月は前の試合まで打率・200、2打点と苦しんでいたが、値千金の一打で貢献。この回はセーフティースクイズ不発など攻めあぐねていた中で得点を奪い「(村上)頌樹も頑張ってくれていましたし、どんな形でもランナーをかえしたいと思っていました」と手応えをにじませた。

◆先発した村上は5回2安打無失点だった。「状態もよかったので球数少なく、もっと長いイニングを投げていきたかったですが、(攻撃の)チャンスで(代打で)交代となってしまいました」。緩急ともに精度よく、7三振を奪って二塁を踏ませず。今季3勝目への権利は追いつかれたことで失い、6試合ぶりの白星はならなかったが、87球でゲームメークした。

◆さすが、もってる男や~! 阪神は交流戦最終戦の日本ハム戦で延長十一回、2-1で今季2度目のサヨナラ勝ち。1死二、三塁で梅野隆太郎捕手(33)が暴投を呼んだ。プロ11年目の梅野は通算1000試合出場を達成。交流戦は7勝11敗で2年連続負け越しとなったが、単独2位に浮上。リーグ戦再開となる21日のDeNA戦(甲子園)へ弾みをつけた!幸運の瞬間がやってきた。自らの記念日を勝利で祝うことができた。バットは4打数無安打。それでも勝利の瞬間を打席で迎えることができた。延長十一回1死二、三塁で、サヨナラ暴投-。通算1000試合出場を達成した梅野は照れながらお立ち台に呼ばれると、感謝の思いを口にした。「記念の日に、こういう風にみんなの前で勝てたのが良かったかなと思います。幸運的なものがあったけど、1000試合(出場)でいい思いをできたのは自分でも忘れない、ポイントになるのかなと思います」試合開始から3時間54分。矢沢の速球を捕手の田宮が弾いた。白球が転々とする間に三走・植田がホームに滑り込む。五回に近本の適時打で1点を先制も、七回に追いつかれた後は膠着状態が続いていた。攻撃陣は球団ワーストにあと1と迫る15三振。五回には梅野のセーフティースクイズで三走・前川が飛び出し、憤死する場面があるなど、もどかしさが充満していた。終わりよければすべてよし。梅野の笑顔でミスを帳消しにした。

◆よく頑張った! 通算1000試合出場を達成した阪神・梅野隆太郎捕手(33)に、福岡工大城東高時代の恩師・杉山繁俊氏(67)=現久留米工業大学アドバイザー兼コーチ=が祝福のコメントを寄せた。梅野くん、1000試合出場おめでとう。本当に頑張っている教え子を誇らしく見ています。中学時代から夢はプロ野球選手になることでしたね。高校時代も練習が終わると、いつも残って自己練習。試験中でも夜中に少し時間があったら、素振りしていたのを思い出します。もちろん、勉学の方もきちんとやっていましたね。進路の面では夢のプロ野球への道、大学進学と将来について相談を受けました。もちろん行きたいところに行かせかったのですが、指導者としてプロ野球選手人生が終わってからのことも考えて進路指導をさせていただきました。高校でのプロの評価はあまり高い方ではなく、育成入団の可能性も。将来キャッチャーとしてやっていくなら、絶対にもう一つ上の評価でいった方がいい。

◆相手バッテリーの自滅で勝利したものの、阪神・岡田彰布監督(66)は試合後の囲み取材で怒りを爆発させた。「走塁ミスばっかりで。行かないから、4つよ。今日ね。(梅野の)セーフティースクイズっていうても、正面だったら別にスタートを切らなくていい。そう考えたら5つやね。走塁ミスは」0-0の五回無死一、三塁で梅野がセーフティースクイズした打球は投手の正面で処理され、三走・前川が飛び出して三本間でアウト。さらに声を荒らげた場面も、五回だった。その後1死満塁で原口の右邪飛を捕球した万波は体勢を崩していたが、三走の森下がスタートを切れなかった。虎将は「あの体勢で捕って投げられるか? なに考えてるんや、ホンマ。行く勇気がないわけやろ、結局は。コーチも行かす勇気がないんやろ、(三塁コーチの)藤本が止めてるんやろ」と指摘。森下は「自分だけの判断で行けなかった」と振り返った。「勝ったとかは、そんなん何もないわ」と岡田監督。走塁面を修正し、リーグ戦再開に臨む。(新里公章)

◆列島に大雨を降らせた雨雲が抜けると、そこには最高の舞台が整っていた。試合前、ベテラン虎番のビヤ樽こと三木建次は、野次馬根性むき出しで三塁側カメラマン席に入り込み、日本ハム担当記者と新庄監督が話し込むところに首を突っ込んだ。すると、スター監督はそこでこんな話をしていたらしい。「朝、あんな雨降ってたのにね。こんなきれいで。やっぱり素晴らしいね」神整備で知られる阪神園芸が、甲子園育ちの新庄監督も改めてうなるほどのグラウンドを用意して待っていた。交流戦開幕カードだった5月28-30日のカード初戦が雨天中止となり組み込まれた振り替え試合だったが、チケットも早々と完売。過去の交流戦の振り替え試合では、中止となってからの期間が短いこともあり阪神といえどもなかなか満員とはならなかった。近年では、2016年6月20日のオリックス戦の観衆は2万6867人、18年6月21日のオリックス戦も同じく2万5187人にとどまっていたが、この日は堂々の超満員だ。ビヤ樽によると新庄監督は、この日送り出した細野-進藤のルーキーバッテリーへの期待だけでなく、かつての虎風荘の屋上で内野手になるためのヒミツの特訓を繰り返した話など、阪神時代の思い出などもたっぷり語っていたらしい。「記者たちのところから離れるときには『阪神の監督やってくれ~! 現役でもええで!!』なんて声援も飛んでたわ。新庄もペコペコ謝るようなしぐさでちょっぴり気まずそうやったけどな」。交流戦を締めくくる一戦で新庄ハムの〝再訪〟が実現したことを、多くの虎党も大歓迎しているようだった。

◆野球はうまくできとるわー!! 本日の延長十一回、サヨナラの打席に立っていたのは、この試合で通算1000試合出場を決めた梅野隆太郎!!梅野は大打者ではなくリードも...。肩は決して弱くないけど、唯一スゲ~のは、キャッチャーより、サッカーのゴールキーパーのような体勢でボールを止めるプロ中のプロなのだ!! その梅野の打席で暴投(捕手の田宮よ、梅野なら止められてたぞー!!)での決着に野球マニアはムフフとほほ笑んだのだ。でも、そんな記念すべき試合の梅野に俺は喝!! 五回の攻撃で、2安打しか許していない先発の村上に1死満塁で代打・原口を送った岡田はんの気持ちを分かっとんのかー!! あの場面、1点は奪えるやろうから(実際に近本のタイムリーで先制)、あえての代打で今季不調の村上に白星を付け、今後に弾みをつけさせようって親心だったのに...。梅野は投手が桐敷だった七回のリードで、2死二塁から代打・清宮に初球をストライクで入らせ、村上の白星を消す同点打を許すかー!? 清宮はプロとして土俵際だから初球からくるやろー!!

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
1350 0.722
(-)
-
(-)
067
(-)
47
(-)
10
(-)
12
(-)
0.253
(-)
2.290
(-)
2
(-)
ソフトバンク
1260 0.667
(-)
1
(-)
066
(-)
49
(-)
11
(-)
13
(-)
0.253
(-)
2.610
(-)
3
(-)
DeNA
1170 0.611
(-)
2
(-)
072
(-)
57
(-)
16
(-)
6
(-)
0.264
(-)
2.820
(-)
4
(-)
ヤクルト
972 0.563
(-)
3
(-)
070
(-)
67
(-)
15
(-)
12
(-)
0.241
(-)
3.520
(-)
5
(-)
広島
1080 0.556
(-)
3
(-)
055
(-)
42
(-)
6
(-)
12
(-)
0.234
(-)
1.850
(-)
6
(1↓)
ORIX
1080 0.556
(-)
3
(-)
054
(-)
47
(-)
4
(-)
10
(-)
0.254
(-)
2.390
(-)
7
(-)
巨人
891 0.471
(-)
4.5
(-)
072
(-)
54
(-)
12
(-)
10
(-)
0.241
(-)
2.780
(-)
8
(-)
ロッテ
792 0.438
(-)
5
(-)
057
(-)
79
(-)
6
(-)
10
(-)
0.248
(-)
4.060
(-)
9
(1↓)
日本ハム
7101 0.412
(↓0.026)
5.5
(↓0.5)
065
(+1)
54
(+2)
14
(-)
7
(+1)
0.270
(↓0.005)
2.610
(↑0.12)
10
(1↑)
阪神
7110 0.389
(↑0.036)
6
(↑0.5)
038
(+2)
52
(+1)
4
(-)
6
(-)
0.212
(↓0.003)
2.370
(↑0.11)
11
(1↓)
中日
7110 0.389
(-)
6
(-)
033
(-)
62
(-)
8
(-)
9
(-)
0.214
(-)
2.560
(-)
12
(-)
西武
4140 0.222
(-)
9
(-)
025
(-)
64
(-)
5
(-)
7
(-)
0.171
(-)
3.230
(-)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
32254 0.561
(-)
-
(-)
82185
(-)
148
(-)
26
(-)
36
(-)
0.240
(-)
2.180
(-)
2
(-)
阪神
32304 0.516
(↑0.008)
2.5
(↑0.5)
77187
(+2)
180
(+1)
27
(-)
21
(-)
0.220
(↓0.001)
2.220
(↑0.03)
3
(1↓)
巨人
31305 0.508
(-)
3
(-)
77185
(-)
172
(-)
33
(-)
35
(-)
0.232
(-)
2.430
(-)
4
(-)
DeNA
32311 0.508
(-)
3
(-)
79220
(-)
227
(-)
37
(-)
36
(-)
0.250
(-)
3.180
(-)
5
(-)
ヤクルト
27334 0.450
(-)
6.5
(-)
79231
(-)
224
(-)
47
(-)
32
(-)
0.238
(-)
3.330
(-)
5
(-)
中日
27335 0.450
(-)
6.5
(-)
78159
(-)
210
(-)
28
(-)
22
(-)
0.233
(-)
2.760
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
41192 0.683
(-)
-
(-)
81263
(-)
151
(-)
42
(-)
47
(-)
0.259
(-)
2.220
(-)
2
(1↑)
ロッテ
31275 0.534
(-)
9
(-)
80196
(-)
216
(-)
27
(-)
26
(-)
0.244
(-)
3.140
(-)
3
(1↓)
日本ハム
32283 0.533
(↓0.009)
9
(↓0.5)
80217
(+1)
194
(+2)
35
(-)
51
(+1)
0.249
(↓0.001)
2.720
(↑0.03)
4
(-)
楽天
31311 0.500
(-)
11
(-)
80208
(-)
244
(-)
24
(-)
43
(-)
0.241
(-)
3.570
(-)
5
(-)
ORIX
29332 0.468
(-)
13
(-)
79198
(-)
195
(-)
21
(-)
29
(-)
0.247
(-)
2.710
(-)
6
(-)
西武
19440 0.302
(-)
23.5
(-)
80143
(-)
231
(-)
28
(-)
30
(-)
0.202
(-)
3.270
(-)