1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 5 | 9 | 0 | 0 |
ORIX | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 11 | 1 | 0 |
勝利投手:大西 広樹(3勝1敗0S) (セーブ:木澤 尚文(2勝1敗2S)) 敗戦投手:マチャド(2勝2敗7S) |
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◆ヤクルトが接戦を制した。ヤクルトは2点ビハインドで迎えた9回表、山田の適時打などで同点とする。なおも続く攻撃で、2死二塁から武岡が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・大西が今季3勝目。敗れたオリックスは、6番手・マチャドが誤算だった。
◆オリックス山下舜平大が4月19日以来の復帰登板。同投手は通算19試合登板して9勝5敗を残すが、ビジター9試合で4勝4敗の防御率3・97に対し、ホーム10試合で5勝1敗の防御率0・88。好相性のホームゲームで自身の復帰登板を白星で飾れるか。
◆オリックス佐野皓大外野手(27)が、右足首痛のため出場選手登録を抹消された。佐野は15日のヤクルト戦の7回に代走で出場。二盗を試みた際に痛めたとみられる。代わって渡部遼人外野手(24)が登録された。
◆ヤクルト丸山和郁外野手(24)が、オリックス戦に「2番右翼」で2試合ぶりにスタメンに復帰した。14日の同戦で8回に右肩付近に死球を受け、途中交代。15日の同戦はベンチを外れ、病院で検査を受けたが、異常はなかった。
◆オリックス森友哉捕手(28)が、1軍復帰後初スタメンでいきなり仕事をした。1点を追う2回1死一塁から、ヤクルト・ヤフーレのチェンジアップをとらえた。打球は左中間を破る二塁打となり、一塁走者がホームイン。4月19日以来の登板となった山下を援護した。森は「追い込まれていましたが、なんとかうまく打つことができました」と喜んだ。森は右大腿(だいたい)二頭筋の筋損傷で1日に出場選手登録を抹消され、13日に復帰。代打での出場を経て、この日「6番指名打者」で5月31日以来の先発復帰した。この日はイベント「大阪代表バファローズ高校」が行われ、元高校野球の場内アナウンス係がアナウンスを担当。オリックスの選手は出身高校とともに紹介された。また、試合前には森の母校の大阪桐蔭吹奏楽部が登場し「栄冠は君に輝く」など甲子園でおなじみの曲を演奏、試合中も応援団とコラボして特別応援した。
◆オリックス山下舜平大投手(21)が、4月19日以来の1軍戦で5回1失点と好投した。立ち上がりは制球が定まらず、1回、先頭の西川に四球を与えた。さらに盗塁と暴投で無死三塁。丸山和の二ゴロの間に三塁走者がかえり、打者2人で先制点を奪われた。だが、ここから立ち直る。続く長岡、村上を連続空振り三振。村上の2球目には、自己最速タイの160キロも記録した。2回以降は1四球は与えたものの、5回まで82球、無安打9奪三振。今季は3試合で0勝2敗、防御率6・43と不安定な投球が続いていたが、本来の力強さを披露した。5回に味方が2点を勝ち越したため、今季初勝利の権利を持ってベンチに控えた。山下は「久しぶりの京セラドームのマウンドだったので、立ち上がりは緊張感もありましたが、1点を許してしまったことで、逆に自分の中で割り切って投げられたのかなと思います。2回以降は、いい意味で力を抜くことができましたし、しっかりと自分らしいピッチングをすることができたと思います」とコメントした。
◆ヤクルト武岡龍世内野手(23)が、チーム初安打を放ち、反撃ムードを作った。2点を追いかける6回無死、オリックス佐藤から右前打をマーク。2死一、三塁とチャンスを広げ、4番村上の適時打で1点を返した。先発の山下の前に、初回無死三塁から丸山和の二ゴロで1点を先制したが、5回までノーヒット。武岡が2番手の佐藤からチーム初安打を放った。
◆ヤクルト武岡龍世内野手(23)が、決勝の適時二塁打を放ち、チームをカード勝ち越しに導いた。9回、同点に追いつき、なおも2死一塁。初球に青木が二盗に成功し、オリックス・マチャドから右翼線にはじき返した。2点を追いかける6回には、オリックス佐藤からチーム初安打となる右前打をマーク。マルチ安打でチームの勝利に貢献した。チームは、交流戦を9勝7敗2分けで終えた。
◆オリックス山下舜平大投手(21)が、4月19日以来の1軍マウンドで、チームの巻き返しへの光となる好投を見せた。1回、先頭の四球から暴投などもあり無安打で先制点を与えた。だが、すぐに切り替えた。ヤクルトの4番村上の2球目には、自己最速タイの160キロも記録するなど自慢の剛球がさえ、フォークなどの変化球も効果的。2回以降は無失点で、5回82球1失点、無安打9奪三振で降板した。昨季の新人王は、今季3試合で0勝2敗、防御率6・43と不安定な投球が続いていたが、本来の力強さを披露した。今季初勝利は9回に抑えのマチャドが逆転を許してお預けとなったが、山下は「立ち上がりは力んでしまったが、2回以降は脱力して自分らしいピッチングをすることができた」と納得顔。自身の力みに気づけたことも、約2カ月、2軍で投げ、鍛えてきた成果だと胸を張った。中嶋監督は「今回は手探りというか、投げられる状態になったということじゃないか」と話したが、交流戦を貯金で2で終了し、借金4でパ・リーグの戦いに戻るチームにとって、山下の好投は大きい。なにより山下自身が「(次も)自分に期待しています」と頼もしかった。【高垣誠】○...森が母校の応援演奏にのり、1軍復帰後初スタメンで適時打を放った。1点を追う2回1死一塁で、ヤクルト・ヤフーレから左中間を破る二塁打。この日はイベント「大阪代表バファローズ高校」が行われ、試合前には森の母校の大阪桐蔭吹奏楽部が登場し「栄冠は君に輝く」など甲子園でおなじみの曲を演奏。試合中もオリックス応援団とコラボして特別応援した。森は「母校ということで気持ちはすごく入っていました」と後輩たちの応援に感謝した。
◆ヤクルト武岡龍世内野手(23)が、決勝の適時二塁打を放ち、チームをカード勝ち越しに導いた。9回、同点に追いつき、なおも2死一塁。初球に青木が二盗に成功し、オリックス・マチャドから右翼線にはじき返した。高津臣吾監督は「向こうのクローザーを打ったわけですからね。非常に価値あるイニング、1勝、ゲームだったと思いますね」と評価した。2点を追いかける6回には、オリックス佐藤からチーム初安打となる右前打をマーク。マルチ安打でチームの勝利に貢献した。チームは、交流戦を9勝7敗2分けで終えた。高津監督は「非常に大きいと思います。5割で終わるのか、2つ貯金して終わるのかでは随分違ってくると思います。最初からスッキリ勝つのもいいですけども、こうして粘ってみんなでつないで、ピッチャーも野手もつないで、最後ひっくり返して勝ったっていうのは非常に大きいです」と話した。▽ヤクルト青木(9回に代打で出場。遊ゴロで同点に追いつき、二盗後に決勝のホームに生還)「(二盗は)いけると思ったんで、思い切っていきました。チームが勝って良かったです」▽ヤクルト村上(6回に反撃の左前適時打)「追い込まれる前に積極的に打ちにいきました」
◆ヤクルト武岡龍世内野手(23)が決勝の適時二塁打を放ち、交流戦の勝ち越しを決めた。9回、2点ビハインドから同点に追いつき、なおも2死一塁。初球に青木が二盗に成功した後、オリックス・マチャドの4球目を右翼線にはじき返した。次打者席でベンチのサンタナから「リラックス」と声をかけられ「それで結構、緊張がほぐれた」と打席に集中。「僕が決めてやろう」と誓って、バットを振り抜いた。父の日に、感謝の思いをバットに込めた。八戸学院光星時代は自宅の徳島から車で青森まで応援に駆けつけ、入寮時にも父の運転で徳島から上京。「野球に熱心で、すごく野球を教えてきてもらった。おやじがいなかったら、今はないかなと思うのですごく感謝しています」と父を思った。2日前には同期の奥川が980日ぶりの白星。「見ていて感じるものがありました」と刺激を力に変えた。
◆オリックス・山下舜平大投手(21)が2カ月ぶりに先発し、一回に先制点を献上した。先頭の西川に対する第1球目は大きく外に外れ、157キロを計測。2球目以降も150キロ台後半を連発するも、ボール先行で四球。続く丸山和の打席で二盗と暴投で三塁まで進まれると、二ゴロで三走が生還して先制のホームを踏まれた。それでも長岡を159キロの直球で空振り三振を奪い、4番・村上への2球目には自己最速タイの160キロを計測。最後はフォークで空振り三振に斬った。
◆「6番・DH」で先発に復帰したオリックス・森友哉捕手(28)が同点打を放った。二回、先頭の西川が左前打。1死後、打席に立った森がヤクルトの先発・ヤフーレの外角球を左中間へ。適時二塁打とし、試合を振り出しに戻した。森は右大腿二頭筋の筋損傷で今月1日に登録抹消。同13日に1軍に昇格してから、この試合が初の先発出場だった。ヤクルト3連戦は特別イベント「大阪代表バファローズ高校」が開催され、最終日のこの日は大阪桐蔭高の吹奏楽部とオリックスの私設応援団による応援コラボレーションが行われた。大阪桐蔭高出身の森が母校のブラスバンドによる迫力のある応援に背中を押され、結果を残した。
◆オリックス・太田椋内野手(23)がチャンスで快音を響かせた。1―1の三回1死から茶野、西野が連打で一、二塁とチャンスメーク。3番・太田は先発・ヤフーレのカーブを左翼線へはじき返し、勝ち越しに成功した。西川は申告敬遠で勝負を避けられ、満塁に。続く紅林は中前へタイムリーを挙げて2点差とした。太田は15日にも3安打3打点と活躍。好調の打線でクリーンアップを担う若武者がチームに流れを引き寄せた。2カ月ぶりに1軍で先発し、五回まで無安打と好投を続ける高卒4年目の山下を援護した。
◆オリックス・山下舜平大投手(21)が5回82球を投げ、無安打1失点と好投。今季初勝利の権利を得て降板した。一回に先頭の西川に四球。二盗と暴投が重なって無死三塁とピンチを招き、丸山和の内野ゴロの間に先制点を献上した。それでも長岡、村上を連続三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。二回以降は安定した投球を披露。四回には長岡、村上、サンタナのクリーンアップを3者連続三振。今季最多の9奪三振、自己最速タイの160キロを計測するなど、完全復活をアピールした。プロ初登板で開幕投手を務めた昨季は9勝を挙げて新人王に輝いた。先発の柱として期待された4年目の今季は試合前時点で0勝2敗、防御率6・43と苦しみ、4月20日に2軍降格。以降はファームで調整を続けていた。
◆オリックスは抑えのマチャドがセーブ失敗で逆転負け。交流戦最終戦は黒星で終わった。2カ月ぶりに1軍で先発した山下は一回に四球から暴投などでピンチを招き、内野ゴロの間に先制点を献上。それでも後続を断つと落ち着きを取り戻し、二回以降はゼロを並べた。四回には燕打線のクリーンアップを三者連続三振に仕留めるなど、圧倒。5回無安打1失点、今季最多の9奪三振。自己最速タイの160キロを計測した。今季4試合目の登板で初白星の権利を得て降板したが、九回にまさかの展開が待っていた。抑えのマチャドが九回に3連打で1点を返され、代打・青木の遊ゴロで同点に。武岡に勝ち越し打を浴びて逆転を許した。山下の今季初勝利は幻となった。
◆ヤクルトは2―4の九回に山田の右前適時打、代打青木の内野ゴロで同点。なお2死二塁塁から武岡の右翼線二塁打で勝ち越した。大西が3勝目。オリックスは山下が9三振を奪い、5回1失点にまとめたが、抑えのマチャドが崩れた。
◆ヤクルトが交流戦の最後を逆転勝利で締めた。2点を追う九回、山田哲人内野手(31)の適時右前打などで同点に追いつき、武岡龍世内野手(23)が勝ち越しの適時二塁打を放って一気に試合をひっくり返した。4番手の大西広樹投手(26)が3勝目(1敗)、木沢尚文投手(26)が2セーブ目を挙げた。試合後の武岡のヒーローインタビューは以下の通り。--勝利を決めるタイムリーヒット。どんな気分ですか。「最高に気持ちいいです」--九回はみんながしぶとくつないで同点に追いつきました。どんな気持ちで打席に入りましたか。「僕が決めてやろうというふうに打席に入ってたので、イメージ通り入れてよかったです」--クローザーのオリックス・マチャド投手に対して、ツーボールワンストライクからの4球目でした。どんな狙いで立っていたんでしょう。「もうストレートが速いのは分かっていたので、それに振り負けないようにっていうふうにいって、それで変化球がちょうど引っかかってくれて良かったって感じです」--この九回の逆転勝利は、チームにとってはどんなものになりますか。「交流戦最後の試合でこのような試合ができて、また交流戦が終わって、休み明けからもいい流れを持っていけるんじゃないかなと思って、ほんとに良かったです」--セ・リーグはまだまだ混戦。これから先に向けての決意を「今、順位は低いですけど、これからもっともっとチーム全員で頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします」
◆オリックスは抑えのマチャドが今季2度目の救援失敗で逆転負け。交流戦は10勝8敗と貯金を作って6位で終えたが、後味の悪い敗戦に、中嶋監督の表情は晴れなかった。「後ろ(救援陣)でもたついたりしている分、(チーム状況が)落ち着いてこないですよね。これで(リーグ戦再開まで)ちょっと空きますんでね。もう一回、リセットしてやらなきゃいけない」4―2の九回に抑えのマチャドを送り込んだが、悪夢が待っていた。3連打で1点を返されると、代打・青木の遊ゴロの間に三走が生還して同点に。武岡には勝ち越し打を浴びて一挙3失点。1イニング3盗塁を許すなど課題のクイックモーションに改善が見られない助っ人に、指揮官は「仕方ないじゃ済まないですよね。結局は走られてるわけですから。そういう隙があるということなんで」と苦言を呈した。敗戦の中での光明は、復活の兆しを見せた剛腕の活躍だ。2カ月ぶりに1軍で先発した高卒4年目の山下が、5回無安打1失点と好投。一回に許した四球から暴投と盗塁で三塁まで進められ、内野ゴロの間に先制点を献上したが、二回以降は燕打線を封じ込んだ。自己最速タイの160キロを計測した直球を武器に、四回にはクリーンアップから3者連続三振を奪うなど今季最多の9奪三振をマーク。逆転負けによって今季初勝利の権利は消えたが、課題としていた制球面が安定していた右腕は「体のズレを感じて、自分の中で処理して二回以降のピッチングにつなげられたので良かった」と手応え。中嶋監督は「手探りなので。(1軍でしっかり)投げられるという状態になったということじゃないかな」とうなずいた。リーグ戦再開は21日からの西武3連戦(京セラ)。リーグ5位からの巻き返しへ、将は山下を含め、打撃好調の太田、紅林らの若手の成長が必要不可欠とし「ただ経験させるだけじゃ意味がない。成功体験というか、そういう風にしてあげたい」と語った。
◆9回、適時二塁打を放ったヤクルト・武岡龍世=京セラドーム大阪(撮影・渡辺大樹)
◆「7番・DH」で先発したヤクルト・山田哲人内野手が逆転の流れをつくった。2-4の九回、サンタナ、オスナの連打で1死一、二塁として迎えた第4打席に右前適時打。1ストライクからマチャドが投じた変化球をたたき「追い込まれる前に勝負したいという気持ちでいった」と振り返った。交流戦最後の試合を白星で締め、主将は「本当に大きな1勝。リーグ戦に戻っても、きょうみたいな試合ができたら」と力を込めた。
◆球界野手最年長の42歳、ヤクルト・青木宣親外野手の足が逆転勝利を呼び込んだ。3ー4の九回1死一、三塁で代打で登場。遊ゴロを放って同点の打点を挙げた直後だった。次打者の武岡への初球で二盗に成功し、両手を掲げてガッツポーズ。武岡の右翼線適時二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。今季2度目の盗塁が勝利を呼び「いけると思ったので(いった)。(走れると思ったら走っていいというサインの)グリーンライトも出ていましたし、思い切っていきました」とうなずいた。交流戦最後の一戦を逆転勝ちで飾り「いい形で締めくくれたと思う。しっかり休んで、またレギュラーシーズンに集中したいと思います」と先を見据えた。
◆「9番・二塁」で出場したヤクルト・武岡龍世内野手(23)が、決勝二塁打を放ち、チームを勝利に導いた。九回に同点に追いつき、なお2死一塁。初球で一走の青木が二盗に成功した後に、マチャドが投じた4球目を捉えて右翼線に運んだ。二塁ベース上では右拳を突き上げ「僕が決めてやろうというふうに、打席に入っていた。最高に気持ちいい」と声を弾ませた。仲間の〝気遣い〟が決勝打を生んだ。打席に入る前に、武岡がふとベンチを見ると、普段から打撃のアドバイスをくれるというサンタナが、「リラックス」を示すジャスチャーを送っていた。5年目の左打者は「ミンゴ(サンタナ)が、『力抜けよ。リラックス、リラックス』とやってくれていて、それで緊張がほぐれた。そこからっすね、ちゃんと(打席に)入っていけたのは」と感謝した。この日は父の日。小さい頃に、熱心に野球を指導してくれたのが、父・克明さんだった。武岡は「おやじがいなかったら今はないと思う。すごく感謝しています。(この後)お礼の言葉を伝えようと思う」と笑顔。最高の結果を父にプレゼントした。
◆勝って締めた!! ヤクルトは16日、オリックス最終戦(京セラ)の九回に2点差を逆転して5-4で勝利。「9番・二塁」で先発した武岡龍世内野手(23)が、九回2死二塁から右翼線へ決勝二塁打を放った。交流戦を9勝7敗2分けの4位で終え、セ・リーグでは中日に並んで5位。高津臣吾監督(55)は「非常に価値ある1勝だった」と選手をたたえた。ボルテージが徐々に上がっていき、一気に最高潮に達した。ヤクルトが、九回に2点差を逆転して勝利。諦めない心、切れない集中力を結集させたナインの奮闘に、高津監督は目を細めた。「向こうのクローザーを打ったわけですから、非常に価値あるイニング、1勝、ゲームだったと思う。足を絡めて、何とかかき混ぜていけたらと思っていたけど、理想通り崩すことができた」最後の最後に、スワローズらしさが詰まっていた。九回1死。サンタナが左前打を放つと、オスナも三塁内野安打で続き、山田が右前適時打。なおも一、三塁から代打・青木の遊ゴロの間に同点に追いついた。さらに、2死一塁から青木が二盗に成功。9番・武岡が決勝の右翼線適時二塁打を放ち、粘り強い攻撃で白星をつかんだ。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
13 | 5 | 0 | 0.722 (↑0.016) | - (-) |
0 | 67 (+5) | 47 (+3) | 10 (+1) | 12 (+1) |
0.253 (↓0.002) | 2.290 (↓0.04) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
12 | 6 | 0 | 0.667 (↓0.039) | 1 (↓1) |
0 | 66 (+1) | 49 (+4) | 11 (+1) | 13 (+2) |
0.253 (↓0.006) | 2.610 (↓0.09) |
3 (-) |
DeNA |
11 | 7 | 0 | 0.611 (↑0.023) | 2 (-) |
0 | 72 (+5) | 57 (-) | 16 (+1) | 6 (-) |
0.264 (-) | 2.820 (↑0.17) |
4 (2↑) |
ヤクルト |
9 | 7 | 2 | 0.563 (↑0.03) | 3 (-) |
0 | 70 (+5) | 67 (+4) | 15 (-) | 12 (+4) |
0.241 (↑0.002) | 3.520 (↓0.02) |
5 (2↓) |
ORIX |
10 | 8 | 0 | 0.556 (↓0.032) | 3 (↓1) |
0 | 54 (+4) | 47 (+5) | 4 (-) | 10 (+2) |
0.254 (↑0.004) | 2.390 (↓0.1) |
5 (2↓) |
広島 |
10 | 8 | 0 | 0.556 (↓0.032) | 3 (↓1) |
0 | 55 (+3) | 42 (+5) | 6 (-) | 12 (-) |
0.234 (↑0.001) | 1.850 (↓0.08) |
7 (-) |
巨人 |
8 | 9 | 1 | 0.471 (-) | 4.5 (↓0.5) |
0 | 72 (+3) | 54 (+3) | 12 (+2) | 10 (-) |
0.241 (↓0.004) | 2.780 (↑0.04) |
8 (-) |
日本ハム |
7 | 9 | 1 | 0.438 (-) | 5 (↓0.5) |
1 | 64 (+3) | 52 (+3) | 14 (+1) | 6 (+1) |
0.275 (-) | 2.730 (↑0.04) |
8 (2↑) |
ロッテ |
7 | 9 | 2 | 0.438 (↑0.038) | 5 (-) |
0 | 57 (+7) | 79 (+2) | 6 (+1) | 10 (+3) |
0.248 (↑0.006) | 4.060 (↑0.18) |
10 (1↓) |
中日 |
7 | 11 | 0 | 0.389 (↓0.023) | 6 (↓1) |
0 | 33 (+2) | 62 (+7) | 8 (-) | 9 (-) |
0.214 (↓0.004) | 2.560 (↓0.16) |
11 (-) |
阪神 |
6 | 11 | 0 | 0.353 (↑0.04) | 6.5 (-) |
1 | 36 (+4) | 51 (+1) | 4 (+1) | 6 (+1) |
0.215 (↓0.004) | 2.480 (↑0.09) |
12 (-) |
西武 |
4 | 14 | 0 | 0.222 (↓0.013) | 9 (↓1) |
0 | 25 (-) | 64 (+5) | 5 (-) | 7 (-) |
0.171 (↓0.002) | 3.230 (↓0.11) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
32 | 25 | 4 | 0.561 (↓0.01) | - (-) |
82 | 185 (+3) | 148 (+5) | 26 (-) | 36 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.180 (↓0.01) |
2 (2↑) |
阪神 |
31 | 30 | 4 | 0.508 (↑0.008) | 3 (↑1) |
78 | 185 (+4) | 179 (+1) | 27 (+1) | 21 (+1) |
0.221 (↓0.001) | 2.250 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
31 | 30 | 5 | 0.508 (-) | 3 (↑0.5) |
77 | 185 (+3) | 172 (+3) | 33 (+2) | 35 (-) |
0.232 (↓0.001) | 2.430 (↑0.01) |
4 (1↓) |
DeNA |
32 | 31 | 1 | 0.508 (↑0.008) | 3 (↑1) |
79 | 220 (+5) | 227 (-) | 37 (+1) | 36 (-) |
0.250 (-) | 3.180 (↑0.05) |
5 (1↑) |
ヤクルト |
27 | 33 | 4 | 0.450 (↑0.009) | 6.5 (↑1) |
79 | 231 (+5) | 224 (+4) | 47 (-) | 32 (+4) |
0.238 (-) | 3.330 (↓0.01) |
5 (-) |
中日 |
27 | 33 | 5 | 0.450 (↓0.008) | 6.5 (-) |
78 | 159 (+2) | 210 (+7) | 28 (-) | 22 (-) |
0.233 (↓0.001) | 2.760 (↓0.04) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
41 | 19 | 2 | 0.683 (↓0.012) | - (-) |
81 | 263 (+1) | 151 (+4) | 42 (+1) | 47 (+2) |
0.259 (↓0.002) | 2.220 (↓0.03) |
2 (-) |
日本ハム |
32 | 27 | 3 | 0.542 (-) | 8.5 (↑0.5) |
81 | 216 (+3) | 192 (+3) | 35 (+1) | 50 (+1) |
0.250 (-) | 2.750 (↑0.02) |
3 (-) |
ロッテ |
31 | 27 | 5 | 0.534 (↑0.008) | 9 (↑1) |
80 | 196 (+7) | 216 (+2) | 27 (+1) | 26 (+3) |
0.244 (↑0.002) | 3.140 (↑0.03) |
4 (-) |
楽天 |
31 | 31 | 1 | 0.500 (↑0.008) | 11 (↑1) |
80 | 208 (+5) | 244 (+3) | 24 (+1) | 43 (+1) |
0.241 (-) | 3.570 (↑0.01) |
5 (-) |
ORIX |
29 | 33 | 2 | 0.468 (↓0.007) | 13 (-) |
79 | 198 (+4) | 195 (+5) | 21 (-) | 29 (+2) |
0.247 (↑0.001) | 2.710 (↓0.02) |
6 (-) |
西武 |
19 | 44 | 0 | 0.302 (↓0.004) | 23.5 (-) |
80 | 143 (-) | 231 (+5) | 28 (-) | 30 (-) |
0.202 (↓0.001) | 3.270 (↓0.02) |
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