1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 1 | 0 |
ロッテ | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | X | 7 | 12 | 2 | 1 |
勝利投手:メルセデス(2勝2敗0S) 敗戦投手:柳 裕也(4勝4敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは1点を追う2回裏、上田の適時二塁打と友杉のスクイズで2点を挙げ、逆転に成功する。その後同点とされるも、5回にはポランコの2ランが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・メルセデスが7回2失点の力投で今季2勝目。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。
◆中日が4カード連続負け越しで、ヤクルトと同率の最下位タイの5位に転落した。初回に1点を先制したが先発柳が不調。2回に逆転されると、5回にはポランコに7号2ランを浴びた。立浪監督も「点を取れないこともあるが、先発投手を立て直していかないといけない」と落胆。リーグ戦再開までの4日間にローテーション再編などに着手することを示唆した。借金も最多6に膨れ上がった。▽中日柳(3戦2勝だったロッテに5回4失点で黒星「今日は何もないです。次、頑張ります」
◆ロッテの上田希由翔内野手(22)がプロ初となるZOZOマリンでタイムリーを放った。1点ビハインドの2回1死一、三塁。明大の先輩、中日・柳から同点に追いつく右中間適時二塁打を放ち、プロ初の本拠地での適時打となった。「試合前に(岡)大海さんと『先輩打とうぜ』みたいな話しになっていたけど、打席に入ったときには気にせず、1本出したい気持ちで入っていたので、いい形になってよかった」と明大コンビが存在感を示した。吉井理人監督(59)も「3カ月計画でちょっと打ち方修正しようというか、そういうのをバッティングコーチとコーディネーターと話し合ってやってくれた。ちょっと(1軍に)上がってくるの早かったんですけど、成果は出てる」とルーキーの活躍を喜んだ。両親も応援に駆けつけてくれた父の日に、自らの活躍と勝利をプレゼントした。「父の日ってなかなか、スルーされがちだと思うので、自分も今日の朝知りましたし。いい形で恩返しできた」と話した。幼い頃から野球の指導をしてくれた父について「野球チームで監督やったりコーチやったりでこわい存在ではあったんですけど、高校あたりから怒られることも少なくなった。大学だったりプロに指名された時もいろいろ恩返しできてたかなとは思いますけど、実際プロ入ってからなかなか活躍してる場面は見てもらえてなかったので、ここで結果残せてよかった」と語った。初のお立ち台では「たくさんの応援をしてくれるファンの皆さまの前で打つことができてうれしい」と喜びつつも「まあまあなミスもしてしまったので...」と守備でのミスを反省。「もうミスなく自分は全力プレーでやりたいと思いますし、少しでもチームに貢献できればいいなと思うので、これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけた。1歩ずつ、両親とファンに活躍する姿を見せていく。
◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が5月15日以来約1カ月ぶりの本塁打で勝利をたぐり寄せた。同点の5回1死三塁。中日柳の直球を捉えた打球は右翼スタンドへ。勝ち越しの2ランに「特にホームラン狙っていたわけではないですけどもしっかり甘い球打とうと思ってしっかりコンタクトできました。打った瞬間にこれはいくなという手応えでした」と振り返った。昨季も夏場に向けて調子が上がっていったポランコはお立ち台で「アッタカイダイスキネ! ホントニィ!」と笑顔。「自分の国であるドミニカの暑さに似たような形でした。本当にこの気候の中、活躍できてうれしいです」と満足の表情を浮かべた。上り調子で来ている大砲は「良い打席、良い内容を続けていけば、必ずホームランは出ると思う。十分僕にはパワーがあるのでしっかり良い準備をしていけば、交流戦終わってからもホームランはもっと出る」と快音を響かせる。
◆中日が4カード連続負け越しで、ヤクルトと同率の最下位タイの5位に転落した。初回に1点を先制したが、先発柳裕也投手(30)が不調。2回に逆転されると、5回にはロッテ・ポランコに7号2ランを浴びた。立浪和義監督(54)は「点を取れないこともあるが、先発投手を立て直していかないといけない」と落胆。リーグ戦再開までに、ローテーション再編などに着手することを示唆した。交流戦は3年連続で負け越し。6カードのうち5カードで負け越して7勝11敗で終え、借金は今季最多6に膨れ上がった。試合後の立浪監督のコメントは以下の通り。-(自ら口を開き)立浪監督 今日で交流戦が終わって、昨日、今日と嫌なやられ方をした。トータルしてここまでなかなか点が取れないとか、そういったことはあるけど、やっぱり先発投手も立て直していかないといけないと思う。攻める気持ちとか、そういうことも含めて、交流戦は特に四球からの失点とかがすごく多かった。4日間あるので、その辺も1回(考える)。我々も反省することもたくさんあるし、選手もここまで自分のプレー、いろんなことを振り返って(欲しい)。調子いい選手は少ないけど、そういう期間にあててやっていくしかない。-大島起用はメルセデスとの相性立浪監督 1番(打者)で出塁してもらいたいところにかけた。初回は見事に二塁打から始まった。守備的なこともある、ここの球場は難しいので。-相手のミスにつけ込んで点は取れている立浪監督 少ない点数だが、ここ数試合は点が取れてない。日本ハムの3戦目(13日)もそう(2度の満塁機で2得点止まり)。やっぱり投手が踏ん張ってくれないと勝てない。-岡林に代打立浪監督 状態が上がってきてほしいので、守りのこともあるし、我慢して使ってはいる。内容がもう少し変わってこないと。ほんとは1番に入って出塁してくれることが理想だが、いろんな壁にぶつかっている。(今後については)ちょっと考えていきたい。-明後日(18日のウエスタン・リーグ広島戦)に出すのか立浪監督 いや、まだそこは考えてない。-打線の状態は立浪監督 4番(細川)になかなか長打が出ない。(打)率的には残しているが、本塁打が1カ月くらい出てない。そこも大きい。やはりクリーンアップに長打が出ないのが、少ない1点、1点(の得点)になってるのかなと思う。-細川の状態立浪監督 まだまだ粗さのある選手。確実性が出てきたら。ぜいたくを言えばきりがない。ただ今、任せられるのは細川しかいない。これから4日間練習してやっていくしかないかなと思う。-カリステの昨年との違い立浪監督 ずっと試合に出て、(日本の)投手に慣れてきたこともある。ここのところ一番安定してる打者。どこでも守れるし、非常に助かる選手。-19日からの全体練習のテーマは立浪監督 (これから)コーチ陣と話してやっていきたい。-欠場した中田の状態立浪監督 あんまり腰の状態がよくなかったので。今日は代打ではスタンバイはしていた。
◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が「3番・左翼」で出場し、2-2の五回に勝ち越し7号2ランを放った。5月15日のオリックス戦以来、約1カ月ぶりの一発に満面の笑みだった。「インコース真っすぐ狙ってたから思い切って行けたわ!パワー」。五回は先頭の岡が中二塁打で出塁し、1死三塁で打席が回ってきた。カウント1-0から中日・柳の147キロの高め直球を完璧に捉えた。ベンチに戻ると、おなじみの「パワーポーズ」をみせて喜んだ。5、6月はなかなか調子が上がらずに苦しむ姿もあったが、この3連戦は復調気味で14日は3安打、15日は1安打、この日も第1打席で二塁打を放っていた。
◆ロッテが4カードぶりに同一カード3連戦で勝ち越し。2―2の五回にポランコの2ランで勝ち越し、七回はポランコ、ソトの連続適時打で3点を加えた。メルセデスは7回を2失点の力投で2勝目。中日の柳は制球が不安定だった。
◆ロッテのドラフト1位ルーキー上田が適時二塁打を放って本拠地での初打点を挙げ、快勝に貢献した。0―1の二回1死一、三塁から明大の先輩、柳の直球を振り抜いて右翼にはじき返し「一本出したい気持ちだった。いい形になって良かった」と喜んだ。四回にも内野安打をマーク。14日に1軍昇格してから好調さが光る。自身初のお立ち台では「応援をしてくれるファンの皆さまの前で打つことができてうれしい」と初々しく話した。
◆キュートがクールにこなした!! ロッテのドラフト1位・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)=明大=が二回、明大の先輩、柳の直球を振り抜いて右越えの適時二塁打を放ち、本拠地初打点を記録。2安打1打点の活躍で初めてお立ち台にも上がり、堂々と言葉を発した。「ファンの皆さまの前で打つことができてうれしい。試合前の歓声や応援があって、もう一つギアが入る」。冷静な表情で盛り上げたが、2万9384人が集まった球場を後にすると実は...。「緊張しましたね。なかなか注目されることもないですし(笑)」と内心はドキドキだった。それでも緊張を感じさせない試合での全力プレーに、その後のお立ち台でこの日の主役の一人だった。16日は父の日。球場には両親が駆けつけており「小さい恩返しかもしれないですが、一つ一つ活躍してたくさん恩返しをできればいい」。新人らしからぬ所作でチームを2連勝に導いた。(森祥太郎)
◆ロッテの左腕、メルセデス投手(30)が7回4安打2失点で、2勝目を手にした。一回にカリステに右犠飛を許したが、その後は低めに制球を集めて打たせて取る投球。これで防御率はリーグ1位の1・43となった。今季は好投しても援護がなく、白星に恵まれていないが「自分のできることだけに集中して勝とうと思ってマウンドに上がった。打者陣に感謝の一日です」と笑みを浮かべた。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
13 | 5 | 0 | 0.722 (↑0.016) | - (-) |
0 | 67 (+5) | 47 (+3) | 10 (+1) | 12 (+1) |
0.253 (↓0.002) | 2.290 (↓0.04) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
12 | 6 | 0 | 0.667 (↓0.039) | 1 (↓1) |
0 | 66 (+1) | 49 (+4) | 11 (+1) | 13 (+2) |
0.253 (↓0.006) | 2.610 (↓0.09) |
3 (-) |
DeNA |
11 | 7 | 0 | 0.611 (↑0.023) | 2 (-) |
0 | 72 (+5) | 57 (-) | 16 (+1) | 6 (-) |
0.264 (-) | 2.820 (↑0.17) |
4 (2↑) |
ヤクルト |
9 | 7 | 2 | 0.563 (↑0.03) | 3 (-) |
0 | 70 (+5) | 67 (+4) | 15 (-) | 12 (+4) |
0.241 (↑0.002) | 3.520 (↓0.02) |
5 (2↓) |
ORIX |
10 | 8 | 0 | 0.556 (↓0.032) | 3 (↓1) |
0 | 54 (+4) | 47 (+5) | 4 (-) | 10 (+2) |
0.254 (↑0.004) | 2.390 (↓0.1) |
5 (2↓) |
広島 |
10 | 8 | 0 | 0.556 (↓0.032) | 3 (↓1) |
0 | 55 (+3) | 42 (+5) | 6 (-) | 12 (-) |
0.234 (↑0.001) | 1.850 (↓0.08) |
7 (-) |
巨人 |
8 | 9 | 1 | 0.471 (-) | 4.5 (↓0.5) |
0 | 72 (+3) | 54 (+3) | 12 (+2) | 10 (-) |
0.241 (↓0.004) | 2.780 (↑0.04) |
8 (-) |
日本ハム |
7 | 9 | 1 | 0.438 (-) | 5 (↓0.5) |
1 | 64 (+3) | 52 (+3) | 14 (+1) | 6 (+1) |
0.275 (-) | 2.730 (↑0.04) |
8 (2↑) |
ロッテ |
7 | 9 | 2 | 0.438 (↑0.038) | 5 (-) |
0 | 57 (+7) | 79 (+2) | 6 (+1) | 10 (+3) |
0.248 (↑0.006) | 4.060 (↑0.18) |
10 (1↓) |
中日 |
7 | 11 | 0 | 0.389 (↓0.023) | 6 (↓1) |
0 | 33 (+2) | 62 (+7) | 8 (-) | 9 (-) |
0.214 (↓0.004) | 2.560 (↓0.16) |
11 (-) |
阪神 |
6 | 11 | 0 | 0.353 (↑0.04) | 6.5 (-) |
1 | 36 (+4) | 51 (+1) | 4 (+1) | 6 (+1) |
0.215 (↓0.004) | 2.480 (↑0.09) |
12 (-) |
西武 |
4 | 14 | 0 | 0.222 (↓0.013) | 9 (↓1) |
0 | 25 (-) | 64 (+5) | 5 (-) | 7 (-) |
0.171 (↓0.002) | 3.230 (↓0.11) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
32 | 25 | 4 | 0.561 (↓0.01) | - (-) |
82 | 185 (+3) | 148 (+5) | 26 (-) | 36 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.180 (↓0.01) |
2 (2↑) |
阪神 |
31 | 30 | 4 | 0.508 (↑0.008) | 3 (↑1) |
78 | 185 (+4) | 179 (+1) | 27 (+1) | 21 (+1) |
0.221 (↓0.001) | 2.250 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
31 | 30 | 5 | 0.508 (-) | 3 (↑0.5) |
77 | 185 (+3) | 172 (+3) | 33 (+2) | 35 (-) |
0.232 (↓0.001) | 2.430 (↑0.01) |
4 (1↓) |
DeNA |
32 | 31 | 1 | 0.508 (↑0.008) | 3 (↑1) |
79 | 220 (+5) | 227 (-) | 37 (+1) | 36 (-) |
0.250 (-) | 3.180 (↑0.05) |
5 (1↑) |
ヤクルト |
27 | 33 | 4 | 0.450 (↑0.009) | 6.5 (↑1) |
79 | 231 (+5) | 224 (+4) | 47 (-) | 32 (+4) |
0.238 (-) | 3.330 (↓0.01) |
5 (-) |
中日 |
27 | 33 | 5 | 0.450 (↓0.008) | 6.5 (-) |
78 | 159 (+2) | 210 (+7) | 28 (-) | 22 (-) |
0.233 (↓0.001) | 2.760 (↓0.04) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
41 | 19 | 2 | 0.683 (↓0.012) | - (-) |
81 | 263 (+1) | 151 (+4) | 42 (+1) | 47 (+2) |
0.259 (↓0.002) | 2.220 (↓0.03) |
2 (-) |
日本ハム |
32 | 27 | 3 | 0.542 (-) | 8.5 (↑0.5) |
81 | 216 (+3) | 192 (+3) | 35 (+1) | 50 (+1) |
0.250 (-) | 2.750 (↑0.02) |
3 (-) |
ロッテ |
31 | 27 | 5 | 0.534 (↑0.008) | 9 (↑1) |
80 | 196 (+7) | 216 (+2) | 27 (+1) | 26 (+3) |
0.244 (↑0.002) | 3.140 (↑0.03) |
4 (-) |
楽天 |
31 | 31 | 1 | 0.500 (↑0.008) | 11 (↑1) |
80 | 208 (+5) | 244 (+3) | 24 (+1) | 43 (+1) |
0.241 (-) | 3.570 (↑0.01) |
5 (-) |
ORIX |
29 | 33 | 2 | 0.468 (↓0.007) | 13 (-) |
79 | 198 (+4) | 195 (+5) | 21 (-) | 29 (+2) |
0.247 (↑0.001) | 2.710 (↓0.02) |
6 (-) |
西武 |
19 | 44 | 0 | 0.302 (↓0.004) | 23.5 (-) |
80 | 143 (-) | 231 (+5) | 28 (-) | 30 (-) |
0.202 (↓0.001) | 3.270 (↓0.02) |
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