ロッテ(☆10対0★)中日 =交流戦2回戦(2024.06.15)・ZOZOマリンスタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
0000000000530
ロッテ
00105310X101601
勝利投手:高野 脩汰(1勝1敗0S)
敗戦投手:メヒア(3勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】藤岡 裕大(3号・5回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ ロッテ戦チケット予約 中日戦チケット予約
◆ロッテは1-0で迎えた5回裏に藤岡の2ラン、ソトと高部の適時打が飛び出し、一挙5点を追加する。続く6回にはソトと角中の適時打で3点を挙げ、相手を突き放した。投げては、5投手の継投で完封リレーを展開し、2番手・高野脩がプロ初勝利。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。

◆中日が今季11度目の完封負けで、3年連続の交流戦負け越しが確定した。先発メヒアが5回途中4失点。2番手橋本も味方の失策が絡んで、2死満塁から高部にダメ押しの2点二塁打を許した。守備陣は3回の野選での失点から始まり、今季最多の3失策。立浪監督は「これだけミスが出たら、当然うまくいくわけはない。悪いところが全部出た。イージーミスが続いている」とため息。今季4度目の2桁失点で、借金もワーストタイの5に逆戻りした。▽中日メヒア(自らの野選も含め4失点で4敗目)「(3回野選は)慌ててはいないが、送球が悪すぎた。4回まではいい試合だったが、5回に打たれて申し訳ない」

◆中日が今季11度目の完封負けで、3年連続の交流戦負け越しが決まった。先発ウンベルト・メヒア投手(27)は3回に自らの野選から1失点。4回までは粘ったが、5回2死一塁で藤岡に3号2ランを被弾するなど4失点KOされた。2番手橋本がソトに右前適時打を許し、直後に高橋周の失策などからピンチが拡大。2死満塁から高部に痛恨のダメ押し2点二塁打を許した。守備陣は今季最多の3失策。今季4度目の2桁失点で、借金も最多タイの5に逆戻りした。試合後の立浪和義監督(54)のコメントは以下の通り。(自ら切り出し)「今日もミスから1失点した。あそこ(3回)は1点で済んでラッキーといえばラッキー。併殺で1失点で済んだ。1点差であればまだチャンスはあったが、5回の2死満塁での失点が響いた。これだけミスが出たら当然、うまくいくわけがない。悪いところが全部出た試合でもあった。切り替えて、交流戦は明日が最後なので、取りに行けるようにやっていくだけです」-交流戦負け越し「パ・リーグの投手は、力があるピッチャーが多い。なかなかここまで点が取れなかった原因の1つかなとは思う。先発投手もやられるケースが多い。そこじゃないかなと思う」-5回2死一、二塁で二走宇佐見に加藤匠の代走起用。その後の抑える展開も考えてか「その後を抑えるより、ワンヒットで(同点にしたかった)。いまカリステが調子がいいので、なかなかヒット続くもんじゃないんでね。あそこはワンヒットでなんとか追いつきたかった。それが結果的に裏目に出たけど、タイムリーであれば、いい方向に行ったかもしれないし。これは勝負なのでしょうがない」-守りのミスが続いている「球場がここ(ZOZOマリン)とか、(エスコンフィールド)北海道もそうだが、慣れない球場なので、イージーミスが続いている。その辺はまたしっかり練習してやっていきたい」

◆ファンの元へ"ただいま弾"だ! 1点リードの5回2死一塁、藤岡裕大内野手が中日メヒアの浮いた直球を振り抜いた打球は、ロッテファンが待つ右翼スタンドへ吸い込まれた。「真っすぐのタイミングではじき返せるようにと思っていました。何とかもう1点と思っていたので、うれしかったです」とチームを勢いづけるアーチを振り返った。5月19日に右肩痛で出場選手登録を抹消。「バットを振れなかったので、練習がほとんどできない。それが歯がゆかった」と苦しかった日々を明かした。「3カ月で毎月ケガをしていたので、さすがにちょっと心が折れそうになりましたけど。なんとかもう1回1軍でプレーすると思って、体には気を使っていました」と自らを奮い立たせ、万全な状態で帰ってきた。チームの連敗も5でストップさせ、復帰後初のお立ち台では「やっぱりここでプレーできるのは気持ちいいなと本当に思います」と満員のスタンドにあいさつし、喜びをかみしめた。吉井監督に通算100勝もプレゼントし「早いのか遅いのか分からないですけど、100勝を届けることができて、良かった」と笑顔。帰ってきたチームの要が、再び連勝街道に導く。【星夏穂】▽ロッテ吉井監督(通算100勝を達成し)「すべてはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係する皆さまの頑張りの積み重ねによって達成することができた。これからも頑張っている皆さまの邪魔をすることがないようにしてファンの皆さまのためにマリーンズの白星を積み重ねていきたい」

◆ロッテ・横山陸人投手(22)がブルペンデーに先発し、2回1安打無失点に抑えた。しっかりと役目を果たし、横手投げ右腕は「無失点で抑えてつなげることができて良かったです。あとはチームが勝てるように応援します」とうなずいた。最速155キロを計測した直球を軸に力がみなぎった。一回はカリステを左飛、ディカーソンを空振り三振、高橋周を中飛に抑え、二回は先頭の細川に左前打されたが、板山を見逃し三振、中田を遊直、村松を空振り三振に仕留めた。大役を終えると、グラブをたたいて喜んだ。この日は中6日で佐々木が先発する見込みだったが、右上肢のコンディショニング不良のため13日に出場選手登録を抹消。横山を抜擢した理由を吉井監督は「前に1回、(先発で)失敗しているので。いい場面で緊張しちゃうので、そこの負荷を与えようかなと。2度目はうまくいくか分からないですけど。その緊張感をはね飛ばして、いい投球をしてほしい」との期待を込めて送り出された。昨季は9月24日のソフトバンク戦でプロ先発し、1回6安打5失点と苦い思い出があった。

◆ロッテ・藤岡裕大内野手(30)が1-0の五回に3号2ランを放った。14日に右肩痛から1軍復帰した背番号7が貴重な追加点をもたらした。「有利なカウントだったので、思い切っていきました!感触的には詰まっていましたが、入ってくれて良かったです!」五回は2死から岡が左安打で出塁すると、復帰2戦目の藤岡が中日先発・メヒアの外角高め147キロの直球を一閃。右翼席へと打球が吸い込まれたのを確認すると、右拳を突き上げてダイヤモンドを一周した。打線に火をつけると五回は打者一巡の攻撃で一挙5点を奪った。藤岡は5月19日に右肩痛のため出場選手登録を抹消。6月7日から2軍で実戦復帰し、イースタン・リーグでは5試合に出場して打率・375と状態を上げていた。チームは5連敗中となかなか勢いに乗れていない中で、大きな一発となった。

◆ロッテが投打で圧倒し連敗を5で止めた。1―0の五回に藤岡の2ランなど打者10人の猛攻で5点を挙げ、以降も加点を続けた。5投手が無失点でつなぎ、2番手の高野脩がプロ初勝利。中日は守備が乱れ、投手陣も踏ん張れなかった。

◆ロッテの高野脩がプロ初勝利を挙げた。0―0の三回から登板し、2回?を無失点、5奪三振の快投で大量援護を呼び込んだ。島根・出雲商から関大、社会人の日本通運を経て入団し、2年目での白星に「遅いなとは思うけど、初勝利を挙げられて良かった」と笑みを浮かべた。この試合は救援投手だけでつなぐ「ブルペンデー」。5投手が無失点でつなぎ、監督通算100勝目を手にした吉井監督は「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしいと思う」と話した。

◆ロッテは大勝で、連敗を5で止めた。就任2年目の吉井理人監督(59)は監督通算100勝を達成した。先発予定の佐々木が離脱したことで、この日はブルペンデー。藤岡が3号2ランを放つなど、ともに今季最多タイの16安打10得点と打線が奮起し、先発した横手投げ右腕の横山から5人の投手陣も無失点リレーをみせた。指揮官は「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしい」と笑った。また選手やコーチ、関係者らに感謝も口にした。吉井監督は「試合が終わって、少しずつここまでの積み重ねの実感が湧いてきた。すべてはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係するみんなの頑張りの積み重ねによって達成することができたと思う。本当にありがとうございます。これからもワシが、頑張っているみんなの邪魔をすることがないようにして、ファンの皆さまのためにマリーンズの白星を積み重ねていきたい」と力を込めた。

◆日本通運から入団2年目の左投手、ロッテ・高野脩汰投手(25)がプロ初勝利を挙げた。救援陣でつなぐ「ブルペンデー」で0―0の三回から登板し、2回?を無失点、5奪三振の快投。「遅いなとは思うけど、初勝利を挙げられて良かった」と笑みを浮かべた。上体を倒し、真上から投げ下ろす豪快なフォームが特徴の左腕。球場には母校・出雲商高の大先輩で、元広島の大野豊氏が解説で訪れており「大野さんの前でいい所をみせられてよかった」と誇らしげだった。

◆頼れる男が帰ってきた!! ロッテは15日、「日本生命セ・パ交流戦」の中日2回戦(ZOZOマリン)に10―0で大勝。連敗を5で止め、吉井理人監督(59)は就任2年目で監督通算100勝に達した。連敗中は計8点しか奪えなかった打線が、ともに今季最多タイの16安打10得点。前日14日に右肩痛から1軍復帰した藤岡裕大内野手(30)が、五回に3号2ランを放つなど2安打3打点で火付け役となった。鴎ファンからの大歓声を受け、お立ち台で勝利の余韻に浸った。14日に右肩痛から復帰した藤岡が、3号2ランを含む2安打3打点。いずれも今季最多タイの16安打10得点の打線を牽引し、連敗を5で止めた。「やっぱりここ(ZOZOマリン)でプレーできるのは気持ちいいなと本当に思う。リハビリ期間は苦しかったですが、ここに戻ってくるという強い気持ちで過ごしていた」窮地を救った。この日に先発予定だった佐々木が右上肢のコンディション不良で13日に出場選手登録を抹消。救援陣でつなぐブルペンデーとなった中で、藤岡が三回は投ゴロの間に先制点を挙げ(記録は投野選)、1-0の五回は2死一塁でメヒアの外角直球を捉えて右越えに2ラン。連敗中の5試合で計8得点しか奪えなかった打線に勢いをもたらした。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
1250 0.706
(↑0.018)
-
(↓1)
165
(+6)
45
(+2)
10
(+2)
11
(+1)
0.259
(↓0.002)
2.520
(↑0.04)
1
(-)
楽天
1250 0.706
(↓0.044)
0
(-)
162
(+3)
44
(+4)
9
(-)
11
(+1)
0.255
(↑0.001)
2.250
(↓0.11)
3
(1↑)
DeNA
1070 0.588
(↑0.025)
2
(↑1)
167
(+4)
57
(-)
15
(+1)
6
(-)
0.264
(↑0.004)
2.990
(↑0.19)
3
(1↑)
ORIX
1070 0.588
(↑0.025)
2
(↑1)
150
(+9)
42
(+3)
4
(+1)
8
(+2)
0.250
(↑0.017)
2.290
(↓0.04)
3
(1↑)
広島
1070 0.588
(↑0.025)
2
(↑1)
152
(+4)
37
(+3)
6
(-)
12
(+1)
0.233
(↑0.004)
1.770
(↓0.08)
6
(3↓)
ヤクルト
872 0.533
(↓0.038)
3
(-)
165
(+3)
63
(+9)
15
(-)
8
(-)
0.239
(↑0.007)
3.500
(↓0.38)
7
(1↑)
巨人
890 0.471
(↑0.033)
4
(↑1)
169
(+2)
51
(-)
10
(+1)
10
(-)
0.245
(↑0.003)
2.820
(↑0.17)
8
(1↓)
日本ハム
790 0.438
(↓0.029)
4.5
(-)
261
(-)
49
(+2)
13
(-)
5
(-)
0.275
(↓0.008)
2.770
(↑0.05)
9
(1↓)
中日
7100 0.412
(↓0.026)
5
(-)
131
(-)
55
(+10)
8
(-)
9
(-)
0.218
(↓0.004)
2.400
(↓0.36)
10
(-)
ロッテ
692 0.400
(↑0.043)
5
(↑1)
150
(+10)
77
(-)
5
(+1)
7
(+1)
0.242
(↑0.012
4.240
(↑0.26)
11
(-)
阪神
5110 0.313
(↓0.02)
6.5
(-)
232
(+2)
50
(+6)
3
(-)
5
(+1)
0.219
(↑0.001)
2.570
(↓0.11)
12
(-)
西武
4130 0.235
(↓0.015)
8
(-)
125
(-)
59
(+4)
5
(-)
7
(-)
0.173
(↑0.003)
3.120
(↑0.01)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
32244 0.571
(↑0.007)
-
(-)
83182
(+4)
143
(+3)
26
(-)
36
(+1)
0.239
(↑0.001)
2.170
(↓0.02)
2
(1↑)
巨人
31304 0.508
(↑0.008)
3.5
(-)
78182
(+2)
169
(-)
31
(+1)
35
(-)
0.233
(↑0.001)
2.440
(↑0.04)
3
(1↑)
DeNA
31311 0.500
(↑0.008)
4
(-)
80215
(+4)
227
(-)
36
(+1)
36
(-)
0.250
(↑0.002)
3.230
(↑0.05)
4
(2↓)
阪神
30304 0.500
(↓0.008)
4
(↓1)
79181
(+2)
178
(+6)
26
(-)
20
(+1)
0.222
(-)
2.270
(↓0.03)
5
(-)
中日
27325 0.458
(↓0.008)
6.5
(↓1)
79157
(-)
203
(+10)
28
(-)
22
(-)
0.234
(↓0.002)
2.720
(↓0.09)
6
(-)
ヤクルト
26334 0.441
(↓0.007)
7.5
(↓1)
80226
(+3)
220
(+9)
47
(-)
28
(-)
0.238
(↑0.002)
3.320
(↓0.1)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
41182 0.695
(↑0.005)
-
(-)
82262
(+6)
147
(+2)
41
(+2)
45
(+1)
0.261
(-)
2.190
(-)
2
(-)
日本ハム
32272 0.542
(↓0.01)
9
(↓1)
82213
(-)
189
(+2)
34
(-)
49
(-)
0.250
(↓0.001)
2.770
(↑0.01)
3
(-)
ロッテ
30275 0.526
(↑0.008)
10
(-)
81189
(+10)
214
(-)
26
(+1)
23
(+1)
0.242
(↑0.003
3.170
(↑0.06)
4
(-)
楽天
30311 0.492
(↓0.008)
12
(↓1)
81203
(+3)
241
(+4)
23
(-)
42
(+1)
0.241
(-)
3.580
(↓0.01)
5
(-)
ORIX
29322 0.475
(↑0.008)
13
(-)
80194
(+9)
190
(+3)
21
(+1)
27
(+2)
0.246
(↑0.005)
2.690
(↓0.01)
6
(-)
西武
19430 0.306
(↓0.005)
23.5
(↓1)
81143
(-)
226
(+4)
28
(-)
30
(-)
0.203
(-)
3.250
(-)