オリックス(★0対5☆)阪神 =交流戦3回戦(2024.06.13)・京セラドーム大阪=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
阪神
0004001005811
ORIX
0000000000600
勝利投手:西 勇輝(3勝3敗0S)
敗戦投手:田嶋 大樹(3勝3敗0S)

本塁打
【阪神】原口 文仁(2号・7回表ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ORIX戦チケット予約 阪神戦チケット予約
◆投打のかみ合った阪神が快勝。阪神は0-0で迎えた4回表、木浪と森下の連続適時二塁打が飛び出すなど、一挙4点を先制する。そのまま迎えた7回には、原口のソロで追加点を挙げた。投げては、先発・西勇が9回無失点の完封で今季3勝目。敗れたオリックスは、投打ともに振るわなかった。

◆阪神西勇輝が古巣オリックス相手に京セラドーム大阪で登板。西勇はオリックス時代に同球場で通算38勝25敗の成績だったが、阪神移籍後は6年で8試合に登板して1勝5敗と負け越し。最後に勝ったのは20年8月15日広島戦で、現在3連敗中。同球場で通算40勝に乗せれば、61勝した金子(日本ハム)に次いで2人目になるが、4年ぶりの京セラドーム大阪での白星となるか。

◆両チームのスタメンが発表され、阪神は2戦連続の完封負けを喫した前夜から、4番近本光司外野手(29)以外の8人のラインアップが代わった。森下翔太外野手(23)が6月2日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の「1番右翼」で先発。豊田寛外野手(27)が「7番左翼」で2年ぶりのスタメンに名を連ねた。また、佐藤輝明内野手(25)は7日の1軍再昇格後初のベンチスタートとなった。

◆試合前に特別始球式が行われ、オリックスと阪神両球団でプレー経験のある星野伸之氏(58)と糸井嘉男氏(42)が登場した。星野氏が投手を務め、高めに力強いボールを投げ込むと、打者糸井氏が豪快に空振りした。両球団のOBが京セラドーム大阪のファンを沸かせた。

◆阪神原口文仁内野手(32)の「幻弾」に、岡田彰布監督(66)もぼうぜんとした様子だった。2回1死、5番原口が左腕田嶋から放った打球は左翼への特大の当たり。左翼ポール際の上を通過し5階席へ飛び込む本塁打級の当たりだった。ただ、判定はファウル。スタンドインを確信していた原口は悔しげな表情で、ベンチの岡田監督も前のめりに打球を見守っていたが、抗議をすることはなかった。この判定に球場の阪神ファンは騒然としていた。

◆2シーズンぶりにスタメン出場した阪神豊田寛外野手(27)が、うれしいプロ初安打を放った。2回2死一塁、オリックス田嶋から右前打。今季2打席目、プロ通算11打席目での初安打だ。ボールは回収され、三塁側ベンチに届けられた。初回の守備では、先頭来田の当たりを捕球できず、プロ初失策を犯していた。ミスを挽回する一打。即戦力を期待され21年ドラフト6位で入団した男が、ようやく1歩目を刻んだ。

◆2シーズンぶりにスタメン出場した阪神豊田寛外野手(27)が、うれしいプロ初安打からの、特大の二塁打を放った。2回2死一塁、オリックス田嶋から右前打。今季2打席目、プロ通算11打席目での初安打だ。ボールは回収され、三塁側ベンチに届けられた。さらに4階1死一塁では左翼フェンス直撃の二塁打。本塁打まであと1メートルもないほどの、本塁打級の当たりだった。これで1死二、三塁とチャンスメーク。梅野の遊ゴロの間に三塁走者原口が生還。左手でベースをかすめる「神走塁」にリクエスト判定もセーフのままだった。これで阪神は9日西武戦以来、23イニングぶりの得点となった。豊田は初回の守備では、先頭来田の当たりを捕球できず、プロ初失策を犯していた。ミスを挽回する一打。即戦力を期待され21年ドラフト6位で入団した男が、ようやく1歩目、それどころか得点不足の打線の起爆剤となっている。

◆阪神原口文仁内野手(32)が「幻弾」のち、本物のホームランをかっ飛ばした。7回2死、オリックス才木から2号ソロを放った。2回1死では特大のファウルを放っていた。左翼ポール際の上を通過し5階席へ飛び込む本塁打級の当たりだった。ただ、判定はファウル。スタンドインを確信していた原口は悔しげな表情で、ベンチの岡田監督も前のめりに打球を見守っていたが、抗議をすることはなかった。この判定に球場の阪神ファンは騒然としていた。試合終盤、今度はしっかりフェアゾーン内へ打ち返し、貴重な1点を呼び込んだ。

◆オリックスが昨季日本シリーズの再現となった「関西ダービー」に敗れ、今季最長だった連勝は「7」でストップした。先発の田嶋大樹投手(27)は2、3回と得点圏に走者を背負いながら無失点でこらえた。だが4回に決壊。先頭の四球からピンチを迎え、梅野の内野ゴロの間にまず1点。続く木浪、森下と連続タイムリーを許してこの回4点を失った。7回には3番手の才木が原口のソロ本塁打を被弾。ビハインドに5点に広がった。打線は西勇の前に1回無死一、二塁も得点を奪えず。2回以降はなかなかチャンスすらつくれなかった。広岡をプロ初3番、来田を今季2度目の1番に据えたが、思うように機能しなかった。5回4失点の田嶋は今季3敗目。チームの借金は3に増えた。

◆古巣オリックス相手に京セラドーム大阪で先発した阪神西勇輝投手(33)は、完封勝利で同球場で通算40勝を達成した。5回までは三塁を踏ませない好投で、114球6安打で完封勝利で3勝目を飾った。打線は4回1死から一挙4得点、7回には原口文仁内野手(32)の左翼へのソロ本塁打でさらなる援護をもらった。西勇はオリックス時代に京セラドーム大阪で通算38勝25敗だったが、阪神移籍後はこの試合前まで8試合に登板して1勝5敗。かつての本拠地で、20年8月15日広島戦以来の勝ち星を挙げた。同球場で40勝以上は、61勝した金子千尋(日本ハム)に次いで2人目となった。

◆阪神が「関西ダービー」3戦目を制し、今季2度目の同一カード3連敗は阻止した。4回に23イニングぶりの得点で先制し一挙4得点。チームにとって交流戦通算200勝となった。2回2死満塁、3回1死一、二塁と2イニング連続で好機をつくるも無得点。しかし4回に一気に流れを変えた。先頭の原口が四球で出塁すると、1死一塁から、2回にプロ初安打を放った豊田寛外野手(27)が左翼フェンス直撃の二塁打。1死二、三塁と好機を広げると、梅野の遊ゴロの間に三塁走者原口が生還。左手で相手のタッチをくぐりぬけ、ベースをかすめる「神走塁」で先制点をもぎとった。9日西武戦以来、23イニングぶりに得点すると、木浪が適時二塁打で続き、さらに森下が2点適時二塁打を放ち一挙4得点。5月16日中日戦(バンテリンドーム)以来の1イニング4得点で、オリックス先発の田嶋を一気に攻め立てた。さらに、7回2死から原口が3番手才木の初球を捉え、5点目の2号ソロ。大きな追加点となった。阪神先発の西勇輝投手(33)は初回味方の失策から安打を許し無死一、二塁とされるも、中飛と遊直で併殺に打ち取り無失点。ここからスイスイとアウトの山を築き、今季3勝目。京セラドーム大阪では3連敗中だったが、4年ぶりの白星で同球場通算40勝。61勝した金子(日本ハム)に次いで2人目となった。

◆オリックスは今季最長だった7連勝が止まった。中嶋聡監督(55)は4回の先制点を巡る審判の判定に疑問を呈した。1死一、三塁から梅野のゴロを遊撃紅林が捕球し、本塁へ送球。タッチプレーはきわどい判定ながらセーフで、リクエストしたが覆らず。結果的に紅林の野選となった。これに試合後の指揮官はもの申した。「紙一重ですかあれ。完全にタッチで(走者の)手が上がってるでしょ。ノーベースですよね。原口選手本人が一番わかってるんじゃないですか。だからベンチ帰ってきた時に顔が違ったみたいですけどね。それすら見れないのかって話ですよね。リクエストでね。完全にノーベースでしょ、誰が見ても。どの映像でそれがあったのかを聞いてみたい気はしますけどね。今回は言います」試合の流れとしても大きなプレーだけに、発言は止まらない。「別にこれ、負け惜しみでもなんでもなく、あそこは大きな(プレー)。あの後に打たれてたかもしれないですし、どうなってたか分かりませんけれども、大きなプレーではありますよね」。今季もこれまで、微妙な判定に泣かされたケースがあった。中嶋監督は「多分どのチームでもあると思うんですけどね。うちだけじゃないと思いますし。でもね、せっかくそういう制度(リクエスト)があって、映像があるんでしたら、しっかり見ましょうよって言いたいですけどね」と強い口調で言った。▽オリックス森(右太もも裏痛から1軍復帰。8回代打も遊飛)「たくさん声援してもらったので、何とか打ちたいなと思ったけど、明日打てるように」▽オリックス田嶋(5回4失点で3敗目)「四球から失点してしまったところを反省しなければいけない」

◆阪神森下翔太外野手(23)への死球に、京セラドーム大阪の虎党がざわついた。6回2死二塁、オリックス吉田の内角高めに抜けたボールが、森下の左手甲付近に直撃。幸いにも、ガードを装着していたため、森下は影響のない様子で一塁へ。ただ、虎党は心配した様子で見守っていた。

◆阪神森下翔太外野手(23)が東海大相模の先輩、豊田の記念日に花を添えた。先制の2点を奪った4回。なお続く1死二、三塁のチャンスで田嶋の低めの球をうまくすくい上げ、左翼手の頭上を越えた。2点二塁打でクラッチヒッターぶりを見せつけた。「芯に当たってくれたので手応えは良かった。あそこはヒットを狙いにいきました。打球を上げれば(犠飛で)1点取れるってケースでしたけど、狙いはヒットで。はい、いきました」と笑顔で胸を張った。豊田は3学年上で高校は入れ替わり。甲子園制覇したチームの4番はあこがれだった。プロで初めて一緒に先発したが、阪神で同じ試合に同校OBが出場したのは初めて。先輩が二塁打で広げたチャンスを無駄にしなかった。「相模が(甲子園)優勝した時に見ていた。ああいう舞台でやりたいと思わせてくれた人。プロで一緒に戦えて、すごく楽しかった。後輩のジョー(遠藤)とかもいるので一緒にやって、もっともっと勝っていきたい」と母校愛あふれる言葉を並べた。9試合ぶりに1番で先発。勝負強さは何番でも変わらない。29打点でチームトップを走る男が頼もしい。【柏原誠】阪神と東海大相模 97年生まれの7番豊田(甲子園最高成績は3年夏優勝)と00年生まれの1番森下(3年春4強)の2人がスタメンで勝利に貢献した。同校出身の複数の選手が、1軍公式戦にそろって出場したのは球団初。阪神には01年生まれの遠藤成内野手(2年春4強)も在籍している。阪神では過去に、岡部憲章投手が88~89年、早川健一郎外野手が03~04年にそれぞれ公式戦に出場した。他球団では巨人で、昨季まで指揮した原辰徳監督と菅野智之投手が同校出身。原監督は現役時代、89~90年に元チームメート津末英明内野手と再び同僚になったことも。また、中日では、16~17年に森野将彦内野手と小笠原慎之介投手がそろって在籍した例がある。

◆2シーズンぶりにスタメン出場した阪神豊田寛外野手(27)が、うれしいプロ初安打からの、特大の二塁打を放った。2回2死一塁、オリックス田嶋から右前打。今季2打席目、プロ通算11打席目での初安打だ。ボールは回収され、三塁側ベンチに届けられた。さらに4回1死一塁では左翼フェンス直撃の二塁打。本塁打まであと1メートルもないほどの、本塁打級の当たりだった。これで1死二、三塁とチャンスメーク。梅野の遊ゴロの間に三塁走者原口が生還。左手でベースをかすめる「神走塁」にリクエスト判定もセーフのままだった。これで阪神は9日西武戦以来、23イニングぶりの得点となった。豊田は初回の守備では、先頭来田の当たりを捕球できず、プロ初失策を犯していた。ミスを挽回する一打。即戦力を期待され21年ドラフト6位で入団した男が、ようやく1歩目、それどころか得点不足の打線の起爆剤となった。試合後の豊田の一問一答は以下の通り。-今の気持ちは「ほんとにほっとしているというのがまず。プロ野球始まったなって感じです」-スタメンはいつ分かったか「練習始まる前のミーティングの前ぐらいです。あるかもと思っていたので、準備はしてきたのでやるしかないって、そういう気持ちでした」-守備は焦りが「緊張ずっとしてました。やべえっ感じで」-誰かに何か言われた?「西さんも梅野さんも『思い切ってやれ』っていう風に声をかけてくださったので。そのまま打席向かいました」-二塁打も「ホームランバッターじゃないと思うので、入ると思っていなかったので、普通に思い切りベースランニングして」-先制につながった「先輩方がうまくつないでくれました」-記念のボールは「とくに」-家に置いとく?「そうですね」-打ち分けるのはらしさが出た「1打席目の感じがすごくファームでやってきた形のヒット。いい形だったので」-下半身主導で「しっかり安定していると思うので、今日も結果につながってくれたと思います」-ラストチャンスでフォームかえた「何も無い状態なので、ほんとにやるしかないと思って」-社会人から入って焦りは「焦りはあるんですけど、最後だと思ってやっていたので。思い切りやったって感じです」-ほっとしている?「守備でミスをしてしまったので、そこをしっかり練習して、打撃もまた良くなるように練習したいと思います」-打席での緊張は「それはなくて、冷静に打席に入れたかなと思います」-明日以降へ「しっかり出された場所で結果を出せるように思いきってやっていきたいと思います」-外野手として名前が挙がらなかった「立場的にもファームで結果を出すしかないと思ってやってきたので、焦りというよりかは、自分のやるべきことをやろうと取り組んできました」

◆今度は文句なしだ。4-0の7回。阪神原口文仁内野手(32)の打球は、虎党が待つ左翼席に飛び込んだ。「初球から自分のスイングができるように準備していました。追加点がほしいとベンチでも言っていたので、良かったです」。スタメンは今季4度目だったが、代打のスペシャリストらしい集中力。今季最長の8試合ノーアーチだったチームを元気づける2号で、ダメ押しの5点目を加えた。幻を現実にした。2回1死で、大飛球は左翼ポールの上空を通過したが、判定はファウル。岡田監督も不満げな表情を隠さなかった。この打席は気を取り直して四球。4回にも先頭で四球を選ぶと、今度は走者として、「足と手」で先制点を導いた。0-0の1死二、三塁、梅野の遊ゴロで本塁に突入。タイミングは完全アウトだった。だが、ミットを伸ばす若月の腕の上から、左腕をかぶせるようにして本塁にタッチ。頭から突っ込むつもりだったが、返球とのタイミングがずれ、"神の手生還"が決まった。「イメージと全然違うスライディングになってしまったけど、うまくかいくぐれました」。これがチームにとって3試合ぶり、23イニングぶりの得点。重いムードを振り払う好走塁で、一挙4得点の猛攻につなげた。昨年9月、父秀一さんが亡くなった。最期の方は会話はできなかったが、見舞うたびに誓っていた。ホームランボールを持ってくるからと...。「どうしても1本目を仏前に持って行きたかった。でも去年は打てなくて...。やっとです」。今年5月16日の中日戦(バンテリンドーム)。6年ぶりに4番に座った試合で3ランを放った。関係者を通じて客席からの回収をお願いすると、試合中にベンチに返ってきた。「本当にありがたかったです」。ファンを含め、携わった多くの人に頭を下げた。元気がない野手陣の中で1発も勝負強さもある。「本当にダメ押しやけどな。ええ仕事したよ、原口」。岡田監督もにんまりの仕事人ぶりを発揮した。【柏原誠】

◆阪神西勇輝投手(33)が、オリックス打線を6安打に抑える快投で今季初完封を決めた。「守備のリズムも良かったし、梅野の配球もよかったんで、それが大きいんじゃないかなと思います」。無四球での3勝目に笑顔で汗をぬぐった。初回に味方の失策と、安打でいきなり無死一、二塁とされたが、中飛と遊直併殺に仕留めてピンチを脱出。2回以降はすいすいアウトの山を築き、オリックス時代の同僚との対戦に時折笑みもこぼれた。「なんか紅白戦みたいな感覚になるし、そこを引き締めて公式戦のようにいかないといけないし」。マウンドに上がれば真剣勝負。「仲が良かった分、本番でしっかり投げ合うって変な感じがしますけど、無事に抑えられて良かったです」。9球団目となるチームの交流戦通算200勝も導き、胸を張った。阪神移籍後は8戦1勝5敗だったかつての本拠地、京セラドーム大阪で4年ぶりに白星。同球場40勝は61勝の金子弌大(日本ハム)に次いで2人目の大台となった。今季は防御率1・52と好調をキープする。「基本的にロングを投げて完投するのは当たり前。あの状況で完封を狙わない投手は先発ピッチャーじゃない」。先発としての誇りを胸に、これからもマウンドを守り続ける。【磯綾乃】西勇の完封勝利は23年9月12日巨人戦(甲子園)以来13度目で阪神では7度目。京セラドーム大阪では、20年8月15日広島戦以来移籍後2勝目。完封はオリックス時代の17年4月9日の日本ハム戦以来5度目。西勇は京セラドーム大阪で、オリックス時代の38勝と合わせ通算40勝目。金子弌大61勝(オリックス59勝、日本ハム2勝)に次ぎ2位。阪神の今季の完封勝ちは12球団最多の12度目。143試合換算では27度で、65年32度、56年28度に次ぎ3位に該当するハイペース。阪神の完封投手は才木の3度と合わせ4度目で、日本ハムと並び12球団最多。

◆阪神が「関西ダービー」3戦目を制し、今季2度目の同一カード3連敗は阻止した。4回に23イニングぶりの得点で先制し一挙4得点。チームにとって交流戦通算200勝となった。2年ぶりのスタメンとなった豊田寛外野手(27)が3打数2安打1打点と活躍。投げては西勇輝投手(33)が6安打完封勝利を挙げた。初回に守備で失策がありながらバットで取り返した豊田に、岡田彰布監督(66)は「本人が一番ホッとしてるんちゃう。取り返したから十分やん」と話した。指揮官は「もう何もないで。ええほうで(笑い)。ええ方でなにもない」と笑顔だった。阪神岡田監督の一問一答は以下の通り(自ら)もう何もないで。ええほうで(笑い)。ええ方でなにもない。-西勇が最後まで球数もちょうどよかったし。テンポもいいし。なあ。-1回のゲッツーが大きかったああ、大きかったなあ。まあ、のお。初めてのスタメンでちょっと緊張したんやろう。あれなあ。必死でとりにいっとったけどしゃーない。まあ、でもうまいことな。ゲッツーで乗り切ったから。あとでカバーしよったから。豊田も。-十分うん。-打撃でおお、そらあな、守備は最初から、もうな、リードしたら守備固めいくつもりやから。打つ方で、そないしてつこてるんやからな。大きかったよ、あの二塁打もな。-ファーストストライクを積極的に打っていたまあでも、一昨日か、昨日、ファームの試合にも行って、ええ感じで打ってたしな。ヒットも打って。-打線全体でファーストストライクを積極的に打てていたかいやあ、それはピッチャー次第やで。相手の。それは、打とうと思っても打てん、バットが出ないボールを投げるピッチャーもおるし、相手のピッチャー次第やで。-原口の本塁突入も良かったおお。なあ。(紅林が)ノーバンで放っていたらアウトやろなあ。ワンバウンドやから。こっちから見ても失速してるもんな。タイミングは完璧にアウトやと思ったけどなあ。あれ、ワンバンはだいぶ失速するよな。バウンドするから。-他の選手も刺激え?だれ、他の選手って。ふっ。-原口はスタメンで起用すると仕事をしてくれるおーん。-速いボールを前のポイントでおーん、まあ、4点で本当にダメ押しのホームランやけどな。ええ仕事したよ原口、久しぶりやけどな、名古屋以来か、なあ。-1個目もファウルかスタンドインか分からなかったいや、俺らもこっちからは分からんわ。藤本もなんも言わんかったからな、リクエストとかな。-豊田の使いどころは今日左ピッチャーやしな、今日は。おーん、だから。その、なんて言うの、推薦というかファームでも調子良かって、そういうやっぱりなるべくいい時にな、使わんと。まあ、今日はな、最初のあれはあったけど、ヒットが出て、本人が一番ホッとしてるんちゃう。初ヒットやからな、ほんまに。良かったよ。-初回の豊田の守備を見て監督もウワァっと思うかそら、思うよ。初めてやもんそら、(今季)初先発やから。取り返したから十分やん。

◆阪神木浪聖也内野手(29)が打線を勢いづけた。1点を先制した直後の4回1死一、三塁で右翼へ二塁打。今季の交流戦初の長打がこの日2点目の適時打となった。今月は打率1割6分と苦しみ、今季初の9番で出場。走者をかえし、1番の森下につなぐ打撃で役割を果たした。「前の打席でチャンスをつぶして、そういう気持ちもありながら、ここで1本打ちたいなと思っていたので、よかった」と振り返った。

◆虎に救世主だ! 阪神3年目の豊田寛外野手(27)がオリックスとの「日本生命セ・パ交流戦」で、関西ダービー3連敗を阻止するマルチ安打を決めた。2年ぶりのスタメン7番で2回にプロ初安打を放つと、4回には23イニングぶり得点の口火を切る左中間二塁打。5得点快勝を演出し、貧打にあえぐチームを救った。負ければ再び貯金0だったが、セ首位の広島との2差をキープ。14日からの交流戦ラスト、パ首位のソフトバンク3連戦も頼むぞ。豊田の東海大相模時代の恩師で現創志学園の門馬敬治監督(54)が教え子の活躍を喜んだ。試合は視聴できなかったが「いただいたスタメンの機会で2打席連続で結果を出すのは僕としてもうれしい」と目を細めた。高校時代の話を交え「ケガが多く、表に出るタイプではなかった」とし、「プロで1軍に上がれなくても我慢強かった。これは彼が1歩1歩地に足をつけた本当の我慢強さと、諦めない力ですね」とたたえた。もう1人の教え子の名前を出し「豊田は森下に負けていられないでしょうね」とさらなる飛躍を願った。

◆虎の起爆剤だ! 阪神3年目の豊田寛外野手(27)がオリックスとの「日本生命セ・パ交流戦」で、関西ダービー3連敗を阻止するマルチ安打を放った。岡田体制では初スタメンの7番で2回にプロ初安打を放つと、4回には23イニングぶり得点の口火を切る左中間二塁打。5点快勝を演出し、貧打にあえぐチームを救った。セ首位の広島との2差もキープ。14日からの交流戦ラスト、パ首位のソフトバンク3連戦も頼むぞ。豊田は過去の栄光をとっくに捨てている。守るべきは愛する家族と、そしてチームの勝利だけだった。2回2死一塁、田嶋から右前打。止まりかけていた野球人生を、プロ初安打で動かした。「ほっとしています。プロ野球、始まったなって感じです」。試合後の第一声に実感を込めた。4回1死一塁では左翼フェンス直撃の二塁打で好機を拡大。本塁打まであと1メートルほどの一撃で、一挙4得点の先制劇を呼び込んだ。チーム23イニングぶりの得点。プロ1年目の22年4月20日以来785日ぶり、岡田政権では初のスタメンで打線の起爆剤となった。東海大相模3年夏、中日小笠原らと4番で全国制覇を果たした。27歳になり「もう10年前のことですから」と今を生きる。昨年は戸塚シニア、そして高校の後輩でもある森下が加入。外野手争いで押し出され、1度も1軍昇格はなかった。強烈な競争社会の中、あと何年、野球で食べていけるのか...。そんな不安もゼロではなかった中、覚悟を決めた。「家族のために頑張らないといけないんです」。昨年12月に結婚を発表。夢を追い、日本一にもなった高校生がいつしか、一家の大黒柱となっていた。妻は1つ年下だが、しっかり者だという。その妻には1軍昇格した7日の朝、家を出る時にカツを入れられた。「ケツ(尻)、たたかれてきました。"あんたに(豊田家の生活が)かかってるんだから"ととらえています」バシッと気合を注入され、表情が明るくなった。1軍登録された同日の西武戦では「セカンドアップの時、手が震えてました」。この日も初回に来田の打球を捕球できず。「緊張、ずっとしてました。『やべえ』って感じで」。プロ初安打の前に初失策を記録したが、バットで挽回。岡田監督も「(ミスを)取り返したから十分やん」と笑った。ウエスタン・リーグで打率3割2分9厘を記録した打棒を見せつけ、オリックスとの「関西ダービー」3連敗を阻止。負ければ貯金0の危機で、首位広島との2差をキープした。プロ3年目。社会人出身で即戦力を期待された背番号61は前しか見ていない。「焦りはあるけど、最後だと思ってやっていた。思い切りやりました」。ラストチャンスをものにした男が、虎の尻をたたく。【中野椋】阪神と東海大相模 97年生まれの7番豊田(甲子園最高成績は3年夏優勝)と00年生まれの1番森下(3年春4強)の2人がスタメンで勝利に貢献した。同校出身の複数の選手が、1軍公式戦にそろって出場したのは球団初。阪神には01年生まれの遠藤成内野手(2年春4強)も在籍している。阪神では過去に、岡部憲章投手が88~89年、早川健一郎外野手が03~04年にそれぞれ公式戦に出場した。他球団では巨人で、昨季まで指揮した原辰徳監督と菅野智之投手が同校出身。原監督は現役時代、89~90年に元チームメート津末英明内野手と再び同僚になったことも。また、中日では、16~17年に森野将彦内野手と小笠原慎之介投手がそろって在籍した例がある。★豊田寛(とよだ・ひろし)生まれ 1997年(平9)4月28日、横浜市生まれ。球歴 川上北小時代に戸塚アイアンボンドスで野球を始める。名瀬中では戸塚シニアに所属。東海大相模、国際武道大、日立製作所を経て、21年ドラフト6位で阪神入団。高校 2年夏と3年夏に甲子園出場し、3年夏は4番で全国制覇。同学年は中日小笠原、ロッテ吉田。決勝の仙台育英戦では佐藤世那(元オリックス)から4安打3打点をマークし、同年U18日本代表に選ばれ準優勝。大学 1年春からベンチ入り。2年春から4季連続リーグ優勝。外野手でベストナインを4度受賞。1学年上の先輩に阪神伊藤将がいる。新婚 昨年12月に25歳の一般女性と結婚したことを発表。ニックネーム チーム内で「ヒロシ」呼びが定着の愛されキャラ。サイズ 178センチ、88キロ。右投げ右打ち。

◆オリックス・山下舜平大投手(21)が13日、1軍に合流し、キャッチボールやショートダッシュなどで調整した。練習後に取材に応じ、「いい感じにきていると思う。なので(1軍に)呼ばれたんじゃないかなと思う。(1軍でも2軍でも)やることは一緒ですけど、ここ(1軍)で勝つために練習しているので。(気持ちは)より一層強まります」と心境を語った。練習メニュー消化後には個別でキャッチボールを行い、入念に感覚を確かめた。岸田投手コーチが見守る前で、トップポジションを作った状態から投げる練習を繰り返し、「いろいろな形でいい感覚のもの探して、やっています」と説明した。厚沢投手コーチは山下について「いいボールを投げていますよ。明日、ピッチングを見させてもらうので、練習に参加してもらった」と話すにとどめたが、順調にいけば16日のヤクルト戦(京セラ)で先発する可能性も出てきた。山下は4年目の今季、先発ローテーションの一角として期待されていたが、制球面などに課題を残し、ここまで3試合で0勝2敗、防御率6・43。4月20日に登録を抹消されて以降は2軍で調整を続けていた。

◆オリックス・宗佑磨内野手(28)が試合前に仰天パフォーマンスを行った。ピン芸人のハリウッドザコシショウのパーティーメガネを身につけてグラウンドに登場。その姿でランニングをするなど、明るい姿で周囲を和ませた。このパーティーグッズはセデーニョがお気に入り。12日に1軍昇格した助っ人から借りたのか!? 阪神との関西対決はここまで2連勝。2015年以来となる阪神戦の同一カード3連勝を狙う。

◆阪神・豊田寛外野手(27)が「7番・左翼」で今季初スタメン出場する。先発出場は2022年4月20日のDeNA戦(横浜)以来、2年ぶり。今季はウエスタン・リーグで打率・329の好成績を残し、7日に1軍昇格すると、同日の西武戦(甲子園)で代打出場し、中飛に倒れたが捉えた打球を飛ばしていた。オリックス先発左腕の田嶋からプロ初安打を狙う。また佐藤輝明内野手(25)は7日の1軍再昇格後では初めてのベンチスタート。代わって、三塁に渡辺、渡辺が守っていた一塁には原口が入った。

◆2年ぶりにスタメン出場した阪神・豊田寛外野手(27)がファーストプレーで痛恨のミスを喫した。一回、オリックスの先頭・来田の打球は左前へ。豊田は猛ダッシュで落下点に入ったが、白球はグラブからこぼれた。懸命に抱え込もうとしたが、体の前にポトリと落ちてエラーとなった。先発の西勇は続く西野に右前打を浴びて無死一、二塁のピンチを背負う。それでも続く広岡を中飛。外野最深部まで飛ばされた打球だったが二走・来田が三進できないという走塁ミスもあって、1死一、二塁とすると、西川の遊直で飛び出した二走・来田もアウト。ダブルプレーでピンチを脱し、豊田のミスを帳消しにした。

◆阪神・豊田寛外野手(27)が二回2死一塁で迎えた第1打席で待望のプロ初安打を放った。カウント2ー2から田嶋のフォークを逆方向へ。右前に運ぶ一打は、プロ11打席目で待望の初ヒットとなった。一回の守備では先頭・来田の打球で失策を犯してピンチを招いたが、汚名返上の一打。2年ぶりにスタメン出場した男が成長の証しを結果で示した。豊田の一打で2死一、二塁と先制機を作った阪神打線は梅野が左前打でつないで2死満塁。しかし木浪が中飛に倒れて先制とはならなかった。

◆阪神ベンチが一斉にバンザイした!? 「7番・左翼」で2年ぶりに先発出場した豊田寛外野手(27)が二回に右前打。プロ3年目で初のHランプを灯した。ベンチスタートとなった佐藤輝、坂本らは必死に手を挙げて、記念球の回収を要求。無事、豊田に届けられたもようだ。

◆阪神・豊田寛外野手(27)が猛アピールだ。0-0で迎えた四回1死一塁の第2打席。カウント1-0から田嶋の直球を振り抜いた。快音を残し、打球は左翼フェンス上段へ直撃。あと少しでスタンドインの二塁打でプロ初安打を放った第1打席に続いて結果を残した。1死二、三塁と先制の好機を作った打線は、梅野の遊ゴロで三走・原口がホームへ技ありのスライディング。タイミングはアウトも原口が捕手のタッチをかいくぐるようにしてホームへタッチした。判定はセーフもオリックスベンチがリプレー検証を要求も判定は変わらず。野選が記録され、阪神が先制した。阪神は9日の西武戦(甲子園)の七回にマークして以来、23イニングぶりの得点。今季最長は開幕カードの巨人戦で記録した25イニング連続だったが、新戦力とベテランの活躍で待望の1点をもぎ取った。

◆「7番・左翼」でスタメン出場した阪神・豊田寛外野手(27)が二回のプロ初安打となる右前打に続き、四回は左翼フェンス直撃の二塁打を放った。7日に1軍昇格したが、関係者によると、岡田監督が2軍戦の映像を確認し、抜擢することを決めたという。豊田は今季、ウエスタン・リーグで打率・329。数字を把握するだけではなく、指揮官は状態のよさを直接感じ取っていた。岡田監督は時間を見つけてはアイパッドなどで2軍戦をチェック。関西ダービーで結果として表れた。

◆阪神打線が目覚めだ。0-0で迎えた四回1死二、三塁の好機。梅野の遊ゴロに三走・原口が好走塁で23イニングぶりの得点をあげると、打線がつながった。なおも1死一、三塁の好機で、木浪が右翼線へ適時二塁打。さらに続く森下は左越えの2点二塁打を放ち、4-0とリードを広げた。阪神が1イニング4得点以上をあげるのは、5月16日の中日戦(バンテリンドーム)の四回以来、約1カ月ぶり。貧打に苦しんでいた猛虎打線が復活だ。

◆阪神・岡田彰布監督(66)の采配が光った。4-0の六回。指揮官は2安打の豊田に代えてこの回から左翼守備に島田を送った。先発の西勇は先頭の若月に二塁打を浴びると、来田の進塁打で1死三塁。西野の打球は代わった島田のもとへ飛んだ。ほぼ定位置で捕球した島田はホームへと好返球。これには三走・若月も動けず、西勇は続く広岡を二飛に仕留めてこの回も無失点でしのいだ。

◆阪神・原口文仁内野手(32)が七回2死から左翼スタンドへ2号ソロを放った。オリックスの3番手・才木の初球を振り抜いた。打球は左翼スタンドぎりぎりに着弾。5月16日の中日戦(バンテリンドーム)以来の一発に京セラの虎党が沸き返った。原口は二回の第1打席で、左翼ポール上段へ大飛球。この打球はファウルの判定となっていたが、〝打ち直し〟の一発で点差を5点に広げた。

◆オリックスは今季9度目の零封負けで連勝が7で止まった。先発の田嶋が四回に先頭打者への四球から1死一、三塁とピンチを招き、梅野のゴロを遊撃手・紅林が本塁へ送球。捕球した捕手・若月がタッチアウトを狙ったが、三走・原口にかいくぐられて先制を許す(結果は野選)と、木浪、森下の2者連続タイムリーで4失点した。打線は阪神先発・西勇の前に6安打に封じられ、5月29日の広島戦(マツダ)以来の無得点で敗れた。

◆阪神が快勝し、連敗を2で止めた。先発した西勇輝投手(33)が、9回6安打無失点と圧巻の投球で今季初の完封勝利。3勝目をマークした。打線は二回1死二、三塁の好機で梅野の遊ゴロに三走・原口が好走塁。野選とし、先制点をもぎ取ると、木浪、森下に長打が生まれて一挙4得点をあげた。今季初スタメンを飾った豊田寛外野手(27)はプロ初安打を含む2安打と躍動。七回には原口に2号ソロが飛び出すなど、普段はベンチスタートのメンバーが気を吐いた。阪神は交流戦200勝を達成した。

◆オリックス戦で今季初完封勝利を飾った阪神・西勇輝(右は)梅野隆太郎と抱き合う=京セラドーム大阪(撮影・沢野貴信)

◆連敗を「2」で止めた阪神が9球団目の交流戦200勝(208敗14分)。セ・リーグでは巨人、中日に次いで節目の勝利に到達した。四回、梅野隆太郎捕手(32)の遊ゴロ野選で23イニングぶりの得点を挙げ、木浪聖也内野手(29)、森下翔太外野手(23)の連続適時打で4点を奪った。七回には「5番・一塁」の原口文仁内野手(32)の2号ソロで加点した。2022月4月20日DeNA戦(横浜)以来のスタメンに入った豊田寛外野手(27)は二回、11打席目で初安打を記録し、四回の左翼フェンス直撃の二塁打で好機を拡大した。西勇輝投手(33)は23年9月12日巨人戦(甲子園)以来の完封勝利で3勝目(3敗)。昇格後の5試合で打率・158の佐藤輝明内野手(25)はスタメンから外れ、出番はなかった。30勝到達の岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=30勝28敗4分、観衆=3万6135人)。(自ら)「もう何もないで。ええ方で。ええ方で何もない」ーー西勇が最後まで「球数もちょうどよかったし。テンポもいいし。なあ」ーー一回のゲッツーが大きかった(1死一、二塁からの遊直で二走帰塁できず)「大きかったなあ。(一回の豊田の失策は)初めてのスタメンで、ちょっと緊張したんやろう。アレなあ。必死で捕りに行っとったけど、しゃーない。でもうまいことな。ゲッツーで乗り切ったから。あとでカバーしよったから。豊田も」ーー十分「うん」ーー打撃でも「そら守備は最初から、もうな、リードしたら守備固め行くつもりやから。打つ方で、そないして、使こてるんやからな。大きかったよ、あの二塁打もな」ーーファーストストライクを積極的に打った「まあでも、一昨日か、昨日、ファームの試合にも行って、ええ感じで打ってたしな。ヒットも打って」ーー打線全体でファーストストライクを積極的に打てていたか「いやあ、それはピッチャー次第やで。相手の。それはお前、打とうと思っても打てん。バットが出ないボールを投げるピッチャーもおるし、相手のピッチャー次第やで」ーー原口の本塁突入も良かった(四回1死二、三塁で梅野の遊ゴロで生還。記録は野選)「(紅林が)ノーバンで放っていたらアウトやろなあ。ワンバウンドやから。こっちから見ても失速してるもんな。タイミングは完璧にアウトやと思ったけどなあ。アレ、ワンバンはだいぶ失速するよな。バウンドするから」ーー他の選手も刺激「え? 誰、他の選手って。ふっ」ーー原口はスタメンで起用すると仕事をする「おーん」ーー速いボールを前のポイントで「おーん、4点で本当にダメ押しのホームランやけどな。ええ仕事したよ原口、久しぶりやけどな、名古屋以来か、なあ」ーー1打席目の左翼への飛球もファウルかスタンドインか「俺らもこっちからは分からんわ。(三塁コーチの)藤本も何も言わんかったからな、リクエストとかな」ーー豊田の使いどころは「今日左ピッチャーやしな、今日は。おーん、だから。その、なんて言うの、推薦というかファームでも調子良かって、なるべくいい時に使わんと。今日は最初のアレはあったけど、ヒットが出て、本人が一番ホッとしてるんちゃう? 初ヒットやからな、ホンマに良かったよ」ーー一回の守備を見て監督も「そら、思うよ。初めてやもんそら。(今季)初先発やから。取り返したから十分やん」

◆阪神が快勝し、連敗を2で止めた。「7番・左翼」でスタメン出場した3年目の豊田寛外野手(27)がプロ初安打を含む2安打と活躍。以下、試合後の報道陣とのやりとり。ーー初ヒット「本当にほっとしているのが第一でやっとプロ野球(人生)が始まったなという気持ちです」ーースタメンはどのタイミングで「練習始まる前、ミーティングが始まる前くらいに知りました」ーーどんな気持ち「もしかしてあるかもと思っていたので。準備はしていたので、やるしかないと思って。そういう気持ちでした」ーー守備は焦りもあった(一回、先頭打者の左飛を落球)「もう緊張...ずっとしてました。やべえみたいな感じで」ーーミスの後は誰かに声をかけられた「西(勇)さんも梅野さんも『思い切ってやれ』っていう風に声をかけてもらったのでそのまま打席に向かいました」ーー四回の二塁打はあと少しでホームラン「ホームランバッターではないので入るとも思っていなかったので普通に思い切りベースランニングした感じです」ーー先制につながった「それで先輩方がうまくつないでくれたというのは本当に先輩方に感謝です」ーー初安打の記念球は「いや、とくに。(家に置いておくか、と問われて)そうですね」ーー右左に打ち分けたのは自分らしさが出せた「そうですね。1打席目の感じがすごくずっとファームでやってきた形のヒットというか。本当にいい形だったのでそのあとにつながったと思います」ーー下半身主導のフォーム「安定しているので、きょうの結果にもつながってくれたと思います」ーーフォームを変える怖さは「もう何もない状態なのでやるしかないと思ってやっていました」ーー焦りは「そうですね。焦りとかはあるんですけど、最後だと思ってやっていたので思い切りやったという感じです」ーーホッとしている「やっぱり守備ではミスをしてしまったのでそこをしっかり練習して、バッティングももっとよくなるように練習したいと思います」ーー打席での緊張は「それはなくて冷静に打席に入れたかなと思います」ーー明日以降は「しっかり出された場所で結果を出せるように思い切ってやっていきたいと思います」ーー開幕前の悔しさは「立場的にもファームで結果を出すしかないと思ってずっとやってきたので、焦りというよりは自分のやるべきことをしっかりやろうと思って取り組んできました」

◆阪神・豊田寛外野手(27)の父・昌史さん(60)は神奈川・横浜市内の自宅でオリックス戦をテレビ観戦。3年目でプロ初安打を放った愛息がけがに苦しみ、戦力外通告を覚悟していたことを回想しながら、さらなる活躍を願った。ホントかよ~って思いました。仕事から帰ってきたら、いきなりエラーをしているんですから。正直、こりゃ無理かなぁと(笑)。でも、すぐに打っていたんで、調子がいいなぁと感じました。プロはやめときな、と私を含め、周りの方も言い続けていました。プロは体が資本ですが、小さい頃から、けがに泣かされ続けていたからです。U18日本代表のときも死球で膝の皿を故障したり...。プロ入りが遅くなったのはそういう経緯があるのです。3年目で結果を残さなければクビになる可能性もあるということは私も思っていましたし、本人も覚悟していたでしょう。今年2月、長女が誕生して、その1カ月後に会いにいったのですが「一家の大黒柱になるんだから頑張る」というような話をしていたことを思い出します。生まれたときは約4300グラムと大きかったです。でも、とても甘えん坊でした。3人兄弟の末っ子だったこともあったのでしょう。小学1年生のとき、6年生の長男がいたチームに入ったのですが、長男が卒業して1カ月が過ぎた頃、練習に1カ月間、いかなくなりました。「いじめられているのか?」と聞いたら「違う。お兄ちゃんと一緒に野球したい」と。中学生になっているので無理なのですが、とにかく優しい子どもでした。私が3月に60歳を迎えたときは「ちゃんちゃんこを買ってあげようか?」と言ってくれて...。赤い財布にしましたが、私の宝物です。いい一年になりそうな気がします。(談)

◆オリックス、阪神で通算176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(58)がソフトバンク3連戦を前に、連敗を「2」で止めた1勝の価値について言及した。オリックスのミスに救われた試合ではあった。一回1死一、二塁で西川の遊直の時に二走・来田が飛び出して併殺。このプレーがなく、オリックスが先制していたら、得点力不足の阪神は極めて苦しかった。逆に言えば、この走塁ミスで西勇が息を吹き返した。二回以降は、力みなく、内角の厳しいコースにツーシームを投げ込み、付け入るスキを与えなかった。ストライク先行で、常に自分のカウントで打者と勝負で来ていたし、完投ペースという投球を披露した。完ぺきな西勇を見せてもらった。この投球をすれば打線は攻撃に専念できる。最近の登板では、相手投手に打たれたり、自身のミスで失点したりと、らしくない投球だったが、この完封で、吹っ切れただろう。原口、豊田をスタメン起用し、四回の攻撃では思い切って原口に本塁突入のサインを出したベンチも冴えている。この試合を落とせば、3連敗でソフトバンクとの3連戦。正念場になっていたかもしれない。振り返って、「あの1勝が大きかった」となりそうな勝利だった。

◆オリックスは今季9度目の完封負けで連勝が7で止まった。中嶋監督は流れが変わった四回の本塁でのクロスプレーの判定に不満をぶつけた。「完全にタッチで(原口の)手が上がってるでしょ。誰が見ても完全に『ノーベース』でしょ。どの映像でそれがあったのかを聞いてみたい気はしますけどね」四回1死二、三塁で梅野のゴロを遊撃手・紅林が本塁へ送球。タイミングは完全にアウトだったが、捕球した若月のミットが三走・原口に触れていないと判断されてセーフに。リプレー検証を要求したが判定は変わらず、田嶋は直後に2者連続タイムリーを浴びた。勝敗を分けた判定に指揮官は「せっかくそういう(リクエスト)制度があって、映像があるんでしたら、しっかり見ましょうよって言いたい」と語気を強めた。チームは交流戦3位に後退。残り3試合を全勝で終え、首位・楽天が3連敗しない限り、交流戦優勝できない厳しい状況となった。(織原祥平)

◆阪神が快勝し、連敗を2で止めた。先発した西勇輝投手(33)が、9回6安打無失点と圧巻の投球で今季初の完封勝利。「7番・左翼」でスタメン出場した3年目の豊田寛外野手(27)がプロ初安打を含む2安打と活躍。七回には原口文仁内野手(32)に2号ソロが飛び出した。主な選手のコメントは次の通り(成績=30勝28敗4分、観衆3万6135人)プロ初安打の豊田 「本当にほっとしているのが第一で、やっとプロ野球(人生)が始まったなという気持ちです」古巣を相手に完封した西勇 「知っている仲間がいるので、楽しいマウンドもそうですけど、打たれないように気を引き締めながら投げていました四回に捕手のタッチをかいくぐって生還した原口 「なんだろうな。イメージとは違う、もう一歩奥にいけたんで。滑るタイミングを遅らせることができたというか、それでうまくタッチをかいくぐれたかなと思います」六回に左手甲付近に死球を受けた森下 「大丈夫です。ガードだったんで」

◆阪神・森下翔太外野手(23)が2-0の四回1死二、三塁、左越え2点二塁打を放った。「(木浪)聖也さんがいい場面にしてくれたんでコンパクトにいきました」。木浪の適時二塁打で2点目を挙げた直後、1ストライクから低め直球をとらえた。プロ初安打を放った豊田は東海大相模高時代に甲子園優勝を経験。卒業した年に入学した森下は「ああいう舞台でやりたいなって思えたきっかけをくれた人。プロの舞台で一緒に戦えたっていうのはすごく楽しかった」と振り返った。

◆原口の〝神の手〟走塁で先制した四回、なおも1死一、三塁から阪神・木浪聖也内野手(29)が右翼線に適時二塁打を放った。「前の打席でチャンスを潰したので。よかったです」。二回2死満塁の先制機で中飛に倒れたが、汚名返上の一打となった。14日からのパ・リーグ首位のソフトバンク戦に向けて「勝つことで、すべていい方向に向かうと思う。明日からも、こういう試合をやっていきたい」と決意を新たにした。

◆マウンドに向かう光景を、誰も疑わない。虎党から沸き起こる「西コール」に背中を押され、スコアボードには9つ目のゼロを刻んだ。阪神・西勇輝投手(33)は6安打無四球で完封勝利。笑顔とガッツポーズがキラリと輝いた。「京セラドームで勝てたこともそうですし、前回、前々回と自分のエラーで負けてしまったので、何とか『長いイニングを投げる』と心がけて、冷静にマウンドに上がることができました」ほかの球団以上に自分自身のことを知る古巣との対戦は特有の難しさもあったが、梅野とのコンビで内外角&高低をうまく使い、上回った。一回、豊田の落球から無死一、二塁とされたが、1死から西川の遊直で二走・来田が飛び出し併殺。ピンチをしのぐと、その後は安定した投球をみせた。「あの状況で完封を狙わないやつは先発投手じゃないと思う」と上がった九回のマウンドも、先頭に安打を許したあとは3連続右飛に仕留め、梅野と抱擁。かつての本拠地・京セラで、オリ党の前で、気迫の114球で決めた、昨年9月12日の巨人戦(甲子園)以来となる通算13度目の完封勝利だった。「僕は外国人が好き。だから積極的に一緒に帰りたいし、話したい。逆に、もし僕が海外に行ったら、そうされることってうれしいと思うし」春季キャンプ中は新外国人のゲラとホテルへ帰るバスに同乗する機会が多く、積極的に会話を交わした。気にかけてもらったゲラも〝先生〟と慕うほどだ。ダブル守護神の一角は再調整のため5日から2軍降格となったが、「日本の野球に適応しようとしてキャンプから練習をめちゃくちゃ頑張って、(手を)抜かずに頑張った結果、ガス抜きは必要。いいところで投げて頑張ってくれたから(首位争いの)この位置にいられたかもしれない」と西勇。努力家の一面を知り、認めるから、多大な心配はせずカムバックのときを待つ。この日のようにリリーフ陣をも助ける、先発の役目を果たし続けながら、だ。「得点が入ったときのたくさんの応援はシビれましたし、チームもどんどん点を取って応援してもらえるように頑張りますので、今後も応援よろしくお願いします!!」お立ち台ではスタンドに向けて感謝し、最後も沸かせた。33歳の最年長右腕は奮投が、交流戦ラストカードに向かうチームに上昇ムードを吹き込んだ。(須藤佳裕)

◆阪神・原口の〝神の手〟が虎に23イニングぶりの得点をもたらした。「無我夢中で、どうやってタッチをくぐろうかと考えてる暇もなく、とっさに(左手が)出ました。最初の1点が大事やったんで。セーフになれてよかった」6日の楽天戦(甲子園)以来となる「5番・一塁」で先発出場し、0-0の四回先頭で四球。1死から豊田の左翼フェンス直撃の二塁打で三塁へ。続く梅野の遊ゴロで本塁に突入した。紅林はワンバウンド送球。タイミングはアウトだった。だが、捕手のタッチをかいくぐり、左手でホームにベースタッチ。判定はセーフ。オリックス・中嶋監督のリクエストも覆らず、原口の左手が先制点を呼び込んだ。本業のバットでも魅せた。4-0の七回2死からオリックスの3番手・才木の直球を左翼席へ。勝利を決定づける2号ソロは、不振の大山に代わって4番に座った5月16日の中日戦(バンテリンドーム)以来の一発だった。「しっかりいい形でボールを見られていたので。いい当たりにつながったんじゃないかな」と自画自賛。二回の第1打席で左翼ポール上段への飛球はファウルに。まさに〝打ち直し〟のアーチとなった。岡田監督は、走塁&打撃で勝利に貢献した原口を「ええ仕事したよ、原口、久しぶりやけどな。名古屋以来か」とねぎらった。レギュラー陣がピリッとしない今、虎に欠かせない存在だ。(三木建次)

◆阪神は連敗を2で止めた。「7番・左翼」で2年ぶりにスタメン出場した豊田寛外野手(27)がプロ初安打を放つなど、3打数2安打をマーク。2試合連続で零封負けしていた打線を勢いづかせた。社会人から即戦力で入団して3年目。コツコツ努力してきた男が大きな一歩を踏み出した。待ち望んだ救世主がやってきた。執念でともしたプロ初の「H」ランプが猛虎打線をよみがえらせる。こぼした白球と、募らせた悔しさを取り返し、豊田が京セラで誰よりも輝きを放った。「本当にホッとしているのが第一で、やっとプロ野球(人生)が始まったなという気持ちです」7日に今季初昇格した男に千載一遇の好機が巡ってきた。「7番・左翼」で2022年4月20日のDeNA戦(横浜)以来のスタメン起用。ファーストプレーはまさかの試練。一回の守備、先頭・来田の打球を体で抱え込むも落球し、失策を記録してしまう。

◆よっしゃあ!! さすがセ界の豊田やー!! 猛虎打線低迷で、岡田監督が思い切ってスタメン起用した豊田寛が虎の貧打を変えてくれたー!!二回、プロ初安打オメデトウ!! 笑っちゃいけないけど、一回にはオリックスの1番来田の平凡なレフトフライをガチガチに緊張してエラー。その後の第1打席なんて、もう見ていられないくらいに目がアップアップに泳いでいたのだ。しかし、しぶとくプロ初安打を決めると、四回には自信をもってのフルスイングがあと数十センチでホームランになりそうだったツーベース!!これが口火となってこの回4得点! こーいう突破口を切り開く男を俺たち虎党は待ってたんやー!! もちろん、先発西勇の完封劇もお見事!!実は本日、大阪から30年ぶりに東京サンスポへ戻ってきた大澤謙一郎・文化報道部長と阪神戦を見ていたのだが、部長いわく「東京って阪神が勝ってもほとんど騒がないんですね...」。そりゃあ大阪、関西とはちゃうわー!と思いながらも...阪神タイガース、もっともっと勝って巨人を超える球界の盟主になったろうやないかー!! とさらなる炎を燃やした俺だったのだ。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
1230 0.800
(↑0.014)
-
(-)
359
(+3)
39
(-)
9
(-)
10
(+1)
0.255
(↑0.001)
2.250
(↑0.17)
2
(-)
ソフトバンク
1050 0.667
(↑0.024)
2
(-)
357
(+6)
43
(+3)
7
(-)
9
(+1)
0.263
(↑0.006)
2.730
(↓0.02)
3
(1↓)
ORIX
960 0.600
(↓0.043)
3
(↓1)
338
(-)
34
(+5)
2
(-)
6
(-)
0.225
(↓0.003)
2.130
(↓0.2)
4
(-)
ヤクルト
762 0.538
(↓0.045)
4
(↓1)
357
(+3)
51
(+6)
14
(+1)
8
(+1)
0.231
(-)
3.130
(↓0.16)
5
(-)
DeNA
870 0.533
(↑0.033)
4
(-)
358
(+3)
56
(+1)
14
(+2)
6
(+1)
0.258
(↑0.003)
3.320
(↑0.17)
5
(-)
広島
870 0.533
(↑0.033)
4
(-)
347
(+5)
34
(-)
6
(-)
10
(+1)
0.235
(↑0.009)
1.830
(↑0.13)
7
(-)
日本ハム
770 0.500
(↑0.038)
4.5
(-)
459
(+9)
40
(+4)
11
(-)
5
(+2)
0.292
(↑0.004)
2.660
(↓0.1)
8
(-)
巨人
690 0.400
(↓0.029)
6
(↓1)
360
(-)
49
(+3)
7
(-)
8
(-)
0.240
(↓0.007)
3.060
(↑0.12)
8
(-)
中日
690 0.400
(↓0.029)
6
(↓1)
327
(+4)
42
(+9)
8
(+2)
7
(-)
0.221
(↑0.007)
2.060
(↓0.23)
10
(-)
ロッテ
582 0.385
(↓0.032)
6
(↓1)
337
(+1)
73
(+3)
4
(-)
6
(-)
0.227
(↑0.003)
4.630
(↑0.12)
11
(-)
阪神
590 0.357
(↑0.049)
6.5
(-)
430
(+5)
42
(-)
3
(+1)
2
(-)
0.218
(↑0.001
2.470
(↑0.19)
12
(-)
西武
4110 0.267
(↓0.019)
8
(↓1)
324
(-)
50
(+5)
5
(-)
4
(-)
0.169
(↓0.007)
3.070
(↓0.14)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
30244 0.556
(↑0.009)
-
(-)
85177
(+5)
140
(-)
26
(-)
34
(+1)
0.240
(↑0.002)
2.200
(↑0.04)
2
(-)
阪神
30284 0.517
(↑0.008)
2
(-)
81179
(+5)
170
(-)
26
(+1)
17
(-)
0.222
(-)
2.240
(↑0.03)
3
(-)
巨人
29304 0.492
(↓0.008)
3.5
(↓1)
80173
(-)
167
(+3)
28
(-)
33
(-)
0.232
(↓0.001)
2.480
(↑0.02)
4
(-)
DeNA
29311 0.483
(↑0.008)
4
(-)
82206
(+3)
226
(+1)
35
(+2)
36
(+1)
0.248
(↑0.001)
3.320
(↑0.04)
5
(-)
中日
26315 0.456
(↓0.008)
5.5
(↓1)
81153
(+4)
190
(+9)
28
(+2)
20
(-)
0.236
(↑0.002)
2.650
(↓0.04)
6
(-)
ヤクルト
25324 0.439
(↓0.007)
6.5
(↓1)
82218
(+3)
208
(+6)
46
(+1)
28
(+1)
0.236
(-)
3.220
(↓0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
39182 0.684
(↑0.005)
-
(-)
84254
(+6)
145
(+3)
38
(-)
43
(+1)
0.262
(↑0.002)
2.230
(↓0.02)
2
(-)
日本ハム
32252 0.561
(↑0.007)
7
(-)
84211
(+9)
180
(+4)
32
(-)
49
(+2)
0.253
(↑0.002)
2.740
(↓0.02)
3
(-)
ロッテ
29265 0.527
(↓0.01)
9
(↓1)
83176
(+1)
210
(+3)
25
(-)
22
(-)
0.238
(-)
3.240
(-)
4
(-)
楽天
30291 0.508
(↑0.008)
10
(-)
83200
(+3)
236
(-)
23
(-)
41
(+1)
0.241
(-)
3.630
(↑0.06)
5
(-)
ORIX
28312 0.475
(↓0.008)
12
(↓1)
82182
(-)
182
(+5)
19
(-)
25
(-)
0.239
(↓0.001)
2.660
(↓0.04)
6
(-)
西武
19410 0.317
(↓0.005)
21.5
(↓1)
83142
(-)
217
(+5)
28
(-)
27
(-)
0.203
(↓0.002)
3.240
(↓0.03)