1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 8 | 0 | 2 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
勝利投手:髙橋 宏斗(3勝0敗0S) 敗戦投手:上原 健太(0勝3敗0S) 本塁打 |
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◆中日は4回表、カリステのソロが飛び出し、先制に成功する。そのまま迎えた9回には、加藤匠の適時打と田中の2ランで3点を加え、相手を突き放した。投げては、先発・高橋宏が7回無失点の力投で今季3勝目。敗れた日本ハムは、好投した先発・上原を打線が援護できなかった。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が1軍に合流した。「6番DH」でスタメン出場する。今季は沖縄での先乗り自主トレで左足を負傷。4月19日に1軍昇格を果たしたが、9試合24打数2安打、打率8分3厘と成績を残せず、5月6日に登録を抹消されていた。2軍では5月18日のヤクルト戦(鎌ケ谷)で"今季1号"を放つなど、打率2割9分、4本塁打、16打点。再び新庄剛志監督(52)からお呼びがかかった。9日のヤクルト戦に惜敗し、今季初の3カード連続負け越し中。「もう勝負なんで。この何日間かはめっちゃ大事なんで。勝負しにきたんで。最近は負け越し続いてますけど、勢いを失わないように。僕が火を付けられるようにしたいなと思います」と、強い口調で話した。
◆日本ハムのドラフト1位・細野晴希投手(22)が、初めて1軍に合流した。久しぶりに顔を合わせる先輩やコーチ陣にあいさつ。球団方針もあって、ここまでは体づくりをメインにしてきた。「(1軍に呼ばれるのが)ちょっと想定よりは早かったです。『やっと来たか』っていうよりは、『今できることをやってみよう』っていう考えです」と話した。最速158キロ左腕は、2軍で7試合に登板。「打たれてもいいので、とにかくゾーンの中に投げて、振ってもらうっていうことをテーマにやってます」と話すが、0勝0敗、防御率1・54、23回1/3を投げ、20三振を奪っている。
◆大人気ミュージカル俳優の山崎育三郎(38)が来場した。背番号「1936」のユニホームをまとい本塁後方で、北海道出身のフォークシンガー松山千春の名曲「大空と大地の中で」を熱唱。日本ハム球団キャラクターのフレップとポリーも、目の前で聞きほれていた。その後のファーストピッチでは、セットポジションから力強いストレートを投じたが、惜しくもワンバウンド。「真ん中にすっといきたかったですけど、ちょっと力んでしまいました。でも気持ち良かった。本当に楽しかった。歌っていても気持ち良かった」とうれしそうだった。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、2学年上の中日立浪和義監督(54)とのハイタッチに"成功"した。試合前のメンバー表交換。新庄監督が右手を高々と挙げると、立浪監督も快く応じ、2人とも笑顔になった。相手ユニホームを着て登場した5月末の阪神戦では、岡田監督とのハイタッチはできなかったが、その後はDeNAの三浦監督、広島新井監督、ヤクルト高津監督とハイタッチ。新庄監督流のパフォーマンスは、交流戦でセ・リーグにも広まっている。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、中日戦初黒星を喫し、同カードの連勝が6で止まった。先発の上原健太投手(30)は7回4安打1失点と好投も、打線の援護がなかった。この日1軍に再昇格し、即スタメンの清宮幸太郎内野手(25)は、投ゴロと2四球で1打数無安打だった。新庄監督は現役最終年の06年、中日との日本シリーズを制し、日本一に輝いた。監督就任後も、1年目の22年は札幌ドームで3連勝、昨年は敵地バンテリンドームで3連勝し、6連勝中と相性がよかった。チームは今季2度目の3連敗。2試合連続無得点と苦しんでいる。
◆中日が今季11度目の完封勝利で、22年以来の日本ハム連敗を「6」で止めた。先発した高橋宏斗投手(21)は最速157キロをマークするなど、直球と変化球を駆使し、日本ハム打線を7回3安打無失点と好投。4回2死満塁の危機には清水を空振り三振に打ち取った。7回2死二塁では代打田宮に右前打を許したが、岡林のレーザービームが失点を阻止。「競った展開をものにしたかった」と、交流戦カード頭を任された3戦目を無事に終えて表情を緩めた。好守にも支えられ、「(岡林さんは)いつもお世話になってる先輩なので、すげーなと思いました」と感激。これで交流戦は今季2勝で昨季から4連勝。今季無傷の3勝目を手にした。立浪監督は、試合前のメンバー交換で、日本ハム新庄監督の依頼から、監督同士でのハイタッチのパフォーマンスを披露。監督就任"同期"の新庄監督からの初勝利に「1つ勝ててよかったんですけども、1つ勝てば、また明日勝たないといけない。今は1戦必勝なんで、1つでも借金を減らして1戦1戦頑張ろうと思います」と、交流戦中の借金返済へ表情を引き締めた。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、この日から1軍合流したドラフト1位の細野晴希投手(22)を、今季交流戦ラストとなる甲子園での18日阪神戦でプロデビューさせると明言した。自身もかつてプレーした"聖地"の重圧の中でダイヤの原石を磨き、大投手への一歩を踏み出させる。今季初の2試合連続完封負けを喫したが、若武者を鍛える舞台を常に準備し続け、チームの底上げを図っていく。新庄監督がドラ1左腕にド派手なデビュー舞台を用意する。「甲子園で行きます。そりゃもうドラ1ですから。すごいいいボール投げてるんです。期待してますよ。抑えたらめちゃくちゃ自信になりますし」。悪天候で中止になっていた5月28日の阪神戦が18日に変更。日本ハムの今季交流戦ラストマッチで、158キロ左腕がベールを脱ぐ。能力は、より重圧がかかる状況で磨き上げるのが新庄イズムだ。5日の広島戦で2/3回4四球と炎上した昨年のドラフト1位矢沢を、7日ヤクルト戦の延長10回に起用。同点のしびれる場面を無失点に抑え、11回に勝ち越し、プロ初勝利をつかませた。細野も同じドラ1。球団が真っ先に指名した才能を輝かせるため、かつて自身を鍛えてくれた熱狂的虎ファンの前で投げさせる。指揮官は「やっぱり(甲子園は)最初に投げる場所としては最高の場所。球数的には80ぐらい。そこでメンタルを見たい」と狙いを口にした。細野自身は7日のイースタン・リーグ巨人戦に先発し5回2/3、83球を投げ2安打無失点と好投。まず1軍昇格に「想定より早かった。『やっときたか』というよりも『今できることをやってみようかな』という考えでした」。指揮官から最高の舞台を用意され「1人ずつ全力でやります」と強い口調で話した。新庄監督にとって就任後6連勝中だった中日に初黒星も「俺ね、記憶なかったですね。終わった後に解説者が言ってて、ああ、そうだったって」と苦笑い。その上で「選手たちが作った貯金5。どっしり構えて。借金してるチームはまだたくさんある。しゅんとするチームじゃないんで。若い子が多くて1つ勝ったらまたノリノリの野球でね、がんがん点取ってくれると思うし。また明日」。ここから5連勝で、細野初陣に花を添える。【永野高輔】
◆5月23日オリックス戦以来の1軍マウンドだった日本ハム上原健太投手(30)は、7回4安打1失点と好投した。4回にカリステにソロを浴びたが、内野安打3本で背負った6回2死満塁のピンチは、中田を左飛に仕留めた。「あれこれ考えないように、無心でやろうという感じで入りました。やっと先発投手の仕事を果たせたかなと思います」。1度登録抹消されるが、新庄監督は「順番をちょっと待ってもらうような形」と、再度の1軍登板を約束した。
◆1軍に再昇格し即スタメン出場した日本ハム清宮幸太郎内野手(25)は、2四球を選んで好機を演出した。1点を追う4回2死二、三塁では、ファウルで粘り、10球目を見極めての価値ある出塁。「前に(1軍に)来た時よりはボールはいい感じで見えてたのかなと思います。でもちゃんと仕留めたい球もあったので、もっといい結果は残せたかなと思う」と反省も口にした。5月6日に登録抹消されてから、2軍では打率2割9分、4本塁打と結果を残してきた。左手の小指をバットから離して握る打撃フォームに変更。「ヘッドをうまく使えるようになったかなあって感じです」と、手応えをつかんで戻ってきた。今季初の2試合連続無得点と打線は失速気味。「結果どうこうというより、もっと納得できる打席をたくさん積み重ねればいいかな」と話す清宮が、エンジンを再点火させる。
◆中日が快勝。高橋宏は速球と落ちる球を効果的に組み合わせ、7回を3安打無失点で無傷の3勝目を挙げた。四回にカリステのソロで先制し、九回は加藤匠の適時打、田中の2ランでリードを広げた。日本ハムは打線が振るわず3連敗。
◆中日が日本ハム戦で3季ぶりに勝利を挙げた。四回にカリステのソロ本塁打で先制し、九回には途中出場の加藤匠の適時打、小兵の田中の2ランで3点を加えた。豪快なスイングで左越えに2号をたたき込んだ田中は「うまく反応で打つことができた」と誇らしそうに振り返った。立浪監督は、同じ就任3年目の新庄監督相手に初めて白星を挙げ「一つ勝てて良かった。一つでも借金を減らし、一戦一戦を頑張りたい」と上機嫌で話した。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
10 | 3 | 0 | 0.769 (↑0.019) | - (-) |
5 | 51 (+7) | 35 (+6) | 8 (+1) | 6 (-) |
0.252 (↑0.006) | 2.370 (↓0.05) |
2 (-) |
ソフトバンク |
9 | 4 | 0 | 0.692 (↑0.025) | 1 (-) |
5 | 48 (+4) | 31 (+2) | 6 (-) | 8 (-) |
0.260 (-) | 2.220 (↑0.02) |
3 (1↑) |
ORIX |
8 | 5 | 0 | 0.615 (↑0.032) | 2 (-) |
5 | 34 (+4) | 29 (-) | 2 (-) | 6 (-) |
0.227 (↑0.009) | 2.080 (↑0.17) |
4 (1↓) |
ヤクルト |
6 | 5 | 2 | 0.545 (↓0.055) | 3 (↓1) |
5 | 45 (+2) | 42 (+4) | 10 (-) | 7 (-) |
0.223 (↓0.002) | 2.970 (↓0.12) |
5 (-) |
広島 |
7 | 6 | 0 | 0.538 (↑0.038) | 3 (-) |
5 | 42 (+2) | 29 (+1) | 6 (+1) | 9 (+3) |
0.232 (↓0.001) | 1.710 (↑0.06) |
6 (3↑) |
DeNA |
6 | 7 | 0 | 0.462 (↑0.045) | 4 (-) |
5 | 42 (+4) | 52 (-) | 11 (-) | 4 (+1) |
0.243 (↓0.005) | 3.610 (↑0.31) |
6 (1↓) |
巨人 |
6 | 7 | 0 | 0.462 (↓0.038) | 4 (↓1) |
5 | 56 (+6) | 41 (+7) | 7 (+3) | 8 (+1) |
0.244 (↓0.002) | 3.020 (↓0.25) |
6 (3↑) |
中日 |
6 | 7 | 0 | 0.462 (↑0.045) | 4 (-) |
5 | 23 (+4) | 26 (-) | 6 (+2) | 7 (-) |
0.222 (↑0.001) | 1.430 (↑0.12) |
9 (2↓) |
ロッテ |
5 | 6 | 2 | 0.455 (↓0.045) | 4 (↓1) |
5 | 33 (-) | 57 (+4) | 4 (-) | 6 (-) |
0.222 (↓0.007) | 4.190 (↑0.02) |
10 (2↓) |
日本ハム |
5 | 7 | 0 | 0.417 (↓0.038) | 4.5 (↓1) |
6 | 43 (-) | 36 (+4) | 9 (-) | 3 (-) |
0.281 (↓0.01) | 2.780 (↓0.12) |
11 (-) |
阪神 |
4 | 8 | 0 | 0.333 (↓0.031) | 5.5 (↓1) |
6 | 25 (-) | 38 (+4) | 2 (-) | 2 (-) |
0.224 (↓0.002) | 2.530 (↓0.16) |
12 (-) |
西武 |
3 | 10 | 0 | 0.231 (↓0.019) | 7 (↓1) |
5 | 19 (+1) | 45 (+2) | 5 (+1) | 4 (+1) |
0.172 (-) | 3.160 (↑0.1) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
29 | 23 | 4 | 0.558 (↑0.009) | - (-) |
87 | 172 (+2) | 135 (+1) | 26 (+1) | 33 (+3) |
0.240 (-) | 2.180 (↑0.02) |
2 (-) |
阪神 |
29 | 27 | 4 | 0.518 (↓0.009) | 2 (↓1) |
83 | 174 (-) | 166 (+4) | 25 (-) | 17 (-) |
0.223 (-) | 2.240 (↓0.03) |
3 (-) |
巨人 |
29 | 28 | 4 | 0.509 (↓0.009) | 2.5 (↓1) |
82 | 169 (+6) | 159 (+7) | 28 (+3) | 33 (+1) |
0.232 (-) | 2.460 (↓0.06) |
4 (-) |
中日 |
26 | 29 | 5 | 0.473 (↑0.01) | 4.5 (-) |
83 | 149 (+4) | 174 (-) | 26 (+2) | 20 (-) |
0.236 (↓0.001) | 2.530 (↑0.04) |
5 (-) |
DeNA |
27 | 31 | 1 | 0.466 (↑0.01) | 5 (-) |
84 | 190 (+4) | 222 (-) | 32 (-) | 34 (+1) |
0.244 (↓0.001) | 3.380 (↑0.06) |
6 (-) |
ヤクルト |
24 | 31 | 4 | 0.436 (↓0.008) | 6.5 (↓1) |
84 | 206 (+2) | 199 (+4) | 42 (-) | 27 (-) |
0.234 (↓0.001) | 3.190 (↓0.02) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
38 | 17 | 2 | 0.691 (↑0.006) | - (-) |
86 | 245 (+4) | 133 (+2) | 37 (-) | 42 (-) |
0.261 (-) | 2.100 (-) |
2 (-) |
ロッテ |
29 | 24 | 5 | 0.547 (↓0.011) | 8 (↓1) |
85 | 172 (-) | 194 (+4) | 25 (-) | 22 (-) |
0.238 (↓0.002) | 3.090 (↓0.02) |
3 (-) |
日本ハム |
30 | 25 | 2 | 0.545 (↓0.011) | 8 (↓1) |
86 | 195 (-) | 176 (+4) | 30 (-) | 47 (-) |
0.249 (↓0.002) | 2.770 (↓0.03) |
4 (-) |
楽天 |
28 | 29 | 1 | 0.491 (↑0.009) | 11 (-) |
85 | 192 (+7) | 232 (+6) | 22 (+1) | 37 (-) |
0.240 (↑0.002) | 3.700 (↑0.02) |
5 (-) |
ORIX |
27 | 30 | 2 | 0.474 (↑0.01) | 12 (-) |
84 | 178 (+4) | 177 (-) | 19 (-) | 25 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.670 (↑0.04) |
6 (-) |
西武 |
18 | 40 | 0 | 0.310 (↓0.006) | 21.5 (↓1) |
85 | 137 (+1) | 212 (+2) | 28 (+1) | 27 (+1) |
0.205 (↓0.001) | 3.260 (↑0.02) |
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