中日(★2対7☆)楽天 =交流戦2回戦(2024.06.08)・バンテリンドーム=
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楽天
0601000007901
中日
20000000021111
勝利投手:古謝 樹(1勝1敗0S)
敗戦投手:メヒア(3勝3敗0S)

本塁打
【楽天】小郷 裕哉(4号・2回表満塁)
【中日】福永 裕基(1号・1回裏ソロ)

  DAZN
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◆楽天が5連勝。楽天は2点を追う2回表、渡邊佳と太田の適時打で同点とする。なおも1死満塁の好機で小郷のグランドスラムが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・古謝が6回2失点の好投でプロ初勝利。敗れた中日は先発・メヒアが試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。

◆侍ジャパンの井端弘和監督(49)と吉見一起投手コーチ(39)が視察に訪れた。試合前の練習中には中日立浪和義監督(54)や楽天今江敏晃監督(40)らから情報収集を行った。視察後、取材に応じた井端監督は「ドラゴンズはピッチャーがいい。高橋(宏)投手や春に呼んだ松山投手とか、継続してみていきたい。楽天は外野陣に走攻守そろっている選手が多い。シーズンを通して見ていきたい」と話した。

◆乗っている男は、ひと味違う。楽天小郷裕哉外野手(27)が、プロ初の4号グランドスラムを決めた。2-2の2回1死満塁。1ボールから中日メヒアの133キロスライダーを右翼ポール際に運んだ。「96年世代がみんなつないでくれましたからね。全員かえすことができてよかったです」とドラフト同期の渡辺佳、太田らを生還させ、初勝利を目指すドラフト1位古謝を強力援護。一挙6得点のビッグイニングを演出し、相手を突き放した。小郷は5日阪神戦(甲子園)で9回2死から逆転2ランを放つなど、好調をキープしている。小郷がプロ入り初の満塁本塁打。この1発がプロ野球通算2500本目の満塁本塁打となった。満塁1号は36年9月23日岩田(名古屋)で、500号が69年9月21日アルトマン(ロッテ)1000号が84年7月4日谷(近鉄)1500号が98年4月10日ウィルソン(日本ハム)2000号が09年6月8日北川(横浜)。2000号も同じ「6月8日」で、ちょうど15年かけて500本上乗せした。

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◆中日は楽天に連敗し、借金が今季ワーストタイの5に膨らんだ。2回、先発メヒアが満塁被弾など6失点で逆転負けを喫した立浪和義監督(54)は「いい形で先制できて結果、2回ですか。大量失点するときは四球とミスが絡むのですが、もったいなかった」と先発右腕の炎上を悔やんだ。先制した2点をあっけなく吐き出した。2回、先発メヒアが乱れる。無死一、二塁から渡辺佳に適時打を許してまず1点。1死後、太田に同点打を浴び、9番古謝のバントを自ら処理ミス(記録は犠打失策)して満塁となる。そして、小郷に右翼席に運ばれると、本拠地は静まり返った。大量失点でゲームは音を立てて崩れた。初回2死から3番福永が今季初アーチを右中間にかけた。交流戦に入り、対戦が7人目となる先発左腕からの初得点(37イニング目)で重い呪縛は解かれた。さらに細川、カリステの長短打で2点目を加えた。プロ2戦目となるルーキー左腕の立ち上がりを攻め、主導権を握ったかに見えたが、直後に暗転した。交流戦4カード目で3度目の負け越しが決まった。そして、本拠地バンテリンドームでここまで11勝17敗と大きく負け越している点も気がかりだ。「ここで投手力で勝っていかないといけない。今は辛抱の時期だと思う。また明日、ひとつ取れるように頑張ります」。指揮官は気持ちを必死で切り替えていた。▽中日メヒア(2回に満塁被弾で6点を失うなど3回1/3 7失点で3敗目)「チームに申し訳ない...」

◆楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22)が、プロ初勝利を挙げた。「いやもう、うれしいのひと言です」とプロ2度目の先発で6回88球、9安打2失点と力投。チームは今季最長の5連勝、球団初の交流戦開幕から4カード連続勝ち越しで、交流戦首位をキープした。立ち上がりは苦しんだ。初回2死から中日打線につかまる。3番福永に2ボールから146キロ外角直球を右中間席に運ばれ、先制ソロを被弾。なおも二塁からカリステに右前へのポテンヒットで追加点を許した。初回から30球を要する不安定な試合序盤だった。だが、2回に味方打線が小郷の満塁弾など一挙6得点で逆転し、息を吹き返した。同回以降は3回を除いて走者を出しながらも粘って無失点。5回1死一、二塁では、カリステをツーシームで注文どおりの遊ゴロ併殺に打ち取り、渾身(こんしん)のガッツポーズを決めた。7回以降はリリーフ陣が無失点リレーで援護した。待望のプロ初勝利を手にした古謝は「やっとプロでの1歩っていうか、始まったかなっていう感じはするんで、この1勝に満足することなく、これからもひたむきに頑張っていこうかなと思っています」と力を込めた。小郷がプロ入り初の満塁本塁打。この1発がプロ野球通算2500本目の満塁本塁打となった。満塁1号は36年9月23日岩田(名古屋)で、500号が69年9月21日アルトマン(ロッテ)1000号が84年7月4日谷(近鉄)1500号が98年4月10日ウィルソン(日本ハム)2000号が09年6月8日北川(横浜)。2000号も同じ「6月8日」で、ちょうど15年かけて500本上乗せした。▽楽天今江監督(初勝利の古謝に)「もっともっと一皮も二皮もむけて球界を背負っていくような選手になってもらいたい」

◆"乗っている男"楽天小郷裕哉外野手(27)が、プロ初のグランドスラムだ。2-2の2回1死満塁。1ボールから中日メヒアのスライダーを右翼ポール際に運んだ。「古謝の前回登板で援護できなかった。いつも以上に気持ちを入れて打席に入りました」。5日阪神戦で9回2死から放った逆転2ランに続き、再び勝負強さを発揮した。19年ドラフト同期の渡辺佳、太田らがつくったチャンスだった。「(渡辺)佳明と太田がタイムリーを打ってくれたんで、自分もそこに乗っかろう」と一挙6得点のビッグイニングを演出。さらに1年前の6月8日阪神戦は最終的に勝利したが、自らの落球により黒星になりかけた苦い記憶がある。「去年は最悪でしたけど、今年はいい日になりました」と胸を張った。小郷がプロ入り初の満塁本塁打。この1発がプロ野球通算2500本目の満塁本塁打となった。満塁1号は36年9月23日岩田(名古屋)で、500号が69年9月21日アルトマン(ロッテ)1000号が84年7月4日谷(近鉄)1500号が98年4月10日ウィルソン(日本ハム)2000号が09年6月8日北川(横浜)。2000号も同じ「6月8日」で、ちょうど15年かけて500本上乗せした。

◆新星左腕が快進撃に続いた。楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22)が、プロ初勝利を挙げた。「日本生命セ・パ交流戦」の中日戦でプロ2度目の先発。6回88球、9安打2失点3奪三振と力投した。打線は1番小郷裕哉外野手(27)が、2回にプロ初の4号満塁弾を放つなどルーキーを援護。チームは今季最長の5連勝で、球団初の交流戦の開幕から4カード連続勝ち越しを決めた。交流戦首位の座も守り、最大9あった借金も1まで減らした。古謝が笑顔でウイニングボールを握りしめた。プロ2戦目のマウンドは敵地名古屋。初回に福永の先制ソロなど2点を先行され、終始走者を背負う苦しい展開だった。逆境を乗り越えての初勝利に「うれしいのひと言です」。勝ち投手の権利がかかる5回は、1死一、二塁からカリステをツーシームで注文どおりの遊ゴロ併殺。渾身(こんしん)のガッツポーズを決めた。湘南学院入学時はプロ入りする姿が想像できないような165センチ、50キロほどの小柄な少年。最速も130キロに届かなかった。それでも、磨けば光ると感じた同校臨時コーチだった元横浜高部長の小倉清一郎氏が「彼を育てなきゃダメ」と本萱(もとがや)昌義監督に進言。「ロッテの成瀬みたいな投げ方にするぞ」と70センチ幅のネットとネットの間で投げ込む練習を伝授し、現在のテイクバックの小さい、出どころの見づらいフォームの礎を築いた。「自信がない」が古謝の口癖だった。2年時の冬に進路希望調査があった。当時は腰を負傷。まともに投球できなかったこともあり、第1希望にホテルマンと書いた。「野球は自信がない」と大学ではなく、ホテル系の専門学校への進学を望んだ。高校入学前も「自信がないので、やっぱり公立高校に」と発言するほど。桐蔭横浜大でも「甲子園に出たピッチャーが何人もいて、自分はベンチにも入れない」と弱音を吐いた。そんな左腕もプロ1勝で自信がついたか問われると「そうですね」と即答した。名前の樹(たつき)には「大きな樹木のように大きな人間になってほしい」との思いが込められているという。「やっとプロでの1歩っていうか、始まったかなっていう感じはするんで、この1勝に満足することなく、これからもひたむきに頑張っていこうかなと思っています」。めきめきと成長し、プロの舞台でスケールの大きい選手を目指す。【山田愛斗】古謝樹(こじゃ・たつき)2001年(平13)8月18日生まれ、横浜市出身。湘南学院では甲子園出場なし。桐蔭横浜大で2年春にデビューし、4年春のリーグ戦では5勝0敗、防御率1・82でMVP。23年に大学日本代表に選出。同年ドラフト1位で楽天入団。今年5月25日日本ハム戦で1軍デビュー。今季推定年俸1600万円。182センチ、75キロ。左投げ左打ち。

◆楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22)が、プロ初勝利を挙げた。「日本生命セ・パ交流戦」の中日戦でプロ2度目の先発。6回88球、9安打2失点3奪三振と力投した。打線は1番小郷裕哉外野手(27)が、2回にプロ初の4号満塁弾を放つなどルーキーを強力援護。チームは今季最長の5連勝を飾った。球団初の交流戦4カード連続勝ち越しで交流戦首位の座も死守。最大9あった借金も1まで減らした。古謝の野球人生は「下克上」そのものだ。湘南学院時代は無名。3年夏は神奈川大会3回戦で敗退し、甲子園には縁がなかった。だが、指先の感覚に優れた長身左腕としてプロのスカウトからひそかに注目されていた。桐蔭横浜大の斉藤博久監督は「あるスカウトに『高卒だと厳しいけど、大学で頑張ればプロに行けるような面白い投手がいる』と聞いて、湘南学院の古謝を知ったんですよ」と出会いを明かす。古謝は複数校の練習を見学したが、斉藤監督が「プロを目指そう」と声をかけ、同大に進学した。2年春の神奈川工科大戦でリーグ戦デビューすると、8回2死まで無安打投球と快投。同監督は「こいつは順調に行けば絶対プロに行けるなとゾクゾクしたのを覚えてます」と振り返る。高校時代に成功体験がなかった古謝に、斉藤監督が言い続けてきた言葉がある。「お前は自分が思ってる以上にいいピッチャー。相手を悪い意味じゃなく見下して『俺のボールを打てるものなら打ってみろ』という気持ちでマウンドに上がんなさい」。大学4年で日米大学選手権の日本代表に選出された古謝は、毎年12人しかいない「ドラフト1位」でプロ入り。座右の銘にする「下克上」を体現した。【楽天担当 山田愛斗】

◆侍ジャパン・井端弘和監督(49)が現役時代に長らくプレーしたバンテリンドームを訪れ、吉見一起コーチ(39)とともに両軍を視察した。交流戦期間中の各球場視察の最終日となったこの日、井端監督はかつてともに中日でプレーした立浪和義監督(54)や今江敏晃監督(39)と練習を見つめながら話し込んだ。その後の取材対応では、この日対戦する両軍について「ドラゴンズはピッチャーがいいですし、楽天は外野手が走攻守揃った選手が揃っている」と評価。侍ジャパンの経験者で、グラウンドであいさつを受けた高橋宏斗投手(21)や松山晋也投手(23)について、期待している選手として名前を挙げ「継続してこれからも見たい」と話した。野球日本代表は今年11月には「第3回WBSCプレミア12」が控えている。この先代表メンバーの人選にも注目が集まるが「テレビだけではなく現場で来て見た方がよりわかりやすいということわかった。これからコーチ陣と選考を進めていく上でどんどん球場に足を運びたい」と話した。

◆7日の試合で逸機が相次ぎ、零封負けを喫した中日は内野陣を入れ替えて臨む。「2番・二塁」で山本泰寛内野手(30)、「5番・一塁」でO・カリステ内野手(32)が先発。中田翔内野手(35)、D・ビシエド内野手(35)はともに控えに回った。前夜の敗戦後に立浪和義監督(54)はチャンスでの適時打不足から「ミーティングで相手の対策を打席の中でできるように」と各打者に工夫を求めていたが、まずは楽天先発のD1位・古謝(桐蔭横浜大)の攻略を目指す。

◆中日の先発、H・メヒア投手(27)が味方が2点を取った直後の二回に満塁弾を浴びるなど一挙6失点で逆転を許した。立ち上がりの一回は三者凡退に抑え、味方打線が福永の先制弾などで2点をリードしたばかりのマウンド。先頭の鈴木大を中前打で出すと、フランコに四球を与えて無死一、二塁。渡辺にレフトへの適時打を許して1点を返された。小深田は捕邪飛に打ち取ったが、1死一、二塁で太田に中前打を打たれ2-2と追いつかれた。さらに相手の攻勢を止められず、メヒアは投手の古謝が投前へバントした打球を処理し損ねて一塁をセーフにする失策を犯し、満塁のピンチを招く。ここで小郷に右翼ポール際に飛び込む痛恨の満塁本塁打を食らって2-6と一気に勝ち越された。この日は「ガールズシリーズ 2024」として開催され、女性来場者全員に特別柄が施されたピンク色の「ドラ恋ユニホーム」が配られるなどスタンドでは大勢の女性ファンが観戦を楽しむ中、あっけなく主導権を明け渡す展開となり、落胆した竜党ファンは静まり返った。

◆中日の先発、H・メヒア投手(27)は今季最短3回?で6安打を打たれ、自己ワーストの7失点で降板した。この日は味方打線が一回に福永裕基内野手(27)の先制ソロなどで2点を先行したが、援護を生かせなかった。二回に先頭・鈴木大の安打から四球でピンチを広げ、渡辺佳と太田にタイムリーを打たれて2-2の同点にされると、さらに1死満塁から小郷に右翼ポール際への満塁本塁打を浴びた。三回はゼロに抑えたが、四回、先頭の太田にライトへの二塁打を許し、犠打で1死三塁としたところで2番手・橋本への交代を告げられ、マウンドを降りた。代わった橋本は2死三塁から村林に内野安打を許した。あっさり逆転を許した背信投球にメヒアは「チームに申し訳ない...」とうなだれた。

◆中日の2年目、山浅龍之介捕手(20)が七回の守備から宇佐見真吾捕手(31)の後を受けてマスクをかぶり、今季初出場を果たした。この回から登板した梅野雄吾投手(25)をリードしてまず最初のイニングを無失点に抑えた。昨年のD4位入団。昨季はルーキーながら7試合に出場した。今季もウエスタン30試合に出場して経験を積み、つかんだ1軍戦出場でプロ初安打を狙う。昨季は味谷大誠捕手(20)が高卒2年目で6試合に出場。今後、若い捕手の争いも激しくなりそうな予感だ。

◆中日は6試合ぶりの2桁安打となる11安打を放ちながらも2得点。逆転負けを喫して2カード連続のカード負け越しとなった。一回に福永裕基内野手(27)の右中間越えの先制ソロとO・カリステ内野手(32)の右中間タイムリーで2点を先行したが、二回に先発のH・メヒア投手(27)が小郷に満塁弾を浴びるなどして一気に6点を失い試合をひっくり返された。メヒアは今季最短の3回?、自己ワーストの7失点でKO。打線は二回以降、楽天先発のD1位・古謝(桐蔭横浜大)に対して安打を放ちながらも後が続かず、反撃できなかった。

◆楽天が今季初の5連勝。0―2の二回に渡辺佳と太田の適時打、小郷の満塁本塁打で一挙6点を奪って逆転した。新人の古謝が6回を9安打2失点と粘り強く投げ、プロ初勝利を挙げた。中日はメヒアが四回途中まで7失点と崩れた。

◆?楽天のD1位・古謝がプロ2試合目の登板で初勝利。楽天の新人投手が白星を挙げたのは、昨年の伊藤茉央(1勝=救援)、渡辺翔太(8勝=全て救援)、荘司康誠(5勝=全て先発)以来。登板2試合目以内に初勝利をマークしたのは、2021年の早川隆久(3月28日の日本ハム戦=初登板先発勝利)以来3年ぶり10人目。?交流戦でプロ初勝利を挙げたのは、昨年の渡辺翔(6月9日の中日戦=救援)に次いで5人目。先発で初勝利は12年の釜田佳直(5月27日のヤクルト戦)以来12年ぶり2人目。

◆楽天の小郷が6年目で初の満塁本塁打をマークした。二回、2点差を追い付いた後、1死で迎えた絶好機。メヒアの内角低めのスライダーを捉えて右翼ポール際に運び「いい打ち方ができた」と納得顔だった。5日の阪神戦では九回2死から逆転2ランを放つなど、リードオフマンながら勝負強い打撃が光る。「自分の結果が勝敗に直結するという意識でやっている」と責任感をにじませた。(共同)

◆中日は一回に2点を先行しながら二回にすぐ逆転され、2カード連続のカード負け越し。特にバンテリンドームでは24勝29敗5引き分けと地の利を生かせていない。立浪和義監督(54)は「ここで勝たないといけない。投手が先に取られることも多いし、点が取れないのもある。辛抱の時期」と唇をかんだ。11安打を放ちながら2得点の打線には「打ちたいのはわかるが、なんでも強く振ろうとせず、センター中心にとか、配球の読みとか」と打席内の意識改善を求めた。

◆古謝は横浜市出身だが、父の努さんが那覇市出身。少年時代、父の里帰り時に南国で過ごした思い出を振り返り「お父さんと(父方の)おじいちゃんと3人で釣りに行った。そのときにハート形の石を見つけて、おじいちゃんの家に持って帰った」と懐かしんだ。中学、高校時代は野球に打ち込み、ともに卒業時の節目にしか沖縄を訪れることができなかった。「大学3年時、おじいちゃんが亡くなったときに行くと、その石が玄関前にまだ置いてあった。覚えてくれていたんだなと思った」。プロ初勝利が恩返しとなった。部活動で体操を行っていた母・恵美子さんは新潟・十日町市出身。「新潟には子供の頃から年末年始などによく行きました。向こうの親戚も神奈川に来てもらっていたので。新潟仕込みの母の手料理は全ておいしいです」と感謝の言葉を並べた。少年時代は「体が弱くて根性もなく、どこか痛いふりをして練習を休んでいた。野球は好きだけど、練習は嫌いだった」という左腕が、大学4年夏に本格的にプロ入りを目指し、夢をかなえた。(楽天担当・広岡浩二)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
920 0.818
(↑0.018)
-
(-)
743
(+7)
26
(+2)
6
(+1)
5
(-)
0.250
(↑0.001
2.230
(↑0.02)
2
(-)
ソフトバンク
830 0.727
(↑0.027)
1
(-)
739
(+5)
21
(+3)
5
(+1)
8
(-)
0.255
(↑0.008)
1.700
(↓0.02)
3
(4↑)
ロッテ
542 0.556
(↑0.056)
3
(-)
732
(+3)
49
(+1)
4
(-)
4
(+1)
0.239
(↑0.001)
4.190
(↑0.41)
3
(4↑)
ヤクルト
542 0.556
(↑0.056)
3
(-)
742
(+6)
38
(+3)
10
(+2)
6
(-)
0.228
(↓0.007)
3.110
(↑0.21)
5
(2↓)
巨人
650 0.545
(↓0.055)
3
(↓1)
749
(-)
30
(+5)
4
(-)
7
(-)
0.254
(↓0.011)
2.660
(↓0.23)
5
(-)
ORIX
650 0.545
(↑0.045)
3
(-)
726
(+5)
28
(-)
2
(-)
6
(+1)
0.219
(↑0.01)
2.360
(↑0.24)
7
(3↓)
日本ハム
550 0.500
(↓0.056)
3.5
(↓1)
843
(+3)
31
(+6)
9
(+1)
2
(-)
0.296
(↓0.002)
2.900
(↓0.38)
8
(3↓)
広島
560 0.455
(↓0.045)
4
(↓1)
736
(+1)
27
(+3)
5
(-)
6
(+1)
0.222
(↓0.011)
1.840
(↑0.09)
9
(-)
DeNA
470 0.364
(↓0.036)
5
(↓1)
730
(+3)
47
(+5)
9
(+1)
3
(+1)
0.242
(↓0.006)
4.000
(↓0.1)
9
(-)
中日
470 0.364
(↓0.036)
5
(↓1)
716
(+2)
25
(+7)
4
(+1)
6
(-)
0.215
(↑0.011
1.590
(↓0.42)
11
(1↑)
阪神
370 0.300
(↑0.078)
5.5
(-)
822
(+4)
34
(+1)
2
(-)
2
(-)
0.216
(↑0.012)
2.600
(↑0.17)
12
(1↓)
西武
380 0.273
(↓0.027)
6
(↓1)
718
(+1)
40
(+4)
4
(-)
3
(-)
0.181
(↓0.003)
3.260
(↓0.12)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
27234 0.540
(↓0.011)
-
(-)
89166
(+1)
133
(+3)
25
(-)
30
(+1)
0.238
(↓0.002)
2.230
(↑0.02)
2
(-)
巨人
29264 0.527
(↓0.01)
0.5
(-)
84162
(-)
148
(+5)
25
(-)
32
(-)
0.234
(↓0.002)
2.370
(↓0.05)
3
(-)
阪神
28264 0.519
(↑0.01)
1
(↑1)
85171
(+4)
162
(+1)
25
(-)
17
(-)
0.222
(↑0.002)
2.240
(↑0.02)
4
(-)
中日
24295 0.453
(↓0.009)
4.5
(-)
85142
(+2)
173
(+7)
24
(+1)
19
(-)
0.236
(↑0.002
2.600
(↓0.06)
5
(-)
DeNA
25311 0.446
(↓0.009)
5
(-)
86178
(+3)
217
(+5)
30
(+1)
33
(+1)
0.244
(↓0.001)
3.450
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
23304 0.434
(↑0.011)
5.5
(↑1)
86203
(+6)
195
(+3)
42
(+2)
26
(-)
0.235
(↓0.002)
3.230
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
37162 0.698
(↑0.006)
-
(-)
88236
(+5)
123
(+3)
36
(+1)
42
(-)
0.260
(↑0.001)
1.990
(-)
2
(1↑)
ロッテ
29225 0.569
(↑0.009)
7
(-)
87171
(+3)
186
(+1)
25
(-)
20
(+1)
0.242
(-)
3.050
(↑0.05)
3
(1↓)
日本ハム
30232 0.566
(↓0.011)
7
(↓1)
88195
(+3)
171
(+6)
30
(+1)
46
(-)
0.251
(↑0.001)
2.790
(↓0.07)
4
(-)
楽天
27281 0.491
(↑0.01)
11
(-)
87184
(+7)
223
(+2)
20
(+1)
36
(-)
0.239
(-)
3.720
(↑0.03)
5
(-)
ORIX
25302 0.455
(↑0.011)
13
(-)
86170
(+5)
176
(-)
19
(-)
25
(+1)
0.239
(↑0.001)
2.740
(↑0.05)
6
(-)
西武
18380 0.321
(↓0.006)
20.5
(↓1)
87136
(+1)
207
(+4)
27
(-)
26
(-)
0.208
(↓0.001)
3.280
(↓0.02)