ヤクルト(☆3対1★)西武 =交流戦3回戦(2024.06.06)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
西武
0000001001300
ヤクルト
01100001X3701
勝利投手:高橋 奎二(2勝2敗0S)
(セーブ:田口 麗斗(1勝0敗1S))
敗戦投手:菅井 信也(0勝1敗0S)

本塁打
【ヤクルト】山田 哲人(3号・3回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ヤクルト戦チケット予約 西武戦チケット予約
◆ヤクルトは2回裏、丸山和の適時打で先制に成功する。その後は3回に山田のソロで追加点を挙げると、8回にはオスナが適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・高橋が7回2安打1失点の力投で今季2勝目。敗れた西武は先発・菅井が試合をつくるも、打線が援護できなかった。

◆プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(56)が、CS放送のフジテレビONEで古巣西武戦の解説を務めた。この日、西武は中村剛也内野手(40)と栗山巧外野手(40)のプロ23年目コンビがそろってスタメンに出場。清原氏は「すごいですね。僕も(現役)23年で引退したんですけど、まだまだ元気ですね」とうれしそうにコメント。支配下登録されたばかりでプロ初先発した菅井信也投手(20)についても「何とかいい形でやってほしいですね」と試合前に期待を寄せていた。

◆プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(56)が、CS放送のフジテレビONEで古巣西武戦の解説を務めた。3回の第2打席、ヤクルト村上宗隆内野手(24)の左翼への大飛球がポール際でファウルゾーンに切れていった。清原氏は村上について「今年はトップの位置から打つ時に(グリップが)1、2センチ下がっていますね。上からたたかないで、下がったまま打ちに行くので、捉えた打球がファウルになったり、スライス回転がかかったりするんじゃないですかね」と分析し「トップからの切り返しが今年は気になります」と話していた。

◆/夢へと続く\キャプテンの一振り山田哲人がソロホームラン?プロ野球(2024/6/6)??ヤクルト×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #swallows新プラン登場「DAZN BASEBALL」 初月無料!6/17までさらにいま加入するとUber Eats のクーポンをプレゼント#セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 pic.twitter.com/gAQ4ojiXbP

◆ヤクルトのキャプテン山田哲人内野手(31)が、3号ソロを放った。1点リードの3回2死走者なし。フルカウントからの6球目だった。西武先発・菅井の直球を完璧に捉えた。打った瞬間にソレと分かる打球。あっという間に、左翼スタンドへ着弾した。「うまく反応して打つことが出来ました。追加点が取れて良かったです」と5月30日ロッテ戦(神宮)以来の1発となった。若手がつくった流れからだった。0-0の2回。先発高橋の左前打などで2死満塁となったところで、丸山和が西武菅井の直球に逆らわず、左翼へ先制の適時打をマーク。「とにかく今日は先制してチームに流れを持ってきたかった。大振りせずにコンパクトに打ちました」と5月4日中日戦(神宮)以来、約1カ月ぶりの打点でチームに勢いをもたらした。

◆ヤクルト山田哲人内野手(31)が3号ソロを放った。1点リードの3回2死走者なし。西武先発菅井の直球を左翼スタンドへぶち込んだ。5月30日ロッテ戦(神宮)以来の1発。「全然ホームランとか狙ってなかったんですけど」。高津臣吾監督(55)も「それまであんまりタイミング合ってないと思ってたんですけど、体の回転であったりね、そういうところはさすがだなと思って見てました」と脱帽だった。

◆流れをしっかりつなげた。ヤクルト高橋奎二投手(27)が7回2安打1失点の好投で、チームの今季2度目の4連勝に貢献した。ヒーローインタビューでは「いつも『高橋が流れを止める』ということをよく言われるので」と自虐発言で、ファンを笑わせた。「それなりにエゴサーチとかするんで...」。SNSでたびたび目にしてきたマイナスな言葉にストップをかけた。リラックスした状態で流れを呼び込んだ。「常に8割の力でっていう感じでは投げてる」と6回まで1安打、無四球。2点リードの7回1死満塁から内野ゴロの間に1点を返されたが、2死満塁でワインドアップから代打・佐藤龍を空振り三振。「足を上げた方が調子良かった」と最後まで脱力を意識した。4月18日中日戦以来、約1カ月半ぶりの2勝目。「いつも継続できないので」と謙遜したが、高橋の流れが来そうだ。▽ヤクルト田口(9回を3者凡退で今季初セーブ)「これから仕上げていくこともたくさんありますし、レベルアップしていかないといけない。チームがいい雰囲気で試合ができているので、そこが一番大きい」

◆育成から昇格したての西武高卒3年目左腕、菅井信也投手(20)のデビュー戦は5回3安打2失点で黒星が付いた。2回までに4四球を出したが最少失点で粘り、3回にヤクルト山田にソロを浴びた。最後は4番村上を外角スライダーで空振り三振に仕留めてガッツポーズ。直球は自己最速にあと1キロと迫る148キロを計測した。打線の援護に恵まれなかったが「1人1人、勝ちに行くって思って投げてました。球は走っていた。自信にはなったかなと思います」。チームは今季6度目の4連敗で、今季最多の借金18となった。▽西武渡辺GM兼監督代行(菅井について)「結果的には2失点でよく投げたと思うけど、直球しか頼るボールがなかった。右打者の内角に投げ切れたのは評価できる。元々投げ抹消の予定なので、抹消します」

◆ヤクルト・山田哲人内野手(31)が「6番・二塁」で出場。1―0の三回に左翼席へ3号ソロを放ち「うまく反応して打つことができた。追加点が取れてよかった」と拳を握った。1打席目は空振り三振を喫した初対戦の菅井に対し、フルカウントからの6球目、高めの直球をはじき返した。5月30日のロッテ戦(神宮)以来、自身6試合ぶりの一発をマークした。

◆ヤクルトが今季最長に並ぶ4連勝。二回に丸山和の適時打で先制し、三回に山田のソロで加点した。高橋奎が10三振を奪い、7回1失点で4月18日以来の勝ち星となる2勝目。田口が今季初セーブを挙げた。西武は4連敗。

◆ヤクルトが今季最長に並ぶ4連勝。二回に丸山和の適時打で先制し、三回に山田のソロで加点した。高橋奎が10三振を奪い、7回1失点で4月18日以来の勝ち星となる2勝目。田口が今季初セーブを挙げた。鋭い打球が、神宮の夜空に放たれた。ヤクルト・山田が、1点差の三回2死で左翼席への3号ソロ。リードを広げる一発にうなずいた。「うまく反応して打つことができました」狙いすまして振り抜いた。西武の先発左腕・菅井が、フルカウントから投じた直球を捉え、5月30日のロッテ戦(神宮)以来6試合ぶりの一発。大阪から両親が観戦に訪れる中、最高の親孝行となるアーチを架けた。本来の姿に戻りつつある。今季は、開幕から下半身のコンディション不良で2度離脱。「けがをしない」という目標を立て、新年には大阪・住吉大社の絵馬に「強心・強身・強振」と記していただけに、悔しさも大きかった。ただ、直近4試合中3試合で長打を放つなど、〝らしい〟打撃を見せている。今季で主将に就任して4年目のシーズン。理想の主将を目指してグラウンドに立つ。「自分が一番成績を出すというか、しっかり結果で、背中で引っ張っていく。特にここ2年は理想とはかけ離れているので悔しい」。積極的にナインを集めたり、声出しをするタイプではない。みんなが背番号1についてきてくれるために、結果で示すことが理想像だ。4日の西武戦(神宮)では2点差の九回に同点の2点二塁打を放ち、延長十回のサヨナラ劇につなげた。チームを一つにまとめ、ファンを魅了する一打をこれからも量産する。

◆ヤクルトが今季最長に並ぶ4連勝。二回に丸山和の適時打で先制し、三回に山田のソロで加点した。高橋奎が10三振を奪い、7回1失点で4月18日以来の勝ち星となる2勝目。田口が今季初セーブを挙げた。高橋奎のヒーローインタビューは以下の通り。--どんなことをテーマにマウンドへ向かった?「僕自身、前回と前々回と初回に点を取られたので、なんとか初回にゼロで抑えるっていう気持ちでマウンド立ちました」--7回1失点。投球の手ごたえは?「変化球もしっかりゾーン内にいってましたし、三振も多く取れましたし、今日のピッチングはすごい良かったかなと思います」--七回2死満塁で、岸選手を三振に取ったときの気迫がすごかった「あそこで四球2つ出して、自分でピンチを作ってしまって情けなかったんですけど、切り替えて三振取れたので、そこは良かったかなって思います」--先発陣がいい流れ。しっかりつなぎましたね「そうですね。いつも『高橋が流れを止める』と言われてるので、今日なんとか流れを止めずに、いい流れで終われたので、ほんとに良かったなと思います」--チームを代表してファンへメッセージを「いつも熱いご声援をありがとうございます。今最下位ですけど、絶対Aクラス目指して頑張るので、熱いご声援よろしくお願いします」--Aクラスでいいですか?「優勝目指します!」

◆ヤクルト先発の高橋奎二は7回を投げ10奪三振1失点で2勝目を挙げた=神宮球場(撮影・長尾みなみ)

◆ヤクルトの高橋奎が7回1失点、10三振で2勝目を挙げた。チームの今季最多タイの4連勝に貢献し「今日の投球はすごく良かった。いつも『高橋が流れを止める』と(ファンにも)言われるので、いい流れをつなげられて良かった」と爽快に笑った。六回までは無四球と課題の制球が安定。七回に2四球が絡んで無死満塁とされたが、吹っ切れたように150キロを超える速球でぐいぐい押した。併殺崩れの間の1失点で踏ん張り「最後だと思って、ギアを上げた」とうなずいた。

◆ヤクルトは6日、「日本生命セ・パ交流戦」の西武3回戦(神宮)に3―1で勝ち、今季最長に並ぶ4連勝を飾った。高橋奎二投手(27)が7回2安打1失点、10奪三振の力投で自身約2カ月ぶりの白星となる2勝目を挙げた。先発投手陣が奮闘し、4月29日―5月1日の巨人戦以来となる同一カード3連戦3連勝。リーグ最下位からの逆襲へ勢いに乗った。最後までひるまず、相手を圧倒した。高橋奎が今季最多10個の奪三振ショー。魂のこもった力投で、2日の楽天戦での石川の23年連続勝利から始まった連勝のバトンをつなぎ「いつも『高橋が流れを止める』とよく言われるので、きょうは何とか流れを止めず、いい流れをつなげられたのでよかった」とお立ち台で自虐交じりにはにかんだ。課題の一回を三者凡退で立ち上がると「8割の力」を意識し、ストライク先行で六回まで1安打無四球で無失点。三、五回は3者連続三振に仕留めるなど、圧巻の投球を展開した。

◆勝利に導くアーチだ。山田哲人内野手(31)が1点リードの三回2死で、左翼席への3号ソロ。フルカウントから西武・菅井の直球を捉え、大阪から観戦に訪れた両親に雄姿を見せた。「若干詰まっていたけど、しっかり振り切っていたのでいい角度がついてくれた。うまく反応できたいいバッティングだった」状態も上向いている。5月30日のロッテ戦(神宮)以来6試合ぶりの一発でリードを広げ、八回1死一塁では中前打で好機を演出。オスナの左前適時打につなげ今季2度目の複数安打をマークした。「もっともっと結果を出せるように貪欲にいきたい」と山田。2度目の4連勝だけでなく、主将の復調はチームにとって朗報だ。(赤尾裕希)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
720 0.778
(↑0.028)
-
(-)
934
(+4)
24
(+1)
5
(-)
5
(-)
0.255
(↓0.016)
2.520
(↑0.21)
2
(1↓)
ソフトバンク
630 0.667
(↓0.083)
1
(↓1)
924
(-)
17
(+3)
3
(-)
6
(-)
0.231
(↓0.001)
1.750
(↓0.18)
2
(2↑)
巨人
630 0.667
(↑0.042)
1
(-)
949
(+7)
23
(+4)
4
(+1)
7
(+1)
0.283
(↓0.002)
2.470
(↓0.18)
4
(1↓)
ロッテ
432 0.571
(↓0.096)
2
(↓1)
929
(+4)
44
(+7)
4
(-)
3
(-)
0.257
(↑0.001)
4.610
(↓0.23)
4
(3↑)
ヤクルト
432 0.571
(↑0.071)
2
(-)
932
(+3)
30
(+1)
7
(+1)
5
(-)
0.233
(-)
3.220
(↑0.28)
6
(1↓)
日本ハム
440 0.500
(↓0.071)
2.5
(↓1)
1035
(+1)
21
(+3)
6
(-)
1
(-)
0.295
(↓0.012)
2.410
(↓0.12)
7
(1↓)
DeNA
450 0.444
(↓0.056)
3
(↓1)
926
(+1)
32
(+3)
7
(-)
2
(-)
0.253
(↓0.003)
3.200
(↑0.16)
7
(1↑)
ORIX
450 0.444
(↑0.069)
3
(-)
919
(+3)
28
(+1)
1
(-)
5
(-)
0.214
(↓0.004)
2.890
(↑0.24)
7
(1↑)
広島
450 0.444
(↑0.069)
3
(-)
931
(+3)
24
(+1)
5
(+1)
3
(-)
0.238
(-)
2.150
(↑0.14)
7
(1↑)
中日
450 0.444
(↑0.069)
3
(-)
914
(+3)
16
(-)
3
(+1)
5
(+1)
0.200
(↑0.006)
1.080
(↑0.13)
11
(3↓)
西武
360 0.333
(↓0.042)
4
(↓1)
916
(+1)
31
(+3)
4
(-)
2
(-)
0.179
(↓0.009)
3.230
(↓0.02)
12
(-)
阪神
170 0.125
(↓0.018)
5.5
(↓1)
1013
(+1)
32
(+4)
2
(-)
2
(-)
0.197
(↓0.009)
2.990
(↑0.13)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
29244 0.547
(↑0.009)
-
(-)
86162
(+7)
141
(+4)
25
(+1)
32
(+1)
0.238
(-)
2.330
(↓0.03)
2
(-)
広島
26224 0.542
(↑0.01)
0.5
(-)
91161
(+3)
130
(+1)
25
(+1)
27
(-)
0.241
(-)
2.290
(↑0.03)
3
(-)
阪神
26264 0.500
(↓0.01)
2.5
(↓1)
87162
(+1)
160
(+4)
25
(-)
17
(-)
0.219
(↓0.002)
2.290
(-)
4
(1↑)
中日
24275 0.471
(↑0.011)
4
(-)
87140
(+3)
164
(-)
23
(+1)
18
(+1)
0.234
(-)
2.550
(↑0.04)
5
(1↓)
DeNA
25291 0.463
(↓0.009)
4.5
(↓1)
88174
(+1)
202
(+3)
28
(-)
32
(-)
0.246
(-)
3.300
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
22294 0.431
(↑0.011)
6
(-)
88193
(+3)
187
(+1)
39
(+1)
25
(-)
0.237
(-)
3.250
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
35162 0.686
(↓0.014)
-
(-)
90221
(-)
119
(+3)
34
(-)
40
(-)
0.256
(↓0.001)
2.010
(↓0.03)
2
(-)
ロッテ
28215 0.571
(↓0.012)
6
(-)
89168
(+4)
181
(+7)
25
(-)
19
(-)
0.245
(-)
3.080
(↓0.06)
3
(-)
日本ハム
29222 0.569
(↓0.011)
6
(-)
90187
(+1)
161
(+3)
27
(-)
45
(-)
0.249
(↓0.001)
2.710
(↓0.01)
4
(-)
楽天
25281 0.472
(↑0.01)
11
(↑1)
89175
(+4)
221
(+1)
19
(-)
36
(-)
0.239
(↓0.002)
3.830
(↑0.05)
5
(-)
ORIX
23302 0.434
(↑0.011)
13
(↑1)
88163
(+3)
176
(+1)
18
(-)
24
(-)
0.239
(↓0.001)
2.840
(↑0.04)
6
(-)
西武
18360 0.333
(↓0.007)
18.5
(-)
89134
(+1)
198
(+3)
27
(-)
25
(-)
0.208
(↓0.002)
3.280
(-)