1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 | 2 | 0 |
広島 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 0 | 1 |
勝利投手:九里 亜蓮(2勝4敗0S) (セーブ:栗林 良吏(0勝1敗16S)) 敗戦投手:鈴木 健矢(1勝2敗0S) 本塁打 |
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◆広島は初回、末包の2ランが飛び出し、幸先良く先制に成功する。続く2回裏、1死二三塁から秋山が犠飛を放ち、リードを広げた。投げては、先発・九里が7回4安打1失点の力投で今季2勝目。敗れた日本ハムは、打線が7回に追い上げを見せるも及ばなかった。
◆日本ハム鈴木健矢が今季3試合目の先発。同投手の先発成績は通算18試合で7勝6敗。パ・リーグ相手に先発した16試合は5勝6敗で負け越しているが、交流戦では23年6月2日巨人戦が5回2/3を投げ2失点、同9日阪神戦が6回を投げ無失点でともに勝利投手。セ・リーグ相手に先発3戦3勝を目指す。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前練習中に、視察に訪れた侍ジャパン井端弘和監督(49)、吉見一起投手コーチ(39)と約1分間、会談した。新庄監督と井端監督が公の場で対面するのは、2月2日に春季キャンプ地の沖縄・名護以来となった。日本ハムからは、昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップで万波中正外野手(24)、野村佑希内野手(23)、根本悠楓投手(21)の3選手が選出。今春の欧州代表との強化試合では昨秋に続いて万波と根本が選出された。
◆日本ハム水野達稀内野手(23)が3点を追う7回に今季7本目の三塁打を放った。広島九里から右中間を破る当たりで、一気に三塁まで到達。続く水谷の犠飛で生還した。水野はチーム53試合目で7本目の三塁打となり、シーズン143試合換算(小数点以下は切り捨て)で計算すると18本ペース。シーズン最多三塁打は51年金田正泰(阪神)の18本、パ・リーグ最多は53年レインズ(阪急)の16本で、水野はパ・リーグ新記録&プロ野球記録更新も狙えるペースで三塁打を量産中だ。
◆日本ハムが2連敗で今季初の2カード連続負け越しとなった。先発の鈴木健矢投手(26)は初回2死二塁で広島末包に左越え2ランを浴びるなど、5回6安打3失点降板。3回以降のらりくらり無失点に抑えたが「序盤の失点が悔やまれます。試合の入りから悪い流れを作ってしまいました」。交流戦は昨季登板した6月2日巨人戦、同9日阪神戦と連勝していたが、3連勝とはいかなかった。打線は、7回先頭で水野達稀内野手(23)が右中間に12球団トップ7本目となる三塁打を放ち出塁。続く水谷瞬外野手(23)の左犠飛で1点を返すも、追いつくことができなかった。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が視察に訪れた侍ジャパン井端弘和監督(49)に日本代表のセンター候補を2人、推薦したことを明かした。試合後に井端監督との会話の内容を問われた新庄監督は「ウチはいい選手がいっぱいいるから、8人まではオッケーだよって(笑い)」と伝えたという。さらに井端監督からは「センター、誰がいいですかとは聞かれました」と明かした上で「名前は言えないんですけど、2人ほど名前は伝えました。僕の方が見ているんでね、パ・リーグを。俺がセンターとしては、この2人がいいんじゃないかなっていうことは伝えました」と、現役時代に名中堅手だった目線から、侍ジャパンのセンター候補に推薦したという。井端ジャパンに影響を与えるかもしれない新庄監督お墨付きのセンターが今秋のプレミア12では登場するのか。井端監督の"取材"に快く答えた新庄監督は「僕が侍の監督だったとしても聞くし。誰がいいですかって...いや、聞かんかな(笑い)。聞かんかな、俺は自分で選ぶかな」とした上で、「センターの場合は指示をどういう風に(出して他の外野手を)動かすかが、ものすごく大事になってくる。1つのプレーで長打になってしまうから。あと肩も必要だしね」と日本のセンターに求めたいポイントを挙げていた。
◆日本ハムが2連敗で今季初の2カード連続負け越しとなった。先発の鈴木健矢投手(26)は1回に広島末包に先制5号2ランを浴びるなど、5回6安打3失点で2敗目を喫した。パ・リーグ首位打者争いトップの田宮裕涼捕手(23)をプロ初の4番に据えた打線は広島の先発九里の前に大苦戦。7回先頭で水野達稀内野手(23)が右中間に12球団トップ7本目となる三塁打で出塁し、続く交流戦首位打者の水谷瞬外野手(23)が犠飛を放って1点を返すも、序盤のビハインドをはね返せなかった。新庄剛志監督(52)の試合に関する一問一答は以下の通り。新庄監督 仕方ない!-4番に田宮を起用新庄監督 (2安打)打ったでしょ。今、一番チームで調子がいい水野君、水谷君、田宮君を(2、3、4番で)並べてどうかなって。(3人とも)しっかり打ちましたしね。ま、マルティネスはちょっと疲れてる感じがしたんで(スタメンから外した)。振りの方も、あんまり調子が上がってきてないんで。でも、明日(7日ヤクルト戦)はちょっとまたいってもらおうかなと。-水野が7回に今季7本目の三塁打新庄監督 やっぱ足速いんでね、五十幡君ぐらい速いんですよ、タイム測ったら。だから2番って面白いでしょ。長打、打てるし。もう少しバントの練習をしっかりしてもらって、使いやすい2番で面白いかなって。初回から2番が三塁打を打ってくれたら攻撃しやすいですしね。-先発鈴木は立ち上がりだけ新庄監督 まあ...(笑い)今、流行り? 1回にホームラン打たれるって。まあでも3失点でね、ゲームはつくってくれたんで。途中からテンポもね、良くなって。あのテンポを初回からいってほしいんですよねぇ。もう11秒ルールぐらいつくろう(笑い)-ピッチクロックみたいな新庄監督 いや、あのテンポだったら11秒ぐらいでいけますよ。だって(捕手からボールを)受け取ったら、すぐ(サインに)うなずいてシュッと投げて。あれ、嫌なんすよね、バッター。もうず~っと言ってますけどね、これも。2年間、言ってきてね。でも、マウンドに上がったら、やっぱ違うんですよ。抑えたい気持ちはあるしね。-鈴木の次の先発機会については新庄監督 1回、ファームの方に行ってもらって、先発調整はさせます。-次に上げる予定は新庄監督 いや、まだ今のところは、わかんないです、はい。調整してもらって。もう2キロぐらいスピードを上げてキレのある真っすぐに。2、3キロ上がってくれたら最高ですけどね。打ちづらい。あと3キロアップしたら、また変化球が生きてくるしね。
◆日本ハムは2試合連続の初回被弾で連敗し、今季初の2カード連続負け越しとなった。先発鈴木健矢投手が1回に末包に先制5号2ランを献上。5日も伊藤が1回に先制弾を浴びており、新庄剛志監督(52)は「今、はやり? 1回にホームラン打たれるって」と苦笑い。田宮をプロ初の4番に置いた打線も1点止まりに終わっただけに「仕方ない!」と結果を受け止めた。
◆3戦連続4番の広島末包昇大外野手が、新井監督節目の勝利をもたらした。1回2死二塁から初対戦の日本ハム鈴木の初球128キロを強振。5月29日オリックス戦以来の5号先制2ランを左翼席に運んだ。「アンダースローの対戦は3人目なのでそんなに変則だからと(嫌な)イメージはなかった」。巨人高橋礼からも決勝弾を放った"サブマリンキラー"だ。恒例となった「"今日ホームラン打ちます"と言っていました」といじる指揮官に通算100勝をもプレゼント。昨季は交流戦終盤の合流も、今季は4番として打線をけん引する。▽広島九里(7回1失点で2勝目)「チームを勝たせるピッチングをしようと思って投げていました。(捕手の)石原もいろんな組み立てをして、野手のみなさんも守ってくれて良かったです」
◆日本ハム水谷瞬外野手(23)がチーム唯一の得点をたたき出した。プロ初の「3番左翼」で出場し、7回無死三塁で右翼へ犠飛。「最低限の仕事はできたと思うので、そこはよかった」と振り返った。初回には左前打を放って8試合連続安打をマーク。「たまたまです」と謙遜したが、交流戦は打率5割で、首位打者の座をキープした。
◆広島が連勝で2カードぶり勝ち越しを決めた。1回に4番末包の5号2ランで先制すると、2回には秋山の犠飛で加点した。先発九里が7回1失点で2勝目。8回以降は島内、栗林の必勝リレーで逃げ切り、交流戦を4勝5敗で折り返した。試合後、通算100勝となった新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-昨日に続き、初回ホームランで先制新井監督 末包がね、「今日、ホームラン打ちます」と言っていましたので。本当に打ちましたね。ナイスホームランでした。-4番起用が続くが、4番の1発は大きい新井監督 技術的にも昨年が自信になっていると思うし、また成長していると思う。打席の中での読みも成長していると思う。いいホームランでした。-2回に追加点新井監督 大きかったですね。すぐに追加点取れたことも大きかったんですけど、昨日の(田中)広輔の2本の犠牲フライもそうですけど、今日はアキ(秋山)ですね。犠牲フライを打つのは簡単ではないですから。さすがのナイスバッティングだったと思います。-リードを九里投手が守った新井監督 申し分なかったですね。ストライクを先行できていましたし、テンポも良かった。リードした石原も今日は真っすぐを多めに使いながら、素晴らしいリードだったと思います。-交流戦4勝5敗で折り返した新井監督 3連覇中のオリックスさん、ソフトバンクさん、今勢いのある強いファイターズと戦って、いい戦い方ができているなという手応えを感じています。-監督通算100勝新井監督 選手に感謝したいと思います。また、ひとつひとつ積み上げていきたいなと思います。-ウイニングボールはどうされるのか新井監督 ウイニングボール? 物には無頓着なんですが、記念のボールですし、それだけ選手が頑張ってくれたおかげなので、感謝して飾りたいなと思います。
◆約1カ月ぶりに先発した日本ハム鈴木健矢投手(26)が5回3失点で3敗目を喫した。2回までに3失点も3回以降は立ち直っただけに「序盤の失点が悔やまれます」。新庄剛志監督は試合後に鈴木の2軍再調整を明言。「途中から良くなったテンポを初回から行ってほしい。もう"11秒ルール"つくろうかな。あと真っすぐが2、3キロ上がってくれたら最高。変化球も生きてくる」と課題を与えた。
◆広島の新4番、末包昇大外野手(28)が決勝弾を放ち、新井監督通算100勝をプレゼントした。3戦連続で4番起用された1回2死二塁での第1打席だ。前日先頭打者弾の秋山の姿をイメージして打席に入った。「連敗が続いてた中で先頭から行ってくれたのは本当に勇気づけられました。昨日勝ったことによって、今日勝ち越すぞと。チームとしても(先発九里)亜蓮さんのときに点を取れていなかったので、野手陣の奮闘の中で僕がたまたまいけたというか、流れに乗れたのかなと思います」。初対戦となる日本ハムのサブマリン鈴木の初球128キロを強振した。左翼へ上がった飛球はそのまま左翼席へ。5月29日オリックス戦以来、交流戦2本目の1発が値千金の5号先制2ランとなった。「アンダースローの対戦は3人目なのでそんなに変則だからと(嫌な)イメージはなかった」。巨人高橋礼からも決勝弾を放った"サブマリンキラー"だ。本塁打を打った試合後の恒例となった新井監督の「"今日ホームラン打ちます"と言っていました」という"愛のいじり"はこの日もさく裂した。前日は8回無死一、二塁からボテボテの投ゴロに「進塁打のサインは出してないよ」と、本塁打を打っていない試合後もいじられた。新井監督の"いじり"は期待の表れ。3戦連続4番起用で示している。ただ、期待の言葉はのみ込む。「今、彼は毎試合毎試合、毎打席毎打席、必死になってやっていると思うので、あまり大きなものを背負わせたくない。今まで通りやってもらいたいなと思います」。監督就任から多くのいじりだけでなく、直接指導を受けてきたからこそ指揮官の思いは理解している。「"責任は全部取るから"と言ってくださいますし、"三振か、ホームランで"と楽になる声かけをしてくれる。もちろん、いっぱい打撃フォームを教えてもらっていますけど、積極的に行けるようにやらせてもらっています。(4番らしさは)日を追うごとに成長していきたいなと思います」。新井監督にとって100勝が通過点のように、末包にとっても3戦連続4番出場は通過点に過ぎない。【前原淳】
◆三塁打キング爆走中だ。日本ハム水野達稀内野手(23)が「日本生命セ・パ交流戦」の広島戦で、12球団ダントツとなる7本目の三塁打を放った。右中間を破った一打は今季42安打目。実に6本に1本が三塁打という驚異的なペースで、51年金田正泰(阪神)のプロ野球記録(18本)を狙える勢い。今季初2カード連続負け越しの一戦でも、存在感は光った。水野が新庄監督の期待にしっかり応えた。7回先頭で打席に入ると、1ボールから九里の低めスライダーを捉えた。打球はぐんぐん伸び、右中間を転がる間に、快足を飛ばし三塁へ。「(外野の)間を抜いたからには1つでも先を狙いたいので。その結果かなとは思ってます」。5日は今季初2番も4打数無安打。「特に昨日も悪くはなかったので何も変えていない」と引きずることなく、2日続けての2番起用で持ち味を発揮した。パワーとスピードを兼備した水野に、同監督は「ねぇ、やっぱ足速いんでね。タイム測ったら五十幡君ぐらい速いんですよ。だから2番って面白いでしょ。長打、打てるし」と言う。今季42安打中7本が三塁打。53試合目での7本は、シーズン143試合換算で18本ペース。プロ野球記録の51年金田正泰(阪神)に並ぶ勢いで、量産している。今季は下位打線に入ることが多かった水野だが、記録的ハイペースで長打を重ねる選手が打席に入る回数が増えれば、チームも勢いづく。新庄監督からは2番でも「7番のときの気持ちで変えなくていい」と伝えられているが、やはり上位打線で出ることに「見栄えは、いいっすね」と、うれしそうだ。チームは2カード連続負け越しも、「まだへこむ時期じゃないので。明日からリセットして、毎カード勝ち越せるようにやるだけですね」。小柄だが球も足も飛ばせる2番打者が、7日からのツバメ撃ちへ気持ちを切り替えた。【永野高輔】
◆日本ハム田宮裕涼捕手(23)がプロ初の4番起用に応えた。「4番でも僕のやることは変わらない」と4打数2安打。第2打席までは凡退も「しっかり修正できた」と第3打席以降に安打を重ねた。この日は侍ジャパン井端監督も視察に訪れ、試合前には「今日は見てるから頑張ってね、みたいな感じで言われました」。打撃では修正能力の高さをアピールし、今秋のプレミア12へ向けて「選ばれるように頑張りたい」と話した。
◆リーグトップ打率・343(試合前時点)を誇る日本ハムの田宮裕涼(ゆあ)捕手(23)がプロ6年目にして初の4番打者として先発出場を果たした。
◆11月に行なわれる国際大会「プレミア12」で指揮を執る野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が試合前練習の視察に訪れ、グラウンドで小園、坂倉と会話した。優勝した昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップや3月の強化試合にも選出している2人について、「『今年1年結果を出してまた来てほしい』というのは伝えました」とエールを送ったことを明かした。新井監督とは打撃ケージの裏で談笑する姿があった。井端監督は代表召集の協力を打診したといい「快く『選手は出します』と言ってくれたので、それだけでありがたいなと思います」と感謝した。
◆広島が逃げ切った。一回に末包の2点本塁打で先制し、二回は秋山の犠飛で加点。九里は球を低めに集め、7回を4安打1失点で2勝目を挙げた。鈴木が先行を許した日本ハムは、打線が七回の犠飛による1得点のみと元気がなかった。
◆鈴木が先行を許した日本ハムは、打線が七回の犠飛による1得点のみと元気がなかった。ここ3試合は救援登板だった下手投げ右腕、鈴木が5月3日のオリックス戦(京セラ)以来、約1カ月ぶりの先発マウンド。マツダでの登板は一昨年の6月2日に救援として1回?を投げ、2安打3失点を喫して以来で「(当時は)下手投げを始めたばかりであんまり良くなかった。そのときと今は違う。意識せずしっかり投げられたら」と気合を入れた。しかし一回、4番・末包に5号2ランを浴び、先制を許した。結局5回6安打3失点で降板した出ばなをくじかれた。2死二塁の初球。内角、128キロの直球をうまくさばかれ、左翼席上段へ弾丸ライナーで運ばれた。同じ失敗は繰り返さない。元々、食が細いという鈴木は昨年、夏場に体重が減少。同時に直球の威力も落ち、打ち込まれて2軍降格を経験した。今年は昨年の経験を踏まえ「おなかが空かない状況を作る」と一日三食に加え、間食でプロテインやバナナを補給し、理想体重の80キロを下回らないように努めている。今回の広島遠征では間食で名物の「もみじまんじゅう」を2、3個頬張ったといい「うまい。(間食に)ちょうどいい」と語った。ただ〝間食パワー〟は今回は不発。次回こそ、たくましくなった鈴木が好投でチームを勝利に導く。
◆日本ハム・新庄剛志監督(52)が「1回、ファームの方に行ってもらって先発調整させます」と5回6安打3失点で2敗目(1勝)を喫した下手投げ右腕、鈴木健矢投手(26)を今後、ファームで先発調整させると明言。その上で「調整してもらって、もう2キロぐらい切れのあるスピード、真っすぐが2、3キロ上がってくれたら最高ですけどね。打ちづらい。あと3キロアップしたら、また変化球が生きてくる」と〝北のサブマリン〟に注文をつけた。この日の鈴木の直球の最速は128キロ。一回、4番・末包に先制2ランを浴びるなど序盤はリズムに乗れなかったが、尻上がりに調子を上げ、5回3失点と試合を壊さなかった。指揮官は「ゲームは作ってくれたので。途中からテンポも良くなって。あのテンポを初回から行ってほしいんですよね。もう(投球間)11秒ルールぐらい作ろうかな(笑)」と〝新庄節〟で語った。
◆日本ハムは序盤の失点が響き、2連敗。今季初めて2カード連続で負け越した。約1カ月ぶりの先発となった下手投げ右腕、鈴木健矢投手(26)は尻上がりに調子を取り戻したが、一回に4番・末包に先制5号2ランを浴びるなど5回6安打3失点で2敗目(1勝)。2試合連続で先発投手が1回に先制弾を許す試合展開に新庄剛志監督(52)は「今、はやり? 一回に本塁打を打たれるの。ゲームはつくってくれて途中からテンポも良くなった。あのテンポで初回からいってほしい。もう(投球間の時間)11秒ルール作ろうかな」と〝新庄節〟を交えてボヤいた。また、この日は野球日本代表「侍ジャパン」の井端監督が11月に行われる国際大会「プレミア12」に向けて、視察を兼ねて来訪。新庄監督は「ウチはいい選手がいっぱいいるから8人までは(選出しても)オッケーだよって。中堅手は『誰がいいですか?』と聞かれました。名前は言えないですけど2人ほど伝えました」と2人の中堅手を推薦したことを明かした。(加藤次郎)
◆歓喜のハイタッチで勝利球を受け取ると、笑ってズボンのポケットにしまった。広島・新井監督が監督通算100勝に到達だ。「物には無頓着だけどこれは記念のボール。選手が頑張ってくれたおかげなので、感謝して飾りたい」一回2死二塁で4番の末包の5号2ランで先制すると、二回には秋山の犠飛で加点。投げては九里が7回4安打1失点で役目を果たし、八回は島内、九回は栗林が締めて逃げ切った。チームは5連敗後、2連勝でセ・リーグ首位の巨人を0・5ゲーム差で追う。交流戦の半分が終わり4勝5敗。「いい戦いができていると手応えを感じている」と新井監督。明るく、楽しく、鯉を強く育てていく。(柏村翔)
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
7 | 2 | 0 | 0.778 (↑0.028) | - (-) |
9 | 34 (+4) | 24 (+1) | 5 (-) | 5 (-) |
0.255 (↓0.016) | 2.520 (↑0.21) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
6 | 3 | 0 | 0.667 (↓0.083) | 1 (↓1) |
9 | 24 (-) | 17 (+3) | 3 (-) | 6 (-) |
0.231 (↓0.001) | 1.750 (↓0.18) |
2 (2↑) |
巨人 |
6 | 3 | 0 | 0.667 (↑0.042) | 1 (-) |
9 | 49 (+7) | 23 (+4) | 4 (+1) | 7 (+1) |
0.283 (↓0.002) | 2.470 (↓0.18) |
4 (1↓) |
ロッテ |
4 | 3 | 2 | 0.571 (↓0.096) | 2 (↓1) |
9 | 29 (+4) | 44 (+7) | 4 (-) | 3 (-) |
0.257 (↑0.001) | 4.610 (↓0.23) |
4 (3↑) |
ヤクルト |
4 | 3 | 2 | 0.571 (↑0.071) | 2 (-) |
9 | 32 (+3) | 30 (+1) | 7 (+1) | 5 (-) |
0.233 (-) | 3.220 (↑0.28) |
6 (1↓) |
日本ハム |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 2.5 (↓1) |
10 | 35 (+1) | 21 (+3) | 6 (-) | 1 (-) |
0.295 (↓0.012) | 2.410 (↓0.12) |
7 (1↓) |
DeNA |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↓0.056) | 3 (↓1) |
9 | 26 (+1) | 32 (+3) | 7 (-) | 2 (-) |
0.253 (↓0.003) | 3.200 (↑0.16) |
7 (1↑) |
ORIX |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↑0.069) | 3 (-) |
9 | 19 (+3) | 28 (+1) | 1 (-) | 5 (-) |
0.214 (↓0.004) | 2.890 (↑0.24) |
7 (1↑) |
広島 |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↑0.069) | 3 (-) |
9 | 31 (+3) | 24 (+1) | 5 (+1) | 3 (-) |
0.238 (-) | 2.150 (↑0.14) |
7 (1↑) |
中日 |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↑0.069) | 3 (-) |
9 | 14 (+3) | 16 (-) | 3 (+1) | 5 (+1) |
0.200 (↑0.006) | 1.080 (↑0.13) |
11 (3↓) |
西武 |
3 | 6 | 0 | 0.333 (↓0.042) | 4 (↓1) |
9 | 16 (+1) | 31 (+3) | 4 (-) | 2 (-) |
0.179 (↓0.009) | 3.230 (↓0.02) |
12 (-) |
阪神 |
1 | 7 | 0 | 0.125 (↓0.018) | 5.5 (↓1) |
10 | 13 (+1) | 32 (+4) | 2 (-) | 2 (-) |
0.197 (↓0.009) | 2.990 (↑0.13) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
29 | 24 | 4 | 0.547 (↑0.009) | - (-) |
86 | 162 (+7) | 141 (+4) | 25 (+1) | 32 (+1) |
0.238 (-) | 2.330 (↓0.03) |
2 (-) |
広島 |
26 | 22 | 4 | 0.542 (↑0.01) | 0.5 (-) |
91 | 161 (+3) | 130 (+1) | 25 (+1) | 27 (-) |
0.241 (-) | 2.290 (↑0.03) |
3 (-) |
阪神 |
26 | 26 | 4 | 0.500 (↓0.01) | 2.5 (↓1) |
87 | 162 (+1) | 160 (+4) | 25 (-) | 17 (-) |
0.219 (↓0.002) | 2.290 (-) |
4 (1↑) |
中日 |
24 | 27 | 5 | 0.471 (↑0.011) | 4 (-) |
87 | 140 (+3) | 164 (-) | 23 (+1) | 18 (+1) |
0.234 (-) | 2.550 (↑0.04) |
5 (1↓) |
DeNA |
25 | 29 | 1 | 0.463 (↓0.009) | 4.5 (↓1) |
88 | 174 (+1) | 202 (+3) | 28 (-) | 32 (-) |
0.246 (-) | 3.300 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
22 | 29 | 4 | 0.431 (↑0.011) | 6 (-) |
88 | 193 (+3) | 187 (+1) | 39 (+1) | 25 (-) |
0.237 (-) | 3.250 (↑0.04) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
35 | 16 | 2 | 0.686 (↓0.014) | - (-) |
90 | 221 (-) | 119 (+3) | 34 (-) | 40 (-) |
0.256 (↓0.001) | 2.010 (↓0.03) |
2 (-) |
ロッテ |
28 | 21 | 5 | 0.571 (↓0.012) | 6 (-) |
89 | 168 (+4) | 181 (+7) | 25 (-) | 19 (-) |
0.245 (-) | 3.080 (↓0.06) |
3 (-) |
日本ハム |
29 | 22 | 2 | 0.569 (↓0.011) | 6 (-) |
90 | 187 (+1) | 161 (+3) | 27 (-) | 45 (-) |
0.249 (↓0.001) | 2.710 (↓0.01) |
4 (-) |
楽天 |
25 | 28 | 1 | 0.472 (↑0.01) | 11 (↑1) |
89 | 175 (+4) | 221 (+1) | 19 (-) | 36 (-) |
0.239 (↓0.002) | 3.830 (↑0.05) |
5 (-) |
ORIX |
23 | 30 | 2 | 0.434 (↑0.011) | 13 (↑1) |
88 | 163 (+3) | 176 (+1) | 18 (-) | 24 (-) |
0.239 (↓0.001) | 2.840 (↑0.04) |
6 (-) |
西武 |
18 | 36 | 0 | 0.333 (↓0.007) | 18.5 (-) |
89 | 134 (+1) | 198 (+3) | 27 (-) | 25 (-) |
0.208 (↓0.002) | 3.280 (-) |
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