1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 6 | 0 | 1 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 8 | 0 | 0 |
勝利投手:種市 篤暉(4勝3敗0S) (セーブ:益田 直也(1勝2敗8S)) 敗戦投手:堀田 賢慎(3勝2敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは両軍無得点で迎えた4回表、ソトの3ランで先制する。そのまま迎えた9回には、佐藤の適時二塁打でリードを広げた。投げては、先発・種市が8回無失点9奪三振の力投で今季4勝目。敗れた巨人は、9回に2本の適時打などで1点差に迫るも及ばなかった。
◆巨人OBのアレックス・ラミレス氏がチーム最年長で39歳の長野の年齢を疑った?ラミレス氏はロッテ戦の始球式に登場し、ワンバウンドの投球を披露。ダンディ坂野と現役時代のホームランパフォーマンスも披露し「ストライクを投げることはできなかったけど、この場に帰ってくることができたのがうれしい」と声を弾ませた。捕手を務めた長野に「彼は本当に親しい友人。一緒にプレーもした。今年で40歳だと聞いて、マジか...と。33、34歳ぐらいに見えるので、あの見た目ならあと4年くらいは全然できるんじゃないか」とベテランの現役続行を後押しした。
◆巨人坂本勇人内野手(35)が、通算安打で落合博満に並んだ。9回無死走者なしの場面で右前打を打ち、通算2371安打とし歴代12位で、巨人で95、96年に同じ背番号「6」を背負った落合に並んだ。前夜の4日には、初回に先制左前適時打、3回には遊撃への内野安打で28年ぶりの「9連打」に一役買い"単打のマーチ"を演出。2安打で、あと1本に迫っていた。今季、一時は打率2割台前半に低迷したが、5月は2割8分6厘(4日時点)と復調。この試合で5試合連続となった一打が歴史的一打となった。
◆伝説の助っ人の前で輝いた。エリエ・ヘルナンデス外野手(29)が3試合連続となる複数安打を放ち、巨人外国人選手としては初となる初出場から8試合連続安打をマークした。1回1死、ロッテ先発種市の151キロ高めの直球を右前に飛ばした。6回無死では低めの直球を左前へ運んだ。初来日もどこ吹く風。日本の水にすぐに慣れた。前夜は同点の3回に口火を切る左前打を放ち、打線はそこからオール単打の9者連続安打を連ねた。ヘルナンデス自身も3安打を放ち、2試合連続の猛打賞をマークした。巨人の外国人選手で初出場から7試合連続安打を放ち、88年呂明賜、91年ブラッドリー、14年アンダーソンの6試合を抜いて球団記録を更新中。新助っ人が歴史に名を刻んだ。この日の始球式ではOBのラミレス氏が登場。ベネズエラから海を渡り日本球界に確かな足跡を残した伝説の助っ人からも「コンパクトにスイングをして大振りをしない選手。パワーも十分にあるのでホームランも打てるし、日本の投手に柔軟に対応できる打者だ。彼の加入というのはジャイアンツにとっては非常に大きいことだと思います」と太鼓判を押されている。順調にキャリアを重ねていけば、ラミレス氏に並ぶ日がやってくるかもしれない。そんな予感を抱かせる活躍を続けている。【平山連】
◆ロッテ種市篤暉投手(25)が初戦で23安打18得点の巨人打線を完璧に封じた。124球の熱投で8回4安打9奪三振でゼロを並べた。8回2死二塁で岡本和をスライダーで空振り三振に仕留めると、雄たけびを上げるなど気迫全開だった。あこがれの東京ドームで初登板を果たし、家族も観戦していた。今季4勝目を手にし「昨日すごい負け方をしたので、今日はやり返す気持ちでマウンドに上がりました」と笑顔だった。
◆巨人は終盤の追い上げも一歩及ばず連勝を逃した。4点を追う9回に1点を返し、なお2死三塁から代打大城卓が左翼線への適時二塁打。さらにヘルナンデスの中前適時打で1点差まで迫るも反撃はここまで。この日は外野陣容は中堅にヘルナンデス、右翼に丸、左翼に立岡を起用。阿部監督は「もう、ヘルナンデスをセンター、丸をライトで固定していきたいというのがあるので」と陣容を固めながら戦っていく。
◆/ネフタリ教信者歓喜\逆方向への一撃ソトが先制ホームラン?プロ野球(2024/6/5)??巨人×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #chibalotte新プラン登場「DAZN BASEBALL」 初月無料!6/17までさらにいま加入するとUber Eats のクーポンをプレゼント#セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 pic.twitter.com/wQ1rD01BWP
◆ロッテが"単打のマーチ"に"一発の実"でやり返した。「日本生命セ・パ交流戦」で巨人と対戦。初戦で9連打を含む1イニング12単打のプロ野球新記録を食らい惨敗した。だが第2ラウンドは4回にネフタリ・ソト内野手(35)が値千金の決勝3ランを放った。18失点の1敗も4得点による1勝で、今カードを五分五分に戻した。ソトがお株を奪う1発で、先制点をゲッツ!した。0-0で迎えた4回、ポランコ、岡が連続右前打で出塁するチャンス到来。無死一、二塁で2試合ぶり4番復帰のソトがカウント2-1から巨人堀田の高めに浮いた直球を強振した。「打ったのはストレートだよ。とにかく勝つことが重要なんだ! それだけだ」と右翼席に確信の一撃を放った。この日はお笑い芸人のダンディ坂野が東京ドームに登場。始球式に登場したラミレス氏とともに、お決まりの「ゲッツ!」を披露した。6号先制3ランを放ったソトはダイヤモンドを1周し、ベンチに戻ると本塁打パフォーマンスのゲッツをベンチで出迎えるチームメートと連発。5月25日のソフトバンク戦以来8試合ぶりの1発で2連敗中のチームに反攻のきっかけをもたらし喜びを表現した。5日の今カード初戦は11年9月10日ソフトバンク戦以来、13年ぶりの18失点で大敗を喫した。巨人打線の23安打18得点にやられ放題だった。2日の阪神戦で11連勝がストップ。大敗も重なり、やや重い空気が流れたが、主砲が不安を払拭した。DeNA時代の19年に43発で2年連続本塁打王を獲得したときは横浜スタジアムの23本に次いで、東京ドームで7本を量産した。相性がいい敵地で気持ちよさそうにバットを振った。ダンディ坂野のパフォーマンスで球場が盛り上がったか定かではないが、ソトのゲッツパフォーマンスで、左翼席のロッテファンは大いに盛り上がったに違いない。【星夏穂】
◆今夜のホストはタネ! ロッテは「日本生命セ・パ交流戦」で巨人と対戦した。前夜の初戦は9連打を含む1イニング12単打のプロ野球新記録となる"単打のマーチ"で18失点を食らい惨敗。だが2夜目は種市篤暉投手(25)が初登板の"箱"となる東京ドームで躍動した。8回124球の熱投で、4安打9奪三振でゼロを並べ、何度も気迫のシャウトを見せた。色気全開の投球で連敗を止め、リーグ2位、交流戦3位に押し上げた。種市が、何度もほえた。6回無死一、二塁のピンチを背負うと、対するは4番岡本和。フルカウントからの6球目、151キロの直球を低めに投じた。見逃し三振を奪うと、大きくガッツポーズし、ほえた。「前に飛ばしたくなかったですし、何とか三振で取りたかった中で取れたので、そこは良かった」とうなずいた。終盤8回にも四球と暴投で2死二塁のピンチを背負う。対峙(たいじ)するのは再び岡本和。今度は137キロのスライダーで空振り三振に仕留め、感情をさらけだした。「対戦したい打者だったので、打たれることなく抑えられてよかった。日本を代表するバッターなので、僕のまっすぐでどれだけ通用するか見たかった。今日の試合ですごく自信を持った」と主砲相手に3奪三振は大きな自信につながった。前日は23安打18得点の巨人打線にも動じなかった。「年に1回しか対戦しないので、自分の得意のボールで勝負するイメージで投げました。昨日は左ピッチャーの小島さんだったのでそこまで映像は見ていないです」と先入観にとらわれることなく、普段通りの気持ちで挑んだ。わずか4安打で"単打のマーチ"で荒ぶっていた巨人打線を完全に遮断した。この日は両親を東京ドームに招待。今季初めて青森から応援に駆けつけた両親の前で、自身初めての球場で力投した。「青森なので、ジャイアンツの試合しかやっていない中で、ちょっと見てみたいなっていう感じだったので、招待しました」と両親に勝利をプレゼントした。8回も150キロをたたき出して最後まで球速が落ちず、巨人打線を封じ込んだ。「那覇の試合(5月15日オリックス戦)ですごくつかんだ感覚があったので、それを継続できているって感じですね。僕の中では4月、5月と別人の感覚になっている」。新・種市がチームに大きな1勝をもたらした。【星夏穂】
◆エリーの新風が止まらない。巨人ヘルナンデスが3試合連続となる猛打賞を記録した。初回右前打を放つと、6回先頭では左前打。さらに4点を追う9回、2点返しなおも2死一、二塁で中前に適時打を放ち、3方向に打ち分けた。同点には1点届かずも、これで3試合連続3安打だ。「その日、その日自分の仕事をしようと、打席では外野へ飛ばすつもりでやって、それが結果につながっている」と勢いを維持している。巨人の名だたる助っ人外国人を、デビューから抜き去る快進撃を見せている。初出場から8試合連続安打で、球団では88年呂明賜、91年ブラッドリー、14年アンダーソンの6試合を抜いて球団記録を更新中。愛称のエリーはすでに浸透しており「違和感なくやれている」。試合前にはかつて4番として巨人の中軸を担ったラミレスがレジェンドとして始球式で登場。負けじと存在感を発揮した。
◆巨人坂本勇人内野手(35)が通算安打で落合博満に並んだ。4点を追う9回先頭の打席で右前打を放ち、3点を返す口火となった。通算2371安打とし、歴代12位タイで、巨人で95、96年に同じ背番号「6」を背負った落合に並ぶ歴史的一打となり「(落合に)足元にも及ばない。通算は並んだのかもしれないけどレベルが違い過ぎる。通算何本打ったからといって、何も助けてくれないので、グラウンドではそういう気持ちで今はやっています」と、高い意識でグラウンドに立っている。
◆ロッテ種市篤暉投手(25)が初登板の東京ドームで躍動した。8回124球の熱投で、4安打9奪三振でゼロを並べ、何度も気迫のシャウトを見せた。連敗を止めリーグ2位、交流戦3位に押し上げた。眠れる右腕がグラウンドでは覚醒する。種市のマウンドでの躍動の秘訣(ひけつ)は、睡眠だ。試合日の前日は約12時間も寝る。登板日はホームゲームだと、球場に入ってからも試合への準備後に約1時間睡眠を取ることもある。その理由は「何時間寝たらいいなとかは考えてないです。眠いんで寝てるだけです。特にこだわりとかはないです」ときっぱり。八戸工大一時代は夜は午後10時半に消灯、翌朝は午前5時半に起きて朝練に行く日々だった。約7時間睡眠だった学生の頃に比べると、多くの睡眠を取れる環境に「マジで幸せです」と話した。眠れる種市がたっぷりの睡眠で、グラウンドでは力強い投球で圧倒して見せた。【ロッテ担当=星夏穂】
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】巨人OBのアレックス・ラミレス氏が巨人-ロッテ戦で始球式! 現役時代のホームランパフォーマンスの「ゲッツ」をダンディ坂野と一緒に披露!試合で3ランを放ったロッテのソトもパフォーマンスは同じく...。
◆ロッテ・横山陸人投手(22)が、4月24日以来となる1軍昇格を果たした。最速156キロを誇る横手投げ右腕は「とにかくチームに貢献できるように。任されたとこで頑張っていきたい」と闘志を燃やした。5年目の今季は開幕1軍で7試合に登板し、1勝1敗2ホールド、2セーブ、防御率2・84。守護神としての役割を期待されることもあったが、なかなか本来の投球とはいかない場面もあり、吉井監督は「本人がちょっと迷っている感じだった。そんな状態で、1軍の大事な場面では投げられない。一度整理する意味で、2軍に行ってもらいました」と再調整を命じていた。2軍では投球の動画を確認しながらフォームから見直した。「やっぱり力みすぎて、いろんなところに力が入っていた。そういうところを1個1個修正してきた」。修正を図り、イースタン・リーグでは8試合の登板で、0勝0敗、防御率1・12と結果を残してきた。チームは1日まで11連勝し、15試合負けなしを誇るなど好調だった。だが、1軍の試合をなかなか直視できない自分もいた。「正直、自分が入れない悔しい気持ちもあった。あんまり1軍の試合はみれなかった。やっぱり自分も(1軍で)投げたいなという気持ちが強い」。悔しさをバネに、現在は連敗中のチームを救う働きをみせる。
◆ロッテのネフタリ・ソト内野手(35)が「4番・一塁」で出場し、四回に6号3ランを放った。ベンチではお馴染みの「ゲッツ?」のポーズも披露して喜んだ。「とにかく勝つことが重要なんだ!それだけだ。最後まで頑張るよ。ありがとう」この3連戦は巨人の「レジェンズデー」として行われており、ラミレス氏が始球式に登場。ソトにとっては来日1年目の2018年から20年までラミレス監督が率いるDeNAでプレーし、恩師でもある。また「ゲッツ」を持ちネタとするお笑い芸人のダンディ坂野もゲストとして来場する中で、巨人・堀田の145キロの速球を上手く捉えて右翼席へと運んだ。ダイヤモンドを一周すると、本家の指1本ではなくラミレス氏がやっていたように指2本での「ゲッツ」をナインと共に行った。このポーズには「恩返し。尊敬の意味も込めています」と感謝の意味も込められており、日本での活躍をサポートしてくれた〝師匠〟に捧げる一発になった。
◆「ゲッツ!!」。ダイヤモンドを一周し、ベンチに戻ると声を張り上げた。ロッテ・ソトが四回無死一、二塁で6号3ラン。おなじみのポーズを満面の笑みで披露した。「とにかく勝つことが重要なんだ! それだけだ。最後まで頑張るよ。ありがとう」DeNAから移籍1年目の助っ人は、巨人・堀田の145キロの高め直球をうまく捉えて右翼席へ。前夜は18失点と大敗したチームだが、この日は貴重な先制点をたたき出した。この3連戦は巨人の「レジェンズデー」として行われており、巨人OBで現役時代に「ゲッツ!!」のパフォーマンスで球場を沸かせたラミレス氏が始球式に登場。また、「ゲッツ」の元祖であるお笑い芸人、ダンディ坂野もゲストとして来場しており、2人の前でのパフォーマンスとなった。恩師を慕っての〝ラミちゃんポーズ〟だ。ソトにとってラミレス氏は、DeNA時代の2018年から20年までの監督にあたる。今季ロッテに加入すると、「ゲッツ」は安打や本塁打を放った際の定番のポーズに。ロッカーが隣の大下と始め、本家の指1本ではなくラミレス氏がやっていたように指2本で行う。ソトは「ラミちゃんへの恩返しなんだ。尊敬の意味も込めている」と明かす。今季ワースト23安打18失点の大敗から一夜。嫌なムードを吹き飛ばす一発でナインを活気づけた。
◆巨人・坂本勇人内野手(35)が九回無死から右前打を放ち、通算安打数を2371とした。ロッテ・横山が投じた151キロの直球を逆らわずに右方向へはじき返した。通算2371安打はプロ野球歴代12位の落合博満に並ぶ記録となった。
◆ロッテの種市が8回4安打無失点で4勝目を挙げた。威力ある速球が制球良く決まり、9奪三振の好投。打線は四回にソトの3ランで先制し、九回に佐藤の適時二塁打で加点した。巨人は九回に反撃したが及ばなかった。
◆ロッテ・種市篤暉投手(25)が8回124球を投げ、4安打無失点に抑えた。前夜に23安打18失点された巨人打線をシャットアウトし、4勝目を手にした。何度も吠えて雄たけびをあげた。六回は無死一、二塁としたが、岡本和を空振り三振、坂本を三ゴロ、最後は立岡を152キロの直球で空振り三振に仕留めた。無失点に抑えきると、グラブをたたいて気持ちをあらわにする姿があった。これでチームは11連勝後の連敗を2でストップ。嫌な流れを断ち切る強気の投球で、勝利に導いた。
◆巨人は、4点を追う九回に3点を返す追い上げを見せるも、あと一本が出ず敗戦。連勝は2でストップしたが、阿部慎之助監督(45)は「明日につながると思います」と前を向いた。前日4日に、23安打18得点を挙げた打線だったが、この日はロッテ先発・種市の前に八回まで散発4安打と沈黙。3点を追う六回無死一、二塁では、岡本和、坂本、立岡の上位打線が凡退するなど、チャンスでの一本が出なかった。交流戦では、2カード連続で勝ち越している指揮官は「(終盤に)いい粘りも見せましたし、バシッと切り替えて明日、勝ち越せるように頑張ります」と気持ちを切り替えた。
◆巨人・阿部慎之助監督(45)が外野の守備位置について言及。「ヘルナンデスをセンター、丸をライトで固定していきたい」と明かした。4日は左翼に丸、中堅に立岡、右翼にヘルナンデスが先発。5日はシャッフルされ、左翼に立岡、中堅にヘルナンデス、右翼に丸が入っていた。
◆背番号6のレジェンドに追いついた。巨人・坂本勇人内野手(35)が、0-4の九回先頭で右前打をマーク。通算2371安打とし、自身と同じ背番号6をつけた歴代12位の落合博満に肩を並べたが「通算は並んだかもしれないですけど、レベルが違い過ぎて、(落合氏の)足元にも及ばない」と3度の三冠王に輝いた強打者に敬意を表し、謙遜気味に振り返った。節目の一打が、鳴りを潜めていた打線を奮起させた。前日4日に、23安打18得点の歴史的大勝を飾った打線はこの日、ロッテ先発・種市の前に八回まで散発4安打と沈黙。試合にこそ敗れたが、敗色濃厚の九回に坂本の一打を足掛かりに、土壇場で3点を返す意地を見せた。数々の金字塔を打ち立ててきた右打者だが、「通算の何本とかは何も考えていない」ときっぱり。チームの勝利のために積み重ねてきた一打で「打撃の神様」川上哲治らそうそうたるメンバーを追い越してきた。「今までどれくらい打ったかは、グラウンドでは何も助けてくれない。そういう気持ちでいまもやっている」。チームの大黒柱は足元を見つめ、通算安打記録で球団2位の長嶋茂雄の2471本、同1位・王貞治の2786本に一歩ずつ近づいていく。(樋口航)
◆勝利をゲッツ!! ロッテは5日、巨人2回戦(東京ドーム)に4―3で競り勝った。前日4日に今季ワーストの23安打18失点で2-18の大敗を喫した相手にリベンジ。1日まで11連勝した後の連敗を2で止めた。ネフタリ・ソト内野手(35)が四回、右翼席へ先制の6号3ラン。今季DeNAから加入した助っ人が嫌なムードを断ち切る一発を放ち、勝利に導いた。ダイヤモンドを一周し、ベンチに戻ると声を張り上げた。「ゲッツ!!」。ソトが四回に巨人ファンで埋まる右翼席へ先制の6号3ラン。今季から始めた定番のポーズでナインを鼓舞し、勝利への道筋を作った。「ラミちゃんの前で打ててすごくよかった。とてもいい当たりだった。チームに流れをもってくることができたと思う」前夜は23安打18失点と大敗。1日まで11連勝したが、その後に2連敗と嫌なムードを、今季DeNAから加入した新助っ人が救った。四回は無死一、二塁から堀田の外角直球を右翼席へ。大きな一発で、4番がチームを勝利に導く仕事をした。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
6 | 2 | 0 | 0.750 (↑0.036) | - (-) |
10 | 24 (+5) | 14 (+1) | 3 (-) | 6 (-) |
0.232 (-) | 1.570 (↑0.08) |
1 (-) |
楽天 |
6 | 2 | 0 | 0.750 (↑0.036) | 0 (-) |
10 | 30 (+3) | 23 (+2) | 5 (+1) | 5 (-) |
0.271 (↑0.011) | 2.730 (↑0.27) |
3 (2↑) |
ロッテ |
4 | 2 | 2 | 0.667 (↑0.067) | 1 (-) |
10 | 25 (+4) | 37 (+3) | 4 (+1) | 3 (+1) |
0.256 (↓0.008) | 4.380 (↑0.19) |
4 (3↓) |
巨人 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↓0.089) | 1 (↓1) |
10 | 42 (+3) | 19 (+4) | 3 (-) | 6 (+1) |
0.285 (↓0.008) | 2.290 (↓0.23) |
5 (1↓) |
日本ハム |
4 | 3 | 0 | 0.571 (↓0.096) | 1.5 (↓1) |
11 | 34 (-) | 18 (+6) | 6 (-) | 1 (-) |
0.307 (↓0.016) | 2.290 (↓0.33) |
6 (-) |
DeNA |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 2 (↓1) |
10 | 25 (+1) | 29 (+2) | 7 (+1) | 2 (+1) |
0.256 (↑0.001) | 3.360 (↑0.2) |
7 (2↑) |
ヤクルト |
3 | 3 | 2 | 0.500 (↑0.1) | 2 (-) |
10 | 29 (+7) | 29 (+2) | 6 (+2) | 5 (+1) |
0.233 (↑0.006) | 3.500 (↑0.23) |
8 (2↑) |
ORIX |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↑0.089) | 3 (-) |
10 | 16 (+2) | 27 (+1) | 1 (+1) | 5 (-) |
0.218 (↓0.006) | 3.130 (↑0.3) |
8 (2↑) |
広島 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↑0.089) | 3 (-) |
10 | 28 (+6) | 23 (-) | 4 (+1) | 3 (-) |
0.238 (↑0.002) | 2.290 (↑0.34) |
8 (1↓) |
中日 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↓0.054) | 3 (↓1) |
10 | 11 (+1) | 16 (+5) | 2 (-) | 4 (-) |
0.194 (↓0.001) | 1.210 (↑0.02) |
8 (1↓) |
西武 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↓0.054) | 3 (↓1) |
10 | 15 (+2) | 28 (+7) | 4 (-) | 2 (+1) |
0.188 (↑0.003) | 3.210 (↓0.6) |
12 (-) |
阪神 |
1 | 6 | 0 | 0.143 (↓0.024) | 4.5 (↓1) |
11 | 12 (+2) | 28 (+3) | 2 (-) | 2 (-) |
0.206 (↑0.006) | 3.120 (↑0.02) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
28 | 24 | 4 | 0.538 (↓0.011) | - (-) |
87 | 155 (+3) | 137 (+4) | 24 (-) | 31 (+1) |
0.238 (-) | 2.300 (↓0.03) |
2 (-) |
広島 |
25 | 22 | 4 | 0.532 (↑0.01) | 0.5 (↓1) |
92 | 158 (+6) | 129 (-) | 24 (+1) | 27 (-) |
0.241 (-) | 2.320 (↑0.04) |
3 (-) |
阪神 |
26 | 25 | 4 | 0.510 (↓0.01) | 1.5 (-) |
88 | 161 (+2) | 156 (+3) | 25 (-) | 17 (-) |
0.221 (↑0.001) | 2.290 (↓0.01) |
4 (-) |
DeNA |
25 | 28 | 1 | 0.472 (↓0.009) | 3.5 (-) |
89 | 173 (+1) | 199 (+2) | 28 (+1) | 32 (+1) |
0.246 (-) | 3.330 (↑0.02) |
5 (-) |
中日 |
23 | 27 | 5 | 0.460 (↓0.009) | 4 (-) |
88 | 137 (+1) | 164 (+5) | 22 (-) | 17 (-) |
0.234 (↓0.001) | 2.590 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
21 | 29 | 4 | 0.420 (↑0.012) | 6 (↑1) |
89 | 190 (+7) | 186 (+2) | 38 (+2) | 25 (+1) |
0.237 (↑0.001) | 3.290 (↑0.03) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
35 | 15 | 2 | 0.700 (↑0.006) | - (-) |
91 | 221 (+5) | 116 (+1) | 34 (-) | 40 (-) |
0.257 (-) | 1.980 (↑0.02) |
2 (1↑) |
ロッテ |
28 | 20 | 5 | 0.583 (↑0.009) | 6 (-) |
90 | 164 (+4) | 174 (+3) | 25 (+1) | 19 (+1) |
0.245 (↓0.001) | 3.020 (-) |
3 (1↓) |
日本ハム |
29 | 21 | 2 | 0.580 (↓0.012) | 6 (↓1) |
91 | 186 (-) | 158 (+6) | 27 (-) | 45 (-) |
0.250 (↓0.001) | 2.700 (↓0.03) |
4 (-) |
楽天 |
24 | 28 | 1 | 0.462 (↑0.011) | 12 (-) |
90 | 171 (+3) | 220 (+2) | 19 (+1) | 36 (-) |
0.241 (↑0.002) | 3.880 (↑0.06) |
5 (-) |
ORIX |
22 | 30 | 2 | 0.423 (↑0.011) | 14 (-) |
89 | 160 (+2) | 175 (+1) | 18 (+1) | 24 (-) |
0.240 (↓0.001) | 2.880 (↑0.03) |
6 (-) |
西武 |
18 | 35 | 0 | 0.340 (↓0.006) | 18.5 (↓1) |
90 | 133 (+2) | 195 (+7) | 27 (-) | 25 (+1) |
0.210 (-) | 3.280 (↓0.08) |
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