1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 6 | 1 | 0 |
勝利投手:大関 友久(3勝0敗0S) 敗戦投手:小笠原 慎之介(2勝5敗0S) |

![]() |
![]() |
![]() |
◆ソフトバンクが5連勝。ソフトバンクは2回表、海野の適時打で先制する。続く3回には近藤、柳町、廣瀬の3者連続適時打が飛び出し、一挙4点を追加した。投げては、先発・大関が5回無失点で今季3勝目。敗れた中日は先発・小笠原が試合をつくれず、打線も振るわなかった。
◆中日先発は小笠原慎之介。小笠原は交流戦で通算4勝しているが、白星はすべて楽天戦。他5チームとの対戦では通算13試合で0勝7敗とまだ勝てていない。ソフトバンク戦は過去2試合に投げ、16年5月31日に5回1失点、21年5月26日に6回2/3で1失点といずれも勝利投手の権利を得ていたが、リリーフ陣の失点で勝利できなかった。ソフトバンクとの3度目の対戦では白星を挙げて、パ・リーグ2チーム目からの勝利となるか。
◆中日は球団公式マスコットのドアラが4日に続き、体調不良で、この日の出演を見送ることを公式ホームページで発表した。「楽しみにされていたお客さまには大変申し訳ございませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます」と記した。ドアラは4日にSNSを通じて「どうもドアラです。いろんな人に迷惑かけます...。ゴメンナサイ。普通に野球あります。交流戦は楽しんでください。なにかしら頑張ろう。」(原文まま)と発していた。チームはこの日から9日楽天戦まで本拠地6連戦中だ。
◆ソフトバンクのドラフト3位ルーキー、広瀬隆太内野手(23)がプロ初打点を記録した。3回に近藤、柳町の適時打で4-0とし、なお2死二塁で小笠原の外角に落ちるチェンジアップを右前に運んだ。広瀬は「いい流れで打席に入ることができたので、思い切っていくことができました。初のタイムリーヒットとなり、素直にうれしいです」とコメントした。2回の第1打席でも右前打。前日4日の同戦では最終打席にプロ初安打を放っており、日をまたいで3打席連続安打となった。「このあとも結果で応えられるように頑張っていきます」と気を引き締めた。慶大では東京6大学野球で早大・岡田彰布(現阪神監督)に並ぶ歴代4位タイの通算20本塁打を放った右の長距離砲。同じ二塁手の牧原大、三森が故障離脱するなかで存在感を出している。広瀬隆太(ひろせ・りゅうた)2001年(平13)4月7日、東京都生まれ。幼稚舎(小学校)から大学まで慶応に通う生粋の慶応ボーイで、23年ドラフト3位で入団。東京6大学野球では歴代4位タイとなる20本塁打をマークした。俳優の石原裕次郎さんを思わせる風貌にスカウトからは「立派な眉毛は昭和のスターみたい」と言われた。5月28日にプロ初昇格。推定年俸は1000万円。181センチ、88キロ。右投げ右打ち。
◆/3打席連続安打\陸の王者がお目覚めか廣瀬隆太がプロ初打点&初マルチを記録?#プロ野球(2024/6/5)?? 中日×ソフトバンク??Live on DAZN新プラン登場「DAZN BASEBALL」 初月無料!6/17までさらにいま加入するとUber Eats のクーポンをプレゼント#最高を決める20日間 #交流戦 pic.twitter.com/ARRYTcXrav
◆ソフトバンクの慶応トリオが躍動している。まずは"長男"。5年目27歳の柳町達外野手は「6番・右翼」で先発出場。第1打席に四球を選び先制のホームを踏んだ。第2打席は2死二塁で中前適時打。5回の守備では福永の右翼フェンス際の飛球をジャンピングキャッチする好プレーを見せた。柳町は慶応-慶大を経て19年ドラフト5位で入団している。次に"次男"の正木智也外野手は2軍でパンチ力を見せた。ウエスタン・リーグ中日戦は1軍本拠地のみずほペイペイドームで行われており、5回に4号2ラン。実績十分な左腕、中日大野雄大から左翼席中段に確信アーチを描いた。正木は3年目の24歳。慶応-慶大を経て21年ドラフト2位で入団している。最後に"三男"はルーキー広瀬隆太内野手だ。1軍中日戦に「7番・二塁」でスタメン出場し、3回にプロ初打点を記録。2回の第1打席でも右前打、前日4日の同戦では最終打席にプロ初安打を放っており、日をまたいで3打席連続安打となった。広瀬は1年目の23歳。こちらも慶応-慶大を経て23年ドラフト3位で入団している。さらに背番号も31が正木、32が柳町、33が広瀬という連番。1、2軍で戦う場所は違うが、ホークスの誇る慶応トリオが輝いている。
◆中日岩崎翔投手(34)が802日ぶりに1軍マウンドに上がった。5点ビハインドの8回に4番手で登板。山川を二飛、緒方を左飛に打ち取り、柳町に右二塁打を許したが、広瀬を遊ゴロに打ち取った。最速は153キロを計測した。岩崎は21年オフ、ソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償で中日移籍。22年3月26日巨人戦(東京ドーム)で初登板したが、先頭に四球で降板。右肘の違和感から同年9月にトミー・ジョン手術などを受け、育成契約を結び直してリハビリ、調整を続けてきた。4日に支配下選手登録され、同日に出場選手登録された際には「非常にうれしい。またここからスタート。身の引き締まる思い」とコメント。この日、場内に登板をコールされた際には、中日側だけでなく、左翼ソフトバンク応援団からも、歓声、拍手が送られていた。
◆パ・リーグ首位のソフトバンクが両リーグ最速で貯金20に到達した。貯金20はリーグ優勝と日本一に輝いた20年以来4年ぶり。52試合以内での到達は16年以来8年ぶりとなった。2回に海野の適時打で先制。3回はドラフト3位の広瀬がプロ初打点を記録するなど一挙4得点を奪った。先発大関は5回4安打無失点の好投で勝利に貢献した。今季は10勝、20勝、30勝、貯金10、チーム200得点なども12球団一番乗り。6月1日には主砲柳田が右ハムストリングを痛めて登録抹消されたが、柳田不在後は4戦4勝。チーム一丸で白星を積み重ねている。
◆中日は2リーグ制後の通算1万試合に到達したが、連敗で同通算5000勝に足踏みした。先発小笠原が3回までに味方の失策もからみ5失点。打線もソフトバンク先発大関らを打ち崩せず、8回に細川の適時打で1点を返すのが精いっぱいだった。立浪監督は「昨日、今日とミスから失点した。同じミスを繰り返さないようにやっていく」と話した。21年から続いた交流戦でのソフトバンク戦勝ち越しも止まった。
◆ソフトバンク大関友久投手(26)が5回4安打無失点で無傷の3勝目を手にした。スライダーと直球中心の配球で三塁を踏ませず「スライダーが結構決まっていて、インコースのストレートも良いボールがあったと思います。そのコンビネーションが良かった」と振り返った。これで5月19日西武戦の1回に失点して以来、19イニング連続無失点だ。
◆ソフトバンク海野隆司捕手(26)のバットが勝利を呼んだ。0-0の2回2死一、三塁で先制&決勝の右前適時打。14打席ぶりのヒットでチームを5連勝に導いた。「絶対にチャンスを生かそうと気合が入りました。積極的にスイングを仕掛けにいった結果がタイムリーになったと思います」。守っても5投手を1失点リレーで貢献した。
◆鷹の大物ルーキーが"初物ずくめ"の大活躍だ! 「日本生命セ・パ交流戦」でソフトバンク広瀬隆太内野手(23)がプロ初適時打&初打点をマークした。4-0の3回2死二塁からダメ押しの右前タイムリー。2回も右前打でプロ初のマルチ安打。前日4日にプロ初安打を放ったドラフト3位がこの日もバットで存在感を示した。チームは今季4度目の5連勝とし、両リーグ最速の貯金20に到達した。左翼スタンドから「広瀬コール」が敵地に響き渡った。「広瀬! 広瀬!」。3回時の二塁の守備位置からもはっきりと耳に届く。「やっとチームに貢献できたっていう思い」。1軍で結果を残す喜びを感じる瞬間だった。試合後プロ初のヒーローインタビューで「一生思い出に残るナゴヤドーム(バンテリンドーム)になった」。初々しく声を弾ませ、期待の背番号33が新たな1歩を踏み出した。"初物ずくめ"の一打となった。4-0の3回2死二塁。中日小笠原からプロ初タイムリーを放った。2球で追い込まれてからの3球目。外角チェンジアップにしぶとく食らいついた。打球は右前へ。二塁走者の柳町が生還し、プロ初打点がついた。「追い込まれていたので逆方向を意識した。理想の形でヒットが出た」。2回2死一塁の第1打席も右前打。2ケタ勝利の実績を持つ左腕から価値あるプロ初のマルチ安打だった。ルーキーらしからぬ動じない強さがある。前日4日にプロ初安打をマークしたばかり。デビュー6試合目、17打席目と遅めの1本も「あると思います。調子が悪い時とかは16打席(ノーヒット)ぐらいなら」と気にしなかった。「焦ったら負けなので。淡々と自分のやるべきことを徹底して」。アマ時代からその姿勢は変わらない。慶大の東京6大学野球で通算20本塁打を積み上げた。早大・岡田彰布(現阪神監督)に並ぶ歴代4位タイの実績を引っさげてプロ入りした。チームは今季4度目の5連勝とし、貯金20到達は両リーグ最速だ。リーグのみならず、交流戦もがっちり首位キープだ。広瀬は「すごいチャンスだと思う。このチャンスをものにできるように」。正二塁手の牧原大、三森は負傷で離脱中。一気の定位置奪取へ、未来のスラッガーは鼻息が荒かった。【佐藤究】▽ソフトバンク吉本2軍打撃コーチ(開幕からファームで広瀬を指導)「クールに見えますが、勝負に対する熱い心を持っている。2軍で凡打が続いた時はベンチで叫んだりしたこともあった。センターから右に打ちなさいという話はずっとしていて、1軍での安打は全部センターから右でしょう? それはいい傾向だと思いますよ」広瀬隆太(ひろせ・りゅうた)2001年(平13)4月7日、東京都生まれ。幼稚舎(小学校)から大学まで慶応に通う生粋の慶応ボーイで、23年ドラフト3位で入団。東京6大学野球では歴代4位タイとなる20本塁打をマークした。俳優の石原裕次郎さんを思わせる風貌にスカウトからは「立派な眉毛は昭和のスターみたい」と言われた。5月28日にプロ初昇格。推定年俸は1000万円。181センチ、88キロ。右投げ右打ち。
◆パ・リーグ首位のソフトバンクが両リーグ最速で貯金20に到達した。貯金20はリーグ優勝と日本一に輝いた20年以来4年ぶり。52試合以内での到達は16年以来8年ぶりとなった。今季は10勝、20勝、30勝、貯金10、チーム200得点なども12球団一番乗り。6月1日には主砲柳田が右ハムストリングを痛めて登録抹消されたが、柳田不在後は4戦4勝。チーム一丸で白星を積み重ねている。小久保監督の一問一答は以下の通り。-広瀬にプロ初のタイムリー小久保監督 打席の内容はそんなに悪くなかったんでね。1本出てホッとしたのもあるでしょうし。もともとずっと右方向に打てていたので。ああいうヒットがファームでも多かった。ああいうヒットが出てくると彼のスタイルなんでしょうね。長打は求められるところでしょうけど、まずはセンター中心にコンタクトしていったらいいと思います。-大関は5回で交代小久保監督 まぁまぁ。プラン通りです。-広瀬の(二塁)守備は小久保監督 十分。僕が2年目にレギュラー取った年のセカンドよりはるかにうまいです。自信を持って送り出せる。-両リーグ最速の貯金20に到達小久保監督 そんなんはどうでもいい。
◆ファームの首脳陣も当然、気になる。ソフトバンクのドラフト3位ルーキー広瀬隆太内野手(23)がプロ初打点を記録した。2軍中日戦の采配を終え、松山秀明2軍監督(57)は声を弾ませた。「広瀬ね、おぉ。聞きましたよ。はい。2安打までは聞いたんですよ」前日4日のプロ初安打から3打席連続安打。「それ以上はなかった? ハハハ、そうか。ヒーローインタビューも? おぉー。なんか、うれしいですね」わが子の活躍のように喜んだ。広瀬は開幕2軍スタートだった。約2カ月半、ファームで預かった選手だ。「彼は本当に思い切りもいいし、ボールに食らいついていくこともできる。気持ちが出過ぎてしまうといつも引っかけてショートゴロになる。センター方向に謙虚なバッティングをすればいいバッティングをするんですけどね。強引に打つ時もあるから、それは気になってたんだけどね」広瀬の3安打は全て中堅から右翼。教えを忠実に遂行した。「まだまだ彼はこれから。でもまずは、あれだけチャンスをもらっていることに感謝した方がいいね(笑い)。ヒットが出るまでの打数が多かったんでね。なかなか我慢してもらえないところ。本当にありがたいこと」手塩にかけて指導した吉本亮2軍打撃コーチ(44)は広瀬の人柄を明かした。 「クールに見えますが、勝負に対する熱い心を持っている。2軍で凡打が続いた時はベンチで叫んだりしたこともあったよ」。寡黙な慶応ボーイではなく「プロとして当然必要なこと」という闘争心を持つ。「1軍での安打は全部センターから右でしょ? 右バッターの基本だけど、それはいい傾向。彼はボールに対しての入り方、姿勢がいい。それを無理に引っ張ると肩が回って崩れる。だからセンターからやや右に打ちなさいって話はずっとしてました。それが彼の長所なので」。プロ1年目の23歳。未来は明るい。【只松憲】
◆中日は「1番・三塁」で福永裕基内野手(27)が先発出場する。1番での起用は5月6日の巨人戦(バンテリンドーム)で「1番・左翼」で出場して以来。アレックス・ディカーソン外野手(34)が「3番・左翼」、この日出場選手登録された宇佐見真吾捕手(31)が「7番・捕手」で出場する。
◆ソフトバンクが二回、「8番・捕手」の海野隆司捕手(26)が右前適時打を放って先制した。2死から柳町達外野手(27)が四球を選んで出塁。さらにD3位・広瀬隆太内野手(23)=慶大=がライトへの安打を放って一、三塁とチャンスを広げ、打席は海野。カウント1ストライクから中日先発・小笠原の2球目を右前にはじき返した。バットで貢献し「絶対にチャンスを生かそうと気合が入りました。積極的にスイングを仕掛けにいった結果がタイムリーになったと思います。勝ちにつなげられるようにピッチャーをリードしていきたいです」と声を弾ませた。4連勝中のチームは4試合連続の先制点を挙げ、幸先よい序盤となった。
◆ソフトバンクが三回に近藤健介外野手(30)がレフトオーバーの2点適時打、さらに柳町達外野手(27)が中前へ適時打を放つなど3本のタイムリーを浴びせて5-0とリードを広げた。二回に海野隆司捕手(26)のタイムリーで先制したソフトバンク打線は三回、さらに小笠原を攻めた。先頭の四球で出塁し、1死二塁から敵失などで得た2死一、三塁のチャンス。近藤は1-1から小笠原の内角直球を振り抜いた。打球は左翼手ディカーソンの頭上を越えてワンバウンドで左翼フェンスに到達。2者を迎え入れる二塁打で3-0とした。なお2死二塁で続く柳町が2ボールから中前にはじき返して4-0。さらに2死二塁から、D3位・広瀬隆太内野手(23)が右前に適時打を放って5-0とし、一気に点差を広げた。近藤は「とにかく自分のスイングをすることだけを考えました。しっかりと振り抜くことができました。大きい追加点を取るバッティングができてよかったです」と振り返った。
◆中日先発の小笠原慎之介投手(26)は5回6安打5失点と振るわなかった。立ち上がりは無難に無失点で滑り出したが、二回に2死から四球で走者を出すと、ソフトバンクD3位・広瀬隆太内野手(慶大)、海野隆司捕手(27)に連打を浴びて先制点を献上。三回には先頭への四球と味方の失策などで招いた2死一、三塁から近藤に2点二塁打、さらに、柳町、広瀬にも適時打を食らって0-5と一気にリードを広げられた。四回と五回はゼロに抑えたが、五回の攻撃で代打を送られ降板。直前まで9試合連続でクオリティースタート(QS、先発で6回以上を投げて自責点3以下)だったが、この日は勢いがストップ。1950年の2リーグ制以降の球団1万試合目となった節目の日に任されたマウンドは残念な内容となった。中日・小笠原 「先制点を取られてしまい、その後粘れませんでした」
◆快投を期待したスタンドからため息が漏れた。中日先発の小笠原は前半五回までに5点を失い、相手に主導権を渡してしまった。「これまでNPBを支えてくれた人がたくさんいる。その人たちに感謝の気持ちを持ちながらマウンドに立ちたい」登板前にそう話していた左腕エース。セ・リーグ球団1万試合目を迎え、同じく2リーグ制以降の球団5000勝目がかかった試合。節目の日に先発を任され、歴史に思いを致して気持ちを高めてマウンドに臨んだはずだった。しかし、序盤で早くもつまずいた。一回は先頭を死球で出したが、今宮を三ゴロ併殺打に仕留めるなど3人で抑えてスタート。だが二回、先頭から2死を取ったが、柳町への四球から広瀬、海野に連打を浴びて先制点を献上。三回にも先頭への四球から2死一、三塁のピンチを招くと、近藤に2点二塁打。さらに柳町と広瀬にもタイムリーを食らって0-5と一気にリードを広げられた。「先制点を取られてしまい、その後粘れませんでした」前回5月29日の西武戦(バンテリンドーム)では8回1失点の快投で9試合連続クオリティースタート(QS、先発で6イニング以上投げて自責点3以下)。防御率も1・72と好調だったが、この日は大量失点で勢いがストップした。(上阪正人)
◆中日は5点ビハインドの八回、4日に育成から支配下登録された岩崎翔投手(34)が4番手で今季初登板し、1位イニングをゼロに抑えた。先頭の山川を二飛。途中出場の緒方を左飛、柳町に右翼線二塁打を許して2死二塁のピンチを招いたが、広瀬を遊ゴロに抑えた。2022年に右肘の側副靭帯再建術トミー・ジョン手術を受けて育成契約となり、リハビリ生活を経て今春から実践に復帰。4日に支配下へ返り咲いた。2022年3月26日の巨人戦(東京D)以来、802日ぶりの1軍戦登板で役割を果たした。
◆中日は八回、細川成也外野手(25)が右前適時打を放って1ー5とした。先頭の福永裕基内野手(27)が内野安打、村松開人内野手(23)が四球を選ぶなどして得た1死一、二塁。細川はカウント1-2からソフトバンク4番手・又吉の内寄りのシュートを逆方向へ打ち返した。打球は一、二塁間を抜いて、右前へ。二走の福永が本塁に滑り込んで生還。4番打者の2試合連続のタイムリーで1点を返した。
◆中日はソフトバンクに敗れて2連敗。先発した小笠原慎之介投手(26)は二回に先制を許すと三回に4点を奪われ、5回6安打5失点と試合をつくれなかった。打線は5点を追う八回に細川成也外野手(25)の適時打で1点を返したのみだった。1950年の2リーグ制以降の通算1万試合目を迎えた節目を勝利で飾れず、同じく2リーグ制以降の通算5000勝目もおあずけとなった。
◆2リーグ制以降の球団通算1万試合目を勝利で飾れなかった。2022年の右肘内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を経て、育成から支配下に返り咲きした岩崎が八回、約2年3カ月ぶりに登板し、山川を二飛に抑えるなど1回を1安打無失点。最速153キロをマークしたが「球はまだまだ。技術的にもっと上げていかないと」と上を見据えた。立浪監督は「勝っているときに投げられるように」と期待した。

<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
6 | 2 | 0 | 0.750 (↑0.036) | - (-) |
10 | 24 (+5) | 14 (+1) | 3 (-) | 6 (-) |
0.232 (-) | 1.570 (↑0.08) |
1 (-) |
楽天 |
6 | 2 | 0 | 0.750 (↑0.036) | 0 (-) |
10 | 30 (+3) | 23 (+2) | 5 (+1) | 5 (-) |
0.271 (↑0.011) | 2.730 (↑0.27) |
3 (2↑) |
ロッテ |
4 | 2 | 2 | 0.667 (↑0.067) | 1 (-) |
10 | 25 (+4) | 37 (+3) | 4 (+1) | 3 (+1) |
0.256 (↓0.008) | 4.380 (↑0.19) |
4 (3↓) |
巨人 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↓0.089) | 1 (↓1) |
10 | 42 (+3) | 19 (+4) | 3 (-) | 6 (+1) |
0.285 (↓0.008) | 2.290 (↓0.23) |
5 (1↓) |
日本ハム |
4 | 3 | 0 | 0.571 (↓0.096) | 1.5 (↓1) |
11 | 34 (-) | 18 (+6) | 6 (-) | 1 (-) |
0.307 (↓0.016) | 2.290 (↓0.33) |
6 (-) |
DeNA |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 2 (↓1) |
10 | 25 (+1) | 29 (+2) | 7 (+1) | 2 (+1) |
0.256 (↑0.001) | 3.360 (↑0.2) |
7 (2↑) |
ヤクルト |
3 | 3 | 2 | 0.500 (↑0.1) | 2 (-) |
10 | 29 (+7) | 29 (+2) | 6 (+2) | 5 (+1) |
0.233 (↑0.006) | 3.500 (↑0.23) |
8 (2↑) |
ORIX |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↑0.089) | 3 (-) |
10 | 16 (+2) | 27 (+1) | 1 (+1) | 5 (-) |
0.218 (↓0.006) | 3.130 (↑0.3) |
8 (2↑) |
広島 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↑0.089) | 3 (-) |
10 | 28 (+6) | 23 (-) | 4 (+1) | 3 (-) |
0.238 (↑0.002) | 2.290 (↑0.34) |
8 (1↓) |
中日 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↓0.054) | 3 (↓1) |
10 | 11 (+1) | 16 (+5) | 2 (-) | 4 (-) |
0.194 (↓0.001) | 1.210 (↑0.02) |
8 (1↓) |
西武 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↓0.054) | 3 (↓1) |
10 | 15 (+2) | 28 (+7) | 4 (-) | 2 (+1) |
0.188 (↑0.003) | 3.210 (↓0.6) |
12 (-) |
阪神 |
1 | 6 | 0 | 0.143 (↓0.024) | 4.5 (↓1) |
11 | 12 (+2) | 28 (+3) | 2 (-) | 2 (-) |
0.206 (↑0.006) | 3.120 (↑0.02) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
28 | 24 | 4 | 0.538 (↓0.011) | - (-) |
87 | 155 (+3) | 137 (+4) | 24 (-) | 31 (+1) |
0.238 (-) | 2.300 (↓0.03) |
2 (-) |
広島 |
25 | 22 | 4 | 0.532 (↑0.01) | 0.5 (↓1) |
92 | 158 (+6) | 129 (-) | 24 (+1) | 27 (-) |
0.241 (-) | 2.320 (↑0.04) |
3 (-) |
阪神 |
26 | 25 | 4 | 0.510 (↓0.01) | 1.5 (-) |
88 | 161 (+2) | 156 (+3) | 25 (-) | 17 (-) |
0.221 (↑0.001) | 2.290 (↓0.01) |
4 (-) |
DeNA |
25 | 28 | 1 | 0.472 (↓0.009) | 3.5 (-) |
89 | 173 (+1) | 199 (+2) | 28 (+1) | 32 (+1) |
0.246 (-) | 3.330 (↑0.02) |
5 (-) |
中日 |
23 | 27 | 5 | 0.460 (↓0.009) | 4 (-) |
88 | 137 (+1) | 164 (+5) | 22 (-) | 17 (-) |
0.234 (↓0.001) | 2.590 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
21 | 29 | 4 | 0.420 (↑0.012) | 6 (↑1) |
89 | 190 (+7) | 186 (+2) | 38 (+2) | 25 (+1) |
0.237 (↑0.001) | 3.290 (↑0.03) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
35 | 15 | 2 | 0.700 (↑0.006) | - (-) |
91 | 221 (+5) | 116 (+1) | 34 (-) | 40 (-) |
0.257 (-) | 1.980 (↑0.02) |
2 (1↑) |
ロッテ |
28 | 20 | 5 | 0.583 (↑0.009) | 6 (-) |
90 | 164 (+4) | 174 (+3) | 25 (+1) | 19 (+1) |
0.245 (↓0.001) | 3.020 (-) |
3 (1↓) |
日本ハム |
29 | 21 | 2 | 0.580 (↓0.012) | 6 (↓1) |
91 | 186 (-) | 158 (+6) | 27 (-) | 45 (-) |
0.250 (↓0.001) | 2.700 (↓0.03) |
4 (-) |
楽天 |
24 | 28 | 1 | 0.462 (↑0.011) | 12 (-) |
90 | 171 (+3) | 220 (+2) | 19 (+1) | 36 (-) |
0.241 (↑0.002) | 3.880 (↑0.06) |
5 (-) |
ORIX |
22 | 30 | 2 | 0.423 (↑0.011) | 14 (-) |
89 | 160 (+2) | 175 (+1) | 18 (+1) | 24 (-) |
0.240 (↓0.001) | 2.880 (↑0.03) |
6 (-) |
西武 |
18 | 35 | 0 | 0.340 (↓0.006) | 18.5 (↓1) |
90 | 133 (+2) | 195 (+7) | 27 (-) | 25 (+1) |
0.210 (-) | 3.280 (↓0.08) |
コメント