阪神(★1対3☆)楽天 =交流戦1回戦(2024.06.04)・阪神甲子園球場=
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楽天
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阪神
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勝利投手:鈴木 翔天(2勝0敗0S)
(セーブ:則本 昂大(1勝0敗12S))
敗戦投手:ゲラ(0勝3敗8S)
  DAZN
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◆楽天は1点を追う5回表、村林の適時打で同点とする。そのまま迎えた延長10回には、代打・茂木と小郷の連続適時打で2点を奪い、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・鈴木翔が今季2勝目。敗れた阪神は、5番手・ゲラが精彩を欠いた。なお、この試合で楽天・鈴木大が通算1500安打を達成した。

◆阪神大山悠輔内野手(29)が試合前練習に参加し、三塁でノックを受けた。三塁手用のグラブを手に守備練習。ゴロ捕球や、送球など、丁寧にさばいた。一塁では渡辺諒内野手(29)がノックを受けた。また、この日は屋外でのフリー打撃を行わず、ランニングで汗を流した。平田勝男ヘッドコーチ(64)は「バッティングを外でやるんじゃなくて、ちょっとランニングを多めにしてということで、トレーニングコーチと。中(室内練習場)で特打ちしているから」と説明した。昨季は全143試合に「4番一塁」で出場。今季はここまで53試合に出場し、打率1割9分9厘にとどまっている。

◆阪神大山悠輔内野手(29)が先発から外れた。5月16日中日戦(バンテリンドーム)以来、今季2度目。直近5試合では21打数2安打と苦しんでいた中、甲子園では今季初のベンチスタートとなった。代わって7番一塁では渡辺諒内野手(29)が先発する。また、小幡竜平内野手(23)は20年10月13日中日戦以来、4年ぶり2度目の「2番遊撃」で出場。また、梅野隆太郎捕手(32)は先発村上頌樹投手(25)と今季初バッテリー。お互い先発でタッグを組むのは、21年8月28日広島戦(マツダスタジアム)以来となる。

◆阪神大山悠輔内野手(29)がスタメンを外れた。5月16日の中日戦(バンテリンドーム)に次いで今季2度目。昨年に続いて開幕から4番に固定されていたが、打順を7番に下げた2日のロッテ戦(ZOZOマリン)でついに打率2割を切り、セ・リーグ最下位の1割9分9厘に。得点力アップへ、試行錯誤を続ける岡田彰布監督(66)がスタメン外しを決断した。大山は試合前練習から別の動きをとっていた。ウオーミングアップを終えると、三塁用グラブをつけて三塁でノックを受けた。三塁での出場は22年が最後。普段は一塁以外でノックは受けないが、軽快な動きでゴロをさばき、一塁へのスローイングを繰り返した。その後は野手の打撃回りには入らず、外野のポール間を走って、たっぷりと汗をかいた。屋外でのフリー打撃には参加しなかった。練習後は「しっかり頑張ります。それしかないです」とだけ話した。平田勝男ヘッドコーチ(64)は「朝から来て、ずっと室内で打ってるんでね。外でちょっとランニングを多めにして」と説明した。

◆13年目の楽天鈴木大地内野手(34)が、甲子園でプロ野球史上137人目の1500安打を達成した。阪神戦に「4番三塁」で出場。残り1安打でこの試合を迎え、1回表2死一塁から右前打を放って節目に到達した。かねて1500安打への意欲を問われた鈴木大は「意識していないと言ったらウソになるので、早い形でチームに貢献しながら達成できればと思います。そこがゴールではないので早めに達成したい」と話していた。鈴木大は東洋大を経て11年ドラフト3位でロッテに入団。FA移籍で20年から楽天でプレーしている。公式戦初出場はロッテ時代の12年6月2日中日戦(QVCマリン)、初安打は同11日巨人戦(東京ドーム)。

◆歴代6位となる1214試合連続出場中の楽天浅村栄斗内野手(33)が、阪神1回戦のスタメンから外れた。今季は全試合で先発。昨季から187試合連続でスタメンに名を連ねてきたが、5月24日の日本ハム戦で右前打を放ったのを最後に30打席連続無安打の不振に陥り、今江敏晃監督(40)がベンチスタートを決断した。試合前、今江監督は浅村について「相当悩んでます。30打席打ててないっていうのはね。彼が積み上げてきたものは、普通の選手以上に大きな分厚い壁になってるんで。彼なら乗り越えられると思うし、それを一緒に乗り越えられるように支えていきたい」と話していた。浅村は西武時代の15年8月8日オリックス戦から連続試合出場を続けている。

◆俳優・山田杏奈(23)が始球式に登場した。甲子園での始球式は22年5月の楽天戦以来、2年ぶり。この試合はパナソニック株式会社が協賛する「パナソニックエコナイター」。同社のテレビCMに出演している山田が起用された。パナソニックにちなんで「87」番のユニホームを着用。大きなモーションから投げ込んだ投球はワンバウンドして、きれいに「ど真ん中」に。場内から拍手が起きた。2年前もワンバウンドで60点と自己採点していたが、今回は「75点(笑い)。ちょっと上がったかな。前よりはちょっと伸びたと思うけど、やっぱりノーバンで届かせたいと思っていたので悔しいです」と苦笑いした。阪神では桐敷拓馬投手(24)と同じ埼玉県鴻巣市出身。桐敷は2年前は1軍定着していなかったが、昨年途中から押しも押されもしない主力投手に。「うれしくて、ぜひこれから桐敷選手推しで見させていただきます」とエールを送った。

◆先発の阪神村上頌樹投手(25)が、母校の先輩にメモリアル安打を献上した。東洋大の9学年先輩、楽天鈴木大地内野手(34)から、第1打席の1回2死一塁で146キロの直球を右前にはじき返された。この一打が先輩のプロ通算1500安打目となった。その後、村上は2死一、二塁とチャンスを広げたものの、続く5番渡辺佳を空振り三振に打ち取り、無失点に抑えた。

◆貧打に苦しむ阪神に、試合序盤から早くも甲子園がざわつき始めた。楽天の先発コディ・ポンセ(30)に対して、3回まで打順1巡して、走者を出せなかった。3回もあっという間に攻撃を終えると、大きなため息が起きた。阪神は5月24日に巨人戸郷翔征投手(24)に無安打無得点試合を食らっている。さらに、ポンセは日本ハム時代の22年8月にソフトバンク相手に無安打無得点試合を達成している。

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◆阪神糸原健斗内野手(31)が高校球児ばりのガッツを見せた。3回2死一塁の守備。三塁側ファウルグラウンドに打ち上がった鈴木大地内野手(34)の飛球を追うと、最後はカメラマン席の角に身をあずけて、倒れ込みながら腕を伸ばして捕球した。甲子園のカメラマン席はグラウンドとの敷居が低く、さらに掘り下げてあるため付近のプレーは危険がともなう。たびたび高校球児がケガを恐れず飛び込むことでも知られている。

◆甲子園で記念打を決めた。楽天鈴木大地内野手(34)が、史上137人目の1500安打を達成した。阪神戦に「4番三塁」で出場。初回2死一塁、2ボールから東洋大の後輩・村上の146キロ高め直球をしぶとく右前に運び、節目に到達した。一塁上で記念ボードを高々と掲げ、球場全体から拍手が湧き起こった。「自分がプロに入ったときは誰も1500安打を達成すると思ってなかったと思います。これがゴールではないので、これからも変わらずにチームのために全力でプレーしていきます」積み重ねを大切にする。ホーム試合では全体練習の1時間ほど前にグラウンドに出て、ロングティーなどの早出練習が日課。打撃不振に苦しんだロッテ時代の18年に「このままじゃ(選手として)終わりそうだった。無駄かもしれないけど、とにかく何か毎日やろう」とルーティン化した。パートナーとして早出練習を支えるのが佐藤学打撃投手だ。移籍1年目の春季キャンプ初日に「たまたま空いてたのが佐藤さんで、声をかけさせてもらった」と鈴木大。そんな縁から2日目以降もお願いし、現在まで「専属契約」が続く。「ささいなことも気づいてくれて、腹を割っていろんな話ができますし、大切な存在です」と力を込める。チームは延長10回に勝ち越し、交流戦首位タイに浮上した。鈴木大は6回の右前打で2安打をマーク。次の大台へ再スタートを切った。「1試合1試合がほんと必死で、その積み重ねだと思う。次、2000本を目指しますとはなかなか言えないですけど、変わらず自分らしく頑張っていきたいです」。地道にコツコツと前に進む。【山田愛斗】通算1500安打=鈴木大(楽天) 4日の阪神戦(甲子園)の1回、村上から右安打を放って達成。プロ野球137人目。初安打はロッテ時代の12年6月11日の巨人4回戦(東京ドーム)で西村から。

◆阪神先発の村上頌樹投手(25)は、6回1失点でマウンドを降りた。4回には森下翔太外野手(23)の先制打で援護してもらったが、5回2死三塁で楽天村林に同点の中前適時打を浴び、試合は振り出しに戻った。6回には先頭の楽天鈴木に右前打、その後も小深田に遊撃への内野安打を浴びて2死一、二塁。ピンチを招いたが、続く太田を148キロの直球で見逃し三振に打ち取った。6回の打席で代打木浪聖也内野手(29)が告げられて交代。6回105球を投げ、6安打7奪三振、2四球1失点でマウンドを降りた。

◆阪神の三遊間が絶体絶命のピンチを救った。1-1の8回。3番手の石井大智投手(26)が2死満塁のピンチを招いた。1点もやれない場面で、小郷裕哉外野手(27)の打球は三遊間に転がった。途中出場の遊撃手・木浪聖也(29)が深い位置で逆シングルでなんとかつかむと、一塁は間に合わないため、三塁送球を選択した。打球を追いかけていた三塁手の糸原健斗内野手(31)は急いで三塁にバック。後ろ向きでベースの位置を探り、ぎりぎりのタイミングで二塁走者を封殺した。糸原はベースを踏めなかった場合も想定して、タッチする動作もしていた。

◆阪神が延長戦の末に敗れ、2位浮上とはならなかった。これで延長戦は3連敗、3勝5敗4分となった。1-1のまま迎えた延長10回に、ハビー・ゲラ投手(28)が先頭フランコに中前打を浴びると、2死二塁から茂木に勝ち越しの中越え三塁打を許し、さらに小郷に3点目の適時二塁打を浴びた。この日は不動の4番、大山悠輔内野手(29)が5月16日中日戦(バンテリンドーム)以来、今季2度目のベンチスタート。4番には3試合連続で近本光司外野手(29)が座りなど打線改造を継続し、梅野隆太郎捕手(32)が先発村上頌樹投手(25)と今季初バッテリーを組んだ。先制は阪神だった。4回、先頭の中野が楽天先発のポンセの152キロ直球を捉えて中越え三塁打を放つと、1死三塁から森下ががカーブをはじき返し、フェンス直撃の適時三塁打で1点を奪った。しかし直後の5回表、中13日で先発となった阪神村上が先頭の太田に左翼ライン際への二塁打を浴びると、2死三塁で村林にカーブをうまく打たれ、同点の中前適時打を許した。村上は6回6安打1失点2四球で降板。桐敷、石井と連打を浴びながらも無失点でしのぐと、9回にマウンドに上がったのは守護神岩崎。先頭の村林にストレートの四球を出すも、後続3人を斬ったが、延長10回にもう1人の守護神ゲラがつかまった。阪神は5月21日広島戦(マツダスタジアム)からこの試合前まで、10試合中8試合で2得点以下だったが、この日も得点不足に苦しんだ。

◆楽天浅村栄斗内野手(33)が今季初めてスタメンから外れた。昨季から187試合連続で先発に名を連ねるも、5月24日の日本ハム戦の第4打席で右前打を放ったのを最後に、30打席無安打の打撃不振。ベンチスタートとなったが、8回2死一、二塁から代打で出場し、四球を選んだ。15年8月8日オリックス戦から続く連続試合出場は1215に伸ばした。

◆阪神ヨハン・ミエセス外野手に今季13打席目で初安打が飛び出した。2点を追う延長10回1死で代打。則本の速球を力強くたたきライナーで左前に落とした。2年目の今季は5月18日に初打席。主に代打で、出塁は1四球だけだった。「負けていたので自分の打席で何かを起こせればと思っていた。塁に出たかった」。木浪の右前打で三塁にヘッドスライディングの気迫も見せた。

◆阪神岡田彰布監督(66)が試合後、大山悠輔内野手(29)とハビー・ゲラ投手(28)について「明日からファーム」と2軍行きを明言した。昨年全試合で4番に座った大山は今季も開幕から4番に固定されていたが、不振が続き、打率1割9分9厘。この日は今季2度目のスタメン落ちだった。岡田監督は「今日話したよ。本人も相当自信なくしてるから。どう打っていいか分からんいうんやから。なんていうか、体のキレやな。全然キレがないやろ、体に」と説明した。来日1年目のゲラは岩崎優投手(33)とのダブル守護神として開幕。順調に役割を果たしていたが次第に調子を落とした。延長10回に勝ち越しの2点を失い、3敗目。3試合連続の失点だった。「このまま投げとってもな、ちょっと間隔を空けんと、そら無理やろ。ベンチ置いといたら、またな、使うようになるからな」と話した。

◆虎の三遊間が大ピンチで好連係を見せた。1-1の8回。3番手の石井が2死満塁とされた。当然、1点もやれない場面で、小郷の打球は三遊間に転がった。甲子園の虎党から悲鳴があがった。だが途中出場の遊撃・木浪聖也が全力で走り、深い位置で追いついた。即座に三塁送球を選択。木浪は「三遊間にいったら三塁に投げると確認していたので、そのプレーがそのままできてよかった」と振り返った。タイミングは微妙。ここでもう1つのファインプレーがあった。打球を追いかけていた三塁手の糸原健斗が急いで三塁にバック。後ろ向きのままベースの位置を探り、直前で足も踏みかえて、送球を受けるとほぼ同時にベースに足をタッチ。ぎりぎりのタイミングで二塁走者を封殺した。ベースを踏めなかった場合も想定して、タッチにいく動作も加えていた。ベンチの岡田監督も拍手しながらホッと息をつくような様子も見せた。

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◆大山だけではない。阪神ハビー・ゲラ投手(28)も来日後初めて、2軍降格を命じられた。チームは延長で4戦連続で黒星。1-1の10回に決勝打を浴びた守護神について、岡田彰布監督(66)は「明日からファーム。このまま投げとってもな、ちょっと間隔を空けんと、そら無理やろ。なあ、ベンチ置いといたらまたな、使うようになるからな」と厳しい表情で説明。岩崎とともに、ダブル守護神を務めてきたが、勝利の方程式も崩壊するショッキングな負けになった。1-1で迎えた延長10回。先頭のフランコに中前打を浴びると、2死二塁から代打茂木に外の直球をはじき返され、中越え適時三塁打を浴びた。さらに続く小郷にも右翼へ適時二塁打を浴び2失点KO。ここまで26試合の登板で、1回持たずに降板するのは2度目だった。開幕直後の鉄壁ぶりとは遠い姿。これで5月26日の巨人戦(甲子園)から3試合連続失点となった。4月は登板13試合で防御率1・38だったが、5月の防御率は3・38。キレのあるボールが戻ってこない。指揮官も「初球からあんなに高めに行くんやから。ボールもいってないし、コントロールもなあ」と悩ましげだ。打線は5月21日広島戦(マツダスタジアム)から12試合中10試合で2得点以下と苦しむ。それでも安定感ある先発陣から鉄壁のリリーフへとつなぎ、最少失点で白星をつかんできた。だがここへきて、1位だったチーム防御率も巨人に抜かれて2位の2・28に下降。自軍の貧打ゆえの負担ものしかかるが、ここが救援陣も踏ん張りどころだろう。もう1人の守護神岩崎は、この日四球を出しながらも無失点で9回を守り抜いた。助っ人不在のブルペン総力戦で乗り切り、ここから再び接戦をもぎ取っていきたい。【磯綾乃】

◆8回に登板した阪神石井大智投手は、11試合連続無失点をマークした。先頭の渡辺佳を遊直、フランコを三ゴロに打ち取るが、小深田と太田に連打を浴びた。後続で代打浅村に4球ボールで四球を与え、2死満塁のピンチを招いた。しかし、1番小郷にカウント1-2の4球目のシンカーを遊ゴロに打ち取った。一時満塁のピンチに陥ったが、1回無失点でマウンドを降りた。

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◆不振の阪神大山悠輔内野手(29)が2軍再調整を命じられた。2年ぶりに欠場した「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦後に岡田彰布監督(66)が「相当自信をなくしているから」と説明。5日から鳴尾浜でミニキャンプを張って出直す。試合は1-1の延長10回、ハビー・ゲラ投手(28)が3安打2失点と打ち込まれて7カード連続で初戦黒星。指揮官はゲラの再調整も命じ、チームは4番と守護神が消える非常事態となった。楽天に敗れた試合後、ショッキングな事態が待っていた。チームは10回に力尽き、延長戦4連敗に今季最多4万2622人の観客もため息。約2年ぶりの欠場となり、ベンチで見守った大山も足下を見つめた。主砲について問われた岡田監督は「いや明日からファームや」と明言。開幕から約2カ月、不調に苦しむ大山を指揮官の第2次政権下で初めて、2軍降格させることを決めた。不振による2軍落ちは18年6月以来、6年ぶりだっ。ここまで53試合に出場し、打率は1割9分9厘。昨季全143試合に「4番一塁」で出場したが、1日のロッテ戦(ZOZOマリン)は7番、同2日は6番に下がっていた。この日は1-3の延長10回2死一、三塁で漆原に代わる代打の準備をしていたが、中野が打ち取られてゲームセット。22年8月18日ヤクルト戦(神宮)以来の欠場となり、連続出場も227試合で止まった。試合前練習から別メニュー調整だった。全体での屋外フリー打撃を行わず、外野のポール間や短距離ダッシュを繰り返した。約45分間走り込み、大粒の汗を流した。「しっかり頑張ります。それしかないです」の一言を残し、試合に臨んでいた。2軍調整は指揮官と2人で話し合いの場を設け決めた。岡田監督は「いやもう今日話したよ、だから。本人も相当自信なくしてるから」と説明。「俺がこうした方がええん違うかっていうとったけどな。キレを戻さんと、今のままじゃどう考えても打てないやんか、本人もどう打っていいかわからんようになってるから」。本来の姿を取り戻すため、1度戦列から離すことを決断。「(2軍戦は)出えへん。試合でどう打っていいかわからんへんのに、なんで出るんや」と補足し、2軍では体のキレを戻すため、ミニキャンプを張って調整する見込みだ。この日、延長10回に決勝打を浴びた守護神ゲラも、初の2軍降格となることが決まった。昨年日本一に導いた主砲と、新守護神がそろって降格の虎ショック。チーム全員で乗り越えるしかない。【村松万里子】阪神大山の出場選手登録抹消 直近は22年8月5日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けて特例2022で離脱し、同月19日に1軍復帰した。同年は7月にも特例2022で出場選手登録を抹消。不振による2軍降格は、入団2年目の18年6月22日までさかのぼる。このときは再調整後、7月3日に再昇格した。

◆大山さん不在のチームは俺が引っ張る。阪神森下翔太外野手(23)が3試合ぶりに「3番右翼」で出場。0-0の4回1死三塁。相手先発ポンセの126キロスライダーを振り抜き、左翼フェンスを直撃する先制三塁打を決めた。「犠牲フライでも1点が入るケースだったので。(狙う)ゾーンだけ高く置いて、あとは変わらずいつも通りの意識でやりました」岡田監督は試合後、大山の2軍調整を明言。佐藤輝を含めて昨季、主に主軸を組んだ先輩2人がそろってファーム調整となった。6日にはノイジーや井上の最短1軍昇格が可能となるが、長打の打てる背番号1にはますます主軸としての期待がかかる。1-0勝利を挙げた2日ロッテ戦(ZOZOマリン)でも、決勝点となる初回先頭打者アーチを決めた。徐々に角度のついた打球も増える中で、手応えを感じ取っている。「今は構えがある程度固まっている。あとはもう少しバットの出し方が良くなれば、打球ももっと伸びてくれると思う」5月は月間打率2割2分8厘と停滞したが、6月は3試合で8打数3安打2打点。復調気配漂う期待の男が、打線を救う。

◆9回に登板した阪神岩崎優投手(32)は、クリーンアップ相手に無失点で役割を果たした。先頭の2番村林に四球を与えたが、3番辰己を二ゴロ。村林に二塁に進まれて勝ち越しのピンチを招いたが、4番鈴木を右飛に打ち取り、5番の渡辺佳は見逃し三振に斬った。前回1日の敵地ロッテ戦で同点打を浴びるなど1回2安打1失点。「みんなが頑張っているんで、もっと自分がしっかりしないといけない」と力を込めた。ゲラの降格で単独守護神に戻りそうだ。

◆阪神桐敷拓馬投手(24)がホールドポイント(HP)でセ・リーグ1位タイに躍り出た。同点の7回。今回も1点も与えられない場面で登板機会が回ってきた。6回1失点と粘った村上からバトンを受けた。1死後、上位に2連打を浴び一、二塁とされたが左腕はあわてなかった。辰己を空振り三振、鈴木大を遊ゴロに仕留めて切り抜けた。これで8試合連続の自責ゼロ。ホールドと救援勝利を合わせたHPは17で巨人西館、広島島内と肩を並べた。ホールドは1位西館に1差の15に迫った。開幕からセットアッパーとして数々の難所を経験。ゲラが不在になるブルペンでさらに重要度は高まる。「走者は出してしまったけど、先頭を切れていたので、少し余裕を持って投げられたかと思う。次は3人で抑えられるように頑張りたい」と反省も忘れなかった。

◆今季初めて阪神村上頌樹投手(25)と組んだ梅野隆太郎捕手(32)は、高低を使いながら右腕を6回1失点に導いた。「テンポを意識して、球数を使うところは使いながら。巡り合わせ的に代打で変わったんですけど、しっかり投げて先発の役割を果たしてくれた」とねぎらった。配球については「左右だけじゃなく高低も頑張ってくれた。違う人と組んで引き出しが少しでもできて、ピッチングの幅も広がればと」と振り返った。

◆途中出場の阪神木浪聖也内野手が好守に輝いた。まずは1-1の8回の守備。1点もやれない2死満塁のピンチで打球は三遊間へ。深い位置で追いつき、即座に三塁送球を選択。「三遊間にいったら三塁に投げると確認していたので、そのプレーがそのままできてよかった」。打席でも8回に四球、延長10回2死一塁でも逆転に望みをつなぐ右前打を放って存在感を見せた。

◆阪神村上頌樹投手(25)が今季初の交流戦で粘投したが、4戦連続で白星に見放された。4回までは無失点投球を続けたが、1点リードの5回2死三塁で2番村林に中前へ運ばれて同点。6回で105球に達し、6安打1失点で降板した。「球数がいってしまっていたので。もう少しテンポ良く早い球数でいけたら、もう少しリズムができたと思う」。登板予定だった5月28日の日本ハム戦が雨天中止となり、前回登板から中13日。リフレッシュして臨んだ一戦だったが、3勝目が遠い。

◆"代打の切り札"が甲子園で輝いた。楽天茂木栄五郎内野手(30)が、値千金の決勝打を放ち、ソフトバンク、巨人と並ぶ5勝2敗の交流戦首位タイ浮上に貢献した。1-1の延長10回2死二塁。1ボールから阪神ゲラの外角156キロ直球を右中間に運ぶ適時三塁打を決めた。「ストレートが速いって情報があった。負けないように1球ではじき返そうと思って打席に入りました」と振り返った。とにかく勝負強い。スタメン出場だと29打数2安打1打点の打率6分9厘と結果を残せていないが、代打だと13打数8安打5打点の打率6割1分5厘と一変。「あんまり集中しすぎないというか、自分で自分の首を絞めないように楽な気持ちで打席に入れるように、自分の不安な要素を消していってるのがいいことなのかなと」と分析する。今江監督も茂木を絶賛した。「ここ最近、代打の神様のような存在になってくれて、非常にいい仕事をしてくれてると思います」。神様発言を伝え聞いた茂木は「全然まだまだですし、フランコが前、福島で逆転ホームランを打って、ああいうのが神様かなと。僕は僕でそんなに意識しないように頭を整理して打席に立てたらと思います」。楽天打線には、謙虚で勝負強い茂木栄五郎が欠かせない。【山田愛斗】

◆三塁手の阪神糸原健斗が隠れた"美技"を演じた。1-1の8回2死満塁。三遊間への打球をさばいた木浪から送球を受けて封殺。急いで三塁に戻り、後ろ向きで足でベースの位置を探った。ベンチの岡田監督も拍手しながらホッと息をつくような様子も見せた。邪飛をカメラマン席に倒れ込みながら好捕する場面も。敗戦後は多くを語らずロッカールームに引き揚げた。

◆阪神中野拓夢に当たりが戻ってきた。1番で出場し、4回の先頭で三塁打。浅い右中間への打球を右翼手がそらす間に悠々と三塁へ。1死後、森下の三塁打で先制のホームを踏んだ。長打は5月16日以来、66打席ぶりだった。6回にも足を生かして内野安打。ただ延長10回の2死一、三塁で三振し、最後の打者になっただけに「チャンスで打てなかった。それがすべて」と口元を結んだ。

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】阪神戦の始球式に俳優の山田杏奈が登場。甲子園で2年ぶりの投球披露はワンバウンドでど真ん中に! 自己採点は75点の内容に場内からは拍手が起きていました。

◆阪神電鉄は4日、甲子園で7日に開催する「台湾デー」で、今年4月3日に発生した「2024年台湾東部沖地震」への募金活動を実施することを発表した。場所は甲子園駅前広場特設ブースで、午後3時から同7時まで。募金は日本赤十字社を通じて台湾赤十字組織へ送られ、救援復興支援活動および防災・減災事業などに活用される。「台湾デー」は14年に映画「KANO」が台湾国内でヒットしたことにより、台湾からの多くの訪日客が甲子園に隣設する「甲子園歴史館」に来場したことをきっかけとして16年から始まり、今年が6度目の開催となる。

◆阪神・大山悠輔内野手(29)が試合前の全体練習に参加。屋外でのフリー打撃は行わず、普段の一塁とは違う三塁のポジションでのノックを受けると、甲子園外野で走り込みを行った。フリー打撃を行わなかった大砲について、岡田監督は「朝から打っとったから。昼前から」と説明。大山は「しっかり頑張ります。それしかないです」と話した。大山は今季ここまで打率・199と低調。状態を上げるべく、必死に汗を流している。

◆阪神は大山悠輔内野手(29)が今季2度目のスタメン落ち。代わって渡辺諒内野手(29)が「7番・一塁」に入った。大山がスタメン落ちするのは5月16日の中日戦(バンテリンドーム)以来。昨季は全試合で4番を務めた大山だが、ここまで打率・199と不振に苦しむ。この日の試合前全体練習でもフリー打撃は行わず、甲子園外野を走り込んで調整していた。また1番・中野、2番・小幡と新たな上位打線を形成。先発・村上と捕手・梅野は今季初バッテリーを組む。貧打に苦しむ打線を改善させるため、岡田監督が再び大きな決断を下した。

◆楽天・浅村栄斗内野手(33)が開幕から52試合目にしてスタメンから外れた。同選手は5月25日の日本ハム戦から30打席連続無安打で、ここまで打率・204、4本塁打、25打点だった。今江敏晃監督(40)は試合前、「(本人は)悩んでいます。相当、悩んでいます。彼がこれまで積み上げてきたものは、普通の選手以上に大きな壁になっているので。そこにぶち当たって、もう前に進めない状態になっている」と話していた。浅村は現在、1214試合連続出場中。

◆「パナソニックエコナイター」として開催され、女優の山田杏奈(23)が始球式に登場した。投じた一球は惜しくもホームベース手前でワンバウンドも捕手・梅野のミットに吸い込まれた。パナソニックのテレビCMに出演しており、2022年も甲子園のファーストピッチセレモニーに登場。このときの自己採点は60点だったが、この日の投球は「75点(笑)ちょっと上がったかな。前よりはちょっと伸びたかなって思ったんですけど、やっぱりノーバンで届かせたいと思っていたので悔しいです」と悔しさをにじませた。埼玉県鴻巣市出身で、阪神には同郷の桐敷拓馬投手(24)がいる。報道陣からそのことを伝え聞くと「そうなんですか!?すみません、不勉強で。今聞いて、私のことじゃないんですけど、すごくうれしくて」とびっくり。「ぜひこれから桐敷選手推しでいさせていただきたいなと思いました」と笑顔だった。

◆楽天ドラフト1位・古謝樹投手(22)=桐蔭横浜大=がチームに合流した。同投手は5月25日の日本ハム戦でプロ初登板初先発して6回2失点で敗戦投手。27日に出場選手登録を外れていた。8日の中日戦(バンテリン)での先発が濃厚で、今江監督は「今のところは(先週日曜日の)岸はそのまま行ってもらって、(先週土曜日の)松井友がロン(グリリーフ)に入るかどうかってところになってくると思います」と話した。

◆阪神・糸原健斗内野手(31)が好守をみせた。三回2死一塁。鈴木大の放った打球は三塁ファールゾーンへ。高々と舞い上がった打球を追いかけると、三塁カメラマン席ギリギリで捕球。そのまま上半身だけカメラマン席へと〝ダイブ〟したが、つかんだ白球は落とさなかった。糸原は5月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来となる三塁でのスタメン出場。チームを鼓舞する仕事人がまずは守備で盛り立てた。

◆阪神・森下翔太外野手(23)が先制の適時三塁打を放った。無安打で迎えた四回。先頭の中野がポンセの152キロ直球をはじき返すと、鋭い打球が右翼へ。スライディングキャッチを試みた右翼・小郷だったが、白球はグラブをはじいて外野を転々。中野は一気に三塁まで到達した。1死三塁で打席には森下。カウント3-1から5球目だった。126キロ変化球を振り抜くと、高々と舞い上がった打球は左翼フェンスを直撃。森下も一気に三塁へ進んだ。森下は2日のロッテ戦(ZOZOマリン)に続く2試合連続の先制打。2年目の若虎が持ち味の勝負強さを取り戻してきた。

◆阪神の先発・村上頌樹投手(25)が五回のピンチをしのげなかった。味方が1点を先制した直後のマウンド。先頭の太田に左翼線へ二塁打を浴び、ポンセは犠打で1死三塁。1番・小郷を148キロ直球で空振り三振としたが、続く村林に119キロスローカーブをうまく中前に運ばれて同点。痛恨の1球に天を仰いだ。それでも、この日2四球を与えている辰己を147キロ直球で見逃し三振に斬り、最少失点で抑えた。

◆「4番・三塁」で先発出場した楽天・鈴木大地内野手(34)が一回に村上から右前打を放ち、プロ野球137人目の通算1500安打を達成した。同選手は「まずはこれまで関わってくださった皆さんに感謝をしています。自分がプロに入ったときは誰も1500安打を達成するとは思っていなかったと思います。結果が出ないときも使ってくれた首脳陣に感謝ですし、ケガなくやってくることができたのは強い体に産んでくれた両親、そして家族の支えがあったからです」とコメントした。さらに「ただ、これがゴールではないので、これからも変わらずにチームのために全力でプレーしていきます」との言葉通り、六回には先頭でこの日2安打目となる右前打を放った。

◆阪神・村上頌樹投手(25)は6回6安打1失点でマウンドを下りた。雨天中止もあって中13日での登板。一回2死から四球と安打で一、二塁のピンチを背負うも、渡辺佳を3球三振で無失点の立ち上がりだった。二回は先頭を内野安打で出塁させるも、後続を断って無失点。しかし、1点を先行した直後の五回。2死三塁から村林に中前打を浴び、同点に追いつかれた。六回は2死一、二塁のピンチも太田を三振で何とか無失点。直後の打席で代打を送られて降板となり、今季3勝目はならず、球団を通じて「ここまでの登板で初回に失点してしまうことも多く意識してマウンドに上がりました。三回くらいまで自分でも力んでいるなと感じながら投げていました。低めの変化球を振ってもらえなくて球数を多く使ってしまい、6イニングしか投げることができずに悔しいです」とコメントした。

◆阪神は1-1の六回、勝ち越しのチャンスで一本が出なかった。1死から中野拓夢内野手(27)が遊撃内野安打で出塁すると、ここまで2三振だった小幡竜平内野手(23)が犠打を決めて2死二塁。四回に先制打を放った森下翔太外野手(23)に期待がかかったが、打球は前進していた中堅・辰己のグラブに収まった。

◆阪神・桐敷拓馬投手(24)が七回のマウンドに上がった。先頭の代打・平良を149キロで空振り三振に斬った左腕だが、小郷に内野安打、村林に中前打で一、二塁のピンチを背負った。それでも辰己を直球で空振り三振。この日2安打の4番・鈴木大を遊ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。この日は同じ埼玉・鴻巣市出身の女優・山田杏奈が始球式に登場。同郷・桐敷について「ぜひこれから桐敷選手推しでいさせていただきたいなと思いました」と〝推し選手〟に指名していた。勝利の女神を振り向かせる力投で、チームに流れを引き寄せた。

◆阪神が絶体絶命のピンチをしのいだ。八回、3番手の石井が2死満塁のピンチを背負った。打席には小郷。カウント1ー2から4球目、三遊間深くを襲った打球を、代打から途中出場し、遊撃の守備についていた木浪が捕球し、迷うことなく三塁へ送球。二走を封殺とし、無失点で切り抜けた。木浪の好判断に、素早く三塁ベースへと戻った糸原の好守が光り、同点のまま最終盤へと突入した。

◆阪神は逆転負けを喫し、7カード連続で初戦を落とした。四回1死三塁から森下翔太外野手(23)の左翼フェンス直撃の適時三塁打で先制。直後の五回、先発・村上頌樹投手(25)は2死三塁から村林に中前適時打を許して同点とされた。その後、中継ぎ陣が再三のピンチをしのぎ続けていたが、1-1の延長十回、5番手のハビー・ゲラ投手(28)が2失点。その裏、2死一、三塁のチャンスをつくったが、及ばなかった。阪神は交流戦1勝5敗と苦しんでいる。

◆延長十回、安打を放った阪神のヨハン・ミエセス=甲子園球場(撮影・根本成)

◆楽天が競り勝った。1―1の延長十回に代打・茂木栄五郎内野手の適時三塁打で勝ち越し、続く小郷も適時二塁打を放った。4番手の鈴木翔が2勝目、則本が12セーブ目。阪神は打線が6安打1得点とつながらず、5番手のゲラが痛打された。

◆阪神・大山悠輔内野手(29)とハビー・ゲラ投手(28)が選手登録を抹消されることになった。試合後、岡田彰布監督(66)が明かした。この日、大山は今季2度目のスタメン落ちで出番なし。ゲラは1-1の延長十回に5番手で登板したが、2失点で今季3敗目を喫した。岡田監督は大山について「きょう話したよ。本人も相当自信なくしてるから、もうそれは、どう打っていいか分からんいうんやからそれはもう、ファームよりもちょっとあれやなあ。なんていうかのう、体のキレやな、全然キレがないやろ、体になあ。本人が言うてきたんや」と話した。

◆阪神が今季最多観衆の甲子園で、7カード連続初戦黒星。延長十回、ハビー・ゲラ投手(28)が2死二塁から代打・茂木栄五郎内野手(30)、小郷裕哉外野手(27)に連続適時打を浴びた。ゲラは3戦連続失点。岡田彰布監督(66)が再度、オーダーを改造。大山悠輔内野手(29)に代わって渡辺諒内野手(29)が「7番・一塁」。中13日の村上頌樹投手(25)には指揮官復帰後、初めて梅野隆太郎捕手(32)を起用したが、打線は6安打11三振だった。ヨハン・ミエセス外野手(28)が十回、代打で放った左前打が13打席目で初安打。2度目のスタメン外の大山の出番はなかった。チームの延長戦成績は3勝5敗4分で、直近4連敗。大山&ゲラの2軍降格を明言した岡田監督の主な一問一答は以下の通り(成績=26勝24敗4分、観衆=4万2622人)。ーー九回まで4安打「もう毎試合のことやから、別にええよ。それは。そういうコメントは」ーーゲラも球自体はいい「いや、そうでもないよ。初球から、あんな高めに行くんやから。ボールも行ってないしな、コントロールもな」ーー同じ場面では使えない「いやもう、明日からファーム行くよ。このまま投げとっても、そらあな。間隔あけんと、そら無理やろ。なあ、ベンチ置いといたら、また使うようになるからな」ーー自信も失っている「知らん、そんなん、俺ようしゃべらん」ーー疲れもある「疲れってまだ50試合やん。そんなんシーズンをやらなアカンいうのでキャンプしとるのに、そんなんお前、疲れとかプロで言うとったら。なんで、そんな擁護すんねん」ーー改めて打線が「いやいや、だからそら毎試合、おんなじこと言わなアカンねんから、一緒やんか」ーー大山は前回スタメン外れた時は「いや明日からファームや」ーーこのまま続けていても「いやもう今日話したよ、だから。本人も相当自信なくしてるから、もうそれは、どう打っていいか分からん言うんやからそれはもう、ファームよりも、ちょっとアレやなあ。なんて言うかのう、体のキレやな、全然キレがないやろ、体になあ」ーー試合前に走っていたが、そういうところから「そうや」ーー本人も分かっている「本人が言うて来たんや、うん。話し合いやからなあ」ーー本人から「俺がこうした方がええん違うかって言うとったけどな。キレを戻さんと、そんなんお前、今のままじゃ、どう考えても打てないやんか、本人もどう打っていいか、わからんようになってるから」ーーファームで試合に「出えへんって。だから試合でどう打って、いいかわからんへんのに、なんで出るんや。体のキレを作らんと、キレがないから」ーー下でミニキャンプ「おーん」

◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(76)は大山悠輔内野手(29)をスタメンから外した岡田彰布監督(66)の意図を打者が理解できてない現状を指摘した。佐藤輝、ノイジーを2軍に落とし、ついに大山もスタメンから外した。岡田監督がこの打線を組んだ意図を、選手が理解しなければいけない。長打は期待していない。しつこく、粘り強く、相手投手に1球でも多く投げさせ、狙うのはセンターから逆方向。その徹底の中から四球を選んで、安打数は少なくても、何とかつないでチャンスを作る-ところが、現状では全くできていない。2番に抜てきに小幡の積極性のない打撃はどうしたことか。全体的にセンター返しの徹底は感じないし、しつこさも伝わってこない。逆に楽天打線は、徹底されており、好調の阪神投手陣から点をもぎとっていった。最も気になったのは打席での目切りの早さ。自分の中で勝手に「ボール」と判断して見逃してしまうのだ。延長十回の前川などが象徴的だった。これは、昨年あまり見かけなかった。見極めも大事だが、自分で判断せず、ファウルすることが、球を増やすことにつながり、やがては四球につながっていく。昨年は打撃が好調な上に四球も選ぶから、つながりのある打線が維持できていた。今季は各打者の極度の不振で苦しんでいるが、そんな中で四球が増えてくれば、自ずとチャンスは今より増え、相手投手も苦しくなるはず。指摘したことは、この日のスタメン打者にとって、そう難しいことではない。与えられた役割を各自が果たすことで、現状を乗り越えてもらいたい。

◆阪神・岩崎優投手(32)は九回に登板し、1回無失点だった。先頭の2番・村林をストレートの四球で歩かせる不穏なスタートだったが、後続の中軸3人で打ち取りゼロを刻んだ。ただ、試合後は「ゼロは良かったですけど、みんなが頑張っているので、もっと自分がしっかりとしないといけないと思います」と悔しさをあらわに。ゲラが2軍降格となり1人で守護神を担うことが有力だけに、安定感を取り戻したい。

◆阪神・石井大智投手(26)は同点の八回を任され、仲間の好守に救われた。2死から連打と四球で満塁の大ピンチ。ここで小郷には三遊間を襲うゴロを打たれたが、遊撃・木浪が追いつき三塁へ送球。間一髪のところで二走を三塁でアウトにする好判断でこの難局を乗り切れた。これで11試合連続無失点となり「木浪さんと糸原さんに(無失点の結果を)作ってもらったという、それだけだと思います」と感謝した。

◆七回を任された阪神・桐敷拓馬投手(24)は苦しみながら無得点に抑えた。「走者を出しましたけど、先頭を切れたというところではよかった」。1死から連打を浴びてピンチを招いたが、辰己を149キロで空振り三振に仕留めると、鈴木大は遊ゴロに斬り、粘った。今季25試合目の登板で早くも昨季を超える自己最多の15ホールド。「3人で(アウトを)取れるように頑張りたい」と前を向いた。

◆1番で出場した阪神・中野拓夢内野手(27)が9試合ぶりの複数安打をマーク。四回先頭で右翼へはじき返したチーム初安打は自身12打席ぶりの安打で今季初の三塁打。森下の先制打につなげ、六回にも内野安打で出塁した。しかし、八回と延長十回のチャンスでは凡退し、「つなぐことが一番(大事)でしたし、つなげなかったというのが自分の実力不足。しっかりと練習します」と反省した。

◆阪神は延長十回の末、楽天に力負け。7カード連続で初戦を落とした。主な選手のコメントは以下の通り(成績=26勝24敗4分、観衆=4万2622人)。延長十回、代打で今季初安打を放ったミエセス 「自分の打席で何かが起こればと思っていたよ」四回に先頭で三塁打を放った中野 「結果的にはヒットにはなりましたけど、まだまだ打球の質というか、もっともっと上げていけるところではある」「2番・遊撃」で出場した小幡 「前に走者がいたらつなぐ役割で、いなければ自分が(チャンスを)作るという気持ちでやっていました」八回2死満塁で遊ゴロを三塁へ送球してアウトにした木浪 「三遊間に(打球が)いったら三塁に投げると確認していたので、そのプレーがそのままできて良かったです」九回2死二塁のピンチをしのいだ岩崎 「ゼロは良かったですけど、みんなが頑張っているので、もっと自分がしっかりとしないといけないと思います」

◆六回の代打から出場した阪神・木浪聖也内野手(29)が守備で魅せた。「三遊間に(打球が)いったら三塁に投げると確認していた。そのプレーがそのままできて良かった」。同点の八回2死満塁で小郷のゴロに追いつくと、すかさず三塁に送球して封殺にし、チームを大ピンチから救った。打撃でも2点を追う延長十回2死一塁で右前打を放ち、チャンスメーク。「自分の役割はつなぐこと。それがしっかりとできた」と自信を深めた。

◆延長十回1死で代打出場した阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が則本から左前打を放ち、今季13打席目で初めて「H」ランプをともした。「自分の打席で何かが起こればと思っていたよ」。2死後、木浪の右前打で一塁から激走し、三塁へヘッドスライディング。気迫のプレーで球場の雰囲気をもり立てた助っ人は「どんなときもアグレッシブにプレーしたい。自然と出たよ」と振り返った。

◆先発した阪神・村上頌樹投手(25)は6回6安打1失点。中13日のマウンドも、105球を擁して六回で降板したことを悔やんだ。「あと1イニング、2イニングはいきたかった。もっと少ない球数でいけたら、もう少しリズムができた」。梅野とは今季初バッテリー。「去年も組んだことはなかったので、事前に話して、そういう感じで投げれたのはよかった」と話した。

◆やはり頼りになるのは背番号1だ。最初に訪れた先制機で、阪神・森下翔太外野手(23)のバットが火を噴いた。「犠飛でも1点入るケースだった。ゾーンだけ高く置いて、あとは変わらずいつも通りの意識でやれました」四回1死三塁で相手先発・ポンセのスライダーを振り抜くと、左翼の頭を越す大飛球を放ち、先制の1点をもぎ取った。2日のロッテ戦(ZOZOマリン)では決勝点となる自身初の先頭打者弾を放ち、直近2試合で取れた2得点はいずれも森下の残した快音によるもの。苦しい状況下で奮闘が続いている。ただ、「次のチャンスのときに、あそこで一本出していればまた状況は変わってきたと思う。明日は切り替えてやりたい」。六回の好機を決めきれなかった反省はしっかりと胸に秘め、新たな一戦に臨む。(須藤佳裕)

◆試合がもつれるほど虎の勝機はしぼんでいく。貧打の虎を襲った中継ぎ陣の亀裂。大事なカード初戦にまたも刻んだ黒星。まさに泣きっ面に蜂のチーム状況で、岡田彰布監督(66)はハビー・ゲラ投手(28)の2軍降格を決断した。「あした(5日)からファームいくよ。このまま投げとっても、そらぁな。間隔あけんと、そら無理やろ。なぁ、ベンチ置いといたらまたな、使うようになるからな」今季12度目の延長戦に突入して迎えた十回。指揮官は迷うことなくダブルストッパーの一角、ゲラをマウンドに送った。しかし、先頭のフランコにヒットを許すと犠打で2死二塁。続く代打・茂木に156キロを右中間にはじき返され勝ち越しを許した。小郷には157キロを右翼線に痛打されトドメ。延長戦4連敗となったが、その間にゲラは2度セーブに失敗している。3試合連続失点にもなり、助っ投は悲鳴がこだまする甲子園のスタンドを背に肩を落としてベンチへ引き揚げた。「初球からあんな高めに行くんやからな。ボールもいってないしな。コントロールもな」指揮官の語気も荒くなる。カード頭7連敗と、試合同様に3連戦でも後手に回り続けている。それでなくても、ここ数試合のハイライトを見ているような一戦だった。

◆阪神は延長十回の末、楽天に1-3で力負け。岡田彰布監督(66)は試合後、今季初の欠場となった大山悠輔内野手(29)と、3試合連続失点で3敗目を喫したハビー・ゲラ投手(28)の2軍降格を明言した。打率・199と不振を極めていた大山は、指揮官との話し合いで降格を直訴。衝撃的な形で4番が抜け、昨季の日本一オーダーは跡形もなくなった。落とされるのではない。自ら落ちる。連覇へ導くはずだった打の大黒柱は、不振の闇に迷い込んだまま1軍に背を向けて去る-。今季最多4万2622人の観衆の前でまたも貧打をさらし続けて逆転負け。大山は次打者として控えたまま、出番なく試合を終えた。試合後、岡田監督は苦悩の主砲と直接話し合っていたことを明かした。「いや、あしたからファームや。もうきょう話したよ、だから。本人も相当、自信なくしてるから。もうそれは。どう打っていいか分からん、言うんやから、それはもう。なんて言うかのう、体の切れやな、全然切れがないやろ。本人が言うてきたんや、うん。話し合いやからなぁ」今季2度目のスタメン落ち。5月16日の中日戦(バンテリンドーム)以来となる、ベンチから仲間を鼓舞する時間を過ごした。それでも〝出番〟はやってきた。1-3の延長十回2死一、三塁で中野が打席に入ると、2番に入っていた投手の代打としてネクストバッターズサークルに登場。起死回生の一打を放つべく集中力を高めたが、中野が空振り三振に倒れると、悔しさを押し殺しながらベンチ裏へ消えた。そして、試合後に虎将が出場選手登録抹消の方針を明かした。そのことを問われた大山は、固く口を閉ざしたままクラブハウスへと消えていった。シーズン開幕前から状態の不安定さは心配されていた。オープン戦は下半身の張りで4試合連続欠場で終え、ウオーミングアップから別メニューの日もあった。開幕戦の巨人戦(3月29日、東京ドーム)で打撃時に踏ん張りが足りずに3三振を喫した主砲に対し、虎将が「(大山は)万全じゃない。踏ん張れてないなぁ」と不安をもらしたこともあった。ここまで53試合に出場して打率・199、3本塁打、19打点。状態は一向に上がってこず、一塁で堅守をみせて投手を助けることはあっても、自慢の長打力は鳴りを潜めていた。

◆あ然...。何だこの阪神の弱さは? 猛虎ナインは昨季38年ぶりの日本一に浮かれて、そこそこ成績が落ちるのは想定内だったけど、岡田はんが、そーいうことを含めてここまで危機管理ができていないとは思わへんかったわ...。思い起こせば1985年、バース、掛布、岡田らが打ちも打ったりの計219本塁打というえげつない日本一の直後、俺は吉田監督にも、土井ヘッドにも直接言ったよ! 「打線は水もの。投手力を上げてください!」と...。しかし、その願いもむなしく翌年の3位からズルズルと暗黒時代へ...。あ~もうグチっても仕方ねーか!!ゲラが駄目ならフロント動きやがれー!! 大山がスタメン落ち? 一塁の守備を考えたら9番でも使わんで、どないすんねん!! 今岡打撃コーチに問う。前カードのロッテ戦では相手捕手の佐藤が、本日は楽天でマスクを被る太田がとにかく直球でインコースを突いてきたのだ! 元々、速球に弱い阪神打線が打つのは厳しいけど、インコースはファウルにする指示はできるやろ!! 最後に昨年、アレのレギュラー捕手は坂本だったことを考えれば、坂本を固定すればいいんじゃねーか!?

◆楽天戦といえば...。当番デスク・長友孝輔には、ピヨピヨのトラ番記者時代の思い出がある。「相手のベンチに行って、星野仙一監督が何を話しているのか、チェックすることまでトラ番の仕事だったんです」阪神を優勝に導いた闘将がタテジマを去って東北の地に。そこでどんなチームを作り上げているのか、をつぶさに取材したという。なぜか、楽天というチームが身近に感じるのは、阪神の監督経験者がその後に次々とゴールデンイーグルスのユニホームに袖を通したから。野村克也監督の楽天時代も、当時のデスクから指示が来た。「ノムさんが古巣・阪神のことをどう見ていて、どんなことを話すのか。聞いておいてください。それから、阪神の誰があいさつに行って、どんな会話をするのかも、チェック、お願いします。聞いとくだけでいいですから」〝盗聴〟は趣味に合わない。ついつい、質問をしまくって、楽天担当から「阪神の話ばかり聞かないでくださいよ」と注意されたっけ。ノムさんも、タテジマ時代の教え子たちが次々とあいさつに来るものだから、気分が悪いはずがない。調子に乗って、次から次へとしゃべってくれた。長友も、話題豊富な星野監督の「試合前」の報告に苦労した記憶をたどっていた。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
520 0.714
(↑0.047)
-
(-)
1119
(+3)
13
(+2)
3
(-)
6
(+1)
0.232
(↑0.017)
1.650
(↓0.05)
1
(1↑)
巨人
520 0.714
(↑0.047)
0
(-)
1139
(+18)
15
(+2)
3
(+1)
5
(-)
0.293
(↑0.048)
2.060
(-)
1
(1↑)
楽天
520 0.714
(↑0.047)
0
(-)
1127
(+3)
21
(+1)
4
(-)
5
(-)
0.260
(↑0.014
3.000
(↑0.45)
4
(1↑)
日本ハム
420 0.667
(↑0.067)
0.5
(-)
1234
(+5)
12
(-)
6
(-)
1
(-)
0.323
(↑0.008)
1.960
(↑0.39)
5
(4↓)
ロッテ
322 0.600
(↓0.15)
1
(↓1)
1121
(+2)
34
(+18)
3
(-)
2
(-)
0.264
(↓0.014)
4.570
(↓2.13)
6
(-)
DeNA
430 0.571
(↑0.071)
1
(-)
1124
(+3)
27
(+1)
6
(-)
1
(-)
0.255
(↑0.004)
3.560
(↑0.62)
7
(1↓)
中日
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
1110
(+2)
11
(+3)
2
(-)
4
(+1)
0.195
(↑0.005)
1.230
(↓0.12)
7
(1↓)
西武
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
1113
(+3)
21
(+4)
4
(+2)
1
(-)
0.185
(-)
2.610
(↓0.06)
9
(2↑)
ヤクルト
232 0.400
(↑0.15)
2
(-)
1122
(+4)
27
(+3)
4
(-)
4
(+1)
0.227
(↓0.009)
3.730
(↑0.2)
10
(1↓)
ORIX
250 0.286
(↓0.047)
3
(↓1)
1114
(+1)
26
(+3)
0
(-)
5
(-)
0.224
(↓0.006)
3.430
(↑0.01)
10
(1↓)
広島
250 0.286
(↓0.047)
3
(↓1)
1122
(-)
23
(+5)
3
(-)
3
(-)
0.236
(↓0.008)
2.630
(↓0.24)
12
(-)
阪神
150 0.167
(↓0.033)
3.5
(↓1)
1210
(+1)
25
(+3)
2
(-)
2
(-)
0.200
(↓0.005)
3.140
(↑0.09)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
28234 0.549
(↑0.009)
-
(-)
88152
(+18)
133
(+2)
24
(+1)
30
(-)
0.238
(↑0.007)
2.270
(-)
2
(-)
広島
24224 0.522
(↓0.011)
1.5
(↓1)
93152
(-)
129
(+5)
23
(-)
27
(-)
0.241
(↓0.001)
2.360
(↓0.03)
3
(-)
阪神
26244 0.520
(↓0.011)
1.5
(↓1)
89159
(+1)
153
(+3)
25
(-)
17
(-)
0.220
(↓0.001)
2.280
(↓0.01)
4
(1↑)
DeNA
25271 0.481
(↑0.01)
3.5
(-)
90172
(+3)
197
(+1)
27
(-)
31
(-)
0.246
(↑0.001)
3.350
(↑0.07)
5
(1↓)
中日
23265 0.469
(↓0.01)
4
(↓1)
89136
(+2)
159
(+3)
22
(-)
17
(+1)
0.235
(-)
2.620
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
20294 0.408
(↑0.012)
7
(-)
90183
(+4)
184
(+3)
36
(-)
24
(+1)
0.236
(↓0.001)
3.320
(↑0.01)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
34152 0.694
(↑0.006)
-
(-)
92216
(+3)
115
(+2)
34
(-)
40
(+1)
0.257
(↑0.001)
2.000
(-)
2
(1↑)
日本ハム
29202 0.592
(↑0.009)
5
(-)
92186
(+5)
152
(-)
27
(-)
45
(-)
0.251
(↑0.003)
2.670
(↑0.05)
3
(1↓)
ロッテ
27205 0.574
(↓0.013)
6
(↓1)
91160
(+2)
171
(+18)
24
(-)
18
(-)
0.246
(↓0.001)
3.020
(↓0.3)
4
(-)
楽天
23281 0.451
(↑0.011)
12
(-)
91168
(+3)
218
(+1)
18
(-)
36
(-)
0.239
(↑0.002
3.940
(↑0.06)
5
(-)
ORIX
21302 0.412
(↓0.008)
14
(↓1)
90158
(+1)
174
(+3)
17
(-)
24
(-)
0.241
(↓0.001)
2.910
(-)
6
(-)
西武
18340 0.346
(↓0.007)
17.5
(↓1)
91131
(+3)
188
(+4)
27
(+2)
24
(-)
0.210
(↓0.001)
3.200
(-)