1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 |
巨人 | 2 | 0 | 11 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | X | 18 | 23 | 0 | 1 |
勝利投手:山﨑 伊織(5勝1敗0S) 敗戦投手:小島 和哉(4勝4敗0S) 本塁打 |
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◆巨人が大勝。巨人は初回、坂本と立岡の適時打で2点を先制する。同点を許して迎えた3回裏には9者連続安打が飛び出すなど、打者15人の猛攻で一挙11点を奪い、試合の大勢を決めた。投げては、先発・山崎伊が6回2失点の好投で今季5勝目。敗れたロッテは、先発・小島が精彩を欠いた。
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◆巨人が「レジェンズ・デー」を実施し、OBの堀内恒夫氏(76)が始球式でマウンドに上がった。かつて背負った背番号「18」のユニホーム姿で登場。投げた球はノーバウンドで捕手・大城卓のミットに収まった。「No.18」をテーマにエース番号18を背負ったOBにスポットを当てた企画。公式戦での始球式は初めてという同氏は、スタンドから歓声を受け「栄光の番号、18番をつけて始球式をやれたのは一生の思い出だね。冥土の土産だね」と笑顔で話した。試合前には、観戦に訪れていた長嶋茂雄終身名誉監督と会って激励を受けたという。「5年ぶりに会った。『おまえ大丈夫かよ。頑張れ頑張れ』って。おやじ(長嶋終身名誉監督の年齢が)88だろう。おれは76だぜ。そりゃ大丈夫かって言われるよな。元気そうで、言葉をかけてもらったよ」と感慨深げだった。今年は球団創立90周年で「そのうちのオレ(プロ入りしてから)59年だもん。感慨深いものがあるし90年、歴史があるんだねこのチームは。でも100周年頑張るぞ。次は100周年があるから。そんなこと言ってて、バターンといったりするけど」と、明るく元気に冗談を飛ばしながら始球式をまっとうした。
◆/もう止まらない\セ・リーグタイ記録巨人が9打者連続安打?プロ野球(2024/6/4)??巨人×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #giants新プラン登場「DAZN BASEBALL」 初月無料!6/17までさらにいま加入するとUber Eats のクーポンをプレゼント#セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 pic.twitter.com/dnEtGNvrQQ
◆巨人が3回、96年以来28年ぶりとなる「9者連続安打」で固め打ちをした。先頭の2番ヘルナンデスから始まった打線は打者9人一巡し、すべて安打でつながった。ロッテ小島の球を面白いようにとらえた打球は次から次へと外野へ飛ばし、なぜかすべて単打の各駅停車。それでも無死満塁を作り続け、1番丸の左前適時打まで続き最終的には、この回だけで12安打11点の猛攻となった。前回9者連続安打の28年前は、長嶋茂雄監督(現終身名誉監督)のもと「メークドラマ」を合言葉に首位と最大11・5ゲーム差を大逆転しリーグ制覇した。そのミスターが、観戦に訪れた前で再現。9者連続安打すべて単打は09年ヤクルト以来史上2度目。安打が続く度に球場は騒然となった。▽巨人岡本和(3回無死一、二塁で左前適時打、さらに1死満塁で左前適時打)「どんな形でもヒットが出て、素直にうれしいです。いい流れに乗れ、ヒットにつながったと思います」▽巨人立岡(3回無死満塁で中前適時打、さらに1死満塁で左前2点適時打)「つなぐことを意識していました。ヒットになって良かったです」▽巨人岸田(3回無死満塁右前適時打)「良い流れでまわってきたので、僕も続きたいと思っていました。うれしいです」▽巨人泉口(3回無死満塁で右前適時打)「みんなの流れに乗りたい気持ちでのぞみました。次につなげられて良かったです」▽巨人丸(3回無死満塁で左前2点適時打)「良い流れで打席に立つことができ、タイムリーにつながりました。良かったです」▽巨人川相内野守備コーチ(96年7月9日広島戦にスタメン出場し、満塁本塁打をマーク)「連打が続くな~っと思って見ていました。まさか96年の連打記録に並ぶとは。当時の満塁本塁打を思い出しましたよ。連打、連打~(リンダ、リンダ~)」
◆巨人が驚愕(きょうがく)の"単打のマーチ"で好調ロッテに打ち勝った。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦で同点の3回、助っ人ヘルナンデスからオール単打の9者連続安打で連なった。伝説の大逆転Vを飾った「メークドラマ」の96年以来の球団タイ記録をマーク。終盤まで攻撃の手を緩めず、23安打18得点で圧勝した。ロッテを交流戦首位から引きずり下ろし、ソフトバンク、楽天と並び首位タイに浮上した。巨人の歴史的連打が1万192日ぶりに復活した。同点に追いつかれた3回、先頭のヘルナンデスの左前打が号砲になった。吉川、岡本和、坂本、立岡、岸田、泉口、山崎伊、丸がオール単打で連なった。9者連続安打は96年7月9日広島戦以来となる球団タイ記録。当時は後藤、村田真、斎藤雅、仁志、川相、松井、落合、マック、清水で連打をマーク。同年の首位と最大11・5ゲーム差からのリーグ優勝は「メークドラマ」として語り継がれている。「新風」をチームスローガンに掲げる阿部野球はドラマチックよりも現実主義を貫く。犠打、進塁打を多用し、自己犠牲の精神を前面に押し出したチームプレーを浸透させてきた。追い込まれればバットを短く持ち、食らいつく。大味よりも堅実な野球をもう1度、見つめなおしてきた。12球団最少得点だったが、交流戦に入ってからは潮目が変化しつつある。開幕カードのソフトバンク戦では5点差からの逆転勝利。前カードの西武3連戦は計14得点で2カード連続の勝ち越しを決めた。「相手もガンガン振ってくる。こっちも積極的にブリブリ振っていこう」。スコアラーからの進言もあり、5月29日ソフトバンク戦前のミーティングで指揮官がチーム全体に呼びかけた。この日は今季最多安打&最多得点と打線が開眼した。「年に何回あるか分からないくらいの集中力を見せてくれた。すごかったですね。みんながつなごうという意識が出た結果だと思います」と大きくうなずいた。同時に「状態はみんな上がってきてると思う。やればできる。けど、これがずっと続くってわけでもない。明日はまた僅差のゲームだと思ってやってほしいな」と手綱を締めた。やみくもなマン振りと積極性の相違はもはや説明する必要はない。3回の連打は、09年ヤクルト以来のオール単打での9者連続安打。さらに、1死後にも吉川、岡本和、坂本の四球をはさんで立岡の"おかわり単打"で、セ・リーグタイ記録の1イニング12安打で一挙11得点。強烈な新風でロッテを首位の座から吹き飛ばした。【為田聡史】巨人が3回に9者連続を含む12安打を放って11点を挙げた。四死球や犠打を挟まない連続安打の記録は10年ロッテとオリックスの10者連続で、9者以上は11度目。セ・リーグで9者連続安打は6度目のタイ記録となり、巨人では96年7月9日広島戦以来2度目。また、1イニングの安打記録は92年西武の13本で、12本以上は5度目。セ・リーグでは69年5月27日阪神以来2度目のタイ記録で、巨人は過去3度あった10本を上回る球団新記録。3回に記録した巨人の安打はすべて単打。長打なしの9者連続単打は09年6月14日ヤクルトに次いで2度目。1イニングに単打12本は09年6月11日ロッテの11本を上回りプロ野球最多となった。▽巨人岡本和(3回無死一、二塁で左前適時打、さらに1死満塁で左前適時打)「どんな形でもヒットが出て、素直にうれしいです。いい流れに乗れ、ヒットにつながったと思います」▽巨人立岡(3回無死満塁で中前適時打、さらに1死満塁で左前2点適時打)「つなぐことを意識していました。ヒットになって良かったです」▽巨人岸田(3回無死満塁右前適時打)「良い流れでまわってきたので、僕も続きたいと思っていました。うれしいです」▽巨人泉口(3回無死満塁で右前適時打)「みんなの流れに乗りたい気持ちでのぞみました。次につなげられて良かったです」▽巨人丸(3回無死満塁で左前2点適時打)「良い流れで打席に立つことができ、タイムリーにつながりました。良かったです」▽巨人川相内野守備コーチ(96年7月9日広島戦にスタメン出場し、満塁本塁打をマーク)「連打が続くな~っと思って見ていました。まさか96年の連打記録に並ぶとは。当時の満塁本塁打を思い出しましたよ。連打、連打~(リンダ、リンダ~)」
◆巨人立岡宗一郎外野手が7年ぶりの4安打で4打点をもたらした。初回1死一、三塁で中前適時打、3回には無死満塁で中前適時打、さらに1死満塁で左前2点適時打を放った。6回先頭でも右前へ運び17年以来の4安打で、2日西武戦に続き2試合連続猛打賞。左膝前十字靱帯(じんたい)損傷復帰後、初のお立ち台に立ち「出来過ぎです。怖いくらい。あれ(リハビリ)以上苦しいことはない。今は野球が楽しい」とフル回転した。▽巨人岡本和(3回無死一、二塁で左前適時打、さらに1死満塁で左前適時打)「どんな形でもヒットが出て、素直にうれしいです。いい流れに乗れ、ヒットにつながったと思います」▽巨人立岡(3回無死満塁で中前適時打、さらに1死満塁で左前2点適時打)「つなぐことを意識していました。ヒットになって良かったです」▽巨人岸田(3回無死満塁右前適時打)「良い流れでまわってきたので、僕も続きたいと思っていました。うれしいです」▽巨人泉口(3回無死満塁で右前適時打)「みんなの流れに乗りたい気持ちでのぞみました。次につなげられて良かったです」▽巨人丸(3回無死満塁で左前2点適時打)「良い流れで打席に立つことができ、タイムリーにつながりました。良かったです」▽巨人川相内野守備コーチ(96年7月9日広島戦にスタメン出場し、満塁本塁打をマーク)「連打が続くな~っと思って見ていました。まさか96年の連打記録に並ぶとは。当時の満塁本塁打を思い出しましたよ。連打、連打~(リンダ、リンダ~)」
◆巨人が驚愕(きょうがく)の"単打のマーチ"で好調ロッテに打ち勝った。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦で同点の3回、助っ人ヘルナンデスからオール単打の9者連続安打で連なった。伝説の大逆転Vを飾った「メークドラマ」の96年以来の球団タイ記録をマーク。終盤まで攻撃の手を緩めず、23安打18得点で圧勝した。ロッテを交流戦首位から引きずり下ろし、ソフトバンク、楽天と並び首位タイに浮上した。巨人が3回に9者連続を含む12安打を放って11点を挙げた。四死球や犠打を挟まない連続安打の記録は10年ロッテとオリックスの10者連続で、9者以上は11度目。セ・リーグで9者連続安打は6度目のタイ記録となり、巨人では96年7月9日広島戦以来2度目。また、1イニングの安打記録は92年西武の13本で、12本以上は5度目。セ・リーグでは69年5月27日阪神以来2度目のタイ記録で、巨人は過去3度あった10本を上回る球団新記録。3回に記録した巨人の安打はすべて単打。長打なしの9者連続単打は09年6月14日ヤクルトに次いで2度目。1イニングに単打12本は09年6月11日ロッテの11本を上回りプロ野球最多となった。
◆巨人4番岡本和真内野手が今季4度目の猛打賞で歴史的連打の打線をけん引した。3回無死一、二塁で左前適時打、さらに1死満塁で左前適時打。5回には左中間二塁打、7回には左翼線二塁打で快音を続け4安打。28年前、自身が生まれた9日後の96年7月9日以来の9連打となり「よかったです。置いていかれなくて。みんなすごい打つんで」と自身も驚いていた。
◆ロッテが2連敗で交流戦首位から一気に5位まで転落した。先発左腕の小島和哉が3回先頭から9連打され、2回0/3を12安打11失点KOで4敗目。2ケタ失点は6年目で自身初となった。2番手の二保、4番手の吉田も失点し、18失点はチーム今季ワースト。吉井監督は「先週ブルペンをたくさん使ったんで、週頭は長い回を投げてほしいと期待を込めて彼に任せている。カウントを悪くして球が真ん中に集まっていた。慎重になりすぎていた」と話した。小島が3回に9者連続で被安打。1イニングで9者連続安打を許したのは、84年5月23日近鉄戦3回の山内孝(南海)94年5月13日横浜戦8回の吉田(巨人)に次いで3人目のワーストタイ記録。
◆巨人先発の山崎伊織投手(25)が打線の大量援護に感謝した。3回に2点のリードを追いつかれた直後、味方打線が12安打11得点の猛攻。山崎伊も無死満塁で左前適時打を放ち"ジエンゴ"した。5回4安打2失点で5勝目を手にし「同点にしてしまったことは反省するポイントですが、また追加点を取ってもらった後からは、もう1度気を引き締めて投球しなおせた」と自身の投球を取り戻した。
◆巨人新外国人のエリエ・ヘルナンデス外野手が2号3ランを含む3安打で2試合連続猛打賞を記録した。8回1死一、二塁でスライダーにやや泳がされながらも、左中間席へ運んだ。3回と7回の安打を含め、2日西武戦に続く猛打を放ち「日に日に順応してきているし、打席でも守備でもいい感覚でできている」と手応え十分だった。ヘルナンデスが2試合連続の猛打賞で、来日初出場から7試合続けてヒット。巨人の外国人選手で初出場から7試合連続安打は、88年呂明賜、91年ブラッドリー、14年アンダーソンの各6試合を抜いて球団史上初めて。
◆巨人が驚愕(きょうがく)の"単打のマーチ"で好調ロッテに打ち勝った。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦で同点の3回、助っ人ヘルナンデスからオール単打の9者連続安打で連なった。伝説の大逆転Vを飾った「メークドラマ」の96年以来の球団タイ記録をマーク。終盤まで攻撃の手を緩めず、23安打18得点で圧勝した。ロッテを交流戦首位から引きずり下ろし、ソフトバンクと並び首位タイに浮上した。巨人ベンチの阿部監督は"単打のマーチ"に、びっくりしたような? ビッグスマイルだった。1週間前は無表情に徹した。5月28日ソフトバンク戦の1点を追う6回無死一、三塁。オコエに3球続けてセーフティースクイズを指示した。3バント覚悟も三塁走者をかえせず、後続も倒れて無得点。一気に逆転を狙った采配が、消極的に映ったのか周囲からは賛否の声が上がった。その声を知ってか知らずか、延長12回にようやく1点を奪ってサヨナラ勝ちした同30日の試合後に「だから、無死一、三塁でセーフティースクイズやるんですよ。その気持ちは分かってください」と吐露。打線の奮起を信じて待った。ここまでのシーズンを通して、バントミスや凡退で表情を変えたことはない。オコエのセーフティースクイズのときも同様だった。理由は「2軍監督時代に『どうせ、打てないだろ。打てるものなら打ってみろ』と思って見ることを覚えた。もちろん打てばうれしいですよ」。監督のわずかな言動でもチームに与える影響は大きい。だから、ため息1つすら漏らさない。その分、打ったら少しだけ驚いたかのように喜ぶ。【巨人担当・為田聡史】
◆巨人坂本勇人内野手(35)が2安打を放ち、通算2370安打とし歴代12位の落合博満の記録にあと1に迫った。初回2死一、二塁で左前へ先制適時打で口火を切った。3回には内野安打で28年ぶりの「9連打」に一役買った。押し出し四球も選び、西武戦2試合を回避した腰の張りの影響を感じさせなかった。3回の猛攻に「なかなか僕もあんなにつながるのは初めて見たんですごかった」と驚いていた。
◆腰の張りのため2日の西武戦を欠場した坂本勇人内野手(35)が「5番・三塁」で3試合ぶりにスタメンに名を連ねた。1日の西武戦で休養を与えられていた坂本は2日の練習中に異変を訴え、2戦連続で欠場。阿部監督が「ちょっと腰が重かったみたい。休み明けはいく予定」と予告していた通り、先発に復帰した。2日に7年ぶりの猛打賞をマークした立岡宗一郎外野手(34)は5試合連続のスタメン起用で、6番に昇格した。
◆腰の張りのため2日の西武戦を欠場した巨人・坂本勇人内野手(35)が一回2死一、二塁から先制の左前適時打をマークした。「5番・三塁」で3試合ぶりに先発したベテランは、ロッテの左腕、小島のフォークボールを左前へ転がした。さすがの勝負強さで先制点を刻んだベテランは、一塁上で味方ベンチへ笑顔でガッツポーズ。これで通算2369安打とし、プロ野球歴代12位の落合博満の「2371」まで残り2本とした。チームは坂本に続き、この日6番で起用された立岡にも中前適時打が出て、この回2点を先取した。
◆久しぶりの再会に喜びもひとしおだった。2022年に巨人に在籍したロッテ・ポランコが、移籍後初めて東京ドームで古巣との公式戦を迎えた。練習前には阿部監督や元同僚らにあいさつ。「ここに戻ってこられてうれしい。みんないい人で、いつも彼らに会うと『コンニチハ』とあいさつするんだ」と笑みを浮かべた。同じドミニカ共和国出身の巨人・ヘルナンデス、ウレーニャとも会話し「僕の兄弟みたいなものだよ」と紹介してくれた。
◆巨人打線が歴史的なマシンガン攻撃を見せた。三回、先頭から9者連続安打を記録するなど、この回はすべて単打の12安打を集中し、11得点。1イニング12安打は球団最多、セ・リーグタイ記録で、1969年の阪神以来、55年ぶりの快挙となった。2-2の同点で迎えた三回。先頭のヘルナンデスの左前打を皮切りに、吉川→岡本和→坂本→立岡→岸田→泉口→山崎伊→丸と9者連続安打。ヘルナンデスの空振り三振を挟んで吉川が投手強襲の内野安打、岡本和が左前適時打、坂本が四球を選び、立岡が3打席連続適時打となる2点左前打。最後は岸田が4-6-3の併殺で終わった。9者連続安打はセ・リーグタイ記録で、巨人では96年7月9日の広島戦以来2度目となった。
◆巨人・坂本勇人内野手(35)が3試合ぶりに「5番・三塁」で先発に復帰し、第1打席でいきなり先制適時打を放った。一回2死一、二塁で打席に入り、カウント3-2から三遊間を抜ける左前打。ロッテ・小島が投じた7球目、フォークが甘く入ったところを逃さず捉えた。塁上では笑顔でガッツポーズを見せ、「みんなでつないで先制点を取ることができてよかった」とコメントした。立岡も中前打で続き、連続適時打で2点の先制に成功した。三回に追いつかれたが、直後の攻撃で無死からの9連打を含む1イニング12安打の猛攻で、一挙11点を挙げた。坂本は1日の西武戦(ベルーナ)から2試合連続で先発を外れていた。2日は試合前の全体練習から外れて別メニューで調整。打撃、守備は行わず、入念にストレッチをしてグラウンドから引き揚げた。ベンチ入りはしたが出場はなく、声を張り上げて味方を応援していた。阿部監督は「ちょっと腰が重かったみたい。(抹消は)考えていないです。休み明けはいく(出場させる)予定でいます」と軽症を強調し、休養も兼ねての欠場だと説明していた。指揮官の言葉通りにこの日から復帰し、最初の打席で結果を出した。試合前時点でチームはリーグ首位。交流戦は3カード連続勝ち越し中で、首位ロッテに0・5差の2位。この日の直接対決に勝利すればダブル首位に立つ。
◆巨人・立岡宗一郎外野手(34)が驚異の7打席連続安打をマークした。前戦2日の西武戦(ベルーナ)では7年ぶりの3安打猛打賞。その試合の第2打席から、この日も4打席連続安打を放った。打線が12安打11得点した三回には2本の適時打を放つなど3打席連続安打をマークし、「もう必死です。もう1点もう1点と考えながら打席に立ち、点に繋がったことはすごくうれしいです」とコメント。六回先頭では国吉から右前打を放ち、7打席連続安打とした。2015年に打率・304を記録したヒットメーカーは、左膝の大けがによる育成契約を経て5月に支配下に復帰。34歳になった今、再び全盛期の輝きを放っている。
◆エース左腕が攻略された。ロッテ・小島和哉投手(27)が、今季最短の三回0/3、12安打11失点。降板後はベンチに寄りかかり下を向いた。「やる気、元気、活気、勇気で精いっぱい頑張ります」試合前の勢いはなかった。一回に坂本の適時打などでいきなり2失点。制球が高めに浮き、本来の投球とは程遠い中で、三回が悪夢となった。先頭のヘルナンデスから打者一巡の9連打を浴びるなど9失点。何を投げても打たれ、打ち取ったと思っても絶妙なところに落ちる。悪循環な流れにハマり、止められなかった。一つのアウトも取れずに再びヘルナンデスに打順が回ってきたところで2番手・二保と交代した。今季は2年連続の開幕投手を務め、試合前時点で9試合の登板でチームトップタイの4勝(3敗)を挙げて先発投手陣を引っ張る働き。前回5月28日のヤクルト戦では大雨の中で5回3失点にまとめるなど、安定感もみせていた。本調子とはいかないときには、ソトなど同僚に打者目線の助言をもらうなど勉強熱心な姿がある。普段から口癖のように「僕は長いイニングを投げられるようにしたい」と責任感も強くにじませている。だが、この日ばかりはいつも通りではなかった。
◆ロッテは大敗で、2連敗となった。先発の小島和哉投手(27)が三回途中12安打11失点と試合を作れず。その後も投手陣は粘ることができずに今季ワーストの計23安打18失点した。悪夢は三回だ。小島は一回から2失点し、制球が高めに浮き、本来の投球を取り戻せない中で先頭のヘルナンデスから打者一巡の9連打を浴びるなど9失点。一つのアウトも取れずに再びヘルナンデスに打順が回ってきたところで2番手・二保と交代した。二保も勢いを止めることはできずに三回は計12安打で11失点した。1日の阪神戦まで11連勝し、15試合負けなしと好調だったが、2連敗で交流戦の首位から陥落。悪い流れを断ち切って、明日からに切り替えたいところだ。
◆巨人が23安打で18得点と圧勝した。2―2で迎えた三回には、打者15人が9連打を含む12安打で11得点した。?1イニング9者連続安打(途中に四死球、犠打を挟まない)はセ・リーグタイ記録(6度目)。巨人では1996年7月9日の広島戦の二回以来28年ぶり2度目。プロ野球記録は10者連続で、2010年6月7日のロッテ(対ヤクルトの七回)とオリックス(対広島の六回)がマーク。?9者連続単打はプロ野球タイ記録で、09年6月14日のヤクルト(対オリックスの五回)以来15年ぶり2球団目。?1イニング12安打はセ・リーグタイ記録で、69年5月27日の阪神(対アトムズの六回)以来55年ぶり2球団目。巨人のこれまで最多は51年8月8日の広島戦の七回などの10安打。プロ野球記録は西武が92年7月15日のダイエー戦の五回に挙げた13安打。?1イニング11得点は15年8月19日の阪神戦の五回(10安打12点)以来9年ぶり。球団最多は72年6月23日のヤクルト戦の六回の13点。
◆巨人がともに今季最多の23安打18得点で大勝した。2―2の三回に先頭のヘルナンデスからセ・リーグタイ記録の9者連続を含む12安打で11点を勝ち越した。山崎伊は6回2失点で5勝目。ロッテは小島が乱調で3位に後退した。
◆ロッテは今季ワーストの23安打18失点の大敗で2連敗となった。先発の小島和哉投手(27)が、自己ワーストの三回途中12安打11失点。吉井理人監督(59)は、巨人打線に攻略された要因を明かした。「(小島は)全体的に球が真ん中に集まっていた。しかも、カウントが悪くなって集まっていた。打ちやすかったんじゃないかなと。いつものいいときは大胆に行くんですけど、今日は慎重になりすぎた感じがあったみたい」三回が悪夢となった。制球が高めに浮き、本来の投球を取り戻せない中で、先頭のヘルナンデスから打者一巡の9連打される9失点。何を投げても打たれ、打ち取ったと思っても絶妙なところに落ちる。一つのアウトも取れずに再びヘルナンデスに打順が回ってきたところで2番手・二保と交代した。その後も勢いを止めることはできずに三回は計12安打で11失点した。6連戦のカード頭を白星で飾れず。吉井監督は「週頭はしっかりと長いイニングを投げてほしかったし、そういう期待を込めて彼(小島)には頭を任せている。本当はそこを抑えて最低でも五回は投げてほしかった。野球は相手があるスポーツなのでまたしっかりと調整をして頑張ってほしい」と切り替えさせた。チームは1日まで4引き分けを挟んで11連勝を記録したが、その後に2連敗で交流戦首位から転落。リーグも日本ハムに抜かれて3位となった。粘り強さを取り戻して、次へと切り替える。
◆巨人・坂本勇人内野手が3試合ぶりに出場。休養と腰への負担を考慮されての欠場を経て2安打2打点と大勝に貢献した。一回2死一、二塁で小島の変化球をしぶとく左前へ先制打。「先制点はチームとしても大きい。続けられるようにやっていく」と表情を引き締めた。三回は内野安打で5月22日以来の複数安打とし、この回2打席目は押し出し四球を選んだ。三塁守備では七回に鋭い打球を飛び込んで好捕。欠場した不安を感じさせなかった。
◆お立ち台に上がったのは、2022年6月の左膝前十字靱帯(じんたい)断裂から復活した立岡宗一郎外野手(34)だった。3本の適時打を含む4安打4打点で、前戦から7打席連続安打で猛攻撃の潤滑油になった。育成契約を経て5月21日に支配下登録に戻るまで、再起への長い道のりを歩んだ。「みんなが野球をやっている中で歩く練習をしていた。あれ以上、苦しいことはない」。最初は左足全体にギプスを巻いて、松葉づえを付いたまま何もできなかった。日常生活もすべてがリハビリだった。昨夏はジャイアンツ球場まで〝チャリ通勤〟。「さすがに電動じゃないと坂道がキツい」と電動アシスト機能の付いた自転車「MATE X」で片道約40分間、ペダルを漕いだ。帰宅すると、元気いっぱいのトイプードル・殿(との)君が左膝に突進して痛かった日もある。「あれで鍛えられたかも」と、今では笑い話だ。「ここからが全盛期なんだ、と自分にいい聞かせてきた。強がりかもしれないけど」。目標とする亀井外野守備走塁コーチのように、30代中盤でさらに輝く。(谷川直之)
◆セ・リーグ首位の巨人は4日、ロッテ1回戦(東京ドーム)に18-2で大勝し「日本生命セ・パ交流戦」の首位に浮上した。三回、ともにセ・リーグ最多に並ぶ9者連続安打、1イニング12安打を放ち、大量11点を奪った。巨人が9連打を前回記録したのは1996年7月9日の広島戦(札幌円山)。11・5ゲーム差を巻き返して優勝した「メークドラマ」を完成させた年に生まれた岡本和真内野手(27)が三回に2本の適時打を放つなど、4安打4打点と活躍した。止まらないヒットに巨人ベンチは盛り上がり、東京ドームのスタンドではG党がこれでもかとオレンジ色のタオルを振った。驚異的なつながりを見せたのは、2-2と追い付かれた直後の三回だ。先頭のヘルナンデスから投手の山崎伊も含め「9者連続安打」。1死後に3安打を重ね「1イニング12安打」。ともにセ・リーグ最多に並ぶ攻撃で11点を挙げた。「全て単打での9連打」はプロ野球タイ記録。約35分間に及んだ攻撃で2本の適時打を放った岡本和が分厚い胸を張った。「みんながすごく打つので、置いていかれなくてよかった。いい流れに乗れた」三回は無死一、二塁から左前へ勝ち越し打。1巡して迎えた1死満塁で再び左前に運んだ。七回に左翼線へ2点二塁打を放って1試合4打点を挙げ、シーズン31打点でリーグトップに躍り出た。MVPに輝いた昨季の交流戦で打率・383、ともにトップの8本塁打と19打点をマークした主砲が打線を引っ張った。吉兆と言っていい。巨人が前回9連打を記録した1996年は、最大11・5ゲーム差を逆転して優勝を果たした年。首位の広島と11ゲーム差で迎えた7月9日の試合(札幌円山)で9連打を記録したところから快進撃がスタートし、奇跡の逆転Vを果たした「メークドラマ」のターニングポイントと言われている。
◆この1週間、他チームのカードを解説していたので、気付かなかった。記憶にないほどのゲームを見せつけられたら、巨人は強くなったなあ...と思うしかないだろうね。明らかに打線が上向いている。合間にロッテの左翼・ポランコの〝アシスト〟があったにせよ、長打攻勢ではなく、シングルヒットのつるべ打ちというのが、状態を物語る。ボール球を振るバッターがいなかったんだ。何度も指摘した。巨人では打順や役割にかかわらず、ぶりぶり振り回すシーンが目についた。それも、カウントを追い込まれたわけでもないのに、軸足の膝を折ってまでして、アウトローを追いかける。結果、ボール球に手を出す。そんなスタイルとも決別か。チャンスに弱いタイプも、影を潜めているしね。きっかけは、ヘルナンデスの加入だと思う。むちゃ振りはせず、あくまでコンパクトに。イロハのイを思い出させてくれる。カンフル剤となる存在がついに出現したよ。ただ、これだけは付け加えておく。前日4日付の週刊エモトで「水の使いみち」をテーマにしたことだし...。わかるよね。「打線は水もの」。くれぐれも過信しないように。(サンケイスポーツ専属評論家)
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
ソフトバンク |
5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | - (-) |
11 | 19 (+3) | 13 (+2) | 3 (-) | 6 (+1) |
0.232 (↑0.017) | 1.650 (↓0.05) |
1 (1↑) |
巨人 |
5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | 0 (-) |
11 | 39 (+18) | 15 (+2) | 3 (+1) | 5 (-) |
0.293 (↑0.048) | 2.060 (-) |
1 (1↑) |
楽天 |
5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | 0 (-) |
11 | 27 (+3) | 21 (+1) | 4 (-) | 5 (-) |
0.260 (↑0.014) | 3.000 (↑0.45) |
4 (1↑) |
日本ハム |
4 | 2 | 0 | 0.667 (↑0.067) | 0.5 (-) |
12 | 34 (+5) | 12 (-) | 6 (-) | 1 (-) |
0.323 (↑0.008) | 1.960 (↑0.39) |
5 (4↓) |
ロッテ |
3 | 2 | 2 | 0.600 (↓0.15) | 1 (↓1) |
11 | 21 (+2) | 34 (+18) | 3 (-) | 2 (-) |
0.264 (↓0.014) | 4.570 (↓2.13) |
6 (-) |
DeNA |
4 | 3 | 0 | 0.571 (↑0.071) | 1 (-) |
11 | 24 (+3) | 27 (+1) | 6 (-) | 1 (-) |
0.255 (↑0.004) | 3.560 (↑0.62) |
7 (1↓) |
中日 |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↓0.071) | 2 (↓1) |
11 | 10 (+2) | 11 (+3) | 2 (-) | 4 (+1) |
0.195 (↑0.005) | 1.230 (↓0.12) |
7 (1↓) |
西武 |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↓0.071) | 2 (↓1) |
11 | 13 (+3) | 21 (+4) | 4 (+2) | 1 (-) |
0.185 (-) | 2.610 (↓0.06) |
9 (2↑) |
ヤクルト |
2 | 3 | 2 | 0.400 (↑0.15) | 2 (-) |
11 | 22 (+4) | 27 (+3) | 4 (-) | 4 (+1) |
0.227 (↓0.009) | 3.730 (↑0.2) |
10 (1↓) |
ORIX |
2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 3 (↓1) |
11 | 14 (+1) | 26 (+3) | 0 (-) | 5 (-) |
0.224 (↓0.006) | 3.430 (↑0.01) |
10 (1↓) |
広島 |
2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 3 (↓1) |
11 | 22 (-) | 23 (+5) | 3 (-) | 3 (-) |
0.236 (↓0.008) | 2.630 (↓0.24) |
12 (-) |
阪神 |
1 | 5 | 0 | 0.167 (↓0.033) | 3.5 (↓1) |
12 | 10 (+1) | 25 (+3) | 2 (-) | 2 (-) |
0.200 (↓0.005) | 3.140 (↑0.09) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
28 | 23 | 4 | 0.549 (↑0.009) | - (-) |
88 | 152 (+18) | 133 (+2) | 24 (+1) | 30 (-) |
0.238 (↑0.007) | 2.270 (-) |
2 (-) |
広島 |
24 | 22 | 4 | 0.522 (↓0.011) | 1.5 (↓1) |
93 | 152 (-) | 129 (+5) | 23 (-) | 27 (-) |
0.241 (↓0.001) | 2.360 (↓0.03) |
3 (-) |
阪神 |
26 | 24 | 4 | 0.520 (↓0.011) | 1.5 (↓1) |
89 | 159 (+1) | 153 (+3) | 25 (-) | 17 (-) |
0.220 (↓0.001) | 2.280 (↓0.01) |
4 (1↑) |
DeNA |
25 | 27 | 1 | 0.481 (↑0.01) | 3.5 (-) |
90 | 172 (+3) | 197 (+1) | 27 (-) | 31 (-) |
0.246 (↑0.001) | 3.350 (↑0.07) |
5 (1↓) |
中日 |
23 | 26 | 5 | 0.469 (↓0.01) | 4 (↓1) |
89 | 136 (+2) | 159 (+3) | 22 (-) | 17 (+1) |
0.235 (-) | 2.620 (↑0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
20 | 29 | 4 | 0.408 (↑0.012) | 7 (-) |
90 | 183 (+4) | 184 (+3) | 36 (-) | 24 (+1) |
0.236 (↓0.001) | 3.320 (↑0.01) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
34 | 15 | 2 | 0.694 (↑0.006) | - (-) |
92 | 216 (+3) | 115 (+2) | 34 (-) | 40 (+1) |
0.257 (↑0.001) | 2.000 (-) |
2 (1↑) |
日本ハム |
29 | 20 | 2 | 0.592 (↑0.009) | 5 (-) |
92 | 186 (+5) | 152 (-) | 27 (-) | 45 (-) |
0.251 (↑0.003) | 2.670 (↑0.05) |
3 (1↓) |
ロッテ |
27 | 20 | 5 | 0.574 (↓0.013) | 6 (↓1) |
91 | 160 (+2) | 171 (+18) | 24 (-) | 18 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.020 (↓0.3) |
4 (-) |
楽天 |
23 | 28 | 1 | 0.451 (↑0.011) | 12 (-) |
91 | 168 (+3) | 218 (+1) | 18 (-) | 36 (-) |
0.239 (↑0.002) | 3.940 (↑0.06) |
5 (-) |
ORIX |
21 | 30 | 2 | 0.412 (↓0.008) | 14 (↓1) |
90 | 158 (+1) | 174 (+3) | 17 (-) | 24 (-) |
0.241 (↓0.001) | 2.910 (-) |
6 (-) |
西武 |
18 | 34 | 0 | 0.346 (↓0.007) | 17.5 (↓1) |
91 | 131 (+3) | 188 (+4) | 27 (+2) | 24 (-) |
0.210 (↓0.001) | 3.200 (-) |
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