ロッテ(☆3対2★)阪神 =交流戦2回戦(2024.06.01)・ZOZOマリンスタジアム=
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阪神
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ロッテ
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勝利投手:澤田 圭佑(2勝0敗0S)
敗戦投手:西 純矢(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆ロッテが2試合連続のサヨナラ勝ちで11連勝。ロッテは1-2で迎えた9回裏、友杉の適時二塁打で同点とする。そのまま迎えた延長11回には愛斗が適時二塁打を放ち、試合を決めた。投げては、5番手・澤田が今季2勝目。敗れた阪神は10回に1死一二塁の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆ロッテは高卒2年目の19歳、田中晴也がプロ初登板初先発。ロッテで初登板勝利を飾れば、21年4月1日楽天戦の本前以来になる。また、ロッテの10代投手で交流戦で白星を挙げたのは、09年5月19日横浜戦の唐川(19歳10カ月)21年5月27日阪神戦の佐々木朗(19歳6カ月)の過去2人。唐川はそれまでに通算8勝していたが、佐々木は交流戦でプロ初勝利。田中晴も佐々木同様に阪神との交流戦で初勝利となるか。

◆阪神が仰天の大幅打順変更を行った。近本光司外野手(29)がプロ初となる4番でスタメン。4番を担ってきた大山悠輔内野手(29)は22年5月以来となる7番に降格した。前夜に途中出場で安打を放った植田海内野手(28)が今季初スタメンで2番に入った。植田のスタメンは22年8月17日のヤクルト戦以来、2シーズンぶり。チームは今季最長の4連敗中。前夜は延長10回でサヨナラ負けを喫した。先発のジェレミー・ビーズリー投手(28)は2軍戦と合わせて40イニング連続無失点中。1軍でも11イニング無失点で2戦2勝と好調だ。連敗ストップに期待がかかる。

◆「4番中堅」に座った阪神近本光司外野手(29)が、いきなり結果を出した。球団では109代目の4番で、自身プロ入り初の打順。第1打席から虎党を沸かせた。3番糸原が四球で出塁し、2死一塁。左翼席の虎党からはホームランコールが起こる中、初球に狙いを定めた。ロッテ先発田中晴の143キロ速球を捉え、一、二塁間を抜く右前打。得点にはつながらなかったが、きっちり仕事を果たした。

◆フリーアナウンサーの袴田彩会(33)がセレモニアルピッチを行った。背番号「11」のピンストライプのユニホームを着て登場。ワインドアップから高らかに左足を上げ、豪快なフォームで投球。ノーバウンドでミットに収まった。袴田は球団を通してコメントを発表。「今日はマリーンズのレジェンド村田兆治さんを意識して投げさせて頂きました。いい緊張感で落ち着けてはいたのですが、振りかぶった時のスタンドからの歓声にはこみ上げるものがありましたし、とても嬉しかったです。ノーバウンドで届いたので良かったです笑 今日は110点でお願いします!また次このような機会があれば、マリーンズOB渡辺俊介さんのようなアンダースローに挑戦したいです!」と"次回登板"に向けての意欲を語った。

◆阪神ジェレミー・ビーズリー投手(28)は"ネフタリ教"にも屈しなかった。2回先頭、ロッテのソトが打席に入ると、独特な応援歌が流れ始めた。「バーモ(バモス) ネフタリ、バーモ ネフタリ...」スタンドから、ゆっくりと、地をはうような低音の合唱が聞こえてきた。その声は、あおるようにスピードアップ。このソトの新応援歌は開幕前からX(旧ツイッター)で「威圧感がすごい、魔曲すぎる」などと話題になっていた。たびたび「ネフタリ教」がトレンド入りすることもある、中毒性のある独特な応援歌だ。三塁側から左翼席をびっしりと埋めた阪神ファンも、じっくりと聞き入っているようだった。ビーズリーはソトを中飛に仕留めた。

◆阪神ジェレミー・ビーズリー投手(28)の2軍戦からの連続無失点は、43イニングで途切れた。4回にロッテ安田に適時二塁打を許し、先制点を献上。これが4月12日の2軍ソフトバンク戦以来、44イニングぶりの失点となった。その後、2死満塁のピンチもつくったが、ここは友杉を中飛に仕留め、最少失点でとどめた。

◆阪神が手痛い形で同点機を逃した。1点を先制された直後の5回1死三塁。8番木浪が空振り三振に倒れると、ロッテ佐藤捕手がすぐさま三塁へ送球。三塁走者渡辺は慌てて戻ったが間に合わず、タッチアウト。三振併殺で得点機が途絶えた。先頭渡辺の左二塁打で、無死二塁から始まった同イニング。左翼席も同点への機運が高まっていた中、一瞬にして3アウトとなった。

◆プロ初登板で先発したロッテ高卒2年目右腕・田中晴也投手(19)は、84球を投げ5回2安打無失点で勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。堂々としたデビューだった。初回の先頭、阪神中野に対し見逃し三振を奪うと、四球、安打を許すもこの回無失点。5回には先頭打者渡辺に左翼線への二塁打、続く大山が二ゴロで1死三塁のピンチ背負う。田中晴は阪神木浪に対し、空振り三振を奪う。さらに捕手の佐藤が飛び出していた三塁走者・渡辺を刺し、併殺でしのいだ。田中晴は「最後まで自分のボールを投げ切れたので、それは良かったですし、野手の皆さんも守ってくれて、先制点も取ってくれたので、後は連勝を伸ばしていけるようベンチで応援します!プロ初先発は思ったよりも緊張はなく、満員のお客さんが入っている中で投げられて逆に高揚感もありましたし、いつもよりアドレナリンも出ていたので、楽しみながら投げることが出来ました!」とコメントした。チームは6回に追い付かれ、初勝利とはならなかった。

◆阪神前川右京外野手(21)が、気合で同点に導いた。1点ビハインドの6回2死満塁。ロッテ中村稔から押し出しとなる死球を受け、試合を振り出しに戻した。痛がる様子を見せたが、すぐさま一塁へ歩き出した。同点に追いついたものの、前夜にプロ1号アーチを含む3打点の若武者に対する死球に、虎党からのブーイングが響いた。

◆阪神石井大智投手(26)が、連続試合無失点を「10」にのばした。5月8日広島戦からゼロ行進を続けている。この日は1-1で同点の7回に登板。友杉、和田、岡を3人で仕留めた。2つの三振を奪うなど圧倒。8試合連続で無四死球と制球力も抜群だ。前夜はゲラ、漆原と中継ぎが失点し敗戦。苦しい台所事情の中、輝きを見せている。

◆阪神ジェレミー・ビーズリー投手(28)が、来日最多となる106球を投げた。6回3安打1失点。5四死球と制球に苦しむシーンもあったが、引き分けを挟んで10連勝中と勢いのあるロッテ打線を相手に、最少失点で切り抜けた。4回には安田に適時二塁打を許したが、失点はこの1点のみ。2軍戦と合わせて連続無失点は43イニングで途切れたものの、試合をつくり1-1の同点のまま後続に託した。

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◆阪神が、名手のミスからピンチをつくり、またも9回に追いつかれた。1点リードの9回に岩崎優投手(32)が登板。1死から中村奨の当たりを近本がまさかの後逸(記録は二塁打)。スライディングし、打球に追いついていたが、グラブのわずか先をボールが通過した。その後、2死二塁となり、友杉に左翼越えの二塁打を浴び、試合は振り出しとなった。チームは前夜、1点リードの9回に登板したゲラがリードを守り切ることができず、延長10回に漆原の押し出し四球でサヨナラ負けした。心配された9回は、この日は岩崎に託されたが、またも土壇場で試合の流れが変わった。スタジアムに虎党の悲鳴が響いた。

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◆ロッテ-阪神は2戦連続で延長戦に突入。ロッテは4戦連続での延長戦となった。プロ初登板初先発の田中晴也投手(19)が5回無失点の投球で試合を作った。84球を投げ毎回奪三振。5回には1死三塁のピンチを背負うも空振り三振、さらに捕手の佐藤が三塁走者を刺し併殺とした。登板後は「プロ初先発は思ったよりも緊張はなく、満員のお客さんが入っている中で投げられて逆に高揚感もありましたし、いつもよりアドレナリンも出ていたので、楽しみながら投げることが出来ました!」と振り返った。6回、代わった中村稔弥投手(27)が2死満塁から押し出し死球で同点に追いつかれた。9回にも益田直也投手(34)が1死三塁から犠飛を浴び勝ち越しを許す。だが、その裏、2死二塁から友杉篤輝内野手(23)が左翼越え適時二塁打を放ち同点に追いついた。勝てば11連勝になるロッテは、4戦連続で土壇場9回に追いつく展開で、またしても長い戦いとなっている。

◆阪神が2戦連続のサヨナラ負けで、今季ワーストを更新する5連敗を喫した。5連敗は、岡田彰布監督(66)の第2時政権で昨季6月17~25日に並ぶワーストタイ。交流戦は18年以来の開幕から4連敗となった。4-5のサヨナラ負けを喫した31日から一夜明け、この日は打線を大幅改造。近本光司外野手(29)がプロ初となる4番で先発し、4番を担ってきた大山悠輔内野手(29)は22年5月以来となる7番に。前夜に途中出場で安打を放った植田海内野手(28)が今季初スタメンで2番に入るなど、打線テコ入れで臨んでいた。しかし、プロ初先発のロッテ田中晴を前に5回まで散発2安打と苦戦。1点を追う5回に先頭渡辺の二塁打から好機をつくるも、1死三塁から木浪が空振り三振に倒れ、三塁走者の渡辺も戻れず併殺。苦しい時間が続いた。それでも6回2死から2番植田が内野安打で出塁すると、糸原が中前打でつなぎ2死一、三塁。近本が四球で塁を埋めると、迎えた前川が死球を受け押し出しで同点に追いついた。そして1-1のまま迎えた9回。先頭の近本が死球で出塁すると、次打者前川の初球で二盗に成功。前川が犠打をきっちり決めて1死三塁から、渡辺が犠飛を放ち一時勝ち越し。しかし、悪夢はその裏。守護神岩崎がリードを守り切れず、同点に追いつかれると、延長戦で力尽き連日のサヨナラ負けとなった。先発のジェレミー・ビーズリー投手(28)は、4回に2軍戦から数えて今季44イニング目で初失点を喫するも、6回3安打1失点と好投。味方の援護を待ったが、今季3連勝とはならなかった。

◆阪神中野拓夢内野手(27)がこの試合3つ目の死球を受けた。10回1死二塁。一打勝ち越しの場面で、相手左腕坂本の133キロの変化球が体の方向へ抜けた。体をひねって避けようとしたが、背骨付近に直撃。直後にはしばらくうずくまったが、一塁には自分の足で向かった。9回にも近本が足元への死球を受けており、2イニング連続。岡田監督も渋い表情を見せた。その後、2死一、二塁の場面で代打森下翔太外野手(23)がコール。しかし遊ゴロ併殺打に倒れ、勝ち越しはならなかった。

◆阪神西純矢投手(22)が、今季初登板で過酷なシーンを乗り切った。2-2で同点の延長10回に登板。先頭の岡に四球を許すと、犠打と申告敬遠などでピンチをつくり、2死二、三塁となった。最後はポランコを二飛に仕留め、このイニングを無失点。サヨナラのピンチをなんとか切り抜けた。続く延長11回には1死二塁のピンチをつくった。最後は愛斗にサヨナラ打を浴びた。西純は、この日出場選手登録を抹消された青柳に代わり、1軍に昇格。2軍では先発調整を重ねてきたが、1軍ではひとまず、ロングリリーフ要員として期待される。

◆ロッテが接戦を制し、11連勝を飾った。4戦連続で延長となったが、延長11回にサヨナラ勝ちを収めた。11連勝は05年の12連勝以来、19年ぶり。4分けも挟み、15試合も不敗が続いている。延長11回2死二塁で愛斗外野手(27)がサヨナラの右越え打を放った。西武時代を含めて自身初のサヨナラ打でZOZOマリンを熱狂させた。「負けないロッテ」は9回に象徴している。3戦連続で1点ビハインドを9回に追いついていたが、この日も驚異の粘りを再現。9回に益田直也投手(34)が1死三塁から犠飛を浴び勝ち越しを許したが、その裏に2死二塁から友杉篤輝内野手(23)が左翼越え適時二塁打を放ち同点に追いついた。ロッテが5月29日ヤクルト戦から4試合連続延長戦となった。4試合連続延長戦は09年巨人以来、9度目(パ・リーグ5度目)のプロ野球タイ記録。4試合続けて同点に追いつき延長戦に持ち込んだチームは史上初。ロッテが追いついたのは4試合とも9回だった。4試合連続延長戦で無敗は96年近鉄に次ぎ2度目。これで球団では05年の12連勝以来となる11連勝。ZOZOマリンでは9連勝となり、2日も勝てば05年にマークした球団の本拠地最多連勝記録に並ぶ。

◆/幕張が熱い、熱すぎる\ロッテ11連勝愛斗がサヨナラタイムリー?プロ野球(2024/6/1)??ロッテ×阪神??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #chibalotte"野球一本" 新プラン登場「DAZN BASEBALL」 月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!6/17まで#セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 pic.twitter.com/KNgyClpds3

◆阪神が2戦連続のサヨナラ負けで、今季ワーストを更新する5連敗を喫した。5連敗は、岡田彰布監督(66)の第2次政権で昨季6月17~25日に並ぶワーストタイ。交流戦は18年以来の開幕から4連敗となった。また2試合連続のサヨナラ負けは、17年9月5、6日広島戦以来7年ぶり。試合後、岡田監督は前夜に続き取材に応じず「もうええやろ」とだけ口にして、球場を後にした。4-5のサヨナラ負けを喫した31日から一夜明け、この日は打線を大幅改造。近本光司外野手(29)がプロ初となる4番で先発し、4番を担ってきた大山悠輔内野手(29)は22年5月以来となる7番に。前夜に途中出場で安打を放った植田海内野手(28)が今季初スタメンで2番に入るなど、打線テコ入れで臨んでいた。しかし、プロ初先発のロッテ田中晴を前に5回まで散発2安打と苦戦。1点を追う5回に先頭渡辺の二塁打から好機をつくるも、1死三塁から木浪が空振り三振に倒れ、三塁走者の渡辺も戻れず併殺。苦しい時間が続いた。それでも6回2死から2番植田が内野安打で出塁すると、糸原が中前打でつなぎ2死一、三塁。近本が四球で塁を埋めると、迎えた前川が死球を受け押し出しで同点に追いついた。そして1-1のまま迎えた9回。先頭の近本が死球で出塁すると、次打者前川の初球で二盗に成功。前川が犠打をきっちり決めて1死三塁から、渡辺が犠飛を放ち一時勝ち越し。しかし、悪夢はその裏。守護神岩崎がリードを守り切れず、同点に追いつかれると、延長戦で力尽き連日のサヨナラ負けとなった。先発のジェレミー・ビーズリー投手(28)は、4回に2軍戦から数えて今季44イニング目で初失点を喫するも、6回3安打1失点と好投。味方の援護を待ったが、今季3連勝とはならなかった。

◆サヨナラ打を浴びた西純矢投手(22)は「どういう場所でも抑えていかないといけないので、今日は悔しい結果になって残念です」とくちびるをかんだ。この日1軍昇格し、延長10回に登板。2イニング目に、最後は愛斗にサヨナラ打を浴びた。2軍で先発調整していたが、急きょの1軍昇格で中継ぎ起用にも「難しいとは言ってられない」と言い訳せず。「こういう失敗してられないので、次チャンスあれば頑張ります」と前を向いた。

◆名手が悔しさを押し殺した。阪神近本光司外野手(29)が1点リードの9回の守備で痛恨のミスを犯した。1死からロッテ中村奨の打球に前進。最後は滑り込んだが、グラブの先をボールが通過。後逸し二塁進塁を許した(記録は二塁打)。その後、岩崎が同点打を浴び、試合は延長戦へ。延長11回の末にサヨナラ負けを喫した。試合後、9回の守備について「風と距離感というので、全然捕れたと思う」と回想。「そこは練習でどうこうというのではないので」とし「捕るのが一番ですけど、その次は前に止めるだと思うので。それができなかったのは反省するところだと思います」と語った。プロ初の4番を務めた一戦。「今日は特別やったと思う」としながら「その1打席目はちょっと、雰囲気とかも味わいながらとは思いましたけど。初回に回ってきてくれたのはよかったのかなと思います」と話し、初回の安打を振り返った。

◆9回に同点打を浴びた岩崎優投手(32)は、前向きに切り替えた。1点リードの9回に登板。1死から代打中村奨が放った中前への飛球に近本は滑り込んで捕球を試みたが落球。不運な二塁打でピンチを招き、その後8番友杉に同点の左適時二塁打を浴びていた。チームは2戦連続のサヨナラ負け。「絶対に良くなるので。それまで、粘り強くやっていきたいです」と話し、球場を後にした。

◆プロ初の4番で起用された阪神近本光司外野手(29)が、3打数1安打1得点も、守備で後悔を残した。初回に右前打。6回には四球で同点劇につなげた。9回は死球で出塁し二盗を決め、その後本塁に生還。一時勝ち越しとなった。一方で、9回の中堅守備では、中村奨の当たりに前進しグラブをのばしながらも後逸。「全然捕れたと思う。捕るのが一番ですけど、その次は前に止めること。それができなかったのは反省」。打順については「今日は特別だったと思う。1打席目は雰囲気も味わいながらとは思いましたけど」と振り返った。

◆阪神前川右京外野手が2試合連続の打点を挙げた。「5番左翼」で先発。6回2死満塁で押し出しとなる死球を受け、同点に追いついた。右手の甲付近に直撃したものの「問題ないです」ときっぱり。9回表無死二塁では必死に腕をのばして一ゴロを放ち、二塁走者の進塁に成功。その後、渡辺の犠飛で一時勝ち越しの1点が入った。進塁打のサインが出ていたといい「ヒットじゃなくても進めたのでよかった」。前夜にプロ1号2ランを含む3打点。この日はしぶとく結果を残した。

◆ロッテが接戦を制し、11連勝を飾った。4戦連続で延長となったが、延長11回にサヨナラ勝ちを収めた。11連勝は05年の12連勝以来、19年ぶり。4分けも挟み、15試合も不敗が続いている。延長11回2死二塁で愛斗外野手(27)がサヨナラの右越え打を放った。西武時代を含めて自身初のサヨナラ打でZOZOマリンを熱狂させた。ロッテが5月29日ヤクルト戦から4試合連続延長戦となった。4試合連続延長戦は09年巨人以来、9度目(パ・リーグ5度目)のプロ野球タイ記録。4試合続けて同点に追いつき延長戦に持ち込んだチームは史上初。ロッテが追いついたのは4試合とも9回だった。4試合連続延長戦で無敗は96年近鉄に次ぎ2度目。これで球団では05年の12連勝以来となる11連勝。ZOZOマリンでは9連勝となり、2日も勝てば05年にマークした球団の本拠地最多連勝記録に並ぶ。

◆プロ初登板初先発したロッテ高卒2年目右腕・田中晴也投手(19)は、84球を投げ5回2安打無失点。勝ちこそつかなかったものの堂々のデビューだった。初回の先頭、阪神中野に対し見逃し三振を奪うと、四球、安打を許すもこの回無失点。5回には先頭打者渡辺に左翼線への二塁打、続く大山の二ゴロで1死三塁のピンチ背負う。田中晴は阪神木浪に対し、空振り三振を奪う。さらに捕手の佐藤が飛び出していた三塁走者・渡辺を刺し、併殺でしのいだ。田中晴は「プロ初先発は思ったよりも緊張はなく、満員のお客さんが入っている中で投げられて逆に高揚感もありましたし、いつもよりアドレナリンも出ていたので、楽しみながら投げることが出来ました!」と振り返った。吉井理人監督(59)は「最高のピッチングでした。自分のプロデビュー初先発は初回、あっという間にノックアウトだったんで、それを考えると本当に素晴らしいピッチングだった」と大絶賛だった。今後の起用については「中6日での回復というのをまだ2軍でやっていないので、中6日で回復して投げられるように修行して。またどこかで1軍で投げてほしいなというふうには考えています」と明かした。

◆前夜と同じ流れで負けた。1点差の9回に登板した阪神岩崎優投手(32)が、リードを守り切れなかった。1死から中村奨の当たりを中堅近本が後逸(記録は二塁打)。その後、2死二塁となり友杉に左翼越えの同点適時二塁打を浴びた。登板した直近5試合のうち3試合で失点。「絶対良くなるので、粘り強くやっていきたい」と振り絞った。延長10回からは、この日1軍昇格した西純矢投手(22)が今季初登板。2死二、三塁のピンチをしのいだものの、2イニング目となった11回につかまった。2死二塁のピンチで愛斗に右越えのサヨナラ打を浴びた。「カウント負けしていた。あそこでゾーンにフワっていってしまった感じが、すごく後悔します」と肩を落とした。2軍では先発調整を続けてきたが、中継ぎ陣に疲労の色が見られることもあり、急きょ1軍昇格でブルペン入り。いきなり過酷な状況も「難しいとかは言ってられない」と言い訳にはしなかった。「次、チャンスがあれば頑張ります」。ロングリリーフ要員として期待のかかる右腕は、必死に前を向いた。前日5月31日も1点リードの9回にゲラが同点に追いつかれていた。その後、延長戦で漆原の押し出し四球でサヨナラ負け。頼みのリリーフ陣が踏ん張り切れず、同じパターンで勢いに乗るロッテにのみこまれた。【中野椋】

◆ロッテが強い、強すぎる。阪神戦で、史上初めて4戦連続で追いつき延長戦へ。11回2死二塁で途中出場の愛斗外野手(27)が、サヨナラの二塁打を右翼へ放った。チームは4試合続けて9回に追いつく歴史的な粘りで、4分け挟み11連勝。2戦連続のサヨナラ勝ちで、本拠地を沸かせた。ヒーローインタビューを終えた愛斗が、ライトスタンドへ向かう。愛斗コールも、ファンが掲げる愛斗の名入りタオルも、そこにはたくさんある。「見たいですね。そうなるといいですね」西武を離れることが決まった昨年12月、今日の光景を夢に描いていた。「投手の人生を背負っているので」と強いこだわりを持つ右翼守備を、大の得意とする。ただ古巣の西武では、ロッテとは違い、本拠地では西武ファンが左翼席に陣取っていた。「でも僕のファンの人たちって、けっこうライトスタンドにいてくれたんですよ。僕の名前のタオルを掲げて。そこに向かって走って行くんです」新天地のロッテならライトでも...そのシーンを夢見た。一方で環境が変わることに不安もあった。「怖い...のも正直、少しありますね。新しいところに行くことも、うまくやっていけるかなっていうのも。最初は壁、作っちゃうかも。おそるおそる」まっすぐで熱い。この日もインタビュアーの目をしっかり見ながら、質問を聞いていた。西武でも特に後輩たちから慕われた。ただ果敢なプレースタイルのイメージとは違い、物静かだ。誤解されることもある。古巣で不遇の時期を過ごしたこともある。人懐こさもあるけれど、慣れるまで時間がかかることも。"野生児"と呼ばれた愛斗は、きらびやかなプロ野球界に長く身を置き、見た目は割と派手ながら、その実はどこにでもいる「ちょっとした悩みもある人」だ。2月末、宮崎空港の搭乗ロビーで久々に顔を見た。「こいつ、仲良くなったんですよ。同い年で」。紹介してくれたのはロッテ高部瑛斗外野手(26)。同じ職人肌の外野手だ。同じロビーにいた西武ナインの輪にはあえて寄らず「ロッテ愛斗」でいようとした。西武在籍中は慕ってくれた後輩たちに"だる絡み"もしたけれど、去り際にはしっかり思いを伝えた。「1軍で試合に出る人は決まってるかもしれない。でもどれだけ打てなくても、活躍できなくても、腐らないでほしい。2軍で結果残してるのになんで1軍に上がれないんだって思わないように。そう思ったらもう、腐っていっちゃう。自分もそれが態度に出たことがある。でもそれって、絶対に周りが見てるし、自分が頑張ってたら、それも必ず誰かが見てくれるから」ロッテでも2軍に落ちたけれど、また立て直して、この日の愛斗コールにつなげてみせた。もの静かだけれど、孤独が好きなわけじゃない。孤独の苦しみも知る。だから名前の通り、愛されることはうれしい。お立ち台で「僕もロッテの一員になったんで、ロッテに貢献できるように頑張ります」と言った。淡々とした語り口だったけれど、思いに偽りはまるでない、それが愛斗。日が変わればまた、投手の人生をかけて定位置へ駆けていく。ライトスタンドを見ながら。【金子真仁】

◆打線改造も実らず...。「日本生命セ・パ交流戦」で阪神が2戦連続のサヨナラ負けを喫し、岡田彰布監督(66)の第2次政権で昨季6月17~25日以来のワーストタイ5連敗を喫した。近本光司外野手(29)をプロ初となる4番に置き、4番を担ってきた大山悠輔内野手(29)を22年5月以来となる7番にするなど大幅なテコ入れも、交流戦は18年以来の開幕から4連敗。岡田監督はこの日も取材に応じず「もうええやろ」とだけ口にして、球場を後にした。重く、苦しいムードをなかなか断ち切れない。悪夢の前夜に続いて9回に追いつかれ、延長戦の末にサヨナラ負け。「もうええやろ」。岡田監督はこの日もその一言だけを言い残し、報道陣の取材に応じることはなかった。打線を大幅にテコ入れし、現状打破を図った。近本をプロ初となる4番で起用し、不動の4番を担ってきた大山を、22年5月以来の7番に置いた。前夜に途中出場で安打を放った植田を2番で今季初先発させるなど、全ての打順を変えて臨んでいた。しかし、プロ初登板&初先発だったロッテ田中晴を前に、5回まで散発2安打と苦戦。0-1の6回2死満塁で前川の押し出し死球で追いつき、9回1死三塁から渡辺の犠飛で一時勝ち越すも、適時打は出ず。複数得点を奪えず、流れを引き寄せることもできなかった。試合後、平田ヘッドコーチが「あの手この手を使ってやるしかないからね。今は我慢、我慢」とチームの苦しい現状を説明した。4月14日中日戦(バンテリンドーム)でも大山を初めて5番に下げ、1番に木浪、2番に梅野を据えるなど前夜から全打順を入れ替え。この日は2-1の接戦ながら、引き分けを挟んでの連敗を3でストップ。5月16日の同戦でも、1番に井上、4番に原口を据える新打順で臨み、9-4で勝利していた。流れを変える指揮官の策も、交流戦に入ってから実っていない。昨夜は4得点したものの、5月21日広島戦(マツダスタジアム)から10試合中8試合で2得点以下。今季ワーストの5連敗、交流戦は4試合でまだ白星がない。球団初のセ・リーグ連覇へ、ここが踏ん張りどころ。1つの白星から流れが変わるはずだ。【磯綾乃】阪神が今季初の5連敗。優勝した23年の最長連敗も5で、6月17日ソフトバンク戦~25日DeNA戦。なおセ・リーグ優勝を果たした年の最長は6連敗で、62、64年に各1度、85年に2度。今季の交流戦で開幕からの連敗は4に伸びた。過去に交流戦で開幕4連敗以上ののべ11球団中、レギュラーシーズンでAクラス入りは14年広島の3位のみ。阪神は今季の延長戦で、3勝4敗4分けと負けが先行した。5月26日巨人戦、31日ロッテ戦に続き、直近5試合中3試合が延長負けである。

◆打線改造も実らず...。「日本生命セ・パ交流戦」で阪神が2戦連続のサヨナラ負けを喫し、岡田彰布監督(66)の第2次政権で昨季6月17~25日以来のワーストタイ5連敗を喫した。近本光司外野手(29)をプロ初となる4番に置き、4番を担ってきた大山悠輔内野手(29)を22年5月以来となる7番にするなど大幅なテコ入も、交流戦は18年以来の開幕から4連敗。近本が阪神109代4番打者として先発出場を果たした。今季阪神のスタメン4番はほかに、大山49試合、佐藤輝と原口が各1試合。年間4人の先発4番打者は、21年4人(大山、マルテ、佐藤輝、サンズ)以来。日本人4人以上となると、18年の糸井、大山、陽川、福留、原口の5人(ほかにロサリオ)以来。近本は身長171センチ。2リーグ分立後の阪神の先発4番としては、最小の渡辺博之170センチ(51、53、54年に計47試合)に次ぎ、大津淳171センチ(56~58年に計59試合)と並んで2位タイの小兵4番となった。

◆ロッテが強い、強すぎる。「日本生命セ・パ交流戦」の阪神戦で、史上初めて4戦連続で追いつき延長戦へ。1-2の9回2死から友杉篤輝遊撃手(23)の適時二塁打で同点とし、延長11回2死二塁で途中出場の愛斗外野手(27)が、サヨナラの二塁打を右翼へ放った。チームは4試合続けて9回に追いつく歴史的な粘りで、4分け挟み11連勝。2戦連続のサヨナラ勝ちで、本拠地を沸かせた。試合を決める右越え打を放った愛斗は、二塁を回ると満面の笑みで仲間たちと抱き合い、喜びを分かち合った。昨年12月に現役ドラフトで西武から入団。初めて、歓喜の輪の中でウオーターシャワーを浴びた。「水じゃないやつがいたので、ちょっと探します」と笑ったが「やっとロッテの一員になれた。感動しました」と胸の内を明かした。同じ失敗は繰り返さない。追いついた直後の9回2死二塁。一打サヨナラの場面で代打出場したが結果は空振り三振。試合を決められなかった。11回の2死二塁では「『今度は絶対に打つ』という気持ちで(打席に)入りました。福浦さんと村田さんから『甘いとこだけを打って行け』という指示があったので、それが冷静にできた」と2人の打撃コーチに感謝し「芯に当たったので越えると思いました」と振り返った。「大好き」と公言する趣味はゴルフだ。プロ1年目からハマり、今春のキャンプでもオフの日にチームメートと出かけた。自己ベストは81(2月22日時点)。かなりの上級者レベルだ。「目指している数字とかはないです。それより野球を頑張らないと」。普段から、芯で捉えるのは得意なのかもしれない。チームは4試合連続で土壇場の9回に追いつく、驚異的な粘りを見せている。吉井監督は「粘りが出てきて、それぞれ自分の出来ることに集中してやってくれている」と選手たちをねぎらった。ただ、満足はしていない。「結果的に勝ち切れたんで良かったんですけども、細かいところを見るとかなり隙がある。打つ方も投げる方も、隙のあるゲームだった」と反省点を挙げた。これで、15試合連続負けなし。1試合ごとに強くなっている。【星夏穂】

◆阪神大山悠輔内野手は22年5月8日の中日戦以来、2年ぶりに7番でスタメン出場した。4打数無安打に倒れ、直近3戦で1安打。5月は月間打率1割8分2厘だったが、月が変わっても低調なままだ。シーズン打率も2割2厘と1割台目前となっている。試合後は報道陣の問いかけに無言のまま球場を後にした。

◆ロッテ友杉篤輝内野手(23)が起死回生の同点打を放った。9回2死二塁、フルカウントから土壇場で左越え適時二塁打。「僕で勝負に来ると思ったので思い切りいきました。いつも会心の当たりが定位置(の守備)ぐらいなので越えてくれるか心配でした」と笑った。前日5月31日も4安打の活躍で「できすぎ友杉です」と話し、「明日は9回で決められるようにがんばります」と力を込めた。

◆阪神は近本光司外野手(29)がプロ6年目で初の4番で出場する。ここまで打率・285、6本塁打、21打点でチーム内の打撃3冠を誇り、今季ここまで1番と3番で出場を続けていた。4連敗中のチームを変えるきっかけになるか。大山が2年ぶりに7番で出場し、植田が今季初スタメンを務める。

◆2日の3回戦には阪神・才木浩人投手(25)が先発する。ここまでチームトップの5勝をマークし、防御率も1・54と圧巻の投球。ロッテ打線に対しては昨年6月4日の一戦(甲子園)で完封勝利を挙げており、「普通にいつも通り行けば問題ないかなと思う。ファウルで粘ったりとかしているのが印象的だったので、決めるところをしっかり決めれたらいい」と意気込んだ。今季はビジターでの登板となり、強い風が特徴のZOZOマリンに球場が変わる。「フォークは落ちるし、まっすぐは風に乗ったらうまく高めとかで空振りが取れる。フライは戻ってくると聞いていて自分にとってはすごくいい風かなと思うので、利用しながら投げられたら」と風も味方につけて、虎を救う投球を見せる。

◆阪神の先発、ジェレミー・ビーズリー投手(28)がこの日初めてのピンチをしのいだ。2連勝中の助っ人は一回、二回は一人も走者を許さぬ投球を見せる。しかし三回、1死から四球、死球で1死一、二塁のピンチを背負う。打席には岡。初球はスイーパーで空振りを取り、2球目はカットボールを選択した。強い打球はとんだものの、狙い通りゴロを打たせて三塁の正面に。渡辺―中野―大山と渡って併殺を完成させ、マウンドで大きく咆哮をあげた。4月12日のウエスタン・ソフトバンク戦からの連続イニング無失点は「43」に伸ばしている。

◆阪神の先発、ジェレミー・ビーズリー投手(28)は四回に先制点を許した。〝ゼロの男〟がついに失点を喫した。高部に一塁への内野安打、ポランコに死球を与えて2死一、二塁とピンチを招くと、安田の当たりは一塁線へ。一塁を守る大山の前で大きくはね、打球は右翼へ転がって走者ひとりが生還した。5月の1軍昇格後も無失点を続けていた右腕は、不運な当たりで2軍戦も含めて44イニングぶりの失点でリードを許した。続く佐藤に四球を与えて満塁のピンチを作ったが、友杉を中飛に打ち取りさらなる失点は防いだ。

◆阪神はミスも重なり、0―1の五回に同点機を逸した。流れを自ら手放すようなプレーになってしまった。先頭の渡辺が左翼への二塁打を放ち、大山の二ゴロで1死三塁。ここで木浪はカウント2―2からの5球目を空振り三振。さらに走者の渡辺が三塁を大きく飛び出したところで捕手の佐藤が三塁に送球し、アウトで攻撃が終了となった。得点圏に走者を置きながらも1本が出ず、それが焦りにつながる悪循環となった。

◆ロッテ・田中晴也投手(19)が先発としてプロ初登板し、5回84球で2安打無失点に抑えた。チームは四回に安田が先制二塁打を放つなど五回までリードしており、プロ初勝利の権利を持って降板した。初の舞台で堂々のピッチングだった。一回は四球と安打で2死一、二塁としたが、前川を131キロのスライダーで空振り三振。三回の中野には自己最速の151キロもマークした。五回も1死三塁としたが、木浪を空振り三振に仕留め、その間に飛び出していた三塁走者も捕手の佐藤がけん制でタッチアウトに仕留めた。この日最大のピンチを無失点で切り抜けるとグラブをたたいて喜んだ。「最後まで自分のボールを投げ切れたので、それは良かったです。野手の皆さんも守ってくれて、先制点も取ってくれたので、後は連勝を伸ばしていけるようベンチで応援します!プロ初先発は思ったよりも緊張はなく、満員のお客さんが入っている中で投げられて逆に高揚感もありました。いつもよりアドレナリンも出ていたので、楽しみながら投げることが出来ました!」とコメントした。田中晴は新潟・日本文理高から2023年にドラフト3位で入団。186センチ、94キロと分厚い体をダイナミックに使った力感のないフォームから繰り出す伸びのある直球を武器とする本格派右腕だ。今季はイースタン・リーグで6試合に登板し1勝1敗、防御率2・87。登板前日には「自分としても待ってた日。2軍で良い準備ができていると思うので、明日は自分らしいピッチングができればいい」と意気込んでいた。持ち味を存分に発揮して躍動した。

◆阪神は六回、前川右京外野手(21)の押し出し死球で同点に追いついた。高卒2年目右腕・田中晴に五回まで無失点に抑えられるも、0―1の六回、2番手の中村稔を攻め立てた。2死から今季初めてスタメンに名を連ねた植田が捕手への内野安打で出塁すると、糸原が中前打、近本が四球でつなぎ2死満塁を作る。打席には前日5月31日の試合でプロ初本塁打を記録した前川。カウント1-1からの抜けた変化球が右手付近にあたり、押し出しの死球に。2死から必死につないで同点に追いついた。なおも好機は続いたが渡辺は見逃し三振に倒れて逆転とはならず。同点で後半戦に入る。

◆阪神の先発、ジェレミー・ビーズリー投手(28)は6回1失点でマウンドを降りた。試合前まで40イニング無失点と圧巻の投球を続けていた右腕。この試合も力強い直球とカットボール、スイーパーをゾーンに集める好投を披露した。しかし四回、2死一、二塁から安田に一塁へのゴロを打たせるも、これがベースに当たって大きく弾み、適時二塁打に。不運な形で今季44イニング目で初の失点を喫した。それでもこの後2死満塁のピンチで友杉を中飛に打ち取ってしのぐと、五回2死一、三塁でもソトを中飛に仕留めて追加点は与えなかった。6回106球を投じて被安打は3本。3戦連続で試合を作り、救援陣に後を託した。ビーズリーは「立ち上がりから三回まではスムーズに投げることができたね。なかなか勝負が着かなくてたくさんファウルボールも打たれて球数も増えてしまったけど、根負けせず粘り強く投げることができたと思うよ」とコメントした。七回のマウンドには石井が上がった。

◆またまた粘った。ロッテは1点を追う九回に同点に追いつき、4試合連続で延長戦に突入した。4試合ともすべて九回に同点に追いついており、驚異的な意地をみせた。この日は先発でプロ初登板した高卒2年目右腕の田中晴が5回2安打無失点と好投。1点リードの六回に中村稔が同点の押し出し死球で同点に追いつかれて初勝利はお預けとなった。その後は白熱した投手戦で、九回に益田が左犠飛されて勝ち越しされたが、その裏の攻撃で中村奨が二塁打を放つと2死二塁から友杉が値千金の適時打を放った。チームは2005年以来19年ぶりの10連勝中。勢いはこの日も継続している。

◆阪神が2試合連続のサヨナラ負けで今季最長の5連敗を喫した。延長十一回、2死二塁から、西純が愛斗に右越えタイムリーを浴び、2-3で敗れた。阪神は1点を追う六回に前川の死球で同点。九回に渡辺の犠飛で1点勝ち越した。逃げ切りを狙い、2―1での九回に岩崎が登板。ところが、1死から中村の当たりは中堅へ。近本が前進しスライディングキャッチを試みるも、ボールはグラブをわずかにすり抜け後方に転がる二塁打となり、2死から友杉に同点二塁打を浴び、延長戦に持ち込まれていた。

◆阪神が2試合連続のサヨナラ負けで今季最長の5連敗を喫した。近本光司外野手(29)は九回の自身の守備について「風と距離感というので、全然捕れたと思うので。そこは練習でどうこうというのではないので。捕るのが一番ですけど、その次は前に止めるだと思うので。それができなかったのは反省するところだと思います」と振り返った。この日はプロ6年目で初の4番で出場。死球で出塁した九回に一時勝ち越しとなるホームを踏んだが、その直後の守備で中村の当たりにスライディングキャッチを試みるも、ボールはグラブをわずかにすり抜け後方に転がる二塁打となった。その後、2死から友杉に同点二塁打を浴び、延長十一回にサヨナラ負けとなった。初の4番については「今日は特別やったと思うので。1打席目はちょっと、雰囲気とかも味わいながらとは思いましたけど。初回に回ってきてくれたのはよかったのかなと思います」と語った。

◆大シャッフル打線で臨んだ阪神が2戦連続サヨナラ負けで5連敗を喫した。岡田彰布監督(66)は1回戦に続いて「もうええやろ」と話しただけで、取材には応じなかった。入団6年目で近本光司外野手(29)が初の「4番」に座り、大山悠輔内野手(29)は2022年5月8日の中日戦(バンテリン)以来の「7番」に入った。しかし得点は前川右京外野手(21)の押し出し死球と渡辺諒内野手(29)の犠飛による2点のみ。1点リードの九回は岩崎優投手(32)が救援失敗。十一回2死二塁から西純矢投手(22)が右越え安打を浴びた。交流戦開幕4連敗は2018年以来。2戦連続サヨナラ負けは17年9月5、6日の広島戦(マツダ)以来。昨年6月17日のソフトバンク戦(甲子園)から25日のDeNA戦(横浜)以来の5連敗(成績=25勝23敗4分、観衆=観衆2万9534人)。

◆ロッテ2年目の友杉篤輝内野手(23)が、九回2死二塁から左越えの適時二塁打を放った。値千金の一打に「僕で勝負に来ると思っていたので思い切っていきました」と右拳を握った。遊撃の定位置をつかんだ今季は打率・293と好調。お立ち台では「出来すぎ、友杉です」とファンを沸かせ、4試合連続の延長戦に突入に「明日は九回で決めます!」と誓った。

◆打線大改造も実らず-。阪神は2-3でロッテに2試合連続で延長サヨナラ負けを喫し、今季最大の連敗は「5」となった。岡田彰布監督(66)は打撃不振の大山を7番に下げ、近本を初めて4番に据える新オーダーで臨んだが、押し出し死球と犠飛での2得点がやっと。継投にも失敗し、交流戦初勝利を逃した。トンネルの出口はどこにある?!執念のつなぎで追いつき、泥臭く勝ち越したが、最後には幕張の空を仰ぐ結末になってしまった。岡田虎が2試合連続サヨナラ負けで今季最多の連敗は「5」に伸びた。打線の大改造も実らず、岡田監督も2日連続で〝会見拒否〟する事態に陥った。「もうええやろ」試合後、指揮官を待つ報道陣に向かって球場内でワンフレーズだけ口にし、チームバスへ乗り込んだ。連敗脱出へ、虎将は現状打破を目指す姿勢を打ち出した。「4番・近本」のコールが響くと、左翼席の阪神ファンはドッとわいた。前日からスタメンの打順は「9番・捕手」以外はガラリと変更。1番中野、2番植田、3番糸原、7番大山はいずれも今季初、4番近本はプロ初のオーダーだったが、白星にはつながらなかった。プロ初登板初先発の田中晴を打ちあぐね、0-1の六回は2番手の中村稔を攻めて植田の内野安打から2死満塁としたが、前川の押し出し死球で追いつくのがやっと。1-1の九回も3番手の益田から渡辺の犠飛で勝ち越したが、その裏に岩崎が追いつかれると、この日1軍昇格即登板した西純が延長十一回に愛斗に右越えのサヨナラ打を浴びて力尽きた。

◆阪神は2-3でロッテに2試合連続で延長サヨナラ負けし、5連敗となったが、打線を大改造。109代4番打者となった近本光司外野手(29)は3打数1安打2四死球、九回には二盗を決めて一時勝ち越しのお膳立てをするなど存在感を示した。プロ通算715試合目で初の4番起用にも、不変の存在感で打って走ってチームを動かした。先頭で引っ張る役割を果たし続けてきた近本に、6年目で初めて4番の座が託された。一時勝ち越しのホームを踏んだが、最後は惜敗。それでも、見る者には確かに新しい風を吹かせた。「今日は特別だったと思うので。1打席目はちょっと、雰囲気とかも味わいながらとは思いましたけど」打率、本塁打、打点の3部門でチームトップの成績を残していた背番号5が、つながりを欠く打線の4番に入った。一回は2死一塁で最初の打席に入って右前打。「初回に(打席が)回ってきてくれたのはよかった」とリズムをつかんだ。1―1の九回は先頭で打席に入り、死球で出塁すると、リーグトップの今季8盗塁目を決めてチャンスメーク。「打席に入ったら自分のやることは決まっているので」と普段と同じ先頭打者の役割をこなし、渡辺の犠飛で一時勝ち越しのホームを踏んだ。球団109代目の4番打者は、走れる4番。チームのために奮闘した。

◆ミラクルロッテだ!! ロッテは1日、「日本生命セ・パ交流戦」の阪神2回戦(ZOZOマリン)に延長十一回、3―2で2試合連続サヨナラ勝ちした。12連勝した2005年以来、19年ぶりの11連勝(4分けを挟む)。4試合連続で1点を追う九回に追いつく驚異の粘りを発揮し、プロ野球タイ記録の4戦連続延長戦に突入。十一回2死二塁から途中出場の愛斗外野手(27)が右二塁打を放って試合を決めた。神懸かっているのかもしれない。延長十一回。試合を決める白球を見送り、愛斗が歓喜の輪に吸い込まれていった。2005年以来19年ぶりの11連勝(4分けを挟む)。昨年12月に現役ドラフトで西武から加入したヒーローが、移籍後初のお立ち台に上がり、感慨に浸った。「ファンの声がすごく届いた。やっとロッテの一員になれたなと。感動しました」昨季日本一の阪神を相手に、2試合連続のサヨナラ勝ち。1点を追う九回は2死二塁となり、阪神ファンから「あと1球」のコールが響く中で、友杉が値千金の左越え二塁打。4試合連続で九回に同点に追いつくと、プロ野球タイ記録となる4試合連続の延長戦に突入した。

◆阪神は2-3でロッテに2試合連続で延長サヨナラ負けし、5連敗となった。抑えの岩崎優投手(32)が1点リードを守れず、1軍昇格即登板した西純矢投手(22)が十一回にサヨナラ打を浴び、救援陣が連日の背信投となった。幕張の悲劇だ。前日のゲラに続き、岩崎も1点リードの九回、同点に追いつかれ、チームの勝利を消してしまった。虎のダブルストッパーが好調ロッテの勢いに飲み込まれて、2試合連続の延長サヨナラ負けにつながった。「(チーム状況は)絶対、よくなるので。それまで、粘り強く戦っていきたいです」宿舎に帰るバスに向かう岩崎は必死で声をふり絞った。渡辺の犠飛で勝ち越した直後の九回。チームの連敗ストップを託されたが、逃げ切りに失敗。不運もあった。1死から代打・中村奨の打球にスライディングキャッチを試みた近本が後逸して二塁打に。2死後、友杉に左越えの同点二塁打を食らった。待っていたのは2日連続の悪夢継投-。延長十回からは、この日1軍初昇格した西純がマウンドへ。先頭に四球を与えるも、なんとか1死一、二塁のピンチを無失点にしのいだが、イニングをまたいだ十一回、2死二塁から愛斗に右越えのサヨナラ打。西純は「どういう場所でも抑えていかないといけないので。きょうは悔しい結果になって残念です」と、サヨナラ負けの責任を一身に背負い込む形となった。

◆「びっくりするくらい無風や」ベテラン虎番のビヤ樽こと三木建次がポツリと漏らした。今回の遠征で2年ぶりにZOZOマリンスタジアムを訪れるにあたって、名物の強風を〝楽しみ〟にしていたのだという。「台風1号が関東の南を通過したところやったしな。風速10メートル以上になるんかなと期待していたんや」。言っていたことだからそのまま書いてしまうが、強風に手を焼く選手やコーチ陣に聞かれたら叱られそうな発言だ。ZOZOマリンの記者席はバックネット裏のスタンド最上段にあり、遠くの方にはチラリとだが東京湾も望める。風と景色を満喫しようとしたビヤ樽だったが、前夜もこの日もほとんど風速3、4メートルほど。〝千葉らしさ〟を感じられず一人悔しがっていた。「そして、大改造した虎打線も無風やなぁ...」ビヤ樽の嘆きは止まらない。試合前に4番・近本、7番・大山などの驚きのラインアップが紹介されると、敵地の半分以上をギッシリと埋めた虎党からは大きなどよめきが起きた。「その中でも大山への歓声はすごかった」。ビヤ樽はそうも語っていた。打線を大幅に組み替えるたびに勝利をつかんできた岡田監督だが、今回ばかりはうまくいかなかった。ビヤ樽が、この日の試合前にふと三塁側ベンチの中をのぞき込んでいると、練習の合間に広報担当者と話し込む原口の姿があったという。グラウンドを見つめては、ベンチをチラッとのぞいてを繰り返すビヤ樽。すると次の瞬間、なんと原口が広報が持っていたビデオカメラを自ら構え、ビヤ樽の方に向けてきた。それもニッコリと笑って。

◆日本ハム戦後の評論で「岡田監督、動け!」と書いたが、実際に打順が大幅に変わった。ただ、いま一番期待できる近本を4番にして、調子のいい糸原と前川をクリーンアップでくっつける-それくらいの意図しか考えられない、苦肉のオーダーだった。大山の打撃の状態が悪すぎ、中野も木浪もよくないので、仕方がないとも言える。気になるのは、打順を変えただけで、相手を苦しめよう、嫌がることをしてやろうという策があまり見られないことだ。不振の打者が多いだけに、序盤から送りバントを用いたり、足を使うなど、ベンチも動かなければならない。打線より気がかりなのは、救援投手が打たれ、勝ち試合を落とすことが増えていること。昨季は終盤にリードを奪えばそのまま勝てていたが、今季の岩崎とゲラにそこまでの安定感はない。岡田監督も試合後の取材に応じないなど、悲壮感を漂わせてしまっている。これほど打順を変えたら、選手にも重圧になるだろう。私は弱いチームの監督(2005年、楽天の初年度)をやっていたから、負けた次の日はコーチ陣には選手に明るく接してくれと伝えていた。監督には、チームのムードを変えるように動くことも求められている。(サンケイスポーツ専属評論家)

◆ウェ~ン、虎の負のスパイラルがとまらんやないか~(涙)。九回、あと1球で勝利から岩崎が友杉に同点打を浴び、延長十一回は西純が2日連続のサヨナラ負けとなる痛打を愛斗に許して、振り返れば『●●●●●』。五目並べなら勝ちだぜクソ~!!てか、悔しいけれどスタメンに迫力な~い! 中野が不慣れな1番に入り、2番は控えの植田、3番にサブの糸原、そして4番に好打者なれど一発長打の怖さには欠ける近本、5番に3年目の若虎・前川、6番に本来は代打の渡辺、揚げ句に7番は大不振で(おそらく下半身にトラブルを抱えているのだと思う)4番から大降格した大山と、まるで野戦病院さながら...。これで勝てって言う方がムリ? 前川の押し出し死球と近本の死球に盗塁を絡め、渡辺の犠飛は手負いの虎としては精いっぱいかぁ...と妙に納得してどーすんだオレ!!打線が湿ってるなら佐藤輝を2軍から上げろって? 確かに31日の2軍戦でサヨナラホームランを放ってるんだけど、守備で落ちたのにその試合でも2エラーしてるんだよなぁ...。四面楚歌(そか)阪神? さあ、岡田さん、腕の見せ所でっせ!!

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
302 1.000
(-)
-
(-)
1319
(+3)
15
(+2)
3
(-)
2
(+1)
0.293
(↓0.025)
2.700
(↑0.3)
2
(-)
楽天
410 0.800
(↑0.05)
0
(-)
1324
(+8)
16
(+2)
4
(+1)
5
(+2)
0.250
(↑0.002)
3.000
(↑0.27)
3
(2↑)
DeNA
320 0.600
(↑0.1)
1
(-)
1319
(+4)
17
(+3)
6
(+2)
1
(+1)
0.258
(-)
3.300
(↑0.08)
3
(2↑)
ソフトバンク
320 0.600
(↑0.1)
1
(-)
1311
(+2)
8
(-)
1
(-)
4
(+2)
0.208
(↓0.004)
1.360
(↑0.33)
3
(1↓)
巨人
320 0.600
(↓0.15)
1
(↓1)
1314
(+3)
12
(+4)
2
(-)
4
(-)
0.217
(↓0.001)
2.270
(↓0.42)
3
(2↑)
西武
320 0.600
(↑0.1)
1
(-)
139
(+4)
10
(+3)
2
(+1)
1
(+1)
0.191
(↑0.015)
1.640
(↓0.35)
7
(3↓)
日本ハム
220 0.500
(↓0.167)
1.5
(↓1)
1420
(+3)
10
(+4)
4
(+1)
1
(-)
0.297
(↓0.016)
2.430
(↓0.5)
8
(3↓)
ORIX
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
1312
(+1)
21
(+2)
0
(-)
1
(-)
0.229
(↓0.003)
3.980
(↑0.52)
8
(3↓)
広島
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
1319
(-)
13
(+2)
2
(-)
3
(-)
0.248
(↓0.021)
1.880
(↑0.43)
8
(2↑)
中日
230 0.400
(↑0.15)
2
(-)
136
(+2)
7
(+1)
1
(-)
3
(-)
0.188
(↑0.035)
1.210
(↑0.05)
11
(-)
ヤクルト
032 0.000
(-)
3
(↓1)
1314
(+2)
24
(+8)
3
(-)
3
(-)
0.224
(↓0.012)
4.370
(↓0.51)
11
(-)
阪神
040 0.000
(-)
3.5
(↓1)
148
(+2)
22
(+3)
1
(-)
2
(+2)
0.221
(↓0.022)
3.990
(↑0.56)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
24204 0.545
(↓0.013)
-
(-)
95149
(-)
119
(+2)
22
(-)
27
(-)
0.243
(↓0.001)
2.280
(↑0.04)
2
(-)
巨人
26234 0.531
(↓0.011)
0.5
(-)
90127
(+3)
130
(+4)
23
(-)
29
(-)
0.228
(-)
2.300
(↓0.04)
3
(-)
阪神
25234 0.521
(↓0.011)
1
(-)
91157
(+2)
150
(+3)
24
(-)
17
(+2)
0.223
(↓0.001)
2.310
(-)
4
(-)
DeNA
24261 0.480
(↑0.011)
3
(↑1)
92167
(+4)
187
(+3)
27
(+2)
31
(+1)
0.246
(↑0.001)
3.320
(-)
5
(-)
中日
22255 0.468
(↑0.011)
3.5
(↑1)
91132
(+2)
155
(+1)
21
(-)
16
(-)
0.236
(↑0.002)
2.680
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
18294 0.383
(↓0.008)
7.5
(-)
92175
(+2)
181
(+8)
35
(-)
23
(-)
0.236
(↓0.001)
3.370
(↓0.07)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
32152 0.681
(↑0.007)
-
(-)
94208
(+2)
110
(-)
32
(-)
38
(+2)
0.256
(↓0.001)
1.990
(↑0.04)
2
(-)
ロッテ
27185 0.600
(↑0.009)
4
(-)
93158
(+3)
152
(+2)
24
(-)
18
(+1)
0.248
(↓0.001)
2.760
(↑0.03)
3
(-)
日本ハム
27202 0.574
(↓0.013)
5
(↓1)
94172
(+3)
150
(+4)
25
(+1)
45
(-)
0.245
(-)
2.740
(↓0.03)
4
(-)
楽天
22271 0.449
(↑0.011)
11
(-)
93165
(+8)
213
(+2)
18
(+1)
36
(+2)
0.238
(↑0.001)
3.970
(↑0.04)
5
(1↓)
ORIX
21282 0.429
(↓0.009)
12
(↓1)
92156
(+1)
169
(+2)
17
(-)
20
(-)
0.243
(-)
2.940
(↑0.02)
6
(-)
西武
18320 0.360
(↑0.013)
15.5
(-)
93127
(+4)
177
(+3)
25
(+1)
24
(+1)
0.212
(↑0.001)
3.130
(-)