1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 10 | 0 | 0 |
楽天 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3X | 5 | 10 | 2 | 1 |
勝利投手:渡辺 翔太(2勝0敗0S) 敗戦投手:エスパーダ(0勝2敗0S) 本塁打 |
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◆楽天が劇的な逆転サヨナラ勝利。楽天は2点ビハインドで迎えた7回裏、小郷の適時打で1点差に迫る。そのまま迎えた9回には、代打・フランコが3ランを放ち、試合を決めた。投げては、3番手・渡辺翔が今季2勝目。敗れたヤクルトは、3番手・長谷川が痛恨の一発を浴びた。
◆福島県出身のお笑いタレントあばれる君(37)が、楽天-ヤクルト1回戦を前にセレモニアルピッチを行った。小学1~6年までの児童、保護者108組216名と一緒にグラウンドに登場。捕手を務めた楽天銀次アンバサダー(36)に向かってストライク投球を披露し、5年ぶりの福島開催となった1軍公式戦を盛り上げた。あばれる君は「事前のピッチング練習で80球以上投げて、9回裏抑え投手の気持ちで臨みました! 今日は100人以上の福島の子供たちと一緒に投げることができて、とても幸せです。しかもプロ野球選手と一緒の空間にいられるなんて、夢みたいでした。一緒に投げてくれた子供たち! たくさん福島のお米を食べて、すくすく育ってください! 今日はありがとうございました」とコメントした。
◆ヤクルト長岡秀樹内野手がバットに思いを込めた。3番・遊撃でスタメン出場。1点リードの5回2死一、三塁から楽天早川の初球カーブを右前に落とした。「今日は母親の誕生日なので、なんとか1本打って良いところを見せたかった。落ちてくれて良かったです」。4試合連続安打となる貴重な適時打で存在感を示した。
◆楽天が福島県で5年ぶりに1軍主催試合を開催した。チームトップタイ3勝の早川がヤクルト戦に先発。初回1死二塁のピンチは無失点で切り抜けるも、2回に2点を先行された。無死一、三塁からオスナに左犠飛、なおも2死三塁で山崎に左前適時打を許した。5回は2死から与えた四球を起点に3点目を奪われた。打線は2回、1500安打が目前に迫る先頭鈴木大が中前打でチャンスメーク。2死三塁から太田が右前適時打を運んだが、3、4回は3者凡退に封じられるなど追加点が遠かった。5月8日に秋田で行われたオリックス戦に続いて今季2度目の"東北巡業"だった。今江敏晃監督(40)は「とにかくいい試合を皆さんに見てもらって、やっぱり野球って面白いな、イーグルスいいなって思ってもらいたい」と意気込んでいたが、序盤から追いかける苦しい展開が続いた。
◆/ドラマチックにもほどがある\代打フランコの逆転サヨナラ3ラン?#プロ野球(2024/5/31)??楽天×ヤクルト??Live on DAZN #DAZNプロ野球"野球一本" 新プラン登場「DAZN BASEBALL」 月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!6/17まで#セパ無双 #最高を決める20日間 #交流戦 pic.twitter.com/trS6bLSRgd
◆ヤクルトの24年度の開幕投手・サイスニード投手(31)が、またも今季初勝利を逃した。今季9度目の登板は6回1/3を6安打2失点。1点リードした状態でリリーフ陣に後を託した。その後はベンチの最前列で祈るように戦況を見つめていた。悲劇は9回に待っていた。2番手のエスパーダが1死から連打を浴び、一、二塁とピンチを広げた。ここで3番手・長谷川が登板したが、代打・フランコに痛恨のサヨナラの3ランを被弾した。サイスニードは、どうすることも出来ない感情からか、ぼうぜんと立ち尽くした。これで今季の開幕投手(ヤクルト・サイスニード、阪神青柳、広島九里、DeNA東、巨人戸郷、中日柳。ロッテ小島、ソフトバンク有原、楽天早川、日本ハム伊藤、オリックス宮城、西武今井)の中で、サイスニードだけが未勝利のままとなった。前回の5月24日中日戦は7回途中4安打1失点、その前の5月12日巨人戦も6回4安打1失点と3試合連続でクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)を達成。試合をつくりながら、勝ち星には恵まれていない。次回こそ勝ち星を手にし、笑顔を見せたい。
◆楽天が球団初の代打サヨナラ弾でミラクルを起こした。5年ぶり開催の福島で、今季3度目のサヨナラ勝ち&今季初の3連勝を飾った。2-3の9回1死一、二塁。代打茂木が控えていたが、相手投手が左腕長谷川に代わり、今江監督は「本当に賭けに出ました」とフランコにスイッチした。その思いに応えた助っ人砲は初球チェンジアップを強振。「シンプルにいい球を狙って、いいスイングをして、いい打球を打つのを心がけた」と左翼席に逆転の1号3ランを突き刺した。フランコは開幕2試合連続スタメン出場も、計4三振で2軍に降格。それでも、腐らずに若手と一緒に汗を流し、昇格のチャンスに備えてきた。この日はここぞの場面で登場し、球団初の代打サヨナラ弾を放ち「初めてに関われたのはすごくうれしい。ほかの初めてにも貢献できるようにしたい」。1軍再昇格後は6打数3安打。必殺仕事人として楽天打線を支えていく。フランコが代打茂木の代打で出場して逆転サヨナラ3ラン。楽天のサヨナラ本塁打は通算21本目になるが、代打サヨナラ本塁打は球団史上初めてになる。代打の代打でサヨナラ本塁打を打ったのは、06年8月5日ソフトバンク戦のパスクチ(ロッテ)以来18年ぶり5人目で、「逆転サヨナラ」は80年6月25日日本ハム戦の門田(南海)に次いで44年ぶり2人目。
◆楽天が球団初の代打サヨナラ弾でミラクルを起こした。5年ぶり開催の福島で、今季3度目のサヨナラ勝ち&今季初の3連勝を飾った。2-3の9回1死一、二塁。代打茂木が控えていたが、相手投手が左腕長谷川に代わり、今江監督は「本当に賭けに出ました」とフランコにスイッチした。その思いに応えた助っ人砲は初球チェンジアップを強振。「シンプルにいい球を狙って、いいスイングをして、いい打球を打つのを心がけた」と左翼席に逆転3ランを突き刺した。フランコが代打茂木の代打で出場して逆転サヨナラ3ラン。楽天のサヨナラ本塁打は通算21本目になるが、代打サヨナラ本塁打は球団史上初めてになる。代打の代打でサヨナラ本塁打を打ったのは、06年8月5日ソフトバンク戦のパスクチ(ロッテ)以来18年ぶり5人目で、「逆転サヨナラ」は80年6月25日日本ハム戦の門田(南海)に次いで44年ぶり2人目。
◆ヤクルト・山崎晃大朗外野手(30)が「9番・中堅」で先発し、二回2死三塁で今季初安打となる左前適時打を放った。カウント1―2から楽天先発・早川が投じた直球をはじき返し「松本(直)がランナーを進めてくれたので(1死二塁から右邪飛で三進)、気持ち的にも楽に打席に入ることができた。タイムリーが打てて良かった。個人的にも一本出て良かった」とうなずいた。
◆楽天が逆転サヨナラ勝ちで今季初の3連勝。2―3の九回1死から小深田、小郷の連打で一、二塁とし、代打フランコが3ランを放った。ヤクルトはサイスニードが好投したが逃げ切りに失敗し、2分けを挟んで4連敗を喫した。
◆楽天・フランコ(中央)に逆転サヨナラ本塁打を許したヤクルト・長谷川宙輝(撮影・土谷創造)
◆楽天・フランコが「代打の代打」でサヨナラ本塁打。代打の代打でのサヨナラ弾は1980年の門田博光(南海)、83年の平田薫(巨人)、98年の広永益隆(オリックス、延長十二回満塁)、2006年のパスクチ(ロッテ、延長十回)がマークしている。
◆無情にも、敗戦を告げる打球が左中間席に吸い込まれた。セ・リーグ最下位のヤクルトは、1点差の九回にサヨナラ3ランを浴びて2分けを挟んで4連敗。借金は今季最多の10に達した。2017年以来、7年ぶりに福島県営あづま球場(福島市)で行われた一戦を白星で飾れず、高津臣吾監督(55)は悔しさを押し殺しながら、言葉を紡いだ。「どこのファンにも勝つところを見せたいなと思っているけど、なかなかうまくいっていない」悲劇の幕切れとなったが、投手陣は責められない。前日(5月30日)まで2戦連続で延長十二回を戦っており、この日は石山をベンチから外した。先発のサイスニードが七回途中112球を投げ、2番手のエスパーダも2回を投げた。エスパーダが九回に1死一、二塁で左打者の茂木を迎えて左腕・長谷川に交代。田口と山本が2連投していたための選択だったが、代打・フランコに決勝弾を浴びた。直近3試合は全て九回に追いつかれ、白星をつかめなかった。「今いるリリーフのメンバーは9人でやりくりするしかない。明日、全力を尽くすしかない」と高津監督。負の連鎖を断ち切るべく、言葉に力を込めた。(赤尾裕希)
◆判断は間違っていなかったと思う。ヤクルト・高津監督の継投策だ。さきのロッテ戦は2試合連続で、抑えの石山が追いつかれ、延長十二回ドロー。この日は石山がベンチ外で、試合前、高津監督に抑えは誰かと尋ねると「決めていません。楽しみにしておいてください」-。予告通り? 九回のマウンドにいたのはエスパーダだった。しかも七回1死一塁から登板していた。ロッテ戦でリリーフを多用したこともあり、投手を使いたくないということも理由だろう。それと同時に、エスパーダの投球内容もよかった。スピードがあり、早めに追い込み、躍動感があった。七回を見て、イニングまたぎでもいける。八回を見て、最後までいける。まさに刻々と、状況に応じて判断したはずだ。結果は1死後、小深田の遊撃への打球がきわどくセーフになり内野安打。小郷の左前打で、さすがに交代となり、長谷川が逆転サヨナラ弾を浴びたわけだが、ベンチも投手も、責められない。1つ勝つことの難しさを教えてくれる展開だった。(サンケイスポーツ専属評論家)
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
ロッテ |
2 | 0 | 2 | 1.000 (-) | - (↓0.5) |
14 | 16 (+5) | 13 (+4) | 3 (-) | 1 (+1) |
0.318 (↑0.008) | 3.000 (↓0.21) |
2 (1↑) |
巨人 |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | 0 (↓0.5) |
14 | 11 (+4) | 8 (+1) | 2 (-) | 4 (+1) |
0.218 (↑0.034) | 1.850 (↑0.25) |
2 (1↑) |
楽天 |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | 0 (↓0.5) |
14 | 16 (+5) | 14 (+3) | 3 (+1) | 3 (+1) |
0.248 (↑0.015) | 3.270 (↑0.86) |
4 (3↓) |
日本ハム |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↓0.333) | 0.5 (↑0.5) |
15 | 17 (+3) | 6 (+4) | 3 (+2) | 1 (-) |
0.313 (↓0.02) | 1.930 (↓0.93) |
5 (2↑) |
DeNA |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (↑0.5) |
14 | 15 (+4) | 14 (+3) | 4 (+2) | 0 (-) |
0.258 (↓0.012) | 3.380 (↑0.63) |
5 (2↑) |
ソフトバンク |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (↑0.5) |
14 | 9 (+2) | 8 (+1) | 1 (-) | 2 (+1) |
0.212 (↑0.008) | 1.690 (↑0.22) |
5 (2↑) |
ORIX |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (↑0.5) |
14 | 11 (+2) | 19 (+1) | 0 (-) | 1 (+1) |
0.232 (↑0.008) | 4.500 (↑1.62) |
5 (2↓) |
広島 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1 (↓0.5) |
14 | 19 (+1) | 11 (+2) | 2 (+1) | 3 (+2) |
0.269 (↓0.038) | 2.310 (↑0.36) |
5 (2↓) |
西武 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1 (↓0.5) |
14 | 5 (+1) | 7 (+4) | 1 (+1) | 0 (-) |
0.176 (↓0.024) | 1.290 (↓0.94) |
10 (3↓) |
中日 |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↓0.083) | 2 (↓0.5) |
14 | 4 (+1) | 6 (+2) | 1 (-) | 3 (+2) |
0.153 (↓0.029) | 1.260 (↑0.07) |
11 (-) |
ヤクルト |
0 | 2 | 2 | 0.000 (-) | 2 (↓0.5) |
14 | 12 (+3) | 16 (+5) | 3 (-) | 3 (+2) |
0.236 (↑0.015) | 3.860 (↓0.45) |
11 (-) |
阪神 |
0 | 3 | 0 | 0.000 (-) | 2.5 (↓0.5) |
15 | 6 (+4) | 19 (+5) | 1 (+1) | 0 (-) |
0.243 (↑0.04) | 4.550 (↑0.45) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
24 | 19 | 4 | 0.558 (↓0.013) | - (-) |
96 | 149 (+1) | 117 (+2) | 22 (+1) | 27 (+2) |
0.244 (↓0.002) | 2.320 (↑0.02) |
2 (1↑) |
巨人 |
26 | 22 | 4 | 0.542 (↑0.01) | 0.5 (↓1) |
91 | 124 (+4) | 126 (+1) | 23 (-) | 29 (+1) |
0.228 (↑0.002) | 2.260 (↑0.03) |
3 (1↓) |
阪神 |
25 | 22 | 4 | 0.532 (↓0.011) | 1 (-) |
92 | 155 (+4) | 147 (+5) | 24 (+1) | 15 (-) |
0.224 (↑0.002) | 2.310 (↓0.03) |
4 (1↑) |
DeNA |
23 | 26 | 1 | 0.469 (↑0.011) | 4 (↑1) |
93 | 163 (+4) | 184 (+3) | 25 (+2) | 30 (-) |
0.245 (↓0.001) | 3.320 (↑0.04) |
5 (1↓) |
中日 |
21 | 25 | 5 | 0.457 (↓0.01) | 4.5 (-) |
92 | 130 (+1) | 154 (+2) | 21 (-) | 16 (+2) |
0.234 (↓0.003) | 2.710 (↑0.04) |
6 (-) |
ヤクルト |
18 | 28 | 4 | 0.391 (↓0.009) | 7.5 (-) |
93 | 173 (+3) | 173 (+5) | 35 (-) | 23 (+2) |
0.237 (↑0.001) | 3.300 (↓0.03) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
31 | 15 | 2 | 0.674 (↑0.007) | - (-) |
95 | 206 (+2) | 110 (+1) | 32 (-) | 36 (+1) |
0.257 (-) | 2.030 (↑0.02) |
2 (1↑) |
ロッテ |
26 | 18 | 5 | 0.591 (↑0.01) | 4 (-) |
94 | 155 (+5) | 150 (+4) | 24 (-) | 17 (+1) |
0.249 (↑0.002) | 2.790 (↓0.02) |
3 (1↓) |
日本ハム |
27 | 19 | 2 | 0.587 (↓0.013) | 4 (↓1) |
95 | 169 (+3) | 146 (+4) | 24 (+2) | 45 (-) |
0.245 (-) | 2.710 (↓0.02) |
4 (-) |
ORIX |
21 | 27 | 2 | 0.438 (↑0.012) | 11 (-) |
93 | 155 (+2) | 167 (+1) | 17 (-) | 20 (+1) |
0.243 (-) | 2.960 (↑0.07) |
4 (-) |
楽天 |
21 | 27 | 1 | 0.438 (↑0.012) | 11 (-) |
94 | 157 (+5) | 211 (+3) | 17 (+1) | 34 (+1) |
0.237 (↑0.001) | 4.010 (↑0.06) |
6 (-) |
西武 |
17 | 32 | 0 | 0.347 (↓0.007) | 15.5 (↓1) |
94 | 123 (+1) | 174 (+4) | 24 (+1) | 23 (-) |
0.211 (↓0.002) | 3.130 (↓0.02) |
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