ヤクルト(3対3)ロッテ =交流戦3回戦(2024.05.30)・明治神宮野球場=
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ロッテ
2000000010003911
ヤクルト
1010010000003901
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】中村 奨吾(1号・1回表2ラン)
【ヤクルト】山田 哲人(2号・3回裏ソロ)

  DAZN
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◆ヤクルトは2-2で迎えた6回裏、中村が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功する。一方のロッテは1点を追う9回、代打・ポランコの適時打で試合を振り出しに戻した。その後は両軍の救援陣が得点を許さず、4時間を超える熱戦は規定により引き分けに終わった。

◆ロッテ角中勝也外野手(37)は4回無死一塁から二塁打を放ったが、その後に三塁へ進塁したところで代走が送られた。吉井理人監督(59)は交代の理由について「ちょっと足が張っているとランナーコーチにアピールしていたらしい。ちょっと張っているくらいなので大丈夫です」と説明した。

◆前日1軍に昇格したロッテ愛斗外野手(27)は9回に1死一塁から右前打を放ち、同点に追いつくきっかけをつくった。試合後は「良かったです。かえすっていうよりは後につなぐ意識で入りました」と振り返った。ファームでは打率2割5分5厘で「上来てあんまりチャンス多くないと思うんで、少ないチャンスをものにできるようにやっていきたい」と気を引き締めた。

◆ロッテ中村奨吾内野手(32)は延長11回に代打で出場し、中前打を放つ勝負強さを見せた。カウント1-2から振り抜いた打球は左翼への本塁打かと思われたが、惜しくもファウル。直後の打球を中前打にし「代打で出て1本打ててよかったです」と振り返った。代打からの出場については「まだいろいろどうやったらいいのかなって考えながらやってます」と話した。最終回には2死一、三塁でサヨナラ負けのピンチだったが、三塁へのライナーをダイビングキャッチで試合を締めた。「1点もやれない展開が延長入ってから続いていたので、必死に守ってました」と語った。28日に32歳の誕生日を迎え、「いい年になればいいかなと思います」とまずはチームを連勝に導くつもりだ。

◆頼れるキャプテンが、試合を振り出しに戻す1発を放った。ヤクルト山田哲人内野手(31)が「2番二塁」でスタメン出場し、1点ビハインドの3回に同点の2号ソロを放った。カウント1-0からロッテ先発・西野の変化球を捉え、打球はロッテファンが集う左翼席に吸い込まれた。山田は第1打席でも中前に運び、今季初の複数安打となった。

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◆ロッテが引き分け05年以来の10連勝はお預けとなったが、14日オリックス戦から最近13試合は9勝4分け。ロッテの13試合以上連続負けなしは球団記録の18連勝(1分けを挟む)をマークした60年6月5~29日以来、球団64年ぶりとなった。

◆ロッテの執念だった。1点を追う9回、先制2ランの中村奨に代打が出された。プロ18年目、角中勝也外野手(37)。ヤクルト石山に1-2と追い込まれ、そこから右へ左へ4球連続ファウル。息をのむような際どい球は見送り、最後は11球目で四球をもぎ取った。「正直けっこう状態は良かったんで、ストライク投げてほしかったなっていうのはあるんですけど、まぁでも点にはつながったんで」。角中の代走和田が、代打ポランコの適時打で同点のホームを踏んだ。追い詰められてもなお、簡単に敗れない強さがある。今季のロッテはまるで、角中のよう。「何十パターンもあります」という2ストライク以降の低くかがむ打撃フォーム。理由は「しんどいから。普通に打つとしんどいからノーステップにしています」。空振りが目立つ時期もあったが、昨季から再び強さが目立つ。交流戦の通算打率3割3分7厘。交流戦出塁率はこの日で4割1分7厘。かつては「セ・リーグいいなぁって思ってました」と"角中節"を飛ばしたこともある。そんなベテランの技術でもぎ取った土壇場の1点。9連勝も継続し「いつの間にか勝って、いつの間にか負けてないって感じっす」。連日の引き分けになったものの、ロッテが上位争いをできる理由はここにもある。【金子真仁】

◆ヤクルトは2日連続で延長12回を戦い、決着がつかず2試合連続引き分け。1点リードの9回は石山に託したが、前夜に続きリードを守り切れず追いつかれた。高津臣吾監督は「1回やられたぐらいでは代えない」と信頼は揺るがなかったと言い、2試合で計14人のリリーフを費やしたことについて「しんどいですけど、それが仕事の一部。自分でクリアしていかないといけない」と説明した。▽ヤクルト山田(約1カ月ぶりの本塁打など今季初のマルチ安打)「(本塁打は)うまく角度ついてくれたので良かった。バットはだんだん振れてきている」▽ヤクルト丸山和(脳震とう特例の抹消から7試合ぶりのスタメン出場も6打数無安打)「1軍に呼ばれている以上はもちろん結果出すべき。きょうは1番の仕事ができなかった」

◆ヤクルトが延長12回を戦ったが、決着がつかず2日連続の引き分けとなった。先発の高橋奎二投手(27)は6回94球を投げ、4安打2失点と力投した。初回1死一塁で中村奨吾(32)に直球を左翼席に運ばれる2ランを浴びたが、2回以降は立ち直り無失点に抑えた。要所で計6奪三振を奪い、5、6回は3者凡退に取った。回を追うごとに本来の調子を取り戻し、しっかり試合をつくった。勝敗はつかなかったが「前回の反省を生かしてゾーン内で勝負していくことを意識しました。初回に1発打たれましたが、打たれることを怖がらずゾーン内で勝負できた」と手応えをのぞかせた。▽ヤクルト山田(約1カ月ぶりの本塁打など今季初のマルチ安打)「(本塁打は)うまく角度ついてくれたので良かった。バットはだんだん振れてきている」▽ヤクルト丸山和(脳震とう特例の抹消から7試合ぶりのスタメン出場も6打数無安打)「1軍に呼ばれている以上はもちろん結果出すべき。きょうは1番の仕事ができなかった」

◆ロッテ・美馬学投手(37)が31日の阪神戦(ZOZOマリン)で先発する。キャッチボールやダッシュなどで調整し「チャンスをいただいたので全力で投げるだけです。いい結果が出るように、チームの勝利に貢献できるように、頑張ります」と力を込めた。プロ14年目の今季は開幕6戦目となる4月4日のソフトバンク戦に登板。だが、4回7安打7失点で1敗目を喫していた。その後は2軍で調整。イースタン・リーグでは7試合で2勝2敗、防御率2・02で、前回22日の日本ハム戦では5回1安打無失点と好投していた。

◆ロッテ・中村奨吾内野手(32)が「3番・三塁」で出場し、一回に左越えの1号2ランを放った。引き分けを挟んで10連勝に向けて幸先の良い先制弾に「当たりは完璧でした。まずは先制点を取れてよかったです。まだまだこれから、最後まで頑張ります」と力をこめた。一回は先頭の荻野が内野安打で出塁。1死から中村奨が打席に立ち、ヤクルト先発・高橋奎の真ん中低め146キロの直球を力強く振り抜いた。2試合ぶりの先発出場で、クリーンナップで起用された期待に応える一発となった。チームは引き分けを挟んで9連勝中。10連勝となれば日本一となった2005年以来19年ぶりの記録となる。

◆31日に福島・あづま球場で行われる楽天戦に先発するヤクルト・サイスニードは、キャッチボールなどで調整した。自身初めての球場だが「すごくいい球場というのは聞いている。美しい地域ですし、楽しみにしている」。来日4年目の今季は12球団の開幕投手でただ一人勝ちがなく(0勝2敗)、「勝利へのここだわりは変わらない。チームに勝ちを与えられるような投球をしたい」と意気込んだ。

◆〝真逆〟の2人が交流した。午後2時前。ヤクルトの練習開始前に、ロッテ・佐々木があいさつに訪れ、キャンプ中に沖縄の飲食店で偶然会った球界最年長の石川らと談笑した。44歳の石川は身長167センチの左腕で、直球の最速は130キロ台。22歳の佐々木は身長192センチの右腕で、直球の最速は165キロを誇る。ベテランも思わず「真逆だよね」と笑ったが、「体の使い方とかはすごく参考にしたい。ああなりたいけど、なれないから、いいところは参考にしたい」と貪欲だった。

◆ヤクルト球団設立55周年企画として行われた「レジェンドOBファーストピッチ」に尾花高夫氏(66)、杉浦亨氏(71)が登場した。32番を背負ってマウンドに立った尾花氏が、9番を背負って左打席に立った杉浦氏に向け、外角高めへのノーバウンド投球。その後、フジテレビONEの解説をした尾花氏は、昨季まで3年間指導した先発の高橋奎について「持っているものは素晴らしいものがある。15勝はできる投手」と期待を口にした。

◆2日続けて大仕事をやってのけた。ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が、九回1死満塁で代打で出場し、同点となる右前適時打を放った。前日29日も九回に同点打を放っており、2夜連続で値千金の一打を記録した。「とにかく余計なことは何も考えずにアグレッシブにいくことだけを考えていました。打てる球だけを狙って全集中で打ちにいきました。いい形でタイムリーになってくれてよかったわ!」九回は先頭の角中が四球で出塁すると、ソトも左前打で続き、佐藤は犠打を成功させた。1死二、三塁から高部は申告敬遠で歩かされると、好機に代打で登場。左腕の山本に対し、2球目の真ん中ツーシームを上手く捉えて塁上では満面の笑みを浮かべた。

◆ロッテは2―3の九回に代打ポランコの適時打で追い付き、2試合連続で引き分けに持ち込んだ。七回から救援の6投手が無失点でつないだ。ヤクルトは六回に中村の二塁打でリードしたが、抑えの石山が打たれ逃げ切れなかった。

◆空振り三振に倒れたヤクルト・村上宗隆と表情が冴えないヤクルト・高津臣吾監督(撮影・中井誠)

◆ヤクルトは2試合連続で1点リードの九回に追い付かれて引き分けた。抑えの石山が四球と安打などでピンチを背負い、代わった山本が代打ポランコに同点の適時打を打たれた。高津監督は「勝ちたかった」と渋い表情だった。6連戦の3試合目で、前日29日に続き救援7投手をつぎ込む苦しい試合となった。監督は「この2試合で24回を戦ったとなると、リリーフはしんどい」と話した。

◆4時間19分の激闘だった。ヤクルトは延長十二回の末、2戦連続で今季4度目の引き分け。両軍合わせて46人が出場した総力戦を終え、高津臣吾監督(55)は「勝ちたかった」と本音を漏らしたが、奮闘した選手たちをたたえた。「投げるほうはよく頑張った。(野手も)2点を先制されたところをひっくり返せた。非常によくできた」光ったのは1番の背中だった。山田が三回に左翼席へ2号ソロ。西野のフォークボールを捉え、「うまく角度がついてくれたので良かった。バットはだんだん振れてきていると思う」と4月29日の巨人戦(東京ドーム)以来、約1カ月ぶりのアーチ。一回は中前打を放ち、今季初の複数安打をマークした。明るい兆しだ。プロ14年目の今季は3月29日の開幕戦(対中日、神宮)を含め下半身を痛めて2度離脱した。5月17日に1軍復帰し、同28日のロッテ戦(神宮)では球団最年少の31歳10カ月で通算1500安打を達成。もがき、苦しみながら前に進んでいる。「交流戦がリーグの順位も左右すると思うので、頑張ります」と山田。高津監督は「ファーストスイングから仕掛けていくし、強く振れるし、打つ方は悪い状態ではないと思う」と評価した。借金9のリーグ最下位だが、背番号1の復調気配は何よりの朗報となった。(赤尾裕希)

◆驚異の粘りだ。ロッテは2試合連続で3-3で試合を終え、今季5度目の引き分け。またも九回に同点に追いつき、負けなかった。引き分けを挟んだ9連勝の記録は継続。吉井理人監督(59)は選手をたたえた。「あそこ(九回)は追い越してほしかったですが、負けなかった。ブルペン陣が頑張った」チームを救ったのはまたもポランコだ。2-3の九回1死満塁で代打で出ると左腕・山本のツーシームを一閃。29日のヤクルト戦でも九回に同点の右前適時打を放った助っ人が右前へ運び、今夜も仕事を果たした。七回以降、益田や坂本ら6人の救援陣が無失点リレー。ベンチ入りしていた野手は使い切り、十回には沢田が打席に立つなど総力戦だった。2試合で8時間半近い熱戦を繰り広げて、13試合連続で負けなし。31日の阪神戦(ZOZOマリン)で勝利し、10連勝となれば日本一となった2005年以来19年ぶりとなる。(森祥太郎)

◆ヤクルトの2試合続けての引き分けは2020年10月29日(△3-3広島、十回、マツダ)-同30日(△3-3巨人、十回、東京ドーム)以来4年ぶり。同一カード2試合連続で延長十二回以上の引き分けは1958年5月27-28日の広島戦(△2-2=十三回→△1-1=十四回、広島)以来66年ぶり。

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
日本ハム
200 1.000
(-)
-
(↓0.5)
1614
(+6)
2
(-)
1
(-)
1
(-)
0.333
(↓0.033)
1.000
(↑1)
2
(-)
ロッテ
102 1.000
(-)
0.5
(-)
1511
(+3)
9
(+3)
3
(+1)
0
(-)
0.310
(↓0.051)
2.790
(↑0.39)
3
(1↑)
巨人
210 0.667
(↑0.167)
0.5
(↓0.5)
157
(+6)
7
(+5)
2
(+2)
3
(-)
0.184
(↑0.017)
2.100
(↓1.24)
3
(1↑)
楽天
210 0.667
(↑0.167)
0.5
(↓0.5)
1511
(+6)
11
(+5)
2
(+1)
2
(-)
0.233
(↑0.015)
4.130
(↓0.53)
3
(2↓)
広島
210 0.667
(↓0.333)
0.5
(↑0.5)
1518
(+2)
9
(+8)
1
(-)
1
(-)
0.307
(↓0.036)
2.670
(↓2.17)
3
(1↑)
西武
210 0.667
(↑0.167)
0.5
(↓0.5)
154
(+3)
3
(-)
0
(-)
0
(-)
0.200
(↑0.055)
0.350
(↑0.18)
7
(3↓)
DeNA
120 0.333
(↓0.167)
1.5
(↓0.5)
1511
(+5)
11
(+6)
2
(+2)
0
(-)
0.270
(↑0.02)
4.010
(↓1.14)
7
(3↓)
ソフトバンク
120 0.333
(↓0.167)
1.5
(↓0.5)
157
(+5)
7
(+6)
1
(-)
1
(+1)
0.204
(↑0.012)
1.910
(↓1.47)
7
(3↑)
ORIX
120 0.333
(↑0.333)
1.5
(↑0.5)
159
(+8)
18
(+2)
0
(-)
0
(-)
0.224
(↑0.041)
6.120
(↑2.88)
7
(3↓)
中日
120 0.333
(↓0.167)
1.5
(↓0.5)
153
(-)
4
(+3)
1
(-)
1
(-)
0.182
(↑0.021)
1.330
(↓0.83)
11
(1↓)
ヤクルト
012 0.000
(-)
1.5
(-)
159
(+3)
11
(+3)
3
(+1)
1
(+1)
0.221
(↓0.012)
3.410
(↑0.83)
11
(1↓)
阪神
020 0.000
(-)
2
(↓0.5)
162
(-)
14
(+6)
0
(-)
0
(-)
0.203
(↓0.07)
5.000
(↑2)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
24184 0.571
(↓0.014)
-
(-)
97148
(+2)
115
(+8)
21
(-)
25
(-)
0.246
(-)
2.340
(↓0.1)
2
(-)
阪神
25214 0.543
(↓0.013)
1
(-)
93151
(-)
142
(+6)
23
(-)
15
(-)
0.222
(↓0.002)
2.280
(↓0.02)
3
(-)
巨人
25224 0.532
(↑0.01)
1.5
(↑1)
92120
(+6)
125
(+5)
23
(+2)
28
(-)
0.226
(↓0.001)
2.290
(↓0.05)
4
(-)
中日
21245 0.467
(↓0.01)
4.5
(-)
93129
(-)
152
(+3)
21
(-)
14
(-)
0.237
(-)
2.750
(↓0.01)
5
(-)
DeNA
22261 0.458
(↓0.01)
5
(-)
94159
(+5)
181
(+6)
23
(+2)
30
(-)
0.246
(↑0.001)
3.360
(↓0.06)
6
(-)
ヤクルト
18274 0.400
(-)
7.5
(↑0.5)
94170
(+3)
168
(+3)
35
(+1)
21
(+1)
0.236
(↓0.001)
3.270
(↑0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
30152 0.667
(↓0.015)
-
(-)
96204
(+5)
109
(+6)
32
(-)
35
(+1)
0.257
(↓0.001)
2.050
(↓0.07)
2
(-)
日本ハム
27182 0.600
(↑0.009)
3
(↑1)
96166
(+6)
142
(-)
22
(-)
45
(-)
0.245
(↑0.002)
2.690
(↑0.06)
3
(-)
ロッテ
25185 0.581
(-)
4
(↑0.5)
95150
(+3)
146
(+3)
24
(+1)
16
(-)
0.247
(↓0.001)
2.770
(↑0.01)
4
(-)
ORIX
20272 0.426
(↑0.013)
11
(↑1)
94153
(+8)
166
(+2)
17
(-)
19
(-)
0.243
(↑0.001)
3.030
(↑0.04)
4
(-)
楽天
20271 0.426
(↑0.013)
11
(↑1)
95152
(+6)
208
(+5)
16
(+1)
33
(-)
0.236
(-)
4.070
(↓0.02)
6
(-)
西武
17310 0.354
(↑0.014)
14.5
(↑1)
95122
(+3)
170
(-)
23
(-)
23
(-)
0.213
(↑0.002)
3.110
(↑0.07)