阪神(★2対8☆)日本ハム =交流戦1回戦(2024.05.29)・阪神甲子園球場=
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日本ハム
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阪神
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勝利投手:伊藤 大海(4勝0敗0S)
敗戦投手:大竹 耕太郎(4勝3敗0S)

本塁打
【日本ハム】万波 中正(6号・5回表2ラン)

  DAZN
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◆日本ハムは2-1で迎えた5回表、万波の2ランでリードを広げる。その後は7回に水谷の2点適時打が飛び出すと、8回には水野と五十幡の連続適時打で2点を挙げ、試合を決定づけた。投げては、先発・伊藤が5回2失点で今季4勝目。敗れた阪神は投手陣が振るわず、打線もつながりを欠いた。

◆阪神はここまで4勝の大竹耕太郎が先発。大竹先発時の阪神は合計54イニングの攻撃で、援護点が28点。平均援護点は4・67点で、伊藤将の4・50点を上回ってチームで最も援護点が多い。中でも貢献しているのが近本光司で、大竹が先発した8試合では30打数9安打、2本塁打、5打点で打率3割。大竹の4勝のうち2勝は、近本が挙げた勝利打点での白星となっている。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、2年ぶりに甲子園の土を踏んだ。試合前練習では、黒と白のパーカを着用し、黒いキャップをかぶって登場。悠然と自身が現役時代に守ったセンターの位置まで歩くと、じっと練習を眺めた後、トンボを持ってショート付近の土をならした。2年前の甲子園での阪神戦は3連敗。前日28日は悪天候のため中止となっており、この日、指揮官として甲子園初勝利を狙う。先発は伊藤大海投手(26)。28日は、先発予定だった山崎福也投手(31)を7番に据えようとしていたが中止のため30日に変更。伊藤も打撃は得意で、何番で起用するのか注目される。

◆両軍のスタメンが発表された。前日28日は雨天中止となったため、仕切り直しの交流戦開幕ゲームとなる。先発の大竹耕太郎投手(28)はチーム2位の4勝をマーク。5月は3試合に登板し、月間防御率0・45と抜群の投球を見せている。対する日本ハムは「9番投手」で伊藤大海投手(26)が先発マウンドに上がる。6試合連続で1桁安打に終わっている阪神打線は高右腕を打ち崩せるか。阪神は過去の交流戦で雨天中止の次戦は12勝3敗1分けと好成績。阪神岡田彰布監督(66)と日本ハム新庄剛志監督(52)の先輩後輩対決にも注目だ。

◆タテジマの新庄剛志がサプライズ復活した。日本ハム新庄剛志監督(52)が阪神のユニホームを着用して阪神岡田彰布監督(66)とメンバー表交換を行った。背番号は阪神入団当時の「63」で、上下ともタテジマに身を包み、両手を上げてグラウンドへ。今季の阪神のホームユニホームと同じデザインだが、背ネームは漢字で「新庄監督」と書かれた特注。阪神の帽子もかぶった新庄監督の登場に、場内は騒然としながら拍手喝采。岡田監督も笑顔で迎え入れて固く握手。さらに審判団とともにホームプレート上で記念撮影すると、ひとり新庄監督はマウンド側に歩み出して左翼へ、そして右翼へ向かって右手を挙げて一礼した。岡田監督との「ハイタッチ・メンバー表交換」を希望しながらも、大先輩から「あかんわ、おーん」と言われることを恐れていた新庄監督だが、雨天中止となった28日には不敵な笑みを浮かべて「まあ、見といてください。なんかあるでしょうね」とサプライズを予告していた。さらに「失礼のないようにはします。まあでもね、プレーボールがかかる前なのでね。ファンあってのプロ野球だし、記念に...ここ(甲子園)で育ててもらって...記念に」と話していたが、見ているファンも記念に残るワンシーンとなった。日本ハム新庄の阪神ユニホーム 06年5月18日、日本ハム新庄は甲子園阪神戦の試合前、阪神のユニホームに着替えて守備練習に登場。センターの位置で約3分間ノックを受け、大喜びの阪神ファンに笑顔を振りまいた。この年限りでの引退を表明していた新庄の、懐かしい聖地での最後のファンサービスだった。翌日19日にはセ・リーグ連盟から「今後は認めない」と厳重注意を受けた。

◆阪神岡田彰布監督(66)は、日本ハム新庄剛志監督(52)の"奇襲"に動じなかった。試合前のメンバー表交換で、新庄監督が新人時代の背番号63と「新庄監督」と背中に名前がかかれた阪神のユニホームを着て登場。球場内が大歓声に包まれる中、やや驚いた表情をみせながらも、いつも通りメンバー表交換に応じた。その後記念撮影が行われ、ガッチリと握手を交わしながら指揮官は笑顔で応じた。岡田監督はこれまでハイタッチでのメンバー表交換を行うなどしてきた新庄監督との絡みについて、対戦前には「久しぶりだけやんか(笑い)。何があんねん」と一蹴していた。今回は巻き込まれはしなかったが、堂々の立ち振る舞いをみせた。

◆阪神前川右京外野手(20)が初回から左翼守備で集中力を見せた。2死走者なし、3番郡司の打球は左中間へライナーで一直線。抜ければ長打は免れない打球だったが、懸命にグラブを伸ばしてつかみ取った。前川にとって、24日巨人戦(甲子園)以来、3試合ぶりの先発出場。いきなりのランニングキャッチで、ピンチを防いだ。

◆ソフトバンクから現役ドラフトで移籍した選手同士の対決が実現した。22年オフの現役ドラフトで阪神に移籍した大竹耕太郎投手(28)が、23年オフの現役ドラフトで日本ハムへ移籍した水谷瞬外野手(23)と初回から対戦した。大竹が2球で追い込むと、103キロのスローボールをはさんだ4球目で二飛に抑えて、まずは大竹に軍配が上がった。SNSでも「元同僚対決やん」や「大竹VS水谷あつい」と盛り上がりを見せている。

◆甲子園に「きつねダンス」がやってきた。日本ハムの球団公式チアリーダー「ファイターズガール」が試合前に、阪神の公式チア「タイガースガールズ」とともに、きゃっきゃきゃっきゃと人気の「きつねダンス」を披露。スタンドのファンから、熱視線を送られていた。ファイターズガールとタイガースガールズは昨年5月の交流戦では、エスコンフィールドで「きつね&虎」コラボを実現させている。

◆日本ハム、阪神のOBでもある糸井嘉男氏(42)が、日本ハム時代の同僚、新庄剛志監督(52)のサプライズタテジマ披露に驚いた。阪神-日本ハムのテレビ中継の解説に登場した糸井氏は新庄監督について「プロ野球選手を見ているというより芸能人を見ているみたい」と現役当時を思い返した。この日はメンバー交換時に新庄監督が上下ともにタテジマに身を通して入団当時の背番号63をつけて登場。これには糸井氏も「さすがに想像できなかった。まさか新庄監督がこんな格好するとは」と目を丸くした。糸井氏がドラフトで日本ハムに入団した04年に新庄監督もメジャーから同じく帰国して入団。2人は3年間一緒にプレーした。

◆阪神坂本誠志郎捕手(30)が一瞬の判断で一塁走者をアウトに仕留めた。2点ビハインドの4回無死一塁。カウント2-2から、5番松本剛への7球目だ。ボール球を捕球すると、すぐさま一塁へ送球。一塁走者マルティネスはタッチアウトにした。第二リードを取った後、少し帰塁が遅れたタイミングを見逃さなかった。その後も内野安打などを浴びたが、この回は無失点。女房役の強肩で、先発大竹を助けた。

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◆日本ハム万波中正外野手(24)がまたも甲子園で輝きを放った。1点リードの5回2死一塁、阪神先発大竹の初球チェンジアップをかち上げ、左翼スタンドにぶち込んだ。交流戦前、昨季が9本、22年は7本塁打を放っていたが、今季は5本止まり。ややペースが遅かったが、22年6月3日阪神戦で自身初の2ケタ10号を放った思い出の甲子園で、またも1発を放ち、チームを勢いづけた。

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◆阪神の大竹耕太郎投手(28)がバットで自身を援護した。0-2の4回2死一、二塁で打席に入ると、日本ハム伊藤の甘く入った143キロを流し打った。左前打で二塁走者を生還させて1点差とした。4月20日中日戦での投前適時打に次ぐ今季2打点目。交流戦では自身初めての打点を挙げた。

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◆阪神は29日、24年度主催公式戦の入場者が、29日の日本ハム戦(甲子園)で100万人を突破したと発表した。今季、ホーム公式戦24試合目となった同戦には、4万2608人が来場。甲子園で21試合、京セラドーム大阪での3試合を合わせ、のべ100万2727人に到達した。

◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、阪神時代にプレーした思い出の甲子園で初勝利を挙げた。前回甲子園で戦った22年の阪神3連戦は3連敗。4戦目にしてついに、白星を手にした。2回1死二、三塁、石井の遊ゴロを捕球した阪神木浪の本塁への送球がそれる間に、三走松本剛、二走田宮が生還し2点を先制。5回2死一塁では、2番万波が左越え6号2ランを放ち、追加点を挙げた。さらに7回1死二、三塁で、1番水谷がプロ初猛打賞となる中前2点適時打を放ち、昨季日本一の阪神を突き放した。1番水谷、2番万波と続けるオーダーは初めてだったが、新庄監督の起用が、大当たりした。先発の伊藤大海投手(26)は、3回1死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、5回96球を投げ6安打2失点。4勝目を挙げ「甲子園初登板でしたが、良い緊張感で投げることができました。登板間隔が空いていたのと、最近は序盤に失点することが多かったので、初回を大事に入りました。ただ少し飛ばし過ぎたのと、慎重になり過ぎたので、もう少し大胆に投げられたらよかったと思います。」と振り返った。22年の甲子園3連敗 交流戦4カード目の6月3~5日に甲子園で対戦。1回戦は序盤に6点のリードを得るも8回に4点を失い7-9で敗戦。4番の大山には3本塁打を許した。続く2回戦は青柳から4安打しか打てず0-3で完封負け。3回戦は先発吉田輝が3回4失点でKO。6回に3点を返し1点差に詰め寄るも、8回に4失点。3-8で敗れて同一カード3連敗となった。

◆阪神が新庄日本ハムに完敗し、交流戦初戦を白星で飾ることはできなかった。今季ワーストの被安打15を許し、甲子園では今季ワーストタイの8失点と投手陣が振るわなかった。岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。「(自ら)何もないで。ん?」-チャンスをつくるところまでは「いやいや、チャンスつくっても、返さなアカンやん。5回までにな、リードしとかなアカンわな」-3回の満塁の場面は1点かえせたら「1点とかじゃ...。返したらええやんか。それだけのことやんか」-畳みかけられない。苦しい状況「苦しいとか、そんなん毎試合いうとってもしゃあないやんか。繰り返しやねんから。タッチアップもせえへんしのお。ええ? 5回までに逆転なるやろ、追い越せとるよ、普通にやったら、それだけやん。だからあんな展開になってしまうんや」-真っすぐへの対応「何にもできてないやんか」-辛抱強く待つしかない「いや、待たんよ、そんなお前、毎日試合あんのに」-大竹は粘ったが「ああ、万波のとこやな。ローボールヒッターというか、すくい上げるような打ち方するのに。ベンチでいったら、そっこうやったわ。あんなな。配球というか」

◆阪神が交流戦初戦を白星で飾ることはできなかった。甲子園では今季ワーストタイの8失点と投手陣が振るわなかった。先発の大竹耕太郎投手(28)が2回に長打と味方の失策も絡んで2点の先制を許す。5回には万波に2ランを浴びるなど6回8安打で今季ワーストタイの4失点。中継ぎ陣も失点。前日28日に1軍復帰した2番手島本浩也投手(31)が1イニングをもたず2失点。3番手で登板した岡留英貴投手(24)もイニングまたぎとなった8回に2失点を許してリードを広げられた。打線も日本ハム伊藤を攻略できず。2点ビハインドの3回に1死満塁としたが、3番森下翔太外野手(23)と4番大山悠輔内野手(29)が連続で凡退。4回に大竹の適時打で1点をかえし、5回にも渡辺諒内野手(29)が古巣相手に犠飛を放ったが複数得点は奪えなかった。投打ともにかみ合わず、交流戦は黒星発進。今季チームワーストの被安打15とリズムを作れなかった。

◆阪神岡留英貴投手(24)が回またぎの2イニング目に、日本ハム打線につかまった。7回1死一塁から島本に代わって登板。同イニングは無失点に抑えたが、続く8回につかまった。1死から6番田宮の右翼線二塁打で1死二塁とされ、水野、五十幡の連続適時打で2失点。「踏ん張りきれなかった。それだけかなと思います」と悔しさをにじませた。11日DeNA戦(横浜)以来、登板4試合ぶりの失点となった。

◆阪神中野拓夢内野手は自身最多タイの1試合4四球を選んだ。日本ハム先発の伊藤から3打席で3四球を選ぶと、9回には畔柳から粘って四球を奪った。23年8月5日DeNA戦に並ぶ1試合4四球に「出塁することを目的にしたら、4つ四球を取れたのはいいこと」と手応え。7回には石井の二遊間への鋭い打球を好捕してアウトをもぎ取り「自分の中で勝負しにいった。これからも続けていきたい」と継続を誓った。

◆3試合ぶりスタメン出場の阪神前川右京外野手(21)が、攻守に精彩を欠いた。左翼の守備に就き、初回2死から郡司の左中間への打球をランニングキャッチで好捕。ただ、2回1死一塁から田宮の左翼線への飛球に追いつきながらも捕球できず(記録は二塁打)、その後の先制点献上につながった。「捕らなきゃいけなかったです」。4回1死から右前打を放つも5、7回と好機で凡退。「チャンスで打てていないので、反省してまた頑張ります」と前を向いた。

◆阪神木浪聖也内野手(29)が今季初の適時失策を悔やんだ。0-0の2回1死二、三塁で前進守備。日本ハム石井のゴロを処理して本塁送球したが、三塁方向にそれた。野選と悪送球の間に2者が生還。昨季ゴールデングラブ賞の遊撃手は「結果が結果なのでしっかり送球できるようにやりたいんですけど、しっかり練習するしかない」と反省。バットではマルチ安打だったが、守備のミスに厳しい表情だった。

◆阪神渡辺諒内野手(29)が古巣・日本ハムを相手に2年連続となる打点をマークした。1-4の5回、無死満塁から日本ハム先発伊藤のスライダーを中堅後方へ運んで犠飛で1点をかえした。「最低限の仕事はできたけど、ヒットでつながっていれば、また違う展開にもなったかもしれない」と厳しい自己評価。それでも7回には安打も放ち、今季スタメン出場の全8試合で安打をマークしている。

◆9回に登板した阪神浜地真澄投手(26)が上位打線を無失点に抑えた。先頭の万波には直球を中前に運ばれたが、3番郡司を一邪飛に打ち取り、4番中島は空振り三振。2死から5番松本を一ゴロ失策で出塁させたが、長打を2本を放っていた6番田宮を遊ゴロに打ち取った。相手は猛威をふるった日本ハム打線だが「そこは正直、あまり意識していなくて。対戦も少ないので、しっかり自分の球を投げることを意識した」と振り返った。

◆「極秘の新庄劇場」で、就任3年目で甲子園初勝利を飾った。日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前のメンバー表交換で古巣阪神のタテジマ姿でサプライズ登場。プロ入り時の背番号63に背中には漢字で「新庄監督」と入れたド派手な特注ユニホームは1カ月前に発注し、指揮官だけが温め続けた完全極秘のプロジェクトだった。試合でも着実に成長させてきたチームの強さを披露。2年前は3連敗を喫した聖地で会心のゲームを展開し、交流戦白星スタートを切った。新庄監督が極秘に進めてきたビッグサプライズを大成功させた。試合開始5分前のメンバー表交換。日本ハムの三塁側ベンチ裏から飛び出してきたのは「阪神新庄監督」だった。背番号はプロ入り当初の「63」。背中には漢字で「新庄監督」と書かれ、帽子までタイガース。ゆっくりと本塁付近にやってきた後輩を見た敵将の岡田監督も笑顔で受け入れ、その場で記念撮影。かつての"虎のプリンス"による「新庄劇場」で超満員の甲子園が揺れた。新庄監督 (現役最終年の06年の)選手時代にタイガースのユニホームを着てシートノックを受けて(当時のヒルマン)監督にめっちゃ怒られて...。(今回は)監督の自分がやったら怒られる人はいないかなって...たぶん吉村(チーム統轄)本部長に明日、めっちゃ怒られます(笑い)。でも、怒られる前提。罰金、用意してたもん。誰にも言っていなかった。あの特注ユニホームは1カ月前にオーダー。その時点でバレそうだが、用意周到に計画を進めていた。新庄監督 僕はマネジャーに「タイガース時代から俺にファンがいて、その人にプレゼントしたいから(特注ユニを)つくりたい」っていうことは言っていた。自分が着用することは伏せ、サプライズの準備は完了。着替えたのはメンバー表交換の1分前となる午後5時54分だった。新庄監督 阪神ファンのみんなが思い出してくれたらっていうか、63番がデビューなんで。それ(大歓声)が聞けたら、いくら怒られても別にいいです。実際にNPBの関係者からは怒られたという。「NPBの方から『柔道で言う有効、技あり...あと1回やったら退場』って警告が来て」と笑いながら振り返ったが、試合は強く勝ちきった。2年前の甲子園3連戦は初戦で大逆転負けから3連敗。当時は「ウチの実力不足」と話したが、投打で昨季の日本一チームを圧倒。「強いなぁ、ファイターズ変わったなぁってスタンドのみんなも思ってくれたと思う。こういうことをした時、僕は昔から試合には勝っていた。縁起を担ぐじゃないけど、勝ててよかった」。監督としてスケールアップして帰ってきた甲子園で、会心の「新庄劇場」だった。【木下大輔】22年の甲子園3連敗 交流戦4カード目の6月3~5日に甲子園で対戦。1回戦は序盤に6点のリードを得るも8回に4点を失い7-9で敗戦。4番の大山には3本塁打を許した。続く2回戦は青柳から4安打しか打てず0-3で完封負け。3回戦は先発吉田輝が3回4失点でKO。6回に3点を返し1点差に詰め寄るも、8回に4失点。3-8で敗れて同一カード3連敗となった。

◆あかん、新庄劇場にのみ込まれてもうた...。阪神が甲子園では今季ワーストタイの8失点を喫し、交流戦初戦で大敗した。先発の大竹耕太郎投手(28)が味方失策も絡んで6回4失点。打線も3点を追う5回無死満塁で犠飛の1得点に終わるなど、反発力を欠いた。試合前には日本ハム新庄監督が阪神時代のユニホームでメンバー交換に登場。かつての甲子園スターに主役の座を譲り、首位広島に1ゲーム差をつけられた。白い歯を光らせてやってきた「新庄劇場」にのみ込まれた。試合後、岡田監督は「何もないで」と自ら口にした。勢いをすべて持っていかれたかのようだった。2回1死二、三塁のピンチで、遊撃木浪の野選と悪送球で一気に2失点。すぐに反撃を試みたが、3回1死満塁で無得点に終わった。4回も2死一、二塁から1点はかえしたが、追いつくことはできず。3点を追う5回は無死満塁で1点止まり。「1点とかじゃ...。返したらええやんか。それだけのことやんか」。怒りをはらんだため息をつくしかなかった。最後まで再三の好機を生かせず、今季2番目に多い12残塁。拙攻もさることながら、指揮官は基本を徹底しないプレーにも語気を強めた。「タッチアップもせえへんしのお。ええ? 5回までに逆転なるやろ、追い越せとるよ、普通にやったら、それだけやん。だからあんな展開になってしまうんや」5回無死満塁の絶好機。渡辺の中堅後方への犠飛で三塁走者の中野が生還したが、飛び出していた二塁走者の森下は三塁へ進めず。一気にたたみかけることはできなかった。一方、日本ハムは2点リードの7回にランエンドヒット、代走五十幡による盗塁とたたみかけ2点を奪った。「岡田野球」を象徴する緻密な野球を、タテジマ姿で現れた新庄監督にこの日は奪われた。試合前のメンバー表交換。敵将は新人時代の背番号63と「新庄監督」と背中に名前がかかれた阪神のユニホームを着て登場した。度肝を抜くサプライズに、右翼席の虎党も思わず拍手喝采。プレーボール前に、甲子園の女神を味方につけていたのかもしれない。21日広島戦から7戦連続3点以下と再び打線は低空飛行。「辛抱強く待つか?」の問いに「いや、待たんよ、そんなお前、毎日試合あんのに」と一蹴した。甲子園を盛り上げるのはもちろん阪神。2戦目は主役を奪い返す。【磯綾乃】阪神の8失点は今季ワースト2位タイ。最多は5月11日DeNA戦11失点だが、甲子園では4月26日ヤクルト戦と並び最多となった。1試合15被安打は今季ワースト。交流戦では、22年6月11日オリックス戦15被安打以来となった。これで首位広島との差は1ゲームに開いた。今季1位から1差以上となったのは、4月19日中日と1・5ゲーム差以来。雨で中止となった交流戦の次の試合で阪神は、昨年まで12勝3敗1分けの勝率8割。甲子園での試合に限れば11勝1敗1分けの9割1分7厘と勝ちまくってきたが、再現はならなかった。

◆阪神のダブル守護神の一角、岩崎優投手(32)が今季初めてベンチ外となった。試合後、安藤投手コーチは「ケガじゃないです。休養です」と説明した。岩崎はゲラとともに8、9回を主に任され、ここまで22試合に登板。8セーブ7ホールド、防御率2・53とフル回転してきた。リフレッシュし、再びマウンドに向かう。

◆日本ハム伊藤大海投手(26)が5回6安打2失点で無傷の4勝目を挙げた。3回1死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなど要所を締めたが、今季最多4与四球と、制球面では苦しんだ。「登板間隔が空いていたのと、最近は序盤に失点することが多かったので、初回を大事に入りました。ただ少し飛ばし過ぎたのと、慎重になり過ぎたので、もう少し大胆に投げられたら良かった」と反省した。

◆日本ハム万波中正外野手(24)が、今年も聖地弾をたたき込んだ。1点リードの5回2死一塁で、プロ通算50号となる左越え6号2ラン。前回交流戦で甲子園を訪れた22年シーズンに続く1発で、新庄監督の甲子園初勝利に貢献した。チームは貯金を今季最多タイの8に増やし、首位ソフトバンクとのゲーム差を4に縮めた。万波が甲子園の夜風にボールを乗せた。1点リードの5回2死一塁、阪神大竹の初球、低めのチェンジアップを拾い上げた。左翼席ギリギリに飛び込む10試合ぶりの本塁打。「何とか(外野手の)頭を越えてくれという打球でしたが、風に乗ってスタンドまで届いてくれました。大きな1本」と喜んだ。これが節目の通算50号。「うれしいですね。もちろん100本、200本とまた積み重ねていけるように頑張ります」。自身の本塁打史に新たな1ページを刻んだ。今季初の2番でのスタメン。一昨年、甲子園で初本塁打を放った際も2番での出場だった。新庄監督は「今日は水谷君が三遊間ヒットで万波君がドカンと打った。万波君がセンター前ヒットで水谷君が左中間に打っていって点数が入るのと、どっちにしようかなって迷ったんすよね。きょうは正解でしたね」。指揮官が考え抜いて決めた水谷、万波の絶妙な組み合わせが、力を最大限に引き出した。交流戦前までに5本塁打は、昨季の9本、22年の7本に比べペースは遅いが、聖地での1発を機に、ギアを上げる。昨季勝率8割を超えた大竹から2安打2打点。「ある程度自分の狙いをしっかり持って。全体的にセンターからレフト方向に踏み込んで強い打球を打っていきたいなと。いろんなボールが来ましたけど、なるべくアプローチは変えずに」。自身の考えを信じ徹底できる信念が、量産へのエネルギーになる。【永野高輔】

◆「極秘の新庄劇場」で、就任3年目で甲子園初勝利を飾った。日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前のメンバー表交換で古巣阪神のタテジマ姿でサプライズ登場。プロ入り時の背番号63に背中には漢字で「新庄監督」と入れたド派手な特注ユニホームは1カ月前に発注し、指揮官だけが温め続けた完全極秘のプロジェクトだった。試合でも着実に成長させてきたチームの強さを披露。2年前は3連敗を喫した聖地で会心のゲームを展開し、交流戦白星スタートを切った○...新庄監督の特注ユニホームは今後どうなるのか。試合後に指揮官は「タイガースファンの人にプレゼントして何かプラスになれば。このタイガース記念館(甲子園歴史館)に飾ってもらおうかな」と寄贈プランを披露した。さらに「5番のユニホームも用意していたんですよ」と別のサプライズも。30日の試合前に期待は高まるが「(29日に)勝ったんで着ずに...そのまま近本君に渡そうかな」と、現在の虎の背番号5に譲渡するプランを明かした。

◆「極秘の新庄劇場」で、就任3年目で甲子園初勝利を飾った。日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前のメンバー表交換で古巣阪神のタテジマ姿でサプライズ登場。プロ入り時の背番号63に背中には漢字で「新庄監督」と入れたド派手な特注ユニホームは1カ月前に発注し、指揮官だけが温め続けた完全極秘のプロジェクトだった。試合でも着実に成長させてきたチームの強さを披露。2年前は3連敗を喫した聖地で会心のゲームを展開し、交流戦白星スタートを切った。新庄監督は試合後に自身のインスタグラムで「新庄劇場」を受け入れてくれた全ての人々に感謝した。メンバー表交換時の動画とともに「岡田監督 審判の皆さん 記念撮影有難うございました!! 最高の心のアルバムに刻み込まれました!!」と投稿。さらに、ストーリーズでも「最高の試合でした ファイターズファン 阪神ファンは世界一です!!」とメッセージを添えた。(原文まま)

◆日本ハム水谷瞬外野手(23)がプロ初の猛打賞と気を吐いた。「1番左翼」で出場し、ソフトバンク時代の同僚・大竹から3、5回に左前打。さらに相手が島本に代わった7回1死二、三塁では、中前2点適時打を放った。「大竹さん、意識していないと言ったらウソになりますけど、何とか打とうとは思いました」と振り返った。

◆日本ハム田宮裕涼捕手(23)が甲子園初安打から一気に3安打をマークした。2回は左前へポトリと落ちるラッキーな二塁打で先制点をお膳立て。4回は遊撃への内野安打、8回は右翼への二塁打でダメ押し点の起点となった。この日は5打席に立って再び規定打席に到達し、打率3割3分3厘でソフトバンク近藤に次いでリーグ2位にランクインした。

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】初戦が雨で流れた阪神対日本ハム戦。前日に組んだ特集通り新庄剛志劇場が開演!懐かしの63番ユニホームを新調し、球場全体を一気にさらっていくスターぶりでした。

◆阪神は雨天中止から一夜明け、交流戦の初戦を迎える。先発マウンドには大竹耕太郎投手(28)が上がる。昨季の交流戦でも日本ハムと対戦し、2本塁打を浴び八回途中4失点で現役ドラフトでの阪神加入後初の敗戦投手となった。直近の登板で2戦連続無失点の勢いに乗ってリベンジを目指す。

◆阪神OBの日本ハム・八木裕打撃コーチ(58)が29日、かつて本拠地とした甲子園に〝カムバック〟した。昨年、日本ハムの打撃コーチに就任して以来、甲子園で公式戦を戦うのは初めて。試合前練習では、同じく阪神OBの上田二朗氏(本紙専属評論家)や梨田昌孝氏らと笑顔で言葉を交わした。日本ハムはここまで首位ソフトバンクと5ゲーム差で、ロッテと並んで2位につける。かつて2軍打撃コーチとして指導した選手も残る虎に、自慢の野手陣たちをぶつける。

◆試合前のメンバー表交換で阪神・岡田彰布監督(66)が呆気にとられた。日本ハム・新庄剛志監督(52)が古巣・阪神のユニホームを着用して登場。本塁へ歩み寄ろうとした岡田監督は、その姿を見つけると声を上げるような仕草をみせた。新庄監督は今季、試合前のメンバー表交換の際に相手監督や審判団とハイタッチを交わしており、阪神の大先輩でもある岡田監督にどう振る舞うか注目されていた。試合が雨天中止になった28日には「失礼のないようにはしますけど、まあ見といてください。ファンあってのプロ野球なので」と自信にあふれた様子で話していたが、この日は阪神のユニホーム姿で登場。スタンドからどよめきが起こり、虎将も思わず苦笑いだ。メンバー表を交換すると、岡田監督はそのまま新庄監督にがっちりと握手する手を離してもらえないまま記念撮影に。その後、中堅方向に向かって深く一礼した新庄監督を、岡田監督もチラッと見つめた。背中には「新庄監督」の文字とともに、阪神入団当時の「63」の背番号が輝いていた。スタンドは大きな拍手に包まれた。

◆やはり、甲子園の主役は日本ハム・新庄剛志監督(52)だった。試合前のメンバー表交換。阪神のユニホームに身を包んだ新庄監督が三塁側ベンチから登場すると、スタンドがどよめいた。入団時の背番号「63」、そしてその上には「新庄監督」と漢字で書かれた特注ユニホーム。両手首には現役時代のトレードマークである真っ赤なリストバンド。阪神・岡田監督と握手すると記念撮影、さらにマウンド方向に歩み出し、中堅席に向かって深々とお辞儀した。新庄監督は雨天中となった28日に「まあまあまあ...。見といてください。失礼のないようにはしますけど、プレーボールがかかる前なのでね。まあファンあってのプロ野球だし、ここで育ててもらって。記念に」とサプライズ予告をしていた。

◆阪神・大竹耕太郎投手(28)が二回に2失点を喫した。紙一重のプレーからほころびが広がった。1死から松本に右前打を許し、続く田宮の打球は左翼へ。ファウルラインのギリギリに上がったボールに前川がスライディングで捕球を試みるも、ボールはグラブに収まらず。二、三塁とピンチが広がった(記録は二塁打)。続く石井は前進守備の二遊間にゴロを放ち、これをつかんだ木浪がバックホームするも間に合わず、さらに送球がそれて二塁走者の生還も許してしまった(記録は野選と遊撃手の失策)。大竹は8日の広島戦(甲子園)以来19イニングぶりの失点。手痛い先行を許した。

◆阪神は0―2の三回に満塁のチャンスを作ったが、クリーンアップが凡退し無得点に終わった。甲子園を包む期待感が一気にしぼんだ。木浪と近本の安打、中野の四球で1死満塁。絶好機でクリーンアップを迎えたが、3番の森下翔太外野手(23)が先発・伊藤の内角直球に見逃し三振。続く4番の大山悠輔内野手(29)は左飛に倒れた。この日の試合前の時点でチーム打率はリーグ最下位の・223と低迷。岡田監督は調子の上がらない大山について28日に「一番チャンスがあるのは4番やから。打順いうのは、そういう流れで、回りになってるわけやからさ」と奮起を促していたが...。結果を残すことができなかった。

◆阪神は0―2の四回、先発の大竹耕太郎投手(28)の左前適時打で1点を返した。華麗な流し打ちを決めた。2死一、二塁でこの日2度目の打席に入り、伊藤の外角直球を逆らわず左前に運んだ。4月20日の中日戦(甲子園)以来となる今季2打点目で1点差に詰め寄り、一塁ベース上で何度も手をたたいて感情を爆発させた。その後、なおも一、二塁で近本に打席が回ったが、ハーフスイングで空振り三振。得点を重ねることはできなかった。

◆阪神・大竹耕太郎投手(28)が1―2の五回、2番・万波中正外野手(24)に2ラン本塁打を浴びた。適時打で取り返した直後の、痛恨の1球となった。2死から水谷に左前打を浴び、万波とこの日3打席目の対戦。初球に投じたチェンジアップをすくい上げられた。前川が追うも届かず、打球は左翼スタンドの最前へ飛び込む6号2ラン。昨季の日本ハムとの対戦でも2本の本塁打を浴び、登板前日の28日には「『僕(大竹)ってこういう投手』って分からない分、出会い頭の一発みたいなものは気を付けたい」と話していたが、点差を広げられる一発を許して今季の自己ワーストに並ぶ4失点となった。

◆その瞬間、甲子園のスタンドがどよめき、大歓声に包まれた。日本ハム・新庄剛志監督(52)が試合前のメンバー表交換に、三塁側ベンチから阪神のユニホームに身を包んで登場。入団時の背番号「63」、そしてその上には「新庄監督」と漢字で書かれた特注ユニホーム。両手首には現役時代のトレードマークである真っ赤なリストバンド。阪神・岡田監督と握手すると一緒に記念撮影、さらにマウンド方向に歩み出し、外野スタンドに向かって深々とお辞儀した。新庄監督は雨天中止となった前日(28日)に「まあまあまあ...。見といてください。失礼のないようにはしますけど、プレーボールがかかる前なのでね。まあファンあってのプロ野球だし、ここ(甲子園)で育ててもらった記念に」とサプライズ予告をしていた。1990―2000年まで在籍した古巣・阪神への愛は不変だ。日本ハムでの現役時代の2006年5月18日の阪神戦(甲子園)でも、試合前のシートノック時に阪神のユニホームで登場。この時は背番号「5」だったが、ヒルマン監督にこっぴどく怒られた。「パフォーマンスをやるからには絶対に勝つ。パフォーマンスをした試合に負けるのはダサすぎる」-。これが現役時代からの流儀。就任1年目の2022年は甲子園で3連敗した新庄監督だが、この日は二回に2点を先制。五回には万波に2ランが飛び出し、がっちりと試合の主導権を握った。

◆阪神は先発した大竹耕太郎投手(28)が、万波中正外野手(24)に2ランを被弾するなど6回8安打4失点(自責3)で降板。2点ビハインドのまま終盤に突入した。今季の阪神は4月までは逆転勝ちが多く、実に10度も試合をひっくり返したが、5月以降の逆転勝ちは5月19日のヤクルト戦(甲子園)の1度のみ。六回終了時にビハインドだと今季は2勝13敗1分け(勝率・133)だが、5月以降は六回終了時にビハインドだと5連敗している(29日の試合前時点)。

◆阪神の先発・大竹耕太郎投手(28)は6回8安打4失点(自責3)で降板した。最高のパフォーマンスとはいかなかった。二回は1死二、三塁とピンチを招き、石井の当たりは前進守備の二遊間へのゴロ。これをつかんだ木浪がバックホームするも間に合わず、さらに送球がそれて二塁走者の生還も許した(記録は野選と遊撃手の失策)。8日の広島戦(甲子園)以来19イニングぶりの失点で先制を許すと、自らの適時打で1点差とした直後の五回には万波に2ランを浴びた。この日も80キロ代のスローボールを駆使してスタンドをどよめかせるなど持ち味を示したが、満点投球とはならず。5月はここまで3試合20回を投げて1失点、ここ2戦連続で無失点と好投を続けていたが、交流戦の初戦で崩れた。「ランナーを出しながらもゲッツーなどで粘れていたところもありましたが、取りに行った初球を(万波選手に)打たれてしまいました。長打は失点に直結してしまうので、試合前から注意して臨んでいただけに悔しい結果となってしまいました」とコメントした。

◆阪神は29日、今季の公式戦入場者数が100万人を達成したことを発表した。この日の日本ハム戦には4万2608人が来場。これで甲子園での21試合には89万3299人、4月の京セラドームでの3連戦には10万8428人が来場し、主催24試合で100万2727人となった。過去最速は20試合で103万1000人となった2004年5月21日。入場者の実数発表を開始した05年以降での最速は、23試合で100万7001人となった19年5月18日だった。

◆阪神は日本ハムに完敗し、交流戦は3シーズンぶりの黒星発進となった。ゲーム差なしで追っていた首位広島がオリックスに勝利したため、1ゲーム差に広げられた。先発した大竹耕太郎投手(28)は、二回に遊撃・木浪聖也内野手(29)の野選と悪送球によって2点を失った。四回に自身の適時打で1点差とした大竹だったが、五回には万波中正外野手(24)に左越えの6号2ランを浴びてしまう。6回8安打4失点(自責3)で降板し、昨季(12勝2敗)を上回る3敗目を喫した。打線は2点を追う三回1死満塁で3番の森下翔太外野手(23)が見逃し三振、4番の大山悠輔内野手(29)が左飛に倒れるなど、伊藤大海投手(26)を攻略できず。5月21日の広島戦(マツダ)から7試合連続で3得点以下に終わり、5月14日の中日戦(豊橋)から5カード連続でカード初戦を落とす形に。5月は10勝11敗1分けと勝率5割を切ってしまった。

◆日本ハムが快勝。二回に2点を先取すると、2―1の五回には万波が2ラン。七、八回にも2点ずつを加えて突き放した。5回6安打2失点と粘った伊藤が無傷の4勝目を挙げた。阪神は好機であと一本が出ず、投手陣も粘れなかった。

◆四回、適時打を放った阪神・大竹耕太郎=甲子園球場(撮影・松永渉平)

◆阪神がリーグ戦から2連敗。交流戦6球団目の通算200敗(195勝14分)を喫した。大竹耕太郎投手(28)が自ら左前適時打で1点差に迫った直後の五回2死一塁、万波中正外野手(24)に6号2ランを浴びた。その裏、渡辺諒内野手(29)の犠飛で追撃したが、七回に島本浩也投手(31)、八回に岡留英貴投手(24)が、それぞれ2点を失った。投手陣は15被安打で、攻撃は9安打6四球ながら12残塁2得点。大竹は3敗目(4勝)。快勝した首位広島とは1差に広がった。主催24試合で入場者数が100万人を突破した。また岩崎優投手(32)はベンチ外だった。岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=25勝20敗4分、観衆=4万2608人)。(自ら)「何もないで。ん?」ーーチャンスを作るところまでは「いやいや、チャンス作っても、返さなアカンやん。五回までにな、リードしとかなアカンわな」ーー三回の満塁で1点を返せたら(1死満塁から森下見逃し三振、大山左飛)「1点とかじゃ...。返したらええやんか。それだけのことやんか」ーー畳みかけられない。苦しい状況「苦しいとか、そんなん、毎試合言うとってもしゃあないやん。繰り返しやねんから。タッチアップもせえへんしのお。ええ? 五回までに逆転なるやろ、追い越せとるよ、普通にやったら、それだけやん。だからあんな展開になってしまうんや」(1ー4の五回無死満塁、渡辺の中犠飛で二走森下が三進せず)ーー真っすぐへの対応「何にも出来てないやんか」ーー辛抱強く待つしかない「いや、待たんよ、そんなお前、毎日試合あんのに」ーー大竹は粘ったが「ああ、万波のとこやな。ローボールヒッターというか、すくい上げるような打ち方するのに。ベンチで言ったら〝速攻〟やったわ。あんなな。配球というか」

◆阪神は日本ハムに完敗し、交流戦黒星発進となった。先発した大竹耕太郎投手(28)は、二回に遊撃・木浪聖也内野手(29)の野選と悪送球によって2点を失うなど、6回8安打4失点(自責3)で3敗目を喫した。打線は2点を追う三回1死満塁で3番の森下翔太外野手(23)が見逃し三振、4番の大山悠輔内野手(29)が左飛に倒れるなど、伊藤大海投手(26)を攻略できなかった。主な選手のコメントは以下の通り(成績=25勝20敗4分、観衆=4万2608人)。五回に万波に浴びた2ランは簡単に入ってしまったかと問われた大竹 「結果論ですね。それで初球を打ち上げていたら打ち取っていたわけなので」一回1死二、三塁の遊撃守備でゴロを処理し、野選と悪送球で2点の先制を許した木浪 「もう少ししっかり、結果が結果なんで。しっかり送球できるように投げたいですけど、しっかり練習するしかないと思うんで。しっかり準備してやっていきたいです」3点を追う五回無死満塁での中犠飛など、1安打1打点だった渡辺 「ノーアウト満塁で回ってきて、最低限の仕事はできたんですけど。あそこがヒットで繋がってれば、また違う展開にもなっているかもしれない」4四球を選んだ中野 「出塁するっていうことを目的にしたら、もちろん4つフォアボール取れたってのはいいこと。あとは初回のスチール(二盗失敗)のところで、あれを決めるか決めないかで全然流れも変わったかなと思う」一回に左翼線への難しい飛球をつかめず、ピンチを招いてしまった前川 「捕らなきゃいけないですね。チャンスでも打てていないので、もうちょっと、ちゃんと帰ってからも反省したいと思います」

◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(76)が好機で凡退した阪神の森下翔太外野手(23)、大山悠輔内野手(29)に言及した。三回1死満塁から森下、大山が走者を返せなかったのが、この試合のすべてと言っていい。見逃し三振の森下は何を狙っていたのか? 大山はタイミングが合わないスイングでの左飛。得点力不足が改めて浮き彫りになったシーンだった。投高打低が顕著だが、投手陣も毎試合、完ぺきには抑えられない。打線の復調を期待しているが、つながりがない。ここに回せば何とかしてくれる、という期待できる打者が1人もいない。通常は「4番に回せば」となるが、4番が全く元気がない。一時は近本だけが好調を維持して、得点に絡んでいたが、下降線で、岡田監督もどうしようもないのが現状だろう。開幕前構想には佐藤輝、ノイジーが名を連ねていたが、今は2軍。大誤算だろう。前進守備で1点を防ぎにいった二回の守備で、木浪が本塁へ送球して野選、悪送球も重なった場面も痛すぎる。ベンチは信頼して選手を送り出し、明確な指示を出している。が、選手が攻守で期待に応えられない。我慢の時期はしばらく続きそうだ。

◆日本ハム・万波中正外野手が15日以来の6号2ランを放った。2―1の五回2死一塁。大竹の低めのチェンジアップを捉え、左越えへ豪快に運んだ。これが通算50本塁打となり「入ってよかった。100本、200本と積み重ねていけるように頑張りたい」と言葉を弾ませた。神奈川・横浜高時代にもプレーした思い出の場所で、2年前の交流戦でも本塁打を放っている。「本当にやりやすい球場だと思っている」と感慨深げに話した。

◆背中の痛みからの復帰登板となった阪神・島本浩也投手(31)が痛恨の追加点を献上した。七回に2番手として15日の中日戦(バンテリン)以来となるマウンドへ。1死から水野に四球を与えて出塁を許すと、安打と盗塁で1死二、三塁のピンチを背負う。水谷は詰まらせながらも中前に落とされて2点を失い、1回もたずに降板となった。「フォアボールがすべて。次しっかり抑えられるように頑張ります」とリベンジを誓った。

◆夜空に放たれた打球の終着点が左翼フェンスの向こうと分かると、虎党は悲鳴をあげた。阪神・大竹耕太郎投手(28)にとって痛恨の一球となったのは五回。日本ハム。万波中正外野手(24)に浴びた2ランが痛かった。「走者を出しながらもゲッツーなどで粘れていたところもありましたが、取りにいった初球を打たれてしまいました」2死から水谷に左前打を許して万波との勝負を迎えると、初球で投じた116キロのチェンジアップは真ん中へ。甘く入った球をスラッガーは見逃してはくれない。そのままスタンドへとほうり込まれ、日本ハムの背中は遠のいた。0―2の四回には自ら左前適時打を放ち、1点差に詰め寄って咆哮。勝利への執念をバットで示しただけに、直後の投球は歯がゆかった。岡田監督は「万波のとこやな。ローボールヒッターというか、すくい上げるような打ち方するのに」と苦言を呈した。それだけ試合展開の中でも重い被弾だった。大竹も登板前日に「『僕ってこういう投手』と分からない分、出合い頭の一発みたいなものは気を付けたい」と話していた中で許してしまった一発。悔やまれる結果だったかと問われ「そうですね...。そうです」と現実を受け止めた。

◆日本ハム・新庄剛志監督(52)が29日、「日本生命セ・パ交流戦」の阪神1回戦(甲子園)で仰天パフォーマンスを披露した。試合前のメンバー表交換の際に、入団時の背番号「63」の阪神のユニホームに身を包んで登場。かつて阪神のスター選手としてファンを魅了した聖地で、今度は指揮官として甲子園を盛り上げた。試合も8-2で完勝し、指揮官として甲子園初勝利。貯金を今季最多タイの8とした。その瞬間、甲子園のスタンドが大きくどよめいた。午後5時55分の試合前のメンバー表交換。三塁側ベンチから阪神のユニホームに身を包んだ新庄監督が飛び出した。入団時の背番号「63」、そしてその上には「新庄監督」と漢字で書かれた特注ユニホーム。阪神・岡田監督と一緒に記念撮影に収まり、さらにマウンド方向に歩み出すと外野スタンドに向かって深々とお辞儀した。「岡田監督は〝何や、そのユニホーム〟みたいな顔をしてましたけど、記念撮影も快く受け入れていただいて。ここ(甲子園)で育ててもらった記念に。スタンドの阪神ファンが(入団時を)思い出してくれたらね」約1カ月前から極秘裏に用意してきた。スポーツメーカーには阪神時代からの知人へのプレゼントといって発注。誰一人にも計画は打ち明けなかった。結果的にこの日一番、甲子園が沸いた瞬間となった。1990年から2000年まで11年間在籍した古巣への愛は不変だ。日本ハムでの現役時代の06年5月18日の阪神戦(○4-1、甲子園)でも、試合前のシートノック時に背番号「5」の阪神のユニホームで登場。この時は、ヒルマン監督にこっぴどく叱られた。

◆「日本生命セ・パ交流戦」初戦で阪神は日本ハムに2―8で完敗した。岡田彰布監督(66)は2年ぶりに甲子園に凱旋(がいせん)した新庄剛志監督(52)率いる相手にいいようにやられて怒り心頭だ。「何もないで」と振り返り、待てど暮らせど調子が上がってこない打線のテコ入れを示唆した。〝新庄劇場〟の引き立て役になってしまった。2年ぶりに甲子園に戻ってきた新庄監督のもとで躍動する日本ハム戦士。一方、今季入場者数が100万人に達したホームで、貧打とミスが重なった虎は大敗を喫した。「何もないで」会見場に現れた岡田監督は自ら切り出すと、怒りを噴出させながらふがいない野手陣に厳しい言葉を並べた。「(パ・リーグ特有の強い真っすぐへの対応は)何にもできてないやんか。苦しいとか、そんなん毎試合いうとってもしゃあないやん」試合開始直前のメンバー表交換で出ばなをくじかれた。何と新庄監督が阪神のユニホームでグラウンドに登場。背番号は阪神入団当時の『63』、背ネームは『新庄監督』の特注品だ。岡田監督は〝奇襲〟に苦笑いを浮かべて握手に応じたが、相手のペースに巻き込まれ、そのままバックスクリーンを背に審判団も並んで記念撮影となった。試合も指揮官のシナリオ通りに進まない。前進守備を敷いた二回1死二、三塁で、野選と失策が絡んで2点を先制される。守りの野球にほころびが出ると、低調な打撃陣も振るわない。2点を追う三回1死満塁で3番・森下が見逃し三振、4番・大山も左飛に倒れて無得点。「チャンス作っても(走者を)かえさなアカンやん」。チャンスで打てない中軸をばっさり斬った。3点差の五回無死満塁では、渡辺が中堅手が背走して捕球した犠飛を放つも、二走・森下は二、三塁間で打球の行方を確認していたため、タッチアップできず。イケイケムードに水を差し、後続が倒れて反撃は1点止まりで「タッチアップもせえへんしのお。五回までに追い越せとるよ。普通にやったら」と嘆いた。

◆阪神・渡辺諒内野手(29)が五回無死満塁で中犠飛を放ち、日本ハム時代の2021年以来、3年ぶりとなる3試合連続打点を記録した。5番として結果を出したがチームは敗れ「最低限の仕事はできたんですけど、あそこがヒットでつながっていれば、また違う展開になっているかもしれない」と無念の表情。打線がつながりを欠く中で「またあしたはいいいとこで打てるように頑張りたい」と前を向いた。

◆左翼で先発した阪神・前川右京外野手(21)は守備を悔やんだ。二回1死一塁で田宮の打球は左翼へ。ファウルラインのギリギリに上がったボールにスライディングで捕球を試みるも、グラブに収まらず二、三塁とピンチが広がった(記録は二塁打)。その後の失点につながり「捕らなきゃいけないですね」と反省。打撃でも得点圏に2度走者を置いて凡退するなど、見せ場を作れなかった。

◆阪神・中野拓夢内野手(27)は4四球で2番の役割を果たすと、守備でも七回に二塁への強いゴロにうまくバウンドを合わせて逆シングルで捕球する好プレー。「自分の中で勝負しにいった」と振り返った守備で貢献した。一回には二盗を失敗し「あれを決めるか決めないかで全然流れも変わったと思う。もう一回走りを見直すというか、何が悪かったのかをしっかり考えながらやっていきたい」と反省した。

◆阪神・木浪聖也内野手(29)は痛恨のミスを反省した。前進守備で臨んだ二回1死二、三塁で二遊間への石井のゴロを処理して本塁に送球。これが三塁側にそれ、坂本もはじいて後逸する間に2者の生還を許した(記録は野選と失策)。「結果が結果なのでしっかり送球できるように投げたい。しっかり準備してやっていきたい」打撃では19日のヤクルト戦(甲子園)以来のマルチ安打と結果を出したが、守備に課題を残した。

◆まさか、甲子園で再び「タテジマ、背番号63、真っ赤なリストバンド」の新庄剛志を見られるとは思わなかった。試合前のメンバー表交換。大先輩であり、百戦錬磨の岡田監督を向こうにまわして、何をするのか、期待はあったが「その手があったか!」という感じだ。「63」が1軍でフルシーズン、躍動したのは1992年のみ。翌年からは「5」に変わってしまった。あの1年を覚えているファンには、最高のサプライズかも。丁寧に帽子を取って、甲子園のファンに頭を下げた新庄に、360度から温かい拍手が送られた。いつまでも甲子園に愛されるスーパースターだ。それにしても、背中の漢字4文字「新庄監督」のニセモノ感たっぷりなこと。思い切り笑わせてもらった。猛虎のプリンスとして一世を風靡(ふうび)した時代、新庄の背中の文字は「SHINJYO」だった。本人に尋ねたことがある。「通常のローマ字表記なら『SHINJO』やろ? 『Y』はいらんやろ」すると、マジメな顔で言うのだ。「このほうがカッコいいじゃないですか。ボクは生涯、『SHINJYO』で通しますから」ふ~ん、こだわりがあるんだなぁと、それ以上、追及することはしなかった。ところが、FA宣言して「最低年俸」でニューヨーク・メッツと契約。入団発表の席で袖を通したユニホームを見てビックリ仰天。

◆プロ野球バンザーイ!! 負けました、わが阪神。そりゃ言いたいことは山ほどあるけど...。正直、試合前のメンバー交換の時に日本ハム・新庄監督が阪神のユニホームで現れたときに「ガーン! やられたあ! 本日は日本ハムが暴れまくるやろなー」と思ったのだ。もちろんプロ野球は勝ち負けも大切だけど、ファンに何を提供できるか?のエンターテインメントなのだ!!試合でいったら、強く振りまくる日本ハム打線VSかわす投球の大竹だけど...。やっぱり豪快に振る万波のホームランの方にファンはウットリするよねェ...。冷静に見たらエラーで先取点を許したとか、ノイジーを2軍に落としてまでスタメン起用した前川が、再々のチャンスで結果を出せなかったなど腹立つけど...。これも全てはアレンパのための試練だと信じましょう!!第2戦の勝利のヒントを言うと、岡田監督がメンバー交換の時に日本ハムのユニホームでやったれー!! ギャグ? いえいえ監督は采配だけじゃなく演出家であることも忘れるなー!!

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
200 1.000
(-)
-
(-)
1616
(+14)
1
(-)
1
(+1)
1
(-)
0.343
(↑0.189)
0.500
(↑0.5)
2
(3↑)
日本ハム
100 1.000
(-)
0.5
(-)
178
(-)
2
(-)
1
(-)
1
(-)
0.366
(-)
2.000
(-)
2
(1↓)
ロッテ
101 1.000
(-)
0.5
(↑0.5)
168
(+3)
6
(+3)
2
(-)
0
(-)
0.361
(↓0.097)
3.180
(↑2.22)
4
(3↓)
DeNA
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
166
(-)
5
(+4)
0
(-)
0
(-)
0.250
(↓0.125)
2.870
(↓1.52)
4
(3↓)
ソフトバンク
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
162
(-)
1
(+1)
1
(-)
0
(-)
0.192
(↓0.043)
0.440
(↓0.44)
4
(2↑)
巨人
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
161
(+1)
2
(-)
0
(-)
3
(+2)
0.167
(↑0.052)
0.860
(↑1.14)
4
(2↑)
楽天
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
165
(+4)
6
(-)
1
(+1)
2
(+2)
0.218
(↑0.075)
3.600
(↑5.4)
4
(3↓)
中日
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
163
(-)
1
(+1)
1
(-)
1
(+1)
0.161
(↓0.024)
0.500
(↓0.5)
4
(2↑)
西武
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
161
(+1)
3
(-)
0
(-)
0
(-)
0.145
(↑0.012)
0.530
(↑0.6)
10
(-)
阪神
010 0.000
(-)
1.5
(-)
172
(-)
8
(-)
0
(-)
0
(-)
0.273
(-)
7.000
(-)
10
(4↓)
ヤクルト
011 0.000
(-)
1.5
(↓0.5)
166
(+3)
8
(+3)
2
(-)
0
(-)
0.233
(↓0.1)
4.240
(↑4.76)
10
(4↓)
ORIX
020 0.000
(-)
2
(↓1)
161
(-)
16
(+14)
0
(-)
0
(-)
0.183
(↓0.075)
9.000
(↓6.75)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
24174 0.585
(↑0.01)
-
(-)
98146
(+14)
107
(-)
21
(+1)
25
(-)
0.246
(↑0.006)
2.240
(↑0.05)
2
(-)
阪神
25204 0.556
(↓0.012)
1
(↓1)
94151
(+2)
136
(+8)
23
(-)
15
(-)
0.224
(↑0.001
2.260
(↓0.09)
3
(-)
巨人
24224 0.522
(↑0.011)
2.5
(-)
93114
(+1)
120
(-)
21
(-)
28
(+2)
0.227
(-)
2.240
(↑0.06)
4
(-)
中日
21235 0.477
(↓0.011)
4.5
(↓1)
94129
(-)
149
(+1)
21
(-)
14
(+1)
0.237
(↓0.002)
2.740
(↑0.04)
5
(-)
DeNA
22251 0.468
(↓0.01)
5
(↓1)
95154
(-)
175
(+4)
21
(-)
30
(-)
0.245
(↓0.001)
3.300
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
18273 0.400
(-)
8
(↓0.5)
95167
(+3)
165
(+3)
34
(-)
20
(-)
0.237
(↓0.002)
3.290
(↑0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
30142 0.682
(↓0.016)
-
(-)
97199
(-)
103
(+1)
32
(-)
34
(-)
0.258
(↓0.003)
1.980
(↑0.03)
2
(-)
日本ハム
26182 0.591
(↑0.01)
4
(↑1)
97160
(+8)
142
(+2)
22
(+1)
45
(+1)
0.243
(↑0.003
2.750
(↑0.01)
3
(1↓)
ロッテ
25184 0.581
(-)
4.5
(↑0.5)
96147
(+3)
143
(+3)
23
(-)
16
(-)
0.248
(↑0.002)
2.780
(↑0.02)
4
(-)
ORIX
19272 0.413
(↓0.009)
12
(-)
95145
(-)
164
(+14)
17
(-)
19
(-)
0.242
(↓0.002)
3.070
(↓0.25)
4
(1↑)
楽天
19271 0.413
(↑0.013)
12
(↑1)
96146
(+4)
203
(-)
15
(+1)
33
(+2)
0.236
(↑0.001)
4.050
(↑0.09)
6
(-)
西武
16310 0.340
(↑0.014)
15.5
(↑1)
96119
(+1)
170
(-)
23
(-)
23
(-)
0.211
(↓0.001)
3.180
(↑0.07)