1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 1 | 8 | 0 | 0 |
勝利投手:平内 龍太(1勝0敗0S) 敗戦投手:オスナ(0勝2敗12S) |
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◆巨人がサヨナラ勝利。巨人は0-0で迎えた延長12回裏、1死二塁から吉川の適時二塁打が飛び出し、試合を決めた。投げては、先発・堀田が6回途中無失点。その後は7投手の継投で完封リレーを展開した。敗れたソフトバンクは、好投した先発・大関を打線が援護できなかった。
◆東京ドームを訪れたソフトバンク城島健司球団会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(47)が、高卒2年目で育成選手の盛島稜大捕手(20)が秘める無限の可能性を力説した。「打つことも守ることも、今までの歴代のプロ野球のキャッチャーを覆してくれるようなスケールの大きい選手になってくれないかなっていう期待は持っています」盛島は22年に沖縄・興南から育成ドラフト14位、12球団ラストの126番目で指名を受けた。187センチ、104キロの恵まれた体格で強肩強打の捕手。今年3月のオープン戦では3軍から1軍にも合流した。今季はここまで3軍を主戦場とし、非公式戦39試合に出場し、打率3割4分3厘、3本塁打、26打点(5月27日時点)と結果を残している。城島氏は「それだけの体とポテンシャルを親からもらったわけですから。彼は努力次第で今後の人生が大きく変わってきます。将来的にはホームランを30本、40本、50本打ってくれるようなでかい選手になってほしい」とまで言う。偶然にも目が止まった。「あいつ誰だろう...」。2月の宮崎春季キャンプ中。トレーニングルームで盛島がウエートに励んでいた。城島氏は「体が大きかったから目がいった。誰だろうと思って、聞いたら『盛島っていう子ですよ。キャッチャーですよ』って言うから。それが僕の初めての出会いで」と明かした。「体が大きいのは1つの武器ですし、キャッチャーっていうポジションも1つの武器ですよね。強いキャッチャーが10年、15年いるチームは強い。期待していますよ」。城島氏自身、強打の捕手として活躍しただけに、盛島が大きく育つことを願った。
◆台湾農業部が提供する「台湾果物ブランドデー」として開催された。来場者先着1万人に台湾果物ブランドデー限定うちわを配布。また、台湾プロ野球の楽天モンキーズの「RAKUTEN GIRLS」と富邦ガーディアンズの「Fubon Angels」のチアガール4人が台湾農業部の果物宣伝大使として来場。台湾果物のPRを行い、球場を盛り上げた。
◆/これも交流戦ならではの光景\大関友久がプロ初ヒット???プロ野球(2024/5/29)??巨人×ソフトバンク??Live on DAZN"野球一本" 新プラン登場「DAZN BASEBALL」 月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!6/17まで#セパ無双 #最高を決める20日間 pic.twitter.com/LETAeBOcNL
◆ソフトバンク大関友久投手(26)がプロ初安打をもぎ取った。3回1死で迎えた第1打席。巨人堀田が投じた外角低めスライダーに食らいついた。ボテボテの二ゴロも、野手顔負けの全力疾走で内野安打に。一塁塁上では笑みもこぼれた。大関の打席は22年以来で、プロ通算3打席目での初ヒットとなった。
◆ソフトバンクのダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(27)が窮地をしのいだ。0-0で迎えた8回に2番手で登板。先頭の長野に四球を出し、続く増田大にはバント安打を許す。無死一、二塁のピンチを招くも、この回を無失点。代打の萩尾を150キロ直球で空振り三振、1番丸は150キロ直球で見逃し三振。2死を奪ってから申告敬遠で満塁とし、最後は吉川を149キロ直球で遊ゴロに仕留めた。終盤の窮地を力勝負でねじ伏せた。ヘルナンデスは連続無失点記録を11試合に伸ばし、今季ここまで防御率0・00をマークしている。
◆巨人の阿部慎之助監督(45)は表情一つ変えなかった。パ首位を独走する強力ソフトバンク打線が襲いかかる。2回に無死二塁、4回に2死一、二塁、6回は2死一、三塁のピンチを背負った。先発堀田は直球にチェンジアップ、カーブと少ない球種で踏ん張った。捕手岸田のリードにも引っ張られた。28日のカード初戦で今季8度目の完封負け後も「投手は、ずっと頑張ってくれている」と指揮官。投手陣の奮起に感謝した。"新風打線"の覚醒が待たれる。交流戦前までの総得点113は12球団ワーストと低調だ。得点圏までは走者を進めるも決定打を欠く戦いが続き「形はちゃんと作れたので。そこで打てなかったというだけ」と、繰り返し言ってきた。この日も1回に1死一、二塁の先制機で岡本和、坂本が倒れて得点に至らなかった。起爆剤として期待される新外国人ヘルナンデスを2番に抜てきした。来日デビュー戦だった前夜は1打席目に左前打を放った。幸先よく初安打をマークした助っ人を打線の上位に配置した。パ球団との18試合の交流戦を「短期決戦だと思って、それぞれが、いろんな心構えでやると思うんですけど、そのミーティングをしました」。新しい追い風が、そろそろ吹いてもいいころだ。【為田聡史】
◆巨人に追い風がなかなか吹かなかった。9回で決着つかず、0-0のまま延長戦に突入。パ首位を独走する強力打線に、延長10回に登板したのは昨季までソフトバンクにいた泉だった。2死一、二塁とピンチを背負っても、代打三森を初球ツーシームで一ゴロに打ち取った。前夜に続く古巣登板。試合前練習では、同じくソフトバンクから移籍した高橋礼に「投げづらかった」ともらしたが、2試合連続で無失点に封じた。打ち合ってではなく、打ち取り続けての大接戦だった。先発の堀田は直球にチェンジアップ、カーブと少ない球種で踏ん張った。捕手岸田のリードにも引っ張られ、5回2/3を5安打無失点。中継ぎを次々と投下して11回まで無失点継投だった。前夜のカード初戦で今季8度目の完封負け後も「投手は、ずっと頑張ってくれている」と阿部監督。投手陣の奮起に感謝していた。鳴りをひそめていた打線が、8回無死二、三塁、9回2死一、二塁、10回2死一、二塁と得点圏に走者を出しながらも1点が遠かった。交流戦前の総得点数113は12球団ワーストと低調を極める新風打線。覚醒が待望される。
◆ソフトバンクが延長12回の死闘の末、今季3度目のサヨナラ負けを喫した。0-0の12回1死二塁。守護神オスナが吉川にサヨナラ打を浴びた。オスナは2敗目。大関-ヘルナンデス-松本裕-津森-藤井とつないできた0封リレーだったが、最後に力尽きた。打線に元気がない。直近5試合の平均得点は0・8点。3番柳田、4番山川、5番近藤を中心にした超強力打線が鳴りを潜めている。小久保監督は「まぁ、そやね...。向こう(巨人)も似たりよったりやけど、何かまあまあ同点は難しいですよね。ピッチャーは責められないと思いますよ」と投手陣を責めなかった。3戦目以降については「打線の奮起に期待? そらそうでしょう」と話した。柳田は打率3割を下回り、山川も5試合連続で本塁打がない。近藤こそ13試合連続安打を継続しているが、9人のバッターが線になっていないのが現状だ。小久保監督は延長10回にリードオフマン周東の代打に三森を送る決断を下したが不発。敵地で完封負けを喫した。2位の日本ハムが勝利し、ゲーム差は4に縮まった。とはいえ、まだ貯金は16。下を向く必要はないが、打線が下降気味なのは気がかりだ。21日、22日の楽天戦では2試合で33得点を奪ったタカ打線。再び爆発する日まで耐えるしかない。交流戦は始まったばかりだ。【只松憲】
◆/まさに一振りで決めた\死闘に終止符を打った吉川尚輝のサヨナラタイムリー??#尚輝たまらん?プロ野球(2024/5/29)??巨人×ソフトバンク??Live on DAZN"野球一本" 新プラン登場「DAZN BASEBALL」 月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!6/17まで#セパ無双 #最高を決める20日間 pic.twitter.com/NeX100NWZo
◆巨人が今季3度目となるサヨナラ劇場を繰り広げた。9回で決着つかず、0-0のまま延長戦に突入した。なりをひそめていた打線が8回から5イニング連続得点圏に走者を置いた延長12回1死二塁。吉川尚輝内野手が、元メジャー・セーブ王のオスナの初球153キロ直球を、右翼フェンス直撃の一打で打ち砕いた。チームにとって今季3度目。4日阪神戦に続く2度目のサヨナラ劇場を演出した吉川はお立ち台で、12回無失点継投の投手陣に「本当に粘り強くゼロで抑えてくれていたので、野手陣で何とかしたいという思いで、なかなか点が入らず延長まで投げてくれましたし、最後こういう形で勝てて良かったと思います」と感謝とともに喜びの声を上げた。踏ん張ったのは投手陣だった。先発の堀田賢慎投手が直球にチェンジアップ、カーブと少ない球種で踏ん張った。捕手岸田のリードにも引っ張られ、5回2/3 5安打無失点。さらに中継ぎ7人を投入して無失点継投を続けた。最終回、登板した平内龍太投手は、川瀬を中飛、海野を投ゴロに仕留め2死。川村に四球を出しながら、最後は代打リチャードを2球で追い込んでから、スプリットで中飛に打ち取った。22年7月18日ヤクルト戦以来681日ぶりの白星を手にした。▽巨人堀田(5回2/3で5安打無失点)「5回までは粘り強く投球できていたのですが、また前回と同様に6回途中で降板してしまったことは悔しいです。次は投げ切れるように、何か変えていかないといけない」▽巨人小林(延長12回代打で犠打)「みんなが作ってくれたチャンスだったので、どんな形でも決めるんだという気持ちで必死にいきました。最後のサヨナラにつながって良かったです」巨人は0-0の延長12回、吉川の二塁打でサヨナラ勝ち。巨人の1-0サヨナラ勝ちは、長野の本塁打で決めた18年9月28日DeNA戦以来、6年ぶり。18年は9回で決着しており、巨人が延長12回以降の1-0サヨナラ勝ちは、延長12回に長嶋の本塁打で勝った66年6月20日大洋戦以来、58年ぶり。
◆巨人が"阿部野球"を貫き強敵から今季3度目のサヨナラ勝ちで1勝をもぎとった。延長12回、先頭丸が左前打で出塁した。代走にオコエを送り、代打小林の犠打で1死二塁。吉川が初球を右越えへのサヨナラ二塁打で勝負を決めた。8回から5イニング連続で得点圏に走者を進め、最後の最後で報われた阿部監督は「本当に遠い1点だったと思いますけど、勝ったんでうれしいです」と喜んだ。交流戦初戦だった29日は、1点を追う6回無死一、三塁でオコエの3球連続のセーフティースクイズが得点につながらず賛否を受けた。ここまでの得点圏打数は369打数でセ・リーグ2位タイ。一方で得点圏打率は1割9分5厘で同ワーストにとどまり、総得点数114は12球団ワーストと低調を極める。「だから、無死一、三塁でセーフティースクイズやるんですよ。その気持ちは分かってください」と思いの一端を明かした。シーズン前にチーム全員の前で約束した。自己犠牲の精神を持ち、チームとして1つ先の塁を狙う。「僕が始まった時に言ったことですし、こういう勝ちはでかいし、1点もぎ取るんだっていう、そういう野球を僕はぶれずにやっていきます」と4時間29分の大接戦に手応えを見いだした。潮目を変える1勝にすべく次戦がまたさらに大事な一戦になる。「野球って難しいなって思いながら見たりサイン出したりしている。爆発するか分からないですけど、何とか野手で勝ったという試合を、1試合でも多く作ってほしいなと思います」と阿部監督。収穫と課題を持って次戦に臨む。【為田聡史】
◆巨人平内龍太が681日ぶりの白星を手にした。0-0で突入した延長12回、川瀬を中飛、海野を156キロ直球でボテボテの投ゴロに仕留め2死。川村に四球を与えながら、最後は代打リチャードを2球で追い込み、スプリットで中飛に打ち取った。「1点取られたら終わりぐらいの意識だった」と22年7月18日ヤクルト戦以来の勝ち星を飾った。
◆巨人は新外国人のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)=前レンジャーズ傘下3A=が「2番・中堅」で先発する。28日に1軍に昇格して「7番・右翼」でデビュー。3打数1安打で来日初安打をマークした右打者が、この日は上位打線に名を連ねた。
◆ソフトバンクは前日の試合でプロ初出場したD3位・広瀬隆太内野手(23)=慶大=が「7番・二塁」で2試合連続スタメン出場する。前夜は無安打に終わったが、ルーキーらしい元気なプレーに小久保裕紀監督(52)は「早慶戦より人が入っているでしょうし、忘れられない一日になったと思います」と目を細めた。プロ初安打を狙う。
◆昨季まで6年間在籍した古巣へ、登板前日に〝宣戦布告〟した。30日のソフトバンク戦(東京ドーム)で先発する巨人・高橋礼投手(28)はこの日、試合前練習が終わると相手ベンチへあいさつに向かった。小久保監督を筆頭に親交のあった首脳陣に対し「手の内を分かっているとは思いますけど、こちらも対策をいろいろしていますよ、という風に話しました」とニヤリ。新天地で今季ここまで2勝2敗、防御率2・23の下手投げ右腕が、好投で恩返しを果たす。
◆巨人・堀田賢慎投手(23)が本拠地での自身初勝利を懸け、ソフトバンク戦(東京ドーム)の先発マウンドに上がった。交流戦での投球はプロ5年目で初となった。一回を三者凡退に抑えて迎えた二回。先頭の山川に中越え二塁打を浴び、試合前時点でパ・リーグでランキングトップの打率・340を誇る5番・近藤を投ゴロに打ち取って1死三塁。一打先制のピンチを招いたが、後続からわずか5球で2つのアウトを奪って無失点で切り抜けた。四回にはこの日初の四球も絡んで2死一、二塁としたが、落ち着いて三ゴロに打ち取った。前回登板は22日の中日戦(東京ドーム)で、6回途中3失点で降板。2-0の六回2死から2者連続四球を与え、連続適時打で逆転を許して今季初黒星。「前回は反省が残った。イニングを投げ切るのもそうですし、あの(ピンチの)場面で投げ急いでしまった。一呼吸置いたり時間をかけながら投げられるかどうかというところが課題」とし、内海投手コーチとの話し合いも経て1週間の調整を行った。右腕はこの日の試合前時点で3勝1敗、防御率1・50と好投を続けている。プロ6年目でこの日が通算22試合目の登板だが、本拠地での白星はまだない。粘りの投球で味方打線の援護を待つ。しかし、0―0の六回に今宮に四球、山川に左前打を許し、2死一、三塁のピンチを招くと、阿部監督がベンチを出た。無念の降板。2番手の大江がこのピンチはしのいだが...。堀田は5回2/3を5安打無失点に抑えたが、東京ドーム初勝利はお預けとなった。
◆ソフトバンク先発の大関友久投手(26)は7回93球を投げて2安打無失点と好投した。一回に先頭の丸を一塁内野安打で出塁させ、1死後に吉川に右前打を打たれて1死一、二塁とされたが、岡本を中飛、坂本を左飛に打ち取って切り抜けた。許した安打はこの2本だけだった。二回以降はカーブをまじえた緩急と精度のよいフォークボールで相手打者の的を外し、七回までゼロを並べた。七回裏に先頭で打席が回ってきたところで代打を送られ降板。8回4安打無失点と力投した19日の西武戦(みずほPayPayドーム)に続いて先発の役割を十二分に果たす投球をみせた。
◆ソフトバンクは終盤に先発・大関友久投手(26)をリリーフした救援投手陣が粘りの投球をみせて延長戦に持ち込んだ。八回に登板したヘルナンデス投手(27)は2死満塁のピンチを招いたが、吉川を遊ゴロに打ち取ってしのいだ。九回に登板した松本裕樹投手(28)は1死から坂本に遊撃内野安打を許した。続く岸田への5球目で代走で出た湯浅が二塁へスタート。しかし海野隆司捕手(26)が素早い二塁送球で阻んで2死とした。岸田には死球、重信には四球を与えて一、二塁を背負ったが、門脇を遊ゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。
◆ソフトバンクは延長十二回の末、サヨナラ負けを喫した。0―0で迎えた十二回の攻撃は2死から途中出場の川村友斗外野手(24)が巨人8番手・平内から四球を選んで出塁。しかし代打の砂川リチャード内野手(24)は中飛に倒れ、勝ちがなくなった。その裏の守りはロベルト・オスナ投手(29)が先頭の丸に安打を許すなど1死二塁を招くと、吉川に前進守備の右翼の頭上を越えるサヨナラ打(二塁打)を打たれた。先発の大関友久投手(26)は7回2安打無失点の好投したが3勝目につながらなかった。
◆投手陣の踏ん張りに、ようやく巨人打線が応えた。0―0のまま迎えた延長十二回。1死二塁から吉川尚輝内野手がオスナの初球を捉え、右翼フェンス直撃のサヨナラ打とした。八回2死満塁の好機で凡退していた3番打者は「絶対打ってやろうという気持ちで打席に入った」と興奮気味に語った。交流戦初戦に0―2で敗れたチームは、この日も拙攻が続いていた。八回無死二、三塁では代打萩尾と丸が三振。九~十一回は全て2死一、二塁を生かせず、この4イニングだけで計9残塁だった。吉川は「(投手が)本当に粘り強くゼロで抑えてくれた。最後、こういう形で良かった」と安堵した。
◆4時間29分の死闘で白星をもぎ取った。0-0の延長十二回1死二塁、巨人・吉川尚輝内野手(29)が右翼フェンスを直撃する今季2度目のサヨナラ打。打った瞬間に勝利を確信し、一塁側ベンチへ拳を突き出した。「絶対に打ってやろうという気持ちで打席に入りました。(打球は)抜けると思った。何とか勝てたというのが一番」相手は球界屈指のクローザー、ソフトバンクのオスナ。直近4試合は無失点でセーブを挙げていた。前の打席ではバットを短く持つなど工夫を凝らしていた吉川は「気持ちというか、思い切って行くだけ」と腹を据え、初球から153キロの速球を迷いなく振り抜いた。勝負強い3番打者は3安打で猛打賞。打率は・270まで上昇した。投手は8人の無失点リレーでつなぎ、野手は控え捕手の喜多以外はすべて起用する総力戦。交流戦初勝利を挙げた阿部監督は「ほぼ全員で勝てた。この勝ちはすごく大きい」とうなずいた。パ・リーグ首位を相手に1勝1敗とし、貯金を2に増やした。「明日が大事になってくるので、勝ち越せるように」と吉川。リーグ戦の順位を左右する交流戦で、最初のカードで勢いをつける。(原田優介)巨人のスコア1-0でのサヨナラ勝ちは2018年9月28日のDeNA戦(九回に長野久義の本塁打、東京ドーム)以来6年ぶり。延長十二回以降でのスコア1-0のサヨナラ勝ちは1966年6月20日の大洋戦(十二回に長嶋茂雄の本塁打、後楽園)以来58年ぶり。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
16 | 16 (+14) | 1 (-) | 1 (+1) | 1 (-) |
0.343 (↑0.189) | 0.500 (↑0.5) |
2 (3↑) |
日本ハム |
1 | 0 | 0 | 1.000 (-) | 0.5 (-) |
17 | 8 (-) | 2 (-) | 1 (-) | 1 (-) |
0.366 (-) | 2.000 (-) |
2 (1↓) |
ロッテ |
1 | 0 | 1 | 1.000 (-) | 0.5 (↑0.5) |
16 | 8 (+3) | 6 (+3) | 2 (-) | 0 (-) |
0.361 (↓0.097) | 3.180 (↑2.22) |
4 (3↓) |
DeNA |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↓0.5) | 1 (↓1) |
16 | 6 (-) | 5 (+4) | 0 (-) | 0 (-) |
0.250 (↓0.125) | 2.870 (↓1.52) |
4 (3↓) |
ソフトバンク |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↓0.5) | 1 (↓1) |
16 | 2 (-) | 1 (+1) | 1 (-) | 0 (-) |
0.192 (↓0.043) | 0.440 (↓0.44) |
4 (2↑) |
巨人 |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↑0.5) | 1 (-) |
16 | 1 (+1) | 2 (-) | 0 (-) | 3 (+2) |
0.167 (↑0.052) | 0.860 (↑1.14) |
4 (2↑) |
楽天 |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↑0.5) | 1 (-) |
16 | 5 (+4) | 6 (-) | 1 (+1) | 2 (+2) |
0.218 (↑0.075) | 3.600 (↑5.4) |
4 (3↓) |
中日 |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↓0.5) | 1 (↓1) |
16 | 3 (-) | 1 (+1) | 1 (-) | 1 (+1) |
0.161 (↓0.024) | 0.500 (↓0.5) |
4 (2↑) |
西武 |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↑0.5) | 1 (-) |
16 | 1 (+1) | 3 (-) | 0 (-) | 0 (-) |
0.145 (↑0.012) | 0.530 (↑0.6) |
10 (-) |
阪神 |
0 | 1 | 0 | 0.000 (-) | 1.5 (-) |
17 | 2 (-) | 8 (-) | 0 (-) | 0 (-) |
0.273 (-) | 7.000 (-) |
10 (4↓) |
ヤクルト |
0 | 1 | 1 | 0.000 (-) | 1.5 (↓0.5) |
16 | 6 (+3) | 8 (+3) | 2 (-) | 0 (-) |
0.233 (↓0.1) | 4.240 (↑4.76) |
10 (4↓) |
ORIX |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
16 | 1 (-) | 16 (+14) | 0 (-) | 0 (-) |
0.183 (↓0.075) | 9.000 (↓6.75) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
24 | 17 | 4 | 0.585 (↑0.01) | - (-) |
98 | 146 (+14) | 107 (-) | 21 (+1) | 25 (-) |
0.246 (↑0.006) | 2.240 (↑0.05) |
2 (-) |
阪神 |
25 | 20 | 4 | 0.556 (↓0.012) | 1 (↓1) |
94 | 151 (+2) | 136 (+8) | 23 (-) | 15 (-) |
0.224 (↑0.001) | 2.260 (↓0.09) |
3 (-) |
巨人 |
24 | 22 | 4 | 0.522 (↑0.011) | 2.5 (-) |
93 | 114 (+1) | 120 (-) | 21 (-) | 28 (+2) |
0.227 (-) | 2.240 (↑0.06) |
4 (-) |
中日 |
21 | 23 | 5 | 0.477 (↓0.011) | 4.5 (↓1) |
94 | 129 (-) | 149 (+1) | 21 (-) | 14 (+1) |
0.237 (↓0.002) | 2.740 (↑0.04) |
5 (-) |
DeNA |
22 | 25 | 1 | 0.468 (↓0.01) | 5 (↓1) |
95 | 154 (-) | 175 (+4) | 21 (-) | 30 (-) |
0.245 (↓0.001) | 3.300 (↓0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
18 | 27 | 3 | 0.400 (-) | 8 (↓0.5) |
95 | 167 (+3) | 165 (+3) | 34 (-) | 20 (-) |
0.237 (↓0.002) | 3.290 (↑0.03) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
30 | 14 | 2 | 0.682 (↓0.016) | - (-) |
97 | 199 (-) | 103 (+1) | 32 (-) | 34 (-) |
0.258 (↓0.003) | 1.980 (↑0.03) |
2 (-) |
日本ハム |
26 | 18 | 2 | 0.591 (↑0.01) | 4 (↑1) |
97 | 160 (+8) | 142 (+2) | 22 (+1) | 45 (+1) |
0.243 (↑0.003) | 2.750 (↑0.01) |
3 (1↓) |
ロッテ |
25 | 18 | 4 | 0.581 (-) | 4.5 (↑0.5) |
96 | 147 (+3) | 143 (+3) | 23 (-) | 16 (-) |
0.248 (↑0.002) | 2.780 (↑0.02) |
4 (-) |
ORIX |
19 | 27 | 2 | 0.413 (↓0.009) | 12 (-) |
95 | 145 (-) | 164 (+14) | 17 (-) | 19 (-) |
0.242 (↓0.002) | 3.070 (↓0.25) |
4 (1↑) |
楽天 |
19 | 27 | 1 | 0.413 (↑0.013) | 12 (↑1) |
96 | 146 (+4) | 203 (-) | 15 (+1) | 33 (+2) |
0.236 (↑0.001) | 4.050 (↑0.09) |
6 (-) |
西武 |
16 | 31 | 0 | 0.340 (↑0.014) | 15.5 (↑1) |
96 | 119 (+1) | 170 (-) | 23 (-) | 23 (-) |
0.211 (↓0.001) | 3.180 (↑0.07) |
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