DeNA(☆9対1★)楽天 =交流戦1回戦(2024.05.28)・横浜スタジアム=
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楽天
0010000X1300
DeNA
2020026905280
勝利投手:ケイ(3勝4敗0S)
敗戦投手:ポンセ(3勝4敗0S)
  DAZN
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◆DeNAが降雨コールド勝ち。DeNAは初回、宮崎の適時二塁打などで2点を先制する。1点差となって迎えた3回裏には、筒香の適時打などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・ケイが7回途中3安打1失点の好投で今季3勝目。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。

◆近年のDeNAは交流戦初戦に強い。DeNAの交流戦初戦成績を出すと通算10勝8敗。36試合制、24試合制だった05~14年に3勝7敗も、18試合制となった15年以降は7勝1敗と好転。黒星は15年だけで、16年から中止となった20年を挟んで7年連続で白星を記録中だ。対する楽天は18年から5年連続で初戦を落としているが、DeNAが今年も初戦で勝つか。

◆DeNAのOB・中村紀洋氏(50)がハマスタに帰ってきた。交流戦に際して行われた伝説のOB同士の1打席対決に参加。22年まで現役で、通算376試合に登板した楽天OBの福山博之氏(35)と対戦した。往年のバットを高く構えるフォームで打席に入るも、福山氏の前に2球連続見逃しストライク。追い込まれながらも、3球目を捉えてゴロで二遊間を抜く中前打を放った。中村氏は「2球とも球が速すぎて手が出ませんでした。最後は当てに行ってしまいました。すみませんでした」と謝罪した。福山氏は「真っ向勝負で遊び球はなしでいきました。横浜スタジアムで登板できてうれしかったです」と1打席対決を楽しんだ。交流戦期間中には6度のOB1打席対決が予定されている。対戦予定一覧・5月28日からの楽天3連戦【第1戦】5月28日 中村紀洋氏vs福山博之氏【第2戦】5月29日 斎藤隆氏vs鉄平氏【第3戦】5月30日 山口俊氏vs山崎武司氏・6月4日からのオリックス戦3連戦

◆2試合連続先頭打者アーチは幻におわった。DeNA蝦名達夫外野手(26)が1回先頭、楽天ポンセの151キロ外角直球を捉えた。バックスクリーン右にグングン伸びた打球はフェンス最上部に当たって跳ね返り、フェアグラウンドへ。悠々二塁ベースに到達した。際どい当たりだったため、三浦監督はリクエストを要求。リプレー検証でも二塁打のままだったが、あと数センチで本塁打という会心の当たりだった。蝦名は26日の広島戦で自身初の先頭打者アーチを放っており、本塁打なら2試合連続の先頭打者アーチ、かつ今季交流戦第1号だった。

◆DeNAが雨天コールド勝ちを収めた。5点リードで迎えた7回2死満塁の場面で、雨脚が強まり試合は一時中断となった。強風によってかぶせようとしたシートもめくれ、ファンは一斉にスタンドからコンコースに避難していった。31分の中断をへてコールドが宣告された。DeNAは吹き荒れる雨風を味方につけた。1回先頭、蝦名が中堅フェンス最上部直撃の二塁打。あと数センチで2試合連続先頭打者アーチという一打で出塁すると、楽天ポンセの暴投で幸先よく先制に成功した。2死二塁から宮崎も右中間への適時二塁打。左翼から右翼方向へ吹く風速約9メートルの強風に乗せた。雨脚が強まった3回にも攻撃の手を緩めない。先頭蝦名が右翼フェンス直撃の二塁打を放つと、オースティンの右中間への当たりが風に流された。中堅の名手・辰己でもわずかに届かず、1死二、三塁とチャンスを拡大。筒香の中前適時打で追加点をもぎ取った。6回には1死二、三塁から山本が中前適時打を放つと、1死一、三塁から今季スタメン初出場の西浦が今季初安打となる左前適時打でさらに2点を追加した。続く7回、好投を続けていたケイの制球が乱れる。2連続四球で2死満塁。楽天は代打伊藤をコールし、三浦監督が投手交代を宣告しようとしたタイミングで審判団から一時中断がコールされた。

◆楽天は交流戦黒星スタートで借金9となった。21日のソフトバンク戦で12失点したポンセが、この日は6回9安打6失点。風雨による不運な安打もあったが、初回から自身の暴投などで2失点して追う展開を招いた。今江監督は「初回に複数失点はチームも重たくなってしまう。打線に爆発力がない状態なので、1点でも少なくやっていくしかない」。7回2死満塁と追い上げムードになったところで、無情にも降雨コールドとなった。▽楽天ポンセ(6回6失点で4敗目)「ほとんど風かなと思うんですけど、不運なヒットはありましたね。(次回は)悪天候じゃないことを祈ります」▽楽天青山投手コーチ(ポンセについて)「やられ方が前回と似ている。本人としっかり話し合いたい。いい変化球を持ってる中で、どうしても真っすぐの割合が多いんで。確認します」

◆両球団でプレーしたOBによる1打席対決が試合前に行われ、通算2101安打の中村紀洋氏が通算376登板の福山博之氏から中前打を放った。ベイスターズのユニホーム姿で打席に立った中村氏は2球で追い込まれたが、3球目をしぶとく中前へ。「球が速くて2球目まで手が出なかった。最後は当てにいってしまった」と苦笑交じりに振り返った。イーグルスのユニホームを身にまとった福山氏は「真っ向勝負で遊び球はなし。その気持ち通り投げられた」と笑みを浮かべた。

◆DeNAと楽天の〝伝説のOB〟による1打席対決が試合前に行われ、通算2101安打の中村紀洋氏(50)が通算376登板の福山博之氏(35)から中前打を放った。ベイスターズのユニホームを着た中村氏は2球で追い込まれたが、3球目をしぶとく中前へ運んだ。「自分らしからぬ当てにいったスイングとなってしまった」と苦笑。イーグルスのユニホームを身にまとった福山氏は「遊び球なしという気持ちでマウンドに上がり、その結果打たれた」と振り返った。

◆来日2年目、楽天のマイケル・フランコ内野手(31)が1軍昇格した。開幕2試合で計4三振と精彩を欠き、3月31日に出場選手登録を抹消されていた。「5番・一塁」でスタメン出場。1打席目は遊ゴロ、2打席目は三ゴロ併殺打に倒れた。「シーズン初めは状態が悪かったが、ファームでいろいろと勉強できた。自分が今、何をすべきか改めて再確認できたことは大きい」。打撃フォームをマイナーチェンジ。以前より両腕を下げて構えた。「バットが打つポイントまで最短距離ででる意識を持って、強いライナーを打つ練習を積んだ」と明かした。2軍では35試合に出場し、打率・229、2本塁打、14打点。「ファームのコーチ陣と相談し、打撃映像をみながら修正点をしっかり改善できた。チームの役に立ちたい」と力を込めた。一方でこの日、主力の島内が打撃不振で2軍に降格。今江監督は「チームは苦しい戦いが続いている。フランコの状態は上がってきたし、やってもらわないといけない選手」と期待を寄せた。しかし、先発のポンセが三回までに4失点。リーグ5位にもがくチームは、交流戦開幕戦でも苦戦を強いられている。

◆DeNAが連敗を3で止めた。一回に宮崎の適時二塁打などで2点を先取し、三回に筒香の適時打などで2点を追加。六回も2点を挙げて突き放し、七回表2死満塁で降雨コールドゲームとなった。楽天はポンセが6回6失点と崩れた。

◆交流戦が開幕。DeNAが連敗を3で止めた。一回に宮崎の適時二塁打などで2点を先取。七回表2死満塁で降雨コールドゲームとなった。雨の中、ヒーローインタビューを行ったDeNA・ケイ=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)

◆DeNAの新外国人、アンソニー・ケイ投手(29)が降雨コールドゲームながら6回2/3を1失点で完投し、3勝目(4敗)を挙げた。風雨にさらされても根気強く腕を振り、カットボールでバットの芯を外してゴロアウトを重ねた。レインコートを羽織ってお立ち台に上がった左腕は「六回まで雨は気にならなかった。プラン通りのピッチングができた」と振り返った。

◆「日本生命セ・パ交流戦」が28日に開幕し、2連覇を目指すDeNAは七回表2死降雨コールドゲームとなった楽天1回戦(横浜)に6-1で快勝。連敗を3で止め、交流戦初戦の連勝を8に伸ばした。筒香嘉智外野手(32)が三回に中前適時打を放つなど効果的に得点。パ・リーグの野球を熟知する49歳の佐竹学アナリスト(分析家)がこの日からベンチに入り、攻撃をサポートした。2連覇への好発進を決めた。DeNAは次第に風雨が強まった一戦で序盤に主導権を握り、5年ぶりの交流戦に臨んだ筒香は1点差に迫られた直後の三回に中前適時打。「セ・リーグが団子の中で(順位が)大きく変わるとしたら交流戦。いいスタートを切れた」と納得の表情を浮かべた。1番に入る好調の蝦名が一回に中堅フェンス最上部に当てる二塁打で打線に勢いをつけ、続く森の一ゴロで三塁に進むと暴投で先制のホームを踏んだ。その後も内野ゴロの間に加点するなど効果的に得点を奪った。交流戦のキーマンとなり得る存在が、この日からベンチで攻撃を後押しした。走塁強化を担当する新任の佐竹アナリストだ。現役時代はオリックスと楽天で計10年間プレー。現役引退後は両球団でコーチを歴任し、昨季までパ・リーグの野球を見続けてきた。

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
DeNA
100 1.000- 176100 0.3751.350
1
ソフトバンク
100 1.0000 172010 0.2350.000
1
広島
100 1.0000 172101 0.1541.000
1
ロッテ
100 1.0000 175320 0.4585.400
1
中日
100 1.0000 173010 0.1850.000
6
巨人
010 0.0001 170201 0.1152.000
6
ORIX
010 0.0001 171200 0.2582.250
6
楽天
010 0.0001 171600 0.1439.000
6
ヤクルト
010 0.0001 173520 0.3339.000
6
西武
010 0.0001 170300 0.1331.130

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
広島
23174 0.575
(↑0.011)
-
(↓0.5)
99132
(+2)
107
(+1)
20
(-)
25
(+1)
0.240
(↓0.002)
2.290
(↑0.03)
2
(1↓)
阪神
25194 0.568
(-)
0
(-)
95149
(-)
128
(-)
23
(-)
15
(-)
0.223
(-)
2.170
(-)
3
(-)
巨人
23224 0.511
(↓0.012)
2.5
(↓0.5)
94113
(-)
120
(+2)
21
(-)
26
(+1)
0.227
(↓0.002)
2.300
(-)
4
(-)
中日
21225 0.488
(↑0.012)
3.5
(↑0.5)
95129
(+3)
148
(-)
21
(+1)
13
(-)
0.239
(↓0.001)
2.780
(↑0.05)
5
(-)
DeNA
22241 0.478
(↑0.011)
4
(↑0.5)
96154
(+6)
171
(+1)
21
(-)
30
(-)
0.246
(↑0.002
3.290
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
18272 0.400
(↓0.009)
7.5
(↓0.5)
96164
(+3)
162
(+5)
34
(+2)
20
(-)
0.239
(↑0.002)
3.320
(↓0.07)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
30132 0.698
(↑0.008)
-
(-)
98199
(+2)
102
(-)
32
(+1)
34
(-)
0.261
(-)
2.010
(↑0.05)
2
(1↑)
ロッテ
25183 0.581
(↑0.01)
5
(-)
97144
(+5)
140
(+3)
23
(+2)
16
(-)
0.246
(↑0.004)
2.800
(↓0.04)
2
(-)
日本ハム
25182 0.581
(-)
5
(↓0.5)
98152
(-)
140
(-)
21
(-)
44
(-)
0.240
(-)
2.760
(-)
4
(-)
ORIX
19262 0.422
(↓0.01)
12
(↓1)
96145
(+1)
150
(+2)
17
(-)
19
(-)
0.244
(-)
2.820
(↑0.02)
5
(-)
楽天
18271 0.400
(↓0.009)
13
(↓1)
97142
(+1)
203
(+6)
14
(-)
31
(-)
0.235
(↓0.001)
4.140
(↓0.07)
6
(-)
西武
15310 0.326
(↓0.007)
16.5
(↓1)
97118
(-)
170
(+3)
23
(-)
23
(-)
0.212
(↓0.002)
3.250
(↑0.04)