西武(☆5対2★)オリックス =リーグ戦9回戦(2024.05.26)・ベルーナドーム=
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ORIX
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西武
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勝利投手:佐藤 隼輔(1勝1敗0S)
敗戦投手:マチャド(1勝1敗3S)

本塁打
【オリックス】森 友哉(1号・9回表ソロ)
【西武】岸 潤一郎(3号・8回裏3ラン)

  DAZN
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◆西武は1点ビハインドの8回裏、外崎と蛭間の適時打で2点を挙げ、試合をひっくり返す。なおも続く好機では、岸の3ランが飛び出し、相手を突き放した。投げては、2番手・佐藤隼が今季初勝利。敗れたオリックスは、7回に先制点を奪うも、痛い逆転負けを喫した。

◆西武炭谷銀仁朗捕手(36)が、社会貢献活動の一環として、病気と闘うこどもと家族計27人を試合に招待した。炭谷は、全国に長期療養を要する病気と闘っているこどもたちが20万人以上いることを受け、プロ野球選手として社会貢献する活動がしたいという考えから、15年からこの活動を行っている。公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を通じ、病気と闘うこどもたちと、その家族を試合に招待。この日ベルーナドームを訪れたこどもたちらと、サインボールのプレゼントや写真撮影をするなど交流をした。「1人でも多くの方にプロ野球というものを見て元気を与えられたら」と話した。

◆オリックスは痛すぎる逆転負けを喫した。ブルペンデーとして先発鈴木から高島、山田、才木、本田とつなぎ、7回まで無失点で1-0とリード。ただ8回に暗転した。阿部が残した2死二塁のピンチで登板した守護神マチャドが誤算だった。外崎に左越えの適時二塁打で同点とされ、蛭間には勝ち越し打を許した。さらに岸には左越え3ランを浴びて来日ワーストの4失点。チームは2連敗で、借金は今季ワーストタイの6に膨らみ、週明けの交流戦を迎えることになった。

◆西武は松井稼頭央監督(48)が休養することを26日の試合後、発表した。交流戦からは渡辺久信GM(58)が監督代行を兼任する。シーズン98試合を残しての途中休養となった。2軍監督、1軍ヘッドコーチを経て、23年に1軍監督に就任。昨季はグラウンド外の問題で中心戦力が抜け、5位に甘んじた。ところが状況は今季も変わらず、45試合を終えて15勝30敗。複数年契約の2年目の途中に、志半ばで船を下りる。2年続けて春季キャンプインを1クール分遅らせるなど、独自色を出して臨んだ。キャンプでは早朝から若手練習に加わってアドバイスを送った。就任1年目のスローガンは「走魂」。機動力と全力野球を打ち出し、過渡期にあるチームの上昇を目指していた。人当たりの良い性格で知られ、現役時代も地方球場でスタッフの女性たちの「お茶会」に飛び入り参加することもあった。人の悪口は言わず、輪の話題がネガティブなものになると言葉を控えるような人。負けが込んでも、試合後の会見で選手を批判することはほとんどなかった。「なんて言えばいいんだ...」。そうこぼすこともあった。4月24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で主力選手ながら成績が低迷していた外崎、源田、アギラーを3人一気にスタメンから外した。誰しもができる決断ではない。後日、真意を尋ねると「うーん、トノもゲンも出続けて疲れもたまってたからね」とし、低調な成績のことには一切触れなかった。一方で「ゲーム内での決断力」を疑問視する声は、就任1年目の昨季から聞こえてきた。攻撃での作戦、継投、守備位置、リクエストなど「少し頑固で判断が遅れることもある」との声がベンチ内から聞こえてきた。統率力の強い渡辺GM兼監督代行がベンチワークを立て直すことになる。PL学園(大阪)からプロ入り、メジャーを経験し、現役引退後すぐに指導者になった。夏休みは「小学3年生からずっとないよ。高1も高2も、負けたらすぐ新チーム練習。高校3年の時、何日か休みがあって須磨の海に泳ぎに行ったくらいかな」と笑っていたことがある。野球少年からミスターレオへと駆け続け、この季節にまさかの休養となった。【金子真仁】

◆オリックスは西武に痛恨の逆転負けで2連敗となり、借金は今季ワーストタイ6に膨らんだ。ブルペンデーで7回まで5投手が無失点。平野佳の代役守護神のマチャドが誤算だった。1点リードの8回途中から投入され、岸の3ランなど3本の長短打を浴びて来日ワースト4失点。初黒星を喫した。「今日はちょっと変化球がね。コントロールつかんかったかなって」と中嶋監督。2カード連続の負け越しで、5月の月間負け越しも決まった。▽オリックス森(9回に今季177打席目で1号。右越えにソロを放ち)「出てくれて良かった。このままいければいいかなと」▽オリックス鈴木(ブルペンデーで移籍後初先発。3回無失点に抑え)「強いボールで持ち味を出せたかなと思います。次につながる投球ができた」

◆最下位西武に2連敗のオリックス中嶋聡監督(55)は渋い顔だった。8回に4失点で逆転された代役守護神のマチャドに関しては「今日はちょっと変化球がね。コントロールつかんかったかなって」と分析した。交流戦には今季ワーストの借金6で突入することになった。投打がかみ合わず、4位ながら3位ロッテとのゲーム差も6に開いた。指揮官は「ピッチャーが抑えてる時にしっかり(点を)取らなきゃいけないですし、自分たちのどうするべきかってやつが、今ちょっとできてない状態なんで。それをやってからですね。地に足つけて、どうやっていくべきなのかをやらないと、セ・リーグだろうとパ・リーグだろうと関係なく、上がっていけない」と危機感を募らせた。

◆衝撃の"交代劇"となった。西武は26日、成績不振を理由に、松井稼頭央監督(48)が休養し、27日付で渡辺久信GM(58)が監督代行を兼務すると発表した。生え抜きのスター選手で、指導者としても期待された松井監督だったが、就任1年目の昨季はパ・リーグ5位に終わり、今季もここまで15勝30敗で最下位に沈んでいた。11年ぶりにユニホームを着ることになった渡辺GMは、交流戦初戦の28日中日戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。最下位に沈む西武が苦渋の決断を下した。この日のオリックス戦後に球団と松井監督、双方で話し合いを行った上で、同監督の休養と、渡辺GMの監督代行兼務が決まった。松井監督は「結果の世界ですから。期待に応えられなかったのはもちろん申し訳ないです」と言葉を絞り出した。チームは逆転勝ちで2連勝も、開幕から約2カ月で15勝30敗と大きく負け越し最下位に低迷している。14日の日本ハム戦から24日オリックス戦まで9年ぶりに8連敗を喫するなど、借金15。18日には球団史上最速の開幕から39試合目で自力優勝の可能性が消滅した。この日、試合終了から約3時間後、報道陣の前に姿をみせた同監督は「もちろんもっとやりたかった」と悔しそうな表情を浮かべ、球場を後にした。豊富な先発投手陣がそろうが、攻撃陣に大きな課題を抱えている。118得点はリーグワーストで、新外国人アギラーやコルデロの2軍生活が続くなど得点力不足が目立つ。開幕から打順の入れ替えなど策を練ってきた松井監督だったが、結果は出ず。「結果につなげることができなかったのは指揮官である私の責任です」と重く受け止めた。監督代行を務めることになった渡辺GMは「松井監督だけの責任ではない。私もチームを全体的に見る立場として非常に申し訳ない。責任も感じている」と、編成トップとしての自分を責めた。育成選手の支配下登録は「前々から数人考えています」とするが、新たな補強については「今のところ決まったことはありません」と、具体的な再建案は不透明。コーチ陣の配置転換はせず、スタッフも現状のままだ。08年に日本一監督となった経験もある同GMは「今いるメンバー全員と力を合わせて。私もプロ野球人生を懸けて挑んでいきたい」と力を込めた。【山崎純一】松井稼頭央(まつい・かずお)1975年(昭50)10月23日、大阪府東大阪市生まれ。PL学園では投手として甲子園に出場。93年ドラフト3位で西武入団。内野手に転向し、最多安打2度、盗塁王3度、98年MVP。02年トリプルスリー達成。03年オフにFAでメッツ移籍。06年途中にロッキーズへ移籍し、07年ワールドシリーズ出場。アストロズ時代の09年に日米通算2000安打を達成。11年に楽天入団。18年に西武復帰し、同年引退。2軍監督、1軍ヘッドコーチを経て23年から1軍監督。177センチ、85キロ。右投げ両打ち。渡辺久信(わたなべ・ひさのぶ)1965年(昭40)8月2日生まれ、群馬県桐生市出身。前橋工で1年夏に甲子園出場。83年ドラフト1位で西武入団。最多勝3度、最高勝率1度、最多奪三振1度。96年6月11日オリックス戦で無安打無得点。97年オフに戦力外となり、ヤクルト移籍。99年から台湾で選手兼任コーチを務め、01年現役引退。04年2軍投手コーチで西武復帰。2軍監督を経て、08年から1軍監督。就任1年目で日本一となり、正力松太郎賞。13年まで監督を務め、19年からGM。185センチ、95キロ。右投げ右打ち。

◆オリックスは西武に逆転負けを喫したが、新戦力が躍動した。才木海翔投手(23)がプロ初登板で1回3人斬り。プロ初ホールドをマークした。育成から2日前に支配下登録されたばかりの右腕だ。「いい球を投げられた。(ストライク)ゾーン勝負で腕を振るのが仕事なので、それだけ思って投げていた」と13球を振り返った。両軍無得点の6回。2番滝沢に名刺代わりの153キロ直球から、最後も直球で三振。2死後は通算477本塁打の中村剛を内角フォークで詰まった遊ゴロに。「オーラを感じた。すごい打者と対戦できて良かった」と経験値を上げた。直球にフォーク主体のスタイルは平野佳や宇田川と重なる。2月キャンプ中には平野佳に食事に誘ってもらった。「ランナー出しても結果ゼロで抑えればいい」との助言にうなずいた。「僕はランナー出さずに終わりたいタイプやったんで」と心に余裕ができた。6回を抑えた直後に味方が1点先制。逆転されて初登板初勝利は逃したが、大きな1歩を記した。「堂々とこれからもやっていきたい」。大経大時代の監督で現オリックス球団職員の山本和作氏から「頑張ってこい」と送り出され、結果で応えた。不振や故障者が多い投手陣に、貴重な戦力が加わった。【大池和幸】才木海翔(さいき・かいと)2000年(平12)6月10日生まれ、大阪府出身。北海道栄-大経大を経て、22年育成ドラフト2位でオリックス入団。今季5月24日に支配下登録へ昇格した。181センチ、85キロ。右投げ右打ち。

◆衝撃の"交代劇"となった。西武は26日、成績不振を理由に、松井稼頭央監督(48)が休養し、27日付で渡辺久信GM(58)が監督代行を兼務すると発表した。生え抜きのスター選手で、指導者としても期待された松井監督だったが、就任1年目の昨季はパ・リーグ5位に終わり、今季もここまで15勝30敗で最下位に沈んでいた。11年ぶりにユニホームを着ることになった渡辺GMは、交流戦初戦の28日中日戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。西武復活を託された松井監督が、シーズン半ばにして休養する。開幕からまだ45試合と異例ともいえる監督交代の早さ。結果はどうあれ、今シーズン終了までは、しっかり監督として仕事を全うするだろうと思っていただけに、この日の発表は衝撃だった。指揮官の受け答えも歯切れの悪さが目立った。報道陣からこの決断を意識し始めた時期を問われ「意識していないですよ」とはっきり答えた。「もちろんもっとできたとか、いろいろ思われるかもわかりませんけど、その時その時、自分の中ではベストを尽くしてきましたから」と率直な思いを口にした。球団としてはステップを踏んで、指導者松井をつくり上げてきた。19年から3年間2軍監督、22年には1軍ヘッドコーチを任せ、昨季から1軍監督に。渡辺GMの「しっかり選手に寄り添ってやってくれていましたし、松井監督を慕っている選手もたくさんいる」という話もあり、今回の交代は若干早いように感じる。「勝ち負けというのはもちろん監督(の責任)でしょうし、その中で自分が結果を出せなかったので」。開幕から約2カ月での決定が正しかったのか。今後の西武の動きが注目されることは確かだ。【山崎純一】

◆オリックス・才木海翔投手(23)、山田修義投手(32)が1軍に合流し、中継ぎ要員として出場選手登録された。大卒2年目右腕の才木は24日に支配下選手登録されたばかり。今季はウエスタンで6試合に登板し、0勝1敗、1セーブ、防御率6・35だった。山田は開幕を1軍で迎え、ここまで9試合に登板し、防御率4・70。4月21日に登録抹消されていた。25日に吉田と富山を登録抹消。この日の西武戦は鈴木が先発し、ブルペンデーとして臨む。

◆オリックスのドラフト1位・横山聖哉内野手(18)=上田西高=が「9番・三塁」でプロ2度目の先発を果たし、第2打席で快音を響かせた。0―0の五回、2死一塁で打席に立つと、西武先発・ボーの初球、外角のチェンジアップに態勢を崩されながらも腕を伸ばして中前へ技ありの中前打で一、二塁へと好機を拡大した。しかし、福田が凡退して得点にはつながらなかった。24日の同戦で1軍初昇格&先発出場したルーキーは四回にプロ初安打を放っており、この日でプロ2本目のヒットとなった。

◆オリックス・才木海翔投手(23)がプロ初登板で好投した。直球は常時150キロ超を計測する鮮烈デビューを飾った。六回に4番手で登板すると、先頭の滝沢への初球から、この日最速の153キロを計測。見逃し三振に斬って好スタートを切ると、外崎、中村剛のクリーンアップを打ち取り、三者凡退で攻撃を終わらせた。大卒2年目右腕は24日に支配下選手登録されたばかりで、この日1軍登録。試合前には「しっかり腕を振って、怖がらずに思い切ってやっていきたい」と意気込んでいた。今季はウエスタンで6試合に登板し、0勝1敗、1セーブ、防御率6・35だった。

◆オリックスは頼みのストッパーが攻略されて、逆転負け。最下位の西武に連敗し、2カード連続で負け越した。5月の月間負け越しも決まった。ブルペンデーで臨んだこの試合は先発した鈴木が3回無失点と流れを作ると、2番手以降もゼロでつないだ。六回には24日に支配下登録されたばかりの才木がプロ初登板し、1回零封と好投。その裏の攻撃で西川が先制犠飛を放った。しかし、最後まで虎の子の1点を守り切れなかった。八回に登板した阿部がピンチを招くと、ベンチはマチャドにスイッチするも外崎に左翼の頭上を越える二塁打で同点に追いつかれた。その後も、蛭間に勝ち越し打を浴びると、岸には3ランを浴びてKO。試合前時点で10試合連続無失点で防御率0・54を誇った新助っ人が1死も奪えず、まさかの今季初の救援失敗に終わった。

◆西武が逆転勝ちした。0―1の八回に外崎の適時二塁打と蛭間の適時打、岸の3ランで5点を奪った。ボーの7回1失点の好投が光った。オリックスは小刻みな投手起用で逃げ切りを図ったが、八回にマチャドが打ち込まれた。

◆西武は0―1の八回2死二塁から一挙5点を奪って逆転し、12日以来の連勝とした。外崎の二塁打で追い付いた後の好機で打席には蛭間。七回の右翼守備で打球の目測を誤って三塁打とし、先制を許すきっかけとなっただけに「絶対取り返すという気持ちで打席に入った」。156キロの速球を捉えて右前へ勝ち越し打を放ち、雄たけびを上げた。続く岸は左翼席へ3ランを突き刺した。チームの不振により松井監督の休養が試合後に発表された。交流戦から渡辺ゼネラルマネジャーが監督代行を務め、チームの立て直しを図る。

◆24日に支配下登録された2年目右腕のオリックス・才木海翔投手(23)がデビュー戦で好投した。六回に登板し、先頭の滝沢を直球で見逃し三振。外崎、中村剛も打ち取って三者凡退で終わらせた。最速153キロを計測。「緊張したけど、自分なりにいい球を投げられたのかな」と振り返った。チームが七回に先制したことで球団史上初の育成出身投手の初登板初勝利の可能性があったが、逆転負けで白星はお預けに。それでも「これからも堂々とやっていきたい」と力を込めた。

◆オリックスは2試合連続の逆転負け。歯車がかみ合わない現状に、中嶋聡監督(55)は「笑うしかないですね」と吐き捨てるように語った。1―0の八回2死二塁で登板したマチャドは3ランを含む4失点で1死も奪えずKO。防御率0・54の安定感を誇った助っ人が来日初めて救援に失敗した。チームは5月の負け越しが決定し、借金は今季最多タイの6に指揮官は「自分でどうやっていくべきなのかをやらないと上がっていけない」と課題を挙げた。

◆〝昼間の蛭間〟の本領発揮だ。西武・蛭間が交流戦前最後の試合で決勝適時打を放った。「〝絶対に取り返してやるんだ〟と、死に物狂いで、魂で打ちました」。同点に追いついた直後の八回2死一、二塁。1ボール2ストライクと追い込まれると、いつもより指2本分バットを短く持った。マチャドの156キロの直球をコンパクトに打ち返した打球は一、二塁間を破った。七回に太田の打球に対して目測を誤って三塁打にしたことが先制点につながった。「自分のミスで負けてしまうのかと、正直、落ち込んでいた」という中での名誉挽回の一打だった。この日も4打数2安打で今季デーゲームでは29打数14安打、打率・483。一方、ナイターでは21打数3安打、・143。蛭間は「ボケるところですか?一応、蛭間(昼間)だからってことで。ファームが長いからですからね」と笑った。選手会長の外崎が「蛭間は常に熱い。チーム全体がいい方に引っ張られている」と話すように、この日の試合前には円陣で声出しを担当。「テーマは高校野球。今日は甲子園の1回戦。勝ったら、みんなで並んで校歌を歌うぞっ!」と声を張り上げた。埼玉・浦和学院高3年の2018年夏の甲子園に出場した蛭間は「高校野球は〝負けたら終わり〟の一発の世界。今日はそういう気持ちで試合に臨みました」と振り返った。打席に入る際に流れる登場曲は郷ひろみの「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン」。スタンドの観衆も曲に合わせ、「ジャパーン!」の大合唱で背中を押す。母校・早大野球部コーチの徳武定祐氏の次女・利奈さんが郷ひろみの妻という縁で、蛭間は「それで結構、コンサートに行ったり、交流があったので。なじみやすい歌でもありますし」と説明した。4カードぶりの勝ち越しに、松井監督も「あそこで勝ち越せる蛭間ね、見事ですね。(交流戦で対戦相手の)リーグも変わりますし、またしっかり戦ってけるようにやっていきます」。ここ近年、チームの最大のウイークポイントである外野手の固定。今月10日に1軍昇格した蛭間が今度こそ、その穴を埋める。(東山貴実)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
29132 0.690
(↓0.017)
-
(-)
99197
(+1)
102
(+7)
31
(-)
34
(-)
0.261
(↓0.002)
2.060
(↓0.1)
2
(-)
日本ハム
25182 0.581
(↓0.014)
4.5
(-)
98152
(+2)
140
(+3)
21
(-)
44
(+4)
0.240
(↓0.001)
2.760
(↓0.01)
3
(-)
ロッテ
24183 0.571
(↑0.01)
5
(↑1)
98139
(+7)
137
(+1)
21
(-)
16
(+1)
0.242
(↑0.001)
2.760
(↑0.04)
4
(-)
ORIX
19252 0.432
(↓0.01)
11
(-)
97144
(+2)
148
(+5)
17
(+1)
19
(+1)
0.244
(↓0.001)
2.840
(↓0.06)
5
(-)
楽天
18261 0.409
(↑0.014)
12
(↑1)
98141
(+3)
197
(+2)
14
(-)
31
(+1)
0.236
(↓0.002)
4.070
(↑0.04)
6
(-)
西武
15300 0.333
(↑0.015)
15.5
(↑1)
98118
(+5)
167
(+2)
23
(+1)
23
(-)
0.214
(↑0.001
3.290
(↑0.03)