1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
中日 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 5 | 11 | 0 | 0 |
勝利投手:橋本 侑樹(2勝0敗0S) 敗戦投手:松本 健吾(1勝1敗0S) |
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◆中日は初回、ビシエドの適時打などで2点を先制する。そのまま迎えた3回裏に石川昂とディカーソンの適時打で2点を加えると、6回には田中の適時打でリードを広げた。投げては、投手陣が7人の継投で完封リレーを展開。敗れたヤクルトは、打線が3安打無得点と沈黙した。
◆初登板の15日広島戦で10奪三振の無四死球完封勝ちしたヤクルト松本健吾が2度目の登板。新人の初登板初完封は23人目だったが、過去22人のうち2試合目も勝ったのは39年村松(名古屋)57年木村(南海)87年近藤(中日)だけ。3人とも先発し、村松と木村が6回、近藤は6回2/3を投げて勝利投手となった。新人が初登板完封→2戦目勝利ならば4人目、初登板から2試合連続完封ならば初めてだが、結果は?
◆中日先発の仲地礼亜投手(23)が足を痛めるアクシデントで2回のマウンドに立つことなく、1回限りで降板した。立浪和義監督(54)は試合後に「足に違和感があるということで無理はさせられないと判断した。ちょっと時間はかかると思う」と説明した。今季初登板となった2年目右腕は1回、2三振を奪うなど、11球で3者凡退に仕留める上々のスタートをきった。打線はその裏、2点を先制。ところが2回に入る際、立浪監督と大塚投手コーチが球審のもとに歩みより、治療時間の要請を行ったが、結局、橋本がマウンドに上がった。試合は緊急登板の左腕がいきなり三者連続空振り三振を奪うなど、圧巻投球で4回途中まで1安打に抑えて2勝目を手にした。その後も勝野、藤嶋、清水、斎藤、松山の完封リレーで交流戦前ラストゲームを飾った。仲地はプロ初登板だった昨年5月13日のヤクルト戦(神宮)でも左脇腹を痛め、1回で降板した経験がある。今季は開幕2軍スタートとなったが、ウエスタン・リーグで8試合に登板。3勝2敗、防御率3・23と状態を上げ、1軍昇格したところだった。
◆ヤクルトのドラフト2位ルーキー松本健吾投手(25)が、3回途中6安打4失点でKOされた。立ち上がりから球が高く、初回先頭にはいきなり四球を与えた。1死二、三塁から内野ゴロの間に先制点を献上。2死一、二塁からはビシエドに適時打を許した。2回は3者凡退に抑えたが、3回に連打などで2点を与えた。「自分のボールを操ることが出来ず、全体的にボールが高かった。本当に悔しいです。同じことを繰り返さないようにしっかり反省して練習していきたいです」と球団を通じてコメントした。松本健はプロ初登板となった前回の15日広島戦(松山)で、史上初となる無四球&2桁奪三振&完封勝利を達成した。新人が初登板完封から2戦目も勝利であれば、87年近藤(中日)以来4人目の快挙で、初登板から2戦連続完封ならば、またしても史上初の出来事だったが、2勝目とはならなかった。
◆ヤクルトが、今季7度目の完封負けを喫した。25日に続き、2戦連続の無得点。打線は3回まで無安打。4点を追う4回にチーム初安打を放ったが、流れをつくれず、散発3安打に封じられた。27個のアウトの内、15三振を喫した。高津臣吾監督(55)は「今はもう誰が調子良いと言っても、なかなか名前が挙がらないぐらい、打線全体が低調気味でね」と言い「ほとんどが空振り三振。その内容をよく見れば、いろんな答えが出てくるのかなという風に思います。僕もいろんな、試合中にチェックしたり、メモしたりしたんですけど。たくさん面白い数字が変な意味でね。変な意味ではない。変な意味かな。いろんな数字が出てきましたよ」と渋い表情だった。先発のドラフト2位ルーキー松本健吾投手(25)は3回途中6安打4失点KO。史上初のデビューから2試合連続の完封とはならなかった。立ち上がりから球が高く、生命線の制球が定まらなかった。「シンプルに今日はコントロールがよくなかった。これからしっかり原因を探そうと思います」と唇をかんだ。高津監督は「こういう結果なので、決して状態が良かったとは言えないですけど。人間がやることなので、毎回同じように投げられるわけではなく。これが勉強だと思っています。コントロールで勝負する投手が立ち上がりのスタートから四球で走者を出しているようでは失点につながってしまうのかな」と課題を挙げた。
◆脳振とう特例で23日に抹消されたヤクルト丸山和郁外野手(24)が、復帰プログラムの練習を経て28日から2軍に合流する見込みとなった。高津臣吾監督(55)が、中日12回戦(バンテリンドーム)後に明かした。「一応、前回の甲子園のこともあるので、試合からも離れているので、少しファームの方でゲームに出して様子を見ようかと思います」と慎重に状態を見極めていく。丸山和は22日のDeNA10回戦の1点を追う6回2死一、二塁でDeNA宮崎の中堅への飛球をジャンピングキャッチしたが、右の側頭部がフェンスに直撃。担架で運ばれ、救急車で病院に搬送されていた。診断の結果は頭部、首付近の打撲痛で、高津監督は「重症ではない」と話していた。丸山和は19日の阪神9回戦(甲子園)でもフェンスに激突しながらジャンピングキャッチで途中交代していたため、無理はさせない。
◆球団マスコットのドアラ誕生30周年を記念した「ドアラ&つば九郎30周年スペシャル筆談トークショー」が行われた。試合前からドアラとヤクルトのマスコット、つば九郎によるコラボイベントを球場内外で実施。7回終了後、封印していたバク転タイムに3年ぶりにドアラが挑戦したが、失敗した。試合後にグラウンド内に特設ステージを設営。ドアラ等身大モニュメントのお披露目や好物の「ビック食パン」贈呈、「筆談」トークショーなどが行われ、両チームのファンを盛り上げた。バク転復活を問われたドアラは「準備もなにもしてなかった...。勢いでなんとかなるかなと...」と、想定外の復活だったことを明かし、ファンを笑わせた。
◆3番で先発起用された中日石川昂弥内野手(22)が2本の長打で序盤の4得点に絡み、連勝に貢献した。1回は先制につなげる中越え二塁打。3回は左中間を破る3点目の適時二塁打を放ち、ディカーソンの中前打で4点目のホームを踏んだ。「緊急登板で頑張っている橋本さんを援護できてよかったです」。4回にも中前にはじき返し、今季初の猛打賞をマーク。チームはDeNAを抜いて4位に浮上した。
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】マンデードアラです! ドアラ30周年記念イベントで大忙し!ヤクルト戦で来場していたつば九郎との息の合ったパフォーマンスは今年も健在! 久々のバク転タイムは...。チームも4位浮上と上昇気流! いざ交流戦に突入です!!
◆ヤクルトのドラフト2位・松本健吾投手(25)=トヨタ自動車=が先発し、三回途中6安打4失点でマウンドを降りた。プロ初登板を無四球完封勝利で飾った15日の広島戦(松山)から中10日。「前回同様に最初から全力でいって、チームに勢いを持ってこられるような投球を心掛けたい」と臨んだが、初回からつまずいた。1番・村松に四球を与えて先頭を出すと、1死一塁から石川昂に左中間フェンス直撃の二塁打を浴びた。1死二、三塁となった後、細川の遊ゴロの間に1点を先制され、2死一、二塁からはビシエドに右前適時打を許した。二回は三者凡退に抑えたが、三回は4安打を浴びて2失点し、無念の降板となった。松本健は球団を通じて「自分のボールを操ることができず、全体的にボールが高かった。本当に悔しいです。同じことを繰り返さないようにしっかり反省して練習していきたいです」とコメントした。
◆中日が2戦連続の無失点リレーで快勝。先発の仲地が1回で降板した後、6投手が得点を許さなかった。2番手で好救援を見せた橋本が2勝目。打線は三回までに石川昂の適時二塁打などで4点を先行。ヤクルトは投打に精彩を欠いた。
◆ヤクルトは投打に精彩を欠き0ー5で黒星。敗戦直後のヤクルトベンチ=バンテリンドームナゴヤ(撮影・渡辺大樹)
◆中日の石川昂が7試合ぶりに先発出場し、3安打1打点の固め打ちを見せた。一回と三回はいずれもフェンスを直撃する左中間二塁打。2本目で12日ぶりの打点を挙げると四回にも中前打を放ち「感触が良かった。橋本さんを援護できて良かった」と満足そうに振り返った。打撃の調子が上がらず、開幕は2軍だった。試行錯誤し、最近は先端に重心があるバットを使用。道具の工夫も実り「しっくりきている。いい感じ」と話した。(共同)
◆ヤクルトは散発3安打に終わり、2試合連続で零封負けを喫した。プロ初登板だった15日の広島戦(松山)で無四球完封デビューを飾ったドラフト2位の松本健吾投手(25)=トヨタ自動車=は三回途中4失点でプロ初黒星を喫した。高津臣吾監督(55)の一問一答は以下の通り。――松本健は三回途中4失点で降板「人間がやることなので、毎回同じように投げられるわけではない。これが勉強だと思っています。ただ、コントロールで勝負する投手が立ち上がりのスタートから四球で走者を出しているようでは、やっぱりそれが失点につながってしまうのかなと」――今後は立ち上がりが課題「そんなに(立ち上がりが)悪い投手ではないと思うんだけど。(バンテリンDは)初めて投げますと言っていたけど、球場だったり、相手だったり、お客さんの雰囲気だったり、いろんなことを経験して、これは慣れていくしかないんじゃないですかね」――打線は2試合連続で無得点「今はもう誰が調子が良いかとていっても、なかなか名前が挙げられないくらい打線全体が低調気味。それでも何とかしないといけない。それはわれわれの仕事だと思うので、いろいろ知恵を出し合いながら、練習方法を変えたり、いろんな方法を変えたりしながら打線が上向くのを促すというか、願っています」――28日からは交流戦が始まる。気持ちも新たに「そういきたいですけどね。今の状況だと、どんよりしたままになってしまうので、本当にリスタート。もう一回、気持ちを引き締め直して、スタートしていくことが大事だと思います」――交流戦をリーグ最下位で迎える。ここまでの戦いを振り返り「やっぱり体調ですよね。人がそろわないというとちょっとあれですけど、塩見の件もそうですし、離脱する人がちょっと多かったかなと。全てベストでフルに戦える状況をつくれていないっていうのはわれわれの責任なのかなと思います」
◆ヤクルトは2試合連続で零封負けを喫した。打線は2戦で計6安打と振るわず、高津臣吾監督(55)は、「ちょっと今はもう...。誰が調子いいかと言っても、なかなか名前が挙がらないほど、全体的に低調気味」と嘆き節だった。プロ初登板だった15日の広島戦(松山)で無四球完封デビューしたドラフト2位の松本健(トヨタ自動車)を先発に立てたが、三回途中4失点で降板する出だし。中日先発の仲地がアクシデントにより1回で交代する中、打線は相手の継投策に対応できずに15三振を奪われ、序盤のビハインドをはね返せなかった。指揮官は「練習法を変えるなど、知恵を出し合いながら、打線が上向くのを促す」と語った。チームは7カード連続で勝ち越しがなく、7勝12敗1分けで5月の負け越しが決定。28日からは交流戦が始まり、8連勝中のロッテとの3連戦(神宮)を迎える。高津監督は「本当にリスタート。もう一回、気持ちを引き締め直してスタートしていくことは大事だと思う」と巻き返しを誓った。(武田千怜)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
25 | 19 | 4 | 0.568 (↓0.013) | - (-) |
95 | 149 (+1) | 128 (+2) | 23 (-) | 15 (-) |
0.223 (↓0.002) | 2.170 (-) |
2 (-) |
広島 |
22 | 17 | 4 | 0.564 (↑0.011) | 0.5 (↓1) |
100 | 130 (+4) | 106 (+2) | 20 (-) | 24 (+3) |
0.242 (-) | 2.320 (↑0.01) |
3 (-) |
巨人 |
23 | 21 | 4 | 0.523 (↑0.011) | 2 (↑1) |
95 | 113 (+2) | 118 (+1) | 21 (+1) | 25 (-) |
0.229 (↑0.001) | 2.300 (↑0.04) |
4 (1↑) |
中日 |
20 | 22 | 5 | 0.476 (↑0.013) | 4 (↑1) |
96 | 126 (+5) | 148 (-) | 20 (-) | 13 (+1) |
0.240 (↑0.002) | 2.830 (↑0.06) |
5 (1↓) |
DeNA |
21 | 24 | 1 | 0.467 (↓0.01) | 4.5 (-) |
97 | 148 (+2) | 170 (+4) | 21 (+1) | 30 (+2) |
0.244 (↑0.001) | 3.320 (↓0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
18 | 26 | 2 | 0.409 (↓0.01) | 7 (-) |
97 | 161 (-) | 157 (+5) | 32 (-) | 20 (+1) |
0.237 (↓0.003) | 3.250 (↓0.04) |
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