ロッテ(☆2対0★)ソフトバンク =リーグ戦8回戦(2024.05.25)・ZOZOマリンスタジアム=
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ソフトバンク
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ロッテ
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勝利投手:メルセデス(1勝1敗0S)
(セーブ:鈴木 昭汰(0勝0敗3S))
敗戦投手:大津 亮介(3勝2敗0S)

本塁打
【ロッテ】ソト(5号・4回裏ソロ)

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◆ロッテが破竹の7連勝。ロッテは2回裏、佐藤の内野ゴロの間に1点を先制する。そのまま迎えた4回には、ソトがソロを放ち、リードを広げた。投げては、先発・メルセデスが8回無失点8奪三振の快投で今季初勝利。敗れたソフトバンクは、打線が4安打無得点と沈黙した。

◆現役時代の快足は色あせない!?6回裏のロッテ攻撃前にZOZOマリン名物企画「ダッシュマンレース」に、元日本ハム杉谷拳士氏(33)が登場した。挑戦者が急きょキャンセルをしたことに伴い白羽の矢が立ち、快足スプリンター「ダッシュマン」と対決。4秒の猶予を与えられてスタートダッシュを切った杉谷氏は、現役時代さながらの健脚ぶりを披露。ダッシュマンの猛追を振り切り、ゴールテープを切った。スタンドからは大きな拍手と歓声を受け、笑顔で手を振る余裕も見せた。

◆ロッテが4年ぶりに7連勝を飾った。好守がかみあい首位独走中のソフトバンクに2連勝し、今カード勝ち越しを決めた。2回に打線が口火を切った。先頭のネフタリ・ソト内野手(35)が左二塁打からつないで1点を先取。さらに4回には再びソトが、今度は左翼席に5号ソロ。ソフトバンク先発の大津のスライダーを見逃さず貴重な追加点をもたらし「めちゃくちゃいい打球だったよ。C・C・(メルセデス)も大津投手もいい投球をしているので、何とか援護したかった。いい形で点が取れたよ!」と喜んだ。投げてはC・C・メルセデス投手(30)が序盤から快投を続けた。初回に周東、今宮、柳田を三者連続三振で仕留め、文句なしの立ち上がり。これで流れに乗ってアウトを重ねた。4回無死一塁で柳田の長打性の当たりを中堅の高部がフェンス激突のジャンピングキャッチ。好守にも助けられ、スコアボードにゼロを並べた。チームは14日のオリックス戦(沖縄セルラースタジアム那覇)に勝利後、引き分けを挟んで連勝街道に突入。24日のソフトバンク戦では佐々木朗希投手(22)が7回1失点の好投で鷹退治に成功し、今季最長となる6連勝に到達。前夜の勢いそのままに勝利を収めた。7連勝は20年6月20日~27日の8連勝以来。

◆ソフトバンクが連敗し、6カードぶりの負け越しが決まった。ロッテ先発のメルセデスの前に8回まで無得点。9回は2番手鈴木にも抑え込まれ、今季3度目の完封負けを喫した。0-0の2回は無死一、二塁の好機で6番栗原が中飛、7番リチャードが遊併。その直後に先制点を許した。打線は4回にも山川が、8回にも三森が、9回にも周東が痛恨のゲッツー。1試合4併殺は今季最悪だった。

◆/悠々とレフトスタンドへ\先ほどのファインプレーに応えるソトのホームラン!マリーンズ攻守にわたって流れを掴む!?#プロ野球(2024/5/25)?? ソフトバンク×ロッテ??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #chibalotte pic.twitter.com/44NGgLHTjH

◆/かっこよすぎる!!\センターへの大飛球を高部瑛斗がジャンピングキャッチ!メルセデスも大喜び!?#プロ野球(2024/5/25)?? ソフトバンク×ロッテ??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #chibalotte pic.twitter.com/HW9wTGsqNH

◆首位ソフトバンクが3週間ぶりに連敗し、6カードぶりの負け越しが決まった。ロッテ左腕メルセデスの前に8回無得点。球威ある真っすぐとスライダーやカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球に翻弄(ほんろう)された。今季最少タイの4安打で、ワースト4併殺、3度目の完封負け。小久保裕紀監督(52)は「この打線をあそこまで抑えるんやから。相手が良かったということですね」と前夜7回1得点に抑えられた佐々木に続いて脱帽した。-メルセデスは制球力が良かった小久保監督 コントロール良かったと思いますよ。ヒットゾーンに飛ばないということはね。-内野ゴロを打たされるなど4併殺小久保監督 でも(足の速い)三森や(周東)佑京をゲッツーに取るんやから、守備もいいということですよね。そういうところは我々も見習って。俊足でもゲッツーを取れる守備力は求めていった方がいい。別にうちができていないわけじゃないんですけどね。-9回の併殺の場面。一走の仲田が捕球した二塁手に向かって走ってタッチされ、周東も一塁でアウトになってしまった小久保監督 そうね。あれはコーチからもあったけど、ああいうのも覚えていくんで。(一、二塁間で)止まって、最初にファーストに投げられて塁間に挟まれてのタッチだったら最善を尽くしたけど、(仲田は)猪突(ちょとつ)猛進型なので。そういうことも勉強。順序としては止まって、ファーストに最初に投げられて、その間にランダンが最善を尽くしたランナーだとコーチから話があった。1個ずつ覚えていけばいいんです。

◆首位ソフトバンクが3週間ぶりに連敗し、6カードぶりの負け越しが決まった。ロッテ左腕メルセデスの前に8回無得点。球威ある真っすぐとスライダーやカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球に翻弄(ほんろう)された。今季最少タイの4安打で、ワースト4併殺、3度目の完封負け。小久保裕紀監督(52)は「この打線をあそこまで抑えるんやから。相手が良かったということですね」と前夜7回1得点に抑えられた佐々木に続いて脱帽した。チームは29勝12敗(2分け)で貯金17。パ・リーグ首位を快走中だが、"意外な弱点"が出始めている。相手先発が右投手の試合は20勝4敗2分けと圧倒しているが、左投手の試合は9勝8敗と苦戦しているのだ。3番柳田は対右の打率が3割4分7厘に対し、対左は2割4分6厘。4番山川も対右が3割6厘に対し、対左は1割4分3厘までしぼむ。柳田は「たまたまじゃないですか」と話し、山川も苦手意識は「ない」と言った。チームは好調で、過剰に意識する時期でもない。だが首位打者の5番近藤ですら、対右が3割7分6厘に対し、左は2割5分9厘まで下がる。村松打撃コーチも「(主力に)左打者が多いというのは、当然ある」と気がかりな傾向を認めざるを得なかった。柳田は4回無死一塁で、右中間フェンス手前まで運ぶ大飛球を放った。中堅高部に好捕され「風もあるのでしょうがないです」と話したが、当たりは悪くない。山川も「(メルセデスは)球が動いてますね。いいところにきていましたし、のらりくらりといかれたという感じです」と悔しそうに振り返った。12球団最強クラスのクリーンアップもいずれ、左腕に牙をむくはず。2位日本ハムが4・5ゲーム差とじりじりと近づいてきた。右腕の岩下が先発してくる26日の交流戦前最後の一戦は、しっかり勝ち切りたい。【只松憲】

◆7連勝ごっつあんです! ロッテがソフトバンクとの攻防を制し2連勝とし、今カード勝ち越しを決めた。4年ぶりの7連勝にも、吉井理人監督(59)は「4年ぶりですか。特に何もないです」と意に介さず。続けて「1試合、1試合、我々は明日の試合をどうしようかと考えながらやっているだけなので。お相撲さんみたいな発言になっちゃいますけど、一番、一番、頑張ります」と、好角家ぶりをにおわせる発言で気を引き締めた。土俵は幕張。夏場所開催中の東京・両国国技館から約30キロ離れたZOZOマリンでも、本土俵さながらの熱戦が展開された。先発メルセデスは首位快走中の"横綱"にひるまず、ストライク先行のがっぷり四つ。大関経験者の御嶽海に似ているというところから生まれた「どすこいポーズ」の山川がど真ん中に座るクリーンアップをわずか1安打に抑える粘投を見せると、打線も応えた。1点リードの4回。先頭のソトが甘く入った変化球を豪快にかち上げる5号ソロ。「あの1点が大きかった」と"吉井親方"もたたえる貴重な追加点が白星につながった。攻守がかみ合い、連勝街道まっしぐら。どこまで記録を伸ばせるかに注目が高まる。力士たちの口癖「1日一番」を踏まえると、次なる目標は20年6月20日~27日以来となる8連勝だ。3日連続の鷹狩りで、ストレート給金(8連勝)なるか。【平山連(前相撲担当)】▽ロッテ・ソト(4回に5号ソロ)「最近は打てていなかったけど、大事な場面で打ててチームに貢献できた」

◆ロッテのネフタリ・ソト内野手(35)が「4番・一塁」で出場し、四回に左越えの5号ソロを放った。10日の日本ハム戦以来11試合ぶりとなる一発に笑みを浮かべた。「めちゃくちゃいい打球だったよ! C.C.(メルセデス)も大津投手もいい投球をしているので、何とかC.C.を援護したかった。いい形で点が取れたよ!」二回の第1打席では左二塁打で出塁し、佐藤の遊ゴロの間に生還。四回はソフトバンク先発、大津の真ん中低め126キロのカットボールを上手くすくい上げてスタンドに運んだ。今季1勝目を目指す先発のメルセデスに大きな援護をした。

◆ロッテが4季ぶりの7連勝。二回に内野ゴロの間に1点を先制し、四回にソトの5号ソロで加点した。メルセデスが8回無失点で今季初勝利。ソフトバンクは大津が七回途中2失点と踏ん張ったが、打線が援護できず零敗を喫した。

◆ロッテ・岩下大輝投手(27)が26日のソフトバンク戦に先発する。今季初のブルペンデーの予定で、試合後に取材に応じた吉井監督は「中森を用意していたんですけど、ちょっとマメができたので、明日はブルペンデーになると思います。1イニングしっかり抑えてほしい」と期待した。岩下は昨季途中に国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」を患い、昨年10月に手術を受けたが、今季は4月25日のソフトバンク戦で1軍復帰。力強い直球を軸に救援で8試合に登板し2勝0敗、防御率1・23と安定した成績を残している。また2021年までは先発を担っており、昨年5月21日の楽天戦では同じくブルペンデーで先発登板を果たしていた。

◆最強ソフトバンクに連勝!! ロッテは25日、ソフトバンク8回戦(ZOZOマリン)に2―0で勝利。首位・ソフトバンクにカード勝ち越しを決め、引き分けを挟んだ連勝を2020年6月以来4年ぶりとなる7とした。C・C・メルセデス投手(30)が8回3安打無失点の好投。今季8度目の登板で初勝利を挙げ、28日に開幕する交流戦を前に先発投手陣がさらに充実した。鳴りやまない拍手を浴び、ナインは破顔一笑だ。前カードで2試合計33得点を挙げた首位・ソフトバンクに完封リレーで連勝。2020年6月20-28日(8連勝)以来4年ぶりの7連勝とし、吉井監督は表情を緩めた。「ホークスが調子がいいのは知っているので、何とか止めなきゃという気持ちがある。どうやったら勝てるかを毎日考えている」吉井流のマネジメントが奏功した。先発のメルセデスは前回18日の日本ハム戦で一回に4失点。試合は逆転勝利したが、吉井監督は「先発投手が一番やっては駄目なのが初回のビックイニング。反省してほしい」と苦言を呈していた。指揮官からの厳しい指摘にメルセデスも「望んでいた結果ではなかった」と自分に怒りを覚えたという。反省を胸にこの日は課題の一回を3者連続三振。勢いに乗った。

◆移籍2年目のメルセデスを支える存在が佐々木朗希だ。24日にチームトップタイの4勝目を挙げた右腕とはチームで一番仲がよく、練習ではキャッチボールのパートナーを務める。会話は日本語が多いが、英語やスペイン語のことも。ときには、佐々木が日本語を英訳して伝える姿もある。いつも近くにいる佐々木について、メルセデスは「英語はまあまあかな(笑)。他愛もない話が多い。でも、いつも話をしてくれてありがたい」と感謝。春季キャンプ中にはすしを食べに行ったこともあり、互いに刺激し合っている。(森祥太郎)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
29122 0.707
(↓0.018)
-
(-)
100196
(-)
95
(+2)
31
(-)
34
(-)
0.263
(↓0.003)
1.960
(-)
2
(-)
日本ハム
25172 0.595
(↑0.01)
4.5
(↑1)
99150
(+5)
137
(-)
21
(-)
40
(-)
0.241
(↑0.001)
2.750
(↑0.06)
3
(-)
ロッテ
23183 0.561
(↑0.011)
6
(↑1)
99132
(+2)
136
(-)
21
(+1)
15
(-)
0.241
(↓0.001)
2.800
(↑0.07)
4
(-)
ORIX
19242 0.442
(↓0.01)
11
(-)
98142
(+5)
143
(+6)
16
(-)
18
(-)
0.245
(↑0.002)
2.780
(↓0.08)
5
(-)
楽天
17261 0.395
(↓0.01)
13
(-)
99138
(-)
195
(+5)
14
(-)
30
(+1)
0.238
(↓0.002)
4.110
(↓0.02)
6
(-)
西武
14300 0.318
(↑0.016)
16.5
(↑1)
99113
(+6)
165
(+5)
22
(+1)
23
(-)
0.213
(↑0.002)
3.320
(↓0.04)