1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 4 | 0 | 1 |
勝利投手:メヒア(3勝2敗0S) (セーブ:マルティネス(0勝1敗14S)) 敗戦投手:ヤフーレ(4勝4敗0S) 本塁打 |
中日戦チケット予約 | ヤクルト戦チケット予約 |
◆中日は2回裏、ディカーソンの来日初本塁打となるソロが飛び出し、先制に成功する。投げては、先発・メヒアが7回3安打無失点の力投。その後は松山、マルティネスの継投でリードを守り、メヒアは今季3勝目を挙げた。敗れたヤクルトは、先発・ヤフーレが好投するも、打線が援護できなかった。
◆/軽々とスタンドへ\メジャー通算40発ディカーソンが来日初ホームラン?プロ野球(2024/5/25)??中日×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#dragons pic.twitter.com/M452UF1JHY
◆中日アレックス・ディカーソン外野手(34)が来日初アーチをかけた。2回、ヤクルト先発のヤフーレの136キロチェンジアップを右翼席に運んだ。1軍復帰2戦目で飛び出した一発は先制ソロだった。「日本で初めて打って、ファンのみんなも喜んでくれて、とてもうれしいよ」とコメントした。開幕直後に腰の違和感を訴え離脱。24日に出場選手登録され「6番左翼」で先発出場したが、復帰初戦は3打数無安打に終わっていた。昨季は主に米独立リーグでプレーして26本塁打、打率3割1分4厘。メジャー通算40本塁打の左打者がようやく本領を発揮した。
◆中日アレックス・ディカーソン外野手(33)が待望の来日初アーチでチームを勝利に導いた。2回、ヤクルト先発のヤフーレの136キロチェンジアップを右翼席に運んだ。1軍復帰2戦目で飛び出した先制ソロを満員のスタンドは大歓声で祝福した。「日本で初めて打って、ファンのみんなも喜んでくれて、とてもうれしいよ。特別な時間だった。一生覚えていると思う」。会心の笑顔で声援に感謝した。開幕直後に腰の違和感を訴え離脱。このリハビリ期間を研究時間として活用した。「1軍の試合は見ていた。遅れないように情報だけは入れるようにしていた」。日本野球への対応イメージを練り上げていた。24日に出場選手登録され「6番左翼」で先発出場したが、復帰初戦は3打数無安打に終わっていた。打順は5番に上がり、期待の大きさを感じた。26日に34歳となる誕生日を前にバットで答えを出した。立浪和義監督(54)は「効果的なホームランになりましたね。雰囲気のある選手。彼が入ることで(打線に)厚みが出るといいですね」とさらなる期待を寄せた。上位争いに向けて、これから大事な中盤戦。メジャー通算40発男のバットが浮沈のカギを握りそうだ。
◆ヤクルトが、今季6度目の完封負けを喫した。先発ヤフーレは7回4安打1失点の粘投。失点は2回のディカーソンの1発だけだった。これで4試合連続でクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)を達成したが、3試合連続で援護点なしと苦しい状況が続く。「もどかしさというか、それが野球なので。シーズン序盤は野手陣が打って自分に勝ち星がついていたので、今はそれが逆になっていますけど、その辺は特に心配していないです」と前を向いた。打線は3安打に封じられた。4回以降はヒットが生まれなかった。2、3回はともに二塁打で得点圏に走者を進めたが、後が続かなかった。高津監督は「ちょっと打つ方は消極的だったかな」と首をかしげた。「もうちょっとスコアリング行った時とか、フォアボールなどとか、スイング仕掛けてていいのかなと。今日4回しか、そのシーンなかったけど。もう全部ファーストストライク見逃していってるし、ファーストストライク打てば打てるっていうものではないけれども、もっと積極的にスイング仕掛けていってもいいんじゃないかなとは思います」と言った。
◆中日抑えのライデル・マルティネス投手(27)が雪辱の14セーブを挙げた。前夜は制球に苦しみ、今季22試合目で初失点して敗戦投手に。この日は1-0の9回に登板し、山田、村上を連続で空振り三振に仕留めるなど圧倒し、ガッツポーズを決めた。「球も走っていたし、制球も良かった」と会心だ。キューバから家族が来日中で、初黒星を喫した前夜は「こういう日もある」と励まされたという。自信を取り戻し「チームに貢献できるように頑張っていきたい」と意気込んだ。▽中日メヒア(7回3安打無失点で4月13日以来の3勝目)「自分の持てる力を出せていい仕事ができた。ファームで調整してきたことがそのまま出せてよかったよ」
◆ヤクルトの球団マスコット、つば九郎が敵地に乗り込んで際どいパフォーマンスを披露した。この日の始球式には名古屋市の河村たかし市長(75)が登場。市長はセットポジションから投球しボールはツーバウンドで捕手のミットにおさまった。すると本塁後方の球審の位置にいたつば九郎は右の手羽を口元に持っていき、何かをアピール。河村市長といえば、2021年の東京五輪のソフトボールで金メダルを獲得した後藤希友投手と面会し際に、後藤のメダルを勝手にかんで批判を浴びた過去がある。大物政治家が相手でも、いじり倒すつば九郎の芸風にSNSでは「メダルかじるジェスチャーをご本人目の前でやってのけたつば九郎さん」「さすがつば九郎」といった声が上がった。
◆中日が投手戦を制した。二回にアレックス・ディカーソン=米独立リーグ、ロングアイランド・ダックス=が来日初本塁打で挙げた1点を継投で守った。メヒアは球に力があり、7回を無失点で3勝目。マルティネスが前夜の借りを返す好投で14セーブ目。ヤクルトはヤフーレを援護できなかった。
◆プロ14年目のヤクルト・山田哲人が通算1500安打に王手をかけた。一回の第1打席に、メヒアが投じた149キロの直球をはじき返して中前打を記録。通算1499安打とし「真っすぐをしっかり振りにいけた」とうなずいた。今季は2度の故障離脱を経験。20試合の出場で打率・196と本調子でない。「修正しないといけないところがたくさんある。一個ずつ改善していきたい」とさらなる活躍を誓った。
◆来日1年目のヤクルト・ヤフーレ(前ジャイアンツ傘下3A)は7回を投げ、ソロ本塁打による1失点で4敗目(4勝)。4試合連続でクオリティースタート(6回を自責点3以下)を記録するなど好投しても、援護に恵まれず。5月は未勝利で3連敗だが、「それが野球。シーズン序盤は野手陣が打って自分に勝ち星がついていた。今はそれが逆になっているけど、心配していない」と前を向いた。
◆ヤクルトは散発3安打で今季6度目の零封負けを喫した。先発したミゲル・ヤフーレ投手(26)=前ジャイアンツ傘下3A=は7回1失点と好投したが、援護に恵まれず、4敗目(4勝)となった。高津臣吾監督(55)の主な一問一答は以下の通り。――先発したヤフーレは7回1失点と粘った「そうね。0―1だからね。なんとか追いついてと思ったんだけども、ちょっと打つ方は消極的だったかな。いい投手がいいところに投げたら、なかなか手は出ないんだろうけども、ストライクを見逃して、ボールをスイングして、空振りしたり、打たされたり、というシーンが目立った」――ヤフーレは4試合連続でクオリティースタート(6回を自責点3以下)する中で、5月は未勝利で3連敗。白星がついていない「打たせて取るピッチャーだけど、いろいろ工夫しながらね、少しずつ進化しているのが感じ取れますね」――先ほどおっしゃったが、打線は消極的だった「スコアリングポジションにランナーが行ったときとか、四球のあととかは、もうちょっとスイングを仕掛けていいのかなと。ファーストストライクを打てば、打てるというものではないけれども、もっとこう、積極的にスイングを仕掛けていってもいいんじゃないかなとは思いますけど」――過去の対戦に比べ、中日先発のメヒアの制球が安定していた「横からだとなんとも言えないんだけど、帰ってちょっとチェックしてみます。でも、いいところに投げていたと思いますね」――山崎は2試合連続で1番。引き続き1番で起用していくか「それはなんとも言えないです、今の段階では」――ヤフーレが登板時は3試合連続で援護点がない「あんなにテンポよく投げているのにね。相手ピッチャーとかの兼ね合いもあるでしょうけど。今月は何回も0で抑えられているシーンが...。先週あたりからちょっとね、多いね。なかなか点に結びつかないシーンが多いね。試合がね」――消極的になってしまうのは、失敗を恐れているからか「あるでしょうね。大事にいきすぎている。僕はピッチャーだったのであれですけど、すごく難しい。その1球を見逃してしまうと、有利不利がが、ガラッと入れ替わってしまう。大切な1球だと思うので、もうちょっと、スイングを仕掛けていっていいんじゃないかなと思いますけど」
◆最下位のヤクルトは散発3安打で今季6度目の零封負けを喫した。これでヤフーレの登板時は、3試合連続で援護点なし。高津臣吾監督(55)は「あんなにテンポよく投げているのにね」と首をかしげ、序盤の好機で消極的な打撃を繰り返した打線に苦言を呈した。「打つ方は消極的だった。ストライクを見逃し、ボールをスイングして、空振りしたり、打たされたり、というシーンが目立った」二回1死二塁の場面で、西川は3ボールからストライクを2球見逃した後に空振り三振。三回2死二塁では、山田がファーストストライクを見逃した直後の2球目を打って右飛に倒れた。指揮官は「大事に行き過ぎている。スコアリングポジションにランナーがいったときや四球のあとは、もうちょっと積極的にスイングを仕掛けてもいい」と指摘した。四回以降は無安打とチャンスもつくれず、流れを持ってくることができなかった。「1球で有利不利がガラッと変わる。大切な1球だと思うので、甘い球は積極的に振りに行っていい」。26日の同カードは交流戦前最後の一戦。勝って勢いに乗るためにも、打線の奮起が欠かせない。(武田千怜)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
25 | 18 | 4 | 0.581 (↑0.01) | - (-) |
96 | 148 (+3) | 126 (-) | 23 (+1) | 15 (-) |
0.225 (↑0.001) | 2.170 (↑0.05) |
2 (-) |
広島 |
21 | 17 | 4 | 0.553 (↑0.012) | 1.5 (-) |
101 | 126 (+9) | 104 (+6) | 20 (+1) | 21 (+5) |
0.242 (↑0.004) | 2.330 (↓0.07) |
3 (-) |
巨人 |
22 | 21 | 4 | 0.512 (↓0.012) | 3 (↓1) |
96 | 111 (-) | 117 (+3) | 20 (-) | 25 (-) |
0.228 (↓0.002) | 2.340 (↓0.02) |
4 (-) |
DeNA |
21 | 23 | 1 | 0.477 (↓0.011) | 4.5 (↓1) |
98 | 146 (+6) | 166 (+9) | 20 (-) | 28 (+1) |
0.243 (↑0.001) | 3.310 (↓0.11) |
5 (-) |
中日 |
19 | 22 | 5 | 0.463 (↑0.013) | 5 (-) |
97 | 121 (+1) | 148 (-) | 20 (+1) | 12 (-) |
0.238 (↓0.001) | 2.890 (↑0.07) |
6 (-) |
ヤクルト |
18 | 25 | 2 | 0.419 (↓0.01) | 7 (↓1) |
98 | 161 (-) | 152 (+1) | 32 (-) | 19 (-) |
0.240 (↓0.003) | 3.210 (↑0.04) |
コメント