ロッテ(☆3対1★)ソフトバンク =リーグ戦7回戦(2024.05.24)・ZOZOマリンスタジアム=
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ソフトバンク
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ロッテ
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勝利投手:佐々木 千隼(4勝2敗0S)
(セーブ:益田 直也(1勝2敗6S))
敗戦投手:モイネロ(2勝2敗0S)
  DAZN
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◆ロッテが6連勝。ロッテは1点を追う2回裏、岡の適時打などで2点を挙げ、逆転に成功する。そのまま迎えた5回には、高部の適時打で1点を加え、リードを広げた。投げては、先発・佐々木が7回1失点8奪三振の力投で今季4勝目。敗れたソフトバンクは、打線が振るわなかった。

◆ソフトバンク周東佑京内野手(28)に珍しい盗塁失敗シーンがあった。1-3の7回2死、右足に死球を受けて出塁。次打者の今宮に対する1球目で二盗を試み、タイミング的には悠々セーフと見られたが、スライディングののちに勢いあまって二塁ベースから離れた。すかさずロッテの二塁手、小川が周東にタッチしてアウトになった(記録は盗塁死)。ソフトバンクにとっては2点を追う状況だっただけに、痛恨の盗塁死。周東はグラウンド上でうなだれた。

◆ロッテ佐々木朗希投手(22)の笑顔が弾けた。5回1死からソフトバンク今宮に160キロの直球を右前打にされる。直後の柳田を内角高め直球で押し込み、二ゴロ併殺打に抑えると、笑顔でグラブをたたきながらベンチヘ戻った。ここ2試合で33得点の鷹打線を7回8奪三振1失点に封じ込めた。「打線が逆転してくれて、その点を必死に守りました」と振り返った。同じ相手に2度やられるわけにはいかない。前回の4月23日の対戦では7回3失点で今季初黒星を喫した。「強さとかは今年で良かった方だと思うんですけど、全体としてなかなか流れを持ってこれるようなピッチングができなかったので、そこは反省」と課題を口にしていた。悔しさの中でもしっかりと分析して次につなげる。「去年と監督が変わって、全体的に試合を通して、アプローチの感じが変わってきている。打たれはしましたけど、次に向けていきるかなと思いますし、今日相手がしてきたアプローチというのを、頭に入れながら次の試合戦っていければ」とすでに前を向いていた。前回登板の5月17日の日本ハム戦では今季最多の8回を投げきり12奪三振1失点と好投。160キロ以上の直球も12球計測し、好調さを見せた。「真っすぐもフォークもスライダーも前回よりは全部良かったので、いい調整ができた」と話していた。力強い投球を見せた。

◆ソフトバンク近藤健介外野手(30)の先制打も勝利につながらなかった。初回2死一、二塁。7球粘って佐々木のフォークを左越えの適時二塁打に。「追い込まれてから粘ることができました。大事な先制点を取ることができてよかった」と二塁ベース上で右手を突き上げた。9試合連続安打をマークも、終わってみれば逆転負け。2点を追う9回、先頭で中飛に倒れ、悔しさをにじませた。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)と近藤健介外野手(30)が、巨人戸郷翔征投手(24)の史上89人目、101度目となるノーヒットノーランを祝福した。山川と近藤は23年のWBCで戸郷とともに世界一を経験。山川は「投球内容は見ていないですけど、対戦も何度かある。いいピッチャーですし、(ノーノーは)なんら不思議じゃないと思います」とコメントした。ノーノーの一報を報道陣から知らされた近藤は「おぉ、すごい!」と驚き「すごいことですし、それぐらい能力があるピッチャーだと思います。対戦はそこまで多くないですけど、やはりいいピッチャーだと思うので本当にすごいなと。やはりフォークが人と違うというか、分かっていても捉えることが難しいフォーク。よく分からない嫌らしいフォークがありますね」と話した。山川は本塁打と打点のリーグ2冠で、近藤は首位打者。パを代表する強打者たちも、戸郷の能力の高さを認めた。

◆ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が3月30日のオリックス戦以来となる2敗目を喫した。初回に先制点をもらうも、2回に二塁打と四球などで1死二、三塁とすると内野ゴロと岡の中前適時打で逆転された。「投球は全体的にはよかったが、四球が失点につながったのはよくなかった」。5回にも1点を失い、7回106球を投げ3失点降板。「チャンスの場面でうまく打たれた」と悔しそうに振り返った。

◆ロッテ佐々木朗希投手(22)が鷹狩りした。首位を独走するソフトバンク相手に力投。2試合で33得点の強力打線を相手に7回119球を投げ抜き、5安打8奪三振1失点に封じ込めた。4月30日のオリックス戦以来の4勝目。交流戦前最終カードを先勝し、チームは引き分けを挟んで6連勝と勢いに乗せた。佐々木の笑顔が弾けた。5回1死からソフトバンク今宮に160キロの直球を右前打にされる。迎えるは最強のクリーンアップの柳田、山川、近藤。だが柳田を内角高め直球で押し込み、二ゴロ併殺打に抑えて一瞬で切り抜けた。笑顔でグラブをたたきながらベンチヘ戻った。楽天相手に2試合で33得点を奪った相手に7回1失点の鷹狩りに成功。「最近も勢いがあって、なかなか難しい戦いになるかなと思ったけど、その中で粘りながら1点で抑えられて勝てたので良かった」と振り返った。同じ相手に2度やられるわけにはいかない。前回の4月23日の対戦では7回3失点で今季初黒星を喫した。この日も初回に35球を要し、先制を許したが「まずは自分が何ができて何ができなかったのかを出しながらそこは修正しながら投げました」と2回以降は無失点で抑えた。いつだって、自分のやるべきことは分かっている。高卒2年目の冬。自主トレ期間中には、ロッテ浦和球場にはブルペンキャッチャーとともに、黙々とトレーニングをする佐々木の姿があった。20歳ながら、必要以上に周りと群れることなく、成長するため、勝つためにすべきことをやっていた。これまで通り中6日での登板になれば、交流戦に突入する次回登板は昨年日本一を達成した阪神戦にあたる。「シーズンを投げ始めてから毎年阪神と当たっているので、愛着があります。去年も優勝をしていて強いチームですし、ファンもすごい元気いっぱい。マリンでの試合なのでロッテファンも負けないような応援をお願いします」と声援を力に変える。【星夏穂】▽ロッテ吉井監督(佐々木の投球に)「初回で30数球投げてしまったので、長いイニングは無理かなと思ったんですけど、しっかり立て直してくれて、7回まで投げてくれてよかった」

◆首位ソフトバンクが逆転負けし、連勝が6でストップした。ロッテ佐々木朗希投手(22)との今季2度目の対戦で、7回1得点のみ。4月23日の対戦では3得点を奪って黒星をつけたが、1カ月後にリベンジされた。小久保裕紀監督(52)は「フォークが全部低めに集まっていたし、真っすぐも前回の対戦と全然違う。そらそんなに打てないです」と脱帽。直近2試合で33得点を奪った打線だが、この日は「令和の怪物」の前に沈黙した。1回に先制するも、2回以降はゼロ行進。4回2死二塁では得点圏打率4割超の三森が空振り三振。5回1死一塁では柳田が今季初の併殺打に仕留められた。4番に座る山川は、佐々木について「普通のピッチャーはある程度見て打つことができるんですけど、あそこまで速いと...。賭けじゃないですか? じゃんけんみたいな。真っすぐを待っている時に真っすぐが来て、変化球が頭にある時は変化球が来るとか、そういうのをしないと打てない。誰がどう見ても日本一のピッチャー」と振り返った。2点を追った7回には、珍しいシーンもあった。2死から俊足の周東が出塁。次打者の今宮への初球で二盗を試み、タイミング的には悠々セーフと思われたが、スライディングののちに勢いあまって二塁ベースから体が離れた。すかさずロッテの二塁手、小川が周東にタッチしてアウト。一転、盗塁死で、チェンジとなった。足が速すぎた? ゆえの痛恨のオーバーランになった。両リーグ最速30勝と球団史上3度目の開幕42試合目での20以上の貯金こそ逃したが、まだまだ2位の日本ハムと5・5ゲーム差。切り替えて、カード勝ち越しを狙う。【只松憲】

◆ロッテは首位ソフトバンクに勝利し、引き分けを挟んで6連勝となった。先発の佐々木朗希投手(22)はソフトバンク打線を7回1失点に抑え、4勝目を挙げた。「1人1人名前を見ても力のあるバッターで、その中で1人1人がしっかりと次につながる意識というか、チームの打線で来ている感じがあったので、そこを僕はその中で1人1人勝負をしないといけないなと思いました」と先制するも2回以降は無失点に抑えた。吉井理人監督(59)は「(初回は)向こうの作戦が狙い球がいいのと、バッターのレベル高いのでしっかり対応された感じ」としながらも「朗希もレベル高いピッチャーなんで、しっかりやってくれた」とたたえた。さらに調整についても「投げる感覚もだんだん上がってきて、調子上がってきたんじゃないかなと思います。あとは体のコンディションを整えるのも年齢を経てうまくなってきてるので、回復もしっかりしてくれてる」と話した。

◆首位ソフトバンクが逆転負けし、連勝が6でストップした。ロッテ佐々木朗希投手(22)との今季2度目の対戦で、7回1得点のみ。4月23日の対戦では3得点を奪って黒星をつけたが、1カ月後にリベンジされた。小久保裕紀監督(52)は「フォークが全部低めに集まっていたし、真っすぐも前回の対戦と全然違う。そらそんなに打てないです」と脱帽。直近2試合で33得点を奪った打線だが、この日は「令和の怪物」の前に沈黙した。小久保監督の一問一答は以下の通り。-先発のモイネロは7回5安打3失点小久保監督 絶好調じゃないでしょうけど、チャンスで効果的なタイムリーが2本出たという。そこだけじゃないですか。-今宮が3試合連続安打。直近5試合で6安打小久保監督 真っすぐの弾き返しがだいぶ良くなってきている。だいぶ状態が上がってきているかなという感じがします。-リチャードを7番でスタメン起用した意図小久保監督 佐々木朗希の球を。日本で一番速いピッチャーで(打席に)立たせようということで。-経験させる意味小久保監督 真っすぐにどこまで対応できるのか。3打席目は対応が良かったですけどね。今、日本で一番速いピッチャーをどう対応するのかを見ようということで。

◆ロッテ佐々木朗希投手(22)が鷹退治した。首位を独走するソフトバンク相手に力投。2試合で33得点の強力打線を相手に7回119球を投げ抜き、5安打8奪三振1失点に封じ込めた。交流戦前最終カードを先勝し、チームは引き分けを挟んで6連勝と勢いに乗せた。ロッテ佐々木が7回1失点で勝利。ソフトバンク戦では通算11試合のうち10試合が自責点2以下と安定。カード別の被本塁打も柳田の2本だけで、22年8月10日に柳田に打たれた後はのべ188人続けて1発を許していない。

◆ロッテ佐々木朗希投手(22)が鷹退治した。首位を独走するソフトバンク相手に力投。2試合で33得点の強力打線を相手に7回119球を投げ抜き、5安打8奪三振1失点に封じ込めた。交流戦前最終カードを先勝し、チームは引き分けを挟んで6連勝と勢いに乗せた。佐々木はグラウンド外でも完璧な一面を見せた。今季、2年連続でほっともっと弁当のCMに出演中。球場でもCMが流れ、笑顔で唐揚げ弁当を食べる姿が度々流れている。CM撮影時の様子を担当者に語ってもらった。「撮影の最初の方は緊張されているようでしたが、共演者の方々と談笑されるなどやわらかい表情も浮かべておられました。終始和やかな雰囲気で終えました」と振り返った。さらに「2年目の撮影ということで、1テイクでOKとなるカットもあり、撮影は順調に進みました。撮影中の演技指導や、要望にも快くご対応いただき、真面目で優しいお人柄がうかがえました」と順調に撮影が進んだことも明かした。「移動車に乗り込む直前まで、すれ違うスタッフや我々全員に『ありがとうございました』とごあいさついただき、礼儀正しい姿が印象的でした」と、マウンドの外でも佐々木の人柄が見える場面があったという。【ロッテ担当=星夏穂】

◆ソフトバンク・近藤健介外野手(30)が「5番・左翼」で先発出場し、一回2死一、二塁で先制二塁打を放った。カウント2―2から佐々木朗希の変化球をレフトへ運んだ。近藤は「打ったのはフォーク。追い込まれてから粘ることができました。大事な先制点を取ることができて良かったです。勝ちに繋げられるように援護していきたいです」と振り返った。現在6連勝中で、首位を独走するチームを勢いづける一打となった。

◆ロッテ・岡大海外野手(32)が「1番・右翼」で出場し、1-1の二回に左中間へ勝ち越しの適時打を放った。先発の佐々木を援護する一打に「朗希が頑張っているので、何とか点を入れてあげたいという思いで打席に立ちました!」と胸を張った。0-1の二回は先頭の池田が二塁打で出塁すると、1死二、三塁から小川の遊ゴロの間に1点を追加。岡も続いてソフトバンク先発のモイネロの低めのチェンジアップを上手く捉えた。頼れるリードオフマンが、しっかりと仕事を果たした。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(22)が7回5安打1失点で、4勝目の権利を持って降板した。一回に1点を失ったが、尻上がりに調子を上げていった。「先制を許してしまいましたが、打線が逆転してくれて、その点を必死に守りました」一回先頭の周東にいきなり161キロを記録。守備から攻撃に流れをつけるべく序盤から力を入れて投げた。だが、今宮と山川に安打を許して2死一、二塁のピンチを招くと、近藤に右前適時打で先制点を献上。一回だけで35球を擁した。それでも三回の山川に対しては今季最速タイの162キロをマーク。最速165キロを誇る直球を軸に、直近2試合で33得点と好調なソフトバンク打線に立ち向かった。今季初対戦した4月23日のソフトバンク戦では7回5安打3失点で負け投手に。リベンジに向けて「自分のピッチングを心掛けながらチームの勝利のため初回から全力で投げていけたらと思います」と意気込んでいた。

◆ロッテが6連勝。佐々木は8奪三振で7回1失点と好投して4勝目を挙げた。打線は0―1の二回に岡の適時打などで2点を奪って逆転し、五回には高部の適時打で加点。ソフトバンクは1得点にとどまり、連勝が6で止まった。

◆2022年に完全試合を達成したロッテの佐々木は、7回1失点で4勝目を挙げた試合後に戸郷の快挙達成を知った。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でのチームメートに「すごくタフだし、僕の1歳上だけどチームの中心的存在で見習うところが多い」と尊敬の思いを口にした。WBCで戸郷をリードしたこともあるソフトバンクの甲斐は「すごい。プロ野球の中でもトップクラスの投手だと思う」とたたえた。ともに戦った山川は「いい投手なので、なんら不思議じゃない」と話した。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(22)が24日、ソフトバンク7回戦(ZOZOマリン)で7回5安打1失点と好投し、4勝目を手にした。直近の2試合で5本塁打を含む33点を挙げていたソフトバンク打線に対し、今季最速タイの162キロをマークした直球を軸に真っ向勝負。8三振を奪って今季61奪三振とし、リーグ単独トップに立った。チームは3-1で勝利。連勝を今季最長の6に伸ばした。グラブをたたき、笑みがはじけた。「よっしゃ!!」。佐々木が打者を打ち取るたびに何度も声を張り上げた。7回1失点で自身3試合ぶり白星となる4勝目を挙げ、チームの連勝を6に伸ばした。「(首位のソフトバンクは)勢いがあって、なかなか難しい戦いになると思った。その中で粘りながら1点で抑えられて勝てたので良かった」相手は直近2試合で計33得点、しかも6連勝と圧倒的な勢いを持って千葉に乗り込んできた。佐々木は一回、追い込まれても食らいつく相手打線に3安打を浴びて1点を失い、この回だけで35球を要した。その後も再三走者を背負い、三者凡退は一度だけ。さえわたったのは一番の武器、直球だ。「なるべく力勝負に持っていって、自分のペースになるように意識しながら投げた」。一回に右前に運ばれた山川に対し、三回は今季最速タイの162キロを投げ込むなどして遊飛に打ち取った。真っ向勝負を挑んで8三振を奪い、今季61奪三振でリーグトップに浮上した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
29112 0.725
(↓0.019)
-
(-)
101196
(+1)
93
(+3)
31
(-)
34
(-)
0.266
(↓0.002)
1.960
(↓0.03)
2
(-)
日本ハム
24172 0.585
(↑0.01)
5.5
(↑1)
100145
(+4)
137
(+3)
21
(-)
40
(+2)
0.240
(↓0.002)
2.810
(↑0.01)
3
(-)
ロッテ
22183 0.550
(↑0.012)
7
(↑1)
100130
(+3)
136
(+1)
20
(-)
15
(-)
0.242
(-)
2.870
(↑0.05)
4
(-)
ORIX
19232 0.452
(↑0.013)
11
(↑1)
99137
(+9)
137
(+6)
16
(-)
18
(-)
0.243
(↑0.002)
2.700
(↓0.08)
5
(-)
楽天
17251 0.405
(↓0.01)
13
(-)
100138
(+3)
190
(+4)
14
(+1)
29
(+1)
0.240
(↓0.001)
4.090
(↑0.04)
6
(-)
西武
13300 0.302
(↓0.008)
17.5
(-)
100107
(+6)
160
(+9)
21
(-)
23
(-)
0.211
(↑0.001)
3.280
(↓0.06)