楽天(★3対4☆)日本ハム =リーグ戦5回戦(2024.05.24)・楽天モバイルパーク宮城=
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日本ハム
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楽天
10000000203711
勝利投手:田中 正義(2勝0敗10S)
(セーブ:杉浦 稔大(1勝0敗2S))
敗戦投手:宋 家豪(1勝1敗0S)

本塁打
【楽天】小郷 裕哉(2号・1回裏ソロ)

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◆日本ハムは1-1で迎えた9回表、細川の2点適時打でリードを奪う。直後に同点とされるも、延長10回には相手失策の間に1点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・金村が7回1失点の力投。敗れた楽天は、9回に一打サヨナラの好機をつくるも、あと1本が出なかった。なお、この試合で楽天・岡島が通算1000試合出場を達成した。

◆今季日本ハムの金曜日成績は7試合で6勝1分け。12球団の中で金曜日に黒星がないのは日本ハムだけだ。この曜日は投手陣の奮闘が目立っており、チーム防御率は1・30。先発、救援別の防御率は、先発1・99、救援0・32で、救援投手の自責点は3月29日ロッテ戦の1点しかない。

◆楽天一筋13年目の岡島豪郎外野手(34)が、通算1000試合出場を達成した。日本ハム戦に「6番左翼」でスタメン出場し、プロ野球史上529人目の快挙となった。第1打席は中前打、第2打席は二ゴロ。5回終了時にはベンチ前で記念ボードを掲げ、左翼応援席から「岡島豪郎」コールを浴びた。岡島は球団を通じて「1000試合出場を達成できたこと、うれしく思います。これまで、自分の野球人生に関わってくださったすべての方に感謝をしています。これからの1試合1試合も、今までと変わらずに全力で頑張っていきます」とコメントした。白鴎大から11年ドラフト4位で楽天に入団し、12年6月20日DeNA戦(Kスタ宮城)で初出場。13年には球団初の日本一にも貢献した。通算1000試合出場=岡島(楽天) 24日の日本ハム5回戦(楽天モバイルパーク)に先発出場して達成。プロ野球529人目。初出場は12年6月20日のDeNA4回戦(Kスタ宮城)。

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◆楽天が「0-33」の悪夢払拭(ふっしょく)へ初回にゲームを動かした。先頭小郷裕哉外野手が今季2本目となる先頭打者弾を逆方向へ運んだ。カウント1-2から外角高め149キロ直球を捉えると、風にも乗り左翼席にギリギリ届いた。4月25日の日本ハム戦以来、21試合ぶりの今季2号に「死ぬ気で切り込んでいきました」と笑顔。チーム20イニングぶりの得点をもたらした。投げては先発早川が気迫の投球を披露した。6回1死まで無安打投球。6回は3連打で同点に追いつかれたが、2死一、二塁から4番マルティネスを空振り三振に仕留める。最少失点で切り抜けると、クールな左腕としては珍しく力強いガッツポーズ。「自分の役割を全うするだけ」と話していた通りに快投した。前カードのソフトバンク2連戦は屈辱的な敗戦を喫した。21日が0-21、22日が0-12で合計「0-33」の大敗。投打ともに振るわなかった。1試合20失点以上は球団1年目の開幕2戦目、05年3月27日ロッテ戦で0-26で敗れて以来、19年ぶり2度目の不名誉記録だった。試合前時点では今季最多の4連敗&借金7で、両リーグワーストの防御率4・13と負の連鎖が続いていた。スタメンは今季初めて島内を2番、鈴木大を3番、辰己を5番で起用。浅村を22試合ぶりに4番、岡島が5月3日ロッテ戦以来、先発するなど大改造した。その効果もあってか、好調日本ハムと終盤まで接戦を演じた。

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◆日本ハムが「せこせこ野球」で"華金7連勝"を飾った。初めて「2番DH」で先発の水谷瞬外野手(23)が、1点を追う6回1死一、二塁から左前適時打を放ち同点。9回2死満塁では、途中出場の細川凌平内野手(22)が中前に2点適時打を放ち逆転した。その裏、2点奪われ追いつかれたが、そこからが「せこせこ」本領発揮だ。延長10回1死から、郡司が四球で出塁すると、代走の五十幡が二盗に成功。中島の二ゴロで2死三塁とチャンスを広げると、松本剛の遊ゴロを楽天伊藤裕が悪送球する間に、三塁走者の五十幡が生還し、無安打で勝ち越した。これで今季は3月29日開幕ロッテ戦から、金曜日はサヨナラ勝ち2度を含む7勝1分け。2カード連続初戦白星で、貯金を再び7に戻した。先発の金村尚真投手(23)は、7回100球を投げ4安打1失点と粘投。先発初勝利は逃すも「初回、先頭打者にホームランを打たれてしまいましたが、その後は切り替えて1回1回大切に投げることができました。最低限の仕事はできたと思います。次はしっかりとチームに流れを持ってくる投球をしたいです」とコメントした。

◆日本ハム金村尚真投手(23)が自己最長の7回1失点と好投した。小郷に先頭打者本塁打を浴びたが、失点はそれだけ。しっかり試合をつくり、開幕時のセットアッパーから完全に先発仕様へモデルチェンジを完了した。この日はバッテリーを組んだ田宮や同点打の水谷ら同学年の選手が自身を含めて7人出場。「僕も負けたくないという思いが強い。次は僕がしっかり助けられる番になれたら」と話した。

◆日本ハム杉浦稔大投手(32)が終盤に大きく動いた試合を静かに締めくくった。延長10回2死一塁の場面で登板。「こういう試合の展開だったので、なんとしても最後、勝って試合を締めよう」と強い気持ちで投じた魂の7球で楽天平良を一邪飛に抑え、今季2セーブ目を挙げた。22年6月11日中日戦(札幌ドーム)で先発勝利を挙げて以来、2年ぶりのヒーローインタビューでは「とにかく勝ててホッとしています」と笑顔を見せた。

◆楽天が「0-33」の悪夢払拭を目指したが、今季最多の5連敗を喫した。初回。先頭小郷裕哉外野手(27)が今季2本目となる先頭打者弾を逆方向へ運んだ。21試合ぶりの2号に「死ぬ気で切り込んでいきました」。チーム20イニングぶりの得点をもたらした。打線をてこ入れした。今季初めて島内を2番、鈴木大を3番、辰己を5番で起用するなど変化を加えたが、なかなか得点を奪えない。1-1の9回に守護神・則本が勝ち越し打を浴び、開幕から15試合目で初失点。その裏に茂木が同点打も、延長10回に伊藤裕の悪送球で再び勝ち越された。投げては早川が力投した。6回1死まで無安打で8回3安打1失点8奪三振。6回は3連打で同点とされたが、2死一、二塁で日本ハムの4番マルティネスを空振り三振に仕留めた。「最少失点で切り抜けられたのはプラスに捉えてます」と先発の役目は果たした。前カードのソフトバンク2連戦は屈辱的な敗戦を喫した。21日が0-21、22日が0-12で合計「0-33」の大敗。05年3月27日ロッテ戦での0-26以来、19年ぶり2度目の1試合20失点以上だった。3試合連続の投壊こそ免れたが、接戦を落とした。25日はドラフト1位の古謝がプロ初先発。連敗ストップはルーキーに託された。【山田愛斗】

◆日本ハムの"ビッグシャウ打線"が「せこせこ野球」で、おいしく白星をゲットした。9回に2点差を追いつかれ"パキッ"と折れても、延長10回に無安打で2死三塁とチャンスを広げ、松本剛の遊ゴロを楽天伊藤裕が悪送球する間に、三塁走者の五十幡が生還。ノーヒットで"ジュワッ"と勝ち越した。3月29日開幕ロッテ戦から金曜日はサヨナラ勝ち2度を含む7勝1分け。2カード連続初戦白星で貯金を7に戻した。執念深く、勝利をもぎ取った。1点差試合は3連勝。新庄監督は「もうもうもう、選手がもう、ただただ勝ちたいっていう気持ちが強いのと、この3時間半の間、持続できる集中力を持てているというところですね」と、選手の踏ん張りをたたえた。前日試合のなかった楽天に対し、日本ハムは移動ゲーム。「今日は大変ですけど、ある程度レギュラーのメンバーは休ませながら。でも、誰を出してもね、活躍してくれるんで」と"サブメンバー"の奮起も、強調した。まずは今季初の「2番・DH」で起用した水谷だ。1点を追う6回1死一、二塁から左前適時打を放ち同点。「この試合初めてのチャンス。がむしゃらにいきました。同級生の金村が良い投球をしていたので、負けはつけさせられないという思いでした」。7回100球を投げ4安打1失点と力投していた同学年金村を援護する一撃を放つと、9回先頭でも左前打を放ち、チャンスメークした。7回の守備から途中出場した細川は、9回2死満塁で、楽天守護神則本から中前2点適時打を放ち、一時逆転に成功した。「うれしかったですね。うれしかったというか、その後同点に追いつかれましたけど、チームが一歩、勝ちに少し近づく一打になったかなと」。最後は「せこせこ」決勝点となったが、そこまでの過程に、誰が出ても勝利を呼び込める今季の強さが、ぎっしり詰まっていた。新庄監督は「また明日ね、デーゲームで。もうこんな興奮したらもう...すぐ朝来ちゃう(笑い)」。ナイター翌日に空路移動後のナイター、さらに25日はデーゲーム。疲れても、土壇場で追いつかれても、巻き返せる。日本ハムの人気商品「シャウエッセン」のように、今季のハム打線は"折れて"こそ、より一層うまみが、あふれ出る。【永野高輔】

◆日本ハムが「せこせこ野球」で"華金7連勝"を飾った。初めて「2番DH」で先発の水谷瞬外野手(23)が、1点を追う6回1死一、二塁から左前適時打を放ち同点。9回2死満塁では、途中出場の細川凌平内野手(22)が中前に2点適時打を放ち逆転した。その裏に2点を奪われて延長戦に持ち込まれたが、そこからが「せこせこ野球」の本領発揮だ。延長10回1死から郡司裕也捕手(26)が四球、代走の五十幡亮汰外野手(25)が二盗、中島卓也内野手(33)の二ゴロで2死三塁として松本剛外野手(30)の遊ゴロを楽天伊藤裕が悪送球(記録は失策)する間に、三塁走者の五十幡が生還。無安打で決勝点を奪った。これで今季は3月29日開幕ロッテ戦から、金曜日はサヨナラ勝ち2度を含む7勝1分け。2カード連続初戦白星で、貯金を再び7に戻した。新庄剛志監督(52)の試合後の主な一問一答は以下の通り。新庄監督 また、今日も(ビッグシャウ打線はパキッと)折れたけど、最後はおいしくいただきました。はい、へヘヘヘ...楽しかったぁ。今日の試合は、めちゃくちゃ楽しかった。選手もね、めちゃくちゃ緊張感のあるこの試合で最後、勝ち取ったっていうね。1つレベルが、ポンって上がった試合でしたね。-9回は細川が一時勝ち越し打新庄監督 なんかね、打ってくれそうな気がしたんで。追い込まれてね、なんか食らいついてくれるんじゃないかなって思って、そのまま行かせました。-2番水谷も、いい働き新庄監督 いや、彼は打ちますよ。うん、普通に試合経験させたら、どんどんどんどん打てる選手だし。ま、度胸据わってますね、彼は。(20日にインスタグラムのDMを使って21日オリックス戦のスタメン起用を通達しても)俺にメッセージ返してこないくらい(笑い)。-本人はちゃんとDMを返したらしいですが...新庄監督 あ、そうなの? いや、来てない...。-「それじゃ、めっちゃ嫌なやつじゃないですか」と言っていました新庄監督 あ、そう...(水谷に)謝っとこう。俺が見てないんだ(笑い)-接戦に強いのが今季の特長新庄監督 いや、もうもうもう、選手がもう、ただただ勝ちたいっていう気持ちが強いのと、集中力が。この3時間半の間、持続できる集中力を持てているというところですね。移動ゲームだしね、今日。ねぇ。でも、ある程度レギュラーのメンバーは休ませながらしていかないと持たないと思う。気持ち的にもね、体力的にもそうですけど、1回ね、ベンチで。誰を出してもね、活躍してくれるんで。リラックスする時間もかなり必要だと思うので。また明日ね、デーゲームで、もうこんな興奮したらもう...すぐ朝来ちゃう。お疲れさまです!

◆楽天・小郷裕哉外野手(27)が一回、先頭打者弾となる2号ソロを放って、20イニングぶりに得点した。日本ハム先発・金村の4球目を逆方向の左翼席に運んだ。球団広報を通じて、「死ぬ気で切り込んでいきました。勝てるように頑張ります」とコメントした。楽天は21日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で0-21、22日のオリックス戦(京セラドーム)で0-12と大敗した。

◆大台に到達した。楽天・岡島が通算1000試合出場を達成し、スタンドから大きな拍手が送られた。「うれしく思います。これまで、自分の野球人生に関わってくださった全ての方に感謝をしています」五回終了時にメモリアルボードを手渡され、仙台の夜空に両手で掲げた。この日は「6番・左翼」で先発出場し、1-0、二回1死からの第1打席で中前打を放っていた。関東学園大付高、白?大を経て2012年に捕手として入団。同年6月20日のDeNA戦で1軍デビューを果たし、13年目でマーク。翌13年に好打を買われて外野手に転向し、球団創設初のリーグ優勝&日本一に貢献した。17年7月の試合中、守備でフェンスに激突して左肩を脱臼(関節唇損傷)し、一時は引退を考えたが、19年2月に左肩の手術を受けて復活を遂げた。「これからの一試合一試合も、今までと変わらずに全力で頑張っていきます」と前を見据えた。

◆日本ハムが3―3の延長十回2死三塁から遊ゴロ失策で勝ち越した。細川の2点打でリードを奪った直後の九回に田中正が追い付かれても競り勝った。楽天は九回に代打茂木の2点打で同点としてなお1死二、三塁を生かせず、5連敗。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
29112 0.725
(↓0.019)
-
(-)
101196
(+1)
93
(+3)
31
(-)
34
(-)
0.266
(↓0.002)
1.960
(↓0.03)
2
(-)
日本ハム
24172 0.585
(↑0.01)
5.5
(↑1)
100145
(+4)
137
(+3)
21
(-)
40
(+2)
0.240
(↓0.002)
2.810
(↑0.01)
3
(-)
ロッテ
22183 0.550
(↑0.012)
7
(↑1)
100130
(+3)
136
(+1)
20
(-)
15
(-)
0.242
(-)
2.870
(↑0.05)
4
(-)
ORIX
19232 0.452
(↑0.013)
11
(↑1)
99137
(+9)
137
(+6)
16
(-)
18
(-)
0.243
(↑0.002)
2.700
(↓0.08)
5
(-)
楽天
17251 0.405
(↓0.01)
13
(-)
100138
(+3)
190
(+4)
14
(+1)
29
(+1)
0.240
(↓0.001)
4.090
(↑0.04)
6
(-)
西武
13300 0.302
(↓0.008)
17.5
(-)
100107
(+6)
160
(+9)
21
(-)
23
(-)
0.211
(↑0.001)
3.280
(↓0.06)