1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 3 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 14 | 1 | 1 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 12 | 1 | 1 |
勝利投手:本田 仁海(1勝0敗0S) 敗戦投手:上原 健太(0勝2敗0S) 本塁打 |
日本ハム戦チケット予約 | ORIX戦チケット予約 |
◆オリックスが快勝。オリックスは初回に森、西川、太田の適時打で3点を先制する。続く2回表にも森の適時打などで3点を加え、序盤から試合を優位に進めた。投げては、先発・高島が3回無失点。4番手・本田が今季初勝利を挙げた。敗れた日本ハムは、先発・上原が乱調だった。
◆北海道・赤平市出身のオリックスのドラフト5位高島泰都投手(24)が、凱旋(がいせん)登板で3回3安打無失点と好投した。日本ハム戦でプロ2度目の先発マウンドに上がり、初回は3者凡退スタート。2回は2死から一、三塁のピンチを招いたが、上川畑を二ゴロに封じて無失点。3回は2死から松本剛に左中間への二塁打を許すも、3番郡司を遊ゴロに抑えて得点を許さなかった。打線が1、2回で6点を先取して大量リードしていたが、この日はブルペンデーのため3回で降板。プロ初勝利はお預けとなったが、両親や友人が駆けつけたゲームで勇姿をみせた。
◆/凱旋登板で快投\北海道出身のルーキー髙島泰都地元で3回無失点、ブルペンデーで先発の役目を果たす??紅林弘太郎も好守で好投に応えた???プロ野球(2024/5/23)??日本ハム×オリックス??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/ZsFcG900bp
◆/見たか俺のパワーを??\マルティネスの3ランホームランでまだわからない??アリエルはベンチでこのガッツポーズ???プロ野球(2024/5/23)??日本ハム×オリックス??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/B9tTLOGDsL
◆日本ハム新庄剛志監督(52)は交流戦突入までに、1つの高い目標を掲げていた。「貯金11というところを目指していくんで。このまま連勝を重ねて、11まで持っていけたら交流戦にいい形で入れる」。この数字をあえて口にしたのが5月15日西武戦(エスコンフィールド)の試合後。12-3と大勝して今季最多の貯金7とした夜だった。あの日から8日。貯金は7のまま、この日を迎えた。同17日からのロッテ3連戦(ZOZOマリン)は1分け2敗と貯金を減らしたが、同21、22日のオリックス戦は連勝で再び貯金7に。つまり、この日から次カードの楽天3連戦(楽天モバイルパーク)も含めて全勝なら指揮官の思惑通りに交流戦に突入できるという、大事な試合だった。そんな負けられない一戦は、大きなビハインドを序盤に背負った。約1カ月半ぶりに先発した上原が炎上。ブルペンデーの先陣を切ったオリックス高島よりも早い、自己ワーストの1回1/3を8安打6失点でKOとなった。今季は逆転勝利が8試合あるが、2回までに6点差を付けられるのは初めて。厳しい展開となった。新庄監督が高い目標を口にする理由は「目標はね、高いとこに置いとかないと達成できないので。あと、言霊。言霊は結構ね、昔から僕は(ビッグ)マウスで自分にプレッシャーかけたかったんで、いつも」。0-8の5回にマルティネスの5号3ラン。今季はチームに反発力がある。ここからも高みだけを目指して突っ走る。【木下大輔】
◆日本ハムは大敗でエスコンフィールドでの連勝が8で止まった。約1カ月半ぶりに先発した上原健太投手が、初回先頭打者への四球から崩れて、自己ワーストの1回1/3を6失点。打線は12安打を放つも13残塁で3点止まりだった。新庄剛志監督は球団を通じて「最近、打線の調子が良かったので上原君にはなんとか試合をつくってもらいたかった。フォアボールはいらんわ」とコメントした。
◆オリックス森友哉捕手(28)が、今季初決勝打を含む2安打2打点と奮闘し、連敗ストップに導いた。「4番右翼」で出場。初回1死一、三塁のチャンスで日本ハム上原の低め変化球を引きつけて左方向へはじき返す技ありの一打で先制点をたたき出した。「いいところに打球が飛んでくれましたし、先制点になってよかったです」。そこから一気にたたみかけて3点を先取し、打線に流れを呼び込んだ。最後まで攻撃の手を緩めなかった。2回1死満塁と再びチャンスで打席が回り、上原の内角直球を今度は引っ張り右前へ。2打席連続タイムリーでリードを広げ、紅林の左犠飛、西川の適時打で序盤に6点をリード。中嶋監督は「1、2回にあれだけつながったのもなかなか珍しいじゃないですか。そんなことないか」。5回には若月の2ラン、9回には代打西野が1死満塁から中前適時打を放ち、14安打で今季最多タイの9得点。指揮官は「特に9回の攻撃はよかった」と評価した。打線が猛攻をみせ、中嶋政権ワーストタイとなる借金7と今季初の同一カード3連敗を阻止した。広島から移籍加入し、開幕からなかなか状態が上がらなかった西川も3安打2打点と復調の兆しをみせた。指揮官は「見ましょう。見ましょう。期待しかないですけど、見ましょう」と言い残し、球場を後にした。この日の勝利で自力V消滅は最短29日から30日に伸びた。ここから連勝街道を歩み、逆転Vへ突き進む。【古財稜明】▽オリックス西川(今季2度目の猛打賞で2打点)「コーチといろいろ話をしてスッキリした部分があったので、それが結果になってよかった。続けていきたい」▽オリックス若月(6点リードの5回1死一塁から左越えの今季1号2ラン)「あそこで出てよかった。(ブルペンデーは)ピッチャーのみんなが本当に頑張ってくれた」▽オリックス山崎(1軍再昇格後初登板で1イニングを3人斬り)「ちょっと緊張したんですけど、何とか抑えられてよかったです」
◆2回途中からのロングリリーフとなった日本ハム鈴木健矢投手(26)が、4回2/3を投げて3安打2失点と試合を組み立て直した。「とにかくテンポをよくして、打線になんとか追いついてもらおうという気持ちでマウンドに上がってました」。チームは22日に7投手、21日も6投手を使っており、建山投手コーチは「負けはしたけど、チームを救ってくれた」とたたえていた。
◆アリエル・マルティネス捕手(27)が5回1死一、二塁で、中日時代の同僚、オリックス鈴木から中越えの5号3ランを放った。かつてはバッテリーを組んだこともある相手からの1発。22日の対戦では三振に倒れており「打つのが容易な投手ではない。(前日の三振から)どう対応しようと考えた結果、ホームランになってよかった」と振り返った。25打点はチームトップ。「4番の役割だと思っている」と納得していた。
◆日本ハムがオリックスに大敗し、本拠地エスコンフィールドでの連勝が「8」で止まった。1軍再昇格で約1カ月半ぶりの先発となった上原健太投手(30)が、初回の先頭打者への四球から崩れて1回1/3を8安打2四球で6失点と試合をつくれなかった。試合後に新庄剛志監督(52)が球団に託して発信してもらったコメントが、この日の全てを物語っていた。新庄監督 最近、打線の調子が良かったので上原君にはなんとか試合をつくってもらいたかった。フォアボールはいらんわ。4月7日以来の先発マウンドとなった上原だが、立ち上がりから理想とかけ離れた投球となった。昨季から掲げる"四球厳禁"のマイルールは、初回先頭の広岡に9球粘られた末の根負けで守れず。出はなをくじかれ、リズムが狂った。犠打を挟んで1死二塁から5連打を浴びて、いきなり3失点を喫した。2回も立ち直れなかった。先頭の若月は打ち取ったが、1死から広岡に二塁打。さらに福田にはこの日2個目の四球を与え、中川と森には連打を浴びて、また失点。ここで新庄監督も我慢できずにベンチを飛び出し、ブルペンデーだったオリックス先発の高島よりも早く上原降板を決断した。指揮官が残したコメントのように、打線は3試合連続2桁安打となる12安打を放った。何度もチャンスをつくったが、得点は5回に飛び出したマルティネスの5号3ランだけ。2回までに6点を追う展開は、やはり重すぎた。試合後に2軍降格が決まった上原は「ストライクゾーン周辺にコントロールできるように。去年もできていたことなので、できないことはない。気持ちを強く持ってやっていきたい」。30日阪神戦(甲子園)の先発は北山を再昇格させることが有力だ。これでホームの連勝は「8」で止まり、貯金は1つ減って「6」となった。新庄監督は加藤豪の再調整も決め、24日の楽天戦(楽天モバイルパーク)からは奈良間の再昇格と、3年目右腕の畔柳を2年ぶりに昇格させる。交流戦前の最後の3連戦へ向けてテコ入れし、勢いよく交流戦へ突入する。【木下大輔】
◆5打席に立った日本ハム田宮裕涼捕手が規定打席に到達し、打率3割2分1厘でリーグ3位に登場した。この日も2回に右前打を放つと、9回はドラフト同期の吉田から左前打で複数安打。「最近また(打撃の)感じがよくなってきているので、続けていきたいなって思います」と、さらなる高みを見据えた。
◆オリックスが計14安打で今季最多タイ9得点の猛攻をみせ、連敗を2で止めた。打線をけん引したのは4番森友哉捕手(28)だ。初回1死一、三塁から日本ハム上原の低めの変化球を引きつけ、逆方向へはじき返す技ありの左前打で先制点を奪い、そこから一気に3点を先取した。2回1死満塁と再び回ってきたチャンスで内角直球を引っ張り右前へ。2回までに6得点を奪い、左腕を先発マウンドから引きずり降ろした。森は今季初決勝打を含む2安打2打点と奮闘し、チームの勝利に大きく貢献した。「打たないより全然打った方がいいですし、次の日の入り方も全然違うので。こういう試合を多くつくっていきたい」。森を起点に序盤で6点を奪った打線に、中嶋監督は「1、2回にあれだけつながったのもなかなか珍しいじゃないですか。そんなことないか」。5回には若月の2ラン、9回には代打西野が1死満塁から中前適時打を記録。指揮官は「特に9回の攻撃はよかった」と評価した。快勝で中嶋政権ワーストタイとなる借金7と今季初の同一カード3連敗を阻止した。広島から移籍加入し、開幕から不振が続いた西川も3安打2打点と復調の兆しをみせた。指揮官は「見ましょう。見ましょう。期待しかないですけど、見ましょう」と言い残し、球場を後にした。この日の勝利で自力V消滅は最短29日から30日に伸びた。ここから連勝街道を歩み、逆転Vへ突き進む。【古財稜明】
◆オリックスが14安打9点で日本ハムに快勝した。1回、森、西川の適時打など5連打で3点を先制。二回も森、西川の適時打などで3点を加え、五回には若月が1号2ランを放った。4番手の本田が今季初勝利。日本ハムは上原が立ち上がりからつかまった。
◆日本ハム・上原健太投手は8安打2四球6失点の大乱調で、自己最短の1回1/3で降板した。制球が不安定で「中継ぎに負担をかけてしまった」と悔しさをにじませた。1カ月半ぶりの1軍登板はふがいない結果に終わり、2軍再調整が決まった。一回に先頭打者にいきなり四球を与え、5連打で3点を失った。二回は1死満塁を招き、森に適時打されてマウンドを降りた。新庄監督は「何とか試合をつくってもらいたかった。四球はいらんわ」と厳しい口調だった。(エスコン)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
29 | 10 | 2 | 0.744 (-) | - (-) |
102 | 195 (-) | 90 (-) | 31 (-) | 34 (-) |
0.268 (-) | 1.930 (-) |
2 (-) |
日本ハム |
23 | 17 | 2 | 0.575 (↓0.015) | 6.5 (↓0.5) |
101 | 141 (+3) | 134 (+9) | 21 (+1) | 38 (-) |
0.242 (↑0.002) | 2.820 (↓0.15) |
3 (-) |
ロッテ |
21 | 18 | 3 | 0.538 (-) | 8 (-) |
101 | 127 (-) | 135 (-) | 20 (-) | 15 (-) |
0.242 (-) | 2.920 (-) |
4 (-) |
ORIX |
18 | 23 | 2 | 0.439 (↑0.014) | 12 (↑0.5) |
100 | 128 (+9) | 131 (+3) | 16 (+1) | 18 (+1) |
0.241 (↑0.003) | 2.620 (↑0.01) |
5 (-) |
楽天 |
17 | 24 | 1 | 0.415 (-) | 13 (-) |
101 | 135 (-) | 186 (-) | 13 (-) | 28 (-) |
0.241 (-) | 4.130 (-) |
6 (-) |
西武 |
13 | 29 | 0 | 0.310 (-) | 17.5 (-) |
101 | 101 (-) | 151 (-) | 21 (-) | 23 (-) |
0.210 (-) | 3.220 (-) |
コメント