巨人(★2対4☆)中日 =リーグ戦11回戦(2024.05.22)・東京ドーム=
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中日
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巨人
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勝利投手:小笠原 慎之介(2勝3敗0S)
(セーブ:マルティネス(0勝0敗13S))
敗戦投手:堀田 賢慎(3勝1敗0S)

本塁打
【巨人】丸 佳浩(3号・1回裏ソロ)

  DAZN
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◆中日が逆転勝利。中日は2点を追う6回表、細川とカリステの連続適時打で3点を挙げ、逆転に成功する。続く7回には、村松の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・小笠原が6回2失点の好投で今季2勝目。敗れた巨人は、打線がつながりを欠いた。

◆巨人は5年目の堀田賢慎が先発登板する。同投手はここまで先発で3試合、リリーフで6試合登板し、計9試合の成績は3勝0敗、防御率0・74。失点は2点しかないが、この失点はリリーフ登板した4月6日DeNA戦と同20日広島戦で喫したもの。先発した試合では15回2/3を投げ失点がない。今日の先発登板も無失点投球を見せ、同僚菅野と山崎伊に続く開幕4連勝をマークできるか。

◆巨人坂本勇人内野手(35)がプロ野球史上2人目の偉業にたどり着いた。通算450二塁打を達成した。19日の広島戦で3試合連続の二塁打を放ち、福本豊に並ぶ歴代2位の通算449二塁打でリーチをかけた。この日、3回無死一塁、中日小笠原から左翼線に二塁打を放ち"大台"に乗せた。二塁ベース上では湯浅からメモリアルボードを受け取り、高らかに掲げた。こだわり抜いた二塁打だった。かつて二塁打について「二塁打を30本打っているということは、30本の単打と30盗塁したのと同じこと。それくらい二塁打はすごく価値があると思う」と話していた。球史において敵将の立浪和義しか達成しない領域に足を踏み入れた。【通算二塁打ランキング】1位 立浪和義=4872位坂本勇人=4503位 福本豊=4494位 山内一弘=4485位 金本知憲=4406位 稲葉篤紀=4297位 王貞治=4228位 張本勲=4209位 長嶋茂雄=41810位 松井稼頭央=411通算450二塁打=坂本(巨人) 22日の中日11回戦(東京ドーム)の3回、小笠原から左二塁打を放って達成。通算487二塁打の立浪(中日)に次いで2人目。初二塁打は08年4月1日中日1回戦(東京ドーム)で中田から。坂本は35歳5カ月、2143試合で達成。立浪は35歳9カ月、2112試合で記録しており、年齢では立浪を抜いた。

◆/強竜打線がエースを援護\細川成也、カリステの連打で3得点ドラゴンズが逆転に成功?#プロ野球(2024/5/22)??巨人×中日??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #dragons pic.twitter.com/UXcd7213LX

◆巨人坂本勇人内野手(35)が二塁ベース上で、慣れた手つきで肘当てとレガースを外すと、記念プレートを掲げた。史上2人目となる通算450二塁打を達成したのは3回。無死一塁で、左翼線へ放ち二、三塁とチャンス拡大させ、岡本和の犠飛へとつなげた節目の数字に「二塁打で1人得点圏にいくということは、すごくチームにとって大きいこと。450という数字までいけたということは、チームに貢献できたのかなと思います」と、常に勝つことにベクトルを向けた結果だった。こだわりと美学が詰まった「DOUBLE」だった。21年契約更改後の会見で語ったことがある。「二塁打10本で打率3割の打者と、二塁打30本の2割8~9分の打者だったらどうですか。(後者は)1人で盗塁したのと一緒。それくらいの価値がある」。得点圏に侵入し相手投手の背後を取る一打。そこからの景色を何度も味わってきた。5回には中前打を放ち、通算188度目の猛打賞で自身の持つセ・リーグ記録を更新。7回にも右前へ運び、4安打は今季初で22年3月27日以来2年2カ月ぶりだった。この試合の敵将・立浪監督の持つ歴代最多487二塁打に「まだけっこう先のことなので、追いつけるようにそこは今までと変わらずにやっていきたい」と1つずつ積み上げていく。【栗田成芳】通算450二塁打=坂本(巨人) 22日の中日11回戦(東京ドーム)の3回、小笠原から左二塁打を放って達成。通算487二塁打の立浪(中日)に次いで2人目。初二塁打は08年4月1日中日1回戦(東京ドーム)で中田から。坂本は35歳5カ月、2143試合で達成。立浪は35歳9カ月、2112試合で記録しており、年齢では立浪を抜いた。

◆中日小笠原慎之介投手(26)が44イニングぶりの援護点を受けた。2点を追う6回2死一、二塁、4番細川が巨人先発堀田から左前適時打で1点を返した。直後にカリステの右翼フェンス直撃に逆転2点二塁打の援護も受けた。今季8度目の先発マウンドに上がった左腕は、初勝利を挙げた4月9日DeNA戦(横浜)で3回に2点の援護点を受けてから、前日まで5試合38イニング無援護。この日も5回の43ニング目まで援護がなかった。

◆巨人坂本勇人内野手(35)がプロ野球史上2人目の偉業にたどり着いた。通算450二塁打を達成した。3回無死一塁で、左翼線へ放ち二、三塁とチャンスを拡大させ、岡本和の犠飛へとつなげた。歴代最多487二塁打の記録保持者である敵将・立浪監督の目の前で到達。こだわり抜いた「DOUBLE」での節目の記録について、試合後に語った。以下一問一答-達成してみて気持ちはそうですね、個人的にノーアウトランナー一塁でああやってチャンスを広げられたうれしさはありましたけど、通算は光栄なことですけど、そこにはあんまり感情的なことはないです。-何かあるわけではないトータルでのことは今までも考えてきてないですし、その日その日いい準備をして、なんとか1本でも打ちたいという気持ちでやっているんで。-二塁打に対するこだわりチームにとって二塁打っていうのは、ノーアウト二塁になればすごい大きいですし、ツーアウトから1人得点圏にいくっていうことは、すごくチームにとって大きいことなので、450という数字までいけたってことはチームに貢献できたのかなと思います。-歴代1位の立浪監督の前でまだけっこう先のことなので、追いつけるようにそこは今まで変わらずにやっていきたいと思います。-ここ5試合4二塁打なんでなんすかね。僕もわかんないっすけど、最近二塁打出てくれているのは、僕にとってはすごくいいことだと思うので。なかなか出なかったんで、何が理由かちょっとわかんないです。-2番になって気持ち的なところは全然変わらないんで。今日はいい感じで打席立てていたんで、そういう波は続けたいなと思います。-4安打全部ファーストスイングだったいいスイングしないとなかなか一振りでヒットになるのは難しいので、今日にいたっては良かったんじゃないですか。-節目のヒットは左翼線二塁打が多い気がするがたぶんレフト線が多いから二塁打が多いんじゃないですか(笑い)。-最多まであと37本は遠いかいや、なかなかね、難しいことかなと思います。

◆巨人が手痛い逆転負けを喫した。丸の先頭打者アーチで幸先よくスタートを切った。だが、2点リードの6回に先発堀田が2死から2者連続四球でピンチを招き、細川、カリステに連続適時打を浴びて試合をひっくり返された。阿部監督は「(堀田を)代えなかった僕が悪いので。けど、あそこで代えて、楽をさせたくなかったっていうのはあった」と成長を期待しての続投だった。引き分けをはさんで今季ワーストの4連敗で正念場を迎えている。▽巨人丸(1回に自身11本目の先頭打者本塁打となる3号ソロ)「チームに勢いをつける打席にしたかったので最高の結果になり良かったです」

◆中日小笠原慎之介投手(26)が44イニングぶりの援護点を受け2勝目を手にした。初回は先頭丸に先制弾を浴びたが、6回7安打2失点と粘投。5回には吉川のバント飛球をダイビングキャッチすると、6回は打線に火が付いた。細川、カリステの連続適時打で逆転。4月9日DeNA戦以来の白星を手にした。左腕は「打った打たない関係なく、本当にいつも助けてもらっている。チームが久々に勝てて良かった」と笑顔。10カードぶりのカード勝ち越しを素直に喜んだ。▽中日立浪監督(小笠原の2勝目に)「いきなり本塁打で先制された中で、全力で投げてくれたので今日の逆転につながったのかな」

◆中日小笠原慎之介投手(26)が44イニングぶりの援護点を受け、2勝目を手にした。自らの好守が打線の起爆剤になった。2点を追う5回。先頭坂本に中前打を許すと、吉川はバントの構えで小飛球を上げた。小笠原はマウンドから駆け寄りダイビングキャッチ。胸を強打したことで、少しの間は立ち上がれなかったが、コーチ、トレーナーらを制止して続投。後続を断ち切った。直後の6回2死一、二塁から細川、カリステの連続適時打で逆転。逆転二塁打を決めたカリステは「小笠原のダイビングが力を与えてくれた」と、6回2失点の左腕の粘投を持ち上げた。初勝利を挙げた4月9日DeNA戦(横浜)で3回に2点の援護点を受けてから、5試合38イニング援護点から遠ざかった。5回まで先頭打者に出塁を許したが、6回を7安打2失点。7回に代打を送られたが、4月9日DeNA戦以来の2勝目を手に入れた。「内容が内容なんで、個人的にはスッキリしないですけど、チームが久々に勝ててよかった」と喜んだ。立浪監督も「(小笠原は)いきなりの本塁打で先制されたが、全力で投げてくれたので、今日の逆転につながったのかな」と粘りを称賛。投打がかみ合った勝利で、チームも10カードぶりのカード勝ち越しを決めた。

◆巨人・坂本勇人内野手(35)が4月19日の広島戦(マツダ)以来、今季2度目の2番に座る。前夜3安打を放ち、打率・383の岸田が5番に入った。4番・岡本和とクリーンアップを形成するのは高校日本代表以来。

◆巨人・丸佳浩外野手(35)が一回、今季3号となる先頭打者本塁打を放った。カウント3|1から中日・小笠原が投じた146キロの直球を一閃。弾丸ライナーでG党の待つ右翼席に突き刺した。15日のDeNA戦(福井)以来の一発で、先発・堀田に貴重な援護点をプレゼントした。

◆巨人・坂本勇人内野手(35)がプロ野球史上2人目の通算450二塁打を達成した。三回の第2打席、中日・小笠原から左翼線へ二塁打を放って達成。塁上では湯浅から記念ボードを受け取った。これで449二塁打で並んでいた2位の福本豊(阪急)を抜き、歴代単独2位に浮上。同1位で487本を記録した立浪和義(中日)以来の偉業を成し遂げた。①立浪和義 487②坂本勇人 450③福本豊 449④山内一弘 448⑤金本知憲 440⑥稲葉篤紀 429⑦王貞治 422⑧張本勲 420⑨長嶋茂雄 418⑩松井稼頭央 411

◆中日が逆転勝ち。0―2の六回に細川の適時打とカリステの2点二塁打で3点を奪ってひっくり返し、七回にも1点追加。小笠原は6回を2失点で約1カ月半ぶりの2勝目。巨人は今季初の4連敗。堀田が六回に連続四球で自滅した。

◆巨人は中日に敗れ、引き分けをはさんで4連敗を喫した。2-0の六回、先発した堀田賢慎投手(23)が連続四球から連打を浴びて逆転を許した。阿部監督は「代えなかった僕が悪い。でも、あそこで変えて楽させたくなかったというのはあった」とコメント。「良い勉強になったと思いますよ」と若き右腕のさらなる成長に期待を込めた。

◆また一つ、歴史に名を刻んだ。巨人・坂本勇人内野手(35)が三回に左翼線へ運び、プロ野球史上2人目の通算450二塁打に到達。二塁ベース上で記念ボードを掲げ、グルリと体を回してから喝采を送るスタンドに一礼した。「(二塁打は)1人でヒットを打って盗塁したのと同じこと。すごく価値がある。450までいけたということは、チームに貢献できたと思います」今季5本目の二塁打で、2位の福本豊(阪急)を抜いて単独2位に浮上した。史上最多は立浪和義(中日)の487本。35歳5カ月での450本到達は、立浪の35歳9カ月を上回るペースだ。あと37本で並ぶが「まだ結構、先のこと。追いつけるように今までと変わらずやっていきたい」と、一本ずつ積み重ねて最多記録を更新を目指す。2022年3月以来の1試合4安打を放って通算188度目の猛打賞(1試合3安打以上)を記録し、自身の持つセ・リーグ記録を更新した。だがチームは4連敗。交流戦前最後のカードとなる24日からの阪神戦(甲子園)に向けて「強いチームですし、何とかバットで貢献できるように」と言葉に力を込めた。(原田優介)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
23174 0.575
(↑0.011)
-
(-)
99143
(+2)
124
(+1)
22
(-)
14
(-)
0.227
(-)
2.300
(↑0.03)
2
(-)
広島
19164 0.543
(↓0.016)
1.5
(↓1)
104111
(+1)
94
(+2)
16
(-)
15
(+1)
0.234
(↓0.001)
2.300
(↑0.01)
3
(-)
巨人
21204 0.512
(↓0.013)
2.5
(↓1)
98110
(+2)
114
(+4)
20
(+1)
23
(-)
0.230
(↑0.001
2.370
(↓0.04)
4
(-)
DeNA
20211 0.488
(↑0.013)
3.5
(-)
101133
(+2)
149
(+1)
19
(+1)
26
(-)
0.242
(-)
3.170
(↑0.05)
5
(-)
中日
18215 0.462
(↑0.015)
4.5
(-)
99118
(+4)
143
(+2)
19
(-)
10
(+1)
0.241
(↑0.001
2.990
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
17232 0.425
(↓0.011)
6
(↓1)
101153
(+1)
144
(+2)
29
(-)
17
(-)
0.242
(↑0.001)
3.250
(↑0.03)