日本ハム(☆5対4★)オリックス =リーグ戦11回戦(2024.05.22)・エスコンフィールド北海道=
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ORIX
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日本ハム
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勝利投手:河野 竜生(1勝1敗0S)
敗戦投手:井口 和朋(1勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】福田 周平(1号・8回表満塁)
【日本ハム】田宮 裕涼(1号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆日本ハムがサヨナラ勝利。日本ハムは2-0の7回裏、万波と松本剛の連続適時打でリードを広げる。その後同点とされるも、延長10回には田宮が犠飛を放ち、試合を決めた。投げては、7番手・河野が今季初勝利。敗れたオリックスは、8回に福田のグランドスラムで追いつくも、あと一歩及ばなかった。

◆オリックス山崎颯一郎投手(25)が、1軍に合流した。日本ハム戦の試合前練習に姿をみせた。今季はコンディション不良で春季キャンプ終盤から出遅れてたが、滑り込みで開幕1軍入り。しかし、本調子とはいかずに4月14日から2軍再調整となっていた。1軍では4試合に登板し、0勝1敗、防御率2・45だった。ファームでは2軍公式戦で13試合に登板。前日21日の広島戦(杉本商事BS)では8回に登板し、2者連続の三振を奪うなど3者凡退に抑えていた。毎年恒例の「オリ姫が選ぶバファローズの推しメン」を略した「オリメン投票2024」で2年連続1位に選ばれたイケメン右腕が、約1カ月ぶりに1軍に帰ってきた。

◆オリックスの平野佳寿投手(40)とマーウィン・ゴンザレス内野手(35)が22日、出場選手登録を抹消された。球団は平野の抹消理由について「右肘の張り」、ゴンザレスは「腰痛」と発表した。NPB通算250セーブに王手をかけている平野は、同じ「右肘の張り」を理由に3日に1度抹消され、17日から1軍に復帰していた。だが、復帰登板となった19日の楽天戦で2点リードの9回に登板して2点を失い、救援に失敗。その後登板機会はなかった。ゴンザレスはここまで20試合に出場し、打率1割4分5厘、1本塁打、2打点だった。代わって2軍再調整だった山崎颯一郎投手(25)と山足達也内野手(30)が1軍に昇格した。

◆日本ハム山崎福也投手(31)が試合前練習で6本の柵越えを放った。プロ通算打率2割7分3厘(22打数6安打)をマークしている、打撃も得意な左腕は「もう少し(柵越え本数は)行けたかなという感じです(笑い)。もうちょっと放り込みたかった感じはあったんですけど...あとは室内のほうで打って調整します」とニヤリとした。次週に迫った交流戦へ向けて、21日から一部投手陣が打撃練習を開始。山崎は前夜のオリックス戦に先発した関係で、この日から打撃練習を取り組み始めた。古巣から今季5勝目を挙げた試合では、右すねに打球が直撃するアクシデントもあったが、大事に至らず。「今日の朝、チェックして全然状態が良かった。これだったらいけるかなという感じで。『いいんですか?』みたいな」とチームからも打撃練習OKのお墨付きをもらって気分よく快音を連発した。グラウンド上でのフリー打撃は、昨季の交流戦前以来で約1年ぶりだった。それでも、日大三(東京)時代に準優勝した3年春のセンバツで計13安打を放ち、1大会における通算安打の最多タイ記録を樹立した山崎の打撃技術は健在。「バット(のヘッド)が出てこない感じはあったので、もう少し練習したい」と6発を放っても満足せず。さらなる調整をこなして、交流戦で目指す打率は「3割です。そこはやっぱり目指さないと」と目標を掲げた。

◆日本ハム田宮裕涼捕手(24)の今季1号本塁打に、お笑い芸人「ますだおかだ」岡田圭右(55)も脱帽した。相手のオリックスの大ファンということもあり、北海道放送(TBS系列)のテレビ中継にゲスト出演。4回に売り出し中の田宮が右翼へ1発を放つと、「よー飛ぶし、えー選手や。野球ファンがたまらんのは、(オリックス)森選手もそうですけど、打てるキャッチャーっていうところですから」と声を上げた。このアーチで、試合は日本ハムが2点リード。序盤から放送席でうなだれる岡田の姿が何度も映し出される展開となり、「こんなオヤジのアップいらんねん」と悔しがりながら突っ込んだ。さらに実況アナから「哀愁が漂ってますね」と振られると「哀愁ちゃうわ。加齢臭や」、「静かになりましたね」の問いには「集中してんねん」と返し、苦戦するオリックス打線に代わって試合を盛り上げていた。

◆3月に支配下登録された日本ハム先発の福島蓮投手(21)が、登板4戦目でのプロ初勝利目前に迫ったが、またもお預けとなった。1点リードの4回に女房役の田宮裕涼捕手(22)が、今季1号ソロを放つなど打線の援護を受け、自己最多92球、自己最長5回2/3、2安打無失点で降板。5回2死から登板した2番手の生田目も、オリックス中川を空振り三振に切って取り、プロ初ホールドを記録し、流れをつないだ。福島は「ボール先行になっても何とか粘ることができ、走者が出ても守備に助けられました。点を取ってくれた打線と後ろを抑えてくれた生田目さんに感謝したいです」とコメント。7回にも2点を追加し4点リードしたが、8回から4番手で登板した堀瑞輝投手(26)が無死満塁のピンチを招き、オリックス福田に満塁弾を献上。4-4の同点に追い付かれ、ベンチの福島は、ぼうぜんとしていた。

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◆オリックス福田周平外野手(31)が、値千金の同点に追いつく1号グランドスラムを放った。4点を追う8回、先頭の代打広岡、太田と連続の右前打で出塁。続く代打山足は一塁手マルティネスの失策で無死満塁のビックチャンスで迎えた打席だった。日本ハム堀の内角高め直球をコンパクトスイングで振り抜き、打球は右翼の柵を越えた。一塁ベースを回ると、右手人さし指を上に突き出し、右拳でガッツポーズを繰り出した。福田は球団を通じて「『外野手を越えろ』と思っていたのでビックリしました。なんとかスタンドまで届いてくれてよかったです!」とコメントした。3年ぶり通算5本目の1発は、プロ初の満塁本塁打。試合を振り出しに戻した。

◆日本ハムが今季4度目のサヨナラ勝ちをおさめた。延長10回、途中出場の先頭野村が中越え三塁打で出塁。続く田宮裕涼捕手(23)が左犠飛を放ち、試合を決めた。チームは2連勝で2カードぶりの勝ち越し。ホーム8連勝となった。殊勲の田宮は「ジェイ(野村)がでてくれたので、僕がかえすだけだなと思って打席に立っていました。打った瞬間、打球が上がってくれたので確信しました」と喜んだ。苦しい戦いを全員で乗り越えた。先発福島が自己最多92球、自己最長5回2/3、2安打無失点と好投。6回2死から登板した2番手の生田目も、オリックス中川を空振り三振に切って取り、プロ初ホールドを記録し、流れをつないだ。4点リードし快勝ムードも、直後の8回に4番手堀が無死満塁のピンチを招き満塁弾を浴び、追いつかれるという最悪の流れの中、ミレニアム世代2人がしぶとく1点を取り返した。新庄監督は日本ハムの人気商品「シャウエッセン」にかけて「ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど最後はおいしく終われる」と個性的な名前を付けていた。【永野高輔】

◆日本ハムの18年ドラフト同期高卒野手トリオが、今季4度目のサヨナラ勝利を呼び込んだ。延長10回の守備で同4位の万波中正外野手(24)がレーザービームで今季6個目の補殺をマーク。その裏に同2位の野村佑希内野手(23)が中越え三塁打を放ち、最後は同6位の田宮裕涼捕手(23)がサヨナラ犠飛を放った。チームは本拠地8連勝。2カードぶりの勝ち越しも決め、貯金も今季最多タイの「7」に戻した。田宮には、熱い気持ちが十分すぎるほど伝わっていた。延長10回無死三塁。「ジェイ(野村)が出てくれたので、僕が(三塁走者を)かえすだけだなと思って打席に立っていました」。きっちり捉えた打球は左翼への大きな飛球となり、自身初のサヨナラ打となる犠飛。4回の今季1号ソロに続いて、この日の2打点目で試合を決めると"ゆあスマイル"が輝いた。「ジェイもちょっと苦しんでいるのを見ているので。同期の同級生として僕もうれしかった」。心を揺さぶられたのは、同期が珍しく感情をあらわにした場面だった。野村は集中力マックスで延長10回の先頭打者として打席に入った。初球の変化球を捉えると、打球は中堅の福田の頭を越えた。一気に三塁まで到達した野村は両拳を握り、魂のシャウト。「いろいろあったので...いろいろあって...いろいろ爆発しました」。日々、積もり積もった感情が爆発。代走が出てベンチへ引き揚げると「ちょっと恥ずかしかった」とわれに返った。あとは「裕涼が決めるかな」と同期を信じて笑顔の輪に加わった。そして、「ああいうプレーで0に抑えてくれたので、ありがたかった」と、もう1人の同期に感謝した。延長10回表の守備でビッグプレーを見せた万波が、同期躍動の連鎖の起点となった。1死から俊足の山足が放った打球は右翼線に落ちた。ファウルゾーンのフェンスに当たり、難しいクッションボールとなったが、冷静に捕球すると二塁へレーザービーム。間一髪でアウトにし、ピンチの芽を断った。リーグトップの6個目の補殺がサヨナラ勝利への機運となり、ベンチ裏で次の打席に集中していた野村の気迫を引き出し、燃えた田宮がサヨナラ犠飛。最高のトライアングルが連動して、チームはエスコン8連勝となった。【木下大輔】

◆日本ハムが"ビッグシャウ打線"で今季4度目のサヨナラ勝ちをおさめた。延長10回、途中出場の先頭野村が中越え三塁打で出塁。続く田宮裕涼捕手(23)が左犠飛を放ち、試合を決めた。2連勝で2カードぶりの勝ち越し。ホーム8連勝となった。新庄剛志監督(52)は日本ハムの人気商品「シャウエッセン」にかけて「ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど最後はおいしく終われる」とユニークな名前を付けた。苦しい戦いを全員で乗り越えた。7回にリードを4点に広げ快勝ムードになった直後の8回、4番手堀が無死満塁のピンチを招き、満塁弾で、追いつかれ"パキッ"と折れた。だが、あきらめない。その裏1死二、三塁のチャンス。今度は水野が右飛を放つも、三塁走者の田宮が飛び出しタッチアップできず、再び"パキッ"と折れた。これは指揮官が「ギャンブルスタート。(バットに)当たる瞬間にはスタートを切って2、3歩行くんで。水野くんの当たりがちょっと強すぎて。あれ戻れないですね。あんないい当たりを打つんかーいって」と、自身の采配と説明した。「今後もビッグシャウ打線で。おいしい試合を見せますよ」。24年のハム打線は"パリッ"の後に、うま味たっぷりの"ジュワッ"が訪れる。【永野高輔】

◆3連覇中のオリックスが、5月中にも自力Vが消滅する非常事態に陥った。4点を追う8回に福田のプロ初の劇的満塁弾で同点に追いついたが、延長10回無死三塁で救援した5番手富山が田宮にサヨナラ犠飛を献上。借金が今季最多タイの6に膨らんだ。阪急時代も含めて逆転優勝した首位との最大ゲーム差は21年の11・5だったが、ついにデッドラインを越え、ソフトバンクとの差は12・5に拡大。最短29日にも自力で優勝できる可能性がなくなる。終盤の流れはオリックスにきていただけに、中嶋聡監督(55)も頭を抱えた。「これで越せないというのが乗り切れないところ。普通に勝ち切らないといけないゲームで、こっちが追いつかれたりとかもあるし、本当に何かかみ合ってない感じはありますよね」。投打ともに3連覇の勢いはない。投手陣では右の柱を期待された山下が先発3試合で0勝2敗、防御率6・43と振るわず、4月中旬から約1カ月間2軍調整。左の柱で開幕投手を務めた宮城は「左大胸筋の筋損傷」で今月10日に出場選手登録を抹消。救援陣も守護神平野佳が「右肘の張り」の再発でこの日離脱するなど、戦力が安定しない。攻撃陣も広島からFA加入した西川が打率2割9厘に低迷。昨季首位打者の頓宮も不振で、今月17日に2軍降格となった。移籍2年目の森も5月は3割超えと状態が上げてきたが3、4月は大苦戦。21年本塁打王の杉本も2軍調整中で、今月は8~15日の4試合連続1点しか取れないなど、得点力不足は深刻だ。メジャーに挑戦した山本と、日本ハムにFA移籍した山崎が昨季稼いだ"27勝分の穴"も大きい。この窮地で踏ん張れるか。王者意地が試される。【古財稜明】オリックスは最短29日に今季の自力優勝の可能性が消滅する。ソフトバンクが29日までの5試合に全勝すると仮定。その場合、オリックス戦残り18試合に全敗しても、他球団との79試合に全勝すれば、最終成績は113勝28敗2分けで勝率8割1厘。オリックスが29日までに1敗5分け、または6敗なら、その後の95試合に全勝しても勝率でソフトバンクを下回る。▽オリックス鈴木(中日から現役ドラフトで加入後初登板で、7回1死一、二塁から登板して無失点)「火消しの場面だったので、思った以上に力んだりはしましたけど、何とか抑えられてよかったです」

◆オリックス福田周平外野手が終盤で"天国と地獄"を味わった。4点を追う8回無死満塁から、日本ハム堀の内角直球を捉えて右越えに運び、「ビックリした」という3年ぶりの1発がプロ初のグランドスラムで一気に同点とした。だが延長10回の守備では、先頭野村の中堅フェンス手前に落ちる打球に背走しながら目測を誤って捕球できず。三塁打にされ、サヨナラ負けに直結した。「インパクトがしっかり見えなくて(打球処理を)迷った。取ってあげないといけなかった。申し訳ないです」と反省した。

◆日本ハムが今季4度目のサヨナラ勝ち。延長10回、途中出場の先頭野村佑希内野手(23)が中越え三塁打で出塁。続く田宮裕涼捕手(23)が初のサヨナラ打となる左犠飛を放って試合を決めた。苦しい戦いを全員で乗り越えた。先発福島蓮投手(21)が自己最多92球、自己最長5回2/3、2安打無失点と好投。6回2死から登板した2番手の生田目翼投手(29)も、オリックス中川を空振り三振に切って取り、プロ初ホールドを記録し、流れをつないだ。4点リードで快勝ムードも、8回に4番手堀瑞輝投手(26)がオリックス福田に同点満塁本塁打を浴びて試合は振り出しに。それでも延長10回には万波中正外野手(24)がレーザービームでピンチの芽を摘み、最後は野村、田宮で劇的フィナーレ。チームは2連勝で2カードぶりの勝ち越し。ホーム8連勝となった。試合後の新庄剛志監督(52)の主な一問一答は以下の通り。新庄監督 どうですか、ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど、最後はおいしく終われるっていう(笑い)。あーよかった。今シーズン、1本もホームラン打ってない福田君にまさかのホームランで...。でもね、裏の攻撃なんで、0対0で来てるつもりで、こういう風な勝ち方ができるっていう想像をさせてくれるチームにはなりましたね。で、田宮君のやつ(8回1死二、三塁で水野の右直で三塁走者の田宮がタッチアップできなかった場面)はギャンブルスタート(のサイン)って言って、(バットに)当たる瞬間にはもうスタートを切って2、3歩行くんで、水野君の当たりがちょっと強すぎて。あれ、戻れないですね。あんないい当たりを打つんかーいって。-12日ロッテ戦で三塁走者にゴロならストップというサインを送って裏目に出た場面とは逆の形になった新庄監督 そう、そこ。でも、あれは水野君の、あの当たりが悪い(笑い)。良すぎて悪い(笑い)。いい当たりでしたね。でもね、いい感じでみんなね、捉えてくれてるし。-延長10回は万波の守備からいいリズムに新庄監督 万波君も(外野守備が)うまくなりましたよね。で、もう1つ、2つレベルは上がりますよ。やっと俺の出番が出てくる(笑い)。余裕を持って、たぶんランナーの動きを目で確認しながら...ちょっと分からないですけど、本人に聞いてないから。走れ走れっていうような気持ちでやってたら、もう最高のプレーヤーに近づきますね。-先発福島は新庄監督 よかったです。次も行かせます。-8回に堀を起用新庄監督 (リードが)4点あったんで。(堀が最近試合で)投げてなかったんで。悪くなかったんで、球自体はね。なんで打たれるんだろうっていう感じでは見てるんですけど。やっぱりバッターからしたらタイミングが取りやすいフォームになってるんでしょうね。もう終わったことなんで。堀君の人生まだ長いし、切り替えて。-福島を6回2死で交代させた理由は球数で新庄監督 はい。次も、そうなるかな。投げさせたかったよ。けど、ちょっと彼の場合はさせられないっていうね。しっかり生田目君も抑えてくれたし。-マーフィーも良くなってきた新庄監督 うん。あそこ(2点リードの7回)今日はマーフィーか、あまり投げてない杉浦君でちょっと迷ったんですけど、マーフィーでいってもらいました。-延長10回の攻撃では、野村も意地を見せた新庄監督 ね。-野村が感情を出すのは、うれしい?新庄監督 うれしい。感情、出さないのよ。いや、もう相当ね、追い込まれてたと思うし。出場機会も減ってきてのあの一打。あれがなかったら勝ちもなかっただろうし、本人が一番、燃えてたんじゃないかな。ああやってガツンと1発で仕留めてくれる野村君が戻ってきてくれたら、またかなり層も厚くなってくるし。また、あんまり夜、寝れなくなる。いい悩みが増える(笑い)。-今後も「ビッグシャウ打線」で行く新庄監督 ビッグシャウ打線で。途中で折れるかもしれないけど...ポキッと(笑い)。でも、おいしい試合を見せますよ。

◆延長10回に7番手で登板した日本ハムの河野竜生投手が、1回無失点でサヨナラ勝ちにつなげ、今季初勝利を手にした。サヨナラ打の田宮と今季初のお立ち台に上がり「必ず決めてくれると信じていたので、ベンチでゆっくりみていました。(田宮が)まあ打ってくれるやろうな思っていた。ナイスバッティングだったと思います」。昨年9月16日ソフトバンク戦以来249日ぶりの勝ち星となった。

◆登板4戦目でのプロ初勝利が目前に迫った日本ハム福島蓮投手だが、またもお預けとなった。自己最多92球、同最長5回2/3を投げ2安打無失点も、4点リードの8回に堀が満塁弾を浴び、白星が消えた。「相手があるスポーツなので仕方ないです」。初めて初回を3者凡退に斬って取り「うまく入れました。(好捕の)松本剛さんのプレーで助けられましたし気持ちが入りました」と振り返った。

◆日本ハムがサヨナラ勝ち。4―4の延長十回に先頭の野村が中越えに三塁打し、続く田宮の左犠飛で勝負を決めた。7番手の河野が今季初勝利。オリックスは4点を追う八回に福田の満塁本塁打で追い付いたが、及ばなかった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
29102 0.744
(↑0.007)
-
(-)
102195
(+12)
90
(-)
31
(+2)
34
(-)
0.268
(↑0.002)
1.930
(↑0.05)
2
(-)
日本ハム
23162 0.590
(↑0.011)
6
(-)
102138
(+5)
125
(+4)
20
(+1)
38
(-)
0.240
(↑0.002
2.670
(-)
3
(-)
ロッテ
21183 0.538
(↑0.012)
8
(-)
101127
(+2)
135
(+1)
20
(-)
15
(+1)
0.242
(↓0.002)
2.920
(↑0.07)
4
(-)
ORIX
17232 0.425
(↓0.011)
12.5
(↓1)
101119
(+4)
128
(+5)
15
(+1)
17
(-)
0.238
(↓0.001)
2.630
(↓0.05)
5
(-)
楽天
17241 0.415
(↓0.01)
13
(↓1)
101135
(-)
186
(+12)
13
(-)
28
(-)
0.241
(↓0.002)
4.130
(↓0.2)
6
(-)
西武
13290 0.310
(↓0.007)
17.5
(↓1)
101101
(+1)
151
(+2)
21
(-)
23
(-)
0.210
(↓0.001)
3.220
(↑0.02)