広島(☆6対2★)阪神 =リーグ戦8回戦(2024.05.21)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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阪神
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広島
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勝利投手:床田 寛樹(5勝2敗0S)
敗戦投手:村上 頌樹(2勝4敗0S)

本塁打
【広島】末包 昇大(2号・3回裏3ラン)

  DAZN
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◆投打のかみ合った広島が4連勝。広島は初回、野間の適時打で先制する。その後は、2回裏に林の適時打で1点を加えると、3回には末包の3ランが飛び出し、序盤から試合を優位に進めた。投げては、先発・床田が8回途中2失点の好投で今季5勝目。敗れた阪神は、先発・村上が精彩を欠いた。

◆阪神村上頌樹投手(25)が、またも広島秋山に勢いをつけられた。0-0の初回、1番秋山に初球を捉えられた。ライナー性の打球は左中間を抜けていき、悠々二塁に到達するツーベース。その後に暴投で無死三塁とし、2番野間の右前打で先制点を許した。村上にとって今季4度目の広島戦。3試合連続で初回に先制点を許し、すべて1番秋山の長打から失点を招いている。

◆阪神岡田彰布監督(66)と広島新井貴浩監督(47)が、試合前のメンバー表交換で、笑顔で握手した。前日20日には、岡田監督が「巨人に3連勝するやり方、聞かなアカンわ。どないして3連勝できるかな。明日、聞くわ」と話していた。首位阪神と2広島のゲーム差は1・5。首位攻防戦となるゲームが始まる。

◆阪神村上頌樹投手(25)が先輩から手痛い1発を浴びた。2点ビハインドの3回1死一、三塁。東洋大時代の2学年上にあたる6番末包昇大を迎えた。カウント1-1からの3球目。129キロの変化球を強振され、高く上がった打球はそのまま中堅フェンスを越える3ランとなった。1軍初対戦となった2回の先頭でも左翼線への二塁打を浴びており、2打席連続での安打。大学時代は2人部屋の同部屋で「部屋長」としてお世話になった先輩。登板前から「勢いづいたら止められない人」と警戒していた相手だった。村上は今季最多タイの5失点目を喫した。

◆阪神村上頌樹投手(25)が5回9安打5失点で降板した。「ストレートも変化球も高くなったところを打たれてしまいました。3者凡退のイニングも無く、試合を作ることができませんでした。次回登板でしっかりとした形を出せるように練習していきます」初回に1番秋山、2番野間の連打でいきなり先制点を献上。2回にも失点し、3回無死一、三塁では東洋大の2学年先輩、広島末包に中堅への3ランを浴びた。5回80球を投げきったところで、6回に代打井上が送られた。村上の5失点は今季初登板となった4月2日DeNA戦(自責点1)以来。今季最多9安打を浴び、大量失点を喫した。

◆阪神村上頌樹投手(25)がスローカーブで敵地マツダスタジアムをどよめかせた。5回、前の打席で3ランを浴びている末包昇大外野手(27)に対し、初球に77キロで空振り。さらに5球目には遠目にも大きな山なりに見える74キロを投じた。○になったが、場内からは「おお~」と反応があった。これまでも70キロ台は計測していたが、スピードガン表示されない場合が多かった。74キロは自己「最遅」の可能性もある。

◆首位阪神が2位広島に敗れ、0・5ゲーム差に迫られた。22日も敗戦なら首位から陥落する。先発村上頌樹投手(25)が広島打線に捕まった。初回から3イニング連続で失点。東洋大の先輩でもある6番末包には3ランを含む2安打3打点と痛打をくらった。自己ワーストの9安打を浴び、同ワーストタイの5失点。試合前時点で1点台だった防御率が2・03まで上がった。自身3連敗で、今季の成績は2勝4敗となった。打線は今季早くも4度目の対戦となった広島床田を完全攻略することはできなかった。8回には無死満塁の好機で中野拓夢内野手(27)が左前適時打。さらに森下翔太外野手(23)が左犠飛で4点差。ただ、後続が続かず逆転にはいたらなかった。

◆首位阪神が2位広島に敗れ、0・5ゲーム差に迫られた。22日も敗戦なら首位から陥落する。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。-村上は「初球の入り方やな。なあ」-初回、2回と続けて初球を「そうやんか。ホームラン打たれたやん。初球。(以前の秋山と)おんなじことやん。なあ」-広島はいつも早打ち「いや、ずっとやん。分かってるやんか」-高さだったり本調子じゃなかった「そら調子悪かったんやろ。そういうことやん。これで調子良い言われたら困るよ。言うてるやん」-今までなかったのがすごい「だからお前、結局攻め方よりもカウントの入り方やん初球の。2回でもそうだし、それでもう自分の組み立ても何もでけへんようになってしまうから。この間もそうやったから、お前」-バッテリーももちろん対策はしていると思うが「いや、対策してないやろ。してないからそうなるんやんか、そんなもん。対策してたら初球ボールとかでちょっと様子見たりして入るやん、勝負球でいくとか。簡単にそないしてな、カウント球で、初球ぽーんっていったのが全部やられて、でもう、自分のリズムっていうか、それで投げられへんなってしまう」-ああいう展開になると「そらきついよ」-広島にやりたいことをやられた。「いや、こっちは自滅やろ、だってなぁ。やりたいことよりもお前、こっちのミスやんか、結局は」-初回にチャンス「そらお前、中軸が打たんから、そらもう、なあ。1本でも出とったらいいけどお前、点が入れへんわな、あのへんが打たんと」

◆あぁ昨季のMVP右腕が...。阪神先発の村上頌樹投手(25)が序盤5失点の不調で敗れ、きょう22日にも首位を陥落する危機に立たされた。決定打は2点ビハインドの3回。1死一、三塁から6番末包に中越え3ランを浴びた。東洋大時代の寮生活で同部屋となり、「部屋長」だった2学年先輩に痛打され0-5にされた。「甘かった。低めにしっかり投げ切ればよかった」と肩を落とした。プロ初対決は先輩に2安打3打点で完敗した。5回でプロワーストの9安打を浴び、同タイの5失点。1点台だった防御率も2・03にはね上がった。自身3連敗で2勝4敗と黒星が2つ先行。床田との今季4度目の投げ合いで2勝2敗とされ、2位広島に0・5ゲーム差まで迫られた。岡田彰布監督(66)も厳しい表情だ。「初球の入り方やな」。初回秋山、2回末包といずれも先頭打者に狙われたように初球を打たれ、それぞれ失点につながった。4月30日の対戦で秋山に先頭弾を浴びたのも初球だった。「自滅やろ」。坂本とのバッテリーについても「対策してないやろ? 対策してたら初球ボールとかで、様子見して入るやん」と指摘し、3回までに5失点の展開について「そらきついよ」と続けた。攻撃陣も4番大山、5番ノイジーが無安打。「中軸が打たんから。1本でも出とったらいいけどお前、点が入れへんわな、あのへんが打たんと」と表情は厳しいままだった。チームはあと2試合でセ・リーグ通算1万試合に最速で到達する。順調にいけば23日の敵地広島戦がメモリアルゲーム。首位陥落で迎えたくはない。【中野椋】

◆阪神ヨハン・ミエセス外野手(28)が「足」で魅了?7回無死一塁で代打で登場。初球を打って、三塁線への打球となったが、三塁手の小園海斗(23)が逆シングルではじいた。体重120キロほどの巨漢ミエセスは、一塁まで全力疾走。なんとかセーフをもぎ取り、敵味方のファンから大きな拍手をもらった。

◆広島床田寛樹投手(29)が8回途中2失点(自責1)でリーグトップタイの5勝目を手にした。序盤に大量援護をもらうと、7回までゼロ行進。8回は味方の失策も絡んで2点を失い、なお1死一、二塁で降板となった。「踏ん張れなかったので(失策した)小園には申し訳ない。ああいうところで踏ん張れるようになれば、野手からも信頼されると思う」と反省した。自身3連勝で、今季4度目となった村上との対戦も2勝2敗とした。

◆投打がかみ合った広島が、今季2度目の4連勝で首位阪神に0・5ゲーム差に迫った。打線が序盤3回までに天敵村上から5得点。1回は1、2番で先制し、2回は下位打線で加点。3回は前の打席、二塁打の末包が2戦連発となる2号3ランで突き放した。先発床田は8回に失点して途中降板となるも、リーグトップタイの5勝目を手にした。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-先発の床田投手は8回に不運もあったが新井監督 本当に今日も素晴らしいピッチングだったと思います。打ち取った当たりが内野安打になったり不運もあったんですけど、今日もしっかり投げてくれました。-阪神村上投手に対して新井監督 昨年のMVP投手ですし、そう簡単には点を取れない。対戦が多くなっていく中でいろんなものがデータとして出てきますが、攻撃陣はよく打って、点を取ってくれたと思います。打撃コーチも、スコアラーも、いいサポートをしてくれたと思います。-1回、先頭の秋山選手の二塁打が勢いづけた新井監督 先頭でよーいドンでしっかり捉えた当たりだったので、いい初回の攻撃だったと思います。-末包選手が昇格から好調続く新井監督 もちろん彼も試行錯誤しながらいろんなことをやっていると思うんですけど、何より昨年の経験が自信になっていると思います。バッターボックスでも落ち着いていますし、どっしりしています。試合前練習でも「今日も打ちます」と彼が言っていましたけど、本当に打ちましたね(笑い)。-岡田監督が戦前に「巨人を3タテする秘訣(ひけつ)を教えてほしい」と新井監督 メンバー交換のとき? それはもう、2人だけの秘密です。

◆広島末包昇大外野手(27)が2号3ランを含む2長打3打点で、東洋大で2学年下の阪神村上攻略に貢献した。2点リードの3回1死一、三塁。浮いたフォークを捉えた打球は中堅方向に伸び、バックスクリーンに吸い込まれた。「いい投手だなと思いますし、そういう投手から打てたのは自分にとっても自信になる」。2戦連発でリードを5点に広げ、流れを完全に引き寄せた。天敵を打ち崩した。昨季から6戦2勝4敗、今季は3試合で1勝2敗ながら、防御率0・39に抑え込まれていた。だが、東洋大4年時に寮で同部屋だった末包は対戦を切望していた。同じ部屋で過ごした6年前は期待の2年生投手とレギュラー外の4年生。昨季も1軍に定着したばかりの末包に対し、村上はMVP受賞投手。「ずっとあいつがすごいのは変わらない」。プロ入りから3年越しでの対戦だった。初対戦の2回は左翼への二塁打、5回は四球を選んだ。1軍に復帰した8日以降、全9試合に先発して打率4割、2本塁打、長打率6割6分7厘。その間チームも7勝2敗と打線を引っ張る。チームは4連勝で首位阪神に0・5差。22日も勝って今季初の5連勝なら、一気に首位浮上だ。【前原淳】▽広島野間(先制打含む2安打2打点に)「2本目に関してはいいスイングができた。他の打席もそこまで悪い感じではなかったので、今後につながれば」▽広島島内(4点差に縮まった8回1死一、二塁で登板して火消し。リーグトップの22試合登板)「変に間が空くよりも、どんどん投げて行った方が自分の中でも感覚を忘れない」

◆阪神中野拓夢が意地の一打を放った。0-6で迎えた8回無死満塁。カウント1-2から、床田の133キロ変化球を捉えた。遊撃手の頭をライナーで越える左前適時打。抑え込まれてきた先発左腕から、初得点をもたらした。続く3番森下も左犠飛でつなぎ、この回2得点。「明日に向けてという意味で、粘り強く簡単に終わらないイメージを与えられたと思う」と前を向いた。

◆阪神近本光司外野手(29)が御礼のマルチ安打だ。日本野球機構(NPB)は21日、マイナビオールスターゲーム2024(7月23日=エスコンフィールド、同24日=神宮)のファン投票中間発表を開始。昨年両リーグ最多76万超の票を得た近本は、今年もセ最多の2万4696票を集めて根強い人気を示した。先発の村上頌樹投手(25)が5回5失点と崩れた完敗試合で意地の2安打3出塁。セ最速で節目の1万試合を迎える23日も首位でいるために、今日も快音を連発する。ただで転ぶわけにいかない。阪神が広島に一矢を報いた。今季4度目の対戦だった床田に対して、2回を除いて7回まで毎回走者を送りながら、要所を締められていた。8回、敵失もからんで無死一、二塁。この試合最大のチャンスで、近本も期するものがあった。「ノーアウトで6点差だったので、つなぐというのもそうだけど、とにかくヒットを打つことが一番大事かなと思っていた」1ボールからの2球目をたたいて右前に運んだ。無死満塁とチャンスを広げ、中野の左前打でまず1点。森下も左犠飛で続いて2点をかえした。初回先頭で四球。3回は1死から左前打で出たが、打線はつながらなかった。4月30日の対戦では打ち崩した床田はやはり難敵だ。「(対策を)どうしようかなとずっと考えていた。今日はたまたまヒットにはなったけど、次の対戦でそれがまた合うかと言ったらそうではない。そういうところが床田はうまい。僕も変えないといけないし、逆に変えない方がいいときもある」長いペナントレース。床田らライバルたちとの腹の探り合いは激しくなる。だが近本らが終盤に示した反撃は、次回への布石も含めて光になるはずだ。御礼の2安打3出塁だった。この日球宴のファン投票中間発表が始まり、近本はリーグ最多の2万4696票を獲得。昨年は最終的に両リーグ最多の76万9587票を集めたが、右肋骨(ろっこつ)の骨折で、無念の辞退を余儀なくされた。「去年出られていなかったので、今年出られるならしっかり楽しんでいけたらいいなと思います」19年、21年、22年も選出(20年は中止)。新人だった19年の第2戦では甲子園で先頭打者弾、サイクル安打を達成し、MVPに輝いた。各球団の主力が一堂に会する夢の祭典は、貪欲に自分を高められる場所でもある。日本一軍団への注目度は今年も高い。広島とは0・5ゲーム差に詰め寄られた。簡単に首位の座を譲るわけにいかない。阪神のセ・リーグ1万試合 予定通りに日程を消化すれば23日の広島戦(マツダスタジアム)で到達する。セ最速で、他の5球団も今季の交流戦中に到達予定。パ・リーグでは今季、西武、ロッテ、ソフトバンクが到達し、ソフトバンクだけが白星で花を添えている。阪神坂本(広島打線の村上対策について)「毎回いろいろなことをしてくるので、いろいろ話して入っていますけど。これが野球。次に勝てるよう頑張ります」阪神森下(5点を追う8回無死満塁で左犠飛)「点差もあったのでヒットでつなぎたかった。明日ああいう場面があったら、しっかり打っていきたい」阪神渡辺(5回に中前打。1軍昇格後、出場5試合連続安打)「(ヒットが)出ると出ないでは、次の日も変わってくる。1日1本を目標にしてやっていけたら」

◆阪神富田蓮が好フィールディング直後の適時打を悔やんだ。5点ビハインドの6回に登板。林の内野安打で1死二塁を招くも、1番秋山のピッチャー返しのゴロを好捕。飛び出した二塁走者を挟殺でアウトにした。しかし直後の野間に右中間への三塁打を浴びて失点。「あのフィールディングがあった中で次を抑えていれば、もっと流れはきたと思う。もっとこだわっていけたら」と次戦に生かす。

◆広島末包昇大が2号3ランを含む2長打3打点で、東洋大の2学年下の阪神村上攻略に貢献した。2点リードの3回。やや浮いたフォークを捉えた打球は中堅方向に伸び、そのままバックスクリーンに吸い込まれた。「いい投手だなと思いますし、そういう投手から打てたのは自分にとっても自信になる」。2戦連発でリードを5点に広げ、流れを完全に引き寄せた。広島打線にとって、顔も見たくないほどの天敵だった。昨季から6戦2勝4敗、防御率1・42。今季は3試合で防御率0・39に抑え込まれていた。だが、東洋大4年時に寮で同部屋だった末包は対戦を切望していた。「僕は右投手と対戦できなかったので、昨年も甲子園とかで会っても"今日は出ないんですか?"と言われていた」。同じ部屋で過ごした6年前は期待の2年生投手とレギュラー外の4年生。昨季も1軍に定着したばかりの末包に対し、村上はMVP受賞投手だった。「ずっとあいつがすごいのは変わらない」。プロ入りから3年越しでの対戦となった。初対戦の2回は左翼への二塁打で追加点の起点となり、5回2死からは70キロ台の超遅球にも惑わされずに四球を選んだ。1軍に復帰した8日以降、全9試合に先発して打率4割、2本塁打、長打率6割6分7厘。チームも7勝2敗と打線を引っ張る。新井監督も「昨年の経験が自信になっていると思います。バッターボックスでも落ち着いていますし、どっしりしている」と成長を認める。チームは4連勝で首位阪神に0・5ゲーム差。今季初の5連勝で一気に今季初の首位浮上を狙う。【前原淳】

◆阪神代打ミエセスが「足」で沸かせた。阪神6点ビハインドの8回無死一塁で登場。床田の初球を打った三塁線への打球を、小園が逆シングルではじいた。体重約120キロの巨漢は一塁まで全力疾走。何とかセーフをもぎ取り、敵味方のファンから大きな拍手をもらった。「試合なので何が起こるか分からない。最後まで全力でと思っていたよ」。その後、森下の左犠飛で激走して生還、ネバーギブアップを体現した。

◆阪神の先発は村上頌樹投手(25)。ここまで防御率はリーグ2位の1・30を記録する。対する広島の先発は今季4度目のマッチアップとなる床田。防御率1・28でリーグトップの左腕に投げ勝ち、白星をもたらしたい。2連勝中で首位を走る虎は、2位・広島と1・5ゲーム差での直接対決3連戦。初戦に勝利し、今季最多を更新する貯金7を狙う。

◆阪神・岡田彰布監督(66)が有言実行?で広島・新井貴浩監督(47)に話しかけるシーンがあった。試合に先立ち、両監督がメンバー表を交換。その際、岡田監督から新井監督になにやら話しかけ、互いに笑顔で別れた。岡田監督は教え子の新井監督に対して20日、「巨人に3連勝するやり方、聞かなアカンわ。どないして3連勝できるかな。明日、聞くわ」と話していた。

◆先発した阪神・村上頌樹投手(25)が立ち上がりに失点を喫した。先頭の秋山に初球の147キロを痛打され、左中間への二塁打で出塁を許す。さらに続く野間への2球目の暴投で無死三塁。その後、野間を追い込んだものの、カウント1-2から変化球に合わせられ、右前適時打で先制を許した。立ち上がりを攻め込まれてわずか5球での失点。村上の広島戦での一回の失点は、4月30日(マツダ)、5月7日(甲子園)に続いて3戦連続となった。

◆立ち上がりに先制を許した阪神・村上頌樹投手(25)が、二回にも1点を献上した。0-1の二回。東洋大時代は同部屋でもあった末包に初球のカーブを狙われ、左翼線への二塁打を浴びる。続く矢野のバントは一塁前に転がるも、一瞬村上と大山が譲り合うように一歩目が遅れて内野安打に。無死一、三塁となって8番・林。3球目の直球でバットをへし折ったものの打球は一、二塁間を抜ける適時打となった。なおも無死一、三塁のピンチだったが、床田を三邪飛、秋山を一ゴロ、野間は左飛に抑え、一回に続き最少失点で切り抜けた。

◆阪神・近本光司外野手(29)が0-2の三回にこの日チーム初安打を放った。1死から床田のカットボールを捉えて左前へ運び、自身2試合連続安打。しかし、2死後に二盗を試みたが、捕手・坂倉の好送球でアウト。今季3度目の盗塁失敗となった。

◆阪神・村上頌樹投手(25)が三回に3点を失った。一回、二回に1点ずつ失って迎えた三回。1死から小園、坂倉の連打で1死一、三塁とまたも得点圏のピンチを背負う。そして打席には第1打席でも二塁打を浴びている東洋大時代の2学年上の先輩・末包。カウント1-1からの3球目の変化球を強振されると、高々と上がった白球がバックスクリーンにはずんだ。3ランとなり、これでなんと5失点。今季初となる3イニング連続失点で、5失点は2021年8月28日の広島戦(マツダ)以来となる自己ワーストタイ。試合前は1・30だった今季の防御率が2点台に。広島の先発・床田はセ・リーグ防御率トップの好投手なだけに、重たすぎる追加点が刻まれた。

◆先発した阪神・村上頌樹投手(25)が自己ワーストタイの5失点を喫して降板した。一回、先頭の秋山に二塁打を浴び、暴投の後、野間の右前適時打で先制を許す。二回にも連打で招いたピンチから林の適時打で追加点を与えると、三回には末包に3ランを浴び、2021年8月28日の広島戦(マツダ)以来となる自己ワーストタイの5失点。さらに四回1死から秋山にこの日9本目の安打を許す。村上の試合前までの自己ワースト被安打は、前回登板14日の中日戦(豊橋)での8安打だったが、2試合連続でワーストを更新してしまった。四回、五回は無失点に抑えたものの、5回を80球で9安打5失点。六回の打席で代打が送られて降板し、「ストレートも変化球も高くなったところを打たれてしまいました。三者凡退のイニングもなく試合を作ることができませんでした。次回登板でしっかりとした形を出せるように練習していきます」とコメントした。

◆阪神・富田蓮投手(22)が今季初失点を喫した。0-5の六回に2番手で登板。先頭の林に遊撃内野安打を許し、床田には犠打を決められて1死二塁のピンチを招く。秋山は好フィールディングで投ゴロに仕留め、二走・林をアウトにして2死一塁。しかし、野間に右中間を破る適時三塁打を許した。4日に今季初昇格。2試合に登板して無失点だったが、今季初失点を喫し、相手の勢いを止められなかった。続く七回は三者凡退に抑えた。

◆阪神が中野拓夢内野手(27)の適時打と森下翔太外野手(23)の犠飛で2点を返した。0-6の八回、ここまで3安打に抑えられていた床田を攻め立てる。先頭の木浪が三塁への内野安打で出塁すると、代打・ミエセスの三塁線への打球を小園が失策。近本も右前打で続き、無死満塁のチャンスを作る。2番・中野は追い込まれながらも変化球に食らいつき、左前に弾む適時打を放った。無死満塁は続き、森下は左翼へフライを打ち上げる。三塁走者のミエセスが巨体を揺らしてホームに滑り込み、この回2点目。森下の打点は3日の巨人戦(東京ドーム)の九回に挙げて以来14試合ぶり(出場12試合ぶり)だった。この後も1死一、二塁とチャンスは続いたが、広島は投手を島内にスイッチ。大山が中飛、ノイジーが二ゴロに打ち取られ、反撃は2点にとどまった。

◆首位攻防戦を前に朗報が舞い込んだ。20日に同じ広島に本拠地を置くバスケットボールのBリーグ、広島ドラゴンフライズがプレーオフで初の決勝進出。広島・新井監督は声を弾ませた。「おめでとうございます。うちの選手もドラゴンフライズの試合に行っているし、個人的に(選手同士で)仲が良かったりもする。同じ広島にあるプロスポーツが盛り上がっていいこと」指揮官は2022、23年と2年連続でドラゴンフライズの主催試合で始球式を行った。日本屈指の3Pシューターで、今季限りでの現役引退を表明している〝ミスター・ドラゴンフライズ〟朝山正悟(42)について問われると「人間性が素晴らしい。彼のためにと思って、みんな頑張っているんじゃないですか」と祝福した。カープも負けじと躍動した。一回に先頭の秋山が左中間への二塁打で出ると、暴投で三進。野間が先発・村上から右前打を放って幸先良く先制した。二回は林が無死一、三塁で右前適時打で2点目。三回には末包が2戦連発となる2号3ランをバックスクリーンへたたき込み、リードを5点に広げた。チームは17―19日は巨人3連戦(マツダ)で今季初の同一カード3連勝を飾った。勢いに乗る鯉が昨季のセMVPに輝いた村上を攻略した。

◆阪神は序盤の失点が響いて広島に敗れた。先発した村上頌樹投手(25)が打ち込まれる。一回に先頭から二塁打を許し、暴投後に適時打を浴びて先制点を献上すると、二回にも適時打で失点。三回には末包にバックスクリーンへの3ランを浴び、自己ワーストに並ぶ5失点。自己ワーストを更新する9安打を浴び、プロ初の3連敗となった。打線は八回に無死満塁の好機をつくって中野拓夢内野手(27)の適時打と森下翔太外野手(23)の犠飛で2点を返すのがやっと。反撃も及ばず連勝は2でストップし、2位・広島との差は0・5ゲームとなった。

◆広島が4連勝。床田が八回途中2失点で、リーグトップに並ぶ5勝目を挙げた。打線は一回に野間の適時打で先制。二回に林が適時打、三回には末包が2号3ランを放つなど着実に加点した。阪神は村上が5回5失点で4敗目。

◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(76)は自己ワーストタイの5失点で降板した阪神・村上頌樹投手(25)に言及した。昨年、村上にあれだけ抑え込まれたら、ライバル球団は投球パターンを徹底的に研究してくる。そこへ、同じような攻め方をすれば当然、打たれる。プロはそれほど甘くない。一回、二塁打を放った秋山への初球の入り方が勝敗を分けた。真っすぐで入ってもいいが、もっとコースを狙うべき。制球がいいから、積極的な打者に、甘く入って痛打された。これは、バッテリーが反省してもらいたい。秋山ほどの打者は見逃してくれない。村上が圧倒的な球威で押す投手なら、真っすぐ中心で攻めるのもわかるが、そういうタイプではない。相手が研究しているのだから、今度はかわす配球はあってもいい。さらに気になるのは、ボールにすべき球が、ストライクゾーンに入ってしまう点。末包に浴びた3ランが象徴的で、フォークがど真ん中に。昨年の村上は、ボールになるフォークが、腕が振れているから空振りが奪えた。フォークが真ん中に入ると単なる半速球。今季は、この失投も多い。入り方に細心の注意を払い、ボールにする時ははっきり外す。この徹底の必要があるだろう。

◆八回を任された阪神・岡留英貴投手(24)は1回無失点に封じた。1死からストレートの四球を出したが代打・松山、秋山を外野フライに抑える無安打で封じた。「四球は無駄だったので、そこだけしっかりと改善できるようにしたい」。11日のDeNA戦(横浜)での被弾を最後に2試合連続無失点で、「もう切り替えている。全然大丈夫です」と力強く前を向いた。

◆六回から2番手として登板した阪神・富田蓮投手(22)は2回1失点。今季3登板目で初失点を喫した。六回1死二塁と得点圏に走者を背負うも、強いゴロに反応して走者をアウトにし、2死一塁に。しかし直後の野間に甘く入った直球を右中間に運ばれ、適時三塁打で6点目を許した。「次のバッターをしっかり抑えていけば、もっと流れはきたと思う。そこの1球はもっとこだわっていけたら」とリベンジを誓った。

◆阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が激走で2点目をもぎ取った。6点を追う八回無死一塁で代打出場すると、三塁線へのゴロを放つ。これを広島の三塁・小園がファンブルして出塁(記録は失策)。近本、中野の連打で三塁まで進み、森下の左飛で巨体を揺らしてホームに滑り込んで今季初得点だ。「最後まで全力で、と思っていた。結果は自分でコントロールできないけど、全力でやることはコントロールできるので続けていきたい」と胸を張った。

◆「6番・三塁」で3試合連続でスタメン出場した阪神・渡辺諒内野手(29)が、0-5の五回先頭で中前打を放った。1軍昇格後は出場5試合連続安打となり「やっぱり(安打が)出ると出ないでは次の日も変わってくる。なんとか一日1本を目標にしてやっていければ」と力を込めた。佐藤輝と入れ替わって15日に昇格し、打率・357(14打数5安打)。今後も攻守でアピールする。

◆阪神・中野拓夢内野手(27)が0-6の八回無死満塁で、無失点投球を続けていた床田から左前適時打を放った。「ズルズルとゼロで終わるよりは、明日に向けて簡単には終わらないというイメージを与えられたと思う」。この一打で今季満塁では打率5割(4打数2安打)。「あした(22日)は勝てるように(チーム)一丸となっていきます」と気持ちを切り替えていた。

◆阪神・村上頌樹投手(25)は自己ワーストを更新する9安打を浴び5回5失点。初の登板3連敗を喫した。「直球も変化球も高くなったところを打たれてしまった」。二回にも1点を失い三回には東洋大の2学年先輩・末包に致命的な3ランを浴びた。先制点の献上は登板6試合連続で、広島戦では直近3試合で一回に失点。立ち上がりでの失点には「毎回取られているのは自分の反省点」と猛省した。

◆広島・床田は7回?を6安打2失点の力投。才木(阪神)に並ぶリーグトップの5勝目を挙げたが、お立ち台では「微妙な気持ちです。最後は踏ん張り切れなかった。踏ん張り切れるようにしたい」と途中降板を悔やんだ。防御率1・27はリーグ1位をキープ。昨季MVPの村上と今季4度目となった投げ合いを制し、2勝2敗の五分に戻した。

◆よーいドン! でガツンと打ち返された。主導権を握るどころか、1球目から〝自滅〟して苦しい投球が続き、勝負どころでも踏ん張りきれない。阪神・岡田彰布監督(66)が大敗を招いた村上-坂本のバッテリーをバッサリだ。「いや、対策してないやろ。してないからそうなるんやんか、そんなもん。対策してたら、初球ボールとかでちょっと様子見たりして入るやん、勝負球でいくとか」0-0の一回先頭で村上が秋山の外角へ投じた初球147キロを捉えられ、左中間への二塁打でピンチを背負うと、続く野間の2球目が暴投となり走者が三進。1死三塁から4球目のフォークを右前適時打にされ、先制を許した。指揮官は「ホームラン打たれたやん。初球。(4月30日に秋山に浴びた先頭打者アーチと)おんなじことやん。なあ」と〝傾向と対策〟の不十分さにいらだちを隠さなかった。一回2死一、二塁でノイジーが一飛に倒れて先制機を逸した直後だっただけに、新井カープを余計に勢いづかせてしまった。「結局、攻め方よりもカウントの入り方やん、初球の。二回でもそうだし、それでもう自分の組み立ても何もでけへんようになってしまうから」同じ〝ミス〟を繰り返すバッテリーに指揮官の苦言が止まらない。0-1の二回先頭でも末包に初球のスローカーブを左翼線への二塁打にされ、追加点へとつなげられてしまった。床田相手に、序盤の失点が最後まで重くのしかかった。「(広島打線の早打ちは)いや、ずっとやん。分かってるやんか。簡単にそないしてな、カウント球で初球ポーンっていったのが全部やられて。でもう、自分のリズムっていうか、それで投げられへんなってしまう」右腕の小気味いいテンポと抜群の制球力で打者をポンポンと追い込む本来の姿はみられず。村上-坂本としても対策はしていたはずだが、この結果では何を言われても仕方がない。岡田監督の厳しい指摘を、成長するための糧にするしかない。(新里公章)

◆18日ぶりに、数字が一つカウントされた。阪神・森下翔太外野手(23)が反撃の犠飛を放ち、打点は「18」に。久しぶりに自らのバットで得点をもたらしたが、反省が口をついた。「あそこは点差もあったので、ヒットでつなぎたかった。あした(22日)またああいう場面があったら、しっかり打っていきたい」大量6点ビハインドを追いかける八回。木浪が内野安打で出塁すると、代打・ミエセスの打球が失策を誘う。さらに近本、中野の連打で1点を返し、なおも無死満塁の好機で打席に立った。苦戦を強いられていた床田の6球目を左翼へ打ち上げる。三走・ミエセスの激走もあり、2点目を挙げた。森下の打点は3日の巨人戦(東京ドーム)以来出場12試合、45打席ぶりだった。この1点で床田を降板させる形にはなったが、代わった島内に大山、ノイジーが封じられて追い上げもここまで。一回2死一、二塁の好機でもノイジーが一飛に終わっており、岡田監督も「そらお前、中軸が打たんから。1本でも出とったらいいけどお前、点が入れへんわな。あのへんが打たんと」と嘆いた。だからこそ、背番号1が引っ張っていかなければならない。三回の第2打席には先頭で左前打を放ち、3試合連続安打。これが今季マツダスタジアムで14打席目での初安打だった。昨季は打率・328とセ本拠地で最高の成績を残した得意の地での一本と、久しぶりの打点で上昇気流に乗っていけるはずだ。「選球眼的には全然悪くないですけど、もっとスイングを見直す部分がある。今日の動画だったりを見たりしながら、明日なるべく良い形で行けるようにしたいです」次こそは持ち前の勝負強い一打で、勝利を呼び込んでみせる。(中屋友那)

◆ファンに捧げるマルチ安打!! 阪神は2位広島との首位攻防1戦目に敗れ、0・5ゲーム差に迫られた。完敗の中でも近本光司外野手(29)は2安打と奮闘。この日明らかになった「マイナビオールスターゲーム2024」(第1戦=7月23日・エスコンフィールド北海道、第2戦=同24日・神宮)のファン投票の第1回中間発表で堂々セ・リーグ最多得票を集めた男が、虎とファンのために打ち続ける!清き一票を投じてくれた阪神ファン、そして野球ファンのため、快音を止めるわけにはいかない。完敗の中で光ったリードオフマンの意地-。難敵・床田に屈することなく立ち向かい、近本は静かにうなずいた。「無死で6点差だったので、つなぐというのもそうですけど、とにかくヒットを打つことが一番大事かなと思っていた。アウトになるよりもヒットという感じです」0-6の八回無死一、二塁で迎えた第4打席。床田の141キロカットボールを引っ張った。右前打で満塁の好機拡大。三回の第2打席は左前にはじき返し、チーム唯一のマルチ安打と気を吐いた。この日明らかになった「マイナビオールスターゲーム2024」ファン投票の第1回中間発表。外野手部門のトップにはセ界に誇る虎のリードオフマンがいた。2万4696票は現時点でのセ・リーグ最多得票数。昨年は史上最多得票数の76万9587票をかき集め、まさに満場一致で球宴出場を決めるも、直前に右肋骨(ろっこつ)を骨折し、無念の出場辞退。2年分の思いをファンが後押ししてくれた。過去3度の球宴で通算打率・733(15打数11安打)、1本塁打、3打点、2盗塁。2019年第2戦(甲子園)ではサイクル安打も達成した。そんな〝お祭り男〟は昨年も、オールスター出場の意義について「刺激ですね。その刺激を入れることで、自分の持っているところともう一個、幅が広がる感覚がすごくある」と語っていた。

◆鯉が虎の尻尾を吸い込んだ。広島が今季最長タイの4連勝で首位阪神に0・5ゲーム差まで大接近。東洋大の後輩の村上から2戦連発となる2号3ランを放った末包が、お立ち台で誇らしげな表情を浮かべた。「昨シーズンは(セ・リーグで)MVPを取っている素晴らしい投手から打てて良かった」昨年のクライマックスシリーズを含めプロ3年目で初対戦。1─0の二回先頭で左翼線二塁打を放つと、2―0の三回1死一、三塁ではフォークをバックスクリーンへ。五回2死では四球を選び、3打席の対戦で2長打、3出塁と完勝した。村上は東洋大時代の2学年下のかわいい後輩。自身が寮の「部屋長」だった4年時には同じ303号室でよく励まし合った。「本当にまじめで優しい子。みんから好かれる」。プロで対戦できる喜びをバットに乗せた。チームは4連勝で貯金は今季最多の4とした。「あしたもいい日になるようにしっかり準備したい」と新井監督。22日も勝てば、昨年7月27日以来の首位に立つ。(柏村翔)

◆またしても村上vs床田だった。開幕2カ月弱で早くも4度目の投げ合い。トラ番サブキャップ・原田遼太郎が投手戦を予告してきた。「両投手ともにテンポが抜群にいいですから。2人の投げ合いが大好きです」野球好きは、同じ投手同士の投げ合いを「またか」なんて思わない。2009年。当時の阪神エース・能見と巨人エース・内海が、わずか1カ月半の間に4度投げ合ったことがあった。テンポのいい両左腕の投げ合いを、当時のトラ番も喜んだもの。何より試合が早い。しかも、あの時の4試合は、すべて能見が宿敵・巨人に投げ勝つ、痛快な日々だった。ところが昨夜、屈指の安定感を誇る村上がまさかの大乱調。野球はホント、分からない。昼間の広島地方は「ことし一番の特別な暑さ」だったという。広島育ちの原田が言うのだから、間違いないのだろう。日差しの強さが、夏到来を告げていた。季節を感じさせてくれたのは、スタートしたオールスターファン投票の中間発表も。ファンが一喜一憂する風物詩が紙面をにぎわす日々が始まった。あなたの〝推し〟は何位にいますか?NPBの発表とほぼ同時刻に速報を送ってきたのも原田。相変わらず仕事が早い。「阪神で1位は才木、岩崎、近本の3人。ほぼ予想していた通りでしたね。ことしは、去年ほどぶっちぎって勝ちまくっていませんし、数字的にも飛びぬけた成績の選手も少ないですから、こんなもんでしょう。この先、村上が快投を重ねたり、野手で一気に打ちまくる選手が出てきたら、また順位も変動するでしょうが」

◆村上様が打ち込まれ...。猛虎打線も相変わらずの貧打で2点。2位広島に0・5ゲーム差に迫られる脱力試合...。でも、こーいうときにどう考えるのか? それがこの先の阪神(ある意味、あなたの人生)に大切なことだと、俺は思うんですよ!村上は本日の試合前まで勝ち星はやや期待外れの2勝。でもそれは打線の援護がないからで...。その証拠に、防御率は本日カープの先発床田についで2位の1・30。よって全ては打線のせいやー!!いやいや、数字的にはそーかもしれないけど、真の虎党の眼はごまかせへんでェ...。今季の村上はとにかくボールが高い! やられるべくして、やられとるんやー!いやいや、昨年村上に助けられたんやから、そーいうときこそ、打線が力を貸したらんかい!と夜通し考え、睡眠不足派となるか?はたまた、なーに『弘法も筆の誤り』で、村上様だってそんなこともあるさー!! てか、4点差なんて、ソフトバンクに21-0で負けた楽天ファンより天国や!! とあっけらかんと割り切るのか?どっちが正解? ちなみに俺は完璧に前者だけに疲れるわ~!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
22174 0.564
(↓0.015)
-
(-)
100141
(+2)
123
(+6)
22
(-)
14
(-)
0.227
(↓0.001)
2.330
(↓0.09)
2
(-)
広島
19154 0.559
(↑0.014)
0.5
(↓1)
105110
(+6)
92
(+2)
16
(+1)
14
(-)
0.235
(↑0.003
2.310
(↑0.04)
3
(-)
巨人
21194 0.525
(-)
1.5
(↑0.5)
99108
(+1)
110
(+1)
19
(-)
23
(+1)
0.229
(↓0.001)
2.330
(↑0.05)
4
(-)
DeNA
19211 0.475
(↑0.013)
3.5
(↑1)
102131
(+7)
148
(-)
18
(+2)
26
(-)
0.242
(↑0.002)
3.220
(↑0.09)
5
(-)
中日
17215 0.447
(-)
4.5
(↑0.5)
100114
(+1)
141
(+1)
19
(+1)
9
(+1)
0.240
(↓0.003)
3.010
(↑0.07)
6
(1↓)
ヤクルト
17222 0.436
(↓0.011)
5
(-)
102152
(-)
142
(+7)
29
(-)
17
(+2)
0.241
(↓0.003)
3.280
(↓0.1)