ソフトバンク(☆2対1★)西武 =リーグ戦12回戦(2024.05.19)・みずほPayPayドーム福岡=
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西武
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ソフトバンク
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勝利投手:ヘルナンデス(2勝0敗0S)
敗戦投手:アブレイユ(1勝3敗8S)
  DAZN
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◆ソフトバンクが4連勝。ソフトバンクは1点を追う9回裏、1死二塁から柳田の適時打が飛び出し、試合を振り出しに戻す。なおも続く好機で近藤が適時二塁打を放ち、サヨナラ勝利を収めた。投げては、2番手・ヘルナンデスが今季2勝目。敗れた西武は、痛い逆転負けで5連敗を喫した。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)が死球を受け、途中交代した。9回に柳田の同点打で追いつき、なお1死二塁で迎えた第4打席。西武アブレイユの2球目、157キロが左手の甲付近に直撃した。山川は表情を曇らせ、左手を動かしながらベンチに下がった。代走には川瀬が送られた。その後は近藤の右越え二塁打でチームはサヨナラ勝ち。試合後、小久保裕紀監督(52)は「ちょっと山川の手が心配。場所が場所だけに。まだ何も聞いてないので。骨のところ。今はとりあえず、何もないことを祈ってます」と話した。詳細な情報はまだ明かされていない。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)が死球を受け、途中交代した。9回に柳田の同点打で追いつき、なお1死二塁で迎えた第4打席。西武アブレイユの2球目、157キロが左手の甲付近に直撃した。山川は表情を曇らせ、左手を動かしながらベンチに下がった。代走には川瀬が送られた。その後は近藤の右越え二塁打でチームはサヨナラ勝ち。試合後、小久保裕紀監督(52)は「ちょっと山川の手が心配。場所が場所だけに。まだ何も聞いてないので。骨のところ。今はとりあえず、何もないことを祈ってます」と話した。山川は午後6時前に帰路につき「大丈夫だと思いますけどね。腫れていますけど。明日は練習なのでしっかり確認したい」と明かした。左手甲は腫れて皮も剥けていたが、大事に至っていないことを祈るばかりだ。

◆西武にまたしても福岡で悪夢が。ドラフト1位左腕の武内夏暉投手(22)は、8回まで3安打無失点の快投をみせ、プロ初完封勝利をかけて9回のマウンドに上がった。先頭の1番周東に右前打を許したところで左足がつりベンチへ。代わって守護神のアルバート・アブレイユ投手(28)が登板。1死二塁から3番柳田に右前に同点適時打を許すと、1死一、二塁となり、5番近藤にライトの頭を超えていくサヨナラの適時二塁打を打たれ、痛恨のサヨナラ負けを喫した。4月27日からの同3連戦では3戦連続でサヨナラ負け。このカードもソフトバンクに3連敗で、今季敵地福岡で6連敗。ルーキーの好投で勝利をつかみかけていたが、まさかの黒星。今季2度目の5連敗で、借金はワーストを更新する「14」。松井稼頭央監督(48)「なんとか1-0で勝ち切れればよかったんですけど」。21日からロッテ2連戦(ベルーナドーム)。本拠地に戻り、なんとか流れを変えたい。

◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られます/最強の5番打者\打球はライトの頭の上近藤健介がサヨナラ打?プロ野球(2024/5/19)??ソフトバンク×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#sbhawks pic.twitter.com/QEwaj2psbw

◆王さんおめでとうございます! ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ちで、20日に84歳の誕生日を迎える王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーを祝った。連勝が3で止まるかと思われた0-1の9回に柳田が同点適時打。山川の死球をはさんだ1死一、二塁から近藤健介外野手(30)が2戦連続決勝打となる劇的打を右越えに運んだ。貯金17&逆転勝ち14度は12球団最多。2位日本ハムに今季最大6ゲーム差をつけ、王会長も会心の独走態勢加速だ。最後にドラマが待っていた。前回も8回無得点に抑えられた西武武内に、この日も8回まで無得点で敗色ムードが漂った。だが0-1で迎えた9回。先頭の1番周東が右前打を放つと、球場のボルテージは一気に上がった。ここで思わぬアクシデントが起こる。武内が左足ハムをつって緊急降板。急きょ守護神アブレイユがマウンドに上がると、鷹はこのチャンスを逃さなかった。1死二塁で柳田が右前適時打。土壇場で追いつき、1死一、二塁で近藤がトドメを刺した。「(周東)佑京が出てくれてピッチャーが代わり、いいところで(打席が)来るなと思っていました。その前にギーさん(柳田)が同点に追いついてくれたので、プレッシャーは半減になりましたけどね」アブレイユの内角低め直球を強振。打球は前進守備の右翼手を超えた。「最後に決められてよかったです」。前日18日は1点差の8回に逆転決勝2ラン。その24時間後にまたも試合を決める劇的な一打を放った。20日に84歳の誕生日を迎える王球団会長に贈る前祝いになった。20日は試合がないため、近藤は「前祝いと火曜日にまた勝利を届けられたら」と21日の楽天戦での"後祝い"まで約束。現役時代に王監督のもとでプレーし、「王イズム」を受け継ぐ小久保監督も「白星が最高のプレゼントだと思う。しっかり報告します」と会心笑顔だ。あらゆる数字がソフトバンクの強さを物語る。4連勝以上は4度目、同一カード3連勝は5度目、サヨナラ勝利は5度目。全27勝のうち逆転勝ちは約半数の14度目で、12球団トップを誇る。貯金は今季最多17まで積み上げ、2位の日本ハムには最大の6ゲーム差をつけた。本拠地が「みずほペイペイドーム福岡」に改称されてからは10勝1敗のゲンの良さもあいまって、交流戦開幕前にリーグ独走態勢を固めている。近藤の口調も穏やかになる。「(気分は)最高ですね。チームの状態がいい。劣勢でしたけどこういう試合を取るのはチーム力の表れだと思う」。特に西武戦は10勝2敗、貯金8を稼ぐお得意さま。レオの投手陣を警戒していた小久保監督は「思っていたより全然上の成績ですね」と上機嫌で帰路についた。【只松憲】

◆王さんおめでとうございます! ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ちで、20日に84歳の誕生日を迎える王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーを祝った。連勝が3で止まるかと思われた0-1の9回に柳田が同点適時打。山川の死球をはさんだ1死一、二塁から近藤健介外野手(30)が2戦連続決勝打となる劇的打を右越えに運んだ。貯金17&逆転勝ち14度は12球団最多。2位日本ハムに今季最大6ゲーム差をつけ、王会長も会心の独走態勢加速だ。先発大関友久投手(26)が8回119球の粘投を見せた。初回2死一、三塁から蛭間の適時二塁打で1点を先制されたが、その後は二塁を踏ませずレオ打線を封じ込んだ。「先制点は与えたくなかった。初回は少し力んでしまいましたが、2回以降は自分の投球ができたと思います」。雨の影響で中17日空いての登板。調整にも苦労したが、しっかり先発の役割を果たした。

◆王さんおめでとうございます! ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ちで、20日に84歳の誕生日を迎える王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーを祝った。連勝が3で止まるかと思われた0-1の9回に柳田が同点適時打。山川の死球をはさんだ1死一、二塁から近藤健介外野手(30)が2戦連続決勝打となる劇的打を右越えに運んだ。貯金17&逆転勝ち14度は12球団最多。2位日本ハムに今季最大6ゲーム差をつけ、王会長も会心の独走態勢加速だ。以下、小久保監督の主な一問一答。-逆転勝ちも武内には16イニング連続無得点までいった。対策が必要小久保監督 しばらく当たることがないので、その時にまた考えます。小さい頃、このドームで見ていた選手がその地に戻ってきてあれだけの投球をするんですから。1年目とは思えない落ち着きと技術の高さ、メンタルの強さを感じるいいピッチャーですね。-大関は8回1失点小久保監督 初回は中17日でちょっと硬さはあったでしょうけど、それ以降は大関らしいピッチング。球数も120球近くいきましたけど、そんなに球も落ちることなくしっかり投げ切ったと思います。-西武3連戦は中軸がしっかり仕事をした小久保監督 (9回に死球を受けた)山川の手が心配。場所が場所だけに。まだ何も聞いてないのでね。骨のところ。何もないことを今は祈っています。

◆王さんおめでとうございます! ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ちで、20日に84歳の誕生日を迎える王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーを祝った。連勝が3で止まるかと思われた0-1の9回に柳田が同点適時打。山川の死球をはさんだ1死一、二塁から近藤健介外野手(30)が2戦連続決勝打となる劇的打を右越えに運んだ。貯金17&逆転勝ち14度は12球団最多。2位日本ハムに今季最大6ゲーム差をつけ、王会長も会心の独走態勢加速だ。ソフトバンクの2年目左腕ヘルナンデス(27)が幸運な2勝目をゲットした。先発大関を受けて1点ビハインドの9回に登板。四球を与えたが2三振を奪い、無失点でまとめた。「投げている感じはすごくよかった。20球くらい投げて球数は多かったが感覚はよかった」。その裏チームは2点を奪って逆転サヨナラ勝ち。思わぬ白星を手にしてニコニコ顔だった。

◆ドラ1左腕武内夏暉が好投も一転、西武は痛恨のサヨナラ負けを喫した。初回に1点を先制すると、武内は8回まで無失点。プロ初完封をかけて9回のマウンドにも上がった。先頭の周東に右前打を許した直後、左足がつって無念の降板となった。代わったアブレイユが同点打、さらに近藤にサヨナラ打を献上。白星も消えた新人左腕は「またいい状態でマウンドに上がれるように」と気持ちを切り替えた。チームは今季8度目のサヨナラ負けで5連敗となり、借金は14となった。武内が8回0/3を投げて1自責点。開幕4連勝は逃すも、これで初登板の4月3日オリックス戦から6試合連続でクオリティースタート(先発6回以上で3自責点以下)。2リーグ制後、新人がプロ初登板から6試合以上続けてQSは99年上原(巨人)19試合、12年野村(広島)11試合、11年沢村(巨人)8試合、15年高木勇(巨人)6試合に次いで5人目。パ・リーグの新人では初のデビュー6試合連続QSとなった。

◆ソフトバンクが今季12球団最多の21得点。以下小久保監督の一問一答-23安打21得点の大勝小久保監督 でも、1勝は1勝なんでね。みんなほんとよく打ちましたけど、ピッチャーも自分の仕事をしたっていうのが評価できるところですね。-栗原が2本塁打を含む4安打6打点小久保監督 状態が上がってきている。打球もそうですし、栗原らしい数字になってきたかなというところですね。-前日20日は王会長の誕生日だった小久保監督 あまり守りの方は興味ないと思うんですけど、打つ方は今日ぐらい長打が出ると喜んでくれたと思います。-19日の西武戦で死球を受けた山川は2安打「昨日のフリー打撃が非常に感じが良くなったみたいで。リチャードが『ケガの功名だ』と。なぜか彼は上から目線で」

◆ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ちで4連勝。0―1の九回に柳田の適時打で追い付き、近藤の適時二塁打で決着をつけた。2番手のヘルナンデスが2勝目。西武は5連敗。新人の先発武内が九回無死一塁から交代となったのが響いた。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
27102 0.730
(↑0.008)
-
(-)
104162
(+2)
90
(+1)
26
(-)
34
(+1)
0.258
(↓0.001)
2.030
(↑0.02)
2
(-)
日本ハム
21162 0.568
(↓0.015)
6
(↓1)
104128
(+3)
117
(+4)
18
(+1)
36
(+1)
0.235
(-)
2.630
(↓0.01)
3
(-)
ロッテ
19183 0.514
(↑0.014)
8
(-)
103120
(+4)
131
(+3)
20
(+1)
14
(-)
0.243
(↑0.001)
2.990
(-)
4
(1↑)
ORIX
17212 0.447
(↑0.015)
10.5
(-)
103111
(+3)
118
(+2)
14
(-)
17
(+2)
0.238
(↑0.003)
2.510
(↑0.02)
5
(1↓)
楽天
17221 0.436
(↓0.011)
11
(↓1)
103135
(+2)
153
(+3)
13
(-)
28
(-)
0.245
(↑0.001)
3.490
(↑0.05)
6
(-)
西武
13270 0.325
(↓0.008)
15.5
(↓1)
10397
(+1)
144
(+2)
21
(-)
23
(+1)
0.209
(↓0.001)
3.200
(↑0.03)