ソフトバンク(☆3対2★)西武 =リーグ戦11回戦(2024.05.18)・みずほPayPayドーム福岡=
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西武
0200000002501
ソフトバンク
10000002X3501
勝利投手:長谷川 威展(3勝0敗0S)
(セーブ:オスナ(0勝1敗11S))
敗戦投手:松本 航(1勝2敗0S)

本塁打
【西武】若林 楽人(3号・2回表2ラン)
【ソフトバンク】近藤 健介(6号・8回裏2ラン)

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◆ソフトバンクは初回、1死二三塁から山川の内野ゴロの間に先制点を挙げる。その後逆転を許すも、8回裏に近藤の2ランが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・大津が6回2失点の好投。3番手・長谷川が今季3勝目を挙げた。敗れた西武は、3番手・松本が痛恨の一発を浴びた。

◆6人組アイドルユニット「超ときめき宣伝部」の辻野かなみ(24)が始球式を務めた。ピンクを基調とした特別ユニホーム姿で登場。セットポジションから投じたが、左へ大きく外れてしまった。「事前に練習してきたのでノーバウンド(投球)でやるぞっていう意気込みだったんですけど...。緊張し過ぎて、思うような球が投げられなくて、ちょっと悔しいです」と振り返った。試合前にはマウンド前方で"ミニライブ"を開催。SNS上を中心に人気上昇中の「最上級にかわいいの!」を披露した。「ライブは楽しんでできました。お客さんも一緒に踊ってくれて、一緒に盛り上げてくれました」17日からの西武3連戦は毎年恒例イベント「ピンクフルデー」と銘打たれる。ピンク一色に染まったスタンドに花を添えた。とき宣・辻野かなみが5・18西武戦始球式「最上級にかわいいの!」生パフォも

◆/初球をかちこんだ!\5試合ぶりスタメンの若林楽人が左中間へのツーラン!ライオンズ逆転!?#プロ野球(2024/5/18)?? ソフトバンク×西武??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #seibulions pic.twitter.com/pPLQ9F44Ky

◆西武の自力優勝の可能性が消滅した。ソフトバンクに2連敗、今季5度目の4連敗となり、借金はワーストの「13」と大きく膨れ上がった。今季初先発の右腕渡辺勇太朗投手(23)は立ち上がり不安定だった。制球が定まらず、1番周東、2番野村に連続で四球を与えた。1死一、二塁からダブルスチールを許して二、三塁となり、4番山川の三ゴロの間に先制点を奪われた。しかし味方が援護した。2回1死一塁から7番若林楽人外野手(26)が左中間席へ今季第3号となる2ランを放ち逆転に成功した。渡辺は毎回走者を背負いながらも2回以降要所を締め無失点。6回3安打1失点で試合をつくった。終盤7回からマウンドに上がった増田達至投手(36)は無失点。しかし8回から登板した松本航投手(27)が打たれた。1死一塁から5番近藤に右越えに逆転2ランを浴びた。これで今季ソフトバンク戦は2勝9敗、敵地福岡では5連敗。13勝26敗と大きく負け越し、自力優勝の可能性がなくなった。

◆/一球で仕留めた!!!!!\近藤健介が2試合連続となる逆転ツーランホームラン!ホークス試合終盤に試合をひっくり返す!?#プロ野球(2024/5/18)?? ソフトバンク×西武??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #sbhawks pic.twitter.com/WWx6QDrXTN

◆西武の自力優勝の可能性が消滅した。ソフトバンクに逆転負けを喫し2連敗、今季5度目の4連敗となり、借金はワーストの「13」と大きく膨れ上がった。今季初先発の右腕渡辺勇太朗投手(23)は立ち上がり不安定だった。制球が定まらず、1番周東、2番野村に連続で四球を与えた。1死一、二塁からダブルスチールを許して二、三塁となり、4番山川の三ゴロの間に先制点を奪われた。しかし味方が援護した。2回1死一塁から7番若林楽人外野手(26)が左中間席へ今季第3号となる2ランを放ち逆転に成功した。 渡辺は毎回走者を背負いながらも2回以降要所を締め無失点。6回3安打1失点で試合をつくった。「久しぶりの1軍での先発登板だったので緊張しました。試合前にコーチに『強気で攻めていけ』という言葉をいただいたので、四球を出しても気にせずに、強い気持ちを持って攻めていくことができました」。7回のマウンドに上がった増田達至投手(36)は無失点。しかし8回から登板した松本航投手(27)が1死一塁から5番近藤に右越えに逆転2ランを浴びた。これで今季ソフトバンク戦は2勝9敗、敵地福岡では5連敗。13勝26敗と大きく負け越し、自力優勝の可能性がなくなった。松井稼頭央監督(48)は「1つ1つもちろんやっていきますし、もう最後の最後までやっていきたいと思います」と話した。

◆西武の自力優勝の可能性が消滅した。 ソフトバンクに逆転負けを喫し2連敗、今季5度目の4連敗となり、借金はワーストの「13」と大きく膨れ上がった西武の自力Vが開幕39試合目で消滅した。西武は残り全勝で117勝26敗、勝率8割1分8厘。ソフトバンクは西武との残り14試合に全敗しても、他カードで全勝すれば117勝24敗2分け、勝率8割3分となり、西武はソフトバンクを上回れず自力Vが消えた。最近では18年楽天が31試合目、22年日本ハムが33試合目で自力Vが消滅したが、西武では西鉄時代の50、71年の各41試合目を抜いて球団最速での自力V消滅となってしまった。

◆ソフトバンク大津亮介投手(25)が1発を悔しがった。3日の敵地西武戦以来、15日ぶりの登板。1点を先制してもらった直後の2回1死一塁で、若林に2ランを左中間テラス席に運ばれた。「久しぶりの登板でしたが、調子はよかったと思います。球威もコントロールもよかった。ホームランを打たれた1球だけが悔いが残ります」。6回87球でその2失点だけで、3回以降はパーフェクト投球。「反省して、次の登板に向けて頑張ります」と切り替えていた。

◆ソフトバンク3番手の長谷川威展投手が3勝目を手にした。8回に登板、2死から四球と安打で一、二塁としたが外崎を三ゴロに仕留め無失点。直後に近藤の逆転2ランが飛び出し、白星が転がり込んだ。プロ初のお立ち台では「このまま最多勝のタイトルを狙っていきたい」とジョークで沸かせた。15日の敵地楽天戦で挙げた2勝目から中2日。「びっくりしています。勝ちにつながるのはうれしい」。今季7試合に登板して失点0。「絶対に点が取れる打線。点差さえ開かなければというところですね。(失点0は)本当にたまたま。いつ取られるか、ヒヤヒヤしています」とはにかんだ。

◆5番の一振りでうっちゃった。ソフトバンク近藤健介外野手(30)が逆転の6号2ラン。1点を追う8回1死一塁、西武松本の初球を右翼席に突き刺した。今季初の2戦連発に「ピンクフルデー2024」で埋まった4万人超のファンは大喜びだ。貯金16は前回リーグ優勝した20年以来4年ぶりの量産。2位日本ハムとのゲーム差を5に広げて独走態勢着々だ。3番柳田、4番山川の後に座る頼もしい5番が首位快走を引っ張る。振り抜いた瞬間、近藤は確信した。一直線に伸びていく打球を見届け、バットを放り投げる。右こぶしを力強く握りしめ、納得顔で一塁へ駆け出した。「感触も手応えも完璧です。今日のホームランはよかった」。ダイヤモンドを周回し、ベンチに戻るといつも以上に雄たけびを上げる。殊勲打に喜びを隠せなかった。一振りで制した。「初球からいく準備はしていた」。1点を追う8回1死一塁。西武松本が投じた初球、狙っていた真ん中高め直球を仕留めた。右翼スタンドに飛び込む逆転2ランだ。毎年恒例の「ピンクフルデー2024」の第2戦で起死回生の1発。ピンク色に染まるスタンドも歓喜に沸いた。「ここで打てなかったら『やばいな』と」。第3打席までは、2度の得点圏で凡退するなど3タコ。ここぞの勝負どころで2試合連続アーチを描いた。今季ここまで全38試合で5番に座り、その存在の大きさが際立つ。打率3割2分4厘はリーグトップ。6本塁打、20打点はチームトップ3に入る。昨季のソフトバンクは、打順別で先発5番の打率2割7厘はリーグ最低。だが、今季はFAで山川が加入したことで、球界屈指の好打者が5番に定着した。「3番、4番でホームランは打ってもらって。自分は相手の息の根を止める打点になってくる。そこで打てればいいかなと思います」。クリーンアップ最後のとりでとしてポイントゲッターの役割と自らを位置づける。「2人(柳田、山川)は豪快なんで。自分はひっそりとやれればいいかな」と笑った。チームは今季5度目の3連勝。貯金16は前回日本一に輝いた20年以来4年ぶりだ。敗れた2位日本ハムとの差を5ゲームに広げ、早くも独走態勢に入る勢いだ。近藤は「もう少し打点にはこだわりを持っていきたい」と貪欲。勝利に導く一打に徹する背番号3に、慢心はない。【佐藤究】

◆5番の一振りでうっちゃった。ソフトバンク近藤健介外野手(30)が逆転の6号2ラン。1点を追う8回1死一塁、西武松本の初球を右翼席に突き刺した。今季初の2戦連発に「ピンクフルデー」で埋まった4万人超のファンは大喜びだ。貯金「16」は前回リーグ優勝した20年以来4年ぶりの量産。2位日本ハムとのゲーム差を5に広げて独走態勢着々だ。3番柳田、4番山川の後に座る頼もしい5番が首位快走を引っ張る。小久保監督の一問一答は以下の通り-近藤が逆転2ラン小久保監督 ストレートを1球で仕留めるところは、ほんとさすがだなと思いますね。-いやな流れの中で逆転勝ち小久保監督 今日みたいな展開はランナーをためながらも(点が)入らない。(今季)初先発のピッチャー(西武渡辺)で的を絞れない嫌な雰囲気ではあったんですけど。ほんと何度も言いますけど(近藤は)さすがですね。あのボールを、あの場面で逆転2ラン打つんですから。-近藤は打率も3割24厘小久保監督 キャッチャーから野手に専念してからずっとあのスタイルなので。何回も言いますけど、コンディショニングを確認しながら1年ずっと出続けてもらうことが戦力として大切だと思いますね。-明日19日は前回対戦で敗れた武内が先発予定小久保監督 そんなに点は取れないと思います。スタメンもまだ考えていないので。これからどうしようかなっていうふうに考えていきます。

◆ソフトバンク山川穂高内野手が初回1死二、三塁で三ゴロを放ち、三塁走者の周東が生還。12球団トップ38打点を積み上げた。これで山川が打点を挙げた試合は無傷の17勝1分けとなった。「打席では意識していない」とし「打点を挙げた時にチームとして『今日も勝つんじゃね』ってなってくれれば」と自然体で好結果につなげている。近藤の逆転弾で不敗神話も継続。小久保監督は「いずれ途切れるのが記録なので。気にせずにやっていきます」と引き締めていた。

◆西武の自力優勝の可能性が消滅した。ソフトバンクに逆転負けし、今季5度目の4連敗で借金はワーストの「13」と膨れた。西鉄時代の50年と71年の41試合を抜き、39試合目での自力V消滅は球団史上最速。松井稼頭央監督(48)は「1つ1つもちろんやっていきますし、もう最後の最後までやっていきたいと思います」と懸命に前を向いた。26敗のうち、1点差負けが14試合。9敗のソフトバンク戦では5試合を数える。僅差で中継ぎ陣が踏ん張れない。開幕から8回を任されていた甲斐野が4月末に右肘違和感で登録抹消。守護神アブレイユは防御率1・69と安定するが、8回の失点数がイニング別で最も多い28。9回へつなぐセットアッパーが定まらない。先発だった松本が配置転換され、慣れないポジションを担うが、1点リードの8回1死一塁から近藤に痛恨の逆転2ランを献上。「抑えないといけないところだった」と唇をかんだ。打線も元気がない。期待されたアギラーとコルデロの新外国人が不調で2軍降格。チーム打率2割1分、96得点はともにリーグワーストだ。自己最多3号2ランを放った若林は「もう1本打ちたかった。1試合1試合、もっと成長していかないと、ずっと変わらない」と現状を受け止める。あきらめない姿勢だけは貫いていく。【山崎純一】西武の自力Vが開幕39試合目で消滅した。西武は残り全勝で117勝26敗、勝率8割1分8厘。ソフトバンクは西武との残り14試合に全敗しても、他カードで全勝すれば117勝24敗2分け、勝率8割3分となり、西武はソフトバンクを上回れず自力Vが消えた。最近では18年楽天が31試合目、22年日本ハムが33試合目で自力Vが消滅したが、西武では西鉄時代の50、71年の各41試合目を抜いて球団最速での自力V消滅となってしまった。

◆ソフトバンクが3連勝。1―2の八回1死一塁から近藤の2戦連発となる6号2ランで逆転した。八回のピンチをしのいだ長谷川が3勝目。九回はオスナが締めた。西武は4連敗。3番手の松本が打たれ、自力優勝の可能性が消滅した。

◆ソフトバンクの長谷川は救援ながら3勝目を挙げた。1―2の八回に3番手で登板し、走者を出しながらも1回無失点。前回15日に続いて勝利を呼び込み「このまま最多勝のタイトルを狙っていきたい」とお立ち台で冗談を飛ばした。その後の取材では「調子に乗ってしまいました。反省しています」と笑うサウスポー。ここまで全7試合で無失点と安定感が光っている。日本ハム時代の昨季はイースタン・リーグで8勝を挙げて最多勝を獲得しており「ごみ拾いとか、日頃の行いがいいから」と最後まで上機嫌だった。

◆?西武が首位・ソフトバンクとの直接対決に敗れ、両リーグ最速で自力優勝の可能性が消滅した。西武は残り104試合に全勝して勝率・818。ソフトバンクは西武との直接対決14試合に負けても、他の91試合に勝てば、勝率・830となり、西武を上回る。?開幕39試合目以内で自力優勝の可能性が消えたのは、2022年の日本ハムの33試合目(5月6日)以来2年ぶり。最近では他に18年の楽天が31試合目(5月6日)で消えている。西武(前身を含む、前後期制だった1973-82年を除く)では50年(5月23日)と71年(6月9日)の41試合目を抜く最速。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
26102 0.722
(↑0.008)
-
(-)
105160
(+3)
89
(+2)
26
(+1)
33
(+2)
0.259
(↓0.002)
2.050
(-)
2
(-)
日本ハム
21152 0.583
(↓0.017)
5
(↓1)
105125
(+4)
113
(+6)
17
(-)
35
(+1)
0.235
(-)
2.620
(↓0.1)
3
(-)
ロッテ
18183 0.500
(↑0.014)
8
(-)
104116
(+6)
128
(+4)
19
(+1)
14
(+1)
0.242
(↑0.006)
2.990
(↓0.03)
4
(-)
楽天
17211 0.447
(↓0.012)
10
(↓1)
104133
(+3)
150
(+8)
13
(-)
28
(-)
0.244
(↓0.001)
3.540
(↓0.13)
5
(-)
ORIX
16212 0.432
(↑0.015)
10.5
(-)
104108
(+8)
116
(+3)
14
(-)
15
(+1)
0.235
(↑0.003)
2.530
(↑0.04)
6
(-)
西武
13260 0.333
(↓0.009)
14.5
(↓1)
10496
(+2)
142
(+3)
21
(+1)
22
(+1)
0.210
(↓0.002)
3.230
(↓0.01)