1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 1 | 0 |
DeNA | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 1 | 1 |
勝利投手:中川 颯(2勝0敗0S) (セーブ:森原 康平(0勝1敗10S)) 敗戦投手:松葉 貴大(2勝3敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAは2回裏、山本の犠飛で1点を先制する。なおも2死一塁の場面で、中川颯のプロ初本塁打となる2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・中川颯が6回2失点の好投で今季2勝目。敗れた中日は先発・松葉が試合をつくれず、打線も好機を生かしきれなかった。
◆/セ・リーグではジエンゴもできる\ライトスタンドへ一直線中川颯がプロ初ホームラン?プロ野球(2024/5/18)??DeNA×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#baystars pic.twitter.com/MHvJtIQHet
◆DeNA中川颯投手(25)が確信のプロ1号アーチをかけた。1点リードの2回2死一塁、中日左腕の松葉のカーブをすくい上げた。豪快に振り抜いた打球は右翼席中段に飛び込む1号2ラン。本塁打を確信して右拳を掲げ、ベンチに戻ると味方ナインに祝福されながら控えめにデスターシャポーズを披露した。右投げ左打ちの中川颯は投手ながら打撃力には定評があり、桐光学園(神奈川)時代にはエースで4番として通算26本塁打を記録するなど、投打でチームをけん引。11日の阪神戦でも右翼ポール際の大ファウルを放っていた。投手らしからぬ豪快な"二刀流"の活躍に土曜日で多くのファンが詰めかけたハマスタも騒然となった。
◆DeNA牧秀悟内野手(26)がアクシデントに見舞われた。1点リードの9回先頭、遊撃へのゴロに一塁へ全力疾走。遊撃・村松の送球がワンバウンドしてそれ、敵失で出塁した。直後に石井コーチと話しながら、トレーナーに出迎えられて治療のためベンチ裏へ。その後、代走・林が送られた。球団は右膝裏の張りと発表。三浦監督は「現時点では状態はわからないです。現状はトレーナーに見てもらっているところ。あそこで無理せず代わりました」と説明した。牧はここまで全試合で4番を務め、打率2割6分4厘、5本塁打。3回には2試合連続で盗塁を決めるなど、チームトップの6盗塁でリーグトップの阪神近本の7盗塁に迫っていた。
◆DeNA中川颯投手(25)がドジャース大谷翔平ばりの二刀流の活躍を見せた。まず、ファンを驚かせたのは打席からだった。1点リードの2回2死一塁、中日左腕の松葉の初球カーブをすくい上げた。豪快に右翼席中段に運ぶプロ初アーチ。本塁打を確信して右拳を掲げ、ベンチに戻ると味方ナインに祝福されながら控えめにデスターシャポーズを披露した。これが今季NPBでの投手初アーチだった。本職の投球では、特徴的なアンダースローから持ち味の打たせて取る投球でリズムに乗った。130キロ台の浮き上がる速球で詰まらせ、ゴロを重ねた。5回には1死二、三塁から岡林の中前へのポテンヒットと三好の左犠飛で2点を失うも、1点のリードを守り抜いた。6回5安打2失点でリリーフに後を託した。移籍1年目の右腕は「前回先発で情けないピッチングとなりましたが、今日チャンスをいただき死に物狂いで試合に臨みました。最低限、試合を作れたことは良かったです。試合の中で良い感覚もあったので、次回登板も自分の軸を崩さずに投げていきたいです」と振り返った。伊勢、山崎、森原がリードをつないで本拠地初勝利。幼少期から通い詰めた地元のハマスタで投打のヒーローになった。中川颯(なかがわ・はやて)1998年(平10)10月10日生まれ、神奈川県出身。桐光学園-立大を経て、20年ドラフト4位でオリックス入団。1軍公式戦登板は21年の1試合に終わり、昨オフ戦力外に。DeNAへ移籍した。184センチ、80キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸650万円。
◆DeNA中川颯投手(25)が"二刀流"で輝いた。1点リードの2回2死一塁、中日左腕の松葉のカーブをすくい上げた。ドジャース大谷ばりの構えとフォロースルーで右翼席中段に軽々と運ぶ確信のプロ初アーチ。控えめなデスターシャポーズも飛び出し、桐光学園(神奈川)時代に高校通算26本塁打の打撃力を見せつけた。投げては6回5安打2失点で2勝目。両親らも駆けつけ、地元・横浜スタジアム全体の視線をくぎ付けにした。人生、一から。中川颯が新天地で選んだ登場曲に自らを重ねた。湘南乃風と中田ヤスタカの「一番歌」。ゲームソフト「龍が如く7」の主題歌として書き下ろされたもので、どん底からはい上がる男の姿が歌われている。「メロディーもそうですし、歌詞も今の自分に合ってる。(オリックスでの)3年間はあまりいい思いできなくて、地元で新たなスタートを切った自分の思いとリンクしました」とパワーがみなぎる。中学時代から姉の影響で湘南乃風のファンになり、新曲は都度チェック。カラオケでも力強く熱唱するのがストレス発散になる。車で球場に向かうとき、バスでの移動中、登板前のベンチ裏でも「一番歌」を聴いて気持ちを高ぶらせる。この日も登場曲に背中を押されながらマウンドへ上がった。歌詞にはこうある。「やってやれあっぱれな人生一から」。輝かしい野球人生を自ら切り開いていく。【DeNA担当 小早川宗一郎】
◆DeNA中川颯投手(25)が"二刀流"で輝いた。1点リードの2回2死一塁、中日左腕の松葉のカーブをすくい上げた。ドジャース大谷ばりの構えとフォロースルーで右翼席中段に軽々と運ぶ確信のプロ初アーチ。控えめなデスターシャポーズも飛び出し、桐光学園(神奈川)時代に高校通算26本塁打の打撃力を見せつけた。投げては6回5安打2失点で2勝目。両親らも駆けつけ、地元・横浜スタジアム全体の視線をくぎ付けにした。中川颯は会心の一撃でモヤモヤを吹き飛ばした。1点リードの2回2死一塁、初球だった。野手顔負け、アッパー気味の豪快スイングで右翼席中段へ。「芯に当たったので、いくかなと」と確信のフォロースルーでプロ初アーチ。ベンチに戻ると誰にも相談せず、控えめにデスターシャポーズを繰り出し「ちょっとやってみたかった。気持ち良かったです」と浸った。打撃センスをプロの舞台でも見せつけた。桐光学園(神奈川)時代は通算26本塁打。3年夏の県大会準決勝の横浜高戦でも今や同僚の石川からハマスタの左翼席に3ランを放った。「あの時もほぼ満員だった。打った方向は逆ですけど、フラッシュバックしました」と回想。「本家二刀流」のドジャース大谷を参考に今オフの自主トレでバットを寝かせずに立てる構えに改良し、「ちょっと参考にしてます」と今季NPBでの投手初アーチを決めた。悪夢を振りほどいた。前回登板の11日阪神戦では強風で守備陣も惑わされて3回9失点。夜も眠れず、自らの過去の投球動画をあさった。幼少期から通い詰めた地元・横浜で大観衆の前で投げられる喜びを再確認。18アウトのうち11アウトをゴロで奪う持ち味の投球を取り戻し、6回2失点にまとめた。「何とか気持ちを立て直して挑めた」と周囲のサポートに感謝した。少年野球の監督も務めた父貴成さん(53)とは「根っからのアンダースロー」が合言葉だった。小学校から帰ると近くの空き地で週6でピッチング。投げていくうちに自然と腕の位置が下がった。「上投げでマウンドに立った記憶はほぼないです」と挫折したからではなく、王道ど真ん中でサブマリンにたどり着いた。横浜市の実家から観戦に訪れた両親にも本拠地初白星を届け、初のお立ち台で言った。「しんどい思いも多かったですが、ここに立てる幸せをかみしめて、今後も頑張って行きたい」。強打の下手投げ右腕。唯一無二のスタイルを貫いていく。【小早川宗一郎】
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】昨年までオリックス育成契約で、今季からDeNAの中川颯が投打の活躍で2勝目。投げては6回2失点、打っては豪快スイングのプロ初アーチ。ハマの二刀流が誕生です!
◆DeNA・中川颯投手(25)が先発登板し、二回に1点を先制してなお2死一塁でプロ初本塁打となる右越え1号2ランを放った。高校通算26本塁打を誇る左打者は、左腕の松葉が投じた初球のカーブを振り抜き、鮮やかな放物線を描いた。
◆DeNAが逃げ切った。二回に山本の犠飛と投手の中川颯の2ランで3点を奪った。中川颯は丁寧に打たせて取り、6回を2失点で2勝目を挙げた。森原は10セーブ目。中日は五回に1点差として以降、継投に反撃をかわされて4連敗。
◆DeNAが2連勝。先発の中川颯投手(25)が6回2失点の好投で2勝目。二回2死一塁の打席では、プロ初本塁打となる1号2ランを右翼席に放ち、投打で躍動した。中川のヒーローインタビューは以下の通り。--投球を振り返って「前回(11日の阪神戦で3回9失点)、本当に情けないピッチングをしてしまって。野手の皆さんが打って負けを消してくれたので、きょうはなんとか最低限ゲームを作りたいと思ってマウンドに立ちました」--本塁打の感触は「真芯に当たってくれてよかったです」--打撃も武器に「9番目の打者として打たないといけないし、バントのミスもしてしまったので、しっかり練習して次は成功できるように頑張ります」--プロ初勝利も経験「満員のお客さんの中でできることが幸せですし、しんどい思いも多かったですけど、今ここに立てていることをしっかりかみしめて今後も頑張っていきたいと思います」--横浜スタジアムで初のお立ち台「前回打たれてしまったときも試合後に温かい言葉をかけていただいたので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
◆DeNAは18日、中日を3-2で下した。お立ち台でデスターシャポーズを決める投打で活躍の中川颯(左)と先制犠飛の山本祐大=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
◆DeNA・牧秀悟内野手(26)が八回の攻撃で代走を送られ交代した。八回の第4打席は三遊間へのゴロ(記録は遊撃の失策)。一塁を駆け抜けた際にアクシデントがあったとみられる。ベンチに戻り、そのまま交代を告げられた。チームドクターの所見で右膝裏の張りだった。三浦監督は「無理させず代えました」と説明した。
◆DeNA・森原康平投手(32)が1点リードの九回を締め、2年連続の2桁セーブとなる10セーブ目を挙げた。味方の失策で先頭の出塁を許したが、力強い直球とフォークボールのコンビネーションで後続を断った。社会人の新日鉄住金広畑(現日本製鉄広畑)を経てプロ入りした32歳は「あと何試合、プロでできるか分からない。抑えは誰もができるポジションじゃない。任せてもらえるのはありがたい」と実感を込めた。
◆DeNA・中川颯投手(25)が6回を5安打2失点で今季2勝目を挙げた。バットでは1点を先制した二回、なおも続く2死1塁から、右翼へプロ初本塁打となる1号2ランを放った。?DeNA・中川颯が二回にプロ初本塁打となる2ラン。投手の本塁打は昨年9月5日のヤクルト・サイスニード(対巨人、神宮)以来。DeNAでは2022年8月21日の京山将弥(対広島、横浜)以来2年ぶり。?DeNA(前身を含む)の主なアンダースロー投手の本塁打は、通算193勝の秋山登(1956-67年=大洋)が通算6本をマーク。1年目の4月15日、国鉄(高崎)との第1試合で初本塁打を放つと、続く第2打席でも本塁打を放った。通算103勝の山下律夫(67-76年=大洋、他に西武などに在籍)は通算4本。他球団の下手投げ投手では通算221勝の皆川睦雄が12本、通算187勝の杉浦忠(ともに南海)が5本。通算284勝の山田久志は1本だが通算打率は2割を超える(・204、67安打)。
◆DeNA・中川颯投手(25)が18日、中日7回戦(横浜)の二回にプロ初本塁打となる右越え1号2ランを放った。神奈川・桐光学園高時代に通算26本塁打を誇った〝ハマの二刀流〟。投げては6回5安打2失点の力投で2勝目を挙げ、投打で勝利に貢献した。チームは3-2で接戦をものにし、2連勝で4位に浮上した。まるでスラッガーのような一発だった。米大リーグを席巻するドジャースの大谷をほうふつさせる豪快なフォロースルーから放たれた白球が、右翼席中段に吸い込まれる。プロ初アーチとなる2ランをたたき込んだ4年目の中川颯は、牧らが本塁打後に恒例とするパフォーマンス「デスターシャ」を控えめに決めた。「ちょっとやってみたかった。気持ちよかったです」二回に1点を先制してなお2死一塁。高校通算26本塁打を誇る左打者は、左腕の松葉が投じた初球を仕留めた。肩口から入ってきたカーブを狙いすましたように真芯で捉え、鮮やかな放物線を描いた。「チャンスのときは初球の変化球を狙え」。今も桐光学園高を率いる野呂雅之監督の教えが生きた一発だった。横浜商高でプレーした父の貴成さんと幼少期に猛特訓を積み、非凡な打撃の礎を築いた。「今の時代には言えない。それくらい厳しかった」と苦笑する。公式戦では高校3年時に横浜高に敗れた2016年7月30日の横浜スタジアムでの神奈川県大会準決勝以来、8年ぶりのアーチ。当時の一打は、今年から同僚となった石川から放った左翼席への3ランだった。
◆DeNA・中川颯投手(25)が二回に右翼へプロ初本塁打となる1号2ランを放った。投げては6回を5安打2失点で今季2勝目をマークした。4年目の中川颯は、七回途中1失点だった4月30日の中日戦で待望のプロ初勝利を挙げた。反響は大きく「めちゃくちゃ連絡をもらった。数えきれなかった」と明かす。初白星を祝福した一人が、チームメートの森原だった。抑えを担う32歳は、レザークラフトを趣味とする7歳下の後輩の希望に応え、革が縫える約5万円のミシンを記念にプレゼントした。森原は2022年途中に楽天からトレードでDeNAに加入。中川颯は昨季限りでオリックスを戦力外となり、今季からベイスターズの一員となった。森原は「同じ移籍組。頑張ってほしい」と思いやる。中川颯は自身が手掛けた〝ハヤテクラフト〟の革製品を同僚に贈っており、メガネケースをもらった関根は「一生使える。めちゃくちゃうれしかった」と喜ぶ。森原は小物入れをオーダーしており「楽しみですね」と心待ちにした。(DeNA担当・鈴木智紘)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
21 | 16 | 4 | 0.568 (↑0.012) | - (-) |
102 | 132 (+1) | 115 (-) | 22 (-) | 13 (-) |
0.225 (↓0.002) | 2.240 (↑0.06) |
2 (-) |
巨人 |
21 | 18 | 3 | 0.538 (↓0.015) | 1 (↓1) |
101 | 104 (+3) | 100 (+4) | 19 (-) | 22 (+1) |
0.231 (↑0.004) | 2.260 (↓0.05) |
3 (-) |
広島 |
17 | 15 | 4 | 0.531 (↑0.015) | 1.5 (-) |
107 | 95 (+4) | 87 (+3) | 13 (+1) | 14 (-) |
0.230 (↑0.003) | 2.330 (↑0.01) |
4 (1↑) |
DeNA |
18 | 20 | 1 | 0.474 (↑0.015) | 3.5 (-) |
104 | 122 (+3) | 145 (+2) | 16 (+1) | 26 (+4) |
0.238 (↓0.001) | 3.340 (↑0.04) |
5 (1↓) |
ヤクルト |
17 | 20 | 2 | 0.459 (↓0.013) | 4 (↓1) |
104 | 150 (-) | 128 (+1) | 29 (-) | 15 (-) |
0.245 (↓0.003) | 3.130 (↑0.04) |
6 (-) |
中日 |
16 | 21 | 4 | 0.432 (↓0.012) | 5 (↓1) |
102 | 110 (+2) | 138 (+3) | 18 (-) | 8 (+1) |
0.242 (↓0.001) | 3.100 (-) |
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