1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 |
DeNA | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 8 | 0 | 0 |
勝利投手:東 克樹(4勝0敗0S) (セーブ:森原 康平(0勝1敗9S)) 敗戦投手:涌井 秀章(2勝3敗0S) |
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◆DeNAは1点を追う1回裏、牧と宮崎の連続適時打で2点を奪い、逆転に成功する。投げては、先発・東が8回途中1失点の力投。その後は伊勢、森原の継投でリードを守り、東は今季4勝目を挙げた。敗れた中日は、先発・涌井が好投するも、打線が援護できなかった。
◆DeNAの強力スラッガーたちがスタメンに勢ぞろいした。右太もも裏の肉離れから約1カ月ぶりに1軍に復帰したオースティンが「2番一塁」で即スタメン入り。それに伴い、一塁でのスタメンが続いていた佐野が左翼へ。5年ぶりの古巣復帰後は全7試合とも左翼で先発した筒香は右翼にと、守備位置を変更した。牧と宮崎も合わせて5人で通算611本塁打を誇る強打者がズラリ。先発マウンドには今季開幕から3勝0敗で、横浜スタジアムで史上2人目の10連勝を目指すエース東が上がる。現在3連敗で最下位に沈むチームを、投打のタレントが押し上げる。
◆ダウンタウン松本人志がハマスタに乱入...? モノマネ芸人のJPがダウンタウン松本に扮(ふん)した姿でハマスタに登場。「みなさんこんにちは。ダウンタウンの松本人志です!拍手~!」とあいさつ。背番号98を背負って打者・森敬、捕手・林に向かってセレモニアルピッチを行った。06年に松本人志本人がハマスタで行った始球式をパロディーに、「フォー!」と叫ぶなどボケを重ねた。最後は「すべらんなあ」と叫び、モノマネを貫きながらベンチ裏に下がっていった。この試合終了後には「AFTER GAME B-PARTY」と称してグラウンド内にクラブのようにサウンドシステムやDJブースが設置され、フードやドリンクを楽しむイベントが開催。JPは同イベントの「安全大使」として登場した。
◆/ついに完成か\さすがの強力打線牧秀悟と宮崎敏郎が連続タイムリー2ベース?プロ野球(2024/5/17)??DeNA×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#baystars pic.twitter.com/Dhysj8wxoR
◆DeNA東克樹投手(28)が開幕4連勝。DeNAで開幕4連勝は22年のエスコバーと入江以来。東は今季の開幕投手を務めた(開幕戦では勝敗なし)が、開幕投手が無傷の4連勝は大洋時代の89年斉藤以来、球団2人目だ。本拠地の横浜スタジアムでは昨年5月18日広島戦から10連勝。同球場で2桁連勝したのは、84~90年斎藤雅(巨人)11連勝、84~85年遠藤(大洋)10連勝に次ぎ3人目。球団では遠藤の10連勝に並ぶ最長記録となった。
◆中日が3連敗で5月4日以来となる単独最下位に転落した。先発涌井が立ち上がりにつまずき、初回に失った2点が最後まで響いた。借金も今季最多4となった立浪和義監督(54)は「なかなか点が取れない状況にあるが、今いるメンバーでなんとかやっていかないといけない。前向きにとらえて、明日ひとつ取れるようにやっていくだけです」と険しい表情で次戦をにらんだ。苦手左腕の東に対して、初回1死一、三塁から細川の犠飛で1点を先制した。だが、涌井が牧、宮崎に連続適時二塁打を浴びて逆転を許し、6回2失点で自身も3連敗となった。8回2死一塁から山本の中前打で一、三塁として東をマウンドから降ろしたが、救援陣に封じ込まれた。16日に負傷で離脱した中田に代わって緊急昇格したビシエドも2戦連続マルチ安打をマークしたが、得点には結びつかなかった。
◆DeNA東克樹投手(28)がタオルで顔を覆った。1点リードの8回2死一塁、キャリア最多の123球目を中日山本に捉えられた。中前打で一、三塁。降板を告げられ、帽子を脱いでベンチでうなだれた。「(山本を)抑えられなかったことが悔しかった」と汗を拭い、ベンチから願った。2番手伊勢が無失点で切り抜け、拍手とハグで出迎えた。「大夢くんなら抑えてくれると思ってました」。8回途中6安打1失点でハマスタで1年負けなしの10連勝。歴代最多の遠藤一彦に39年ぶりに肩を並べた。さらに開幕投手で開幕から無傷の4連勝も歴代最多タイ。「尻上がりに良くなってきて、今季の中で感覚的には一番良かった」とうなずいた。今季は2年ぶりの開幕投手を任され、各球団のエース級がひしめく金曜日のローテを守り続ける。昨年の契約更改では「重圧を感じてダメになれば、それまでの選手。それに打ち勝って成績を残してこそ、本物のエースに近づける」と言った。3連敗で食い止める貫禄の投球にも「エースになるには、先制点を取られないとかイニング途中で代わらないとか、まだできてない。それを何年もできてこそエースになると思う」と目指す先は高い。東が横浜で、エースの階段を駆け上がる。【小早川宗一郎】
◆最下位の中日が今季2度目の4連敗で借金は5に膨らんだ。先発松葉が2回に中川颯に2ランを浴びるなど3失点。打線はその中川颯に6回2点で4月のプロ初勝利に続き、2勝目も献上した。立浪和義監督(54)は「ピッチャーもバット持っているんでね。非常に痛いホームランになった」と2回の被弾を悔やんだ。苦心のオーダーで5回に反撃は見せた。村松、石橋の連打でチャンスをつくり、岡林の適時打と三好の犠飛で2点を返した。だが、反撃もここまでだった。7回以降は救援陣に抑え込まれた。5番二塁で起用した板山も初回2死一、三塁のチャンスで一ゴロに倒れるなど、快音は響かなかった。4月30日には8年ぶりの完投勝利を手にするなど相性のよかったDeNA相手に松葉も痛恨被弾。「まだ40試合ちょっと。仕切り直してやっていくしかない」と指揮官。投打の歯車がかみ合わない立浪中日が正念場を迎えた。▽中日松葉(4回3失点で3敗目)「不完全燃焼です」
◆DeNAが連敗を3で止め、最下位を脱出した。一回に牧と宮崎の連続適時二塁打で逆転して逃げ切った。東は緩急を駆使し、7回2/3を1失点で無傷の4勝目。中日は二回以降に打線が沈黙して3連敗。力投の涌井を援護できなかった。
◆DeNAが連敗を3で止め、最下位を脱出した。一回に牧と宮崎の連続適時二塁打で逆転して逃げ切った。先発した東克樹投手(28)は緩急を駆使し、7回?を1失点で無傷の4勝目。以下、東のデータ。?DeNA・東が開幕から負けなしの4連勝。本拠地・横浜スタジアムでは昨年5月18日の広島戦から10連勝とした。横浜スタジアムで10連勝以上したのは1984-85年の大洋・遠藤一彦(10連勝)、84-90年の巨人・斎藤雅樹(11連勝)に次いで34年ぶり3人目。DeNAでは遠藤と並ぶ最多連勝記録。?DeNA(前身を含む)の開幕投手の開幕4連勝は球団タイ記録で、89年の斉藤明夫以来35年ぶり2人目。
◆プレッシャーにも、試合にも負けない。エースの姿を体現した。DeNA・東克樹投手(28)がプロ入り後最多123球を投げ、八回途中1失点、7奪三振。チームの連敗を3で止め「絶対に自分で止めるという強い気持ちで向かった。尻上がりに良くなり、自分の中でいい感覚をつかんで投げ続けることができた」と胸を張った。一回に先制を許すも、味方が直後に逆転。五回からは3回連続三者凡退と立ち直った。昨年5月から続く横浜スタジアムでの10連勝は遠藤一彦氏(1984―85年)以来、開幕投手による開幕4連勝も1989年の斉藤明夫以来で2つの球団記録に並び「球団の歴史に名を刻むことができたのは僕の人生で一つ大きなこと」とかみしめた。開幕から金曜日に、好投手と投げ合い続ける左腕。10日の前回登板も116球を投じた。交代浴、細胞の動力であるミトコンドリアを活性化させるハイチャージ療法、DENBA社製の健康空間電位マットを自ら調達するなど疲労回復には余念なく取り組む。自覚十分にマウンドに立ち続けて、リーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。登板前日。「クオリティースタート(QS=先発で6回以上、自責点3以下)では周りの方々にも満足してもらえない。エースになるために、ハイクオリティースタート(HQS=先発で7回以上、自責点2以下)を僕の中では掲げてやっていきたい」と宣言した通りの快投。登板日は白いTシャツ、白い靴しか履かないなどこだわり続ける白星を積み重ね、不動のハマのエースへまた一つ歩みを進めた。(浜浦日向)
◆「ハマのエース左腕」には、共通する感覚がある。東は練習中、左手にボールを握りながらランニングを行う。自身もいつ始めたか覚えていない癖だ。「この握り、しっくりきそう、みたいな発見があるので」。リーグ最多の16勝を挙げた昨季の飛躍を遂げるきっかけとなった変化量の大きいスライダーも、そこから誕生した。実は、昨季までDeNAのエースを担い、今季から米大リーグのカブスに移籍した今永も、同様にボールを握って走っていた。キャッチボールの相手を務めていた東は「たぶん一緒です。そういう話をしたときに発見というか、〝先発あるある〟じゃないですかね」と笑顔で明かした。メジャーで開幕5連勝をマークする先輩に負けじと、日本で開幕4連勝を飾った東は「試合後には『ナイスピッチ』という連絡も取っているし、今永さんの活躍は僕の中ですごく刺激になっている。負けたくないし、追いつけるように、とずっと意識している」と言い切った。たとえ距離は離れても、サウスポーの絆は固い。(浜浦日向)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
20 | 16 | 4 | 0.556 (↓0.015) | - (-) |
103 | 131 (+2) | 115 (+4) | 22 (-) | 13 (-) |
0.227 (↓0.001) | 2.300 (↓0.05) |
2 (-) |
巨人 |
21 | 17 | 3 | 0.553 (↓0.015) | 0 (-) |
102 | 101 (-) | 96 (+2) | 19 (-) | 21 (+1) |
0.227 (↓0.001) | 2.210 (-) |
3 (-) |
広島 |
16 | 15 | 4 | 0.516 (↑0.016) | 1.5 (↑1) |
108 | 91 (+2) | 84 (-) | 12 (-) | 14 (-) |
0.227 (-) | 2.340 (↑0.07) |
4 (-) |
ヤクルト |
17 | 19 | 2 | 0.472 (↑0.015) | 3 (↑1) |
105 | 150 (+4) | 127 (+2) | 29 (+1) | 15 (-) |
0.248 (↑0.001) | 3.170 (↑0.09) |
5 (1↑) |
DeNA |
17 | 20 | 1 | 0.459 (↑0.015) | 3.5 (↑1) |
105 | 119 (+2) | 143 (+1) | 15 (-) | 22 (+2) |
0.239 (↑0.001) | 3.380 (↑0.06) |
6 (2↓) |
中日 |
16 | 20 | 4 | 0.444 (↓0.013) | 4 (-) |
103 | 108 (+1) | 135 (+2) | 18 (-) | 7 (+1) |
0.243 (↓0.001) | 3.100 (↑0.02) |
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