オリックス(1対1)ロッテ =リーグ戦7回戦(2024.05.15)・沖縄セルラースタジアム那覇=
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ロッテ
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ORIX
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勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】ポランコ(6号・4回表ソロ)

  DAZN
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◆ロッテは4回表、ポランコのソロで先制に成功する。対するオリックスは0-1で迎えた9回、2死三塁から相手失策の間に走者が生還し、試合を振り出しに戻した。その後は延長戦に突入するも両軍の救援陣が無失点リレーを展開し、試合は規定により引き分けに終わった。

◆オリックスは今季2度目の引き分けとなった。球団8年ぶりの沖縄主催2連戦の2試合目。0-1とリードされた9回、2死三塁から西川の打球は二塁への平凡なゴロ。万事休すと思われたが、ロッテ藤岡がファンブルする適時失策で同点に追いついた。延長戦では11回に2死一、二塁のサヨナラ勝ちのチャンスを迎えながら、代打広岡が一邪飛に倒れた。結局、スコアが動かないまま12回が終了。先発のカスティーヨは昨季在籍したロッテと初対戦。来日後最長となる8回まで投げ、3安打に抑えた。4回のポランコの右越えソロによる1失点のみの好投だった。打線は過去3試合で各1点しか奪えず、3連敗を喫していた。この日も10安打を放ちながら相手のミスによる得点のみで、4試合連続1得点に終わった。

◆オリックスは延長戦3イニングを含めて計10安打を放つも、得点は9回2死から敵失による1点にとどまった。中嶋聡監督(55)はあと1本が出ない状況が続き「もうその言葉はいいでしょう」とさえぎった。今季2度目のドローで4連敗は阻止したが、4戦連続1得点と決定力不足は変わらず。指揮官は「まあ、どこで打つかじゃないですか。1本(安打が)出てといったところで、いい感じで打ってたのが、次の時にはもう全然っていう時もありますし」と嘆いた。▽オリックス阿部(12回1死一、二塁で登板。2死から小川に10球粘られたが右飛に抑え)「すごく粘る打者だと分かっていた。僕も粘り強く投げることができて良かった」▽オリックス宜保(地元沖縄で途中出場。10回に今季初安打も二塁を欲張りアウトになり、11回守備では失策)「いいところも悪いところも出た。自分の結果どうこうなくしたら、めちゃくちゃいい、最高な日だった。でももう少し応えられるように頑張りたい」

◆ロッテのスタメンが発表された。佐藤都志也捕手(26)が今季初の「3番・一塁」で出場。前日14日のオリックス戦は出場がなかったグレゴリー・ポランコ外野手(32)は4月20日の日本ハム戦以来となる「2番・左翼」となった。種市篤暉投手(25)が3勝目を目指して先発する。

◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が「2番・左翼」で出場し、四回に先制の6号ソロを放った。16打席ぶりの安打でもあり「いい球だったけど、よくボールを見てシンプルにスイングすることだけ考えて打ったで!パワー!」と満面の笑みで振り返った。直近3試合で安打を放つことができず、前日14日のオリックス戦はベンチ入りするも欠場。休養を経て2試合ぶりの先発で、力を取り戻した。フルカウントからオリックス先発、カスティーヨの136キロのフォークボールを一閃。高々と上がった打球は右翼席へと吸い込まれていった。左拳を握ってベンチに戻ると、お馴染みの「パワーポーズ」をみせて白い歯がこぼれた。

◆オリックスのルイス・カスティーヨ投手(29)が来日2年目で自己最長となる8回1失点と好投した。一回1死で四球を与えるも佐藤をニゴロ併殺に料理。四回にポランコに右翼席へソロを浴びたが、引きずることなくテンポよく腕を振った。 打線は再三のチャンスを作るも、得点できなかった。1点を追う三、四、七回にそれぞれ得点圏に走者を進めたが、いずれも後続が凡退。八回にも安打と敵失で無死二塁としたが、無得点に終わった。チームは試合前時点で3試合連続で1得点にとどまっており、好投する右腕を援護することができなかった。

◆オリックスは土壇場で追いつき、延長戦に突入した。 九回に安打と暴投などで2死三塁とし、西川の打球はボテボテのゴロ。万事休すかと思われたが、ロッテの二塁手・藤岡がファンブル。これが適時失策となって同点に追いついた。なおも2死二塁と好機は続いたが、頓宮が中飛に倒れて試合は延長戦に入った。

◆悩める主砲がお目覚めの一発だ。ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が四回に6号ソロ。16打席ぶりの安打が大きな先制弾となり、白い歯がこぼれた。「いい球だったけど、よくボールを見てシンプルにスイングすることだけ考えて打ったで! パワー!」試合前時点で出場した直近3試合連続で安打なし。状態を考慮されて前日14日のオリックス戦はベンチ入りしたが欠場した。休養を経て4月20日の日本ハム戦以来となる「2番・左翼」での出場で、ようやく力を発揮した。四回はカスティーヨの136キロのフォークボールを一閃。高々と上がった打球は右翼席へと吸い込まれていった。ベンチに戻ると、おなじみのパワーポーズをみせた。昨季は外野での先発は11試合のみで、打撃に集中するべくDHが主戦場だった。今季はソト(前DeNA)が加入したこともあって、すでに17試合に外野で先発出場。練習では入念にノックを受ける姿があり「毎日もっと良くなると思って練習をしていますし、外野でもっと出れるようにしたい。自分の野球人生でずっと守って打ってきたので、そっちのほうがリズムは取れる」と熱心に取り組んでいる。吉井監督も「評判ほどへたくそではない。アメリカにいるときは守備の方が評価高かった。彼も守るのが好きなんで、いいと思います」と評価する。守備から攻撃へ流れをもたらして、沖縄の地で復活のアーチを放った。この1点を死守するため必死の継投。種市は8回無失点の好投。1―0の九回は鈴木、沢村とつないだが、2死三塁から西川の平凡な二ゴロを藤岡がまさかのファンブルで同点に。延長では両チーム一歩も譲らず、試合はそのまま引き分けに終わった。

◆ロッテは4時間9分の接戦の末に今季2度目の引き分けとなった。四回にポランコの6号ソロで先制するも、その後は得点を奪うことができなかった。先発した種市は8回122球を投げて7安打無失点の力投。今季初の無四球投球をみせるなどしてオリックス先発のカスティーヨとの引き締まった投手戦となった。だが、1点リードの九回に2死三塁とされると西川のゴロを二塁手・藤岡がまさかのファンブルで、同点に追いつかれて延長戦に突入した。ロッテは延長十一回に2死一、三塁のチャンスを作ったが、荻野が右飛に仕留められて追加点を奪えず。それでも6人の投手リレーで、勝ち越しは許さずに踏ん張った。

◆オリックスが追い付き、延長十二回で引き分けた。0―1の九回2死三塁から失策で同点。十一回のサヨナラ機は逃した。ロッテは四回にポランコの6号ソロで先制。小刻みな継投で逃げ切りを図った九回に藤岡の拙守が痛かった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
24102 0.706
(↑0.009)
-
(-)
107151
(+7)
85
(+3)
23
(+1)
30
(-)
0.259
(↑0.001)
2.050
(↓0.02)
2
(-)
日本ハム
21141 0.600
(↑0.012)
3.5
(-)
107120
(+12)
106
(+3)
17
(+3)
31
(+3)
0.239
(↑0.008)
2.590
(↓0.01)
3
(-)
ロッテ
17182 0.486
(-)
7.5
(↓0.5)
106109
(+1)
123
(+1)
18
(+1)
13
(-)
0.238
(↓0.005)
3.040
(↑0.11)
4
(-)
楽天
16201 0.444
(↓0.013)
9
(↓1)
106125
(+3)
139
(+7)
13
(-)
28
(+1)
0.243
(↑0.003)
3.420
(↓0.1)
5
(-)
ORIX
15202 0.429
(-)
9.5
(↓0.5)
10697
(+1)
108
(+1)
14
(-)
14
(+1)
0.233
(↑0.001
2.500
(↑0.07)
6
(-)
西武
13240 0.351
(↓0.01)
12.5
(↓1)
10692
(+3)
133
(+12)
19
(-)
21
(-)
0.212
(↓0.001)
3.140
(↓0.25)