ソフトバンク(☆3対1★)日本ハム =リーグ戦7回戦(2024.05.08)・みずほPayPayドーム福岡=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
日本ハム
1000000001310
ソフトバンク
10010100X31000
勝利投手:石川 柊太(2勝0敗0S)
(セーブ:オスナ(0勝1敗9S))
敗戦投手:金村 尚真(1勝1敗0S)
  DAZN
チケットぴあ ソフトバンク戦チケット予約 日本ハム戦チケット予約
◆ソフトバンクは1点を追う1回裏、山川の適時打で同点とする。その後4回に三森の適時打で勝ち越すと、6回には栗原の犠飛で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・石川が6回3安打1失点の好投で今季2勝目。敗れた日本ハムは、打線が3回以降は無安打と振るわなかった。

◆ソフトバンクが2位日本ハムとの直接対決3連戦で3連勝を飾った。貯金「13」は今季最多。2位チームと5・5ゲーム差も今季最大となった。さらに日本ハム相手に通算999勝目。パ・リーグ6球団で各対戦カードの勝ち星が1000勝に到達したチームはまだなく、初の金字塔に王手をかけた。先発の石川が6回1失点の好投。約1カ月ぶりの先発登板で無四死球と抜群の安定感を見せた。打線は0-1の初回に4番山川が同点打。4回2死一、二塁で9番三森が勝ち越し打を放った。盤石のリリーフ陣で逃げ切り、今季3度目の4連勝。小久保監督が「交流戦前のポイントになってきそう」と話していた西武、日本ハムとの6連戦を4勝2敗で終えた。指揮官は「これは想定以上。僕の中ではこの6連戦は結構厳しい戦いになるという覚悟できたんですけど。貯金が増えるとは思ってなかったです」と振り返った。

◆日本ハムが今季初の同一カード3連敗を喫した。1回1死二塁から郡司裕也捕手(26)の左超え二塁打で先制も、その裏に追いつかれ、4回2死一、二塁で今季初先発の金村尚真投手(23)がソフトバンク三森に左前適時打を許し、勝ち越された。6回無死一、三塁では3番手で今季初登板の堀瑞輝投手(25)が、栗原に右犠飛を許し追加点を与え、点差を広げられた。2試合連続で初回に先制しながら逆転負け。首位ソフトバンクとのゲーム差は5・5差と広がった。

◆ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(29)が日米通算200セーブ目(日本45、米国155)を達成した。日米両方でセーブを記録した外国人投手で日米通算200セーブ以上は、ともに元ダイエーのゴセージ(日本8、米国310)、シグペン(日本20、米国201)に次ぎ3人目。過去2人は米国で200セーブ以上を記録した後に来日した。

◆/ピンクグラブと共に\幾多の試合を締めた証オスナが日米通算200Sを達成!?#プロ野球(2024/5/8)??ソフトバンク×日本ハム??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #sbhawks pic.twitter.com/WxiNoV2c59

◆日本ハムが今季初の同一カード3連敗を喫した。今季初先発の金村尚真投手(23)が4回2失点で今季初黒星。3番手で今季初登板の堀瑞輝投手(25)が栗原に右犠飛を許し追加点を与えた。打線は初回に先制点を奪ったが、3回以降はソフトバンク先発石川のテンポの良い投球に苦戦して無安打。7回以降も相手救援陣の前に無安打だった。2・5差の2位で臨んだ首位ソフトバンクとの3連戦だったが、ゲーム差は5・5差と広がった。試合後の新庄剛志監督(52)の一問一答は以下の通り。新庄監督 結果こうなったけど、まあ下向くことはないっす。まあシーズン長いですからね。成長した選手たちがこれからね、どんどんどんどん上を目指してね、いってくれると思うんでね。いきますよー。-金村の投球について新庄監督 75(球)めどで、ね。もうちょっと球数を少なく、もう1イニングぐらいいってくれてたらよかったんですけど。まあ2点で抑えたんでね、このすごいメンバーたちを...ハハハ。気は抜けないですからね、精神的にも。久々の先発で...でも、あんまり金村君は気にしなさそうですけどね。淡々と投げるタイプなんで。-次は100球ぐらい新庄監督 それはちょっと、もう1回聞いてみる。-打線が3回以降は無安打新庄監督 石川君ね、テンポ良くてね。打てそうで打てないってのが一番厄介なんですよ。フライあがるでしょ。あの経験、よくしましたね。でも(6回限りで)代えるんだもん。-中盤以降は早いカウントから打たされた新庄監督 打てそうなんすよ。-バットが出ちゃう新庄監督 出る。あれは別にね...逆もあるんすよ。ばっかばか打てるときもあるし。これは不思議なもんで。でも、仕掛けていかないと、どうなるかわからないからね。今日はちょっとフライ上がってしまいましたけど。-堀は昨日昇格し、今季初登板で1失点新庄監督 ストライクゾーンで攻めなさいとは言ったんですけど。ま、少しずつキレは戻ってきたんで。でも、本人が一番悔しいんじゃないですか。-10日からは2位ロッテと3連戦新庄監督 あんまり順位どうこうじゃないですけどね。「1戦1戦、戦っていく」...まあ、ありふれたトークなんですけど(笑い)。本当に、まあでも、ポイントの1つとして今日は大事でしたね。この3連戦。もう終わってしまったことなんで、選手たちも切り替えができるようになってきているんでね。で、ロッテ戦で3連敗したら...シュンとします(笑い)。大丈夫?

◆ソフトバンク三森大貴内野手(25)が勝ち越し打を含むマルチ安打で活躍した。同点で迎えた4回2死一、二塁。金村の7球目のカットボールを左前にはじき返した。「何とかタイムリーを打とうと集中しました。フルカウントから食らいついていくことができました」。6日の初戦は1号2ランを含む3安打4打点。チーム4連勝にバットで貢献した。「チャンスを生かす打撃ができてよかったです」。カード2度目のお立ち台に笑みがはじけた。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)が4試合連続打点で勝利に貢献した。0-1の1回2死三塁で同点の右前適時打。金村の内角球に詰まりながらもパワーで押し込んだ。「詰まりましたがいいところに落ちてくれました。結果的に追いつくタイムリーとなって良かったです」。12球団断トツの35打点目。9本塁打とともに2冠を走り続けている。

◆貫禄の13球だった。ソフトバンクの守護神、ロベルト・オスナ投手(29)が8日の日本ハム7回戦(みずほペイペイドーム)で今季9セーブ目を挙げ、日米通算200セーブを達成した。2点差の9回表。先頭の代打マルティネスをカウント1-2から137キロのチェンジアップで空振り三振に切った。さらに続く代打加藤豪はチェンジアップで左飛。最後は郡司を三ゴロに仕留めきっちり3人で締めた。19年には米アストロズで38セーブを挙げメジャーのセーブ王に輝いた。米145セーブ、来日3年目で45セーブを挙げ、節目の数字に到達した。記念のボードを手にし本拠地のスタンドに向かって頭を下げた。「本当にうれしい。一番は優勝することだが(セーブを挙げれば)チームの勝利に貢献できることだから、どんどん積み重ねていきたい」。小久保監督は春季キャンプでオスナを投手陣の「リーダー」に指名。「チームの優勝のためには何でもします」。理想の指揮官にアストロズ時代のダスティー・ベーカー監督を挙げていたが、今では小久保監督に厚い信頼を寄せている。頼れる守護神がさらにブルペン陣をけん引する。ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(29)が日米通算200セーブ目(日本45、米国155)を達成。日米両方でセーブを記録した外国人投手で日米通算200セーブ以上は、ともに元ダイエーのゴセージ(日本8、米国310)、シグペン(日本20、米国201)に次ぎ3人目。過去2人は米国で200セーブ以上を記録した後に来日した。

◆日本ハムが今季初めて同一カード3連敗を喫した。投手陣は10安打を浴びながらも3失点と粘ったが、打線が3回以降は無安打と沈黙。2・5差の2位で臨んだ首位ソフトバンクとの敵地3連戦は厳しい結果に終わった。この3連戦をシーズン序盤のポイントと位置付けていた新庄剛志監督(52)は「下を向くことはない」と長いシーズンを見据え、この屈辱からの逆襲に期待した。あっけなく2時間21分が過ぎ去った。敗戦後すぐに報道陣の前に現れた新庄監督は「まあ下向くことはないっす。シーズン長いですからね。成長した選手たちがこれからね、どんどんどんどん上を目指していってくれると思うんでね...いきますよー」。今季初の同一カード3連敗だが、前向きな言葉を並べた。相手ペースにのみ込まれた3連戦だった。3試合とも4番山川に要所で打点を挙げられ、勝てなかった。この日は先発石川にも苦戦。「石川君ね、テンポ良くてね。打てそうで打てないのが一番厄介なんですよ。フライあがるでしょ。あの経験、よくしましたね」。6回まで登板した石川の前に12個のフライアウトを奪われた。4回から6回までは計21球で攻撃が終了。積極的に仕留めにいった結果に新庄監督は「打てそうなんすよ。(バットが)出る。でも、仕掛けていかないと、どうなるかわからないからね」と打線を責めることはなかった。2・5差で始まった首位攻防3連戦は、終わってみれば5・5差に広げられた。「ポイントの1つとして今日は大事でしたね。この3連戦」と3タテを食らうことは避けたかったが、「もう終わってしまったことなんで」。10日からは0・5差と背後にいる3位ロッテと3連戦(エスコンフィールド)。やり返せるチャンスは必ず来る。その日に向けて、まずは本拠地での戦いから仕切り直す。【木下大輔】

◆ソフトバンクが2位日本ハムとの直接対決3連戦で3連勝を飾った。約1カ月ぶりの先発登板だった石川柊太投手(32)が6回1失点の好投で2勝目。貯金「13」は今季最多、2位チームと5・5ゲーム差は今季最大となった。さらにチームは日本ハム相手に通算999勝目。パ・リーグ6球団の各カードで初の1000勝に王手をかけた。4回は7球、5回は9球、6回は6球。石川が3イニング9打者をわずか22球で抑えた。「初回に点は取られましたけど、変に気負うことなく。いい球を投げるということに集中できたので良かったです」。そのテンポの速さは石川本来の姿。6回3安打1失点で2勝目を手にした。西武今井からアドバイスを受けたスライダーも試投した。「4~5球投げました。どれかは秘密です。いいじゃないですか。今井君のスライダー」。4月27日~29日の本拠地3連戦で教わったという。「より磨ければ武器になるかな」。石川には伝家の宝刀パワーカーブがあるが、さらに武器を増やしていくつもりだ。倉野1軍投手コーチも「いい曲がりをしていました。どんどんチャレンジしたらいいと思います」と太鼓判を押した。日程やブルペン事情で約1カ月ぶりの先発登板だったが、次回も先発起用が決まった。今年でプロ11年目、33歳を迎える。かつてベテラン和田との会話で「歳を取ってくると...」という話になった。年齢が増すごとにパフォーマンスを発揮するための準備力が問われる。2人で「やることが増えますね」と苦笑いした。そこで石川が優先順位を上げたことの1つが「呼吸」。正しい深呼吸を学び、骨盤や自律神経を整えて真のリラックスを求めたことがある。「今まではがむしゃらにやってきましたけど、こればっかりは」。投手陣の柱としての自覚は十分に持っている。この日の勝利でソフトバンクが金字塔に王手をかけた。日本ハム戦で通算999勝。パ・リーグ6球団で各対戦カードの勝ち星が1000勝に到達したチームはまだない。次の日本ハム戦は交流戦後の6月末。今季中の達成は間違いなさそうだ。今季3度目の4連勝、貯金13は今季最多、2位チームと5・5ゲーム差は今季最大となった。小久保監督が「交流戦前のポイントになりそうな気がする」と話していた西武、日本ハムとの6連戦を4勝2敗。指揮官は「想定以上。僕の中ではこの6連戦は結構厳しい戦いになるという覚悟できた。貯金が増えるとは思ってなかったです」と素直に喜んだ。さあ、このまま独走する。【只松憲】

◆ソフトバンクが2位日本ハムとの直接対決3連戦で3連勝を飾った。約1カ月ぶりの先発登板だった石川柊太投手(32)が6回1失点の好投で2勝目。貯金「13」は今季最多、2位チームと5・5ゲーム差は今季最大となった。さらにチームは日本ハム相手に通算999勝目。パ・リーグ6球団の各カードで初の1000勝に王手をかけた。以下小久保監督の一問一答-石川が6回1失点小久保監督 初回は1点奪われましたけど、そのあとは彼らしいテンポのいいピッチングでね。(先発が)1カ月ぶりとは思えない本当に落ち着いた投球だったと思います。-71球で継投策に小久保監督 1カ月ぶりというのもあるし、1週間前に3イニング投げたんでね。だから今日は6回でスパンと。どんな球数でも終わろうということで決めていました。-2位と5・5差小久保監督 いや...そんな差があると思ってない。だってまだ5月ですよ。ゲーム差とか順位とか消化した試合数とかほとんど見てないので分からないけど、ピッチャー陣がここまで順調に来てる。ピッチャー陣が頑張ってくれるから、しっかり落ち着いた攻撃ができていると言える。個々のコンディショニングの確認や把握に務めます。

◆今季初先発の日本ハム金村尚真投手(23)が、4回75球6安打2失点で降板した。1点リードの初回に1点を失い、4回にも失点。「(初回に)1点取ってもらいましたし、あそこでゼロ点でいったら流れは違ったと思う。本当に初回の入りは大切だなと改めて実感しました」。次回への課題として「うまくまとめようとしすぎた。(次は)1回1回大切にやっていければなと思います」と反省した。

◆ソフトバンクが4連勝。石川柊太投手がテンポ良く打ち取り、6回3安打1失点で今季2勝目を挙げた。0―1の一回に山川の適時打で追い付き、四回に三森の適時打で勝ち越した。日本ハムは打線が低調で、今季初の3連敗を喫した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
2292 0.710
(↑0.01)
-
(-)
110139
(+3)
77
(+1)
22
(-)
28
(-)
0.259
(↑0.002
2.020
(↑0.03)
2
(-)
日本ハム
16141 0.533
(↓0.019)
5.5
(↓1)
11289
(+1)
94
(+3)
12
(-)
22
(+1)
0.227
(↓0.004)
2.650
(↓0.02)
3
(-)
ロッテ
16151 0.516
(-)
6
(↓0.5)
11196
(-)
106
(-)
13
(-)
13
(-)
0.245
(-)
3.010
(-)
4
(-)
ORIX
15181 0.455
(↓0.014)
8
(↓1)
10994
(+1)
99
(+4)
14
(+1)
13
(-)
0.233
(-)
2.410
(↑0.01)
5
(-)
楽天
14171 0.452
(↑0.019)
8
(-)
111102
(+4)
121
(+1)
11
(-)
23
(-)
0.235
(↑0.003)
3.490
(↑0.08)
6
(-)
西武
11210 0.344
(-)
11.5
(↓0.5)
11178
(-)
101
(-)
18
(-)
20
(-)
0.203
(-)
2.710
(-)