ソフトバンク(☆2対1★)日本ハム =リーグ戦6回戦(2024.05.07)・みずほPayPayドーム福岡=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789101112
日本ハム
1000000000001500
ソフトバンク
000100000001X2821
勝利投手:ヘルナンデス(1勝0敗0S)
敗戦投手:矢澤 宏太(0勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】山川 穂高(9号・4回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ソフトバンク戦チケット予約 日本ハム戦チケット予約
◆ソフトバンクがサヨナラ勝利。ソフトバンクは1点を追う4回裏、山川のソロで同点とする。そのまま迎えた延長12回には、無死満塁から代打・周東が犠飛を放ち、試合を決めた。投げては、5番手・ヘルナンデスが来日初勝利。敗れた日本ハムは、6番手・矢澤が振るわなかった。

◆今季の日本ハム山崎福也は5試合先発して3勝1敗、防御率2・10。打者130人と対戦して被打率2割1分8厘を残すが、3~5番のクリーンアップに38打数5安打、被打率1割3分2厘の好成績を残している。許した長打は3、5番打者から1本ずつの2本だけで、4番打者には長打はおろか、13打数0安打と、まだ安打を打たれていない。好調な山崎がソフトバンクの強力な中軸を抑え込めるか。

◆日本ハム野村佑希内野手(23)が今季初打点を挙げた。1回2死一、二塁、1ストライクからソフトバンク先発有原の高めストレートを捉え、右前に運んだ。二塁から郡司が生還し、野村は今季出場10試合目で初のタイムリー。「ツーアウトからのチャンスだったので、思い切っていきました。谷内さん(内野守備走塁コーチ)のおかげです」とコメントした。6日に1軍再昇格し、いきなり猛打賞。これで3打席連続安打と好調をキープしている。1回裏の左翼の守備では、1番今宮の打球をフェンスに激突しながらキャッチするなど、先発の山崎福也投手(31)を攻守で援護している。

◆こよいも福岡で「きつねダンス」が披露された。2回表終わりに、6日から福岡出張中の日本ハムの公式チア「ファイターズガール」とマスコットのフレップがソフトバンクの公式チア「ハニーズ」とともにグラウンドへ登場。ルーフオープンデーのこの日は、まだ明るい空の下で特別コラボの「きつねダンス」が披露された。連日の特別演出にX(旧ツイッター)では「きつねの時間だああああああああああああああ」「あれ、みずペイできつねダンスやったのか」「なんの違和感もなくきつねダンススルーしちゃったけど、ここPayPayやん!ww」などの投稿があった。

◆ドーム球場で「場外ホームラン」コール応酬が繰り広げられた。1回表の日本ハムの攻撃では4番マルティネスに対して、左翼側に陣取る日本ハム応援団から「場外ホームラン、マルティネス!」と声援が送られた。1回裏のソフトバンクの攻撃では4番山川に対して、右翼側に陣取るソフトバンクファンから「場外ホームラン、山川!」と声援が送られた。みずほペイペイドームで普段は聞こえてこない「場外ホームラン」コールの理由は、この日がルーフオープンデーのため。屋根が開いた状態でナイターが始まり、両軍のファンが両軍の4番に対して特別な「場外ホームラン」コールで鼓舞した。6回表終了後から屋根は締まり始める予定。それまでに場外ホームランは飛び出すのか...注目だ。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)が2戦連発の9号ソロを放った。0-1の4回先頭、日本ハム山崎のカーブを逆方向の右翼ホームランテラスに運んだ。前日6日の同戦は2打席連続本塁打。2試合で3本塁打の量産態勢だ。打点34は12球団断トツ。「しっかりと引きつけて強いスイングができました。逆方向にいいバッティングができたと思います。追いつく1本になって良かったです」32試合で9本塁打はシーズンに換算すると約40発ペース。自身4度目の40本塁打超えに期待がかかる。

◆ソフトバンク有原航平投手(31)が通算1000投球回に到達した。史上368人目。試合前時点で達成まで5回2/3としていた。有原は広陵-早大を経て14年ドラフト1位で日本ハムに入団。20年オフにポスティングでレンジャーズへ移籍し、23年にソフトバンクへ加入した。通算1000投球回=有原(ソフトバンク) 7日の日本ハム6回戦(みずほペイペイドーム)の6回、上川畑を二ゴロに仕留めて達成。プロ野球368人目。初投球回は日本ハム時代の15年5月15日のオリックス10回戦(札幌ドーム)。

◆俳優の中村倫也(37)がセレモニアルピッチを務めた。7月7日~8月2日に博多座で行われる「2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』」に出演する縁もあり、人生初というセレモニアルピッチに挑戦。44周年にちなんで背番号「44」を着用し、見事にノーバウンド投球を披露した。中村は「背番号は勝手に決まってました。僕にだって好きな番号はあるんですけどね」と冗談交じりに笑顔。直前には和田毅投手(43)からアドバイスをもらったという。「改めてすごいなと思ったのは、あの観客の中、指先1つで勝負が変わる職業じゃないですか、あそこ(マウンド)に立つ人は。本当に尊敬の念を改めて。いい経験をさせてもらいました」と振り返った。公演については「7月7日、七夕の日から博多座でバサラオという演劇が上演されます。結構いいものになると思っております。これを機会に、これまで演劇を見たことがないよっていう人も見ていただけたら。知り合いや恋人、遠い親戚とかを15人ぐらい誘って来ていただけると非常にうれしいです」と呼びかけた。

◆日本ハムが、5月1日西武戦以来今季2度目のサヨナラ負けで、首位ソフトバンクとのゲーム差が4・5差に広がった。1-1の同点で迎えた延長12回、2戦連投となった6番手の矢沢宏太投手(23)が無死満塁から、ソフトバンク周東に左犠飛を許し、敗れた。前日6日は4-9で敗れ10カードぶりに初戦を落としており、カード初戦からの2連敗は今季初となった。

◆/リプレイ検証の結果は...\緒方理貢が俊足飛ばし生還??周東佑京の犠牲フライでホークスがサヨナラ勝ち?????プロ野球 (2024/5/7)??ソフトバンク×日本ハム??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/lTnR0b9udS

◆ソフトバンク2年目のダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(27)が来日初勝利を手にした。延長12回に登板。先頭水野を152キロの直球で空振り三振。代打レイエスに四球を与えたものの、続く松本剛を二ゴロ併殺に仕留めた。チームは直後に周東の決勝犠飛でサヨナラ勝ち。11球で白星が転がり込んだ。「いい感じで投げられていた」。ゲームセットの瞬間は笑顔で歓喜の輪に加わった。

◆ソフトバンクは白星を手にすることはできなかったが、先発有原航平投手(31)が8回116球を投げ1失点(自責0)の粘投をみせた。初回2死から味方のエラーをきっかけに1点を失ったものの、その後は無失点に封じた。「初回の味方のミスをカバーすることができなかったのが申し訳ない。2回以降は何度も野手の方に助けてもらい、8回まで投げきることができた」。プロ野球368人目となる通算1000投球回も達成。「3つの四球は反省して次も頑張ります」。次回こそ古巣日本ハムから初白星を挙げる。通算1000投球回=有原(ソフトバンク) 7日の日本ハム6回戦(みずほペイペイドーム)の6回、上川畑を二ゴロに仕留めて達成。プロ野球368人目。初投球回は日本ハム時代の15年5月15日のオリックス10回戦(札幌ドーム)。

◆首位ソフトバンクが今季4度目のサヨナラ勝利を飾り、2位日本ハムとの直接対決で連勝した。1-1の延長12回無死満塁で周東佑京内野手(28)が左翼に決勝犠飛。休養などで2試合連続スタメンから外れた"切り札"が試合を決めた。4回には山川穂高内野手(32)が12球団トップの9号同点ソロ。投げては5投手が1失点リレーだ。貯金は今季最多タイ「12」。2位日本ハムとのゲーム差を4・5に広げた。ソフトバンクがベンチ入り野手16人を使い切り、勝った。試合を決めたのは周東だ。休養などで2試合連続スタメンから外れていたリードオフマン。1-1の延長12回無死満塁、代打で登場し、決勝犠飛。日本ハム矢沢の真ん中ストレートを左翼へ運び、三塁走者の緒方を生還させた。「ホームゲッツーが最悪なので、それはないように。外野フライを打とうと思いました。(緒方)理貢が三塁ランナーだったので、ある程度浅くても勝負をかけられると思った。フライを上げて理貢に任せようと思いました」勝利が決まると、直前に安打でつないだリチャードから体を持ちあげられ、グルグルと回された。今季4度目のサヨナラ勝利。2位日本ハムに連勝し、ゲーム差は今季最大の4・5。貯金「12」は同最多タイまで積み上げた。4番の1発が大きかった。0-1の4回に山川が右翼に同点ソロ。12球団トップの9号、2試合連続アーチで試合を振り出しに戻した。「逆方向にいいバッティングができたと思います」。打数を本塁打で割った本塁打率12・28は現役選手で断トツ。約13打数に1回は本塁打を放っているという計算だ。歴代でも王、バース、ブライアント、ペタジーニ、ウッズに次ぐ本塁打率の高さ。前日6日には2打席連発を放っており、2戦3発の事実にうなずける。そして小久保監督が最もうなずいたのは投手陣だった。先発の有原が8回1失点ながら自責は0。オスナ、松本裕、藤井、ヘルナンデスのリリーフ陣は無安打無失点リレーでつないだ。指揮官は「今日勝てたのはピッチャー陣のおかげです。野手は最後に勝ち越しはしましたけど、苦しいところをピッチャー陣がしっかり12回までつないでくれた。それが勝因」とほめたたえた。この日の勝利で日本ハムとの対戦成績が3勝2敗1分けになった。現時点でパ・リーグ5球団全てに勝ち越している。4年ぶりのリーグ優勝奪回に向け、ソフトバンクが首位を快走している。【只松憲】

◆首位ソフトバンクが今季4度目のサヨナラ勝利を飾り、2位日本ハムとの直接対決で連勝した。1-1の延長12回無死満塁で周東佑京内野手(28)が左翼に決勝犠飛。休養などで2試合連続スタメンから外れた"切り札"が試合を決めた。4回には山川穂高内野手(32)が12球団トップの9号同点ソロ。投げては5投手が1失点リレーだ。貯金は今季最多タイ「12」。2位日本ハムとのゲーム差を4・5に広げた。小久保監督の主な一問一答は以下の通り。-12回の攻撃は小久保監督 (直前の野村勇が)歩かされたらリチャードにバントをさせるつもりはなかった。今日は前の打席も含めて3ボールから打てのサインを出しましたしね。アイツに行ってみろって感じでしたけど、よく(安打で)つなぎましたよね。-有原が8回自責0小久保監督 言うことないでしょう。初回も3人で終わるところが(栗原の)イージーミスで1点取られましたけども、自責も0。一番安定して長いイニングを投げられるピッチャーは、ホークスでは断トツで有原ですね。-山川が9号ソロ小久保監督 山崎福也はなかなか打てそうで打てない。彼らしいピッチングスタイルをもう確立してる。カーブを反対方向に引きつけて打った山川にしては珍しいホームランだったんじゃないかなと思いました。

◆日本ハム先発の山崎福也投手(31)が、7回92球を投げ5安打1失点とまとめたが、4勝目はつかめなかった。1点リードの4回、先頭山川に右越えソロを許すも、失点はその1点のみ。最少失点でとどめ「1発が余計。チームを勝たせないといけないので残念でしたけど、またチームが勝てるように切り替えていきます」と次を見据えた。みずほペイペイドームの屋根が開放された状態での登板は初。「昨日の試合を見た限り(先発の)北山も汗をかいていたので逆に涼しかった。その点は良かった。打球は変わったところがあったのかなと思います」と感想を口にした。延長12回に同じ左腕で2年目の矢沢がサヨナラ打を許したが「(先頭の)近藤くんの(二塁打にされた)球も全然いい球でした。まだまだ若い選手なので、いろんな経験をして頑張ってほしい」と成長を期待した。

◆日本ハム野村佑希内野手が出場10試合目で今季初打点を挙げた。1回2死一、二塁のチャンスで、この日チーム唯一の適時打となる先制右前打。3回1死でも左前打と、2夜連続の複数安打を記録した。1軍復帰した6日から2試合で7打数5安打1打点と当たっており「結果を出すためにやってきている。出来なかったらファームに落ちる。しっかりポジションをつかみ取りたい」と強い口調で話した。

◆日本ハムが今季2度目のサヨナラ負けを喫し、首位ソフトバンクに連敗した。新庄剛志監督(52)は1-1で迎えた延長12回にプロ初連投となる矢沢宏太投手(23)をあえて投入も、無死満塁のピンチを背負って最後は代打周東に犠飛を打たれた。総力戦となった一戦を落として7カードぶりの負け越しが決まったが、指揮官は「誰のせいでもないです」と悔いはなし。今カード最終戦の8日に一矢報いる。3時間47分の激闘を終えたばかりの新庄監督は、最後まで必死に戦い続けた選手たちをたたえた。新庄監督 いや、今日はもう精いっぱい戦いました。ああいう結果になりましたけど、誰のせいでもないです。いい戦いでした。ルーフオープンデーだった、みずほペイペイペイドーム。開いていた屋根が完全に閉じてから約2時間後の結末は、日本ハムにとって無情だった。プロ初の連投となった矢沢が延長12回にサヨナラ犠飛を許した。ただ、あえて最後に投打二刀流の2年目左腕をマウンドに送った新庄監督に後悔はない。「いい経験したと思いますよ。打った方が、うまかった」。先頭の近藤には、外角低めの151キロ直球を左翼線へ運ばれる二塁打。制球も球威もよかったが、ただ相手が上だった。こうした経験をさせた理由は「いいピッチャーになると思うのでね」。今後に期待しているからこそ、この日の結果で責めることはなかった。プロ初黒星となった矢沢も悔しさを押し殺して言葉を絞り出した。矢沢 いいバッターが並ぶ打線なんで、そう簡単にはいかないなっていう感じです。うまくヒットを打たれましたし、しっかり犠牲フライもあそこまで飛ばされた。もっと厳しいボール、いけたかなと思います。ここで投げられたってことはすごいありがたいことだと思うので、これを生かしていきたいなと思います。今季初めてカード初戦から連敗となったが、まだ貯金3の2位。この黒星が、ここから多くの白星のきっかけになればいい。【木下大輔】

◆ソフトバンクの山川が2試合連続の本塁打となる9号ソロを放った。0―1の四回、山崎の外角低めの曲がり球を振り抜く。きれいな弧を描いた打球は、右越えへと吸い込まれ「しっかりと引きつけて強いスイングができた。いい打撃」と言葉が弾んだ。新天地での3、4月は計6本塁打に29打点と好スタートを切った。それでも「苦しかった割に何とかできた」と言う。本拠地での試合後は、室内で打撃練習を行うのが恒例だ。「何が良かったのか、悪かったのかの確認は絶対に必要。練習がいい時間になる」と、現状に満足しない姿勢が結果に表れている。

◆ソフトバンクがサヨナラ勝ちし、3連勝とした。0―1の四回に山川のソロ本塁打で追い付き、1―1の延長十二回無死満塁から周東の犠飛で決着をつけた。ヘルナンデスが来日初勝利。日本ハムは矢沢がプロ初黒星を喫した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
2192 0.700
(↑0.01)
-
(-)
111136
(+2)
76
(+1)
22
(+1)
28
(-)
0.257
(↓0.002)
2.050
(↑0.09)
2
(-)
日本ハム
16131 0.552
(↓0.019)
4.5
(↓1)
11388
(+1)
91
(+2)
12
(-)
21
(-)
0.231
(↓0.004)
2.630
(↑0.04)
3
(-)
ロッテ
16151 0.516
(↑0.016)
5.5
(-)
11196
(+6)
106
(+1)
13
(-)
13
(-)
0.245
(↑0.004)
3.010
(↑0.06)
4
(-)
ORIX
15171 0.469
(-)
7
(↓0.5)
11093
(-)
95
(-)
13
(-)
13
(-)
0.233
(-)
2.420
(-)
5
(-)
楽天
13171 0.433
(-)
8
(↓0.5)
11298
(-)
120
(-)
11
(-)
23
(-)
0.232
(-)
3.570
(-)
6
(-)
西武
11210 0.344
(↓0.011)
11
(↓1)
11178
(+1)
101
(+6)
18
(+1)
20
(+2)
0.203
(-)
2.710
(↓0.11)