西武(★0対4☆)ソフトバンク =リーグ戦9回戦(2024.05.05)・ベルーナドーム=
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ソフトバンク
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西武
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勝利投手:東浜 巨(2勝0敗0S)
敗戦投手:隅田 知一郎(2勝2敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(4号・4回表ソロ)

  DAZN
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◆ソフトバンクが連敗を止めた。ソフトバンクは初回、山川の適時二塁打で先制する。その後は4回表に柳田のソロ、7回には柳田の2点適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・東浜が5回無失点で今季2勝目。敗れた西武は、打線が6安打無得点とつながりを欠いた。

◆/全国の子供達へ贈るフルスイング\豪快という言葉がよく似合う柳田悠岐がソロホームラン?プロ野球 (2024/5/5)??西武×ソフトバンク??Live on DAZN#DAZNプロ野球#sbhawks pic.twitter.com/hmUn3EPwDe

◆西武は今季4度目の完封負けを喫し、連勝は3で止まった。先発左腕の隅田知一郎投手(24)は、1回2死一塁から、4番山川にレフトへの先制適時二塁打を打たれた。4回には先頭の3番柳田に右翼ポール際へソロアーチを献上するなど、7回途中7安打4失点で、今季2敗目を喫した。「7回、ピンチの場面でも、3アウトを取るまで投げ切りたかった。悔しいです」と振り返った。打線は4回に満塁のピンチをつくるも、9番長谷川信哉外野手(21)が三ゴロに凡退し無得点に終わるなど、4度得点圏に走者を置くもホームを踏むことはできなかった。4番ヘスス・アギラー内野手(33)はソフトバンクとの3連戦で13打席無安打5三振と、当たりが止まっている。その中でも打線について松井稼頭央監督(48)は「なんとか後ろ後ろにつないでいく意識は良くはなってきている」と言った。6日、7日はロッテと2連戦(ZOZOマリン)。今季4戦全敗の相手だが、気持ちを切り替えて、敵地に乗り込む。

◆ソフトバンク東浜巨投手が粘りの投球で2勝目を手にした。西武打線を相手に5回97球を費やしたものの散発4安打無失点で切り抜けた。「球数が多くなり、5回までしか投げられなかったのは反省点です。もう少し長いイニングを投げなければいけなかった」。シーズンを通して先発ローテを守り抜く目標を掲げているだけに、5回降板には納得できなかったが、再三のピンチもしっかり切り取った。得点圏に走者を置いたのが3度。2点差の4回裏には安打と2四球で2死満塁としたが長谷川を自慢のシンカーで三ゴロに仕留めた。「走者を出しながらではありましたが、無失点で抑えることができたし、勝っている状況で中継ぎにバトンを渡すことができたのはよかったです」。今季2勝はともに西武から挙げた。対西武の通算成績もこれで15勝7敗。長いイニングを投げきれず、破顔一笑とはならなかったが、粘りの投球でレオキラーぶりを十分に発揮した。

◆ギータが「こどもの日」に特大弾をかっ飛ばした。ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が4回に確信の4号ソロ。西武隅田の初球を一振りで仕留めた。7回には1死満塁でダメ押しの中前2点適時打。ちびっ子たちに夢を与える3安打3打点の活躍だった。チームは14年から2分けを挟み、こどもの日は8連勝。連敗を3で止め、貯金を再び両リーグ最多の10に戻した。鋭いインパクト音を残し、勢いよく右翼ポール際へ伸びていく。どこまで飛んでいくのか...。柳田は豪快なフォロースルーを決め、あとは打球の行方を見届けるだけだった。「たくさん子どもたちも来ていたので。いいスイングができた」。背番号9に子どもたちの視線はくぎ付け。貫禄十分にダイヤモンドを周回した。1-0の4回無死。隅田の初球だった。内角直球をフルスイングした。「完璧です」。手に残った感触も文句なし。確信の4号ソロを右翼席上段へ突き刺した。こどもの日での1発は18年以来で自身3本目。初回は内野安打で出塁し、先制のホームへ頭から飛び込んだ。チーム最年長の野手が走塁でもハッスルプレー。球場に足を運んだキッズの目にも元気なギータの勇姿が焼きついた。敵地でヒーローとなり「野球を始めてほしいです。皆さん野球をしましょう!」。同日は14年から2分けを挟み、無傷の8連勝となった。試合も決定づけた。7回1死満塁。本田の外角低めチェンジアップをしぶとく中前へ運び、ダメ押しの2点タイムリー。今季4度目となる3安打の固め打ち。試合前時点では14打席ノーヒットも、復調を印象づける快打ぶり。打率も再び3割台に復帰した。「いいスイングができた時は結果が出やすい。その確率を上げていきたい」。慢心はなく、好調を維持していく。柳田が3安打3打点の大活躍を見せれば、山川は初回に先制適時二塁打を放った。近藤は6回に中越え二塁打。直近2試合でクリーンアップが22打数1安打と沈黙も、中軸トリオに快音が戻った。小久保監督は「みんなが主力が『打たん』って言うから怒ったんじゃないですか」。チームも連敗を「3」で止め、貯金を再び両リーグ最多の「10」とした。6日からは本拠地で2・5ゲーム差の2位日本ハムを迎え撃つ。打つべき人が打って一気の首位固めを狙う。【佐藤究】阪神とソフトバンクが勝ち、ともに5月5日のこどもの日は8連勝。こどもの日の8連勝は55~63年西鉄、64~70年ロッテ(64年はダブルヘッダー連勝)に並ぶ最長となった。

◆ソフトバンクは14年から2分けを挟み、こどもの日は8連勝。連敗を3で止め、貯金を再び両リーグ最多の10に戻した。小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。-柳田はソロ本塁打、適時打と難しい球だった小久保監督 いやいや。しっかり活躍してくれたら点も入るし、そりゃ有利には進められますよね。-東浜は5回まで粘りの投球小久保監督 2回、3回で結構、球数は出てたんで。倉野コーチとは5回くらいかなとは話していた。6回のヘルナンデスが素晴らしいリリーフ。-東浜が今季2勝目小久保監督 評価の仕方は今年はだいぶ変えていますけど、先発は勝ち星がつくとうれしいでしょうから。良かったなと思います。-4点差でも8回に松本裕を投入小久保監督 今日は決めていました。明日のことは考えずに、連敗を止めにいくと考えていたんで。

◆ソフトバンクは4番山川穂高内野手(32)の一振りで主導権を握った。初回2死から柳田が内野安打で出塁。カウント0-2と追い込まれたが、隅田の甘く入ったチェンジアップを逃さなかった。左中間を割る先制のタイムリー二塁打だ。「(隅田とは)対戦も3回目。自分のスイングをしようと思った。甘くなったのをいけてよかった」。4試合ぶりの打点で計30打点はリーグトップを快走。「(主軸の)僕たちが打てばこういう試合になるのは多くなると思う。明日も早い段階で打点とかホームラン含めてしっかりやっていきたい」と納得の表情だった。

◆タレントの細川愛倫(20)が、試合前に始球式を行った。捕手として西武やソフトバンクなどで活躍した父亨氏(44)が、サプライズで登場。捕手役を務め、投球は大きく三塁側にそれたが最後はしっかりと父のミットにボールは収まり、大役を務め上げた。登板後「ストライクを入れたかったんですけど、変なとこへそれちゃって悔いが残っています。でも楽しく投げられました。お父さんの姿はあまり見てなくて、だからそれちゃったんですけど。今日急きょ、お父さんがキャッチャーになることが決まって、びっくりと同時にうれしかったです」と笑顔をみせた。

◆ソフトバンクが連敗を3で止めた。一回に山川の適時二塁打で先制。柳田が四回に4号ソロ、七回には2点適時打を放った。5投手で無失点リレーし、再三ピンチで粘った東浜が5回を投げて2勝目。西武は連勝が3でストップした。

◆西武の隅田は6回?を4失点で2敗目を喫した。一回2死一塁で山川を追い込みながらも変化球が浮き、先制二塁打を許した。四回は柳田に特大のソロを浴び、0―2の七回は1死二、三塁で降板。「3アウトを取るまで投げきりたかった。悔しい」と肩を落とし、救援が走者をかえして試合の大勢が決まった。今季初登板から2戦2勝した後、白星から遠ざかる。松井監督は「球自体は非常に良かった。(柳田の一発は)相手がうまいこと打ったと思う」と前向きに評した。(ベルーナ)

◆ソフトバンクの東浜は、早くも今季3度目の西武戦で相手打者に対応されながらも粘った。5回無失点で2勝目を挙げ「走者を出しながらではあったが、勝っている状況で中継ぎにバトンを渡せた」と息をついた。三回以外は毎回の出塁を許す苦しい展開だった。2―0の四回は安打と2四球で2死満塁を背負い、長谷川を得意のシンカーで三ゴロに打ち取った。六回以降は救援4投手の無失点リレー。「もう少し長いイニングを投げなければいけなかった」と反省も忘れなかった。(共同)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1992 0.679
(↑0.012)
-
(-)
113125
(+4)
71
(-)
18
(+1)
27
(+1)
0.257
(↑0.001
2.080
(↑0.07)
2
(-)
日本ハム
16111 0.593
(↑0.016)
2.5
(-)
11583
(+6)
80
(+3)
12
(-)
21
(+3)
0.232
(↑0.002)
2.440
(↓0.02)
3
(1↑)
ロッテ
14151 0.483
(↑0.019)
5.5
(-)
11382
(+4)
104
(+1)
11
(-)
12
(+2)
0.237
(↑0.001)
3.140
(↑0.08)
4
(1↓)
ORIX
14171 0.452
(↓0.015)
6.5
(↓1)
11189
(+3)
93
(+6)
12
(-)
13
(+1)
0.234
(↑0.001)
2.430
(↓0.02)
5
(1↓)
楽天
13161 0.448
(↓0.016)
6.5
(↓1)
11396
(+1)
116
(+4)
11
(+1)
23
(+2)
0.234
(↓0.002)
3.650
(↓0.01)
6
(-)
西武
11190 0.367
(↓0.012)
9
(↓1)
11376
(-)
87
(+4)
16
(-)
18
(+2)
0.204
(-)
2.480
(↓0.05)