楽天(★1対4☆)ロッテ =リーグ戦9回戦(2024.05.05)・楽天モバイルパーク宮城=
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ロッテ
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楽天
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勝利投手:小島 和哉(3勝3敗0S)
敗戦投手:岸 孝之(1勝3敗0S)

本塁打
【楽天】石原 彪(2号・3回裏ソロ)

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◆ロッテは初回、1死三塁から角中の犠飛で先制に成功する。その後は2回表に中村奨の適時打、5回には角中の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・小島が9回5安打1失点の完投で今季3勝目。敗れた楽天は、打線が5安打1得点と振るわなかった。

◆夢グループの石田重広社長(65)が始球式を行った。「YUMEGROUP 71」のユニホームを着用し、捕手石原のミットめがけてワンバウンドで投げ込んだ。同社長は東北高(宮城)野球部出身で甲子園出場はかなわなかったが、投手としてプレー。この日のために猛特訓してきたという。石田社長は「もう悔しい。何が悔しいか。このマウンドが滑ることを忘れていた。で、スパイクじゃなかった。この靴が滑ったがために結果はダメでございましたけども、人生なんてこんなものかなと思って。でも、すっきりしています。うれしいです」と振り返った。

◆/仙台にドカベン降臨\プロ8年目で本拠地初石原彪がソロホームラン?プロ野球 (2024/5/5)??楽天×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#rakuteneagles pic.twitter.com/TsUGFEXK0t

◆楽天岸孝之投手(39)が、先頭の出塁からリズムを崩した。初回、1番岡に二塁打を許し、1死三塁から角中に先制犠飛を浴びた。2回は先頭ポランコの二塁打が起点となり、中村奨に中前適時打。5回も先頭友杉への四球が失点につながった。7回には2死から与えた四球が失点に直結。7回途中9安打4失点で今季(1勝)3敗目を喫した。岸は「(好投するロッテ)小島のピッチングを見てたら、あれ以上はってところで、ああいう取られ方は自分自身もですけど、チームの士気が下がるようなよくない取られ方かなと思います。ほんと申し訳ないと思います」と振り返った。打線は2点を追う3回に石原が本拠地自身初本塁打となる2号ソロを放ち反撃も、散発5安打で1得点にとどまった。チームは2連敗。今季3度目のカード勝ち越しを逃し、5位に転落した。

◆8年目の楽天石原彪捕手が、本拠地初アーチ&同初猛打賞で気を吐いた。2点を追う3回先頭。直球を捉え楽天モバイルパーク初本塁打となる2号ソロを左中間席へ運んだ。5回に中前打、8回は右前打と全方向に打ち分け「まぐれやと思います」とプロ2度目、同球場初の3安打をマークした。リード面では岸を勝利に導けず「反省するところは反省し、次の試合に向けて頑張りたい」と前を向いた。

◆ロッテ小島和哉投手(27)が105球で1失点完投し、3勝目を挙げた。「前回(4月12日)仙台で負けたので、やり返そうって気持ちで頑張りました」。今季2度目の完投勝利。無四球は21年10月以来、3年ぶりとなった。序盤は直球が走らず、吉井監督が常に継投策を頭に巡らせるような状態だった。スライダーに強弱をつけてカットボール、チェンジアップと変化球主体で組み立てた。中盤から真っすぐがよくなっていった。「いつもの感じではなくても、うまく9回まで投げられた。新しい攻め方だねと(佐藤)都志也とも話しました」。決して好調でなくても最後まで投げきれる。エース然とした空気をまとう。前日4日は30代野手を7人並べた"おじさん打線"で快勝した。今度は"おじまさん"の好投で2連勝。くしくも2日連続で「おじさんの日」となったが、左腕は「おもんな!今日は『こどもの日』です。あんまり邪魔しないように(笑い)」と報道陣に鋭くツッコミを入れた。幼少期は野球と水泳に並行して打ち込み、大会日程がかぶることから小5で野球を選んだ。「心拍や肩周りは水泳で強くなったのかなと思います。いい選択をしたと思います」。選んだ先でプロ野球選手の自分に会えた。チームは2カード連続の勝ち越しで、借金は1に減った。【鎌田良美】○...角中が2試合連続「3番右翼」で先発し、1安打2打点と貢献した。1回1死三塁では楽天岸のカーブを打ち上げて先制の左犠飛。1点リードの5回2死二塁では中前適時打で追加点を挙げた。4日にも3安打して、吉井監督から「おじさんに期待していました」と言わしめた36歳。「昨日、今日に関しては構えがいいです。感覚っすね。打撃練習の構えで『今日、状態いいな』って思いました」と振り返った。

◆ロッテは小島が緩急を使って本塁打による1点に抑え、今季2度目の完投で3勝目を挙げた。打線は2―1の五回に角中の適時打、七回に藤岡の適時打で1点ずつを加えて突き放した。楽天は岸が6回2/3を4失点で3敗目。

◆楽天の岸は6回2/3を9安打4失点で3敗目を喫した。本来の細かな制球力が影を潜めても四回まで2失点。しかし五回は先頭打者、七回は2死無走者からそれぞれ四球を与えたことをきっかけに追加点を許し「士気が下がるような取られ方。無駄なところが点につながった」と反省した。攻撃陣も小島の前に三回の1得点だけと苦しい展開だった。今江監督は「岸は何とか粘りながらやってくれたが、粘りきれなかった」と話した。(共同)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1992 0.679
(↑0.012)
-
(-)
113125
(+4)
71
(-)
18
(+1)
27
(+1)
0.257
(↑0.001)
2.080
(↑0.07)
2
(-)
日本ハム
16111 0.593
(↑0.016)
2.5
(-)
11583
(+6)
80
(+3)
12
(-)
21
(+3)
0.232
(↑0.002)
2.440
(↓0.02)
3
(1↑)
ロッテ
14151 0.483
(↑0.019)
5.5
(-)
11382
(+4)
104
(+1)
11
(-)
12
(+2)
0.237
(↑0.001
3.140
(↑0.08)
4
(1↓)
ORIX
14171 0.452
(↓0.015)
6.5
(↓1)
11189
(+3)
93
(+6)
12
(-)
13
(+1)
0.234
(↑0.001)
2.430
(↓0.02)
5
(1↓)
楽天
13161 0.448
(↓0.016)
6.5
(↓1)
11396
(+1)
116
(+4)
11
(+1)
23
(+2)
0.234
(↓0.002)
3.650
(↓0.01)
6
(-)
西武
11190 0.367
(↓0.012)
9
(↓1)
11376
(-)
87
(+4)
16
(-)
18
(+2)
0.204
(-)
2.480
(↓0.05)