楽天(☆12対1★)ロッテ =リーグ戦7回戦(2024.05.03)・楽天モバイルパーク宮城=
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ロッテ
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楽天
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勝利投手:早川 隆久(2勝3敗0S)
敗戦投手:西野 勇士(2勝3敗0S)

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(3号・5回裏2ラン)

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◆楽天は2回裏に辰己、小郷、村林の適時打で一挙4点を先制する。その後5回には浅村の2ランが飛び出すなど、終わってみれば15安打で12得点を挙げた。投げては、先発・早川が9回1失点8奪三振の完投で今季2勝目。敗れたロッテは、投打ともに振るわなかった。

◆楽天-ロッテ7回戦でスズメバチとみられるハチが襲来し、試合が一時中断するハプニングがあった。2回。先頭の楽天鈴木大が打席に入ると、数分間中断。ハチが一塁方向に飛んでいき、試合が再開されると、鈴木大が中前打を放つ。1死一塁からは背番号8の辰己が右翼線へ先制適時三塁打を放つなど一挙4点を先制した。ドジャース大谷翔平投手(29)が出場し、フェニックス(米アリゾナ州)で4月30日(日本時間5月1日)に行われたダイヤモンドバックス戦ではハチが大量発生し、1時間55分遅れで試合開始となった。「BEE DELAY(ハチによる遅延)」と発表されていた。

◆元乃木坂46秋元真夏(30)が始球式を行った。「MANATSU」と入った背番号31のユニホームを着て登場。セットポジションから捕手太田のミットめがけてワンバウンドで投げ込んだ。「2年前にこの同じ会場で投げさせていただいたんですけど、その時よりもちょっと緊張しました」。22年4月30日、人生初の始球式に臨み、中堅方向に投げそうになっただけに「ちゃんと間違わずにできてひと安心です」と笑った。楽天ファンでもある後輩の乃木坂46久保史緒里(22)からもアドバイスを受けたという。「『まず方向を間違わなければ十分』だということだったんですけど、その他にもこの位置から投げるといいとか、マウンドの説明とかもしてもらいました」。アドバイスが生きたようで「久保のことを思い浮かべながらできました」とうなずいた。この日は「アサヒスーパードライデー」。その記念として始球式が行われた。ビールが一番好きだそうで「スーパードライがおうちにいつもあります」と"酒豪"ぶりをアピール? した。

◆/晴天の仙台に集まったファンへ\2試合連続マルチ打点浅村栄斗が第3号ホームラン?プロ野球 (2024/5/3)??楽天×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#rakuteneagles pic.twitter.com/NO9qsXquI5

◆/このハグは感慨深い\早川隆久と太田光のバッテリー文句なしの9回1失点?プロ野球 (2024/5/3)??楽天×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#rakuteneagles pic.twitter.com/PT8EabAP1b

◆楽天が今季最多の15安打&12得点で快勝し、2連勝で3位に浮上した。2回、辰己涼介外野手(27)の先制三塁打を皮切りに村林一輝内野手(26)の2点三塁打などで4点を先行。5回には3番浅村栄斗内野手(33)が左翼席へ中押しの3号2ランを突き刺した。7回には太田光捕手(27)が走者一掃の3点適時二塁打を放つなど打者一巡で6得点とダメ押しした。投げては2週間ぶりの登板となった早川隆久投手(25)が、9回127球、6安打1失点8奪三振。プロ初完封した21年5月16日オリックス戦以来、約3年ぶり2度目の完投を飾った。「本当にバックの先輩方も心強いですし、ベンチの先輩方も温かく見守ってくれた。自分の投げやすいように投げられたので、本当に先輩方に感謝したいと思います」と振り返った。

◆ロッテが今季ワーストの12失点で楽天に大敗し、5位に転落した。打線は左腕早川を打ちあぐね、7回まで散発3安打で三塁を踏めなかった。8回1死二、三塁から藤岡裕大内野手(30)の二ゴロの間に1点かえし、完封を阻止したのがやっと。完投を許した。対してロッテ投手陣は15安打12失点の"投壊"だった。先発した西野勇士投手(33)は6回を今季自己最多の6失点。5回に浅村に2ランを浴びるなど、被安打8のうち半分が長打で、自身3敗目がついた。「先制点を与えてしまい、流れを持ってくることができませんでした...」と反省した。さらに2番手で7回に登板した西村天裕投手(30)は、1回を打者一巡の5安打6失点。2連続四球による押し出しもあった。防御率は8・38にはね上がった。吉井理人監督(59)は西村について「ずっとちょっと調子が悪いんで、1回抹消します」と再調整を命じた。

◆"仲直りの1勝"だ。楽天早川隆久投手(25)が、9回127球、6安打8奪三振1失点で約3年ぶりに完投。9回2死二、三塁、145キロ直球で田村を右飛に打ち取ると、マウンド付近で太田光捕手(27)と抱擁をかわした。早川は「球数も少なくいきましたし、ゲーム前からいいミーティングが光さんとできた。そこも良かったので、テンポ良くいけたのかなと思います」。今季最多12得点での3位浮上を演出した。一時はバッテリー間に亀裂が入った。前回登板の4月19日西武戦(ベルーナドーム)。太田と組んだ早川は3回までに5失点、4回から相棒が石原に代わると7回まで無失点と復調した。試合後には「自分は要求された球を投げた感じです」と太田のリードに不満を漏らすような発言をしていた。もともと翌週の登板予定がなかったことから登録抹消され、この日が2週間ぶりのマウンドだった。早川は西武戦翌日を含めて太田に2度謝罪し、自分の考えをすべてぶつけた上で「もう1度組ませてほしい」とお願いし、太田も快く受け入れたという。2人で上がったお立ち台で太田は「僕は捕るだけで、早川が初回からいいボールを投げてくれて、いい結果になりました」と左腕を称賛。「早川の良さを一番分かっているのは僕だと思います」と胸を張った。楽天は借金を1まで減らし、勝率5割、貯金生活も目前。2勝目(3敗)を挙げた早川は「もっと太田さんと勝ちを積み重ねていけたらと思います」。5月は連勝発進。開幕投手を務めた者としてチームを上昇気流に乗せる。【山田愛斗】

◆"幸運のハッチ"が楽天を強力援護した。0-0の2回裏の開始直前。スズメバチ1匹がグラウンドに襲来。試合が一時止まった。数分後に飛び立って再開されると、この回先頭の鈴木大が中前打。続く岡島が併殺崩れで1死一塁となったが、背番号「8」の辰己涼介外野手が5球目を右翼線にはじき返し、先制適時三塁打を決めた。さらに猛攻は続いて一挙4点を先行した。チームを勢いづけた「ハチ番」は、7回2死満塁でも四球を選び、8点目をもぎ取った。何かとハチに縁がある辰己は「いや、普段飼ってるケースから出てってもうて...。うちの家で飼ってるんですけど、妻と息子とハッチ(ハチの名前)が見に来てくれてたんで」と真顔で話した。「結構年頃で、最近は結構言うこと聞かんくなってきたんで」と悩み? も打ち明けた。米国では、ドジャース大谷が出場した4月30日(日本時間5月1日)のダイヤモンドバックス戦でハチが大量発生し、1時間55分遅れで試合が始まる「BEE DELAY(ハチによる遅延)」のハプニングが起きたばかり。この日は小休止を味方につけた。今季最多得点で快勝し、背番号「98」の今江監督は「初めてですよね。虫1匹でゲームが止まるって。逆に流れを持ってきてくれたのかなと思います」とハチに感謝した。【山田愛斗】

◆楽天は今季最多15安打&12得点で大勝し、3位に浮上した。投げては早川が9回6安打1失点。プロ初完封した21年5月16日オリックス戦以来、約3年ぶり2度目の完投を飾った。打線は浅村が1発含む2安打2打点、太田が2安打3打点などと爆発。今江敏晃監督(40)は「今日はたまたまかもしれないけど、(打線が)いい形でつながったと思います」とうなずいた。先制、中押し、ダメ押しと面白いように打線が機能した。2回1死一塁から辰己が先制三塁打を放つと、小郷が「魂の2打席目でいきました」と中前適時打。村林も「必死に食らいついて」と2点適時三塁打を決めた。5回には主砲浅村が「打ててよかったです」と左翼席へ3号2ラン。7回には太田が2死満塁から走者一掃の右越え二塁打を放つなど、打者一巡の猛攻で一挙6得点を奪った。チームは5月連勝スタートで通算成績を13勝14敗1分けとした。好リードと打撃で勝利に貢献した太田は「一番は守備で抑えられたのが一番大きいですけど、バッティングはシーズン1年間の中で結果を出せたらと思っているので、今日は久しぶりに打てて良かったです」と力を込めた。

◆楽天がともに今季最多15安打12得点と大勝した。楽天・早川隆久投手は球が走り、6安打1失点で3年ぶりの完投で2勝目。二回に辰己の適時三塁打などで4点先取し、五回は浅村の2点本塁打で突き放した。ロッテは西野が踏ん張れずに3敗目。

◆楽天は今季最多15安打12得点の猛打で早川の完投を後押しした。先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃に、今江監督は「いい形でつながった」と満足げだった。二回の楽天の攻撃前に、グラウンド上に大きな蜂が飛来し、しばらくプレーを待つアクシデントがあった。ただ、この回に4点を先取したとあって監督は「虫1匹でゲームが止まるって初めて。逆に流れをね、持ってきてくれたのかな」と目を細めた。

◆バッテリー問題を修復した。楽天・早川隆久投手(25)が6安打8奪三振で1失点完投。2勝目を挙げた。「(捕手の太田)光さんに、お願いしますと頭を下げた。本当にうまくコミュニケーションが取れて結果につながった」。八回に内野ゴロの間に1点を返されたものの、九回2死一、三塁のピンチで田村を右飛に仕留め、新人だった2021年に完封して以来、3季ぶりの完投勝利を飾った。太田とバッテリーを組んだ試合で配球の不満を繰り返し、今江監督から苦言を呈された。5回5失点だった4月5日のソフトバンク戦後に「投げたい球をなかなかくみ取ってくれない」と話し、同19日の西武戦では序盤に5失点し「球自体は悪くなかったと思う。自分は要求された球を投げた」と批判していた。この日は2人で好投。早川は、2安打3打点と打撃でも活躍した太田とお立ち台で並び「2週間前はいろいろとお騒がせしてすみませんでした」と後悔懺悔。春に起きた〝早川の乱〟は平定した。(広岡浩二)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1882 0.692
(↓0.028)
-
(-)
115117
(-)
66
(+1)
17
(-)
23
(-)
0.254
(↓0.004)
2.160
(↑0.03)
2
(-)
日本ハム
15101 0.600
(↑0.017)
2.5
(↑1)
11776
(+3)
74
(-)
12
(-)
18
(-)
0.228
(↓0.003)
2.420
(↑0.1)
3
(1↑)
楽天
13141 0.481
(↑0.019)
5.5
(↑1)
11595
(+12)
110
(+1)
10
(+1)
20
(+2)
0.238
(↑0.006
3.700
(↑0.1)
4
(1↓)
ORIX
13161 0.448
(↓0.016)
6.5
(-)
11383
(-)
86
(+3)
12
(-)
10
(-)
0.232
(↓0.003)
2.460
(↓0.02)
5
(1↓)
ロッテ
12151 0.444
(↓0.018)
6.5
(-)
11576
(+1)
103
(+12)
10
(-)
10
(-)
0.236
(↓0.002)
3.330
(↓0.33)
6
(-)
西武
10180 0.357
(↑0.024)
9
(↑1)
11571
(+1)
79
(-)
16
(-)
15
(-)
0.201
(↓0.002)
2.420
(↑0.09)